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御草庵 (宗祖御入山六百五十年紀念號)

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Academic year: 2021

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(1)

天に華咲き地に果なる 霊鷲の峯や日域の 比叡の山にも勝るぞご 宗粗大土ののたまひし 身延のみ山の零しゃ 雲 の 姿 も 烏 の 一 耳 目 も 吹︿松風の一音までも みな妙法の響きゐり

o

口 さきは文永十一の 皐月なかばの市中なりき 鎌府をゐごに上人は 六老僧を始めざして 倶泰の信徒も数多︿ 身延の山 J、 わ け 入

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て 草の庵に椋みたまふ さきに御歳五十三。 口

-F 田

7

令 涙 仰げば秀峯青盤は 天を劃・りて盤え立ち 嵐を聯ねて臨を含くむ 附して足下を望むれば 庵をめ﹁る清流は 賓相異知の月浮かぺ 無明深重の暗はれて 法性の昼じ雲

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な し 。 口 塵惇を脱し玄誌に 身を遮るるの思ひゐり 紗法龍請の御盤は 梢をわたる風さ和し 轄法輸の凡昔は 河の流れさもんごもに 久速に博へて今もなは 虞宣流布の利益ゐ

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口 軒は崩ひき柱くち 四壁おもたる庵室は 夜宇に燈火なけれ共 一一(41)一一

(2)

棟 に き し ・ ﹄ む 月 光 を 便りに御経費み給ふ 吹き入る風は御経を 繰

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て讃捕を扶げける ぁ、たふさししゃ大上人 口 嵐 は げ し き 折 ・

91

・ 、 も 霧立も登る山嶺に 者りで薪ぎ取 b 給ひ 草露ふかき寒む宰仁 深 津 に 下 、 リ て 芹 を つ み 流れも早き山川の 岩瀬に立もて菜を濯ぐ 死身弘法ぞたふさしゃ

落葉/\の色深か︵ 月日は流る、水の瀬か 弦をはなれし鏑矢か こ、に六百五十年 今に博へて西谷の 御草庵ごは申しりる ぁ 、 神 境 か 霊 境 か 川 口 此慮ぞ大土の栖なれ 口 紅ひに咲

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裏山に 紅葉踏み分け崎︿鹿の 聾は聞かねざ山門の 夜 串 ・ の 風 に 誘 わ れ て 月下に立もし吾れは今 大七のみゐ

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偲びっ、 杜撰なれぜも一篇を 草して諸子に見へなん ー

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1 1 1 1 1 1

中 林 塵の子も 今 は 早 や 、 寧い厳かな 眠

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の榊に護られて、 遠工遍い天閣へ 登

b

行︿ O 蓮 一一(42

ト ー

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