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77kV系統用ディジタル形故障継続検出装置

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Academic year: 2021

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77kV系統用ディジタル形故障継続検出装置

DigitaトtYPePowerSYStemFa山tContinuation

DetectionEquipmentfor77kV

PowerNetworks

電力系統の大規模化・複雑化に伴い,安定した電力供給を維持するためには,保 護リレーシステムのいっそうの高性能化,高信根化及び保守運用の省力化が必要で ある。特に,多数の77kV負荷送電線をもつ基幹変電所では,送電線の数が上位系統 に比べて多く,多回線を同一鉄塔に併架する場合が増加しているため,故障様相が 複雑化する一方で,系統故障発生時の変電所運転業務は込み入ったものとなりつつ ある。 このような二状況を解消するため,万一のしゃ断器不動作などに起因する系統の故 障継続を検出する機能,系統故障時に故障点標走をはじめとする故障状態の解析結

果を自動記録する機能,系統保護リレー停止中の仮リレーの機能などを具備したデ

ィジタル形故障継続検出装置を開発し,実用化した。 l】

言 我が国での近年の社会,経済情勢の変化は環境保全,用地 取得などの面で,電源立地や系統構成面に厳しい制約をもた らしている。このため系統の複雑化・大規模化が進み,この 傾向は電力需要の伸長に伴い今後共増大することが予想され, 安定した電力供給を維持してゆくことが重要な課題である。 このため,電力系統の保護システムにもいっそうの高性能化, 高信頼度化及び保守運用の省力化を図ってゆくことが要求さ れている。 これに対■応する動きの一つとして,近年のマイクロプロセ ッサ技術の進歩を活用したディジタル保護リレー装置の開発 と性能検証が各方面で実施されておリ1ト2),その評価をベー スとした実用化も一部で開始されている。 本報告では,そのような実用化の一端を担うものとして多 数の77kV送電線をもつ基幹変電所の事故復旧業務の迅速化, 及び故障解析精度の向上を主目的に開発した新しい形のディジ タル形保護リレー装置について報告する。この装置は,既存の 77kV系統保護リレーシステムには具備されていない故障継続検 出機能及び故障解析・記録機能をもっており,このほか伐り レ一にも使用できる後備保t漫リレー機能も備えている。本装置 は,「ディジタル形故障継続検出装置+として,関西電力株式 会社海南港変電所で昭和56年7月から運用を開始している。 臣l

装置開発のねらい

基幹変電所での77kV系統は,その送電線数が上位系統に比 べて多く,また同一鉄塔に複数回線の送電線が設置される併 架系統となるケースが多い。このような77kV系統に故障が発 生したときの故障様相は複雑化し,これに対処するための変 電所運転業務も込み入ったものとなる傾向が強い。万一のし

ゃ断器極間せん絡故障や保護リレー障害などに起因する故障

除去失敗時には,電力の供給支障範囲が拡大するおそれがあ り,その復旧操作,応急処置などが的確かつ迅速であること が要求される。 このため,既設の保護りレ〉システムに加え,

(1)故障除去失敗した送電線を検出し,その線路名を表示・

湯木 勝*

南浮泰造*

佐野和江**

青木泰雄**

〟αβαγ〟 y〃.上古 几fz∂ 〃αmム加 yoざんJんgr()5α乃0 1七g址O Ao太古 警報する機能

(2)故障状態の解析及び記録を自動的に行なう機能

(3)既設の保護リレーの保守・点検時に,仮リレーとして使

用できる機能 を具備した装置を開発することによl),変電所の事故復旧業 務の円滑化,故障解析精度の向上などが可能となることが予 想された。 そこで,このような諸機能を具備した装置を,マイクロコ ンピュータを中心に構成するディジタルリレーユニットを用 いて開発し,実用化することとした。 田

装置の機能と構成

3.1対象とした系統 匡=は,2ルート・4回線の275kV送電線で受電した後, 多数の77kV送電線に電力を供給する其幹変電所の構成を示す 単線結線図である。本装置の対象とする系統は,同図で275 kV/77kV変圧器により受電する77kV4分割母線(二つの母線連 絡しゃ断器及び二つの母線区分断路器で分割される。)及びこ れに放射状に接続きれる最大20回線までの送電線である。 3.2 装置の機能 本装置は,図2に示す三つの機能を具備している。 3.2.1故障継続検出機能 一般に,しゃ断器の不具合動作(極間せん絡故障など)や保 護リレー不具合などの原因によr)系統故障の高速除去に失敗 した場合には,その故障除去は母線分離リレーなどにより当 該回線以外のしゃ断器を動作させて行なう。このような場合, 従来の77kVリレーシステムでは故障除去失敗回線判別機能

を具備していないため,回線名は運転員が変電所全体の情報

(保護リレー応動,しゃ断回線など)を総合的に判断し特定せ ぎるを得なかった。

これに対し,本装置の故障継続検出機能は,

(1)しゃ断器の極間せん終故障などによるしゃ断器不動作

(2)保護リレーの不具合などによる系統故障の除去失敗

が起こり長時間故障が継続した場合でも,これを検出し,故 *関西電力株式会社系統運用部 ** 日立製作所凶分工場

(2)

830 日立評論 VO+.64 No.1】(柑82-11) CB 275kV送電線 275kV母線 +S LS  ̄■ ̄ ̄■` ̄1 I l 甲1 乙1 TR (母線区分用LS) TR 対象系統 l ̄` ̄ ̄ ̄'- ̄` ̄■■-1 I I ■__+ 77kV母線 PD CT 1 1 1 1 L______ 注:略語説明

No.1 No.2 No.10 No.11 No、20

77kV送電線 LS(断路器), 甲2 乙2  ̄1 l t

(冨警棒):

1 1 1 I l t l l l l t l .__________+ TR(変圧器),PD(コンデンサ形計器用変圧器),CT(計器用電流変成器),CB(しゃ断器) 障除去に失敗した当該線路名を表示するとともに,警報を発 することが可能である。 したがって,変電所運転員は,上述のような故障が発生し た場合でも,故障の継名境している線路名を容易に把握するこ とが可能となり,当該送電線の分離操作が迅速に行なえるの で,既存保護リレーシステムの場合困難であった停電時間の短 縮化ができるようになった。この機能は,事故復旧時の変電 所運転業務の円滑化に大きく貢献できる。 3.2.2 故障解析・記録機能 既存の77kV系統保護リレーシステムの場合,系統故障状態 77 kV 故 故 障 継 (1)CB不動作故障 (2)リレー不良時などに発 当該線路名を表示警報 続 検 出 機 能 生する系統故障を検出L, 故障除去失敗線路名を表 示警報する。 し,変電所運転業務の 円滑化を図る。 故 障 77kV系統故障時(1)母線電圧 (1)故障状態の正確な 障 解 (2)故障回線電流 把捉 (2)故障解析精度の向 継 続 検 析 (3)故障点までのインピ 記 録 磯 ーダンス (4)故障回線名 (5)時刻 上 出 裳 置 能 (6)装置応動様相 総 A 【コ 後 備 保 護 横 能 77kV系統故障時 (1)故障回線を検出L表 示警報を行なう。 (2)線路リレーロック時 仮リレーの機能を果た す。 系統の効率的運用 図2 装置の機能 本装置は匡=二示す三つの機能を統合化し,変電所運転 業務の円滑化を目的とLた。 図l 対象とした基幸手 変電所の系統構成 本装置が対象とLた系統は, 二つの母線連絡しゃ断器, 二つの母線区分断路器で分 割される4分割母線に接続 される送電線20匝]線とLた。

の把握及び故障解析は,システムに併設されるアナログ形偶

発現象記録装置によって記録されたオシログラム(系統故障発

生前後の電圧,電流波形及びリレー動作]妾点情報などを記録)

をもとに,人手によって行なわれてきた。これらの業務は,

多大のマンアワーを要し,故障状態の正確な把握やその解析

精度向上にも限界があった。本装置では,これらの業務を自 動的に行なえる故障解析・記録機能を具備させることによっ て,上記問題点を解消することをねらいとした。 この故障解析・記録機能は,マイクロコンピュータに常時 一定同期で入力される電圧,電i充の瞬時値サンプリングデー タを,系統故障発生時に所定サイクル分データメモリに記憶 するようにし,この記憶データに基づくi寅算解析結果を,内 蔵の′ト形プリンタを駆動して系統故障回復後に自動記録させ るようにしたものである。 本装置の故障解析・記録機能によって記録される項目は, 図2に示したとおりであり,この記録は,故障継続検出時は もちろん,後述する後ノ簡保護機能動作時及び既設保護リレー による高速しゃ断時にも実施される。なお,既存オシログラ フは電圧,電i充についてデータ加工処理を行なわずに出力す るのに対し,本装置ではフィルタリング他の加工処理を行な った後のデータを出力するものである。 3.2.3 後備保護機能 既設保護リレーの保守・点検時に,仮リレーとして使用し 送電線の保護を行なう目的で後備保護機能を設けた。

この機能では,短絡保護については至近端故障を確実に検

出できるオフセットモー形距離リレーを,また地絡保護には 併架系統への適用を考慮して,零相循環電流補償形地緒方向 リレーを,演算処理によって実現し適用した。 3.3 装置の構成 装置構成の検討に当たっては,最新ディ ジタル技術の合理 的適用手法の確立を目標とし,可能な限†)シンフロルな構成と することを意図した。その結果,基幹変電所での77kV送電線

(3)

77kV系統用ディジタル形故障継続検出装置 ■ 「-■■■ ∩〕 P ルけ T C T C

…ヰ…・

入力変換部 入力変換 (補助変成器) L -卜 L F ‖M P X nU ∧H H S H S +_________.___-_... 主検出部(M装置) 時計 プリンタ ディジタルリレーユニット(M) 主リ レー処理 優先判定(地相) 故障継続検出 記絹・解析 整定・表示 入出力インタフェース 故障検出部(FD装置) ディジタルリレーユニット(FD) 故障検出リレー処理 優先判定(短絡) 整定・表示 入出力インタフェース _____________J 電力系統(77kV4分割母線に接続される送電線20回線) S L S U B 〔】] C 0 0 注:略語説明 FIL(フィルタ),SH(サンプルホルダ),A-D(アナログディジタル変換),MPX(マルチプレクサ),BUS(母線) 20回線の対象系統に対し,図3に示すように2≠丁のディ ジタ ルリレーユニットへ全機能を分担させる装置構成とした。本 装置は図4に示す外観のとおり,入力変換部,主検rH部(故

障継続検出,故障解析・記録などの機能)及び故障検出部の

それぞれを各1面で構成されている。 r叫== l (入力変換部)(故障検出部)(主検出郡) 図4 装置外観 装置は入力変換軌故障検出部,主検出部をそれぞれl 面〔幅700×奥行450×高さ2′300(mm)〕で構成した。 図3 装置の構成 ディジタルリレーユニット 2台を中心とし,入力変換 部,入出力インタフェース 部などから構成され,ディ ジタルリレーユニットでは 図中に示したソフトウェア 処理を実施している「. 【l

保護リレー方式

4.1故障継続検出及び後備保護リレー方式 本装置での故障継続検出機能及び後備保護機能に用いた保 護方式を,図5のシーケンスブロック図で示す。 故障検出 主検出 出力回路 51S 60 64 短 絡 地 絡 44S 44ST Tl 44ST CBF T2 67GT T3 67GT CBF T4 67G 後備保護(トリップ) 故障継続検出(表示・警報) 注:略語説明 51S(過電流継電器),60(電圧平衡継電器), 44S(短絡距離継電器),64(地絡過電圧継電器) 67G(地緒方向継電器),44ST,44STCBF,67GT,67GTCBF(タイマ) 図5 保護方式シーケンスブロック 故障検出出力と主検出出力とを 出力回路のハードウェアでアンドとすることにより,システム信頼性を向上させた。

(4)

832 日立評論 VO+.64 No.=(1982-1り これら両機能とも保護方式の構成要素である単体リレ【及 びタイマの処理は,すべて2台のディ ジタルリ レーユニット のうち当該ユニットでの所定i寅算プログラムに基づいて実行 される。 すなわち,主検出部ユニットでは,短絡保護用としてオフ セットモー形距離リレー(44S)及び地絡保護用として地緒方 向リレー(67G)の演算処理を実施している。また,故障検出 部ユニットでは,20回線分の短絡故障検出用の過電き売りレー (51S),4分割母線を対象とした地絡故障検出用の地絡過電

圧リレー(64)及び電圧変成器(PD)故障時の誤動作防止用電

圧平衡リレー(60)の合計76要素分のリ レー演算処理を実施 する。 そして両機能とも最終判定は,図4中に示すように主検出

部出力と故障検出部出力とのアンド条件を,両ユニットの外

部ハードウェア(出力回路)でとるようにし,これによって判 定の高信頼化を図ってし、る。 本装置では併架系統への適用も考慮し,そのような系統で 凶線間相互インピーダンスの不平衡によr)発生する零相循環 電i充の影響を補イ賞するため,図6に尿理概要を示す新形の地 緒方向リレーを開発し採用した。リレ】演算の基本演算方式 には,横形方式3ト4〉及び面積形1)方式を採用した。サンプリン グ周波数は360Hzを採用し,リレー演算の全処理は系統周波 数の与サイクルに相当する5.5msで一巡するようにした。 4.2 多重故障時の処理方式 本装置のように20回線を対象とした保護装置では,同時に 多数の送電線で故障の発生する多重故障の扱いをどうするか が重要な問題である。本装置では,全体構成を可能な限I)シ ンプルとするように意図Lたこと,及び過去の系統多重故障 んト11 糾L /′ ̄\J NGR

㌃ ̄フ

〃2

んノ 一-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・l■・ 九.F2 ♯2L (a)故障時の電流 タッ タッ 動作特性(‡1L用) \\\\\\\\\\\\\\ t′'0 Jol \\\\\\\\\\ ブ値 J肘1 ∠′乙んニンL/シン∠∠ 0■ ∠/∠ ∠乙く∠∠∠∠∠∠ ∠ プ値 JoJ

/

0 原特性 (b)位相特性 注:略語説明 九ノ(零相循環電流),Jol,Jo2(故障電流), Jol・l,ムー12(零相電流),NGR(中性点接地抵抗器),t71)(零柏電圧) 図6 零相循環電流補償形地緒方向継電器 零相循環電流(故障発生 前の零相電流)の有効電流により,位相特性の原点0を0′に移動させ考盾環電流を 補イ貨Lている。 不動作 ス タ ート 51S動作判定 動作 動 作 回 線 の 電流値の大きい順に最大4回線を選択する。 (a)短絡回線優先判定フロー ス タ ート 不動作 64動作判定 動作 全 回線の地絡故障電涜を 演算 (零 相 電 流 一 循 環 電 涜) 地絡故障電流の大 き さ を演算 電流値の大きい順に最大4回線を選択する。 (b)地終回線優先判定フロー 図7 故障回線の優先判定フロー 主検出部では最大4回線単位で多 重故β章を同時処王空できるようにLた。故障回線の選択は,短絡,地絡共故障電 )充の大きい順に4回線とする ̄方式を書采用Lた。 実績デMタから,重i牧障の順に優先して最大4回線単位で多 重故障を同時処理できるようにした。進展故障などにより4 回線を越えたときの処理は,優先順位の高い回線の処理が故 障除去により終了後,順次4回線単位で実施するようにLた。 多重故障での故障回線の優先判定方式は,始終,地絡の双 方とも故障電流(地絡の場合は,宥和循環電i充を補償した彼 の地絡故障電i充)の大きい順に,選択処理する方法を採用し た(図7参照)。 切

放障解析・記銀方式

系統故障二状態の解析及び記録は,主検出部ユニットで行な わせている。故障の解析は,前述のように系統故障検出時に データメモリにi東結した電圧,電流瞬時値のサンプリングデ ータ,リ レー応動結果及び装置応動結果をもとに行なうもの とし,これらから故障発生時の故障電圧,電流の大きさ及び 故障点までのインピーダンスなどを算出する演算処理をまず 実行する。次いで,図8に従いそのときの故障状態の解析を 実施して,故障モードに対応した八つのパターン(同図中の

(彰∼(9)に区別して記録できるようにした。

なお,故障点標定用の記録は,短絡故障については故障点 までのリレー側から見た抵抗値月,リアクタンス値ズで,ま た,地給故障については,図9に示すように地絡故障電i充の 分子充比によって故障点までの臣巨馳を送電線亘長に対する百分 率で求め記王様する方式を採用した。 l司

信頼度向上策

本システムはその機能上,誤動作及び誤不動作のない装置

とする必要がある。このため厳選した高信頼度部品のj采用, 適正なティ レ【ティングの実施によるハードウェア要素の高

(5)

77kV系統用ディジタル形故障継続検出装置 データ演算

0

故障状態解析 几V 記 享曇 一l+ スタート 電圧,電流,インピーダンス川,幻地絡故障点標定値(%)の演算 YES YES 地絡 故 障 種 別 判 断 短絡 記 環 テ ス NO か ? 故障検出リレーだけ動作か? NO 短絡故障継続検出か? YES NO 解析,記寿モードの判定 故障時の動作リレーの応動 状態により判断する。 地緯故障継続検出か? YES NO 短絡後備保護動作か? YES NO 地絡後備保護動作か? YES 失豆終 NO 主リレー動作判定 地絡 「-t-■-1 l _.._+ (D 当該回線 のV,J,凡 ズを記錦 (診 「短 絡+ ③ 「地 緒+ ④ 「事故除去 失敗検出 短 絡+ ⑤ 「事故除去 失敗検出 地 絡 ⑥ 「後備保護 短 絡+ (∋ 「後備保護 地 鴇+ ⑧ 「事故解析 短 絡+ (卦 「事故解析 地 絡+ エ ン ド 図8 系統故障状態の角牢析及び記録 系統の故障状態,保護リレー応動などを八つのパターンに分類L記録する。二のほか任意の時点で電圧,電流などを 記喜曇できる「記録テスト+機能を付加Lたこ. 信組度化,各実装レベルでのノイズやサージ防碓策5)などの 端本Flか旨項のほかに,次に列挙するイ吉相度向_L策を講じた。 (1)誤動作防止策としてFD部(故障検出部)とM部(車検川部) を完全に分線した。 3L 4L NGR TR' 併架区間 C (1L }JりJ.・1 んJ ん♪▼2 2LJo2

ん1l

/-(J%)l l /=00%) 地絡故障点標定演算 1L-一一=-Jl(%)= 2L=一--▼J2(%)= 仏J・12-「一んJl り0′、1十如21 3L l+

×200(%)

迦二担Lx200(%)

け〔肌■J肘21 200 -Jl(%)

〕4L

〕2し

注:略語説明 TR(変圧器),比3,ル(上位回線負荷電流),んJ(零相循環電流) 如1(‡1L零相電流),山12(♯2L零相電流),Jl,J2(故障点標定値) /(線路長) 図9 地絡故障点標定 地絡故障電流の分流比により,故障点までの距 離を送電線亘長に対する百分率で諌める方式とした。

(2)出ナJ判定の校数匝卜確認など,単発データエラMなどで誤

動作しないソフトウェア処理構成とした.⊃

(3)ディジタルユニットでの時分割処理の特徴を活用し,オ

ンラインのままで各構成ブロック単位の自動監視を行なう方 7去を採用し,ハードウェア不良の早期発見及び障害部分のロ ーカライズに留意した。 l】

試験結果

本装置は, ̄「場試験で所期の機能,性能を確認後,関西電 力株式会社海南1巷変電所に納入され,昭和56年7月から適用 に入り現在まで順調に稼動Lている。 区110に1線地絡故障時の本装置の動作オンログラムを,図 11に本装置による系統故障時の故障解析に従った記録結果の 例をそれぞれホす。 田 装置の!特長と適用効果 本装置の∃寺艮を要約L図12にホす。 本装置を基幹変電所の77kV系統に適用することにより,歩こ のような効果が期待できる。

(1)しゃ断器もしくは保護リレー装置の障害に起由する故障

除去失敗が起こっても,系統復旧操作や応急処置に必要な表 ホ,警幸馴官報を変電所運転員に提供できるので,変電所運転 業務の円i骨化が可能となった。

(2)系統の故障状態を総合的に判断する解析,記錨機能を付

加Lたので,故障二状態の正確な把握と解析精度の向_Lができた。

(3)既設保護りレⅥの保守,点検時に,本装置の後備保護機

能によって送電線保護が可能となり,系統の効率的運用か達 成できる。

(4)ディジタル技術の駆使により,故障点標走を含む多数の

(6)

834 日立評論 VOL.64 No.11(1982-=) A ′'し (\ノ ▲lllllll■ ■ ん月1 Joノブ2 ′''

/

′ ▼ ′ V ヽ 母 線電 圧 流 電 リレー応動 トリップ出力 故障継続検出 統 系 擬 模 a 作 叩 岬 甲 甲 乙 M矧矧矧 矧恨

諾棚槻㈹隅器CBF

トト

Y V V V V V V V 46ms 73m (b)動作オシログラム 図川 工場試験結果のオシログラム例 l緑地絡故障時のオシログラ ム例を示すもので,リレー応動時間は了3msと既設主保護リレーとの協調がとれ ていることが分かる。 機能の統合化及び多回線処理を実現し,その合理的適用手法 が確立できた。 臣】 結 言 以上に,基幹変電所の77kV系統を保護対象として開発,実 用化したディジタル形故障継続検出装置の機能,構成,特長 などについて述べた。 本装置は,関西電力株式会社海南港変電所に導入され,順 調に稼動しており,所期の臼標である77kV系統故障時の変電 所業務の円滑化,及び故障解析精度の向上のための有力な武 器となっている。本装置はディ ジタル形保護リレー装置のひ とつの指向である多回線の一括処理,多椎機能の統合化を具 現したもので,これにより設イ蹴室川の効率化,装置の縮小化, 保守の省力化の面でも大きな効果が得られた。 日立製作所は今後とも,ニーズに適合した新しい保護リレ ーシステムの開発を進める考えである。 終わりに本システムの開発に当たり,御指導をいただいた 関係各位に対し,厚く感謝の意を表わす次第である。 きi¢昌 呈フ ロ三 相 き王 (a)地絡故障時の印字例 ー故障発生時刻一一 一一故障回線名一

トー故障点標定

1与i托

エア ¢ユ 27 2ら 如ナンコミさ≡.jシ?モニ12L ヰヰ…T ト事、トL王フ司 弓ヰS--一穴 員 亡トミ】?号 !.j-RB:57▲与.;王白こ 8.亡; と葛・-巨亡‥歪主,5∼ほ: 台、7 ヨー.j一亡弟;了ヰ.妄_÷三亡ほ.3 しl〔套 2塁.ヰ,三三三i 王5.8 ‡5.-! 昏_〔 ≡冊只野辞= 2.ら5 言≠ム 六: 5.了3 才一乙 ご-g≡〔:巨= 〔ヲ.ヰ学才-ヨニ ご1= :=.∈三 言一一占 三-こ宍 芹:‥- 卜¢i言一己 ㌔■l ヰ∴i5 才一L £壬 串∈.ま7 8i三了 三吉

上記と同じ+鮮

(b)短絡故障時の印字例 図Il系統故障解析,記録例 系統故障の解析パターンのほか,故障発 生時刻,故障回線名,リレー応動などが記録される。 機 能 の 用立 通確 約の 理法 合手 壮衣 置 の 特 長 レし イ 触 法福 音同 連取 保守 の省力化 故障点標定機能の付加 零相循環電流の補償 故障回線の選択処‡里 既設保護システムとの協調 フェールセーフの完備 自 動監視機能の充実 フ ァ ン レ ス 化 記 録 機 能 の 充 実 システム構成のシンプル化 図12 装置の特長 ディジタル技術を合王朝勺に活用することにより,新し い形のディジタル保護リレー装置を開発した。 参考文献 1)松沢,外:ディジタル形保.穫継`蛋装置,日立評論,61,11, 779∼784(昭54-・11) 2)件野,外:発,変電所における光伝送システムの導入,日立 .j平.論i,63,3,179∼182(昭56-3)

3)J・Makino,et al.:Study of

Operati咽Principles&Digit-alFilters for Protective Relays with DigitalComputer, IEEE PES Winter Meeting,C75,197-9(1975)

4)Y・Miki,et al.:Study ofHigh-Speed Djstance Relay Usi叩 Microcomputer,IEEE Transaction on Power Apparatus

and System,Vol.PAS-96,No.2,March/April,602∼613

( ̄1977)

5)中【1】,外:胎生の防護継′F盲技術の動I九 日_、∑評論,61,11,

参照

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参照規格例 ISO 2909 ASTM 2270 ASTM D 2532 ASTM D 445 JIS K 2283 など. ● ワックス、レジンの温度

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