様式第1号(第3条関係) 登録番号 第 4 号 名 称 種 別 員 数 4基 登録年月日 平成30年9月1日 所在の場所 所有者等の氏名(名称) 及び住所 品質・形状・法量・内容 等 時 期 登録の理由 1.2. 享保15年(1730) 3.4. 寛延4年(1751) 江戸時代に雨乞いの返礼に奉納された石燈籠で、三之宮神社の雨乞行 事を物語る石燈籠である。 枚方市登録文化財台帳 三之宮神社の雨乞返礼の石燈籠 民俗文化財 枚方市穂谷2丁目7番1号 宗教法人 三之宮神社 枚方市穂谷2丁目7番1号 1.石燈籠 総高210cm。 花崗閃緑岩製。基礎石と撥形の竿石は方形であるが、中台・火袋・笠の 石は六角形。笠の隅部には蕨手の突起が付く。宝珠は転用されたもの。 竿石の3面に「奉獻 御廣前/享保十五天戌九月吉日/雨乞御返禮 五 箇村」の銘あり。 2.石燈籠 総高210cm。 斑状花崗閃緑岩製。基礎石と撥形の竿石は方形であるが、中台・火袋・ 笠の石は六角形。笠の隅部には蕨手の突起が付く。宝珠は転用されたも の。竿石の3面に「奉獻 御廣前/享保十五天戌九月吉日/雨乞御返禮 五箇村」の銘あり。 3.石燈籠 総高190cm。 斑状花崗閃緑岩製。方形で竿石は撥形。竿石の3面に「奉獻 御廣前/ 請雨御返禮/寛延四辛未天九月吉日」の銘あり。 4.石燈籠 総高193cm。 斑状花崗閃緑岩製。方形で竿石は撥形。竿石の3面に「奉獻 御廣前/ 請雨御返禮/寛延四辛未天九月吉日」の銘あり。
伝来その他参考となる べき事項 変更事項 交野台地は背後の山が浅いため水が乏しく、古くから農業用水の確保に 苦労し、たびたび雨乞いが行われた。穂谷・津田・尊延寺・杉・藤坂の 村々では、自村の氏神で雨乞いの効果がないときは、5か村が連合して 三之宮神社で雨乞いが行われた。 津田村の庄屋をたびたび勤めた三宅家の当主が記した日記「見聞覚知 記」の享保15年7月8日の条(枚方市史第9巻P481)に、 「三ノ宮へ御返礼、五ヶ村参詣仕候 ・一踊 ・二能 ・三御経 ・四神湯 ・五御千度 ・六石燈籠、是へあかり ・七万燈 ・八絵馬 ・九操リ 右之通ニ戌ノ七月八日ニ五ヶ村庄屋・年寄相談仕候而相極メ、ミくし上ケ 候処ニ、石燈籠壱対ニ極リ申候」とあり、1.2の石燈籠はこの時に奉納し たものと考えられる。