• 検索結果がありません。

母親の育児ストレス国際比較 韓国(京幾道)・中国(北京)・ブラジル(ブラジリア)・日本(静岡)から

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "母親の育児ストレス国際比較 韓国(京幾道)・中国(北京)・ブラジル(ブラジリア)・日本(静岡)から"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

母 親 の 育 児 ス ト レ ス 国 際 比 較

―韓国

(京

幾道

)・

中国

(北

)・

ブラジル

(ブ

ラジリア

)・

日本

(静

)か

ら一

静岡県立大学看護学部

清 水

嘉 子

抄 録 本研 究 は在 日外 国人 の国籍別上位 3か 国であ る韓 国

,中

,ブ

ラジルの故 国 に住 む母親 の育児 問題 を明 らか に し

,わ

が国の母親 と比較検討 す る ことを 目的 と した。京幾道 および北京

,ブ

ラ ジ リアに調査用紙を配布 し543人 より回収 された結果を分析 した。結果は

,①

育児ス トレス

,夫

に 対す る思 い

,育

児を しての幸福感

,女

性役割観 の国別間に有意差が認め られた。②育児 ス トレス は中国が高 く

,次

いで 日本

,韓

,ブ

ラジルの順 となった。③育児ス トレスは日本・ プラジル・ 韓国では

,育

児環境 に対す るものが高 く

,中

国は子 どもの性格や子 どもに対す る扱い

,育

児 に伴 う東縛感のス トレスが高かった。④育児を して親 として成長 したと感 じられる 13項 目の合計値 (親成長

)は ,中

国が高か ったが

,育

児を しての幸福感 は逆の順位 とな り中国が低か った。⑤夫 に 対す る信頼や大切な気持 ちは 日本の母親が低か った。⑥育児ス トレスとの関連では

,韓

国は夫を 信頼 している母親

,中

国 。日本は育児を しての幸福感をよ く感 じている母親 にス トレスが低か っ た。 中国は親成長の高い母親にス トレスの低い者が多 く

,中

国 。日本は「子 どもの手が離れてか ら仕事をすべき」と考える母親にス トレスの高い母親が多か ったが,「家事や子育ての負担を減 ら して仕事をすべき」 と考える母親は中国ではス トレスが高 く, 日本では低い者が多かった。 キー ワー ド:育 児ス トレス

,国

,比

I.は

じめ に 国際化 時代 の流 れの中で

,在

日外 国人 は年 々増 加 の一途 をた どってい るか。先行研究 では在 日外 国 人上位3か国で あ る韓 国 。中国 。プラ ジル

Dの

育 児 ス トレス研究 を行 った。 そ こで今 回は これ らの 在 日外 国人 の故 国 に住 む母親 の育児 ス トレスを中 心 と した研究 を行 い

,わ

が国の母親 と比較検討 す ることを 目的 と した。 さ らに育児 を しての幸福感 や親 と して の成長観 (以後 “親成長"とす る

),女

性役割観 と育児 ス トレスの関連 を分析 し

,文

化 や 社会環境 の違 いに よる母親 の育児 につ いて考察 し た。在 日外 国人 の故 国の母親 の結果 は在 日外 国人 の理解 を深 め支援 を検討す るうえで貴重 な資料 と なろ う。 Ⅱ

.研

究方法

1)調

査用紙 の作成 育児 ス トレス尺度33項目(日本 の母親 を対象 と して開発 され た育児 ス トレス尺度

-33項

目全体 の α 係数 は0,91と高 く

,各

因子 の α 係数 は0,86 ∼ 0.58の 範囲 にあるり 1こ

,夫

へ の思 い

,親

成長 (柏木,高井 が用 いた親 と しての成長項 目を一部改 め13項 目とした°

),育

児 を しての幸福感

,女

性役 割観 な ど選択式 の内容 を加 えた調査 用紙 を作成 し た。 対象者 の調査負担 を考 え項 目を精選 した。調 査用紙 はそれぞれの母 国語 (ポル トガル語

,韓

国 語

,中

国語

)に

翻訳 を した後 に専 門者 による翻訳 内容 の確認 を行 った。

2)調

査期 間 平成 12年 8∼ 9月 :日本 の母親 を対象 に した調

(2)

査4) 平成 14年 9∼ 12月 :京 幾道・ 北京・ ブ ラ ジ リ アの母親 を対象 に した調査

3)調

査用紙 の配布 京幾道 にある保育 園を管轄 してい る行政機 関 お よび北京市 内の各幼稚 園 に調査 の概要説 明 と調査 の依頼文 を送付 した。 了解の確認が得 られた園 に 調査用紙 を送 り

,各

園で調査用紙 の配布 と回収 を した。調査対象 である母親 は母 国語 によ って書 か れてい る調査依頼文 を読 んだ後

,調

査協力 に同意 した者 にのみ調査 を依頼 した。一方

,ブ

ラ ジル に は園がない ことか らブラジ リア在住 の知人(LUCI―

ANAS.K.INOUE氏

)に

よ り

,1件

ごとに調査 の説 明を行 い調査用紙 の配布 と回収 を した。

4)分

析方法 育 児 ス トレス33項目お よび親成長13項目は, 「 全 くあて はま らない」か ら「 あて はま る」の各段 階 に 1点 か ら4点と し

,項

目平均合計値 を育 児 ス トレス値

,親

成長値 と した。統 計学 的処理 はWin―

dows版

SPSS ver.115に

て ノ お よびt検定 を 行 った。 Ⅲ

.結

1.調

査用紙 の回収

1)京

幾道 の保育 園 に子 ど もを預 けて い る母親 350人 に配布 し186人 回収 を した(回収率 53%)。 2)北京市 の幼稚 園に子 ど もを預 けてい る母親 350 人 に配布 し278人 回収 を した (回収率 79%)。 3) ブラジ リア に在住 している母親 100人 に配布 し79 人 回収 を した (回収率 79%)。

4)静

岡県下2市1 町の保育 園・ 幼稚 園 の 900人 に配布 し625人回収 を した (回収率694%)。

2.国

別対 象者 の属性 母親 の年齢 と国籍

,夫

の年齢 と国籍

,子

どもの 数

,母

親 の就業 の有無 と母親 と夫 の仕事 の時間 は 表 1に 示 された。 母親 の年齢 で は

,各

国 とも30歳代 が多 く

,次

い で20歳 代 で あ った。母親 の就業では各 国 とも就業 して い る ものが65∼

77%と

多 か った。母親 と夫 の就業時間は,中国を除 く各 国 と もに 8∼ 12時 間 が多 く

,中

国で は8時間で あ った。子 どもの数 は, 中国を除 く各 国 ともに2人が多 く

,3人

以上 は少 なか った。 中国では 1人 が多か った。

3.育

児 ス トレス 各国 の ス トレス値

,項

目平均値

,さ

らに4か国 共通平均値以上項 目と平均値 未満項 目は表 2に 示 された。 国別 ス トレス値では中国が 日本 とブラジ ル において t検 定 による有意差が認 め られた

(p<

001)。 ス トレス値 で高か ったのは中国の 86.0,次 いで 日本 の 72.6,韓 国の

725で ,も

っと も低か っ たのはブラ ジル69.0とな った。上位項 目は

,下

位 項 目に比べ各 国 とも重 な った項 目が多 く認 め られ た。ス トレス項 目

No31.32.33(表

2綱 掛 け「 ス ト31∼33」 項 目

)で

あ る育児環境 に関す る内容 が4か国 に共通 して平均値以上 を示 して いた。 中 国の ス トレス値 は圧倒 的 に高 く

,上

位項 目で は1 位「 子 ど もの性格 に気 がか りが あ る」

,2位

「 子 ど もの機嫌 が悪 くな ると困 って しま う」

,3位

「 子 ど もの世話 で他 のや りたい ことがで きない」「 暴 れて 動 き回 った りいたず らされ ると困 って しま う」 と な った。 次 いで高 か った 日本 で は

,1位

「 不 可解 な こ と 件 や犯罪 に子 どもが巻 き込 まれ るか心配 で あ る」, 2位「 就 労 して い る母親 に対 す る社会 や行 政 の配 慮 が足 りない」

,3位

「 暴 れて動 き回 った りいたず らされ ると困 って しま う」 とな った。 日本 とス ト レス値 が ほぼ並 ん だ韓 国では

,1位

「 就 労 して い る母親 に対す る社会 や行政 の配慮 が足 りない」

,2

位「 育児環境 が不備 なので子 ど もの行 く末 に不安 を持つ」

,3位

「 子 どもの知 的能力 に気 がか りが あ る」 で あ った。 もっと も低 いブラジルでは

,1位

「 不可解 な こと件 や犯罪 に子 どもが巻 き込 まれ るか 心配 で あ る」

,2位

「 就労 して い る母親 に対 す る社 会や行政 の配慮 が足 りな い」,「育児環境 が不備 な ので子 どもの行 く末 に不安 を持つ」 とな った。各 国の下位項 目と して

,ブ

ラジルで は「 同 じ年 頃の 子 ど もと比べわが子 が劣 ってい るので は と不安 に 思 う」

,中

国。日本 で は「 子 ど もが あま りに も思 い どう りにな らな い」

,韓

国。中国では「 周 囲の人 に 子 どもの母親 として しか見て もらえないのが辛 い」 で あ った。上位項 目と下位項 目が逆転 していた項 目は, 日本 では「子 どもの知 的能力 に気 がか りが あ る」 が低 いが

,韓

国では高 か った。

4.夫

に対す る思 い と育児 ス トレス 多重 回答 によ る表 3の 結果 で は

,国

別 間すべて

(3)

1

国別調査対象 の属性 人(%) 夫の仕事時間 母親の仕事時間 母親 の就業 子 どもの数 夫の年齢 母親 の年齢 属 性 無 回答 12時間以上 8∼ 12時間 8時間 無回答 な し あ り 無回答 4人以上 3人 2人 1人 無回答 50歳代 40歳 代 30歳 代 20歳代 無回答 無回答 12時間以上 8∼ 12時間 8時間 50歳代 40歳代 30歳代 20歳代 国 名 10(127)

7(89)

53(671) 9(114) 25(316) 2(2.5) 42(532) 10(12,7)

3(38)

24(304) 52(65,8)

3(38)

1(13)

6(76)

52(658) 17(215)

3(38)

6(76)

16(20.3) 51(64.6) 3(3.8)

2(25)

4(51)

10(127) 46(58.2) 17(215) ブ ラ ジル 47(25.3) 10( 5,4) 78(419) 51(253)

6(32)

49(26.3) 131(704)

5(27)

0(0) 21(■ 3) 102(548) 58(31.2)

9(48)

1(05)

35(18.8) 130(69.9) 11(59) 5(2,7) 0(0) 14(75) 133(715) 34(183) 韓 国 14( 75) 34(183) 118(63.4) 20(108) 4(1.4) 89(320) 141(50.7) 1(0.4) 54(194) 216(77.7) 16( 58) 0(0)

2(07)

22(79) 238(856) 16( 58) 2(0,7) 33(119) 208(748) 19( 68)

6(22)

1(04)

24( 8.6) 220(791) 27(97) 中 国 15(5.4) 22(79) 119(428) 122(439) 44(15,8) 128(201) 488(765) 13( 2.0) 17(2.6) 126(197) 319(50,0) 163(255) 16( 25) 0(0) 0(0) 142(22.3) 379(446) 101(158) 13( 20) 0(0) 50( 7.8) 424(666) 151(237) 日本

n=79

n=186

n=278

n=625

(4)

2

国別育児 ス トレス ス トレス項 目 国 名 項 目平均値 育児 ス トレス値 スト

10

夫が私 の育児生活の苦労 をわか って くれない スト■ 夫の子育 ては不完全でかえ って迷惑 なことをす る スト12 子育 て しなが らでは就職 できるところがな くて困 ってい る スト13 いつか子育て に余裕ができる頃に就職で きるかが不安 だ スト

7

同じ年頃の子どもの様子を知ってわが子が劣っているのではと不安に思う ス ト1 ス ト2 ス ト3 ス ト4 ス ト5 育児の ことを考え ると漠然 とした不安 を覚え る 子 どもの性格 に気がか りがある 子 どもにどう接 していいかわか らない 子 どもがあま りに も思 い通 りにな らない 育児について期待していたことと現実との間にギャップを感じてしまうことが多い ス ト15 ス ト16 ス ト17 ス ト18 ス ト19 ス ト20 ス ト21 ス ト22 ス ト23 ス ト24 周囲の人 に子 どもの母親 として しかみて もらえないのが辛 い 育児 のために睡眠不足の 日々が続 いている 夜間育児のために何度 も起 きなければな らな くて困 っている 育児で体 の疲 れがたま っている だだを こね られて困 って しま うことが多 い 子 どもの機嫌 が悪 くな ると困 って しま う 暴れて動 き回 った りいたず らされ ると困 って しま う 子育 てか ら解放 されて息抜 きできる時間が少 なす ぎる 子 どもの世話で他 のや りたい ことができない 子 どもの世話 で 自分の 自由がきかないのが とて も辛 い 完全な子育てをすべきだという周囲か らのプレッシャーを感 じる 子育てに関する昔なが らの地域や家の慣習を押 しつけて くる 祖父母の忠告によって子育てに対する迷いが生 じることがある 子 どもの知的能力に気がか りがある 子 どもの言語能力に気がか りがある 不可解な事件や犯罪に子 どもが巻き込まれるか心配である 就労 している母親に対する社会や行政の配慮が足 りない 教育環境が不備なので子 どもの行 く末に不安を持つ スト26 スト27 スト28 スト29 スト30 スト31 スト32 スト33 21 690 ブラジル 1,5 邪 一 慟 弱 ” 一 邪 一 別 一 ︲ ・8 郷 一 騨 21 1,9 19

20

19 19 17 20 19 16 麗 一 ” 一 加 一 W 慟 3 .2 籠 一 3 .. 725 韓 国 21 2 .4 わ 一 郷 一 加 邪 22 20 18 19 1,7 17 18 18 21 2.4 23 25 24 24 21 ” 一 W W 邪 一 郷 一 服 一 3 .一3 m 一 2.6 25 3.2 24 20 2.7 26 860 中国 22 21 24 23 加 側 一 郷 一 2 ,一9 郷 一 3 ..一 罰 一 郷 一 罰 一 郷 一 2 .9 ” 篇 一 郷 一 篇 一 2 .一7 2 .一9 2 .9 22 726 日本 2,4 21 22 18 16 18 2 .O μ 一 加 ∬ 18 21 18 23 28 27 29 28

28

22 18 19 19 17 16 3.2 3.1 2.5 4ヵ国共通平均値以上項 目

出典 文献 3)清 水嘉子 2002bよ り 召露磐 ■ ユも.民 共 湯畜写偏奄暉召岳 国と日本間に有意差あ り 些羞 平均値以上項 目

(5)

% 表

3

国別夫 に対 す る思 い χ'検定 pく

001

国 に有意差 あ り 出典 文献 2)清 水嘉子 2002aよ り にガ検定 において有意差 が認 め られた(p<0.01)。 ブラ ジル・ 日本 で は「 本当によ くや って くれてい る」 が

256%,37.5%と

高 く

,韓

国で は「 信頼 し て い る」 が

205%,中

国 で は「 思 いや りの心 を 持 って接 してい る」 が18,7%と高 か った。韓 国・ 中国で は「 相手 に期待 しす ぎ る」

,ブ

ラ ジル で は 「 夫 は夫

,お

互 いに干渉 しない」が低 か った。他 国 で あげ られていた「 信頼 している」「 大切 に思 って い る」「 思 いや りの心 を持 って接 して い る」につ い て は

,

日本 では計44件

,1.3%と

低 か った。 韓 国 で は表 7に 示 されてい るよ うに「 夫へ の信頼 」 の 高 い母親 と育児 ス トレス値 (各国の育児 ス トレス 値 の上位人数約

20%を

高値

,下

位人数約

20%を

低値 と した

)に

有意差 が認 め られた (p<0.05)。 夫への信頼 のあ る母親 は

,育

児 ス トレスが低 い者 に多 く

,夫

へ の信頼のない母親 は

,ス

トレスの高 い者 に多か った。

5,育

児 を して の幸福感 と育児 ス トレス 各 国の母親 は

,表

4に 示 されて い るよ うに育児 を しての幸福感 を感 じてお り,「よ くある」が高 い 値 とな っていた。各国間すべ てに

/検

定 にお いて 有意差 が認 め られた(p<001)。 ブラ ジルは育児 を しての幸福感 を感 じてお り,「よ くあ る」が91.8

%で

あ った。次 いで韓 国, 日本

,中

国 とな った。 ブラ ジル

,韓

,中

国, 日本 で は,「たまにあ る」 が

20%以

上 を 占め

,中

国では「 よ くある」が少 な い分40.6%で あ った。育児 を しての幸福感 を感 じ るときが「 全 くない」が各国 ともに 1人 以上 いた。 中国 。日本 で は

,表

7に 示 されているよ うに育 児 を しての幸福感 と育児 ス トレスイ直(高値 ,低値) に有意差 が認 め られた

(p<005,p<0.01)。

育 児 を しての幸福感 を よ く感 じて い る母親 は育児 ス トレスが低 い者 に多か った。

6.親

成長 と育児 ス トレス 親成長 は各 国間 にt検定 において有意差 が認 め られ なか ったが

,表

5に 示 されて い るよ うに親成 長値 は中国が高 く

435で

あ った。次 いでブ ラジル の 42.4,日 本 の 41.4,韓 国は もっとも低 く

406で

あ った。上位項 目では プラジル は「 家族 の ことを 思 いや るよ うにな った」 が高 か ったが, 日本

,中

,韓

国 は「 親 の苦労がわか るよ うにな った」 で あ った。下位項 目は 日本 は「 少 しくらい傷 つ くこ とが あ って も人 と本 音 で言 い合 え るよ うにな っ た」

,韓

,中

,ブ

ラジルで は「 特 に変化 は感 じ な い」 であ った。 中国で は

,表

7に 示 され るよ う に親成 長値 (高値

,低

)と

育 児 ス トレス値 (高 値,低値

)に

有意差 が認 め られ た (p<0.01)。 親 成長 の高 い母親 に育児 ス トレスが低 い者 が多 か っ 夫への思 い 国 名 大変 だ と思 うか ら,多少 の ことは仕方ない 思 いや りの心を持 って接 している 他 の夫 に比べればま し 大切 に思 っている 信頼 している 本 当によ くや って くれている 合計件数 夫 は夫,お互 いに干渉 しない そ の 他 自分 の気持 ちをわか っていない 相手 に期待 しす ぎる 154 162 9,4 68 111 256 ブ ラ ジル 117 26 34 3.4 60 17 17.9 159 95 179 205 75 帯早国 347 29 37 26 4.2 08 32 16 144 187 127 144 166 13.4 中 国 620 20 9,8 48 09 263 03 02 375 日本 3255 182 02

(6)

t検定 国別間ns 出典 文献 3)清水嘉子 2002cよ り χ2検定

p<001

国別間に有意差あ り 出典 文献 2)清 水嘉子 2002aよ り 表

4

国別育児を しての幸福感 表

5

国別親成長 平均値 頻 度 国 名 合計人数 無 回答 全 くない たまにある よ くある 79 1,3 22,8 75.9 ブラジル 186 0.5 22 33.3 640 韓 国 278 6.5 1.1 40.6 51.8 中国 622 0.2 322 67.7 日本 少 しくらい傷つ くことがあって も人 と本音で言い合える ようになった ありのままの自分の姿で人 と接するようになった 生き甲斐を感 じるようになった 人の過ちを許せ るようになった 子 どもの人生 が あることを受 け入れ られ るようにな った 夫婦の絆が深まった 家族の ことを思 いや るようにな った 仕事への責任感ができた 周 りの人 とうま くやるようになった 小 さいことにこだわ らな くな った 親 の苦労がわか るよ うにな った いろいろな角度から物事を見れた 項 目 国 名 親成長値 特 に変化 は感 じない ありのままの自分でいいと思えるようになった 3.1 29 3.0 3.6 3.0 2.9 2.6 33 312 ブラジル 42.4 2.3 31 29 3.4 3.1 3.2 2.8 3.3 3.3 3.0 2.5 3.4 3.1 韓 国 40.6 1.6 25 2.8 3.0 32 2.9 3.1 3.1 3.2 3.3 3.2 3.6 33 中国 43.5 1.9 2.9 32 3.2 3.2 3.1 32 2.6 3.1 2,7 3.4 3.0 3.3 2.8 2.9 2.8 3.8 3.2 日本 414 27 2,7 2,4

(7)

χ2検定

p<001

国別間に有意差あり 出典 文献 3)清 水嘉子 2002aよ り 表

6

国別女性役 割観 % 表

7

育児 ス トレスと夫への信頼)・育児を しての幸福感 。親成長値・ 女性役割観 (国別) 人 項 目 結婚 したら家事や子育てに専念 し,仕事をす るべきでない 国 名 合計件数 そ の他 家事や子育てを しな くていいか ら,仕事に専念するべきである 家事や子育ての負担を減 らし,積極的に仕事をするべきである 子 どもの手が離れてか らは,仕事をするべきである 子 どもが出来た ら家事や子育てに専念 し,仕事をす るべきでない 76 50.6 7.6 1.3 ブ ラ ジル 79 228 10.1 59 6.5 韓 国 186 134 167 527 18 468 19.4 165 68 中国 278 79 日本 311 7,7 06 646 8,7 167 1,6 夫への信頼 て し 感 を 福 児 幸 育 の 女性役割観 親成長値 項 目 目 名 よ くある いいえ は い 低 値 高値 たまにある

,仕事をす

の は き , 供 ■ う べ 子 か る 負 的 き の 極 ベ て 積 る 育 し す 子 ら を や 減 事 事 を 仕 家 担 に 育児 ス トレス値 値   値 低   一 局 値   値 低   一 島 値   値 低   高 値   値 低   高 値   値 低   一 島 値   値 低   一 局 値   値 低   高 値   値 低   高 ブラジル 韓 国 中 国 r   T 44   86 日本 坐   36 ※ス トレス値 上位約

20%

高値 ※親成長度値 上位約

10%

高値 χ24策定 p<0,01・キ p<0.05* 値 値 低 低 % % 約 約 位 位 下 下

(8)

た。

7.女

性役割観 と育児 ス トレス 国別女性役割観 は各 国間すべてにガ検定 にお い て有意差 が認 め られた

(p<0.01)(表

6)。 ブラ ジル および韓国では「 子 どもが手が離れて か らは仕事 をす るべ きであ る」 が高 く

,そ

れぞれ

50,6%,52,7%を

占めて いた。一方

,中

匡lと 日本 は,「家事 や子育 ての負担を減 ら し積極 的 に仕事 を す るべ きで あ る 」が高 く

,そ

れぞれ

46.8%,646

%を

占めていた。 また

,中

国お よび 日本 では

,表

7に 示 され るよ うに女性役割観 と育 児 ス トレス値 (高値 ,低 値

)に

有意差 が認 め られた (p<0.01)。 「 家事 や子育 ての負担 を減 らし積極的 に仕事 をす る べ きである 」と考え る母親 に育児 ス トレスが高 い 者が 中国では多 く, 日本で は少 なか った。 Ⅳ

.考

察 各国の育児 に対す る政策 や環境 の違 いか ら

,調

査用紙 の配布方法 が異 な り

,特

にブラ ジルで は知 り合 いを通 じて 1件 ごとに行 われたため

,配

布 と 回収 に時間がかか った。 こう した事情 か ら一定 の 期 間での回収率 に差 が あ った。 また

,今

回の調査 は

,各

国の地域 に限定 されてお り

,地

域格差 の大 きい各 国の事情 か ら

,必

ず しも各 国を代表す る数 値 とはいえない。 比較 の難 しさはあ るが

,次

の よ うな ことが考 え られた。

1.育

児 ス トレス もっとも育児 ス トレスの高か った中国で は

,一

人 っ子 を「 小皇帝 (小太陽)」 と して宝 の よ うに育 て

,社

会主義 の名残 りで集 団で の全託保育 (24時 間保育

)が

主流 であ る。子 ど もは国家 の もので あ るとい う考 えが浸透す るよ う

,育

児書 の中 に3歳 にな った ら

,祖

父母 の溺愛 か ら離す ことや

,全

寮 制 の幼稚 園 に入 れて親 か ら独立 した生活 を させ る よ う強調 されて い る5∼3屹

_人

っ子政策 で 1人 の 育児 に もかかわ らず子 どもの性格 や子 どもの扱 い, そ して

,育

児 に伴 う束縛感 や疲 れを示 して いた。 子 どもの数 が少 ない ことか ら

,育

児 に不慣 れで あ ることか ら くるス トレス と考 え られ た。次 いで高 か った 日本 は

,育

児で頼 りに してい る夫 や実母 の 協力が少 な い ことや°,核家族化 や少子化 の中で育 児伝承 が薄 れ孤 立化す る母親 も多 い。 また

,価

値 観 の多様化 の中で母親 自身 の生 き方 の揺 らぎや子 ど もを産 む価値 の変化 がみ られて い る10)。 さ らに 姑 を 中心 と した育児 を取 り巻 く人 々との ス トレス が み られて い ることな どか らい),ス トレスが高 い と考 え られ た。 日本 と並 んで ス トレスが高 い韓 国 では

,子

ど もの知 的能力への懸念 や教育環境不備 に対 す る ものが多 くみ られ

,教

育 に対す る関心 の 高 さが うかがわれた。韓国で は子 どもに しっか り とした教育 を受 けさせ ることが母親 の願 いであ り, また一人 っ子 の家庭が増 えて お り

,合

計特殊 出生 率 (1人 の女性 が一生 の間 に産 む平均 の子 ど も数 《15∼ 49歳の女性 の年 齢別 出生率 を合 計 した も の》

)が

1987年 に

21人

あ った ものが

,1997年

に は1.56と少子化が進 んでい る。こうした流 れか ら, 1961年 以来推進 して いた産児制 限政策(医療保 険, 税金

,公

共住宅へ の入居

,公

務員 の手 当な どが子 ども3人以上 の家庭 は不利 とな る)を35年ぶ りに 撤廃 してい る。 しか しなが ら, こうした政策が十 分 に浸透 して いるとはいえず

,ブ

ラジル と同様 に 育児 と仕事 の両立 に対す るス トレスが高 い と考 え られ た 先Ю∼D。

_方 ,ス

トレスの低 か った ブラ ジ ルで は,合計特殊 出生率 は 1960年 代 で は6人前後 で あ ったが

,高

額所得者 らの出生率 の低下 に伴 っ て1980年 代 には 4∼3人に低下 してい る。1990年 にブラ ジルで行 われた調査 か ら,'lヵ月 の最低賃金 の20倍の高額所得者層の世帯 の約 7割 は

,4人

以 下 の世帯 とな ってお り

,子

どもの いない

,ま

たは 1人 の世帯 は全体 の2割とな って い る。最低賃金 以下 の世帯 の女性 の合計特 殊 出生 率 は

473人

と な って お り

,い

わゆ る「 貧乏人の子沢 山」 のた と え にあて はま ってい る。今 回の結 果か ら育 児環境 や教育 に対す るス トレスや

,働

きなが ら育 児 して い る母親 に対す る社会への不満が高い ことを除い て

,そ

の他 のス トレスが低 い ことが明 らか とな っ た。 ブラジル人 は

,大

陸のおお らか さ とジ ェイ ト (とん ち)気質 を もち,ま た他 人 を責 め るこ とに寛 大 な分,自己 に対 して も寛大 だ とい う傾 向が あ る。 大 国の気質「 おお らか さ」が残 ってお り楽天的で あ るH hい。 こう した ことか ら

,育

児 に対 して も おお らか に楽天的 に姑応 す る と考 え られ

,そ

の結 果 ス トレスが少 ない と考 え られた。特 にブラ ジル 人 は育児 を取 り巻 く人 々に対 す るス トレスが少 な い ことが特徴であろう。今回用 いた育児 ス トレス

(9)

尺度 は 日本 の母親 を対象 に作成 された もので あ る ことか ら

,育

児 に対す る周 囲の協力要求 や夫 の育 児態度 へ の評価 な ど, 日本以外 の国では低か った 項 目が含 まれていたに もかかわ らず

,中

国の母 親 の育児 ス トレス値が高か った ことか ら

,中

国の母 親 に対す る育児支援 の重要性 が浮 き彫 りにされた。

2.夫

へ の思 い・ 育児を しての幸福感・ 親成長 夫 へ の思 いで は,「 本 当 に よ くや って くれ て い る」 とい う共通 した思 い とともに, 日本 には少 な か った「 信頼 して いる」「 大切 に思 っている」「 思 いや りの心 を持 って接 して い る」 が多か った。 日 本 を除 く国で は夫 との関係 の よ さが うかがえ た。 夫 の家事育児協力 時間の高 い韓 国や中国

,ま

た家 族 や夫婦 の関係 を大切 にす るプラジルな どの こ う した背景 も反 映 して いる と考 え られた。特 に韓 国 で は

,夫

に対 す る信頼 の高 い母親 は育児 ス トレス が低 い母親 に多か った ことが明 らか とな っている。 育児 を しての幸 福感 で は

,育

児 ス トレス と比較 して逆 の傾 向 とな って いた。 ブラジル は育児 ス ト レスが低 く育児 を しての幸 福感 が高か った。 一方 中国 は

,育

児 ス トレスが高 く

,育

児 を しての幸福 感 は低 か った。 日本・ 韓 国 はその中間 に位置 して いた。 しか し

,親

成長 につ いては, こう した一連 の傾 向 とは異 な り

,育

児 ス トレスが高 く

,育

児 を しての幸 福感 の低 い中国が

,親

成長 が高 く認 め ら れ た。 中国の親 た ちは

,わ

が子 を しっか りと した 奈族構成 員 とす ること自体 に大 きな価値 を抱 いて い る。 また

,わ

が子へ の寛大 な振 る舞 い

,た

とえ ばわが子以外 の者 が悪 い とみて どの よ うな時で も わが子 をか ば う傾 向にあ る。 子 ど もを ほめ るとき に用 い られ た,「 か い (いうことを よ く聞 く)」 と い う意 味 の形容詞 にあるよ うに

,下

の者 が上 の者 のい うこ とをよ く聞 くことを よい ことと して いた 考 えは

,親

のい うことを子 どもは聞 くよ うに育 て ることで,親子 の一体感 を強固な ものに してい る°。 こう した

,育

児 に対す る親 と しての態度 に関す る 社会 的な価値 が は っき りして い るため

,親

と して の評価 や親 と しての成長観 を認 めやす い傾 向にあ ると考 え られた。 そ して

,親

成長 の高 い母親 に育 児 ス トレスの低 い母親 が多 い ことか ら

,育

児 ス ト レス と親成長 は反比例 し

,ま

た中国お よび 日本 で は

,育

児 を しての幸福感 を「 よ くあ る」頻度 の多 い母親 ほ ど育児 ス トレスが低 い母親 に多か った こ とか ら

,育

児 ス トレス と育児 を しての幸 福感 は反 比例 す る もので あ ることが示 唆 され た。

3.女

性役割観 韓 国 とブラ ジル は,「子 ど もの手 が離れてか ら仕 事 をすべ きであ る」とい う旧来 の女性役割観 を持 っ ていた。韓 国の母親 は専業主婦 が多 く, さ らに男 子の出産 を望 む傾 向か ら

,出

産前 の産 み分 けや 出 産前 の性 の識別検 査 を法 的 に禁上 してい るに もか かわ らず横行 し

,堕

胎手術 まで行 われてお りその 取 り締 ま りも年 々厳 しくな って い る。苦労 して教 育 を身 につ け させ一流 の大学 に子 どもを入学 させ 家名 を高 め る。 自分 が社会 的 に受 けた現在 の状況 に対 してわが子 には させ まい とい う母親 の思 いは 強 い2∼■D。 そ して

,女

性 と しての役割 に対す る意 識 は

,子

ど もの育 児 を中心 に考 え られて い るとい え る。ブ ラジル は早婚 で,男 性 は妻 が‐家庭 を守 り, 自分 は外 で しっか りと稼 いで くる とい う性役割観 が強 いため

,子

どもは乳幼児期 に保育 園や幼稚 園 に預 け ることはまれで あるか。女尊 男卑 の傾 向が強 い中で

,一

歩 家庭 に足 を踏 み入 れ ると

,夫

と妻 の 地位 は逆 転 し,生 計費 の収支 の主導権 は夫で あ る。 妻 は家事一切 と育児 を担 当 し

,食

事 の後 かたづ け や皿洗 いは亭主 の役 日とい う家庭 はア メ リカほ ど 普通 ではない"。 一方

,中

国 と日本 の女性 は,「家 事 や子育 ての負担 を減 らし積極 的 に仕事 をす るべ きで あ る 」 とい う一歩進 ん だ考 え方 を してお り, 特 に 日本 で は

65%近

くを 占めて いた。また

,育

児 ス トレス との関係 で は, こう した考 えを持 ってい る母親 は

,

日本 で はス トレスが低 く

,中

国で は高 か った。両 国 と もに就労 して い る母親 の割合 は77

%前

後 を 占めて い る中で

,子

ど も数 が中国で は圧 倒 的 に 1人 が多 く

,母

親 の年齢 もやや高 い傾 向 に ある。 また

,中

国 は韓 国 に比べ男性優位 の社会で はない ものの

,ま

だ 中国の長 い伝統 を受 けつ ぎ亭 主 関 白 も多 く

,共

働 きで施設支援体制 が整 ってい る とはいえ

,負

担 の多 くは女性 にかか ってい ると い う現 状5∼8)も 見逃 す ことはで きない。 こう した ことが結果 として違 いが生 じていると考え られた。 (謝辞:今回の研 究 にあた り調査用紙 の翻訳 をお 願 い した金漢壁氏

,張

平平氏

,孫

継紅氏

,野

中モ ニ カ氏 に心 よ り感謝致 します。 また

,統

計処理 に

(10)

関 して ア ドバ イスいただ きま した

,元

常葉学 園大 学増 田末雄教授 に感謝 申 し上 げます) (本研 究 は

,平

成 15年 度静 岡県立大学教員研究 費 (学長権 限分

)の

助成 で行 われた) 文 献 1)厚生労働省大 臣官房統計情報部編

.平

成13年度人 口動態統計上巻・ 中巻. 2)清水嘉子

.在

日韓国・ 中国 。ブラジル人の母親 の育 児 ス トレスー 日本 の母親 との比較 か ら―.母 性衛生。

2002,43(4),530-540,

3)清水嘉子.育児環境 の認知 に焦点を当てた育児 ス ト レス尺度 の妥 当性 に関す る研究.ス トレス科 学学会誌

.2002,62(3),46-56.

4)清水嘉子.乳幼児期 の育児 に関す る母親 と父親 の受 け止 め と親 成長.日本 道徳性 心理 学研 究. 2002, 16(1), 7-16. 5)秋山洋子,江上幸子,田畑佐和子他編訳.中国の女 性学 一平等幻想 に挑 む―

.東

,頸

草書房, 1998, 6)恒吉僚子

,Sブ

ー コ ック

.育

児の国際比較

,東

京, 日本放送 出版会,1997,■

-33,133-153.

7)深谷 昌志.ソウル と北京 の母親事情,良い母親 の条 件

.児

童心理

.東

,金

子書房,1997,177 -183. 8)園田茂人.中国人の心理 と行動.東京,日本放送 出 版会,1996. 9)清水嘉子,北村 キ ヨ ミ,落合富美江

.S市

における 初産婦 の産後lヵ月頃までのケアニー ドの明 確化 ―入院形態別分析 を通 して ―

.母

性衛 生

.2001,42(4),709-721.

10)柏木恵子,永久 ひさ子.女性 における子供の価値 ― 今 なぜ子 供 を産 む か ―

.教

育 心理学研 究. 1999, 47(2), 170-179. 11)綾部恒雄

.女

の文化人類学

.東

,弘

文堂,1982,

10-■

5, 282-362.

12)増田忠幸

.韓

国の女 たち

,東

京, 華風館,1990, 13)小倉紀蔵.韓 国人 の しくみ一理 と気で読 み解 く文化 と社会 ―

.東

,講

談社

,2001,54-98.

14)国本伊代.ラテ ンアメ リカ社会 と女性

.東

,

新 評論

,1992,61-85,141-226.

15)斉藤 弘志。新 しい ブラ ジル歴史 と社会 と日系

.東

,

サイマル出版社, 1985, 16)清水嘉子,西 田公昭.育 児ス トレス構造研究。日本 看護研究学会

.2000,23(5),55-67.

17)三田千代子

,奥

山恭子.ラテ ンアメリカ家族 と社 会

.東

京, 新評論,1992, ■

-29,

98-115, 276-294.

An lntermational Comparison of Childcare

Stress in A/1others

―From Korea(Kyonggi―do),China(Bcijing) Brazil(Brasilia), and」 apan (Shizuoka)一

School of Nursing, University of Shizuoka Yoshiko Shimlzu

Abstract

The goal of this research was to clarify child―

care issues for mothers hving in Korea, China,

and Brazil― the top three countries in terms of foreign nationals living in」 apan― and to con―

duct a comparative study with」 apanese moth― ers We distributed survey forms to Kyonggi― do, Bcijing, and Brasilia, and analyzed re―

sponses received fron1 543 persons The results

showed a significant difference between the

countries with regard to childcare stress, atti―

tudes to、vard the husband,feelings of happiness

about raising children, and vie、vs of the role of

、vomen. The highest level of childcare stress

、vas seen in China, follo、 ved by」apan, Korea, and Brazil Within the category of childcare stress, the highest levels of stress in」 apan,

Brazil, and Korea were related to the childcare environment, while the highest levels Of stress

in China were related to the childis character

and how the child is handled, as well as feelings

of restrictiOn accompanying childcare. Looking

at the total scores for the 13 items related to feelings that the responder had gro、vn as a par―

ent through caring for the child (parental gro―

wth), China scored the highest, but positions

(11)

ness about raising children, where China was the lowest. Mothers in」 apan had the lowest

scores for trust and caring with regard to their

husbands ln terms of correlation with child―

care stress, the lowest stress was felt byコ aot―

hers in Korea who trust their husbands and by mothersin China and」apan、vho often feel hap―

piness about FaiSing children. ヽCany mothers

in China with high scores forttparental growthn

had low stress scoreS, and many mothers in

China and 」apan who believe that ttWIothers

should work after the child no longer needs con‐

stant attention‖ had high levels of stress, Mot―

hers who beheve that ttMothers should reduce the burden of housework and childcare in order

to workW had high levels of stress in China, but

many mothers in Japan who felt this way had

low stress levels.

Key wordsi mother, childcare stress, inter― national, comparison

表 1  国別調査対象 の属性 人 (%) 夫の仕事時間 母親の仕事時間母親 の就業子 どもの数夫の年齢母親 の年齢属 性 無 回答12時 間以上8〜 12時間8時間無回答な しあ り無回答4人以上3人2人1人無回答50歳代40歳 代30歳 代20歳代無回答 無回答12時 間以上8〜 12時間8時間50歳代40歳代30歳代20歳代 国 名 10(127) 7(89)53(671)9(114)25(316)2(2.5)42(532)10(12,7)3(38)24(304)52(65,8)3(38)1(13)6
表 2  国別育児 ス トレス ス トレス項 目 国 名 項 目平均値 育児 ス トレス値 スト 10  夫が私 の育児生活の苦労 をわか って くれない スト■   夫の子育 ては不完全でかえ って迷惑 なことをす る スト 12  子育 て しなが らでは就職 できるところがな くて困 ってい る スト 13  いつか子育て に余裕ができる頃に就職で きるかが不安 だスト7  同じ年頃の子どもの様子を知ってわが子が劣っているのではと不安に思うス ト1ス ト2ス ト3ス ト4ス ト5育児の ことを考え る
表 3  国別夫 に対 す る思 い % χ '検 定  pく 001   国 に有意差 あ り 出典   文献 2)清 水嘉子 2002aよ り にガ検定 において有意差 が認 め られた(p&lt;0.01)。 ブラ ジル・ 日本 で は「 本当によ くや って くれてい る」 が 256%,37.5%と 高 く ,韓 国で は「 信頼 し て い る」 が 205%,中 国 で は「 思 いや りの心 を 持 って接 してい る」 が 18,7%と 高 か った。韓 国・ 中国で は「 相手 に期待

参照

関連したドキュメント

In this section, we construct the branching homology of a flow and we prove that it is invariant with respect to weak S-homotopy equivalences

Standard domino tableaux have already been considered by many authors [33], [6], [34], [8], [1], but, to the best of our knowledge, the expression of the

An example of a database state in the lextensive category of finite sets, for the EA sketch of our school data specification is provided by any database which models the

We construct a cofibrantly generated model structure on the category of flows such that any flow is fibrant and such that two cofibrant flows are homotopy equivalent for this

Then it follows immediately from a suitable version of “Hensel’s Lemma” [cf., e.g., the argument of [4], Lemma 2.1] that S may be obtained, as the notation suggests, as the m A

[Mag3] , Painlev´ e-type differential equations for the recurrence coefficients of semi- classical orthogonal polynomials, J. Zaslavsky , Asymptotic expansions of ratios of

While conducting an experiment regarding fetal move- ments as a result of Pulsed Wave Doppler (PWD) ultrasound, [8] we encountered the severe artifacts in the acquired image2.

[r]