家 庭 科 学 習 指 導 案
広島県立安古市高等学校 中 山 尚 子 1 学 年 第1学年 2 題材名 消費行動と資源・環境 3 題材設定の理由 地球的規模の環境問題に対して世界各国が解決に向けて取り組んでいる。同時に,私たち一人一 人のライフスタイルを見直し,改善を図らなければならないことも緊急の課題として広まってきた。 しかし,高校生を見ていると,便利で快適な生活に慣れきってしまい,環境問題や資源・エネル ギー問題に見て見ぬふりをしているとさえ感じられるのが現実である。 そこで,本題材では,自分の消費生活と資源や環境とのかかわりについて理解させ,環境負荷の 少ない生活を目指して,各自の生活様式を見直すとともに,事業者,行政など,様々な方面から取 組みがなされ,環境保全を推進する社会経済システムへの移行が少しずつ進んでいることに気付か せたい。また,本時では具体的な事例として「識別マーク」を取り上げ,循環型社会を目指した生 活情報の活用能力も育てたい。 4 題材の目標 ○ 消費生活と資源や環境とのかかわりについて理解する。【知識・理解】 ○ 環境負荷の少ない生活を目指し,課題意識を持って自分の生活意識や生活様式を見直すことがで きる。【思考・判断】 ○ 環境保全に関心を持ち,様々な立場から生活環境の改善の取組みを考えようとしている。【関心・ 意欲・態度】 ○ 環境保全に対して意欲的に取り組もうとしている。【関心・意欲・態度】 ○ 生活情報を適切に利用し,自分の生活に生かすことができる。【技能・表現】 5 学習指導計画(全3時間) 1 消費生活と環境とのかかわり ・・・・・・・1時間 2 環境保全への取組み ・・・・・・・・・・・2時間(1/2 本時) 6 学習指導の展開 学 習 活 動 指導上の留意点(・)と評価(●) 身近な例を基に,地域の生活環境の 悪化と私たちの生活のつながりを復 習する。 現在の自分たちができることを考え よう。 ・私たちの生活の在り方が生活環境に与える負荷を左右す ることを確認する。 ・班毎に考えさせる。 ・まとまった班から黒板に書かせる。 1.前時の学習を振り返る。 2.これから自分たちができることを考えてみよう。学校で 家庭で できることを考える。 私たちの提案を考えよう。 行政の立場から 作る(生産者の)立場から 売る(販売者の)立場から できることを考えて提案する。 容器の包装材にはすべて識別マーク がついていることを知る。 容器をマークの違いにより分別し, 材質の違いを見る。 包装容器リサイクル法について知 る。 社会のシステムを循環型へ変える試 みが始まっていることを知る。 自分が今,環境にどれだけ配慮した 取組みができているか振り返る。 感想,考えたことをまとめよう。 次時の学習内容を知る。 ・一覧表にして,クラスの宣言とするため,みんなででき ることかどうか見直す。 ● 環境負荷の少ない生活を目指して自分の生活意識や生 活様式を見直すことができたか。【思考・判断】 ● 様々な立場から生活環境の改善の取組みを考えようと していたか。【関心・意欲・態度】 ・識別表示マークを付けることが義務化された意味を知ら せる。 ・生活の中の情報を適切に活用していくことを確認する。 ● 識別表示マークにより容器包装を分別できたか。 【表現・技能】 ・ペットボトルや食品トレーを分別して収集することは, ダイオキシン等の発生を少なくして健康を守るだけで なく,資源やエネルギーの節約になることに気付かせ る。 ・コマーシャルなどから,企業の取組みを思い出させる。 ● 消費者,行政,事業者それぞれの責任を理解できたか。 【知識・理解】 ・様々なエコライフ点検表を利用して,意欲を喚起させる。 ● 環境負荷の少ない生活に取り組もうとする意欲を持つ ことができたか。【関心・意欲・態度】 3.容器包装の表示を見てみよう。 4.容器包装の分別から,消費者,行政,事業者の責任を考えよう。 5.自分の取組みを振り返ろう。