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表 を基本として 渓床勾配の区分に応じて 流木災害対策を中心とする配置計画の目安を示したものが図 である 治山事業においては 発生区域から堆積区域に至るまで 多様な渓流生態系の保全に留意しながら 森林整備と治山施設整備を可能な限り一体として実施していくよう留意する 図 6.1

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Academic year: 2021

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6-1

6.

森林整備や治山施設の配置、工種についての留意事項

6.1

流木災害対策を中心とする配置計画のあり方

「林野庁(2012)土石流・流木対策の手引き(p28)」では、渓床勾配に応じて工種・工法及 び施設配置を検討することが効率的であるとされている(表 6.1.1)。流木災害対策を中心 とする計画は、流木の発生源対策を進めるとともに、適宜、透過型治山ダムを配置するこ とを検討し、出水時の捕捉に努めるものとする。 表 6.1.1 土石流・流木の対策工種と渓床勾配等の目安 (出典:土石流・流木対策の手引き P28、林野庁 2012) 治山技術基準(p146)では、治山ダムの型式は、その機能から遮水型、透水型、透過型に 大別されている。一方、「土石流・流木対策の手引き(p27)」では、鋼製枠等の透水型は、 コンクリートダムと同様に平常時の堆砂面があることから遮水型(不透過型)に含まれて いる。本調査は、流木災害対策を対象とすることから、「土石流・流木対策の手引き」に則 り、鋼製枠等の透水型は遮水型に含めることとする。 表 6.1.2 治山ダムの機能による型式区分 土石流・流木対策の 手引き 治山技術基準 総則・山地治山編 治山施設の例 遮水型 遮水型 コンクリートダム 透水型 鋼製枠ダム 透過型 透過型 スリットダム 土石流堆積区域 土石流堆積区域 土石流堆積区域 土石流堆積区域 土石流流下区域 土石流流下区域 土石流流下区域 土石流流下区域 土石流発生区域 土石流発生区域 土石流発生区域 土石流発生区域 10°程度以下 広い集水面積 10° ~20°程度 1 次谷が集合した流域 15°程度以上 0 次谷の小渓流・山腹 発生源対策 発生源対策 発生源対策 発生源対策 森林整備 山腹工 護岸工 遮水型治山ダム 森林整備 山腹工 流木止 流下抑制対策 流下抑制対策 流下抑制対策 流下抑制対策 遮水型治山ダム 透過型治山ダム 遮水型治山ダム 透過型治山ダム 遮水型治山ダム 氾濫対策 氾濫対策 氾濫対策 氾濫対策 護岸工 導流堤 遊砂地 渓畔林造成 護岸工 導流堤

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6-2 表 6.1.1 を基本として、渓床勾配の区分に応じて、流木災害対策を中心とする配置計画の 目安を示したものが図 6.1.1 である。治山事業においては、発生区域から堆積区域に至るま で、多様な渓流生態系の保全に留意しながら、森林整備と治山施設整備を可能な限り一体 として実施していくよう留意する。 図 6.1.1 渓床勾配に応じた配置計画の目安

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6-3

6.2

配置、工種についての留意事項の検討・整理

(1) 発生区域 【森林整備(本数調整伐)】 本数調整伐 本数調整伐 本数調整伐 本数調整伐により、林内の光環境の改善と下層植生の発達成長を促し、土砂流出を防 止する。樹木根系の発達を促すことで、土壌緊縛力が大きく土砂崩壊防止機能が期待 できる針広混交林に誘導針広混交林に誘導針広混交林に誘導し、0次谷や渓岸の崩壊を起源とする土石流・流木の発生を 針広混交林に誘導 防止する。 ※積極的な針広混交林化は、周辺に広葉樹の母樹がある場合を前提とする。 ※機能が低下した針葉樹人工林を多様な機能を有する針広混交林に誘導することは、周辺 に母樹がない場合は早期には困難と考えられるが、本数調整伐を繰り返すことにより草本、 低木の侵入を促し、階層構造の発達した森林に誘導していくことを目標とする。 ※土砂崩壊防止機能が高いとされる立木密度1,000~1,200 本/ha 程度を目標に本数調整伐 を実施し、肥大成長、根系の発達を促す。伐採は段階的に実施し、気象害に留意する。 図 6.2.1 発生区域における森林整備方針(本数調整伐) 過 密な針 葉 樹 人 工 林 過 密な常 緑 広 葉 樹 林 (中 低 木が株 立 し密 生) 本 数 調 整 伐 本 数 調 整 伐 土 砂 崩 壊 防 止 機 能が大 きな 深 根 性の大 径 高 木 林に誘 導 ・土 壌 を保 全 し下 層 植 生 、木 本 植 物の 侵 入 を促 進 ・立 木の肥 大 成 長 、根 系の発 達 を促 進

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6-4 【治山施設整備】 (山腹) (山腹) (山腹) (山腹) ・森林の機能を補完するかたちで、施工条件に応じて対応を検討する。 ・森林整備と一体として 間伐材を利用した簡易土留工間伐材を利用した簡易土留工間伐材を利用した簡易土留工間伐材を利用した簡易土留工を設置し、土砂流出を防止す る。 ・地山補強土工地山補強土工地山補強土工地山補強土工により荒廃危険斜面の安定を図る。 ・凹斜面では階段状に 土留工土留工土留工土留工を設置し、堆積土砂の移動を防止する。 必要に応じて湧水処理湧水処理湧水処理を行う。湧水処理 (渓流) (渓流) (渓流) (渓流) ・階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置し、渓床勾配の緩和、山脚の固定を図り土石流・流木の 発生を防止する。 ※発生区域の0次谷斜面については、施工が困難な箇所が多いため、森林整備を主体とし た対応を優先し、施工条件に応じて治山施設の配置を検討する。 ※樹木を保全しつつ斜面の安定を図ることが可能な地山補強土工をはじめ予防的な治山施 設は、発生源対策として有効な工種と考えられるが、施工上の制約がありかつ工事費も大 きくなることから、特に下流に重要な保全対象がある場合に対応を検討する。 ・簡易土留工(森林整備と一体実施) ・地山補強土工(山腹平滑斜面) ・土留工(山腹凹斜面) ・谷止工(1 次谷渓流 縦横侵食防止、山脚固定) 図 6.2.2 発生区域において検討する治山施設の例

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6-5 (2) 流下区域 【森林整備(樹種転換)】 ・土石流による流木化防止のため、土石流流下幅内の針葉樹林は、立木材積の小さい 広葉樹等に転換 広葉樹等に転換 広葉樹等に転換 広葉樹等に転換する。 ・渓畔森林がもつ恒常的な侵食防止機能を維持恒常的な侵食防止機能を維持恒常的な侵食防止機能を維持するため、恒常的な侵食防止機能を維持 転換は段階的に行う。 ・極度な改変は控え、 多様な渓流生態系の保全にも留意多様な渓流生態系の保全にも留意多様な渓流生態系の保全にも留意多様な渓流生態系の保全にも留意する。 ・各地の事例から、更新幅は渓岸からおおむね更新幅は渓岸からおおむね更新幅は渓岸からおおむね 20m程度更新幅は渓岸からおおむね m程度m程度m程度とする。 ※渓畔域に生育している樹木が土石流に巻き込まれると流木化する。特に幹材積の大きな 針葉樹が流木化した場合、多量の流木が発生する。 ※幹材積の大きな針葉樹林の流木化を防止するため、土石流の流下幅内の針葉樹は、段階 的に立木材積の小さい広葉樹等に転換することが有効と考えられる。 ※渓畔森林がもつ平常時の渓岸侵食防止機能、生態系保全機能に留意する。 図 6.2.3 流下区域における森林整備方針(樹種転換) ・段階的に伐採、広葉樹等へ転換 ・流下区域の過密人工林

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6-6 【森林整備(危険木除去)】 ・渓流沿いに過去に流出した流木や倒伏木が堆積し、危険木となっている場合は、 豪雨時に流出し流木となる。 ・堆積木、倒伏木は渓流沿いから除去堆積木、倒伏木は渓流沿いから除去堆積木、倒伏木は渓流沿いから除去堆積木、倒伏木は渓流沿いから除去し、林内で筋置きするなどして安定化を図る。 ・通水断面内に植栽された人工林や根の浮き上がった 不安定な立木は伐採、除去不安定な立木は伐採、除去不安定な立木は伐採、除去不安定な立木は伐採、除去する。 ※渓流沿いから除去することが困難な場合は、有害な流木とならないように玉切りする。 図 6.2.4 流下区域における森林整備方針(危険木除去) ・過去の流出木の堆積 ・除去、林内筋置き ・通水断面内の植栽木、倒伏木 ・除去、林内筋置き ・危険木の例(渓床堆積木) ・危険木の例(渓岸倒伏木)

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6-7 【治山施設整備】 ・階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置階段状に遮水型ダムを設置し、渓床勾配の緩和、縦横侵食防止を図り、土石流・流 木の発生量とエネルギーの軽減を図る。 ・崩壊地や不安定堆積末端、合流下等の渓流の要所にダム工を設置渓流の要所にダム工を設置渓流の要所にダム工を設置渓流の要所にダム工を設置し、渓床の安定、 山脚の固定及び土砂、流木の流出の抑止・調節を図る。 ・緩勾配区間においては、既設への流木止めの付加、透過型ダムの新設既設への流木止めの付加、透過型ダムの新設既設への流木止めの付加、透過型ダムの新設既設への流木止めの付加、透過型ダムの新設により、流木 を捕捉する。 ・水衝部では護岸工を設置護岸工を設置護岸工を設置護岸工を設置し、渓岸侵食や崩壊に伴う流木の発生を予防する。 ※流木が異常堆積した透過型ダムや流木止めは、次期出水前に堆積物の除去を行う必要が ある。そのため、その後の管理方法も検討する。 図 6.2.5 流下区域における治山ダム配置模式図 遮水 型 流木 止 付加 透過 型 護岸 工 ・流下区域での階段状配置例 (梅ヶ島国有林) ・縦横侵食防止、山脚固定 (遮水型ダムを階段状に配置) ・流木・土砂捕捉、山脚固定(要所に配置) 遮水 型 遮水 型 遮水 型 ・既設ダムに流木止めを付加した例

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6-8 (3) 堆積区域 【森林整備(大径木化、混交林化)】 ・渓床勾配の緩い堆積区域末端に樹林帯があると、立木群が緩衝林帯となって堆砂の 促進、流木の捕捉効果を発揮する場合がある。 ・本数調整伐本数調整伐本数調整伐本数調整伐により立木の肥大成長と根系の発達を促し、樹幹抵抗力が大きな大径木大径木大径木大径木 林に誘導 林に誘導 林に誘導 林に誘導する。主林木の胸高直径は30 ㎝以上を目標とし、土石流の緩衝、土砂、流 木の捕捉を期待する。 ・肥大成長が見込まれない林分、気象害を受けやすい林分では計画しない。 ・緩衝林は渓床勾配渓床勾配渓床勾配 10°程度以下の堆積区域下流に配置渓床勾配 °程度以下の堆積区域下流に配置°程度以下の堆積区域下流に配置°程度以下の堆積区域下流に配置し、林帯幅はおおむね林帯幅はおおむね林帯幅はおおむね 20m以林帯幅はおおむね m以m以 m以 上を確保 上を確保 上を確保 上を確保する。 ・治山施設と組み合わせて配置治山施設と組み合わせて配置治山施設と組み合わせて配置治山施設と組み合わせて配置することで、機能の補完を図る。 ・大規模な土石流のおそれがある流域では計画しない。大規模な土石流のおそれがある流域では計画しない。大規模な土石流のおそれがある流域では計画しない。大規模な土石流のおそれがある流域では計画しない。 ※肥大成長が見込まれず、気象害に対する耐性の低い立木(樹冠長率 20%以下、形状比 90 以上等)は、必要に応じて部分伐採を行い、樹幹の抵抗力が大きな樹種(ケヤキ、コナ ラ等)に転換する。植栽による樹種転換では、シカ食害に留意する。 ※樹木の緩衝機能には限界があるため、必要に応じて治山施設と組み合わせて計画する。 図 6.2.6 堆積区域における森林整備方針(大径木化、混交林化) ・堆積区域の過密人工林 ・堆積区域の過密人工林 ・本数調整伐、大径木化 ・部分皆伐、樹種転換

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6-9

・立木群(ヒノキ)が土砂堆砂を促進している例 ・立木群(ヒノキ)が流木を抑止している例

・立木群(スギ)が流木を抑止している例 ・立木群(スギ、ケヤキ)が流木を抑止している例

・立木群(ケヤキ)が土砂堆砂を促進している例 ・ケヤキ樹幹

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6-10 【治山施設整備】 ・大きな捕捉量が確保できる透過型ダム透過型ダム透過型ダムにより、効率的に土石流及び流木を透過型ダム 捕捉し、 下流への影響を防止及び軽減する。 ・緩衝林帯としての森林の維持及び機能の強化を図るとともに、最下流は基幹的な遮基幹的な遮基幹的な遮基幹的な遮 水型ダム 水型ダム 水型ダム 水型ダムを設置し、捕捉土砂の再流出による被害を防止する。 ※堆積区域では、透過型ダムにより効率的に流木を捕捉することが可能であるが、流木が 異常堆積した施設は次期出水前に堆積物の除去を行う。 ※透過型ダムは、捕捉土砂の再流出による被害を防止するため、保全対象の直上に設置す ることは避け、基幹的な遮水型ダムの上流側に設置するように検討する。 ・流木・土砂捕捉 ・透過型ダムの例(R 型スリットダム) 図 6.2.7 堆積区域における治山ダム配置模式図 透過 型 遮水 型 遮水 型

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6-12 (4) 検討・整理結果 区分 土 石 流 堆 積 区域 1 0° 程 度以 下 ( 広い 集 水 面積 ) 土 石 流 流下 区 域 1 0~ 20 °程 度 ( 1次 谷 が集 合 し た流 域 ) 土 石 流 発生 区 域 1 5° 程 度以 上 ( 山腹 、 0 次 谷の 小 渓 流 ) 備 考 山 腹 工 【崩 壊 予 防】 ・渓 岸斜 面 に つい て は 、発 生 区 域と 同 様の 対 策 とす る 。 【崩 壊 予 防】 ・ 森 林 整 備と 一 体 とし て、 間 伐材 を 利用 し た簡簡簡簡 易 土 留 工 易 土 留 工 易 土 留 工 易 土 留 工 を斜 面 に 設置し 土 砂 流出 を 防止 す る 。 ・ 荒 廃 危 険斜 面 を 対象 に 、地 山 補 強 土 工 法 地 山 補 強 土 工 法 地 山 補 強 土 工 法 地 山 補 強 土 工 法 によ り、 森 林 を 維持 し か つ樹 木 根 系の 機 能を 補 完 す るこ と で 、斜 面 の 安定 を 図る 。 ・ 凹 型 斜 面で は 階 段 状 に 土 留 工 階 段 状 に 土 留 工 階 段 状 に 土 留 工 階 段 状 に 土 留 工 を設 置 し、 堆積 土砂 の 移 動を 防 止 する 。 渓 間 工 【 土 石流 ・ 流 木 捕 捉 、 溢流 防 止】 ・ 新 規 に 透 過 型 ダ ム を設 置 新 規 に 透 過 型 ダ ム を設 置 新 規 に 透 過 型 ダ ム を設 置 新 規 に 透 過 型 ダ ム を設 置 又 は 既 設 工 に 流 木 止 既 設 工 に 流 木 止 既 設 工 に 流 木 止 既 設 工 に 流 木 止 め 等 を 設 置 め 等 を 設 置 め 等 を 設 置 め 等 を 設 置 し 、 効 率 的 に 流 木 を 捕 捉 す る こ と で 、 下流 へ の 影 響 を 防 止及 び 軽減 す る 。 ・ 最 下 流は 基 幹的 な 遮 水 型 ダ ム 基 幹的 な 遮 水 型 ダ ム 基 幹的 な 遮 水 型 ダ ム 基 幹的 な 遮 水 型 ダ ム を 設置 し 、 捕 捉 土 砂 の再 流 出 によ る 被 害を 防 止 する 。 【渓 床 勾 配緩 和 、 縦横 侵 食防 止 】 ・ 有 効 高 の 低 い 遮 水 型 ダ ム を 階 段 状 に 配 置 有 効 高 の 低 い 遮 水 型 ダ ム を 階 段 状 に 配 置 有 効 高 の 低 い 遮 水 型 ダ ム を 階 段 状 に 配 置 有 効 高 の 低 い 遮 水 型 ダ ム を 階 段 状 に 配 置 し、 渓床 勾 配 の緩 和 、縦 横侵 食 の防 止 を 図る 。そ の こと に よ り、 土 石流 の 発生 量 と エネ ル ギー を 軽 減す る 。あ るい は 、崩 壊や 不 安 定堆 積 末端 、合 流下 等 の 渓 流 の 要 所 に ダ ム 工 を 設 置 渓 流 の 要 所 に ダ ム 工 を 設 置 渓 流 の 要 所 に ダ ム 工 を 設 置 渓 流 の 要 所 に ダ ム 工 を 設 置 し、 土 砂、 流木 の 流 出を 抑 止 ・調 節 する 。 【山 脚 固 定】 ・ダ ムの 山 脚 固定 効 果 に よ り、 土石 流 流下 時 の 渓岸 侵 食 とそ れ に 起因 す る山 腹 崩 壊、 流 木 の 発 生を 防 止 する 。 【渓 岸 侵 食防 止 】 ・ 水 衝 部 に 護 岸 工 を 水 衝 部 に 護 岸 工 を 水 衝 部 に 護 岸 工 を 水 衝 部 に 護 岸 工 を 設 置 設 置 設 置 設 置 し 、 土 石流 流 下時 の渓 岸侵 食 と それ に 起 因す る 山腹 崩 壊 、 流 木 の 発 生 を防 止 す る。 【流 木 捕 捉】 ・当 該 区 間の 下 流 で、渓床 勾 配 が緩 く 、多 くの 捕捉 量 が 確保 で き る箇 所 では 、 新 規 に 透 過 型 ダ 新 規 に 透 過 型 ダ 新 規 に 透 過 型 ダ 新 規 に 透 過 型 ダ ム を 設 置 ム を 設 置 ム を 設 置 ム を 設 置 ある い は 既 設 工 に 流 木 止 め を 設 置 既 設 工 に 流 木 止 め を 設 置 既 設 工 に 流 木 止 め を 設 置 既 設 工 に 流 木 止 め を 設 置 し、 効率 的 に 流木 を 捕 捉す る 。 【渓 床 勾 配緩 和 、 縦横 侵 食防 止 】 ・ 遮 水 型 ダ ム 工 を 遮 水 型 ダ ム 工 を 遮 水 型 ダ ム 工 を 遮 水 型 ダ ム 工 を 階 段 状 に 階 段 状 に 階 段 状 に 階 段 状 に 配 置 配 置 配 置 配 置 し 、 渓 床 勾 配 を 緩 和 す る こ と で 不 安 定 土 砂 の 土 石 流 化 と そ の拡 大 を 抑止 す る 。 【山 脚 固 定】 ・ 崩壊 地 や 崩壊 危 険 斜面 の 脚部 を 固 定す る こ と で 、 山 腹 崩 壊 に 起 因 す る 流 木 の 発 生 を 予 防 す る。 ・ 既 設 工 に 流 木 止 め等 を 設 置 す る 場 合 は 、 必 要 に応 じ て 、 増 厚 、 嵩上 げ を 行う 。 ・ 当 面 未 満 砂 で あ るこ と が 見 込 ま れ る 遮 水 型 ダ ム の 場 合 は 、 土 石 流 直 撃 に よる 堤 体 の 破 損 や 流 木 の 溢 流 を防 止 す る た め に 、 必 要 に 応 じて 増 厚 や 流 木 止 めを 設 置 する 。 ・ 流 木 が 異常 堆 積 した 施 設 は、 次 期 出 水 前 に 堆 積 物の 除 去 を す る 必 要 が あ る た め、 維 持 管 理 を 考 慮 し た 配 置 を 検 討 す る 。 森 林整 備 【 大 径木 化 : 本数 調 整 伐】 ・針葉 樹 人 工林 を 対 象 に 立 木の 肥 大 成長 を 促 す た め の本 数 調 整伐 を 実 施し 、 樹幹 の 抵 抗力 が 大 き な 大 径 木 林 に誘 導 大 径 木 林 に誘 導 大 径 木 林 に誘 導 大 径 木 林 に誘 導 す る。 【 広 葉樹 林 化 :部 分 伐 採、 広 葉 樹植 栽 】 肥 大 成長 が 見 込ま れ な い林 分 は、 必 要 に応 じ て 針 葉 樹人 工 林 の部 分 皆 伐を 行 い、 土 石 流 に 対 す 土 石 流 に 対 す 土 石 流 に 対 す 土 石 流 に 対 す る 抵 抗 力 が 大 き な 樹種 ( ケ ヤ キ 、 コ ナ ラ る 抵 抗 力 が 大 き な 樹種 ( ケ ヤ キ 、 コ ナ ラ る 抵 抗 力 が 大 き な 樹種 ( ケ ヤ キ 、 コ ナ ラ る 抵 抗 力 が 大 き な 樹種 ( ケ ヤ キ 、 コ ナ ラ等等等等 ) に ) に ) に ) に 転 換 転 換 転 換 転 換 す る。 【樹 種 転 換: 部 分 伐採 、 天然 更 新 】 ・恒 常的 な 水 土保 全 機 能 の 維持 、多 様 な渓 流 生 態系 の 保 全と 合 わせ て 、 土石 流 の 発生 時 に は 立 木 が 巻 き 込 ま れ て 流 木 化 す る こ と を 防 止 す る ため に 、 想定 さ れる 土 石流 の 流 下幅 内 の針 葉 樹 人工 林 は 段階 的 に 広 葉 樹 広 葉 樹 広 葉 樹 広 葉 樹 等等等等 に 転 換 に 転 換 に 転 換 に 転 換 す る 。 ・渓 岸斜 面 の 森林 に つ い て は、 発生 区 域と 同 様 の対 策 と する 。 【土 砂 崩 壊防 止 機 能強 化 :本 数 調 整伐 】 ・森 林 の 土砂 崩 壊 防止 機 能 の向 上 を 図 る た め、 広葉 樹 二 次林 も 含 め、 適 正 な 密度 と して 1 ,0 0 0 ~~~~ 1 ,2 0 0 本本本本 /h a を 目 標 に 本 数 調 整 伐 を 実 施 を 目 標 に 本 数 調 整 伐 を 実 施 を 目 標 に 本 数 調 整 伐 を 実 施 を 目 標 に 本 数 調 整 伐 を 実 施 し、 下層 植 生 の侵 入 促 進、 樹 木根 系 の 発達 を 促 す。 ・ 母 樹 の 分布 も 勘 案し つつ 、 多様 な 樹種 か ら な る 針 広 混 交 林 に 誘 導 針 広 混 交 林 に 誘 導 針 広 混 交 林 に 誘 導 針 広 混 交 林 に 誘 導 する 。 ・ 本 数 調 整 伐 に よ り肥 大 成 長 が 見 込 ま れ な い 林 分、 気 象 害 を 受 け や す い 林 分 ( 樹 冠 長 率 2 0 % 以 下、 形 状 比 9 0 以 上等 ) で は 計 画 し な い 。

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