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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 日本のバイオベンチャー企業における発明者構成 Author(s) 隈藏, 康一 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 281-286 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11023
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本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
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日本のバイ
ンチャー 業における発明者構
一 文部科学 科学 策研究 策研究大学 大学) 景・目的 イノ ー ンに結 く知は、 業においてどのように生 出されているか。さらには、ど のようにイノ ー ンに結 く知の 出を ネジ ントすれ 、イノ ー ンとそれを活用 した ジネスにおいて高い 果が できるか。こうしたイノ ー ン・ ネジ ントに関する 課題には、多様なアプローチがありうる。 知が生 出されるプロセスを する 、 出された知を 現化したものとして、特 出 文献 がし し 用いられる。とり け、特 が 業 において果たす重要性が高い業 の場合には、 業の 資 の中 となる知の内容を 現したものであるため、その知が生 出されるプロ セスを論じることの重要性も高いものと考えられる。 本研究では、特 が 業 において果たす重要性が高い業 として、バイ 関連の業 に 目 する。 業 における特 の重要性は、とり け が が 策的な重要課題の一つとして知的 を り上 て「知的 」に向けた を始めて 来、 く認識されるようになってきた。 ここで 意す きことは、一 に「 業 と特 」といっても、業 とに特 の づけは異 なっているということである。たとえ 、エレクトロ クス関連の業 では、一つの を構 す る特 がき めて多 し、 業する 業間でクロスライセンス を 結する 行が一 的で ある。そのため、基 となる特 を 得するの ならず、基 となる特 に を えた特 を多 得することも、 として合理性を持つ。これに対し、 ・ ・化 といったバイ 関 連の業 においては、一つの新 に関して 場で 的 を得るためにはその に まれ る新 分の特 を 得することが特 としてき めて重要であり、それ に一つの特 の価 が他の業 よりも高いと考えられている。 また、本研究では、特 が 業 において果たす重要性が高い 業セクターとして、 ンチャ ー 業に 目する。大 業と ンチャー 業のいずれにとっても特 の重要性が高いことは論を たないが、 者を ると、大 業 ど多くの 資源をもたず特定の に特化した研究 発と ジネス展 を行う ンチャー 業の方が、一つの特 のその における重要 が高いものと考 えられる。コアとなる特 の に した ンチャーが に い まれる が られるこ とは、その一つの である。 これらのことを まえて、本研究では、一つの特 の重要性が高い業 であるバイ 関連業 、 なら に一つの特 が 業 の を担うセクターである ンチャーの 方を たす 業、すな バイ ンチャー 業に 目する。他 の 業よりは 的データ 手が容 であることから、 日本のバイ ンチャーを対象とする。日本のバイ ンチャー 業の特 分析を行うことで、 業において知が生 出されるプロセスに見られる 異を 観的に する。特に、特 文献の中 に されている発明者に 目し、 業において知が生 出される態様を した新たな指 を する。 験的に、バイ ンチャーの中には、大学あるいは 業出 の 業者が 業の研究 発の に も く り、大多 の発明に関与しているケースがあり、一部のバイ ンチャー はこのような特定の発明者に知の 出を する となっている可能性がある。なお、このよう な、特定の発明者に知の 出を する は、 のプロジ クトが する大 業には見られ ないことであると考えられる。一方、特定の発明者に知の 出を しているバイ ンチャーは、 他のバイ ンチャーと て、発明に る は少ないものの、発明 のインセンティ が高 いため知の 出は活発であることが される。 上 のことを の で ると、 のようになる。 バイ ンチャーの中には、知の 出を特定の発明者に大きく している 業があり、これは大 業には見られない特 である。 バイ ンチャーにおいて、知の 出を担う中 的な発明者は、 業時のコア ンバーの一 である可能性が高い。 知の 出を特定の発明者に大きく しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、発明に っている が少ない。 特定の発明者に知の 出を しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、 知の 出が活発である。 では、これらの の を る。 方法 日本のバイ ンチャーの分析対象 業として、 業 等の を 手することの容 性を考 慮に れて、株 上場している 業を対象とすることにした。株 上場しているバイ ンチャー のリストとしては、HVC の「バイ ンチャー 業要 」 HVC 業 レ ート Vol.5 2009 年 9 6 日 http://dndi.jp/hvc/index.html から 手可能)を参 した。この中の 26 社のう 、すでに 上場 になっているものが 4 社あり、 り 22 社を対象とした。 に対象 業のリストを し た。 対象の大手 業に関しては、2010 年の 上 上 10 社 IMS 場 計による。 外 業を く。)を ックアップした 田 工業、アステラス 、 一 、田辺 、中外 、エーザイ、大 、 発 キリン、大日本住 、 )。 本研究で 目する は、「特定の発明者に知の 出を大きく している 業」であるかどうか という である。これの指 とするため、 業について、特 出 件 がトップの発明者 トッ プ発明者)を同定し、そのトップ発明者の特 出 件 を し、それを 業のこれまでの 特 出 件 で り、トップ発明者が 業の全特 出 に める ア トップ発明者 ア) を 出した。特 文献を抽出するためのデータ ースは、株 会社パテントリザルト社の “BizCruncher を用いた1。 業について、 業年 2011 から 年を いた )、 業 連結 業がある場合はそれも めた を 用した)、これまでのす ての特 出 の中に された発明者の 発明者 )、をカウントした。これにより、「特 出 件 / 業年 / 業 」を計 した。「特 出 件 / 業年 」は、 1 年 でいくつの特 出 がなされたか を す。 業 は 業 に対 するため、これで ると 業 の影響をコントロールするこ とになる。また、「発明者 / 業 」も計 した。 業 としては現 の を用いるため、 過 のある一時 での「発明者 / 業 」を している けではないが、これまでのす ての 特 出 の中に された発明者の を 業 で ってコントロールしたものとなる。 結果・考察 に、 業の「特 出 件 / 業年 / 業 」を した。 に、 業の「発明者 / 業 」を した。いずれも、 業における知の 出活動の活発さを すものと考えられ、 の異なる 業間でも 可能な指 である。なお、「発明者 / 業 」が 1 を えている 業 があるのは、発明者には 業外部の 同研究者も まれうるためである。 社のトップ発明者の特 出 件 を に し、これを 社の 特 出 で った「トップ発明 者 ア」を に した。これによると、分析対象としたバイ ンチャー 業のトップ発明者 アは、0.14 1.0 の間の である。一方、大手 10 社についてもトップ発明者 アを計 したとこ ろ、0.020 0.065 の範 の であり、バイ ンチャーのそれより1 ケタ少ない である。大手 が 多くの研究者を え様々な研究 発プロジ クトを していることから考えると、大手 において は特定の発明者の が特 出 において大きな アを めることは考えにくいが、バイ ンチャー については、一 業の特 出 の と どす ての発明者として同一の者が されているというケー 1 93 年 の公 特 公報、96 年 の 公 公報、96 年 の公 特 公報、94 年 1 から 96 年 3 ま での特 公告公報、96 年 5 の特 公報が されている。本研究では、2011 年 10 時 までの特 データを用いた。
は大 業には見られない特 である。 バイ ンチャーにおいて、知の 出を担う中 的な発明者は、 業時のコア ンバーの一 である可能性が高い。 知の 出を特定の発明者に大きく しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、発明に っている が少ない。 特定の発明者に知の 出を しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、 知の 出が活発である。 では、これらの の を る。 方法 日本のバイ ンチャーの分析対象 業として、 業 等の を 手することの容 性を考 慮に れて、株 上場している 業を対象とすることにした。株 上場しているバイ ンチャー のリストとしては、HVC の「バイ ンチャー 業要 」 HVC 業 レ ート Vol.5 2009 年 9 6 日 http://dndi.jp/hvc/index.html から 手可能)を参 した。この中の 26 社のう 、すでに 上場 になっているものが 4 社あり、 り 22 社を対象とした。 に対象 業のリストを し た。 対象の大手 業に関しては、2010 年の 上 上 10 社 IMS 場 計による。 外 業を く。)を ックアップした 田 工業、アステラス 、 一 、田辺 、中外 、エーザイ、大 、 発 キリン、大日本住 、 )。 本研究で 目する は、「特定の発明者に知の 出を大きく している 業」であるかどうか という である。これの指 とするため、 業について、特 出 件 がトップの発明者 トッ プ発明者)を同定し、そのトップ発明者の特 出 件 を し、それを 業のこれまでの 特 出 件 で り、トップ発明者が 業の全特 出 に める ア トップ発明者 ア) を 出した。特 文献を抽出するためのデータ ースは、株 会社パテントリザルト社の “BizCruncher を用いた1。 業について、 業年 2011 から 年を いた )、 業 連結 業がある場合はそれも めた を 用した)、これまでのす ての特 出 の中に された発明者の 発明者 )、をカウントした。これにより、「特 出 件 / 業年 / 業 」を計 した。「特 出 件 / 業年 」は、 1 年 でいくつの特 出 がなされたか を す。 業 は 業 に対 するため、これで ると 業 の影響をコントロールするこ とになる。また、「発明者 / 業 」も計 した。 業 としては現 の を用いるため、 過 のある一時 での「発明者 / 業 」を している けではないが、これまでのす ての 特 出 の中に された発明者の を 業 で ってコントロールしたものとなる。 結果・考察 に、 業の「特 出 件 / 業年 / 業 」を した。 に、 業の「発明者 / 業 」を した。いずれも、 業における知の 出活動の活発さを すものと考えられ、 の異なる 業間でも 可能な指 である。なお、「発明者 / 業 」が 1 を えている 業 があるのは、発明者には 業外部の 同研究者も まれうるためである。 社のトップ発明者の特 出 件 を に し、これを 社の 特 出 で った「トップ発明 者 ア」を に した。これによると、分析対象としたバイ ンチャー 業のトップ発明者 アは、0.14 1.0 の間の である。一方、大手 10 社についてもトップ発明者 アを計 したとこ ろ、0.020 0.065 の範 の であり、バイ ンチャーのそれより1 ケタ少ない である。大手 が 多くの研究者を え様々な研究 発プロジ クトを していることから考えると、大手 において は特定の発明者の が特 出 において大きな アを めることは考えにくいが、バイ ンチャー については、一 業の特 出 の と どす ての発明者として同一の者が されているというケー 1 93 年 の公 特 公報、96 年 の 公 公報、96 年 の公 特 公報、94 年 1 から 96 年 3 ま での特 公告公報、96 年 5 の特 公報が されている。本研究では、2011 年 10 時 までの特 データを用いた。 スも見受けられるのである。これにより、 が された。 なお、 と を見ると、アイロ ールディングス、新日本科学、イー ーエス、 ック の 社は、知の 出活動が他と て活発に行 れていない。これらの 業は受 研究を行う機関 CRO や CMO)であるため、新たな知の 出活動は と ど行っていないものと考えられる。そこ で、 の分析では、これらの 社は くこととした。また、 ディ ノバは、上場 業であるに もかか らず、 業 等の 業情報にアクセスできなかったため、 の分析からは 外した。 それでは、トップ発明者はどのような者であるか。それを したのが である。トップ発明者の や 業とのかか りは、 業のウ イトや上 のHVC 業 レ ートを参 した。大きく 分けると、 のようなケースがある。 ア 大学研究者の ー から生まれた ンチャーの、 業 ンバーの一 である、大学研究者。大学に 属する研究者がその を として 業し ンチャーの に るが、大学にもとどまり 務するケース アンジ ス、 ンコセラ ー、トランスジ ッ ク、DNA チップ研究 )や、大学を定年 職する が ンチャーを 業するケース ECI)や、大 学の研究者が 業時の ー の中 を担っているが 研究者は正 には 業 に 属していな いケース ノキャリア)がある。大学に 属している けではないが研究者が 業するケース アー ルテックウエノ)もこれに のものと考える。 イ 業出 の 業者 研HD、 ディ ック、 PSS、タカラバイ 、 生 研究 )。 ウ 業 の らかの から 業との関 りを持つよ うになる者。 業の研究 発担 の社 または役 として えられているケース ディネット、 J-TEC、カル バイ イエンス)や、 同研究相手であるケース そーせい、ジーエ アイ)がある。 の結果から、日本のバイ ンチャー 業のトップ発明者には、 大学の研究者であれ 業出 で あれ) 業者あるいは 業時に中 となる ー を した が多いことが明らかになった。した がって、 見た範 では、 はある なものであることが された。さらに、トップ発明 者 アが 分の0.5 を えている 業とそうでない 業を て、 において か法 性が見出せ るかどうか したが、これについては特 の知見は得られなかった。 した指 を用いて対象 業を分 し、 に した。 は、トップ発明者 アである。 トップ発明者 アの として 分の0.5 を原 とする。 は、知の 出活 の活発 を す「特 出 件 / 業年 / 業 」である。対象 業の中央 は 3.2 であり、これを原 とする。知 の 出が活発で中 となる発明者がいる 、知の 出活動は他と してあまり活発ではないが中 となる発明者がいる 、知の 出活動は他と してあまり活発ではなく中 となる発明者もい ない 、知の 出が活発だが中 となる発明者がいない 、に分けることができる。 この 分を基に、トップ発明者の アが高い と低い の の の と の 業の )をした結果を、 に す。知の 出活動が活発な とそうでない の の の上 と の )をした結果を、 に す。 において、 業 でコントロールした発明者 に 目すると、トップ発明者 アが高い も低い も、 同 の を していることが かる。このことから、トップ発明者の ア が高いということは、発明に参画する が少なくなることを意 する けではないと する ことができる。その理 は、トップ発明者は多くの場合に で発明をするのではなく、他の研究 者との 同発明を行って知を 出しているためであると できる。 上のように は 定さ れ、 しろ「特定の発明者に知の 出を しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャー と て、発明に っている が少ない けではない。」ということが明らかになった。 と からを見 て ると、トップ発明者 アと知の 出活動の活発さとの関 につい ては、現 では 明である。したがって、 については できていないため、 の課題 としたい。 まとめ 上のように本研究では、 業で特 出 トップ発明者が 業の全特 出 に める ア、すな トップ発明者 アという指 を し、日本のバイ ンチャー 業を対象とした 分析を た。その結果、「バイ ンチャーの中には、特定の発明者に知の 出を大きく し ている 業があり、これは大 業には見られない特 である。」ということが明らかになった。ま た、 調査対象とした 業を見る りでは、「バイ ンチャーにおいて、トップ発明者は 業 時のコア ンバーの一 である可能性が高い。」と ることができる。さらに、「知の 出を特定
の発明者に大きく しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、発明に っている が少ない けではない。」ということも された。 は、トップ発明者 アと 知の 出活動の活発さとの関 を できるよう、新たなアプローチを したい。
の発明者に大きく しているバイ ンチャーは、他のバイ ンチャーと て、発明に っている が少ない けではない。」ということも された。 は、トップ発明者 アと 知の 出活動の活発さとの関 を できるよう、新たなアプローチを したい。
本研究は、発 者が 策研究大学 大学ライ イエンス 策研究プロジ クトにおいて、公 法 日本生 性本部による「生 性研究 」の を得て した調査研究である。ただし 内容は 属 や の見 ではなく発 者の見 であり、もし が まれるとすれ 発 者 の めに するものである。