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障害児に対する地域住民のイメージについて

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Academic year: 2021

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(1)Title. 障害児に対する地域住民のイメージについて. Author(s). 入枝, 脩. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 30(2): 341-349. Issue Date. 1980-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4822. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . く ● ● ′ ′ 、 . く . . ● ● -. 障害児 に対する地域住民のイメ ージについて. 入. 枝. 倍. は じ め に. 現在, 障害児教育がかかえている問題のひとつに, 障害児が地域社会の人々とともに生活し, 地 域社会の子どもたちとともに教育を受ける機会を少しでも多くしてゆくということがある, 障害児のための施設や学校はしだいに整備されてきているが, 地域住民の障害児 (者) に対する 態度にはまだまだ問題にすべき点が残されている.. 中村勝(1 97 6)は質問紙法によっ て, 精神薄弱児に対する態度を調査し, 好意的態度を示す者と, 非好意的態度を示す者とに分けて比較している. それによると, 精神薄弱児の研究や福祉政策の充 実に関する項目 では両者間に差がないが, 精神薄弱 児を施設に収容すること, 精神薄弱児が家庭に. いること,精神薄弱 児を教育することなどの精神薄弱児のイメージをさ ぐる質問項目 で差があっ た. すなわち, 「全体としてみれば, 主知的で第三者的な 『たて まえ』 論に差がなく, 感情的で自我関与 の度合 が強い 『ほんね』 論に差が認められた」 としている, 中村はさらに精神薄弱 児についてのイメージを調 査し, そのイメージに対する態度を測定した,. それによると, 好意群と非好意群との間で差の著しいイメージは, 精神薄弱 児についてのマイナス のイメージ であり, しかも, 「ほんね」 を示す項目に対する反応とイメージの方向が一 致していた.. ここでいうマイナスのイ メージとは, 精神薄弱児は無意味な言葉をいう, だらしがない, 社会生活 ができない, 精神的に異常 である, 社会に迷惑をかける, 無気力 である, 協同作業ができないなど であっ たが, これらのイメ ージが被験者のどんな体験や情報にもとづいたものであるのか, また, それらのイメージに対する態度をきめるのに作用する要因としてどんなものが考えられるのかが問. 題になる. これまで精神薄弱児 (者) などの障害者に対する健常者の態度について調査研究されたもの (伊 4 4) 9 97 藤・田川1 967 97 ,遠藤・山口196 ,高木・秋庭・熊谷・島田1 ,島田・高木・秋庭・熊谷・清宮1 によると, 障害 (児) 者に対して好意的態度がとれるためには, 障害 (児) 者に接する機会が多く なければならないし, 遠藤・山口の研究によれば, 障害児に対する態度は, 「誠実性-不誠実性」 因. 子と 「陽性-陰性」 因子によっ てきまり, また島田・高木・秋庭・熊谷・清宮の研究では 「社会的 好ましさ」 因子, 「強度・潜勢力」 因子, 「感性的快」 因子がはたらくことがいわれている,. 341. ′ . 、 - ● ..

(3) . 入 枝. 鯖. 1. 研 究 目 的 これま での障害児 (者) に対する一 般の人々の態度に関する研究では, 障害児 (者) に接する機. 会が多いか, 少ないかということが障害児 (者) に対する意識や態度を形成する大きな要因となる こ と が明 ら か に さ れ た.. そこ で, 日常生活において, 障害児と接する機会の多い地域と, 接する機会の少ない地域の住民 とについて障害児に対する態度を比較することにより, より 一層そのことを明らかに し, 地域住民. への働きかけの重要性を確かめ,さらに障害児に対する態度形成の要因をさくることを目的とした, そしてこの論文 ではとりあえず障害者に接する機会の多い地域の住民を対象に して, 障害 児のイ メージに関する調査を実施し, その結果を分析することに した,. 2. 研 究 方 法 障害児に接する機会の多い地域として, 北海道 でも大きな規模に属する精神薄弱児施設のある道 南の伊達市を選んだ. 伊達市は人口約3万人, 世帯数約8,300である.. 精神薄弱児施設は市内の どこからでもみられる小高い山の中腹にあり, 市内小中学校の特殊学級 力坊仮設内学級として併設されている. 施設の方針として地域の住民と接する機会を多くもつように しているので, 買物や実習などの機会を通じて精神薄弱児とかかわりを持つ市民も ,多い. なおこの調査は特殊教育専攻の学生が卒業論文作成のため実施した精神薄弱 児に関する地域住民. の意識調査と並行して, SD 法により実施さ れた. 1) 調査実施期間 昭和5 0年11月11日~11月 29 日 2) 調査対象. 伊達市内小学校 (8校) 2年生, 5年生の保護者570名. 3) 調査用紙の配布と回収. 小学校, を訪問し, 調査の主旨と調査用紙記入の方法を該当学年担任に説明し, 児童を通じて, 家庭の父親か母親に配布 し, 無記名 で記入してもらうように依頼した. 回収は児童を通じて担. 任ま でと どけてもらい, 51 2名分を回収 した. 4) 刺 激語と形容詞 対評定尺度. 障害に ついてのイメージを求める刺激語としては 「精神薄 弱 児」 , それから精神薄弱児のイ メ ÷ ジと結びついてとらえられていると思われる 「特殊学級」 「 施設 」 の3刺激語を選んだ. ,. 形容詞評定尺度としては,表1のようなオ ズグッ ドがことばの意味測定にお いて見出した「評 価的」 因子にあたる6尺度, 「力 量的」 因子にあたる5尺度, 「活動的」 因子にあたる7尺度の - 計1 8尺度を用意し, 7段階評定にした, 5) 結果の処理 ① SD プロフィ ール. 父母の SD 法に対するとま どいがみられたの で,回収された用紙のうち,3刺激語のいずれか. において, 18尺度すべてに同一評定をした場合, たとえば,「施設」 という刺激語に対して, す べて 「どちら でもない」 という評定をした場合や, 記入もれ, 無回答な どの場合には資料から は {き, 3刺激語のおのおのについて尺度 ごとの平均値を求め プロフィ ールに した .. 342.

(4) . 障害児に対する地域住民のイメージに ついて. P群とN群との比較. ②. 評定値を合計し, 上位%の者 (障害児に対してポジティ ブなイメージを持ち, 好意的態度を 示すと思われる群, P群)と, 下位%の者(障害児に対し比較的ネ ガティ ブなイメージを持ち, どちらかといえば非好意的態 度を示すと思われる群, N群) とに分けて プロフィ ールを比較し た.. 各刺激ごとに, さきにはぷいた資料のなかから利用 できるものを加え, 因子分析をした. 因 子 分 析 は DEMOS-E に よ り, バ ツ ケ ジ ・ プ ロ グラ ム P-FACT を使用 し, バリマ ックス法 により直交回転を行っ て求めた.. ③. 3, 結. 果. 1) 各刺激語に 対する尺度ごとの平均評定値とプロフィ ール 247名の資料について, 尺度の順番を調査用紙の順でなく, 「評価的」 因子, 「力 量的」 因子, 「活 動的」 因子の順にならびかえて, ポジティ ブな評定からネ ガティ ブな評定ま でを7, 6, 5, 4, 3, 2, 1点として尺度ごとの平均値を求めたのが表1 である. 刺激語 「施設」 と 「特殊学級」 にはほぼ同じ評定がなされており, イメージとしては, 大いに価 値のある, よい, 大切な, ありがたいもの であり, かなり重く, おそいものとしてとらえられてい る. それに対して 「精神薄弱児」 のイメージは, かなり大切な, 重くて, 弱い, もろい, おそい, にぷいものとしてとらえられている. (図1) 「施設」 や 「特殊学級」 という刺激語に対して, 価値のある, よい, 大切な, あり がたいものと してのイメージがあるのに対して,「精神薄弱児」●という直接的に人間に結 びついたイメージが, か なり, 大切なものとしてとらえられてはいるが, 弱い, もろい, にぷいものとしてネガティ ブなも 表1 形容詞対尺度と刺激語に対する平均評定値 尺 度 番 号 . ← 評 価 的 因 子 力量 的因 子 活 動 的 因 子. 形 容 価 値 があ る. n d よ “ ′ き れ すへ 1= V. 愉 1r▲o 大. 詞 対 価 値 が な い. ・ い÷÷--わ い. な- --よ. い. る ご. れ. た. 快 切. な 不 愉 快 な な--一大 切 で な い. き. い- - 小 い---軽. 1ハ1h V あ り が た い----め い わ く な n ソ レ. 大 ー A て 重. r b ‐ 強 し 弱 ^ X ) や わ ら か な----か 1へ←べ U. さ. い い い. た. い. が ん じ ょ う な--‐も ろ 早 い一--お そ q U 積 極 的- -消 極 ふ 1I ← し ず か な一--う る さ ” 1っ1 あ つ い---つ め た. い い 的 い い. す る 1“←′ 近 1n 1X U. い. ハ b. . 1ハ ▲. ど. し い. ぷ 遠. い. ま る っ こ い---ごつ ご つ し た. 特殊学級. 精神薄弱児. 6.16 5.42. 6.2 1 ‐ 5,77. 4.27 3.60 3.83. 6,30 6.05. 6,26 5.90. 施. 設. 4.50 4.23. 4.76. 4.96 4.22. 3,68 3.99 3,07 4.00 4.29. 3. 77 3.84. 3.53 4,07. 4,19 4,13. 4,32 4.87. 4,09 3,82 3,80 3,25. 4.07. 4.17 3.81 3,70. 3,82 4,21. 3.73 4.96. 4,19 3,94 4,60 3.19 3.97. 3.15 2.98 3.34 4,00 3,79 2.99. 3.66 4,04 343.

(5) . い た. 12 14 17 18. 12. 14. 17. 18. 図2-1. 11. 2. 祐. 15. 10. 7. 3. 11. 平均評定値による プロフィ ー ル. ′ ′′′ ′ . 、 、 、 、 、 、 、 ・、. 設 -- 施 特 殊 学 級 --‐ - ‐ ‐ 精神薄弱児 一-. 13. 図1. ‐ ′. ・ 、. ′ 、. 、\ ,. 1. 13. 4. 2. 16. 15. 10. 7. 3. 1 1. 一----N群. --- P 群. .. , ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ノ ′ ′ ′ ′ ′ ゞ 、\ 、 、 、 、 、、 ′ ′ ′ ′ ′ ‘ 、 、 、 、 、 、 も ′ ′ ′ ′ ′ / ′. 、 、 、 . ‘ ′ ’ . ▲ ー. 、 ・ 、 . 1. ‐群の プロフ ール 刺激語 「施 設」 に 対するP群, N ィ. 、、. 1・ 1 ‐ 、 、・ 、 、 、 ・ 、 、.

(6) . の 心 切. ′ ′ . 、 、 ・ ・ 、 、. \\ 、 、 〉 ;. 図2ー2. 18. 17. 14. 12. 11. 6. 13. 8. 5. 4. 刺 激語 「特殊学級」 に対する P群, N群の プロフィ ー ル. ′ ′ ′ .. . . ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ ′ / ′ \ ・ 、 、 、 、 、 . , , 1 , , , ′ ′ ′ ′ ′ ′ ・ ′ ′ ′. 図2-3. 18. 17. 14. 12. 11. 13. 16. 16. 2. 15. 15. ””‐ ‐‐ ‐ -N群. ー P群 lo. . ・ 、 、 、 、 、 、 、 、 . ・. 10. 7. 3. 1. ) } /. 刺激語 「精神薄弱 児」 に 対するP群, N群の プロフィ ール. 」 -/′ - ′. -- -- N群 7-. 、 一一一 P 群.

(7) . 路. 入 枝. 表2 施. 尺度. . ▲. P 群. 6 48 ^ d , 6 09 7 十 . 5.70 1n▲ V 1 1 5.12 r リ 6.74 1ハ 1h V 6,72 n ヱ 〕 5,91 ▲ A 1 5 37 r o . 4 88 ( x . ) 4.03 1Q 1 U 4 62 ハ 。 . 3.74 ^ 》 5.30 I.▲ ふ 5 11 1n1Z . U 4,75 1▲▲4 4 53 1ヮi 十 . 4 85 1n 1X , U 5.04. 設. P 群, N群の平均評定値とその差 特. 殊. 学. 級. 精. 神. 薄. 弱. 児. N 群. 差. P 群. N 群. 差. P 群. N 群. 差. 5,80 4.82. 0,68 1.27. 6.66 6.32. 5.92 5,20. 0.74 1.12. 4.91 4.41. 3,71 2.85. 1.20 1.56. 3.55 3.34 5,85 5.52 4.42. 4.79 3.82 3,38 3.38. 2.60 2.98. 3.55 2.79. 2,96 2.68 3.19. 2.15 1.78 0.89 1.20 1.49. 0.58 1.06. 0,65 1.24. 1.14 2.32 1.56 1.96 i.57 2,17. 1.85. 5.64 5.24. 6.62 6.62. 5,85 5.43 5.29 3,96 4.74. 4.06 5.40 5.06. 4.45 4.64. 4,91 4.79. 3.38 3,26 5.82. 2.26 1,98 0.80. 5.15 3.73. 1.47 2.12. 3.39 3.04. 0.57 1・70. 4.58 3.23. 2.50 2,79. 3.41 2.96 2.93 3.20. 3.49. 0.85 1,96. 1.56 2.61 1.65 1.49 1.71. 1.71 1,30. 4.75 4.43. 5.40 4.87. 4,40 4.19 3.82 4.25 3,96. 3.56 4.43 4.54 4.16 3.75. 4,22 4.79. 2.98 3.01 4.61 3,55 3.46. 4. 77 2.63 3,69 2.55. 1・77 1.42. 0.79 1.32. 0.94 - -0.58 1,19 0.56 1.41. 2.46 2.38. 1・lo 2.05. 2,38 3.00. 1.37 L22. 3.57 3.44. 3.44. 0,97 0,72. 1.35. の に な っ て い る.. 2) P群, N群に分けてみた平均評定値とそのプロフィ ール. ここ でP群とは, 3刺激語に 対する評定値の合計が247名の上位から%の62名 で, 合計評定値は. 246点から364点の間 であっ た. それに対し, N群とは, 評定値の合計が下位から巧の6 3名 で, 合 計評定値は1 29点から 210点 の 間 で あ っ た. 刺激語 「施設」 , 「特殊学級」 に対しては, 表2, 図2-1, 2-2にみられるように, P群にお いても, N群においても, ともに同じような評定の傾向 を示し, しかも, 尺度の1, 1 5 , 4, 8 に お い て は P 群 と N 群 と の 間 に あ ま り 差 が な い の に 対 し て, 尺 度 の 7, 10 9 12 14 17 に お い て , , , ,. はP群とN群との間に差 が大きい.. 刺激語 「精神薄 弱児」 に対しては図2-3にみるごとく, P群とN群との間 で評定に差があっ た のは尺度の7と9だけ で, 全体と して両群間に あまり差がみられなかっ た 特に尺度4においては . N群の評定値がP群 のそれよりも高く なっ ており,他の刺激語の場合にはみられない傾向 であっ た . 3) 因子分析 各刺激語に 対する1 8尺度の評定値の平均を求め, それによっ て因子分析を行っ た結果, 表3にみ るような3因子をそれ ぞれ選ぶことができた. ① 刺激語 「施設」 に対する因子分析 データー数300(人) X18(尺度) に対して16の共通因子が得られたが Fa t c o rlの寄与率が最も 高く, 負荷量の大きい尺度として, 「活動的」 因子の尺度9, 11 1 2 1 4 1 8がみられた , , , . Fctor2 は 「評価的」 因子の尺度1 1 F で t 5 「 が中心 3 では 力動的 a c o r 」 因子の尺度2 , , , 5が中 心 に な っ て い る.. ②. 刺激語 「特殊 学級」 に対する因子分析 データー数286(人)×18(尺度)に対して1 6の共通因 子が得られたが Fac t o rlの寄与率が高く,. 346.

(8) . 障害児に対する地域住民のイメージについて. 表3 尺 度. 刺激語につい ての3共通因子と因子負荷量. 負荷量の大. 施 設 特 殊 学 級 精 神 薄 弱 児 きい形容詞 Facter l Factor2 Factor3 Factor l Facter2 Facter 3 Facterl Facter 2 Facter3 1 ▲ 価 値 あ.る 0.2573 -0,5748 0,2353 0.3617 -0,6584 0.1610 0,4515 0 6381 - -0 0961. 番号. へ d よ い 7 十 き れ い な 1ハ▲= v. 0,4 174 - -0,3129 -0,2693 0,6850 0.2799 0,1229 0.5667 0,0422 0.1068 0.3913 -0,5299 0.4222. 愉 快 な 大 切 な 1ハi○ あ り が た い 0,3638 -0,3893 り ” 1r▲o. 大 .き ▲ ” T 重 r h U 強 n X U. い い. い. 1Q ← U 6 9 11. 比 陸 17. がんじょうな 早. い. 0.5890 0 3 9 2 0 -0 , 3 1 2 9 - 0 . . ,5526 0,1233 -0,6086 -0・1007 0.3636 -0.3794 - -0.5238. 0,2652 0,5404 0.3866. 積 極 的 0.5943 し ず か な 0,5321 あ. つ. い. す る ど い. 18. まる っこ い Cont i i but r on. 0,6155 0.5791. 0.3856 0,5658. 3.8826. 0,4121 -0,4762 0,1637 0,7448 0.0960 -0.0197 0 66 13 0,0482 0.1954 . 0.3158 - -0,5575 0.3107. 0,3589 0.RクリR. 0.6419 0.3332. 0,4636 -0,4377 0.2676 0.3112 -0,0743 ‐0.6447 0,3140 0.2270 0,2294 - -0,5606 -0,2782 -0.1911 0.5280 0.4959 -0.1962 - -0.5984 0.5150 -0.0252 0.1785 0.2183 0,3824 0.3824 0.0629 -0,3415 0,0089 0,6321 0.2726 0,1090 0,5022 - -0.3298. 0,3207 0.1410 0,2677 -0.3554 0.4316 0.0634 -0,3019 0,6170 0,1092 0,2991 0.5683. 0.2849 0.0977 0,0250 -0,1894 0.2818 -0.1166 0,2062 0,2711 1.9895. . 0,5586 0,2804 0,6782 -0.0298 0,5656 -0.0035. 0,5717 0.5829. 0.3448 0.5467. 1.7408 4,3684. . 0,0096 0.1503. 0,3055 0.1522 0,2577. -0.2222 -0,0196 -0.5565. 0,3379 -0.2029 0,3199 -0.3127 0.5627 - -0,4269 -0,3200 ‘ 0.1034 -0.15 13 0,6397 -0.1259 -0.2141 0,0783 0.1289 0,3768 -0,0975 0.4579 0.3247 0,1284 0.3961 -0.1836 0.0588. 0.0496 -0.0978 0,2226 -0.2304. 0,3072 2.1239. 0.2920 1,703. 0,6110 -0,0757 -0.2729 0.4371 -0.0937 0.0293 0,4399 -0.2576 0.5832 4.25 15 1,8882 1,5064. 負荷量の大き い尺度として, 「活動的」 因子の尺度9 1 2 4 8がみられる. , 1 ,1 ,1 ,1 、因子の尺度1 1 Factor2は 「評価的」 F 5が中心 C t で 3 「 では a o r 力量的」 因子の尺度2, 5が , , 中 心 と な っ て い る.. ③ 刺激語 「精神薄弱児」 に対する因子分析. データー数293(人) X18(尺度) に対して15の共通因子が得られたが Fa t o rlの寄与 率が高 , c く, 負荷量の大きい尺度として, 「評価的」 因子の尺度3 7 10 1 「 , , , 6 , 力量的」 因子の尺度5, 1 3 4があり, ちらばりをみせているのが特徴である , 「活動的」 因子の尺度6, 9, 1 . ④ 全体の傾向 3刺激語に対する因子分析を通 してみると, 刺激語 「施設」 と 刺激語 「特殊学級」 がほとんど , 同一の因子構造 であるのに対して, 刺激語 「精神薄弱児」 の因子の場合 Fac t o rlに おいて, 「評価 , 「 的」 「 力量的 活動的 」 なものを含んだ 」 因子構造にな ていることがわ かる っ , , .. 4. 考. 察. 1) 障害児に接する機会の多い地域の住民247名の各刺激語に 対する評定 す なわち障害 児に対 , ・ブなものではなか たが 全員の評定結果を するイメー ジは, 予想されたごとく, それ程ネガティ っ , 各刺激 ごと プロフィ ールにしてみると, 「施設」 や 「特殊学級」 については はっ きりと価値あるも , の, 大切なものとしてとらえられている が, そこに収容されている 「精神薄弱 児」 そのものについ ては, 価 値 あ る も の, 大切 な も の と し て と ら え ら れ る と こ ろ ま でに な っ て な いこ と がつ か め た こ .. れは, これま での態度調査で, 直接自分がかかわりあうことをさけ られる事態であれば 「たてまえ」 , 347.

(9) . 入. 枝. 鰭. 論としての障害者に対する態 度がみられるといわれていることと一致しているし,「ほんね」の部分 で障害者を理解することが, いかに困難な問題 であるかを示したもの である. 2) 障害児に対してポジティ ブなイメージをもつ群と, どちらかといえばネガティ ブなイメージ をもつ群に分けてとらえてみたが, 「施設」 , 「特殊学級」 に対して, きれいな, 愉快な, 積極的な,. しず か な, あ つ い, 近 い も の と して のイ メ ー ジ を も つ こ と が でき る か どう か で, そ の 違 い が あ らわ. れていた. このよう なイメージをもつことは日常生活の中 で, よほ ど身近に接する経験がないと困 難なこと であるだろうし, 中途半端な接し方 ではかえっ てネガティ ブなイメージにつながりかねな い と い う こ と であ ろう.. 3)「精神薄弱児」 に対するイメージで, 「重 い-軽い」 という尺 度が, 障害の程度が重い, 軽い というイメージにつながっ ていた. したがっ てネ ガティ ブなN群 の方が 「重い」 という評定をして い た. こ の こ と に つ いて は 島 田 等 (1974) に よ る 研 究 でも み ら れ た と こ ろ であ る.. Fc t rlは島 o 4) 因子分析によ・ り得られた因子についてみる と,「施設」 ,「特殊学級」 で得られた a 「 感覚印象的 た し にな 「 社会的好ましさ 」 因子がい 「 感性的快 1 4 」 因子と 田等 ( 97) のいう っ っ ょ , 把握」 因子と でもいえるものであり, いわば障害児に対する 「ほんね」 をあらわす 部分である. そ. tor2は, 価値ある, 大切な, 重いものとしてとらえられた 「理念的把握」 因子であ れ に 対 して, Fac. り, いわば, 障害児に対する 「たてまえ」 をあらわす 部分 である. Factor3は島田等 ( 1 4) のいう 「強度・潜勢力」 因子にあたるもので, 「力量的把握」 因子と呼 97 ぶ こ と が でき る.. t 「精神薄弱 児」 で得られた Fac o rlは,「施設」 ,「特殊学級」 で得られた 「感覚印象的把握」 因子, 「理念的把握」 因子, 「力 量的把握」 因子がいっ しょ になっ た, いわば, 「たてまえ・ほんね矛盾的. 把握」 因子とでもいえるもの である. Factor2 と Fa t r3は, 「施設」 c o , 「特殊学級」 の場合と同じ因子とみ てよい,. 大学生や一般の人々に対して, 「精神薄弱児」 という刺激語についての連想を求めてみると, 「な にかしてあげたい」 というような 「たてまえ」 の部分と,「きもちがわるい」 というような「ほんね」 の部分が入りまじっ たものが多い. 「精神薄弱児」 の場合, やはり独特 な因子が働くよう である. 以上の考察を試みてみたが, この研究 では刺激語に対する形容詞対評定尺 度の使用 で, もっ と多 くの適切 な尺度が用意されるべき であっ たと反省している. それによっ て, もっ と異なっ た因子が, すっ きりした形で得られたかもしれないと思っ ている,. 5, ま. と. め. 障害児に接する機会の多い地域の住民を対象に して, SD 法により障害児に対するイメージを調 査 し, 障害児が地域社会に受け入れられるための手がかりを得ることを目的とした.18対の形容詞. 評定尺度を用 意し, それに対する平均評定値を プロフィ ールにあらわした. それによると, 刺激語 論の部分 の 「施設」 , 「特殊学級」 に対しては, 大切 な, ありがたいものとしてとらえ, 「たてまえ」 論だけではとらえきれ 「たてまえ 」 「 精神薄弱児 」 に対しては 刺激語の がはっ きりうかがえたが, , な い も の が あ る こ と が わ か っ た.. 因子分析を試みた結果, 「感覚印象的把握」 因子, 「理念的把握」 因子, 「力量的 把握」 因子がみら れたほか, 「精神薄弱児」 の場合には特に, 「ほんね・たてまえ矛盾的把握」 因子がみられた, 本研究は調査実施の段階 で特殊教育教室木村教官の協力を得,資料整理の段階では上谷教官の協力 348.

(10) . 障害児に対する地域住民のイメージについて. を得た. さらに因子分析のための DEMOS-B 操作では教育心理教室の山崎教官の援助 を得たこと をのべるとともに謝意を表したい. またこの研究に当っ て伊達市教育委員会や学校当局のご理解と ご協力を得たことに謝意を表したい,. 参考 文献 0伊藤隆二・田川元康:心身障害児に対する社会人の態度(偏見) に関する研究 特殊教育学研究5巻1号 1 9 67 0遠藤真・山口洋史:精神薄弱児に対する態度 特殊教育学研究6巻2号 1 96 9 0島田睦雄・高木美子・秋庭信夫・熊谷信順・清宮栄一:心身障害者の職業に対する雇用主等の態度( 2 ) 職業研 究所研究紀要 No 97 4 .6 1 0中村勝:精神薄弱児に対する態度の分析 愛媛大学教育学部障害児教育研究室研究紀要 1号 1 97 6・7, i E P H T b 1 T h f M i i fm C G S 9 6 5 M U ino i 00sgmd t d u J n e n a u m : u r m o a n c a n e e a s e e n e n n v o sPr es s m g , , , , , , , , り , , , (本学助教授・函館分校). 349.

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