枚 方 市 監 査 委 員 告 示 第 7 号 地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第1項及び第2項の規定に基づき定 期監査を実施したので、同条第9項の規定により監査の結果に関する報告を次のとおり公 表する。 平 成 2 7 年 7 月 2 日 枚方市監査委員 勝 山 武 彦 大 西 正 人 田 口 敬 規 木 村 亮 太
1.監査の対象 ⑴ 対象部課 市民安全部
市民活動課 危機管理室 市民室 消費生活センター ⑵ 対象事務 平成 26 年度における財務に関する事務の執行及び事務の管理状況 2.監査の期間 平成 27 年 4 月 1 日から平成 27 年 7 月 1 日まで 3.監査の結果 関係者から事情聴取し、また、提出された資料及び関係書類を監査した結果、 事務処理状況等はおおむね適正に処理されているものと認められたが、一部に改善、 検討を要する事項が見受けられた。 以下、留意点、意見を述べる。 【意見・要望事項】 [市民活動課] ○補助金の交付状況等について 市民活動課では、勤労者の福祉の向上を図るため、枚方市勤労市民会に対し補助金を 交付するとともに、自主的な運営を求めている。しかしながら、自立の要である会員数 は減少している状況である。 今後も、有効性、必要性、妥当性の観点から補助金交付の検証をするとともに、自立 運営に向けた実効性ある取組を市として働きかけるよう要望する。 また、市民活動課における各種補助金の交付確定事務においては、実績報告書に添付 されている領収書等(写し)が対象年度内でないなどの事例が見受けられた。今後の補 助金確定の事務処理に際しては、チェック体制の強化を図るよう要望する。 [危機管理室] ○枚方市消防団員への報酬・費用弁償の支給事務について 危機管理室では、枚方市消防団員への報酬・費用弁償の支給事務を行っている。消防 団員の報酬については、枚方市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例で、 「毎年度 7 月、10 月、1 月及び 4 月に、それぞれ前3 月分を支給する。」と定められて いるが、出動・訓練等の職務に従事した場合に支給される費用弁償と併せ、1 か月遅れ
て支給されていた。 今後は、同条例の規定に基づいた適正な事務手続を行うよう要望する。 [市民室] ○切手・印紙等の管理状況及びレジ違算金に関する取扱い状況について 市民室では、切手や収入印紙・大阪府証紙等の金券を金庫に保管しているが、その使 用記録や在庫確認等に不十分な点が見受けられた。これらの金券は、公金等に該当する ものであることから、確実な使用記録や適時・適切な在庫確認を行うよう要望する。 また、一日の収入金額とレジの売上データに過不足が生じるいわゆるレジ違算につい ては、「手数料等の精算におけるレジ違算金の取扱い規程」を定めるなど、公金等の適 正な会計処理と管理に向けた取組が実施されているところであるが、同規程とは異なる 取扱いを行っている事例が見受けられた。今後は、同規程に基づいた取扱いを徹底し、 適時にその状況の確認を行うなど、より一層適切な事務処理に努めるよう要望する。 [消費生活センター] ○消費生活苦情相談事業及び計量事務について 消費生活センターでは、計量事務について、一般社団法人大阪府計量協会を指定定期 検査機関とし、業務委託により実施している。同協会は、立入検査の際の機材の運搬業 務について、他の業者に補助作業委託を行っているが、再委託を行うに当たっての必要 な事務手続が行われていなかった。 今後は、契約書に定められた書面による事前承認手続を行い、適正な事務執行をする よう要望する。 また、消費生活苦情相談事業については、地方消費者行政活性化交付金事業の効果を 検証し、より一層の有効活用を図るとともに、複雑化・多様化する消費者問題に対応す るためにも、引き続き、消費生活情報ネットワークシステムへの情報提供を速やかに行 うよう要望する。