御
草
天に華咲き地に果なる 霊鷲の峯や日域の 比叡の山にも勝るぞご 宗粗大土ののたまひし 身延のみ山の零しゃ 雲 の 姿 も 烏 の 一 耳 目 も 吹︿松風の一音までも みな妙法の響きゐりo
口 さきは文永十一の 皐月なかばの市中なりき 鎌府をゐごに上人は 六老僧を始めざして 倶泰の信徒も数多︿ 身延の山 J、 わ け 入b
て 草の庵に椋みたまふ さきに御歳五十三。 口庵
-F 田7
令 涙 仰げば秀峯青盤は 天を劃・りて盤え立ち 嵐を聯ねて臨を含くむ 附して足下を望むれば 庵をめ﹁る清流は 賓相異知の月浮かぺ 無明深重の暗はれて 法性の昼じ雲E
な し 。 口 塵惇を脱し玄誌に 身を遮るるの思ひゐり 紗法龍請の御盤は 梢をわたる風さ和し 轄法輸の凡昔は 河の流れさもんごもに 久速に博へて今もなは 虞宣流布の利益ゐh
o
口 軒は崩ひき柱くち 四壁おもたる庵室は 夜宇に燈火なけれ共 一一(41)一一棟 に き し ・ ﹄ む 月 光 を 便りに御経費み給ふ 吹き入る風は御経を 繰