ピ
ボ
ッ
ト概 念
に
よ
る
創 造 プ
ロ
セ
ス の モ
デ ル
化
Modeling
ofthe
Creation
Process
by
a
Pivot
Concept
安 井 重 哉
公 立 はこだて未 来 大 学
YASUIShigeya
Future
University
Hakodate
要 旨 デ ザイナ
ー
の役 割とは、
新 た なモ ノゴ トを 構 成し、
世の中にま だ 存 在 していない新 しい価 値 を 創 出 する ことである。
そ のた め に、
デザ イ ナー
は、
スケッチな どの試 行錯 誤
を伴
っ た探 索的
な 思考
方 法 を活用
し、
最終 的
にそれ
まで誰
も 思い描 く
こと ができ
な かっ た ような未
知の イ メー
ジに到達
す る こ とがで き る の であ る。本 稿
の目的
は、
そ の探 索的
な 思考
プロセ スを、
「ピボ
ット」 という概 念
を導
入 す るこ と に よっ て モ デ ル化
し、
創造
的 なデザ インア プ ロー
チの特 性 を 明ら かに し よ うとす る ものであ る。
Abstract
Designe
ピs roleis
creatingthe
new value whichhas
not existedin
a worldyet
by
producing
new composition,
In
order toplay
the
role,
adesigner
repeatsthe
triai
and error which used theexploratory
thinking
methods,
such as a sketch.
And
finally
the
designer
can reachthe
image
that
nobody was ableto
invent
,
The
purpose
of thispaper
is
to
modelthe
exploratorythinking
process
using the[
」
pivot
”
concept,
andto
clarifythe
character−
istic
of creativedesign
apProach.
1.
は じめ に 正解 が予 め 用意 され ていない課 題 に対し て、
新 た なモ ノゴトを 構 成 し、
世
の中にま だ 存 在し て いない新
し い価 値
を創 出
する。
それ がデザイ ナー
(
以 下、
本 稿
で は、
デザ
イン行 為
を行 う者
を、
旧来
のプロ フェ ッ ショナ ル に当
て は め て述
べ る場合
は 「デザ
イ ナー
」、一
般 化
して述
べ る 場 合は 「デザ
イン行 為者
」 とす る。
)
に期 待
さ れて い る役割
の本質
で あ る。
その役割
を 果 た す た め に、
デザ
イ ナー
は、
スケッチ や プロ トタ イピング、
アクティ ングア ウ トな どのよ う な、
身 体 性 を伴っ た 環 境 との相 互 作 用 を 活 用 し た 探 索 的 な 思 考 方 法 を 用い て、
試 行 錯 誤 を 繰 り返 す。
そ して、
そ れ ら に よっ て、
最終
的 に、
これ まで誰
も 思い描
くこと ができ なか っ たよ う な 未 知のイメー
ジに 到 達 することがで きる。
こ こ に創
造 的 なデザ イン アプロー
チの特性
が あると考
えて い る。 これは ビ ジョン提 案 型
のア プロー
チだ
けでな く、
問題解 決型
の アプロー
チで あっ て も 同様
で あ る。一
定
の制約
のもとで、
パラ メー
タ を 変 え るこ とに よっ て、
任意
の 目 的 を 満 た す 最 適 な条
件 を決定 す る最 適 化 設 計の よ う な例も あ る が、
そ れ を別にす れ ば、
む し ろ、
既 存の問 題が解 決され ないま ま表 出して いる状 況 という の は、
既知 の標 準 的な手 法で は解 決さ れ ない問 題が そ こ に あ る と い う こ と を 示 して い る。 そ の よ う な場 面で こ そ、
創造的
な 問 題の再定義
と解 決
を行
なう こ と が で き るようなデザイ ン アプロー
チが 不 可欠
であろう。 近 年では、
こ のよ う な 状 況 に おいてデ ザ イ ナー
が 用いてき た 思 考 方 法 に 着 目 し、
そ れ を デ ザ イ ナー
以 外の人 々 に とっても 応 用 可能 な よう に一
般 化したも のが、
「デザイ ン 思考 」 と し て知ら れるよ う に なっ てき た[1 ]。
これ は、
明 快 な 解 決 策 が 見いだ し に くい社 会の様々な 課 題の解 決 に おい て、
有 用 な 思 考 メソッ ド であ るとさ れて いる。
しかし、一
方で、
現 状の デ ザ イン思 考 を と り ま く議 論が、
表 面 的な デ ザ インメソッ ドの領 域に留まっ て い て、
デザイ ナー
の探 索的
な思考方
法に お け る、
暗
黙 知の本 質
的 な 領 域 の 言 語 化 までに は至っ ていないのでは ない か、
と の危
惧
も存
在 して いる 匚2]。
本 稿
は、
デザ イ ナー
以 外
の人 々 やデザ イン初
学者
な ど との マイ ン ドセッ トの共 有 を 視野 に いれ、
デザ イ ナー
の創 造 的 プロセス におけ る探 索 的 な思考 を 説明するため に 「ピボ ッ ト」 という概 念 を 導入 し、
そ の モ デ ル化 を 行 う。
2 ,
デ ザ インア プロー
チ の 特 性一
口にデザ インと言 っ ても、
そ れが指 し 示 す 範 囲は様々である が、
こ こでは、
ま だ 存 在 しないモ ノゴ トを 新た に構 成 する行 為36
デザイン# 研究 特集 号speclal issue ot japanese society forthe scienoe of design
Vol
.
21・
3 No.
83 2014NII-Electronic Library Service
全般
、
と広く と ら え る ことにする。
クリエ イションという単 語 に置き換
え る こ と もで き る。 な お、
こ の場 合の モ ノゴト と は モ ノとコ トの そ れ ぞ れ を包
含 して いる概
念であ る。
これま で デザイ ナー
は、
各
々 が日々 遂行
している デザ イン の実務経 験
に基 づい て、
こ のよ う なデザ インを 可 能 に す る実 践 的 な知性
=
デザイン知 を培
っ てき た。
こ の デザ イン知 につい ては、
現 場
にお ける様
々 な 局 面 を 打 開 して い く よ う な レベルで は 特 に、
デザイ ン対象毎
の背
景 お よ び 制 約の違いや、
デザ イ ナー
個 人を と りま く状
況 や 経 験に左 右 さ れる部 分 が 多い。
そ のた め、
そ れを一
括
りに説
明 づけ る よ うな単純
な一
般化
を する こと は難
しい。
む し ろ、
そ う いっ た個
々 の状
況 に対 応し て 工夫 が な さ れ てき た、
詳 細 レベル の デ ザ インプロ セス に お け る デザ
イン知
が な け れ ば デ ザ インが 実 現 さ れ ないとい うこ と、
その こ とへ の自
覚 にこそ、
プロ のデ ザ イン行 為 者であ る デ ザ イ ナー
として の矜
持 が ある のか も しれ ない。
ただ、
それでも、
未
知のイメー
ジ を創 出 するた めの アプロー
チ と し て は共通基 盤のようなも の であ りな がらも、
デザイナー
問 で な らば当 然
のよう に通じ合え るが ゆえ に言 語 化 さ れて いな い、
基 本 的な デ ザ イン知の よ う な も の も確
か に あ る。
例えば、
未 知 の イ メー
ジ
に 到達
す る た め に、
デザ
イナー
は ス ケ ッ チ(
ま た は、
そ れ に準 じ た 描 出 行 為)
を す る。 しか し、
そ れは頭の中
に 形 成 さ れ た答 え を 外 界 に 写 し取 るこ とを 目的
と し て行
っ て い る の では な く、
ま た、
どこか に 存 在 して い る はず
の正解
を探
る た めの行 為でも ない。
デザ
インに は、
用意
さ れ た 正解
という も のが、
自己 の中にも、
ま た 外 界の環 境 中 に も 存 在 してい ない(
おそ らく、
デザ イン の課 題 に 限 ら ず 世の中の問 題の多 くは そ う であろ う)
。 デザ イ ナー
はそ の こと を前提
と して、
そ れ まで誰
にも描
か れる ことが な かっ た 未 知のイ メー
ジ に 到 達 す ること を 目 的 と して、
スケッチのよ う な、
外 化 行 為 と 外 化 さ れ た 描 出 物の観 察 に よ る 分 析 が一
体 化 した 表 現 手 段 を 用いてい る。
しか も、
実 は そこに は ゴー
ル が 無 く、
外 化 さ れ た 描 出 物 をフィー
ド バ ックと し て、
未 知の イ メー
ジに到 達 するた めのプロセスが 再帰
的に永 遠に繰
り返すか も しれ ない と い う こと を 薄 々 感 じ取っ て い ながら も取 り組
む。
そ こ に、
創 造 的 なデザイ ン アプロー
チ の特 性 が 潜ん でいると 考え る。
藤 井、
中 島ら [3]は デザイ ンを構 成 的 行 為である と定 義 した 上 で、 「全 体
と部 分
と い う異
なる認
知レベルに属
する概
念問
を繋
ぐ仕組
みを考案
し、
それ を 実現
すること」が 構 成とい う 行 為であ
る と説
明し て い る。 そ して デザ イン のプロセスは一
回 限
りの構 成
で終 わ
るもので はな く、
構 成結
果 がそ の根拠
と なっ て いた 要求仕 様
そ のもの に影 響
を与
え て変 化
さ せ、
必然
的に再
デザイ ンが 必要に な る も の で あ る と し、
そ れ を 「FNS
ダイ アグラ ム 」 と し て 定 式化
し た。
ま た、
そ の ルー
プ に は終
わ りが 無く、
永 遠 に繰 り返すのか もしれ ないもの であるとした。
こ の デザ インプ ロセスを 定 式 化 し た 「FNS
ダ イアグラム 」 の考 え 方 は、
本 稿 で これ か ら説
明 す る ピ ボッ トモデ ル と通 底 す る もの であ る。
また須 永
[4]は、
デザ
イ ナー
がスケッチを描 く
の は、
自身
の頭 の 中 の イ メー
ジ
(須 永 は 「心象
」 と称 して いる)
を 外 化 す る事
に よっ て未 知
のイ メー
ジ
を発 見 していく た めであ り
、
それ
こそ が 創 造であると 説いてい る。
スケッチ は た だ 描 出 さ れ た ものと し て そ こ に存在
し て い るだ けでは な く、
客 体 化 さ れ た が 故 に、
そ れ を 描 出 し た デザ
イ ナー
自 身
が そこ に新
たな意 味
を 見いだ し、
そ れ を もとに未知
のイメー
ジ を生
み出
すこ とができる。 こ のよ う な 心象
の外 化
が新
たな心 象
の生成
に作
用す
る と い う、
再
帰的
な インタ
ラクショ ン が生
じて い る場
こ そが創 造
の場
である ということを、
デザイ ナー
は経 験
的に知っ て い る に違いない。
これ らのよ う な デザ
インアプロー
チの特 性
につ い て の知
を、
デ ザ イ ナー
がいつまでも 特 権 的 に 保 有 し続 け る もの では な くて、
それ を 知る デザイ ナー
自 身 が 努 力 して言 語 化 し、一
般 に 敷 衍 し て いく、
と いうこ と に取 り組
みたい。3,
ピボ
ット
モデ
ル こ こ では、
未
知のイ メー
ジ を生み出 すこ と を 目 的とす る、
デ ザ イ ン行為 者
の探索
的 な 思 考 プロセスを、
新 た に 「ピボ ッ ト (支点)
」 とい う概 念
で モ デル化
する こと を試みる。
最 初 にこ こ で 用いる用語
を定義 す
る。 フ レー
ム ワー
ク 後 述の 「心 象 」 を 創 起 す る た め に、
目標 と な る 要 求 仕 様 を ま と め、
抽 象 的 な 思 考の方 向 性 や 範 囲 を 定 め た も の と して、
デ ザ イ ン行
為 者の意 識 上に構 築 さ れる。
例 え ば、
「エ ッジの表 現 を工 夫 する ことによっ てパネル の薄 さ を 強 調 する」 と プロダ
ク トデ ザイ ナー
が 意識
する こ とや、
市
電の モ ビリ ティー
に つ い て問 題解 決
を行
う際
に 「電停
の人の流 れに着
目 し て課 題 を 抽 出 する」 などはこ こ で いうフ レー
ム ワー
クであ
る。 な お、
最 初 に 構 築 さ れ るフレー
ム ワー
ク を 「一
次フ レー
ム ワー
ク」、
その次
に構 築
され るも のを 「二次
フ レー
ム ワー
ク」 とい う よ う に、
語 頭に次数
を付加
す るこ と によ り、
デザイ ンプロ セ ス の遷移
につれて表 出
す る順
を区別
する こと にす
る。 こ れは、
後 述の 「心象
」 お よ び 「客
体」 につ い て も 同様
で あ る。
心 象
先 述の須 永 が 述べた 「心 象 」 と 同 義のものと して こ の語 を 用い ること に す る。
後 述の 「客 体llが 成 立 す る に 先 立 ち、
その有 り 様 を 記 述 する設 計 仕 様 と して、
デ ザ イン行 為 者の意
識の上 に 創起
さ れ る 具体 的 な姿 形
のこ とであ
る。
前
項のフ レー
ムワー
クに 対 応 さ せ る と、
例 え ば 「nミ1 丿の角アー
ル を もっ た 断 面 形 状 を していて、
ヘ アー
ライン加工が さ れ た よ う な 明るい金 属 感のあ る画面 枠
で液晶
パネ
ルを取
り囲
む表現
」 の様
に、
デザ イン行為
者
の意識
の中
で創
起 さ れる写 実 的 な 心象
がそうである し、
「市
電 電停
のプラッ トフォー
ム と 道 路の nセンチの レベ ル差 が、
乗
降 客の動 線 を 阻 害 し、
スムー
スな 歩 道へ の移 動の障 害 と なっ て いる」 という 様 に、
実 際 に デ ザ イン行 為 者 が 現 場へ 赴 き、
そこ で観察
した 現象
の分 析 に 基 づ く気
付 き か ら生
ま れ る イ メー
ジ
や アイデ アも心 象である。
客体
心 象
を もとに、
デザ
イン行為 者
に よっ て、
描 出
行 為 に よ り 環境
籥
欝
∵ ∴
[
1
誌
中
に実体
として 生 成 さ れ た具体
的 なモ ノゴ トの こ とである。
ス ケッ チ・
図 面・
立体 物・
プログ ラ ム・
プロ ト タ イ プ・
発 話・
指 示 な ど、
状況 や 目的 に合致 し た様々 な様 態を と る。
心象が環 境 中に客体 と し て実体化さ れ る こ とで、
客 体と環 境お よ び デ ザ イ ン行 為 者と の 間 の イ ンタラ ク ショ ン が 可能に な る。
こ れ も前
項 の心象
に対 応
さ せ て み る と 「 画 面枠
で囲んだエ ッジ 表 現 をス ケ ッチ という手段
で外 化
し て み た ら、
エ ッ ジ が 主 張しすぎ
て しまい、
薄
さの表現
と い う点
で は逆効
果であ る よう に見える」 「乗 降 客
の動
き を模
型 を 用い た動 的
な絵
コ ンテ(
図1
)
にして みたら、
実
はプラッ トフォー
ム に降
り 立つ前
の車 内
で の立ち位 置が重 要な ので は ない か と気 付いた」 な ど が それにあたる。
/り
。 / /再
喚
飜
1
ぎ
1
図].
模 型 を 用いた 動 的 な 絵コ ンテの例 ピ ボット 思考
の方 向 性
や範
囲を定め直
すこ とに よっ て、
そ れ まで の フ レー
ム ワー
クか ら新
たなフ レー
ム ワー
クへ遷 移 さ せ、
デ ザ イン行 為 者
のクリエ イショ ン の枠
組 み を 次の段 階 に 進 めるた めの支点
であ る。
ピボ
ッ トはデザ イン行 為 者 自 身 が 描 出した 客 体と環 境とのインタラクション の中に潜 在し ている。
そ し て デザイ ン 行 為 者 自 身 に よる そ の イ ンタラクシ ョ ン の分析
と、
フ レー
ム ワー
クの要
求仕 様
を 見直
す行程
を繰
り返 す中
か ら抽
出 さ れ る。
これら の定 義
に基 づいて、
デ ザ イン行 為 者の探 索 的 思 考 プロセ スを、
基本 構造
の 「心 象
と客
体およ びフレー
ム ワー
ク を 巡 る サ イクル」、
ま た、
そ の上位構
造で あ る 「ピボ
ッ ト を 支 点 に した フレー
ムワー
クの遷 移」 の順 に 説 明 していく。
3.
1.
未 知
の到達 心象
への道
のり
デザ インプロセス は と も す れ ば 永 続 的に維 持 する こ とが可能で あ る が、
こ こでは 納 期 な どの時 間 的 制 約 が ある デザイ ンプロ セ ス を 想 定 する。
そこで、
何らかの 目的 を 達 成 する に 足 る機 能を 有 し、
且つ、
その機
能 を説
明できる具 体 的
なモ ノゴトが客体
と して描かれ た 構 成、
す な わ ち 「到 達客 体
」 の生成
が ゴー
ル であ る と する。
ま たそ のよ う な到達 客体
を生成
でき る よ う に す る に は、
そ の有 り様
を記
述 する仕 様
と しての心 象
が、
デ ザ イン行 為者
の意識
上に倉
1」起 さ れて い るこ とが必
要であ る。
これ を 「到 達 心象
」 と 呼 ぶ こ と に す る。
デ ザ イン行 為 者が取 り組 む よ う な 創 造 的 な 課 題、
す な わ ち、
何38
デザ イン学 研究 特集 号sPecial issueetjaPanesesocie電yforthesclence ofdeslgn
Vol
.
21−
3 No.
S3 2014 ら か の新
しい仕組
み の モ ノゴト の考案
が ゴー
ル となるような 課 題 に おい ては、
最 初に創 起され る 心 象 (一
次 心 象 )が、
到 達 心 象 と してデ ザ イン行 為 者 自 身に意 識されて いる よ うなことは、
通 常、
無い。
(む し ろ デ ザ イン行 為 者は、
そこにあら か じめ用 意 された 正解が無
い こと を肯 定し、
そ の状 況に対して、一
次 心 象を起 点と しなが らも、
その時 点では 思い描 くこと ができ な かっ.
た よ う な、
到達 客
体の生成
に辿 り着
くことを 良 しとして いる よ う に 見 え る。
) デ ザ イン行 為 者 は、
そ の よ う な一
次 心 象 を 創 起 さ せ ること に なっ た、
初 期 に構 築 し たフレー
ムワー
クの構 造 を、
ピ ボットを 支 点 と してフレー
ムワー
クそ のものを 土 台 から再 構 築し遷 移 する こ とを 繰 り返 す。
こ の試 行 錯 誤の道の りを 辿ることによって、
最 終 的に一
次 心 象の頃 に は 思い描 くこと ができな かっ た ような 未 知の到 達 心 象の創 起およ び 到 達 客 体の生 成 を 目 指 していると言
える。3.
2
.
心象
と客 体
お よ びフ レー
厶 ワー
ク を巡る サイ クル あ るフ レー
ムワー
クの 中で心 象 を 創 起 し、
そ れ を 客 体と して散 布 し、
そ の 結 果フ レー
ムワー
ク が 焦 点 化 さ れ る。
こ の一
連の流 れ は、
焦 点 化 され たフ レー
ムワー
ク を も と に ま た 新 た な 心 象 が 生 成 さ れ る よ う に、
サ イ ク ル と して繰 り返 さ れて いく もの であ る。
こ こ では、一
次 心 象の創 起 から、一
次 客 体の散 布、
お よ び一
次フ レー
ムワー
クの焦 点 化 という三つの行 程によ っ て構 成 さ れる サイク ル につ い て、
順 を 追っ て説 明 する。
一
次 心象
の創
起 創 起される一
次 心 象は、
初 期の段 階では、
流 動 的 かつ 断 片 的で あ っ た り、
詳 細が省かれて一
部 が ぼ や けて結 像 し ない ま まで あ っ た り とい うよう に、
統 合 さ れ た 具 象 的 な 姿 を 安 定 的に保
つ こ と ができ ない もの であ る。
な ぜ な ら ば、
課 題 開 始 時 に は、
一
次 心 象 を 創 起 さ せ る た めの フ レー
ムワー
ク(
一
次フ レー
ム ワー
ク ) が 不 安 定 な 状 態 に あ り、
そ の強度
不 足 や精 度
のばらつ き が あるな ど、
そ の方 向性
が ま だ 定 ま っ て い ない か らである(
図2
)
。
一
次
フ
レ
ー
ム
ワ
ー
ク
卩
壷
殴
c
o
、 I I I I I I I I 」’
)
s
、
亀じ り 簡 図
2
.一
次 心 象の創 起身
体
■■ ■ ■環
境
1 圏 鹽 ー IJ’
層麟
φ
■’
NII-Electronic Library Service
一
次 客 体
の散 布
しか し、
そのよ う な 状 況であった と し て も、
自身
の頭の中
に あ る一
次 心象
を、
ス ケッ チ や言 語 化な ど様
々 な描 出手法を 用 い て、
デザ イナー
の身の回 りに多
く の客 体(
具象物 )
と し て外化
し並べ ることができ れ ば、
頭 の中
だ けで 思考
を重
ねて い た とき に は困
難 な事であっ た、一
次 心 象 の 明 晰 化 を 促 す サ イ ク ル の実
行
が 可 能 と な り、
到 達 心 象 に 通 じ る試 行 錯 誤の道 の りの 第一
歩 と す る こ とができる(
図3
)
。
r
(
i
・
二
51
’
丶
ノ
身
環
図
3
.一
次 客体の散布一
次フレー
ムワー
クの焦 点 化次
客
体
C
’
一
“
’
一
次 客体
こ の時
に散布
される一
次客 体
は、
頭
の中
に 漂っ ている断 片
的 な一
次
心象
を集
めて、
何
と か一
ま と ま り に構
成 し たスケッチ や 文章
であっ た り、
ある いは 掬い上 げ られ た 様 々 な 断 片 をそ のま ま描 出
し た、
部分
的 なスケッチの群
や単語
のよ う に、
統
合 され た 全体像
す ら もって いないか も しれ ない。
それでも、一
次 客 体 が 環境 中
に散布
され る こ と によ り、
そ こ で表 現 さ れ たモ ノゴ ト と そ れが 置か れ た環 境と の相互作用が 起こ る と、
デザイ ン行 為 者 は そ れ を分析
す る こ と によっ て、一
次フ レー
ム ワー
ク を相
対化
し、
そ の構
造に随 時修
正を 施し て精
度 を 増 やした り、
足 り ない部 分
を追 加
し て強度
を上 げ
るな
どし て、
安 定性
を増 す
こ とが で き るよう になる(
図4
)
。
これは建築
に例えれ ば 「修 繕
」 や 「補 強
」、
「部
分 的 な増 改 築
」のよ う な もの であるが、
こ こ では それ をデザ イン行 為 者 に よる一
次フ レー
ムワー
クの 「焦 点 化 」 と呼
ぶこと に し た。一
次心 象
の創起 〔
繰 り
返 し)
そ の結 果、
安 定 性 を 増 し た一
次フ レー
ムワー
ク から創 起 される一
次 心 象 は、
それ まで に創 起 さ れていた もの に比べて、
断 片の 要 不 要 が 取 捨 選 択 さ れ、
かつ相 互の結 合 関 係 が 明 ら か に さ れ、
よ り ク リアで安 定 性 を 増 した ものに なる。
馬ぐ
「
引
馬 ■イ ン タ ラ ク シ
ョン
図4
.一
次フレー
ムワー
クの焦 点 化 ョ ン一
次客体
の散布 (
繰 り返
し)
こ う な る と、一
次 心象
か ら生成
され る一
次 客体
も、
以前
のもの に 比べ て具 体性
を帯
びて統 合
さ れ たモ ノゴ トに置換
され る。
以 降、
これら の サ イクルが 繰 り返 さ れる ことによっ て、一
次フ レー
ム ワー
ク、一
次
心象
、一
次客体
そ れ ぞ れが 順 次明 らか な も の と なっ て い く。
ところで、
こ こ では、一
次心象
を一
次 客 体と して 「散布
」 す る という 表 現 を用いた が、
そ の 理 由 を 述べ たい 。 先 述 の よ う に、
初 期
に創起
され る一
次 心 象
は不安 定
なも の である。 よっ て、
入念
かつ丁寧
に客 体 化
しよ うとして い た ら、
その シッポ
をつかむ前
にす ぐに頭の中
か ら消
え去
っ て い っ て し まい、
そ の姿
を外
界 に露
にす ることができ ない。
そ う ならないた め に、
断片 的
で あっ ても良いか ら、
深 く考え るこ と無
く、
ま き散ら す がこ と く 素 早 く一
次 客 体と して環 境 中に描 出されること の方が望ま しい と考
え る。
そ して、
そ の後、
創 造の プロセ ス が次の段階
に進ん だ時に、
そ れら一
次 客 体が、
伏 線と して全て 回 収、
すなわち後 の 客 体 生 成 の 材 料 と して再 利 用 さ れ る必 要 も ない。
客
体 は、
そ れ が 置 か れ た だ けで周 囲の環 境 とのインタ ラ ク ションを 引 き 起 こし、
デ ザ イン行 為 者 のフレー
ム ワー
ク の 焦 点 化 と、
新 た な 内 的 心 象の創 起 を 触 発 するこ とに なる。 それ だ けでも 十 分 なの で あ る。
よっ て、
これらの観 点
か ら、
状
況 を説
明 す るの に、
「散
布」 とい う表 現が適 切である と考え る。
も ちろん、
客 体 化の精 度 が 高いに越したこ と は 無いから、
注 意 資 源 を 割 くことな くそ うい っ たことが 実 行 さ れ 得るよ う な、
熟 達 は 重要
である と考
える。 ま た、
デザイ ン行 為 者
の 「手
の早 さ」 と はこ のようなこと を さし て い ると も考
える。3.
3.
ピボ
ッ トを支点
に した フ レー
ム ワー
ク の 遷移
これ まで明 ら か に してき た一
次 心 象 は、
そ れ が そのま ま到 達 心静鑼
幣
∵ ∵∴
[
1
鑑
象 に 結 びつ くわ けでは ない
。
む しろ、
最 初の 思 いつ き(
一
次 心 象 ) から、
いかに遠い距 離にある到 達 心 象に辿 り着
く か と望ん で い る のがデザイ ナー
である。
そ こ で、
いつま で も一
次フ レー
ム ワー
ク の中
で一
次心 象
を ク リ ア に す るこ とに 固 執 して、
「手 が止
まっ て し ま う」 よ う なこ とに な ら ない た め に、
いか に して デザ
イン行 為者
がク1丿 エイショ ンを 次の段 階 に 進 めているのか を 明ら か にす る。
その モ デ ル 化の た め に 導 入 する のがピボ
ッ ト とい う概 念
であ る。
ピ ボットの抽 出
一
次 客 体と環 境と の間に発 生 す る インタ ラ クシ ョ ンは、
これ ま で述べ て きたよ う な 限 定 的 な一
次フレー
ムワー
クへ の焦 点 化 に作
用 す る だ けでは ない。
そ の中
に は、
思考
の方 向性
や範
囲 を定
め 直 す よ う な、
基 礎 に まで手 を入れ た新
た なフ レー
ム ワー
ク〔
二次フ レー
ムワー
ク)
の構 築 (
建築
で例
えれ ば 「大規 模
な増
改 築」 や 「新 築」 「移築
」 に あ たる)
に作
用 し、
クリエ イ ショ ンを 次の段 階
に 進 めるため の支 点
、
す な わ ち ピボ
ットが潜 在
し て い る。
ピボット は、
自らが描 出
し た一
次客体
と環境
と の間に 発 生さ せ た インタ ラ ク ショ ンを分 析し、
そこか らフ レー
ムワー
ク の要求 仕様
を見直
すという再 帰 的 な 状 況に おい て、
デ ザ イン 行 為 者によっ て あ る 種の 「ひ ら めき 」 を伴っ て顕 在 化 し、
抽 出 す ること ができ る (この 「ひ ら め き 」 につ いては、
そ れ を起こ す た め に、
「こ こ でち ょっ と 考 え 方 を 変 えて みよ う」 という よ う に、
デ ザ イン行 為 者 が あ えて意 識 した 上で、
客 観 的 な 省 察 を 行 な う必 要 が あるか もしれ ない)。
ピボッ トをも と に し て、
古 い フ レー
ムワー
ク か ら新
しいフレー
ムワー
クへの遷 移 が 起 き る。
その ことに よ り、
それ まで用いていた 「心 象 と客 体 お よ び フレー
ムワー
ク を巡 る サ イ ク ルの繰 り返 し」 を 刷 新 し、
新 た な 思 考の枠 組 みの下、
ク1丿エ イショ ンの領
域 を 次の段 階 に高
める こと がで き るのだ。
こ の ピボッ トという概 念
は、
バ スケッ トボー
ル のフレイ ヤー
が ドリブルを する様
子 を思 い浮
かべて み ると想起
しや すい。 そ こ で の ピボッ トと は、
それ
まで自由
にド
リブ
ルを
してき
た プレイ ヤー
が、
対 戦
チー
ムのプレ イヤー
に行
く手
を阻
まれ
たときに、
一
旦 立 ち 止 ま り、
片 方の足を軸 足と して、
軸 足でない方の足を様
々 な 方位
に 動 か してみ る 動作であ る。 これ に よっ て、
ボー
ル 運びの次の展 開を探
る こ とがで き る。 同様
に、
ピ ボット は、
あ る フ レー
ム ワー
ク の中で の心 象の創 起お よ び客 体の描 出に行き詰 ま り
が生
じ た とき
に、
それを乗 り越
え るた
め に利
用す
るこ と がで き る。潜在
し て い たピボ
ッ トが 顕出
し、
そこ を足場
とす る こ とが
でき れば
、一
旦フ レー
ムワー
クの主
要構 造体
であ る古
い 要 求 仕様
を解
体 し、
別の空
間 に、
ピボ
ッ トを 支 点として相
を転
じ るこ とに よっ て、
新
た な 要 求 仕様
を構
造 体とし た二次フ レー
ムワー
クの構 築がで き る。
これによっ て、
これまでの枠 組み に と らわ れ ない、
次の段 階の心 象の創 起および客 体の描 出が可 能 に な る (図5
)。
ピボッ トの踏
み替
え この よ う に して、
新
た に 構 築 さ れ た二 次フ レー
ムワー
クに おい40
デ ザ イン掌 研 究 特 集 号sp ial issueofjapanese sgciety forthe sclence of design
Vol
.
21.
3 Ng.
S3 2014一
次
フ レー
ム ワー
ク
で
.
二
\ノ
.
\’
図5
.
ピボットの抽 出と二次フ レー
ム ワー
ク の構築廻 h 殉 ’ ’ 図
6
.
ピ ボッ トの踏み 替 え て、
新た な 心象 (
二 次 心象)
の創 起と、
新
た に描
出し た客体
の 散布 (
二次 客 体)
、
そ し て、
二 次 フ レー
ム ワー
ク の焦 点化
と い う、一
連の サ イ ク ルが 再 び繰
り 返 す。
こ こ で も、一
次フ レー
ム ワー
クに お ける状
況と同様
に、
そ こ で ク リエ イ ション を終
え る の で はなく、
領 域
を拡
張し て いき たい と考
え る。 そ こ で、
次
の新
た なピボ
ッ トが抽 出
し、
それを支 点
と し て、
ま た新
た な フ レー
ム ワー
ク(
三次
フレー
ム ワー
ク)
の構築
が行 われ
る。 これ を 「ピボ
ッ ト の踏
み替
え」 と呼
ぶ(
図6
)
。
ルー
プ デザイ ン行 為者
は、
こ の よ う な探 索 的思考
の プ ロ セ ス に よっ て、
表
現精 度
の向
上 に留
ま らず、
ピ ボッ ト の踏
み替
えプロ セ ス を四次・
五次と繰
り 返 し て い く こ と によって、
思考の枠 組み そ のものを遷 移 させ、
次 第に、
課 題に取 り 組み始めた 当 初には 思 いも至 らな かっ た新
しいイ メー
ジ(
到 達イ メー
ジ)
の創
起に辿 り着
くことができる のだ。
4.
創 造 プロセ ス を モ デ ル 化 す る 意 味 こ こ で、
創
造 プロ セ ス の共 通 基 盤 と なるよ う なデザ イン知 につ い て、
それ を ある概 念 を 導 入 して モ デル 化 す ることの意 味 を 考 え たい。
これ までは 主に、一
個
人の デザ イン行為 者
を 対象
と して、一
次 心象
の創 起か ら 至1」達 心 象に アプロー
チするプロ セ ス に つ い て、
ピ ボット モ デ ル を導入 す る こ と に よっ て説明 し てき た。
しかし、
既に、
人
間中
心 設計
プロ セ ス に代 表
さ れるよう に、
デザ インプ ロセスという も の が、
デ ザ イ ナー
以 外の様
々 な バックグラ ウ ン一
NII-Electronic Library Service
ドを もっ たス テー
ク ホ ルダ
ー
を 巻 き 込 む ものに なっ てきている。
そ れ によって、
お 互いが 受 け もってき た 旧 来の専 門 領 域の境 界 が解
け合
い、
「デザイ ン 」 の専 門 領 域 だっ た 部 分 につ い ても、
チー
ム 全 員で ともに作
り上げ
て い る よ うな現 状
が ある。今 後
は そ れ だ け で な く、
参 加 型
デザ
イン の普
及な
どによ り、
これ
まで デ ザ イ ナー
では な かっ たユー
ザ や市
民 な ど が新
た に デザイ ン行
為 者 となることが一
般
的 に な ることも考
え られ る。 こ のような状
況では、
こ こ で述べ てきた探索
的な思考
プロセ ス の基本構
造 「心 象 と客 体 お よ びフ レー
ム ワー
クを巡 るサイク ル」、
お よ び、
そ の 上 位 構 造 「ピボ ッ トを 支 点に し たフレー
ムワー
ク の 遷移」 の い ず れ につ いても、一
個
人のデ ザ イン行 為 者 に よっ て行 な わ れて き た ものか ら、
複
数 人の共 同 作 業 に よ る もの とな りう る。
例 えば
、一
人のデザ
イン行為 者
によっ て、
ある フ レー
ムワー
ク を も と に 創 起 さ れ た心 象 が客 体化
されて、
環境
と相 互作 用
を引
き 起こす。
そ して、
そ れ を 観察
し た別
の デザイン行為者
が触
発 さ れ、
新 た なフレー
ムワー
ク を提
示 す る。
そこか らさら に それ
を も と に 別のデ ザ イン行 為 者によっ て心 象が創 起さ れ客 体 化さ れていく。
う ま くいけ ば、
お そ ら く一
個 人の デザ
イン行為 者
に よっ て実行
さ れ る サ イ ク ルとは 比 較にならない ス ピー
ド と量 で、
サイ クルが繰
り返
す に 違いない。 し か し、
そ う期待
し た 通 り に はこ とが
運ばな
い であ
ろ う こと も 容 易 に 想 像 がつ く。
先述
の よ う に デザ
イン に は、
用意
され
た正 解 という ものが、
自 己の中
に も、
ま た外
界の環境 中
にも存 在
し ていない。
デザ
イ ナー
であ れば
、
この前 提
を もと に、
平 気
で作
業 に 取 り組 むことができ るのか も しれ ないが、
そ うでないデ ザ イン行 為 者 に 「ま ず は 表 現してみま し ょ う。
そ の表 現か ら答
え を 生み出
し ま しょう」 と言
っ てみても、
や は り頭で、
正 解 を 探 しにいくことが 先 立っ てし まっ て、
手 を 動かす よう に仕 向 ける こと は難
しい の では ないか と 考 え る。
な ぜ な ら ば、
そこに は 「デザ インする こと と はこういう もの であ る 」 というマイン ド セットが 共 有 さ れて いないか らであ る。
手が動
くこと と、
そのプロ セ スを概 念化
し たモ デル に 基 づいた 言 葉で説 明 す ること がで きるこ と は 知 の両 輪であ る。 そ う い う 点では、
デ ザ イン教 育の場で、
新
た に デザ イナー
を志
す者
に、
そ のよ う な 概 念 化 したモ デル に基づいた デ ザイン知を、
デ ザ イ ナー
の心得
と しても た せ ら れ る、
あ るい は その指 針 に 基づい て試 行錯 誤
を 重 ね さ せ ら れるよ う に なる こと に も 意 義 が あ る と 考 えて い る。 「や
っ てみて初
めてわ
かる デザ イン」 というのは、
次世代
の デ ザイン教 育
の根 幹
となる概
念であると考 えて い る。
そ の具 体 的 方 法と して、
こ こ に述
べ たピボッ トモ デ ル の 理解
が役
立つ こ と を期 待 する。
参考
文献
1
)Tim
Brown,
Ghange
by
Design
:How
Design
Thinking
Transforms
Organizations
andInspires
lnnovation
,
HarperBusiness
,
2009
.
ティ ムブ
ラ ウン (著 )、
千 葉 敏生(訳 )
、
デザ イン思考
が 世 界 を変
える一
イノ ベー
シ ョ ンを導 く新 しい
考
え 方、
早 川書
房、
2010
2
)
小川俊
二、
sub−
design
〔何 がデザ インを 成 り立 た せているのか
)
、
20
】4
、
http
:〃d
−
pb
.
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.
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、