名古屋学芸大学
教育方法等検討委員会
授業評価アンケートまとめ
はじめに 本学では、2007 年度から、学生による「授業評価アンケート」を全学で組織的に実施し ています。このアンケートは、本学の教育の質の向上を目指すFD(ファカルティ・ディベ ロップメント)活動の一環として実施するものであり、学生の授業の受け止め方(意識)を把 握し授業改善に役立てることを目的とするものです。 2012 年度の授業評価アンケートについて、次の実施要項のとおり実施しました。 集計結果は各授業担当者に返却し、それぞれが授業改善に役立てるとともに、大学全体の 集計結果をこの大学ウェブサイトに公表させていただきます。 実施要項 学生による授業評価アンケート実施要項 (2012年度) 名古屋学芸大学 教育方法等検討委員会 1.目 的 当「学生による授業評価アンケート」は、本学の教育の質の向上を目指すFD(ファカ ルティ・ディベロップメント)活動の一環として実施するものであり、学生の授業の受け 止め方(意識)を把握し授業改善に役立てることを目的とするものである。 2.調査の実施方法等 実施時期 前期の 13~15 回目の授業で実施する。 実施方法 授業担当教員が、学生にアンケート用紙を配布し、学生に無記名 で回答させ、担当教員が回収する。 調査の対象科目 【1教員1科目(1コマ*)】各教員が受け持つ授業科目のうち1 科目(1コマ)をアンケートの調査対象とする。また非常勤講師が 担当する授業科目についても同様とする。なお、オムニバス方式 の授業等、複数の教員が担当する科目や提出期限に間に合わない 集中講義はその対象としない。 アンケートの様式 授業形態(講義科目、演習科目、実験・実習科目)にかかわらず 同一の様式を使用する。なお、必要に応じて教員独自の設問を設 定することができる。 アンケート用紙の 配布(設置) アンケート用紙を教員メールコーナー等に設置する。担当教員は 各自で必要な枚数分を受け取り、上記の通り調査を実施する。
調査済みアンケー ト用紙の回収・提 出 担当教員は、調査終了後速やかに回収したアンケート用紙を封入 し、指定された期日までに指定された場所(教務課または学部事 務室)に提出する。 1科目(1コマ*)とは1科目に複数の授業がある場合、1授業のみ実施するという意 味です。 3.調査結果の集計等 アンケートの集計は、外部機関(業者)に委託し次の通り行う。 ① 各教員の授業ごとの集計 ② 授業形態ごとに、大学全体、学部、学科、教養および教職(学芸員課程含む)の単 位での集計 ※自由記述欄の回答は集計の対象外とする。 4.調査結果のフィードバック 集計結果は、授業ごとのものは各授業担当者に配布する。授業担当者は結果を活用し 授業改善に役立てる。全体の集計結果(②のデータ)は、教育方法等検討委員会作業部会 が預かり、調査結果の掌握及び分析に当たり、大学としての組織的な授業改善を目指す。 5.調査結果の取り扱い 全体集計結果(②のデータ)は、教育方法等検討委員会の管理下に置き、教務課で保管 する。また集計結果については、大学全体、学部、学科、教養および教職(学芸員課程含 む)ごとに各項目の平均値をHP等で公表する。 以上 集計結果 ・名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表(講義) ・名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表(演習) ・名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表(実験・実習)
5 4 3 2 1 無回答平均 A-1 1650 1808 1218 221 45 0 4.0 B-1 3167 986 602 171 27 0 4.4 B-2 1416 1957 1361 196 20 0 3.9 B-3 568 1306 2073 788 207 0 3.3 C-1 2857 1241 709 122 25 0 4.4 C-2 2066 1679 1117 75 13 0 4.2 C-3 1673 1643 1378 193 61 0 3.9 C-4 2790 1379 692 71 17 0 4.4 C-5 2010 1478 1172 240 51 0 4.0 C-6 1746 1585 1251 297 73 0 3.9 C-7 1424 1682 1532 251 65 0 3.8 C-8 1772 1617 1210 268 82 0 4.0 D-1 D-2 D-3 D-4 項目別回答分布(5.そう思う 4.ややそう思う 3.普通 2.あまりそう思わない 1.そう思わない 9.無回答) 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 設問内容 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 平均値の算出方法:下記の式を用いる。なお、無回答は有効回答数に含めないものとする。 {(5×選択人数)+(4×選択人数)+(3×選択人数)+(2×選択人数)+(1×選択人数)}÷有効回答数 ※小数点以下第2位を四捨五入 名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表 2012年度 授業方法 講義 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 そう思う ややそう思う 普通 あまりそう思わない そう思わない 無回答 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 全体平均 平均 評価レーダーチャート 評価帯グラフ
5 4 3 2 1 無回答平均 A-1 974 593 223 38 6 0 4.4 B-1 1203 352 200 68 16 0 4.4 B-2 992 610 212 21 3 0 4.4 B-3 463 612 603 124 34 0 3.7 C-1 1253 393 168 23 3 0 4.6 C-2 1010 535 275 18 2 0 4.4 C-3 848 605 336 40 7 0 4.2 C-4 1278 404 142 9 5 0 4.6 C-5 913 568 308 37 13 0 4.3 C-6 899 539 319 65 15 0 4.2 C-7 737 611 397 80 14 0 4.1 C-8 1043 493 245 42 13 0 4.4 D-1 D-2 D-3 D-4 項目別回答分布(5.そう思う 4.ややそう思う 3.普通 2.あまりそう思わない 1.そう思わない 9.無回答) 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 設問内容 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 平均値の算出方法:下記の式を用いる。なお、無回答は有効回答数に含めないものとする。 {(5×選択人数)+(4×選択人数)+(3×選択人数)+(2×選択人数)+(1×選択人数)}÷有効回答数 ※小数点以下第2位を四捨五入 名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表 2012年度 授業方法 演習 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 そう思う ややそう思う 普通 あまりそう思わない そう思わない 無回答 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 全体平均 平均 評価レーダーチャート 評価帯グラフ
5 4 3 2 1 無回答平均 A-1 432 284 119 15 7 0 4.3 B-1 550 153 96 46 14 0 4.4 B-2 448 277 114 15 3 0 4.3 B-3 225 251 275 78 25 0 3.7 C-1 466 210 146 31 5 0 4.3 C-2 425 238 182 14 0 0 4.3 C-3 362 263 212 18 2 0 4.1 C-4 540 206 98 13 1 0 4.5 C-5 346 275 201 34 1 0 4.1 C-6 387 264 168 35 4 0 4.2 C-7 344 290 194 23 7 0 4.1 C-8 473 233 122 30 0 0 4.3 D-1 D-2 D-3 D-4 項目別回答分布(5.そう思う 4.ややそう思う 3.普通 2.あまりそう思わない 1.そう思わない 9.無回答) 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 設問内容 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 平均値の算出方法:下記の式を用いる。なお、無回答は有効回答数に含めないものとする。 {(5×選択人数)+(4×選択人数)+(3×選択人数)+(2×選択人数)+(1×選択人数)}÷有効回答数 ※小数点以下第2位を四捨五入 名古屋学芸大学 授業評価アンケート集計表 2012年度 授業方法 実験・実習 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 そう思う ややそう思う 普通 あまりそう思わない そう思わない 無回答 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 この授業は全体として満足であった。 遅刻・欠席はしないようにした。 この授業を真剣・意欲的に受講した。 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 授業はシラバスに沿って行われた。 :使用したテキストや資料は自分にとって適切であった。 教員は授業に熱意を持って取り組んでいた。 授業を静粛に保つ配慮がなされていた。 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 授業のレベルは自分にとって適切であった。 この授業に興味を持つことができた。 全体平均 平均 評価レーダーチャート 評価帯グラフ
集計結果について
2012 年度前期の全学科を包括した授業評価アンケート集計結果(科目種目別平均値)は 表1 の通りである。それぞれの質問項目は、「5 そう思う」「4 ややそう思う」「3 普通」「2 あまりそう思わない」「1 そう思わない」の 5 段階で評価されている(括弧内は 2011 年度 前期の結果を示す)。 表1 全学の科目種目別平均値 設問内容 講義科目 平均値 演習科目 平均値 実験・実習科目 平均値 A-1 この授業は全体として満足であった。 4.0(4.0) 4.4(4.4) 4.3(4.3) B-1 遅刻・欠席はしないようにした。 4.4(4.4) 4.4(4.4) 4.4(4.5) B-2 この授業を真剣・意欲的に受講した。 3.9(3.9) 4.4(4.3) 4.3(4.4) B-3 予習・復習を含め授業時間外にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた。 3.3(3.2) 3.7(3.6) 3.7(3.7) C-1 授業の開始時間と終了時間は適切であった。 4.4(4.4) 4.6(4.5) 4.3(4.4) C-2 授業はシラバスに沿って行われた。 4.2(4.2) 4.4(4.3) 4.3(4.3) C-3 使用したテキストや資料は自分にと って適切であった。 3.9(3.9) 4.2(4.2) 4.1(4.1) C-4 教員は授業に熱意を持って取り組ん でいた。 4.4(4.4) 4.6(4.6) 4.5(4.5) C-5 授業は静粛に保つ配慮がなされてい た。 4.0(4.1) 4.3(4.2) 4.1(4.1) C-6 授業の進め方は理解しやすいように配慮されていた。 3.9(3.9) 4.2(4.2) 4.2(4.2) C-7 授業のレベルは自分にとって適切であった。 3.8(3.8) 4.1(4.1) 4.1(4.1) C-8 この授業に興味を持つことができた。 4.0(3.9) 4.4(4.4) 4.3(4.3) (編みかけは前年より上昇、二重下線は前年より低下) このアンケートの集計結果に関して、以下のような点が指摘できる。 ① どの授業形態の科目でも前年と比べて若干変化は認められるが、全体としてみれば大き な変化は認められない。 講義科目で2 項目の平均値が上昇し、1 項目の平均値が低下している。同じく、演習科目 では5 項目が上昇し、実験・実習科目では 3 項目が低下している。このように一定の変化 は認められるが、その変化の幅は全て0.1 ポイントであることから考えれば、大きな変化は 認められない。なお、この集計結果の全体的傾向は、各学科のそれと概ね同じである。② 授業全体の評価はどの授業形態においても概ね「満足」 授業全体については、すべての授業形態において 4 ポイント以上を示しており「満足」 と評価されていると判断できる。因みに、設問A-1 の評価の割合をみれば(表 2)、講義科目 では5 と 4 の評価が全体の 70.0%(2011 年度は 69.6%)を占めている。演習科目についてみ れば5 と 4 を合わせて 85.4%(2010 年度は 86.5%)となっており、同様に実験・実習科目も 5 と 4 を合わせて 83.5%(2010 年度は 83.6%)となっている。 表2 設問 A-1 の評価の割合 ③ 演習や実験実習に比べて学びの意欲が劣る講義科目 講義科目についてみれば、12 の項目の平均値をとれば 4.0 であり、その限りでは問題視 する必要はないと言える。だが、演習科目および実験・実習科目と比較すれば、B-1 を除い てすべてスコアが低い。とくにB-2(授業を真剣・意欲的に受講したか)や B-3(授業外の学習) は演習や実験実習に比べ0.4~0.5 ポイントも平均値が低い点には注目しておく必要がある。 B-2 についてみれば、5 の評価を下した者の比率は、講義科目が 28.6%であるのに対して、 演習科目と実験実習科目はそれぞれ54.0%、52.3%(表 3)となっている。 表3 設問 B-2 の評価の割合 ④ どの項目もスコアが高い演習科目と実験・実習科目 表 1 の前年度と比較して各項目の平均値を見た場合、演習科目の授業運営は全体として 向上しているが、実験・実習科目のそれは低下しているかの印象を与える。だが、目に見 えて変化したとは言い難い。双方ともに前年度と同様に取り立てて問題にすべきところは、 このデータからは見えてこない。基本的には、良好な授業運営が行われているとみてよい だろう。その背景には、昨年度も指摘したように、その授業特性が挙げられよう。双方の 科目のほとんどが、少人数での運営であり、学生の側からすれば、達成すべき課題・目標 がより明確であることである。そうした環境下で、教員のより適正な学生把握は可能とな り、学生の主体的・能動的な授業への参画を引き出すことに成功していると推察される。 ⑤ どの授業形態でも評価されている教員の授業への取り組み姿勢 例年通り、設問 C-4 のスコアがすべての授業形態において最も高く、教員の授業への取 科目・種目 評価 5 4 3 2 1 講義科目 1650(33.4%) 1808(36.6%) 1218(24.6%) 221(4.5%) 45(0.9%) 演習科目 974(53.1%) 593(32.3%) 223(12.2%) 38(2.1%) 6(0.3%) 実験・実習科目 432(50.4%) 284(33.1%) 119(13.9%) 15(1.8%) 7(0.8%) 科目・種目 評価 5 4 3 2 1 講義科目 1416(28.6%) 1957(39.5%) 1361(27.5%) 196(4.0%) 20(0.4%) 演習科目 992(54.0%) 610(33.2%) 212(11.5%) 21(1.1%) 3(0.2%) 実験・実習科目 448(52.3%) 277(32.3%) 114(13.3%) 15(1.8%) 3(0.4%)
り組み姿勢は評価されていると見てよい。因みに講義科目では5 と 4 の評価の合計が 84.3%、 演習科目のそれは91.5%、実験・実習科目では 86.9%となっている。 表4 設問 C-4 の評価の割合 ⑥ 授業外での学習 昨年度と同様、すべての授業形態の科目においてB-3 の「予習・復習を含め授業時間外 にもこの授業に関連する知識の獲得に努めた」かを問う設問が12 の設問項目の中で最も低 い。確かに、講義科目と演習科目については若干の改善の兆しは表れている(表 1 の平均値 が前年より0.1 ポイント上昇している)。この改善傾向は喜ばしいことではある。 表5 設問 B-3 の評価の割合 表5 は設問 B-3 に関する評価の割合を示している。講義科目では授業時間外の学習を心 掛けていると明確に回答した 5 の回答者は 11.5%にすぎなく、演習科目と実験・演習科目 でもそれぞれ25.2%と.26.3%と少ない。これに表 6 の B-1 の「遅刻・欠席はしないように した」かを問う設問の集計結果(講義科目で 5 と回答した者は 63.9%、演習科目 6 および実 験実・習科目で5 と回答した者はそれぞれ 65.4%と 64.0%)を重ね合わせてみると、次のよ うな平均的な学生のイメージが浮かび上がる。つまり、欠席せずに授業には真面目に出席 し、予習や復習など授業外学習は主観的には「普通」程度あるいはそれ以上行っているつ. もり..になっている学生の姿である(設問 B-3 では特に講義科目は 3 評価が 41.9%)。 表6 設問 B-1 の評価の割合 ここで言う授業外での学習が「普通」程度、あるいはそれ以上という場合の、その学習 の内実がどのようなものであるかはこのデータからは読み取れない。ただ少なくとも、客 観的にみてそれが十分とは言い難いように思われる。 以上 科目・種目 評価 5 4 3 2 1 講義科目 2790(56.4%) 1379(27.9%) 692(14.0%) 71(1.4%) 17(0.3%) 演習科目 1278(69.5%) 404(22.0%) 142(7.7%) 9(0.5%) 5(0.3%) 実験・実習科目 540(62.9%) 206(24.0%) 98(11.4%) 13(1.5%) 1(0.1%) 科目・種目 評価 5 4 3 2 1 講義科目 568(11.5%) 1306(26.4%) 2073(41.9%) 788(15.9%) 207(4.2%) 演習科目 463(25.2%) 612(33.3%) 603(32.8%) 124(6.8%) 34(1.9%) 実験・実習科目 225(26.3%) 251(29.4%) 275(32.2%) 78(9.1%) 25(2.9%) 科目・種目 評価 5 4 3 2 1 講義科目 3167(63.9%) 986(19.9%) 602(12.2) 171(3.5%) 27(0.5%) 演習科目 1203(65.4%) 352(19.1%) 200(10.9%) 68(3.7%) 16(0.9%) 実験・実習科目 550(64.0%) 153(17.8%) 96(11.2%) 46(5.4%) 14(1.6%)