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学習者の「実感」を生かした説明的文章の学習指導に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)学習者の「実感」を生かした説明的文章の学習指導に関する研究           教科・領域教育学専攻           言語系(国語)コース.           M062001           畠中 紹宏 1 目 的. 3 研究の標暮.  本研究の異的は、説明的文章の学習において、. (1)学習者の実感についての先行研究の検討. 学習者の「実感」を生かした指導法を構築する. ①国語科教育の観点から見た実感. ことにある。このため、以下の課題を設定して.  ・森田信義 ・小田辺夫 ・渋谷孝. いる。.  ・植山俊宏  四者の先行研究を整理.  ①説明的文章の学習において学習者の「実感」. ②認知科学の観点から見た実感.   とはどのようなものかを定義する。.  ・寺井正憲 ・内聞伸子 ・声学.  ②学習者のr実感」を生かした理解の段階性.  ・岩永正史  四者の先行研究を整理.   を明らかにする。. ③両観点から導いた学習者の「実感」の定義.  ③「実感」を生かした理解の段階性を活用し. 説明的文章の学習において、学習者のトッ.   た授業の構想をする。. プダウンな思考を生かし、内容と論理の一. 2 杣 成. 体化をはかる読みによって得られた「感動」. (1)説明的文章の学習指導についての先行. やr納得」.    研究の整理一「実感」を視点にして一   ①国語科教育の観点から. (2)「実感」を生かした理籠の段階性.   ②認知科学の観点から. 績 み の 日 的. 段唐名.   ③先行研究をもとにした「実感」の概念. 生活化. (2)学習者のr実感」を生かした理解の. 知識化したことを自分の生活の中で 生かし、活用していく段階.    段階性の提案. 教材内容や論理を類推、想像、対比.   ①各段階の整理. 和議化 などを用いて、新しい知識を獲得す.   ②「実感」を生かした理解の流れ. る段階. (3)学習者の「実感」を生かした実践事例の. 意業化. 既有知識と教材をつなげて、正確に.    検討. 文章を読み取る段階.   ①教材と学習者の「実感」との関わり. 学習者の既有知識や先行経験などを 知 業 掘り起こしたり、感覚的、主観的に.   ②各段階の授業の実際. 理解したりする段階.   ③実践事例の考察. 図【学習者の「実感」を生かした理解の段階】. (4)学習者の「実感」を生かした学習指導. 仮説的に学習者のr実感」を生かした理解の.    過程の提案. 一266一.

(2) 【単元の指導計画】(全10時間). 四つの段階を設定した。また、読みの構造につ. 第一次 題名について知っていることを出し合. いては次のようにまとめた。.    い、本文を読む。(2時間). E.  ○知覚 既有和議を種リ起._す読み. ■.      ・r題名読み』からめあてづくリ. ..…伽・・..■○o○■○o●o◆!C・。. 第二次 教材文の三つの事例を比較しながら、 o.    書かれていることを読みとる。(5時間). ○. ○. ■. ・.. ■. W.. A.  ○意識化 表や絵図化を用いた読み聰り. ●. ● ■. X. ◎. ■.       ・例示に■かれていることを表に項. ●. I. P. Y.        日名をいれながら(ラベリング)ま. ● 一. ●. ○.        とめる。. ●. ●. ●. ■. ■. ○. ’. 、. 、. ○. o. ●. o. o.  ○知識化 資者観念を用いた読み取り. ■.       ・例示の選択について考える。. ●●●■○o○○.…....。..・・.. 第三次 自分の参加したいお祭りについて、説. Z.    明する文章を書く。(3時間).  ○生活化 学習者が奏容を岬価する. 一u一一一・1一_I 認識の広がり.       ・自分や他人の作文を岬価する。.   図【実感を生かした読みの構造】. 4 学習者のr実感」を生かした学習指導選程. A:知覚 B:意識化 C:知識化 D:生活化.  の提案. E1日常世界 X:論理面 Y:内容面 Z:知識. 「実感」を生かした. 読みの. O:論理面の理解の深化P:内容面の理解の深化. 理解段階. ・実感的な理解は円の内側r知覚」から理解の. 目 的. 内容面. 深化にしたがって、外側に広がる。最終的には. 呼び起こし る内容の. ・知覚から生活化に向かうほど、円の太さが細. る。. かう。. 5 今食の誤麗. 驍ニ広い正円になる。. いる順番. 理解の四段階をもとに学習指導過程を提案す. くなるのは主観的な理解から客観的な理解に向. ・内容と論理が一体化された理解の深化がみら. 論理面. 既有知識の 書かれてい 書かれて. 知 覚. 生活化の枠を超えた日常世界へとつながる。. れ’. 読みの観点. ○理解の四段階に対応した指導過程の実践検討  を重ねる. ○指導過程に縛られた指導の硬直化を防ぐ方策 (3) 学習者のr実感」を生かした実践害例.  の検討.  実践は小学三年生児童を対象に国語科教材 『つな引きのお祭り』(東見書籍三年下巻所収). 主任指導教員. 吉川 芳則. を用いて実施。(太字は論文中で事例考察). 指導教員. 剖一1芳則. 一267一.

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参照

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