Title
言葉を理解するとはどういうことか? : §7 Dummett
の主張可能性意味論
Author(s)
入江, 幸男
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http://hdl.handle.net/11094/14206
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Osaka University Knowledge Archive : OUKA
Osaka University Knowledge Archive : OUKA
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/
2010年度1学期 金曜3時限 学部「哲学講義」大学院「存在論講義」 「言葉を理解するとはどういうことか?」 第8回講義 2010年6月11日 【 【 【 【前回前回前回前回のののの復習復習復習復習】】】 】 ■ ■ ■ ■Davidsonののの真理条件意味論の真理条件意味論真理条件意味論真理条件意味論ではではでは、では、、 、 ( ( ( (111)1)))まずまずまずまず、、語、、語語の語ののの意味意味を意味意味ををを公理公理公理として公理として設定としてとして設定設定設定したしたしたした。。。。 例えば、 N1:「アキコ」は、対象アキコを表示する N2:「は幸せだ」は、集合{x:xは幸せだ}を表示する ( ( ( (2222))))次次次次にに、にに、、、文文文の文ののの意味意味についての意味意味についてのについてのについての一般的一般的一般的な一般的ななな公理公理を公理公理をを設定を設定設定設定するするするする。。。。 A1:全ての固有名αについて、すべての述語βについて、「βα」が真であるのは、「α」 の表示対象V(α)が「β」の表示集合V(β)の要素である(つまり、V(α)∈V(β) が成り立つ)ときそのときに限る。 ( ( ( (3333))))推論規則推論規則を推論規則推論規則ををを設定設定設定設定するするするする
R1:普遍例化Universal Instantiation (UI) R2:存在量化Existential Instantiation (EI) ( ( ( (4444))))こここここからこからこからこから例例例例えばえば次えばえば次次次ののの定理の定理を定理定理ををを導出導出導出する導出するするする T1「アキコは幸せだ」が真であるのは、V(アキコ)∈V(は幸せだ)のときそのときに限る。 (A1にR1を適用) ■Dummettによれば、このような真理条件意味論は、「穏健な意味の理論」であり、別の言語(メ タ言語)の習得を前提した上での対象言語の意味の理解の説明しようとするものである。このよう な「穏健な意味の理論」は翻訳マニュアルと同じものであり、<我々が言語を理解するときになに を理解しているのか>の説明になっていないと批判する。<T文が真であることを知る>というこ とは、<T文が表現している命題を知る>には十分ではない、と批判する。 ■これに対して、デイヴィドソンならばどのように答えるだろうか? デイヴィドソンは、<T文 が真であることを知る>ということは、<T文が表現している命題を知る>には十分ではない、と いうことを認めるだろう。そして、T文が表現する命題を知ることは、このT文を定理とする正規的 証明がもちいる公理の理解から合成されると答えるだろう。そして、<公理が真であることを知る >ということは、<公理が表現する命題を知る>には十分ではないという批判に対しては、T文の 全体から公理を正当化すると答えるだろう。そして、<公理が表現している命題の内包的な理解に 基づいて、公理の主張を正当化する>という方針に対して、外延的な意味論を与えるという立場か ら批判するだろう。 ■では、このようなデイヴィドソンからの反論に対してダメットならば、どう答えるだろうか。ダ メットは論文’What is the Theory of Meaning I’ の‘Appendix’において、上記のような公理の設 定についての全体論的な説明が与える「証拠」(話し手の言語行為から理解されること(p.67)が、公 理が表現する命題の理解の説明になっていると考えて、デイヴィdソンを「穏健な意味の理論」だ と批判したのは間違いだったという(Cf. p. 26, 28)。ここでは、「穏健な意味の理論」としてではな く、「意味の全体論」としてデイヴィドソンを批判している。
の関係のところにクリティカルな問題を抱えていると思われる。
§ §§
§7777 Dummettのののの主張可能性意味論主張可能性意味論主張可能性意味論 主張可能性意味論
ここでは、Dummett の論文’What is the Theory of Meaning II’ in The Seas of Language
をもとにダメットの「主張可能性意味論」を解説する。(頁数は、この本のページ数である。) 1、意味の理論の課題 言語を話したり理解したりする能力は、「実践的能力」(practical knowledge)であり「潜在的知識」(a n implicit knowledge) (p. 36) 意味の理論は、この「実践的な能力の理論的表現」を目指すもので あり、「「「まだいかなる「まだいかなるまだいかなるまだいかなる言語言語言語言語もももも知知らない知知らないらないらない人人人人がががが、、与、、与与えられた与えられたえられたえられた言語言語言語言語をを知をを知知るようになるためになにを知るようになるためになにをるようになるためになにをるようになるためになにを獲得獲得獲得獲得しししし なければならないかを なければならないかを なければならないかを なければならないかを説明説明説明説明するするするする」(」(」(」(p.36))) ) 2 2 2 2、、、、意味意味意味意味のの理論のの理論理論理論のののの構造構造構造構造 「 「 「 「意味の理論は、個別の語を統制する公理を含むだろうし、文の形成を統制する他の公理を含むだ ろう。それらの公理が一緒になって、特殊な文に関係する理論を生み出す。理論が、個別の語を支 配する公理の知識をともなう特殊な実践的能力に関係するなら、つまり、[意味の]理論が、語の意 味の知識を構成する能力の所有を表現するならば、私はその意味論を原子論的意味論原子論的意味論原子論的意味論とよぼう。[意原子論的意味論 味の]理論が、文全体に関係する諸定理をともなう能力に関係しているならば、分子論的意味論分子論的意味論分子論的意味論分子論的意味論と呼 ぼう。」(p.38) ■分子論的見方の擁護:全体論への批判 「言語の分子論的見方と全体論的見方の違いは、分子論的見方では、おのおのの文が原則として、 孤立して理解されていることにあるのではない。むしろ、全体論的見方全体論的見方全体論的見方では全体論的見方ではではでは、、、、どのどのどのどの文文も文文もも言も言言言語全体語全体語全体語全体をををを 知 知 知 知ることないしにはることないしにはることないしにはることないしには理解理解理解理解できないできないできないが、分子論的見方ではおのおのの文にとって、言語の決定的な断できない 片があり、その知識が、その文の完全な理解にとって十分であるということである。」(p.44)「その ような概念[分子論的意味論]は、文や表現の配列に関して、部分的な順序づけを認める。」(p.44)「全 体論的見方では、依存関係は、非対称的ではない」(p.44) ■意味(meaning)の理論の構成(p.40) A、中心部分:コア①指示の理論:真理の理論:「真理条件の帰納的明示」74 殻②意義(sense)の理論 B、補助的部分:③力の理論 (theory of force) 「真理概念を中心観念とみなす意味の理論は、二つの部分から出来ている。理論のコアは、真理の 理論である、つまりある言語の文の真理条件の帰納的特定化である。このコアは、指示の理論とよ ばれるだろう。というのは、この理論のなかで、ある時ある話し手によるある文ないしその発話が 真であるという条件を述べ、また、個々の語を支配し、それらの語に適当な種類の指示を割り当て
る公理を述べるものである。」(p. 40) 「指示の理論を取り囲むのは、意義の理論を形成する殻の部分である。これは指示の理論の部分に ついての話し手の知識がどのように構成されているのかを、話し手の特定の実践的知識を理論の特 定の命題に関係付けることによって、規定する。」(p. 40) 「力の理論は、文の発話がもつ規約的な意味significanceのさまざまなタイプの説明を与える。つま り、主張、命令、要求、などの発話によって結果する言語行為(linguistic act)のさまざまの種類の 説明をあたえる。」(p. 40) 3 3 3 3、、、検証、検証検証検証ないしないしないしないし反証反証を反証反証ををを中心概念中心概念中心概念中心概念とするとする意味とするとする意味意味意味のののの理論理論へ理論理論へへへ向向向けて向けてけてけて 真理条件意味論は、明快であるという利点を持つ。真理条件が満たされているかどうかが経験的決 定できる限りにおいて、ダメットはそれに反対しない。問題は、真理条件が経験的にテストできな い場合、つまり検証不可能な場合をどう扱うかである。Wylieによればによればによれば、によれば、、ダメット、ダメットダメットダメットはははは<<文<<文文文のののの意味意味意味が意味ががが 真理条件 真理条件 真理条件 真理条件であることであることであること>であること>>>をををを認認めるが認認めるがめるがめるが、、、しかし、しかししかししかし<<真理条件<<真理条件真理条件真理条件はははは常常常常にに検証可能にに検証可能検証可能検証可能でなければならずでなければならずでなければならずでなければならず、、、、検証不可検証不可検証不可検証不可 能 能 能 能なななな真理条件真理条件真理条件真理条件ののの存在の存在存在存在をををを認認めない認認めないめない>めない>>>というという立場というという立場立場立場であるであるであるである。。。 。 ■ ■ ■ ■真理条件意味論真理条件意味論真理条件意味論に真理条件意味論ににに原理的原理的原理的原理的なな困難なな困難困難困難ををを引を引き引引ききき起起起起こすこす文こすこす文文の文ののの分類分類分類 分類 ① ① ① ①真理値真理値真理値真理値をををを持持たない持持たないたない文たない文文文、、、、従従って従従ってってって真理条件真理条件真理条件真理条件もももも持持たない持持たないたないたない文文文。文。。。たとえば命令、約束、質問など。 ② ② ② ②真理値真理値真理値をもつが真理値をもつがをもつがをもつが、、、、そのその真理条件そのその真理条件真理条件を真理条件をを明示を明示することが明示明示することがすることがすることが現在現在現在のところ現在のところ難のところのところ難難しい難しいしいしい文文文文 「<規約T>充たす理論を要請することによって課せられる制約は、相当なものであるように 思われる。例えば、態度帰属文、様相、因果的一般言明、反事実的条件文、限定形容詞、「ほ とんど」のような量化子といった数多くの問題を、この制約内でとりあつかうことの出来る方 法で、現在しられており、しかも一般に受け入れられているような方法は存在しない。」(「根 元的解釈」訳 p. 27) ③ ③ ③ ③真理条件真理条件真理条件をもつが真理条件をもつがをもつがをもつが、、、、それがそれが満それがそれが満満満たされているのかどうかのたされているのかどうかのたされているのかどうかのたされているのかどうかの判定判定が判定判定ががが原理的原理的原理的に原理的に困難にに困難困難である困難であるである文である文文文 このタイプの困難の解決がダメットの取り組んだ課題である(Cf. p.46)。 ・無限の定義域をもつ量化 ・反事実的条件法 ・原理上アクセスできない過去や未来への言及
WylieのHP上のファイル” Dummett on Realism and Anti-Realism“には 次のような例が挙がっている。 (0)‘James II suffered a migraine on the afternoon of his 32nd birthday’
「ジェイムズ2世が 32 歳の誕生日の午後に偏頭痛をもっていた」
(a) ‘Every even number greater than 2 is the sum of two primes.’ (Goldbach’s Conjecture) 「2より大きなすべての偶数は、二つの素数の和である」(ゴールドバッハの予想) (b) ‘Everything just doubled in size.’
「すべてのものはちょうど大きさが二倍になった」
(c) ‘There is a planet in our solar system whose existence we cannot establish.’
(d) ‘The colour spectrum is inverted for women.’ 「色のスペクトラムは、女性では逆転している」 < < < <ミニレポートミニレポートミニレポートミニレポートのののの課題課題課題課題>>>> < < < <真理条件真理条件真理条件真理条件をををを持持つけれども持持つけれどもつけれどもつけれども、、、、それがそれがそれがそれが満満たされているかどうかを満満たされているかどうかをたされているかどうかをたされているかどうかを経験経験経験によって経験によってによってによってテストテストできないテストテストできないできない>できない>>>ようようようよう な な な な例文例文例文例文をををを作作作作ってくださいってくださいってくださいってください。。。 。 難しい課題:①と②の区別の規準は何か? 難しい課題:②と③の区別の規準は何か? ■ ■ ■ ■真理条件真理条件真理条件が真理条件ががが満満たされているかどうか満満たされているかどうかたされているかどうかたされているかどうか決定不可能決定不可能決定不可能決定不可能なな文なな文文の文ののの意味意味意味意味はなにかはなにかはなにか?はなにか?? ? 具体的 具体的 具体的 具体的なななな例題例題例題例題:::「:「「「Xははは言語は言語を言語言語ををを学学学ぶのが学ぶのが上手ぶのがぶのが上手上手である上手であるである」である」」」(p.54) これはXが言語を学ぶところを観察すればテストできる。しかし、もしXが言語を学んだことがなか ったとしよう。このとき、我々はこの言明が真であるのか偽であるのかわからない。 問題 問題 問題 問題「「「この「このこのこの言明言明言明言明はは、はは、、、真真真か真か偽かか偽偽のどちらかであるに偽のどちらかであるにのどちらかであるにのどちらかであるに違違いないのか違違いないのかいないのかいないのか???」?」」」(p. 54) 3つの解答が可能である。 (1)真か偽かのどちらかであるとは限らない。 (2)言語能力は、脳構造の一定の特徴に関係していなければならない。Xの脳は、この特徴を示 すか示さないかのどちらかである。ゆえに、我々がXの脳構造を知っているかいないかに関係なく、 その言明は真か偽に決定されている。 (3)言語能力は、如何なる物理的特徴にも関係している必要はない。しかし、それにもかかわら ず、人は言語能力を持つか持たないかのどちらかである。それゆえに、言明は真か偽かのどちらか で無ければならない。(p.54) ■ ■ ■ ■真理真理真理真理のののの観念観念観念観念ににに関に関する関関するするする二二二二つのつのつの統制原理つの統制原理統制原理統制原理 C原理原理原理原理:::真理を文と実在のある構成要素との間の対応(correspondence)として説明すること(p. 52) : K原理原理原理:「言明が真であるならば、それが真であることを知ることが原理的に可能でなければなら原理 ない。」(p.61) この二つの原理は、真理条件が満たされているかどうかを決定できない文をうまく扱えるだろうか。 選択 選択 選択 選択1111<<<<C原理原理+原理原理++二値原理+二値原理二値原理二値原理>>>> 真 真真 真かか偽かか偽偽か偽かかか判判判判らないらない命題らないらない命題命題命題もどちらかであるもどちらかであるもどちらかであるもどちらかである((((二値原理二値原理)二値原理二値原理))。)。。。事実事実事実事実もどちらかにもどちらかにもどちらかにもどちらかに決定決定している決定決定しているしている(している(((C原原原原 理 理理 理、、、、実在論実在論実在論)実在論))) 選択 選択 選択 選択2222<<<<C原理原理+原理原理++K原理+ 原理原理原理>>>>
原理的 原理的原理的 原理的にに真にに真真真かかかか偽偽偽偽かわからないかわからないかわからない文かわからない文は文文ははは、、、、真真真真でもでもでもでも偽偽偽偽でもないでもない(でもないでもない((K原理( 原理原理原理))。))。。。真真真でも真でも偽でもでも偽偽偽でもないでもないでもないでもない文文に文文にに関に関関関しししし ては てはては ては、、事実、、事実事実事実もどちらかにもどちらかにもどちらかにもどちらかに決決決決まっていないまっていないまっていない(まっていない(C原理(( 原理原理原理、、、、反実在論反実在論反実在論)反実在論))。)。。。 どちらを どちらを どちらを どちらを選選選選択択択択するのがよいのだろうかするのがよいのだろうかするのがよいのだろうか。するのがよいのだろうか。ダメット。。ダメットダメットダメットはははは、、、、選択選択選択2選択2を22ををを採用採用採用する採用するする。する。。つまり。つまり、つまりつまり、、二値原理、二値原理二値原理二値原理よりもよりもよりもよりも、、、、 K原理原理原理を原理をを優先を優先するということである優先優先するということであるするということであるするということである。。。。(((その(その理由そのその理由理由理由はなにだろうかはなにだろうかはなにだろうかはなにだろうか???来週?来週の来週来週ののの課題課題課題課題))) ) 「我々の困難はすべて、我々の言語の全ての文の実在論的な解釈を想定する我々の傾向のため に生まれている。つまり、言明に適用可能な真理の観念は、全ての命題が、我々の知識や知る 手段とは独立に、真か偽かに決定されている、ということである、と想像する傾向のために生 まれた。」(p. 62)
「決定可能な文に関しては、二値原理(the princiole of bivalence) の想定は、傷つかない。」(p. 62) しかし、「もし二値原理が決定不可能な文に適用されたなら、我々は能力を認識と等値する ことができない位置に立つことになる」(p.63) つまり、K原理が妥当しなくなる。 ダメット ダメット ダメット ダメットはははは、、、、二値原理二値原理を二値原理二値原理ををを採用採用採用採用しているしているしている古典論理している古典論理(classical logic)を古典論理古典論理 をををすててすててすてて(p.64)、すてて 、、二値原理、二値原理を二値原理二値原理ををを採用採用採用しな採用しなしなしな い い い い直観主義論理直観主義論理直観主義論理直観主義論理をををを採用採用採用採用するするするする。。直観主義数学。。直観主義数学直観主義数学直観主義数学はははは、、、すでにこの、すでにこのすでにこの立場すでにこの立場を立場立場ををを採用採用採用している採用しているしている。している。。(。(ダメット((ダメットダメットがダメットががが、、、、直直直直 観主義数学 観主義数学 観主義数学 観主義数学をを採用をを採用採用採用するするするする理由理由はなにだろうか理由理由はなにだろうかはなにだろうかはなにだろうか????それはそれはそれはそれはおそらくおそらく数学おそらくおそらく数学数学の数学ののの体系体系体系体系のの完全性のの完全性完全性を完全性ををを確保確保確保確保するためするためするためするため で で で であるあるあるある。。。。来週来週の来週来週のの課題の課題課題課題)))) K原理原理の原理原理のの「の「「「知知知る知るるる」」は」」ははは、、、直観主義、直観主義直観主義直観主義数学数学数学数学ではではではでは「「証明「「証明する証明証明するする」する」」にな」になになになりりりり、、K原理、、 原理原理原理はははは直観主義数学直観主義数学直観主義数学では直観主義数学ではでは、では、、 、 「 「 「 「文文が文文ががが真真真であるとは真であるとはであるとはであるとは、、それが、、それがそれがそれが証明証明証明されていることである証明されていることであるされていることである。」されていることである。」。」 。」 と と と と表現表現表現表現されるされるされるされる。。。 。 ■ ■ ■ ■直観主義論理直観主義論理直観主義論理における直観主義論理におけるにおけるにおける論理定項論理定項論理定項の論理定項の意味のの意味意味意味のののの変化変化変化変化 「算術的命題の古典的ないしプラトニズム的解釈と直観主義的解釈の差異は、論理定項(文の 操作子と量化子)の意味が与えられる仕方にある。」(p.66) ・ ・ ・ ・選言選言選言選言「「「「あるいはあるいは」あるいはあるいは」」」のののの説明説明説明説明 デイヴィドソン デイヴィドソン デイヴィドソン デイヴィドソン流流流流のののの真理条件意味論真理条件意味論の真理条件意味論真理条件意味論ののの真理理論真理理論真理理論真理理論においてにおいてにおいて において
T文文文「文「「「すべのすべのすべのすべの文文文文「「「「A」」と」」ととと「「「B」「 」に」」にに関に関関関してしてしてして、、「、、「「「AあるいはあるいはあるいはあるいはB」」が」」が真がが真真真であであであるのはであるのは、「るのはるのは、「、「、「A」」」」がが真がが真真真であるかであるかであるかであるか、、、、 あるいは あるいはあるいは あるいは、「、「、「B」、「 」」」がががが真理真理真理真理であるであるであるである場合場合その場合場合そのそのその場合場合場合場合にに限にに限限限るるるる」」」」 ということが ということが ということが ということが公理公理公理として公理としてとしてとして設定設定設定されるだろう設定されるだろう。されるだろうされるだろう。。。しかししかししかししかし、、、、直観主義論理直観主義論理では直観主義論理直観主義論理ではでは、では、、、これこれこれこれにはには制限にはには制限制限制限がががが必要必要必要にな必要になになにな る る る る。。。。 「真理条件による説明は、もし選言の操作子が適用されている言明が決定不可能な場合には、 取り返しのつかない循環になる。つまり、もし真理条件を実効的に認識できない場合である。 なぜなら、<誰かに「『AあるいはB』が真であるのは、Aが真であるか、あるいはBが真で あるとき、かつその時に限る」という知識を帰属させること>がなによって達成されるのかを 説明する方法がないからである。」(pp.69-70)
「真」を「証明」に置き換えて次のように言うならば、問題は生じない。 「ある構成が、「AあるいはB」の証明であるのは、それがAの証明であるか、あるいはBの 証明であるとき、その時に限る。」後者の「あるいは」は、決定可能な二つの言明の間で成り 立つので、問題ない。」(p.69) ・ ・ ・ ・否定否定否定否定「「「「ないない」ないない」」の」ののの説明説明説明説明 T文「あらゆる文「A」に関して、「¬A」が真であるのは、「A」が真でないとき、その時に 限る」 このT文は二値原理を捨てるときには、成立しない。「真」を「証明」に変えて言えるのは、次の ことである。 「ある構成が「A」の証明ならば、「¬A」の証明は存在しない」 「ある構成が「¬A」の証明ならば、「A」の証明は存在しない」 言えないのは次のことである。 「「A」の証明が存在しないならば、「¬A」の証明が存在する」 「「¬A」の証明が存在しないならば、「A」の証明が存在する」 ■ ■ ■ ■直観主義数学直観主義数学における直観主義数学直観主義数学におけるにおける「における「「証明「証明証明証明」」」」をを、「をを、「、「、「検証検証検証」検証」」や」やや「や「反証「「反証反証」反証」」」ややや「や「「「主張可能主張可能」主張可能主張可能」」」にににに変変えることによって変変えることによってえることによってえることによって、、、、 直観主義 直観主義 直観主義 直観主義のののの意味意味意味意味のののの理論理論を理論理論ををを作作作ることが作ることがることがることが出来出来る出来出来るる。る。。。これについてはこれについてはこれについてはこれについては、、来週検討、、来週検討来週検討来週検討するするするする。。。。