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組織培養によりて観察せる所謂トラホーム小体に就て(第一報)

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(1)

東京女馨學會雑誌第二巻第二號

 原

組織培養によりて観察ぜる所謂セラホーム小髭

に就て︵笙報︶

束束女子購學專門學校病理畢敏室

購蟹 佐   藤

 霧§鵯財嚢が︾ラ潮宜為患齎の結膜に槍出ぜる所謂恥ラホーム小艦の病原的意義は今碕不

朗にして、之を細胞の崩潰産物と看破すもの多し.蓋し此小膿はトラホーム以外の疾患たる大人の淋毒性瀦 膜炎︵寒§§愚、濾胞性結膜カター川︵豪§寒§蓬轟︶.淋毒性尿滋炎︵寒㌣§袋§︶、或は非淋毒性尿道炎 ︵験轟藁縄︶等にも検出せられたるが故な套。  さればト荒鷲§畿はトラホームの病原膿を不可親性病当無に鵬するものと認め漆N壁寒§瀞も此見解を有 するが如し。    催獲訂組職培養によりて親察斌ろ班謂恥ラホー︽小忌轟號て︵第一職︶       三

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   傭藤一組識培養によりて観察ぜる所謂トラホーム小盤に就て︵第㎞報︶      四  然し乍ら所謂トラホ﹁ム小亭はトラホτム患者に親しく丁寧さる\ものなることは事實なるを以て余は此 小躍が生膿ならば増殖す可きものなるや否やを確めんと欲し、之を組織培養法によりて観察せる成績を報告 せんと欲す。  爾、トラホ﹁ムの病原膿として坂口、野口及越智⋮⋮樹蔭の業績あるも、之等を批到する迄の研究を重ね 居らす◎ 蜜瞼資料ゐ研究方法  研究材料は主に當校眼科敏室より恵止せられたるものにして之等を組織培養法によりて研究せしに細菌を 検出せる例多かりしも、左の二例は特に興味を引きたるを以て之を詳記す。  第一例⋮−角膜パンヌス組織片を無菌的に摘閏し、之をソンゲル皮癬内に探訳す、之を細片となし、人膿. ヘパリン血漿と鶏胎児屡搾液とを以て雲母板上に培養す。温度は第一日目は三十七度を用ひ、其後は三十度 に下降せしめたり。  四日目の培養に於て結締織形成細胞︵繊維芽細胞︶の新生と組織球の遊出ありて凝固血漿に溶解が起るを 見るρ  此培養を9、§黛氏液にて二十四時問固定、二十四時間水洗し、9§旨二方にて二十四時間染色し︾N。89 塚鋸にて分別法を施して鏡槍せb。 毛見。栽生せる結締織形成細胞帥ち上皮様細胞内に紫簡粗に染色する穎粒の集團一個或は二個ありて所謂恥 ジホ蜜ム小母の集合型に形態上一致し、爾帯解色の穎粒が結締織形成細胞の熟型と認む可き胞膿が頗る延長

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せる内外に散在し噛其顧粒の大さは○・一μ内外の微小なるものな夢⑪  此培養標本に就て上皮細胞は血紅らす樹.自血球の崩壕せる頴粒あるも,央等とは其配列駿態描く異なる の感あ今。  而してトラホ耳ム小氏は権懲結膜部には櫨出せらる㌦ものなるも.角膜メン翼ス組織には普難槍出困難な りと報ぜらる。  余は組織培養に見られたる此小膿を纏胞の⋮崩壌産物に非すと立臆す融き根跡なきも、之を直ちに細胞の崩 濃物とも認むること能はざるの観あO。少くとも第一代の組織培養に於て明瞭に写出せり、更らに第二代培 養に於て・色物は増殖するものなりや否やを研究せるも、母組織魔滅し瀧に其目的を達すること能はざり騒。  第二例⋮⋮結膜頴粒を無菌納に摘出し之をリンゲル玉液内に入れも小刀尖を以て濃厚なる乳糊様液騰とな すQ  之を悲鍛生々聯奏を培養する備式︵實験讐學難誌.購隷六年一月登行︶を懸饗して研究することにせうΦ .帥ち家兎眼球を無菌的に摘出し、其角膜内面のb翁鴨馨愈馬膜を翁離せる歎小片を家兎血漿︵氷、パラフィン 法による︶と眼房永とよりなる閥載物硝子内の培地に嬉戯せしめ.上辺の筑捌を滴下して凝固せしめ、然悉 後其表面に純眼房水を滴下し.雲母板を以て之を覆ひ.パラフィンを以て封入せり。  而して第一日目は三十七度を講みたるも爾後は三十度の低温を使用しも第三日目に上記の眼房水を新鮮な るものと交換せ参。  此方法にてD践膜内皮細胞内に所謂恥ラホ琶ム小堂が出現するや否やを瞼謝せしに委く陰性に終れり。 、依て上記結膜乳剃を家兎の前眼房内に注入し.二翼を纒て共角膜炎を起せる眼球を摘出し、其D氏膜内皮    佐藤”組織培養によ囁て灘察ぜろ所謂トラホーム小帯に就て︵第一報︶      五

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   佐驚聾組織培養によりて襯察せる所謂トラホーム小彊に就て︵第一報︶      六 細胞を剥離し、健康家兎のD氏膜内皮細胞と共に上記の方法にて培養凶行ひ、第五日目の培養のD恥膜片・馨 載物硝子面に噴く塗抹し、之をメチ!川酒精にて固定しΩ凹①日留液にて染めて鏡槍せり。 所見。内皮細胞の曲る集團内に所謂トラホーム小燈が多藪に出現し居れり。帥ち内皮細胞内に二曹色に染ま れる顧粒の集團散見し、一個の細胞内に二個或は四個位封入せられ叉は溺蔓性に胞禮内に散在す、殊に上寵纈 粒の集團と分散的穎粒とか同一細胞内に含まれ居る歌心は集團駿の顯粒が分散せる像の如きを雷雨せしむ麟 更らに第二代乃至三代とD氏膜片を健康D氏膜片と共に培養を縫逸せしも、遽に該小鼻が常に各培養内に鐙 明せられす叉其の増殖像を遽研することを得ざりしなり。 考  上記の試験成績は︸ラホームの病原謄を槍索.する上に簸て果して意義ある實駿なりや否やは勿論不明なる も、人宿トラホームに槍出せらる\所謂トラホーム小串が家兎b鴨§ミ氏膜内皮細胞に立毛に出現せること が興昧なきものと考へられす。  若し余の即せる組織培養術式によりて該小膿が無籔に累代出現せば舷に何等かの生物的意義が附議せらる 可きものならんも、未だ其成績に到達せす、唯余は敢て蚊に報告せんとするは人膿の所謂トラホ葦ム小艦が 家兎眼球D氏膜内皮細胞内に立涙に出現せることにして、之を一も二もなく細胞の崩潰産生物に蹄議せしむ るには砺究の飴地あるものと考ふ。  尚ほ余は本培養術式によりて悲鐙輝々国玉並に薮疹チフス病原艦を研究すること鮫に年あう、されど該塘 養せる内皮組織には崩潰せる細胞多藪見らる\に拘はらす、此の如き小膿が該内皮細胞内に立涙に出現せる

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例に遭遇せす,而して余の画塾験例に於て興奮を引けることは培養せる内皮細胞に出現せる例は潤る部の内 皮細胞に限局して多歎に存在し.飽の部には之を槍出すること困難なることにして、諒鐙転々原燈を培養鷺 る所見に類似せるところあり。 結 鱒漫冊 一、人謄トラホ智ム・メンヌス組織を膿外に於て培養せしに薪生せる上皮様の結締織形成細胞内に所謂トラ 筋曳ム小声を多藪に謹湧せら。其小藩の集麟型と鎗散型とは何等の關係あるが如く観察せらる,嫌に分散型 の顯粒は9§遷践固定、O冨臼鍔染色に於て帯青色を呈せり。 二、人膿結膜トラホ葺ム騒粒の耽擬を家兎密室bミミミ贈遺内皮細胞悲田に培養する隠は.該内皮編胞内に集 團型及分散型の所謂トラホーム小膿を躍現せしむることを得惣む。 噌謡 A是等の組織培養に出現せる小野は細胞の崩潰産物に心すと云ふ澄明なきも塾之を悉とく細胞の崩潰物に 露納せしむる爲には荷研究の絵地あるものと考ふ。 ︵昭職七年六月脱稿︶ 佐灘算組織培養によむマ、糎察せる駈謂トラホーム小鰐に就て︵第一澱︶ 七

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圖附文論藤佐

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