4 都市交通課題の整理
前述までの座間市の都市および交通の現状、上位・関連計画の状況を踏まえ、座間市の交通計画上の課題を整理します。 表 座間市の都市交通課題の体系 項目 都市及び交通に関する特性、問題点等(●は市民アンケートより) 上位・関連計画 市民ワーキングの意見 都市交通課題 立地・地勢 (都市基盤) ○都心部、横浜へのアクセス性に優れた立地特性 ○県央及び広域幹線沿いに位置するため、通過交通と生活交通等が混在 ○起伏に富んだ地形のため、徒歩や自転車による移動が困難 ○急激な都市化により、道路等の生活基盤の整備が必要 □シンボル拠点の整備 □駅周辺の地域拠点の整備 人口 (交通のシーズ) ○近年、人口は横ばい傾向 ○DID 地区に人口の 9 割が集中。さがみ野、座間駅周辺地区の人口が多い ○近年、従業者数や事業所数が減少 ○ひばりが丘・小松原地域の製造業の集中による通勤、業務交通の起終点 ○移動の制約を受けやすい 65 歳以上の高齢者は年々増加 □将来人口は平成 32 年を 147,000 人 と想定 施設立地 (交通の起終点) ○座間市では公共公益施設が広範に立地し、市内で多様な移動が発生 ○小、中、高校等の教育施設で 1 校あたり約 600 人の通学移動が毎日発生 ○1 日 100 人以上が利用する公共公益施設、約 20 施設を起終点とした移動が 発生 道路 (交通の基盤) ○小田急線との交差部、周辺都市との連絡区間で都計道が未整備 ○国道 246 号も含め、周辺都市との連絡区間で混雑度が高い ○普通・小型車が減少する一方、軽自動車と原付自転車が増加 ○事故件数は年々減少していますが、市西側地域では増加 ●道路が狭い、危険な箇所がある、渋滞などが主な不満理由 □さがみ縦貫の整備 □綾瀬 IC(仮)の整備 □東西・南北を結ぶ 2 本の道路の整備、 都市計画道路未整備区間の整備 □生活道路等の整備、改良 □駅前広場、駐車場、駐輪場等の整 備 □避難路ネットワーク、避難路へのアク セス確保 公共交通 (交通のツール) ○小田急線により市域が東西に分断 ○小田急線、相模鉄道に比べ、JR 相模線の運行本数が少ない ○小田急線の乗降客数は多いが近年減少傾向 ○さがみ野駅、座間駅、相武台下駅、入谷駅の乗降客数は近年増加傾向 ○路線バスは相武台前駅を中心にネットワークし、座間駅は経由地、入谷駅 はアクセスなし ○市外を経由する路線に比べ、市内を経由する路線バスの運行頻度は低い ○コミュニティバスは運行頻度が低い(0.5~1 本/時) ○小田急線はバリアフリー化済みだが、JR線はバリアフリーが不十分 ●駅が遠い、駅周辺に駐車場や駐輪場がない、運行本数が少ないなどが鉄道 に対する不満理由 ●運行本数が少ない、バスが定時運行されない、バス停の屋根や椅子がない などが路線バスに対する不満理由 ●運行本数が少ない、行きたい方面の路線がない、バス停が遠いなどがコミ ュニティバスに対する不満理由 □座間市内の小田急線連続立体化 □相模鉄道と広野大塚線の立体交差 化 □駅前広場空間の創出 □行政拠点と他都市との連絡網強化 □鉄道駅等のバリアフリー化 □交通機関相互の乗換に係るシーム レス化 歩行・自転車 (交通のツール) ○駅周辺の道路は、自転車、歩行者の各交通量が多い ○都計道未整備区間で、歩行者自転車空間の連続性が確保されていない ○駅や学校、一部の主要施設周辺の細街路で歩道が未設置 ○放置自転車は減少傾向ですが、相武台前駅周辺では現在でも多い ●道路幅が狭く、通行するスペースが無い、段差が多く通行しづらいなどが 自転車に対する不満理由 ●歩道が狭く通行しづらい、歩道が無い、段差が多く歩行しづらいなどが歩 道に対する不満理由 □相武台前駅から主要公共施設への バリアフリー特定経路の整備 移動実態 (交通のニーズ) ○自動車利用が最も多く、徒歩も比較的多いが、バスの利用は少ない ○自動車と自転車の利用は増加し、鉄道と徒歩は減少 ○鉄道は市外への通勤、自動車は通勤と買物等、自転車は買物等、徒歩は通 学と買物等が多い ○通学は、徒歩が多く、自転車利用は少ない ○通勤は東京区部、横浜市、周辺都市等が多く、市外からは相模原市が多い ○通学は東京区部、横浜市等が多く、市外からは大和市が最も多い ○朝の通勤通学のピークは 7~8 時台、帰宅は 14~15 時台と 17 時以降 ○鉄道と自動車の発生ピークは 7 時台であるが、自動車は終日平均的にトリ □環境保全推進体制の整備 □環境負荷の少ないライフスタイル の確立 □環境学習の推進 □地球規模の環境問題への対応 □交通安全施設の整備 □交通環境の整備 □交通安全組織の育成 □交通安全教育の推進 【歩道整備】 ・歩道の安全性確保、歩道の拡幅 ・歩道がデコボコで走りにくい ・照明が暗く、歩道の視界が悪い ・人の動線を考えた道路網の整備 ・看板等が歩道へはみ出していて危険 ・車が多く、歩道が危険 ・バリアフリー化が必要 ・通学時の歩道混雑 ・坂が多く不便 【道路整備】 ・道路、トンネルが狭い ・消防車が入れない ・災害を視点に整備すべき ・幹線道路と生活道路の区分が必要 【交通量・渋滞等】 ・スーパーや物流施設新設による交通量増加 ・合流部による渋滞 ・感知式の信号機による交差点の渋滞対策 【鉄道】 ・踏切による渋滞解消(駅と踏切が近い) ・朝夕の渋滞が激しい ・歩車分離式の交差点が必要 ・階段しかない(バリアフリー化) ・公共交通へのアクセス確保(駅間の手段) 【バス】 ・バスロータリー、バス待ち空間がない ・コミュニティバスルートは、市民が決めるべき ・1度市役所を経由するのが不便 ・運行本数の増加 ・市役所に行く交通手段がない ・予約に応じた運行(デマンドバス)の検討 ・全体的に不便、路線が長くて不便 ・バスが便利であれば利用する 【自転車】 ・レンタサイクルが必要 ・自転車レーン、サイクリングロード整備 ・駐輪場整備 ・エコサイクルの推進 ・歩行者、自転車間の安全対策 ・車道と自転車使い分け ・歩道の段差は自転車も通りにくい 【ルール・規制等】 ・トラック、大型車の通行規制 ・道路幅が狭いので、通行ルールが必要 ・歩行者の利用を重視した交通ルールの確立 ・生活道に通過交通が入るため危険 ・抜け道を利用する、利用させない対策 ・車道分離の交差点の整備 ・主、従路の時間調整 【その他】 ・小学校、高校生のマナーの向上 ・高齢者の免許返上 ・車のシェアも検討 ・タクシーはもったいないという意識が浸透 都市間交流の強化 ●広域移動の円滑化を実現する交通体系の整備 (東西・南北幹線道路、さがみ縦貫道路・綾瀬IC(仮)への アクセス道路など、広域道路ネットワークの構築等) 市民の交通環境の向上 ●市民の移動の円滑化を実現する交通体系の整備 (地区内幹線道路ネットワークの構築、渋滞の解消、公共交通 の利便性向上、市民意識の変革等) ●良好な生活環境の構築を支援する交通体系の整備 (良好な歩行・自転車走行環境の創出、ゆとりある交通環境の 創出等) ●高齢化に対応した交通体系の構築 (移動環境のユニバーサルデザイン化・バリアフリー化、生活を支え る交通システムの確保等) ●市民の安全を守る交通体系の構築 (歩行者や自転車の安全性確保、防災ネットワークの強化、交 通ルール・マナーの向上等) 産業基盤の強化 ●市内の多様な施設の活用を促す交通体系の整備 (回遊性を高める交通環境の創出等) ●産業を支援する交通体系の整備 (広域道路ネットワークの構築、渋滞の解消等) 地球環境問題への貢献 ●自動車利用から公共交通・自転車利用への転換 (公共交通の利便性向上、公共交通・自転車等の利用促進、市 民意識の変革等)座間市総合都市交通計画の基本理念
5 基本方針の設定
1.1 基本理念の策定 座間市は、豊かな自然環境を有するとともに、東京、横浜からの広域交通を処理する鉄道や 道路の交通基盤に恵まれ、経済成長に基づく都市化の進展により住宅や商業、工業などの都市 的土地利用が進む中で、住宅都市として成長してきました。 近年は、国内の産業構造の変化により市内の商工業も大きな影響を受けていますが、首都圏の 広域的な幹線として進められておりますさがみ縦貫道路(圏央道)の厚木インターチェンジ開通予定や、 東名高速道路(仮称)綾瀬インターチェンジの整備構想が推し進められる中、現在策定中の新総合計画や 都市マスタープランに掲げる将来都市像との整合を図り、土地利用と一体となった総合都市交通体系の整 備計画を策定する必要があります。 策定にあたっては、国・県などで進められる広域道路網の整備に伴う交通体系の変化への対 応、少子高齢社会の到来など座間市を取り巻く社会情勢の変化への対応、また逼迫する地球環 境問題への対応などが必要であり、何より市民が移動しやすく住みやすく豊かさを実感できる 交通体系の構築を目指します。 これらのことから、座間市総合都市交通計画の基本理念を以下のように定めます。基本理念
現状の「広域移動軸の構築」、「生活移動軸の構築」、「災害への対応強化」、「公共交通の改 善」、「交通結節機能の強化」、「安全・快適な歩行者空間の確保」、「自転車利用環境の向上」、 「交通意識の醸成」という交通課題を解決し、環境と共生したコンパクトな市街地形成のも と、人々が安全・安心で文化的な暮らしができるまちづくりとして都市マスタープランに掲 げられている将来都市像の実現を支援する交通体系の構築を図るため、「ひとにやさしく動き やすいまち~すべての人をつなげるみち~」を基本理念として設定します。 ~すべての人をつなげるみち~1.2 基本目標の設定 基本理念の確実な実現を図るために、その実現性の旗印となる基本目標を以下のように設定 します。 まず、住民の生活の利便性、快適性、また、安全性、防災性の向上・維持に努めるため『み んなが安全・快適な“まち”と“みち”』を、また、座間市の都市機能の構築、地域経済の発展 に大きく寄与する地域産業を支援するため『元気になる“まち”と“みち”』を、さらに、昨今 の地球環境問題にも積極的に取り組み、わが国の省CO2 に貢献するため『地球にやさしい座間 の“みち”』の3 つの基本目標を掲げます。 図 座間市総合都市交通計画の基本目標 基本目標 基本理念
1.3 交通手段別の役割 基本目標の実現に向けた各交通手段の役割を以下に示します。 表 交通手段別の役割 交通手段 役割 徒歩 ・市内における通学や買い物、散策などの快適な移動手段として位置付 けます。 自転車 ・徒歩、公共交通機関だけではサポートすることが難しい短・中距離の 移動を担う交通手段として位置付けます。 ・また、徒歩とならんで環境に負荷をかけず、健康増進にも寄与する交 通手段として位置付けます。 コミュニティバス (ザマフレンド号) ・移動制約者の便利で快適な交通手段として、また、市内の主要な公共 公益施設、商業施設などを利用する際の車に代わる交通手段として位 置付けます。 路線バス ・鉄道や他の交通手段との連携を図り,より利用しやすい交通手段とし て位置付けます。 鉄道 ・バスや自転車との連携を図り、市外への通勤や通学、買い物、また、 レジャーなどの広域移動に便利で手軽に利用できる交通手段として 位置付けます。 ・座間市内及び近隣に立地する駅を活かし、他の交通手段と連携するこ とにより市内の拠点間を移動するための交通手段として位置付けま す。 タクシー ・移動制約者や来街者などの個別の利用需要に応じた機動性の高い交通 手段として、また、郊外部などではコミュニティバスを補完する公共 交通機関として位置付けます。 自家用車 ・市民にとって、社会経済活動や住民の日常生活に欠かせない交通手段 として位置付けますが、渋滞や交通事故の軽減や環境負荷の軽減のた め、目的や地域に合わせながら自転車や公共交通機関等への転換を進 めます。
1.4 基本方針の策定 座間市における都市交通課題と基本理念、3 つの基本目標、交通手段別の役割を踏まえ、都市 交通の基本方針を以下のように策定します。 「都市交通の課題」 都市間交流の強化 ●広域移動の円滑化を実現する交通体系 の整備 (東西・南北幹線道路、さがみ縦貫道路・ 綾瀬IC(仮)へのアクセス道路など、 広域道路ネットワークの構築等) 市民の交通環境の向上 ●市民の移動の円滑化を実現する交通体 系の整備 (地区内幹線道路ネットワークの構築、 公共交通の利便性向上、市民意識の変 革・交通マナーの向上等) ●良好な生活環境の構築を支援する交通 体系の整備 (安全・快適な移動空間の確保等) ●高齢化に対応した交通体系の構築 (移動環境のユニバーサルデザイン化・ バリアフリー化、公共交通の利便性向 上等) ●市民の安全を守る交通体系の構築 (安全・快適な移動空間の確保、防災ネ ットワークの強化、市民意識の変革・ 交通マナーの向上等) 産業基盤の強化 ●市内の多様な施設の活用を促す交通体 系の整備 (公共交通の利便性向上、安全・快適な 移動空間の確保等) ●産業を支援する交通体系の整備 (広域道路ネットワークの構築等) 地球環境問題への貢献 ●自動車交通の抑制 (公共交通の利便性向上、公共交通・自 転車等の利用促進、市民意識の変革・ 交通マナーの向上等) 「理 念」 ひ と に や さ し く 動 き や す い ま ち ~ す べ て の 人 を つ な げ る み ち ~ み ん な が 安 全 ・快 適 な “ま ち ”と “み ち ” 元 気 に な る “ま ち ”と “み ち ” 地 球 に や さ し い 座 間 の “み ち ” 「目 標」 「基本方針」 (1)広域幹線道路ネットワー クの構築 (2)生活幹線道路ネットワー クの構築 (3)産業を支える交通体系の 構築 (4)災害に強い道路ネットワ ークの形成 (5)公共交通の利便性・快適 性の向上 (6)ユニバーサルデザインの 導入 (7)歩行者・自転車の安全・ 快適性の向上 (8)低炭素型交通手段への 転換 (9)交通に対する意識の変 革
■基本方針の解説
基本方針 1 広域幹線道路ネットワークの構築
東京や横浜方面など日常的な通勤移動や買い物移動、また、企業の物流や業務交通の円滑 化を図ることにより、地域経済の発展と活力向上に資するために、高規格道路などの広域幹 線道路ネットワークの構築に取り組みます。基本方針 2 生活幹線道路ネットワークの構築
座間市内の主要な公共施設や鉄道駅などを連絡し、市民の生活活動の基盤として市内のあ らゆる場所に移動できるように、地域内の幹線道路ネットワークの構築に取り組みます。基本方針 3 産業を支える交通体系の構築
地域産業の活力を高め、物流交通や業務交通の適正化に資するために、主要幹線道路の未 整備区間の解消を図り、道路ネットワークの構築に取り組みます。基本方針 4 災害に強い道路ネットワークの形成
緊急車両が通行可能な道路の確保などにより、災害に強い交通体系づくりに取り組みます。基本方針 5 公共交通の利便性・快適性の向上
鉄道や路線バス、コミュニティバスの利便性の向上、また各公共交通手段間の連携強化を 図ることにより、誰もが快適、円滑に移動できる交通体系づくりに取り組みます。基本方針 6 ユニバーサルデザインの導入
障害者や健常者のわけ隔てなく、また、世代、性別を問わず、誰もが移動しやすい交通環 境をつくるために、移動環境のバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化に取り組みます。基本方針 7 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上
歩行者や自転車が安全・快適に移動できる交通環境づくりに取り組みます。基本方針 8 低炭素型交通手段への転換
環境への負荷を減らすために、自動車から低炭素・省エネルギーの交通手段である公共交 通機関、自転車、徒歩等への利用転換に取り組みます。基本方針 9 交通に対する意識の変革
環境に配慮した交通行動、また、安全を意識した交通マナー、市民一人一人、また、企業 が自動車の適正な利用について考え、実行するといった交通に対する意識の変革に取り組み ます。6 都市交通施策の立案
1.5 都市交通施策の体系化(案) 座間市における都市交通の 3 つの基本目標、9 つの基本方針、さらに交通手段別の役割を踏まえ、座間市の将来像を実現するために必要な都市交通施策を以下のように整理します。 都市交通施策(案) 道路交通 公共交通 自転車・歩行者 共 通 基本目標 (1)広域幹線道路ネットワークの構築 (6)ユニバーサルデザインの導入 ①歩行空間の整備 ②自転車利用環境の整備 ③歩道のバリアフリー化 ④交通安全対策の実施 ⑤自転車購入補助制度の導入 (電動アシスト自転車など) (7)歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 ⑤通過交通の流入規制みんな
が安全・快適な “まち”と“みち”元気
になる “まち”と“みち”地球
にやさしい 座間の“みち” 基本方針 ①都市間連絡道路の整備 ②地域間連絡道路の整備 (5)公共交通の利便性・快適性の向上 (8)低炭素型交通手段への転換 ③歩道のバリアフリー化 ⑥ノンステップバスの導入促進 ②JR相模線の複線化等の促進 ③駅前広場の整備 ④コミュニティバスのルート再編 ⑤バス待ち環境の改善 (9)交通に対する意識の変革 ②JR相模線の複線化等の促進 ④コミュニティバスのルート再編 ⑦低公害車の導入促進 ①モビリティマネジメントの導入 (公共交通・自転車等の利用促進) ②エコ通勤の普及促進 ③時差出勤・フレックスタイム制の 奨励 (4)災害に強い道路ネットワークの形成 ③地域内幹線道路の整備 ④地区内道路の整備 ⑤通過交通の流入抑制 (2)生活幹線道路ネットワークの構築 ③地域内幹線道路の整備 ④地区内道路の整備 ⑤通過交通の流入抑制 ①小田急線の連立促進 ①歩行空間の整備 ②自転車利用環境の整備 ⑤通過交通の流入抑制 ①歩行空間の整備 ①都市間連絡道路の整備 ②地域間連絡道路の整備 ③地域内幹線道路の整備 ④地区内道路の整備 ①小田急線の連立促進 ③駅前広場の整備 (3)産業を支える交通体系の構築 ①都市間連絡道路の整備 ②地域間連絡道路の整備 ①小田急線の連立促進 ①歩行空間の整備 ②自転車利用環境の整備 ③歩道のバリアフリー化 ⑤自転車購入補助制度の導入 (電動アシスト自転車など) ①モビリティマネジメントの導入 (公共交通・自転車等の利用促進) ①モビリティマネジメントの導入 (公共交通・自転車等の利用促進) ①モビリティマネジメントの導入構想路線 1.6 道路交通施策 自動車は社会経済活動や市民の生活に欠かせないものですが、渋滞や交通事故の発生、環境 負荷の増大などの問題があります。 座間市では、上述のような問題点を改善するための道路交通施策のねらいを明確にし、具体 的な施策の検討を行います。 【道路交通施策のねらい】 ・自動車走行環境の円滑性・快適性の向上(渋滞の解消) ・災害時の避難路、輸送路の確保 ・通過交通と生活交通の分離 ①都市間連絡道路の整備 ②地域間連絡道路の整備 ③地域内幹線道路の整備 ④地区内道路の整備 ⑤通過交通の流入抑制 図 将来の道路ネットワーク 道路交通施策群
広域幹線道路ネットワークの構築 産業を支える交通体系の構築 災害に強い道路ネットワークの形成 【施策の目的】 座間市及び周辺の都市間連絡道路においては、自動車専用道路では 2010 年度に開通予 定のさがみ縦貫道と、東名道の綾瀬IC(仮)の計画が進められています。 これらの道路は、地域経済の発展の核となる都市圏や空港、港湾等への連絡を可能と し、座間市における自立的発展のポテンシャルを向上させることから、これらの道路へ のアクセス道路の整備を促進します。 また、相模原市や大和市、綾瀬市、厚木市などの近隣都市との都市間連絡道路におい ては、南北方向では(都)広野大塚線と(都)座間大和線、東西方向では(都)座間南 林間線があり、通勤や買い物などによる人の移動や、物流による貨物などの移動の円滑 化、快適化を図るため、これらの道路の整備を促進します。 【施策の方向】 ・さがみ縦貫道の開通にあわせ、座間市から自動車専用道路への最短アクセスルー トとして期待される国道 246 号バイパスの厚木IC以東のルートについて検討を 促進します。 ・綾瀬IC(仮)の開通にあわせた東名道へのアクセス強化、また、相模原市、綾 瀬市方面との南北連携の強化を図るため、(都)広野大塚線の整備の促進と、(都) 座間大和線の合流区間の改良を促進します。 ・大和市、厚木市などとの東西連携の強化を図るため、(都)座間南林間線の整備を 促進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー ※都市計画道路に関して、都市計画決定後、長時間が経過し、昨今の社会経済状況の変化に 的確に対応していない路線については、本計画における位置づけを踏まえ、今後、計画内 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 国道 246 バイパスのルート検討促進 (都)広野大塚線の整備促進 (都)座間大和線の改良促進(広野大塚線との合流部) (都)座間南林間線の整備促進 -相武台入谷線以東(小田急線平面交差) -相武台入谷線以西 ● ● ● ● ●
都市間連絡道路の整備
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構想路線 図 都市間連絡道路の整備 国道 246 バイパスのルート検討促進 (都)広野大塚線の整備促進 (都) 座間大和線の改良促進 (都)座間南林間線の整備促進
広域幹線道路ネットワークの構築 産業を支える交通体系の構築 災害に強い道路ネットワークの形成 【施策の目的】 座間市と近隣都市をつなぐ地域間連絡道路においては、相模原市方面との連絡には (都)町田厚木線と(都)相模原座間線、大和市方面との連絡には(都)相模原二ツ塚 線、海老名市方面との連絡には(都)相武台入谷線があります。 これらの道路は、通勤や通学、物流、業務などによる近隣都市へのスムーズな移動を 可能とし、生活圏や商圏の拡大に貢献することから、これらの道路の整備を促進します。 また、(都)町田厚木線と(都)相模原座間線、(都)相武台入谷線は、座間市の緊急 交通路線に指定されており、災害時の救助、消火活動などの円滑な実施を促すために、 これらの道路の整備を促進します。 【施策の方向】 ・座間市に隣接する都市との連携強化と、緊急交通路線の確立を図るため、(都)町 田厚木線、(都)相模原座間線、(都)相模原二ツ塚線、(都)相武台入谷線の整備 を促進します。 ・これらの路線については、座間市の自転車ネットワークの骨格を形成する路線と して、自転車走行空間の創出を図ります。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー ※都市計画道路に関して、都市計画決定後、長時間が経過し、昨今の社会経済状況の変化に 的確に対応していない路線については、本計画における位置づけを踏まえ、今後、計画内 容の検証、見直し等の検討を行います。 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) (都)町田厚木線の整備促進 (都)相模原座間線の整備促進 (都)相模原二ツ塚線の整備促進 (都)相武台入谷線の整備促進 ● ● ● ● ●
地域間連絡道路の整備
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構想路線 図 地域間連絡道路の整備 (都)相武台入谷線の整備促進 (都) 町田厚木線の整備促進 (都)相模原座間線の整備促進 (都)相模原二ツ塚線の整備促進
生活幹線道路ネットワークの構築 災害に強い道路ネットワークの形成 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 座間市の地域内幹線道路においては、市役所など主要な施設をアクセスし、座間市の 中央を縦貫する(都)緑ヶ丘大塚線、ひばりが丘・小松原地域をネットワークする(都) 南広野東原線、(都)東原ひばりヶ丘線、入谷・立野台地域の骨格を形成する(都)田中 東原線、また、相模原市の相模台地域の骨格を形成する(都)座間大野線があります。 これらの道路は、地域間連絡道路を補完する役割を有するとともに、通勤・通学や買 い物等の移動の際の目的地となる市内の主要施設、鉄道駅などへの円滑で快適な連絡を 可能とし、座間市における生活移動や災害時の緊急移動の骨格の形成に資することから、 これらの道路の整備を促進します。 【施策の方向】 ・市内の主要施設や交通結節点、災害時避難所などへのアクセス、また、生活移動 の骨格形成を図るため、(都)緑ヶ丘大塚線、(都)南広野東原線、(都)東原ひば りヶ丘線、(都)田中東原線、(都)座間大野線の整備、改良を促進します。 ・これらの道路においては、市内の自転車ネットワークを形成する路線として自転 車走行空間の創出を図ります。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー ※都市計画道路に関して、都市計画決定後、長時間が経過し、昨今の社会経済状況の変化に 的確に対応していない路線については、本計画における位置づけを踏まえ、今後、計画内 容の検証、見直し等の検討を行います。 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) (都)緑ヶ丘大塚線の整備促進 (都)南広野東原線の改良促進 (都)東原ひばりヶ丘線の整備促進 (都)田中東原線の改良促進 (都)座間大野線の整備促進 ● ● ● ● ●
地域内幹線道路の整備
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構想路線 図 地域内幹線道路の整備 (都) 座間大野線の整備促進 (都)緑ヶ丘大塚線の整備促進 (都)東原ひばりヶ丘線の整備促進 (都)南広野東原線の改良促進 (都)田中東原線の改良促進
生活幹線道路ネットワークの構築 災害に強い道路ネットワークの形成 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 座間市の地区内道路は、小田急相模原駅にアクセスする(都)相模台中央線、相武台 前駅にアクセスする(都)緑ヶ丘林間線と(都)蟹ヶ沢線、座間駅にアクセスする(都) 座間天台線と(都)座間駅三峰線、JR相武台下駅及びJR入谷駅にアクセスする道路 などがあります。 これらの道路は、鉄道駅や防災拠点(避難所)などの主要な施設周辺の交通を円滑に 処理する道路であるとともに、沿道の良好な市街地環境の形成に資することから、これ らの道路の整備を推進します。 【施策の方向】 ・市内及び近隣の鉄道駅、また災害時の避難所などへの徒歩によるアクセスの安全 性や快適性の向上を図るため、(都)相模台中央線、(都)緑ヶ丘林間線、(都)蟹 ヶ沢線、(都)座間天台線、(都)座間駅三峰線の整備、改良を推進するとともに、 JR相武台下駅、入谷駅の駅前道路の整備について検討を行います。 ・これらの道路においては、駅前空間の道路及び駅前にアクセスする道路として、 自動車と自転車、歩行者を明確に分離するとともに、通過交通などの自動車の流 入抑制を図ります。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー ※都市計画道路に関して、都市計画決定後、長時間が経過し、昨今の社会経済状況の変化に 的確に対応していない路線については、本計画における位置づけを踏まえ、今後、計画内 容の検証、見直し等の検討を行います。 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) (都)相模台中央線の改良推進 (都)緑ヶ丘林間線の整備推進 (都)蟹ヶ沢線の整備推進 (都)座間天台線の整備推進 (都)座間駅三峰線の整備推進 JR相武台下駅前道路の整備検討 JR入谷駅前道路の整備検討 ● ● ● ● ● ● ● ●
地区内道路の整備
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構想路線 図 地区内道路の整備 (都)相模台中央線の改良推進 (都)蟹ヶ沢線の整備推進 (都) 座間駅三峰線の整備推進 JR入谷駅前道路の整備検討 (都)座間天台線の整備推進 (都)緑ヶ丘林間線の整備推進 JR相武台下駅前道路の整備検討
公共交通の利便性・快適性の向上 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 低炭素型交通手段への転換 交通に対する意識の変革 【施策の目的】 座間市の住宅地の多くでは、住宅地内の生活街路に通過交通の流入がみられ、自動車 と歩行者、自転車の錯綜により、居住環境の安全性が低い状況となっています。 また、今後、都市間連絡道路や地域間連絡道路などの広域幹線道路ネットワークが構 築された暁には、市内への通過交通の流入量が増加し、さらなる居住環境の安全性の低 下が懸念されています。 そこで、高齢者や障害者、子どもたちが、住宅地や学校などの主要施設周辺において 安全で快適な移動が可能となるように、それらの地区への通過交通の流入抑制を促進し ます。 【施策の方向】 ・市内の通過交通の円滑化を図る広域幹線道路ネットワークの形成とあわせ、居住 地区への通過交通の流入を抑制するため、居住地区内の道路上においてハンプ、 狭さくなどの整備や、交通規制(流入規制、一方通行など)を促進します。 ・推進にあたっては、交通事故状況やヒヤリハット情報を収集し、交通量調査など を行いながら、道路危険箇所を抽出し、整備の対象箇所を選定します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 図 交差点部における狭さくのイメージ 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) ハンプや狭さくの設置の推進 交通規制(流入規制、一方通行化など)の促進 随時 ●
通過交通の流入抑制
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1.7 公共交通施策 座間市には、小田急線とJR相模線が市を縦貫しているため、東京・横浜方面へのアクセス 性に優れ、市民にとって通勤や通学、買い物等の大切な移動手段になっています。 また、路線バスについては、相武台前駅を中心とした、路線網が形成されており、市が運営 するコミュニティバスとあわせて市民の生活の利便性を向上させる役割を担っています。 これら鉄道やバスなどの公共交通機関は、個人の自動車利用に比べ環境負荷の少ない交通手 段であり、自動車交通からの積極的な手段転換を行う必要があります。 座間市では、上述のような恵まれた公共交通機関の路線網を最大限に活用し、過度に自動車 交通に依存しない公共交通体系の実現を目指します。 【公共交通施策のねらい】 ・公共交通の利便性、快適性向上 ・公共交通の利用促進 ・移動制約者の減少 ①小田急線の連立促進 ②JR相模線の複線化等の促進 ③駅前広場の整備 ④コミュニティバスのルート再編 ⑤バス待ち環境の改善 ⑥ノンステップバスの導入促進 ⑦低公害車の導入促進 公共交通施策群
生活幹線道路ネットワークの構築 産業を支える交通体系の構築 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 小田急線沿線連続まちづくり構想(平成 19 年 3 月)では、小田急線沿線に連続する相 模原市、座間市、海老名市が互いに成長し、良好な市街地を形成する県央地区を目指し て、鉄道による地域の分断解消、道路渋滞の解消、地域の再開発促進など、広域的な街 づくりを推進することを目的とし、検討を行っています。 座間市においては小田急線により市域が東西に分断され、また、小田急相模原駅、相 武台前駅、座間駅に近接する踏切においては朝夕の通勤通学時間に自動車と歩行者、自 転車が錯綜し、非常に危険な状態となっています。 このような小田急線による市域分断、踏切によるボトルネックを解消するため、小田 急線の連続立体交差※に関する検討を促進します。 【施策の方向】 ・現状の小田急線との交差部の踏切を解消し、広域幹線道路ネットワークの構築を 図るため、小田急線の連続立体交差について検討を促進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 図 小田急小田原線連続立体交差化事業(東京都世田谷区) 資料:国土交通省HPより 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 小田急線の連続立体交差化に関する検討を踏まえた計画促進 ●
小田急線の連立促進
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公共交通の利便性・快適性の向上 低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 現在の座間市内における自動車移動による慢性的な渋滞や、将来のさがみ縦貫道の開 通にともなう通過交通の流入による市内の道路交通への負担軽減を図るため、相模原市、 海老名市など南北方面への通勤、通学、買い物など、日常生活での利便性向上への移動 手段として、JR相模線の運行サービスの強化を促進します。 【施策の方向】 ・円滑な移動交通手段としての鉄道の運行サービスを強化し、利便性の向上を目指 したJR相模線の複線化等について促進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 JR相模線 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) JR相模線の複線化等の促進 ●
JR相模線の複線化等の促進
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公共交通の利便性・快適性の向上 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 座間市内の鉄道駅においては、総じて駅前広場面積が狭小であり、かつ、多様な交通 手段が錯綜するため、バスや送迎車による乗換えが困難な状況となっています。 また、現在の駅前広場は、歩行者や地域住民が集い、交流できるような空間が少なく、 交流できる広場空間を創出する必要があります。 そこで、鉄道及びバス、タクシーの利用促進、また、地域の交流拠点の構築など、市 内の鉄道駅における交通結節機能の強化を図るため、駅前広場の整備を促進します。 【施策の方向】 ・駅前広場における乗り継ぎの改善を図るため、バス、タクシー、送迎車の乗降場 の整備を促進します。 ・地域交流拠点の構築を図るため、周辺商業施設などとの連携による広場空間の整 備を促進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 座間駅前広場 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) バス、タクシー、送迎車の乗降場の整備促進 広場空間の整備促進 ● ●
駅前広場の整備
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公共交通の利便性・快適性の向上 低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 座間市には小田急小田原線、JR相模線、また、近接する相鉄本線など、恵まれた鉄 道ネットワークを形成していますが、市民アンケートでは、鉄道については「駅が遠い」、 「駅周辺に駐車場や駐輪場がない」といった声が多く、鉄道へのアクセスに対する要望 が強くなっています。 一方、鉄道のフィーダー交通である路線バスは、系統によって運行頻度に差があり、 また、路線バスがアクセスしていない駅があるなど、座間市内の地域によっても鉄道へ のアクセス性に違いが生じています。 また、現在、試行運行のコミュニティバスについては、市内の公共交通不便地域にお ける公共施設へのアクセス性の確保を図るため、市役所を中心とした運行形態となって います。 今後、地域に応じた市民ニーズを把握するとともに、利用実績や効果分析を踏まえ、 利便性と自立性の高いコミュニティバスの確率に向けて、運行ルート等の検討を行いま す。 【施策の方向】 ・各ルートは、主要な公共公益施設や大型商業施設などで連接し、コミュニティバ ス同士の乗換えが可能なルート設定を検討します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) コミュニティバスの運行ルート再編 ●
コミュニティバスのルート再編
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公共交通の利便性・快適性の向上 【施策の目的】 座間市におけるバスの利用率は低く、代表交通手段構成比でもバスの手段分担率は 1%以下となっています。 市民アンケートでも、路線バスの不満理由としては、「運行本数が少ない」に次いで、 「時刻表通りに来ない」、「バス停に屋根、椅子がない」となっており、バス停での待ち 時間の不便性が上位を占めています。 そこで、路線バスやコミュニティバスの利用促進を図るため、バス停におけるバス待 ち環境の改善を促進します。 【施策の方向】 ・夏季の炎天下や降雨時のバス停における待ち時間の快適性の向上を図るため、上 屋やベンチの整備を促進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 バス停の整備例(埼玉県やすらぎバスステーション整備) 資料:埼玉県HPより 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) バス停の上屋・ベンチなどの整備促進 随時
バス待ち環境の改善
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ユニバーサルデザインの導入 【施策の目的】 座間市では高齢者人口の割合は年々増加しており、今後、さらなる高齢化の進展が予 想されます。 このような高齢化の進展への対応と、子ども連れの方やベビーカー利用の方など、多 様な利用者の特性に応じた利便性、快適性の向上を図るため、ユニバーサルデザインを 考慮した低床バス車両などの導入を促進します。 【施策の方向】 ・路線バスについては、各バス事業者の車両導入計画に準じて、ノンステップバス の導入を促進します。 ・コミュニティバスについては、更なる利便性の向上に向けて、小型ノンステップ バスの導入について検討を行います。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 ノンステップバス(乗降口の幅が広く、車内に車いすスペースあり) 資料:松戸市HPより 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 路線バスのノンステップバスの導入促進 コミュニティバスのノンステップバスの導入検討 随時 ●
ノンステップバスの導入促進
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低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 自動車に起因するCO2排出量の低減など、地球環境問題に対応するため、特にディ ーゼル車のバスは環境に与える負荷が高いことから、低公害車の導入を図る必要があり ます。 このような交通分野における環境負荷の低減を図るため、国の補助制度などを活用し た低公害バスの購入費の補助について検討を行います。 【施策の方向】 ・市内を運行するバス事業者が、ハイブリッドバスなどの低公害車を購入する費用 や、エネルギー供給施設を設置する費用などに対する助成、補助について検討を 行います。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 低公害車の導入補助の検討 エネルギー供給施設の設置補助の検討 ● ●
低公害車の導入促進
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1.8 歩行者・自転車施策 徒歩や自転車は、環境負荷のない都市の移動手段として、また、健康増進につながる移動手 段として現在注目されており、さらに高齢者や障害者、学生等、移動制約者の移動の足として 欠かせないものとなっています。 しかしながらこれまでのところ、歩道や自転車道の整備率の低さによる歩行環境、自転車利 用環境の快適性、安全性の低下、また、他の交通手段へのアクセス性の低さから日常の移動に おける徒歩や自転車の利用が困難となり、車依存の向上が発生しています。 座間市では、上述のような問題点を改善するための自動車から徒歩や自転車の利用を促進す るねらいを明確にし、具体的な施策の検討を行います。 【歩行者・自転車施策のねらい】 ・歩行者、自転車の快適性・安全性の向上 ・歩行者交通量、自転車交通量の増加 ・交通事故の減少 ①歩行空間の整備 ②自転車利用環境の整備 ③歩道のバリアフリー化 ④交通安全対策の実施 ⑤自転車購入補助制度の導入(電動アシスト自転車など) 歩行者・自転車施策群
生活幹線道路ネットワークの構築 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 交通に対する意識の変革 【施策の目的】 座間市内の市街地内の道路は幅員が狭小なため歩行空間が狭く、また、電柱などによ る車道へのはみ出しなど、歩行者や自転車にとって危険な道路空間が多くなっています。 市民アンケート調査でも、「歩道が狭く、通行しづらい」という意見が最も多くなって います。 また、高齢化も進行していることから、今後、高齢者や障害者などの交通弱者の方の 視点からも、安心して市内を移動できるような歩行空間の確保が求められています。 このようなことから、車同士のすれ違いも困難な、狭あいな市内住宅地の生活街路に おいて、安全で快適な歩行空間の確保を図ります。 【施策の方向】 ・市内住宅地の生活街路において、歩道が狭い路線を対象に歩道の拡幅整備、歩道 がない路線を対象に歩道の新設整備を推進します。 ・特に道路幅員が狭小で、歩行空間の創出が困難な路線においては、沿道土地利用 と一体となった待避スペースの設置や、道路の一方通行化、流入規制などをあわ せて行うことにより、歩行空間の確保を図ります。 ・また、歩行空間を阻害し、通行の障害となっている電柱や放置自転車、標識、看 板などの移設・撤去について検討を行います。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 。 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 歩道の拡幅・新設の推進 通行障害物の撤去の検討 (電柱・標識などの移設、はみ出し看板の撤去、放 置自転車の撤去、排水溝ふたの改善など) 随時 ● ● ●
歩行空間の整備
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安全・快適な移動空間の創出 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 交通に対する意識の変革 【施策の目的】 通勤通学、買い物、レジャーなど様々な目的で多くの人々に利用され、環境にも優し い交通手段である自転車は、健康志向や環境意識の高まり、電動自転車ブームの到来な どを背景に、今後ともニーズの高まりが予想されます。 座間市の上位計画でも「環境負荷の少ないライフスタイルの確立」が位置づけられて いることから、市内に点在する公共公益施設への学生や高齢者などの交通弱者の移動手 段を確保するため、自転車を安全・快適に利用できる環境の創出を図ります。 【施策の方向】 ・自転車交通量の多い箇所などでは、自転車利用者の安全性、利便性の向上につな がる自転車走行空間の整備を推進するとともに、安心して快適に利用できるよう 街路灯、街路樹の整備を推進します。 ・生活拠点や行政拠点を有機的に結び、連携・交流を促進する自転車ネットワーク の形成を図ります。 ・市内各駅の周辺においては、放置自転車対策として、自転車駐車場の整備を推進 します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 図 自転車走行空間の整備イメージ 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 自転車走行空間の整備推進 自転車駐車場の整備推進 ● ●
自転車利用環境の整備
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民間用地 2.0m 道路区域(幅員 16m) 車道 自転車 走行空間 2.5m 3.5m×2 歩道 2.0m 自転車 走行空間 2.5m 歩道 1m以上 歩道空間 の拡張 民間用地 1m以上 歩道空間 の拡張ユニバーサルデザインの導入 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 今後増加することが予想される高齢者の方や障害者の方の安全・快適な市内移動を確 保するために、歩道のバリアフリー化を推進します。 その際、高齢者や障害者だけではなく、全市民が安全・快適に歩行できる空間を目指 して、ユニバーサルデザインの考え方を導入します。 【施策の方向】 ・座間市内の主要な施設周辺及び主要な施設間の道路において、バリアフリー新法 に準拠し、歩道幅員の確保、段差の解消、勾配の改善等、車椅子利用者や視覚障 害者などの視点も踏まえた整備を推進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 車道横断部の段差解消 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 歩道のバリアフリー化の整備推進 随時 ●
歩道のバリアフリー化
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歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 【施策の目的】 徒歩や自転車による市民の市内移動における安全性の確保を図るため、交差点や横断 部での交通安全対策を推進します。 【施策の方向】 ・座間市内で多く見られる道路幅員が狭小な区間において、歩行者や自転車の安全 な移動環境を確保するため、路側帯のカラー舗装化や白線の設置等を推進します。 ・市内の小・中学校周辺の道路や通学路において、ドライバーの歩行者や通学路に 対する注意喚起を促すため、注意看板の設置や路側帯のカラー舗装化等を推進し ます。 ・市内の交通量の多い道路の交差点において、歩行者の安全なたまり空間を確保す るため、交差点すみきり※部における車止めの設置等を推進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 写真 通学路のカラー舗装の例(世田谷区) 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 交通安全対策の推進 (カラー舗装・白線の敷設、注意看板の設置、車止 めの設置など) ●
交通安全対策の実施
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事業前 事業後歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 座間市は、東部から中央部は丘陵地と谷戸、西部は相模川の低地が広がり、起伏に富 んだ地形を構成しています。 このような中で自転車による移動の快適性を高め、自動車利用からの転換を図ること により環境負荷の低減を実現していくために、自転車走行空間や駐輪場の整備とあわせ、 電動アシスト自転車の普及促進を目指した自転車購入補助制度の導入について検討を行 います。 【施策の方向】 ・電動アシスト自転車を、多くの市民に購入してもらうために、電動アシスト自転 車を購入する市民に対して、購入費用の一部を補助する制度の導入について検討 を行います。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 事例:電動自転車エコ通勤支援事業(福井県) 過度な車社会に依存しない地球にやさしい、電動アシスト自転車での通勤を支援す る事業 ・電動アシスト自転車を「通勤用として」購入された福井県内のお客様に限る ・電動アシスト自転車の購入額が 50,000 円(税込)以上のものに限る。 ・購入額には、防犯登録代金 500 円とTSマーク代金 1,000 円~1,300 円も含む ・福井県内の自転車安全整備店で購入可 ・メーカー指定はなし ・補助は先着200台。補助金額は 30,000 円 ・補助は電動アシスト自転車を対象とし、一般の婦人車やスポーツ車は対象外 ・通勤の距離の条件はなし など 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 電動アシスト自転車購入補助制度の導入検討 ●
自転車購入補助制度の導入(電動アシスト自転車など)
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1.9 共通施策 座間市は、幹線道路網の整備や鉄道の整備等、基幹となる道路交通体系は比較的整備されつ つあると言えます。 この結果、環境負荷が低く、誰もが安心して移動できる交通環境が形成されているかという と、これまでのところ自動車交通による環境負荷に対する認識や、交通ルール・マナーの遵守 に対する認識の低さから、自動車交通への過度な依存に歯止めがかからず、それに伴う公共交 通サービスの低下、交通事故の発生など、問題が山積しています。 このことから座間市では、上述のような問題点を改善するための共通施策のねらいを明確に し、具体的な施策の検討を行います。 【共通施策のねらい】 ・市民や企業従業者の地球環境問題に対する意識の醸成 ・公共交通の利用促進 ・マイカー通勤者の減少 ・渋滞の緩和 ①モビリティ・マネジメント※の導入(公共交通、自転車等の利用促進) ②エコ通勤※の普及促進(職場モビリティマネジメント) ③時差出勤・フレックスタイム制※の奨励 共通施策群
公共交通の利便性・快適性の向上 歩行者・自転車の安全性・快適性の向上 低炭素型交通手段への転換 交通に対する意識の変革 【施策の目的】 低炭素型社会の構築を目指し、普段の自動車利用を少しでも公共交通や自転車、徒歩 など低炭素な交通手段へ転換することを促すため、市民一人一人の自発的な行動変容に より公共交通や自転車の利用促進を図るモビリティ・マネジメントの導入について検討 を行います。 【施策の方向】 ・公共交通施策により利便性や快適性が向上した公共交通機関を広く利用してもら うために、公共交通施策の実現化のタイミングとあわせ、市民や学校を対象とし たモビリティマネジメントの導入の検討を推進します。 ・具体的には、公共交通の利便性や快適性、低炭素性、また、運行形態や利用方法、 マナーなどに関する情報提供を行います。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 図 モビリティ・マネジメント キットの例(豊橋市) 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) モビリティ・マネジメントの導入検討 ● ●
モビリティ・マネジメントの導入(公共交通、自転車等の利用促進)
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① ②時刻表 (レイクヒルズ用) ②時刻表 (レイクタウン用) ④ ③ ⑤ ⑥ 封筒 路線図 (②、③の裏面に掲載) ①アンケート調査票 ②時刻表・路線図 ③別紙「考えてみませんか バス・鉄道のよいところ」 ④お知らせ「自由乗降バス運転」 ⑤ボールペン(のし袋入り) ⑥封筒低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 座間市は、近隣都市との通勤や買い物における自動車利用が約 30~40%、業務におけ る自動車利用は約 60%となっています。 また、今後、都市間連絡道路や地域間連絡道路などの広域幹線道路ネットワークの整 備が実現することにより、市内への業務交通などの流入増加、それによる沿道環境の悪 化などが懸念されます。 そこで、行政、市民、企業の連携により、自動車通勤からより低炭素・省エネルギー の交通手段である公共交通や自転車などへの利用転換を図る、エコ通勤の普及を促進し ます。 【施策の方向】 ・市内の行政機関、事業所において、公共交通利用の奨励や通勤手当の見直しなど を実施し、マイカー通勤者ができる限り公共交通機関や徒歩・自転車などを利用 するよう、エコ通勤に対する意識啓発を推進します。 ・行政機関は、先行してエコ通勤(職場モビリティマネジメント)を実践し、モニ タリングや効果検証を踏まえ市内事業所への展開を図ります。 ・事業所への意識啓発を促進するために、広報媒体を活用したPRやリーフレット の配布を推進します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) 行政によるエコ通勤の実施 企業へのエコ通勤の呼びかけ (リーフレットの配布など) ● ● ● ●
エコ通勤の普及促進(職場モビリティマネジメント)
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■エコ通勤実施事例
平成 20 年 10 月現在、624 事業所、約 70,000 人が「エコ通勤」に取り組んでいる。
低炭素型交通手段への転換 【施策の目的】 通勤時間帯に集中する交通量を時間的に分散させることにより、道路交通渋滞の緩和 や公共交通機関の混雑率の低下、また、渋滞緩和によるCO2排出量の減少による地球 温暖化の軽減を図るため、行政及び市内の事業所を対象とした時差通勤の実施を検討し ます。 【施策の方向】 ・行政や民間事業者に対して、時差出勤やフレックスタイム制の導入に関する協力 要請や意識啓発を図るため、PR ポスターやパンフレットを作成します。 ■今後概ね 20 年以内に推進する施策メニュー 図 時差出勤のイメージ 資料:「美の国あきたネット」秋田県HPより 事業名 第 1 ステージ (短期) 第 2 ステージ (長期) PRポスター・パンフレットの作成 ● ●
時差出勤・フレックスタイム制の奨励
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2 推進方策の検討
2.1 計画推進の体制と方策 (1)実施体制 座間市総合都市交通計画の実施にあたっては、行政だけでなく市民や民間事業者(鉄道、バ ス事業者等)など関係機関等が連携・協働し一体となって、総合的に取り組んでいく必要があ ります。 このため、座間市総合都市交通計画を推進する体制づくりを進めます。 ①座間市総合都市交通計画推進のための組織の設置 座間市総合都市交通計画には多様な施策が掲げられており、これら施策を着実に実現してい くため、市民、交通事業者、行政を中心とした計画の推進組織を設置し、様々な意見を反映し ながら計画の評価や見直しなどを行い、計画の推進を図ります。 図 座間市総合都市交通計画推進組織のイメージ 連携・協議 連携・協議 連携・協議 【市民・企業】 【行 政】 ○神奈川県 ○座間市 ○警察 【交通事業者】 ○鉄道 ○バス ○タクシー 自動車 公共交通 自転車 歩行者 座間市総合都市交通計画 評価・見直し②適正な役割分担による施策の実施 座間市総合都市交通計画における施策の実施は、座間市をはじめとする行政機関、交通事業 者、その他の機関が実施主体となって実施することになります。 各施策は、それぞれの実施主体の権限の範囲において、適正な役割分担のもとに実施すると ともに、関係機関等と十分な調整を行い、関係機関が密接な連携を図って進める必要がありま す。 (2)推進方策 ①効率的かつ効果的な計画の実現へ向けた取組みの推進 本計画の基本理念・基本方針の達成のためには、長期にわたる基盤整備など財政需要の増大 が見込まれますが、財政環境の大幅な改善が望めない現在の状況下においては、限られた財源 の重点的かつ効果的な投資、建設コストの削減、既存ストックの活用など効率的な町の財政運 営に十分配慮し、計画の推進を図ります。 ②「重点施策」の具体化の推進 総合都市交通計画で立案した都市交通施策の中で、特に短期に実施する施策、また、市民意 向などにおいて優先度の高い施策に関しては、今後、都市交通戦略において「重点施策」に位 置づけ、事業の具体化、実現化を推進していく必要があります。 この中で、現在事業が進行中の施策は、確実な予算化や関係機関との協議・調整等により事 業を推進します。それ以外の施策は、より詳細な調査や事業計画を立案し、実施内容や予算化、 事業スケジュールなどについて具体的な検討を行い、事業化を推進します。 ③情報提供の実施 交通施策の実現に向けては、市民の理解と参加が必要です。そのため、施策の取組み状況な どを市民に公表し、市民の意識向上や合意形成を図るための取組みを推進します。 ④広域行政の推進 都市間連絡道路や路線バスの改善などの交通施策は座間市単独での対応が難しいため、それ ぞれの行政区域で取り組むのではなく、広域的な視点に立って施策の展開を進めていくことが 重要となります。 従って、座間市周辺都市とこれまで以上に連携を強化していく必要があります。
(3)進行管理・評価や定期的な見直し ①施策の進捗状況と検証・評価(PDCAサイクルの活用) 計画で提案した施策の実施にあたっては、定期的に施策の進捗状況、導入効果等を確認し、 必要に応じて施策の見直しを行っていきます。 評価にあたっては、施策に応じてターゲットを絞り込んだ上で、特定層にきめ細かくアプロ ーチして分析します。 そして、それらの情報を市民に向けて、広報誌やホームページなどを通じて広く公表します。 図 PDCA サイクルの概念図 ②総合的・弾力的な計画の推進 様々な施策を的確に進めるためには、今後の社会・経済情勢や住民ニーズ等の変化に弾力に 対応していくことが重要となります。 座間市総合都市交通計画は、概ね20 年後の平成 42 年を目標年次として、交通の将来像を掲 げていますが、計画期間中に社会・経済情勢が大きく変化した場合は、見直しを行うものとし ます。
【用語の解説】 50 音順
あ 行
※アメニティ 住みやすさや快適さという意味を持ちます。西洋ではあるがままの状態とも定義されます。 人間の生活環境の快適さを指す言葉です。 ※駅端末交通手段 出発地から駅(または、駅から目的地)までに利用した交通手段のことを指します。 ※エコサイクル 自転車の持つ化石エネルギーを消費しない、排出ガスなどの公害を発生しない、交通渋滞 などの問題を引き起こさないなど、環境にやさしい交通手段としての特性を表現したもので す。 ※エコ通勤 通勤の際に、マイカーやバイクを使わず、公共交通機関や自転車、徒歩で通勤することで す。か 行
※狭さく 身近な生活道路で車がゆっくり走るように、左右交互の植栽やカラー舗装を行うことです。 ※公共交通空白地域 近隣に公共交通機関の路線が存在せず,交通弱者(高齢者や子どもなど)の移動が困難に なっている地域のことです。 ※コミュニティバス 主として地方公共団体が交通空白地域、交通不便地域の解消や高齢者等の外出促進を図る ため、一定地域内を運行している地域密着型のバスのことです。狭い道路でも運行可能なよ うに小型化を図ったり、運賃、ダイヤ、バス停の位置等を工夫する事例が多い。 ※混雑度 道路の混雑の程度を表す指標で、道路の持つ交通容量(交通を通すことができる能力)に対 する実際の交通量の比で示されます。数値が大きくなるほど、混雑程度の悪化を示します。 混雑度による交通状況の目安は以下のとおりです。 混雑度の解釈 1.00 未満・・・・混雑することなく、円滑に走行できる状態 1.00~1.25・・・ピーク時に混雑する可能性がある状態 1.25~1.75・・・ピーク時のみの混雑から日中の連続的混雑への過渡状態 1.75 以上・・・・慢性的な混雑状態さ 行
※サイクル & バスライド 最寄りのバス停まで自転車を使い(=サイクル)、バス停に近接した駐輪場に駐輪し、バス に乗りかえて(=バスライド)、目的地まで行く方法のことです。 ※時差出勤 出勤時刻をずらすことにより、交通渋滞の緩和を促す方法のことです。 ※シームレス化 交通のシームレス化とは、複数の交通手段の接続性を改良することを言います。交通のシ ームレス化の取り組みとしては、交通結節点整備などのハード整備から、運行方法の改良や、 情報バリアの排除等ソフトのサービスまで幅広い取り組みが含まれます。 ※すみきり 交差点で交差道路相互の見通しをよくして車両が安全かつ円滑に交差点を通過できるよう にするほか、車両が安全かつ円滑に回転走行できるように交差点の隅切部を切除することを 言います。た 行
※代表交通手段 ひとつのトリップでいくつかの交通手段を乗り継いだ場合の代表的な交通手段のことをい い、優先順位は、鉄道、バス、自動車、二輪車、徒歩の順となります。 ※昼夜間人口比 昼夜間人口比は、常住人口(夜間人口)に対する昼間人口の割合を示す指標であり、職住 の分離や通勤通学の流出入などを把握する手がかりとなります。 昼夜間人口比=昼間人口÷夜間人口 昼間人口=常住人口-流出人口+流入人口 夜間人口=常住人口 ※低公害車 大気汚染などの要因となる自動車排気ガス中の二酸化炭素、窒素酸化物などを極力少なく した車のことです。電気自動車、天然ガス車、メタノール自動車、ハイブリッド車などの種 類があります。 ※DID(人口集中地区)DID(Densely Inhabited District の略)とは人口集中地区のことで、日本の国勢調査に おいて設定される統計上の地区を意味します。市区町村の区域内で、人口密度が 1 平方キロ メートルあたり 4,000 人以上の基本単位区が互いに隣接して人口が 5,000 人以上となる地区 がこれに該当します。 ※デマンドバス 利用者の要望に応じて停留所に呼び寄せたり停留所以外でも乗り降りができる仕組みのバ スです。 ※トリップ 人がある目的をもって、「ある地点」から「ある地点」へと移動する単位をトリップといい、