改良型膨張計と,それを用いた濃厚高分子溶液の密度及び膨張係数の測定
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(2) . 第9巻 第. 1号. 北海道学芸大学紀要 (第二部). 3年7月 昭和3. 改良型膨脹計と、 それを用いた濃厚高分子溶液 の密度及び、 膨脹係数の測定 相. 馬. 純. 吉. 北海道学芸大学函館分校物理学教室. latometer and the Measuren・ents igned Di f ki hi s。i… △ : The Newly De s .un c E i D i h f C h t d t rated t n o n oe缶ci ent of the Concent e xpa s e ens y an o latometer Polymer Solut ion by n・eans of thi s Di .. i igned di loped for the purpoSe 0f l I0n 1 The newl t neaSur ng the expanS . on e er was deve at y des i b b l h i i to t h d t i l T e l t t e e r u a o wn o v f 行c i r s w a s s a om e e coUs solut ons re江 1 e s y ent ofthe e×t s coe y vi . i lat i ing th lut i ion coe缶c omet er as ・er so on s di ent of the very v1 scous Pol measure the e×pans yn , Us i h d f T h ty h i h l d t i h i e ens e vaues o dnd of pycnome〔 ty was n curacy ・easure w t er g ac al . ,the dens e i t l a l leer inc i de wi la th the va tometer co ues obt aned by a common pycnon s di measured by thi , n cs i i t l i i l ty at ve error ofthedens neasure the dens bo th nだthods are appl y measurement cab e to・ , The re i 街 i ti h t f i h i h l me r e men s about l t e n a s u i n o n o e c b 0 l t t t r r e e × a s c o e v e e r o er to r e n w e a p s a ou , pe c , ture n ・ nent ・easure empera rom the t 1or part comesf 5percent ch ma . ,of whi i t l l t ion coe缶cent ous Con「 i i ons at var The dens l t es and the e×pans s of the Po yrene‐benzen soh ys ined.Compar ightpercentwereob ta l ion range above l9 we sonofthese ion in higher concent t ra rat cent i h l i d A dt t i R d t r edso ut ons i b n h l d l ec o n c e a t l i h h n l t imat e vaues were re y scusse . va ues w t t e t eore ca y es i t l i i scussedinshor l ace eas ng took pl y was di ed . were found to be eas y supercool ,and why supercool. 膏 1,. 序. 戸岡. 近時, レオロ ジーの発展及び工業上の要求により, 高い粘性を持つ物質の研究が盛 んとなってき )濃厚高分子溶液は 最も典型的な高粘性物質であり 1 た。 , 叉理論的な見地からも興味ある対象と , 2 ) 度は なっている。 これらの物質の研究にあたって, 密 , その最も基本的 な性質の一つであって, 先ず, 第一に求められるべき量であろう. 叉密 度の温度変化, 即ち, 膨脹係数の測定は, 所謂, 二 3 ) 実用上からも, 理論上からも重要な ことである, 次転移の研究の手掛りとなるものであり, 液 体 の 密度 測 定 法は 種 々 あ る が, 最 も簡 便 で 精度 が 良 い の は ピク ノ メ ← タ ← に よ る も の で ある,. しかし, 濃厚高分子溶液の様に, 極めて粘度の高い, 水飴状の液体 では, ピクノメ ← タト の細 い 口 から流し込むのが困難であるために, この方法は適用出来ない, 液体の膨脹係数測定法の内, 通常 用 いられる膨脹計も亦, 粘性 ;が極めて大きい為に使用出来ない, 固体の膨脹係数測定の時の様に, )もあるが, 多くの高分子溶液の溶媒が ガラス管に先ず試料を入れ, それを毛細管に熔接する方法3 揮発性で, 引火し易く, 旦 .叉, 高分子物質は熱的に不安定で分解 し易いので, 今の場合は利用出来 ない, この様に, 濃厚高分子溶液の密度及び膨脹係数の測定は, 必要 ときれながらも, 適当な測定 方法がないために, 十分なデータに乏しい, 勺に沿う様に改良し 筆者は, 固体の膨脹係数の測定に用いられるメ スリ合せ膨脹計を, 上記の 餅1 こ に報告する て, 簡 単な操作により, 密度, 膨脹係数を測定 し, よい結果を得 .たので, , - IQ -.
(3) . 改良型膨脹計と, それを用 いた濃厚高分子溶液の密度及び, 膨脹係数の測定 葺 2, 装 A, 原. 置. 理. 高粘性 三液体の密度, 膨脹係数は次のようにして求められる, 先ず, 試料を体積一定の器(試料管) ′ に入れ, 容器と試料との隙間を, 密度, 膨脹係数既知の液体で充填する この際 隙間を埋めた液 , , 体 の体積を知り, 予め試料の重量を測定しておけば 密度が求められるわけである 充填液を入れ , , る時, よく用いられる方法の様に, 試料管を加熱 冷却を繰り返えす様なことをせず 真空に引い , , て, 充填液を加 える. この加えられた充填液の重量, 即ち 充填液溜の液の減少量を秤量して そ , の体積を求める, 以上の様に, この測定では, 引火 分解の恐れのある 熱的方法を用いない し , , . かも, 体積測定もピクノメーター同様, 重量測定によるの であるから精度も良い 叉膨脹係数の測 . 定の際は, 試料管にスリ合せで連る, 毛管部に 充填液を入れてから, 試料管を恒 温槽に入れて温 , 度を変化させれば, 充填液が毛管部を上下して, イ ンディケーターと して働く 従って 毛 管 内 , , 径, 充填液の膨脹係数が既知の場合は, 試料の膨脹係数が求められる . 勿論, 試料が固体, 叉は粘性の小さい液体の場合にも, この方法は容易に応用出来る 殊に 粘 , , 性の小さい液体の場合は, 充填液が要らないので, 測定は簡単である . B. 装. 置. 装置は, 1 試料管, 2 毛管部. 3. 充填液溜. 4 真空 ポ ンプ 接 続 部 の 4 つ の 部分 か ら 出 来 てし ・る ,. 。 そ の 主 要 部 分 であ る, 装 置 の下部 は, Fig 2 .1 に 示 す. 叉, 組 立 て た全 体 を Fig の写真 に示す . , l 試 管 料 . Fig D I i l d D i t f e a e 迂 r n ag am o a pa ( me . Di l Fig t at ome er .1 の A で示 さ れ る部 分 で, す り 合 せ で. 上の毛管部に連る. この試料管は 試料を入 ,. れ る 部 分 と, スリ 合 せ にな っ て い る 大 き な 口. の部分とに分けられる, 試料部の容積は 約 ,. 16 oocc で あ る . , す り合 せ に な って い る 口 の C. Fi g. 2. d. r ・、ー- . - . . . C. - 11 -.
(4) . 相. 馬-純. 古. oc mで, この程度の開口部を持っていれば, 水飴程度に, 粘性の大きい物質でも, 部分は, 内径約2 , 流れさえす れば, 試料部に流 し込むことが出来る, 2 . 毛 管 部 せ で あ り, こ の す り合 せ 部 の 約 Fig .1 の B で示 さ れ る部 分 で あ る, 下部 は 試 料管 に 連 る, ス リ合. 上に, 充 填液溜に連る, 水平部分 D, があり, その途中にコックがついている, この毛管部の 44×10-2 )cm で あ る, こ の 毛 管 . 主な部分は, 長さ 50cmの lmm 目 盛 を した毛 細 管 で, 内 径は, (12 部の最上部には, 真空 ポンプにつな がる, すり合 せがある,. 5cm. 3 , 充填液溜. その蓋の ゴ Fig .1 の C の部 分 で, 約 22cc の円筒形のガラス管 である, これに ム栓 で蓋をして,. 穴を通 って, 毛管部からのガラス管 が充填液中に十分入る様にする. 叉蓋には, 蒸発はしないが, 大気圧には連る程度の 小孔を空けておく,. 4 , 真空 ポンプ接続部 装置の上部, 毛管部の上に連る部分である, この上部は, 二叉に分れ, 夫々コックを有し, 一方 は真空 ポンプへ÷ 一方は, 空気中に閉口出来る様になっている. 叉, 二叉と, 下方毛管部に連る所 に は, 三 方 コック が つ い て い る,. 義3 . 密度及び膨脹係数の測定 A. 実 験 操 作 試料が, 極めて粘性の大きい場合について述べる, 先ず, 試料を十分に; しか し, 試 料 管 の ス リ ) を測定しておく. 次に, . 合せの部分には届かない程度に入れて, 秤量し, 試料自身の重さ (Mgr この試料管を, スタン ドに保持した毛管部のスリ合 せの部分に, はめこむ. 充填液溜に 至るコック を閉じておいて, 真空 ポンプで排気する, 我々の場合, 真空ポ ンプと しては, 水流ポンプで十分で あった, 十分排気した後に, 充填液溜との間のコックを開くと, 充填液が入り込み, 試料管の隙間 及び, 毛管内を埋める. 勿論, 充 填液溜に入っている充 填液の質量は, 予め, 測定しておく, この ブ に気泡が残らない様に十分注意する, 試料の密度を求める場合 には, 真空ポ 際, 試料管内, 毛管i ●と, Fig l の AB 線より上の毛管部にある充填液は, 充 ン プ 接 続 部 の外 気 に 通 ず る コッ ク を 開 く i g l の D部分) に停溜した充填液 填液潤に戻ってしまう, 毛管部と充填液溜とを結ぶ水平部分 (F も, 真空ポンプ接続部の外気開口部より, 少し強く息を吹き込むと容易に充 填液溜に戻る, こうす i ) の所迄入っている, 今温度一定とし, 毛管部 が垂直に保 れば, 充填液は毛管部のAB線 (F g ,1 i F 持 さ れ る 様 に 十 分 注 意 す る な ら ば, g .1 の a b線より下の部分の体積は一定である, この体積を oC で, 5 . 上記第 二節 A, 原理の所で述 べた, 一定体積と取り, 標準体積と呼ぶ, この標準体積は14 525cc であ る, こ の 標 準 体 積 の 内, S の部分には試料が入り, F の部分には充填液が入っ % =17 , ている. この部分に入った充填液の体積は, 充 填前後の, 充填液溜に於ける充 填液の重量の減少を 秤量し, 比重で割ることにより, 容易に求められる, 従って, 全標準体積と充 填液の体積との差が 試料の体積であるから, 試料 の密度が求められる. 膨脹係数を求 める場合には, 充填液を毛管内の 適当な位置に止める. これは, 充 填液を, 充填液溜から, 軽く吸い上げることにより, 毛管部の任 意の位置に充 填液を止めることが出来る, こうして, 充填液 を毛管部の任意の位置に止めてから, 試料管を AB 線迄, 恒温槽に浸 し, 温度を変化させると, 毛管部内で充 填液の高さが変化する. こ れは, 試料及び, 充填液の見掛けの膨脹を示すものであるから, ガラス, 充填液の膨脹係数が既知 の場合は, 試料の膨脹係数が求められる, 叉 この際, 試料 が, 恒温槽と熱平衡になる迄十分な時間 恒温槽に浸しておかなければならな い. 熱平衡にな )たか否かは, 膨脹計は一種の寒暖計であるか - 12 -.
(5) . 改良型膨脹計と, それを用いた濃厚高分子溶液の密度及び, 膨脹数係の測定. ら, 毛管内の充填液の高さが変化しなくなるか否かでわかる, 温度を変える場合, 低い温度から温 度を上げて行くと, 高 温にな るに従い, 液中にとげていた空気が気泡となるので, 誤差の原因とな. る. 従って, 最初に, 測定しようとする温度範囲より少し高い温度に保って置いて, 十分溶けてい る空気を追い出してから, 温度を下げて行く方がトラブルが起らない. 充填液としては, 一般に,. 1 .不 揮 発性 の こと, 2 ,粘 性 が小 さ い こ と, 3 .熱 膨 脹 係 数 が 既知 の こ と, 等 の 性 質を持 つ こ と が望ま. しい, こ れ ら の 性 質 を 持 つ も の と して 水 銀 が 賞 用 さ れ る。 しか し, 今の 実 験 で は, 水 銀 は, 試 料 よ. りも密度が大きいために, 極めて粘度の大きい試料の場合でも, 実験している内に, 試料ず夜の下に 水銀がも ぐり込み, 毛管内には, 充填液でなく, 試料自身が上ってくる様になるので, 好ましい充. 填液ではない, それで, 充填液としては, 水を用いた。 試料の比重が水よりもかなり小さい場合に は, やはり水が下にもぐり込む, この場合は, ベンゼ ン, アルコ←ル等の揮発性の液体を, 止むを. 得ず, 充填液に用いた場合もある, この場合, 精度は, 当然, 下ること避けられない, B, 較 1 , 体. 正 積. 標準体積を求めるには, 次の様にする. 先ず, 試料管に出来るだけ, 沢山の水銀を入れ, その水 銀 を MIg r とする, 次に, この試料管を毛管部につなぐ, 充填液溜にも, 水銀を入れ, 前節の操. 作で, 水銀を充填液溜より, 試料管内に入れ, 標準体積を全部水銀 で満す, この時の充填液溜の水 銀の減少を M2 gr と す れ ば, 標 準 体 積 は (MI十 M2 ) /d硯 で求 め ら れ る, 但 し, dm は水銀の比重. である. 前節に述べた標準体積の値は, この様にして求められたものである, 叉標準体積を求めた 後, 同様な方法で, 水平部分Dに水銀を満し, この時の充填液溜中の水銀の減少を計れば, Dの体. 320cc で あ る. 同 様 に 毛 管 部 の a b 線上から目盛の ○ 点迄の間の 積 が求 め られ, そ の 体積 は, 0 .. 121cc である 叉 毛管部の内径は 体積, 即ち線 a b と線 d c 間の 毛管 の体 積も 求 め られ, 0. . , , 前述の様に求められているから, 毛管部の目盛のある部分の体積は, 目盛を読むことにより, 容易. に体積が求められる. 従って, この測定装置では, 標準体積は勿論, 各部の体積は容易に較正され, 求められる, 2 , ガラスの膨脹係数. この測定法で, 観測されるのは, 見掛の膨脹であるから, 試料の真の膨脹係数を求めるには, 容 , 器, 即ちガラスの膨脹係数を, 予め, 測定しておかなければいけない, これには, 試料として方(銀 を用い, 前述の膨脹係数を求める時の操作に従って, 見掛の膨脹が観測される. 一方, よく知られ ている様に, 見掛の膨脹を与える式は次式で与えられる. 4アー 膚望ん一 例(α一 の(r b) ,一7. (1). , 柘 は れ の と き の 器の 容積, α,β は 夫 々水 銀 及 び, ガラ スの 膨 脹 係 数, dゑ は 温 度 か. こ 〉で. れ から れ に変化した時の液柱の高さの変化である. この式を用いて, 水銀の膨脹係数 α の値と しては, 表の値を用いれば, 容易にガラスの膨脹係数が求められて, 84xlo‐5 β=2 .. C , 露出補正 この膨脹計は, 一種の寒暖計であるから, 所謂, 寒暖計の露出補正4 )が必要となる. 今, 試料管 ′ の温度を Z 室温を r, とすれば, よく ・知られている様に露出補正 dル は次式で 与 え ら れ る, dゑ ‐ ふ り燃- 鰍 r ぞ ) こ で り は 織 部の体積である, このことから試料管と毛管部 の 温度差が小さい時, 叉は, 充填液の膨脹係数が小さい時には, 無視することが出来る, * 芝亀吉. 物理率数表 - ” -.
(6) . 相 D. 計. 馬. 純. ‐ 古. 算. 試料が粘性の小さい液体で, 充填液を必要としない場合は, ガラスの膨脹係数測定で述べた方法 で簡単に求められる, この場合, ガラスの膨脹係数が既知で, α が試料の膨脹係数である, しかし, 一般には, 試料, 充填液, ガラスの三成分のからんだ見掛の膨脹が観測されるのである から, これから試料の膨脹係数を求めるには, 若干の計算が 必要である. 叉, この測定法では, 膨 脹係数, 及び各温度に於ける密度とが求められるが, どちらを先に求めるかで, 次の二 方 法 が あ る,. 1 , 膨脹係数法 今, 充填液の膨脹係数を γ とすれを , 実際観測される見掛の膨脹は, 次式で与えられる,. (2). 4アニ メ(ん,-ん β) b )-(r )(γ,α十 アガ- ″。 。 ,-7. で, y ・ 恥 は温度 鑓 に於ける試料及び充填液の体積, % はこの両者の和である. 従って 試料の膨脹係数 α は次の様になる, こ. (3) 14ゑ を測定して, 試料の膨脹係数 α を容易に求めることが出来 従って, γ が既知の場合は, d7. ま いけ な い, る, 但 し, こ の 際, 露 出 補 正 を 行 っ た イル を と らな け れ{. と今求めた膨 或 る温度での試料の密度を, 前記3節 A で述べた方法で, 求めておけば, この密度● 脹係数とから, 任意の温度の密度が求められる, 2 . 密. 度. 法. この実験では, 充填液としては, 水銀を用いず, 水を用いることが多かった, 水の膨脹係数は, 広 い 温 度 範 囲 で は, ‐一定 では な い, 殊 に 20oC 以下では, 充填液の膨脹係数は温度により変る, 従 3) 式を用いて 計算する為には, 少くとも, 或る温 3 )式を用いて計算出来なくなる, ( って, 上の( 度範囲で γ を常数とする近似をとらなければならない, 従って, この場合, 上の膨脹係教法では, α は近似的な値になる, 前に述べた様に, この膨脹計では, 全体積が 鮫正されている, この点を利用すれば, 充填液の膨 脹係数を用いるこ となしに, 直接に, 任意の温度の密度を求めることが出来る, この方法を密度法 みて, 或る温度 れ の と 呼 ぶ, 先ず, 3 節 A で述べた方法で, 標準体積を一種 のピクノメーターと・ 試料の密度を求めておく. 次に a b,線を越えて, 毛管内にも, 充填液が入る様にする. この時の 1 ) を読み取る. その後に, 温度を 勤 に変化させ,.その時の毛管内の波 ゴ 液4 三の高さ 後(温度は 7 柱 の高 病 読 む, 4ゐ= 筋-ゐ・ か ら, こ の 時 の 体 積 変 化 が わ か る,. しか も, こ の時, 温 度 が 変 る の. は, 試料管のみであるから, この体積変化は, 試料管, 試料管内の試料及び, 充填液の体積変化を 示すものであり, 試料管外の充填液はイ ンディ ヶ←ターとしての役をするに過ぎない, 従って, 今 ′ U I十β(7 b 1-7 ) } I 標準体積 を較正した時の温度を 劉 とすれば, 温度 れ の時の標準体積は, % = 瀦 d と ゑ 族 後 け上 だ 昇 した = - である, 更に, 温度を 釘 から 袋 に上げたとし, 毛管内で充填液が o d ′ 4V ゑ 〆 ・ け こぼれ出たと考えら = だ 填液が 〃 C に於ける) から充 , す れ ば, Vo の標準体積 ( 乾′ から, その温度の充 準 標 体 積 の 体積 は 料 一 試 方 ,』ゑ+ %′= ”′+ 蔭′ れ る 即 ち 刀γ2 , . , , 填 液 の 体積, Tら′= V2-dVI を 引 いた 残 り で あ る,. 試 料 の 質 量 肋ダgγ は予 め 測 定 して い る か ら,. 71oC の試料の比重 p (髭) は次式で与えられる.. T )…-(灼-ゴ リ 属11十β(髭- o ー 14 -.
(7) . 改良型膨脹計と, それを用いた濃厚高分子溶液の密度及び, 膨脹係数の測定. 薦口十β(鶴-鶴)1-(乃+Jア). (4). ガラスの膨脹係数 βは, 液体の膨脹係数に比べて小さいから, 温度差が小さい間は β(袋-鈴) , は無視出来て ) p(r 2. . . .. 〆,【 巧 十 坪. . (5). 賃 +4ア. 5)式を用いれば, 毛管内の充填液の高さの温度変化の曲線より, 試料自身の任意の温度に 上の(. 〆 ぬける密度が求められる, この試料の密度 温 度 鰯 跡求められれば, 』 ◆ ( ‐器)から, 試料 の膨填係数を容易に求められる.. 以上の計算で明かな様に, この方法では, 充填液の膨脹係数が入ってこない,. E. 誤. 差. こ の測 定 法 で, 密 度を 測 定 す る 場 合 は 原理 的 に は, ピク ノメト ータ ー 法 と 同様, 体 積 の測 定 も す ,. べて, 質量の測定に帰せられる. 従って, その精度は, 天秤の精度で決まる筈である, しかし, 実 際は, 蒸発, 試料管と充填液溜とを逮る水平部分に停溜する微少なi 夜滴や, 毛管内に管壁と液との. 親和力で出来る薄 膜の総和等が誤差の原因となる, これらの原因は, コントロール出来ないもので ある か, ら, 当然 こ の 実 験 の reproducibility に影響する筈である, 従って 同じ試料管を用いて , , 標準体積を測定 してみたのが, Tab l e l である. これによれば, 小数点以下三桁目が誤差の桁と 01% で あ る か ら, 高 分 な り, そ の 相対誤 差 は 約 0 .. i ー TABLE, Checking 。f Repr。ducibi ty. v ( t e ・ e m e nl 壷 a u s 薙ぎ 滋 豪華 藁 雲 霧 撒 艶書 警r 子溶液の測定には十分な精度と云えよぅ,. ー7 528 cc .. 5oC 以下は誤差と した恒? 品種 !及び寒暖計では, 0 .. なるので, 温度による誤差が支配的である, この為, 膨脹係数の測定の誤差は 義4 、 測. 定. 結. 約 5% で あ っ た。. 果. 実 際 の 測 定 曲 線 の 一 例 を Fig .3 に 示 す, 試 料 は, ポ リ スチ ロ ー ル ベ ン ゼ ン溶 液 で あ る。 この 曲線. ‐ ep r o は, 同一の試料を, 同一 の条件 の下で, 二回測定を行ったもので, 実際誤差内で, 良好な r. i ibi l duc ty を 示 して い る, 同 じ試 料 に つ い て 濃 度を 変 えて 測 定 し, 叉 固体 の純 ポ リ ス チ ロ ー ルに つ. l e いても, 測定した. これらの測定曲線から, 膨脹係数法によって得られた, 膨脹係数の値を, Tab 1 行 =の第 に示す, i i TABLB I I E×Pans on Coe街c enヒ . t Wt y 鹸 加d ,M帥 頑1D鵡i , 司Exp ,C耐f 19 5 . 31 2 , 0 36 . 45 0 , 100. 11 1 . 0 1 .0 0 944 . 0 898 . 0 496 .. 9 10←. n94 v6 (・ 9刀 = v n81 v6 6 (68 U. 同じ, 測定曲線から, 密度法により, 試料自身. の密 度 の 温度 変 化 を求 め た, その‐ー例 を Fig .4 に示 す, こ の図 で, ⑭ で 示 さ れ る 点 は, 普通 の ピ ク ノメ ータ ← で 測 定 さ れ た 比 重 で あ っ て, こ の方. 法で測定された, 密度-温 度曲線の上に乗ってい る, こ の こ とは, この測 定 方 法が 正 しく, 精 度 の 良 い こと を 示 して い る。 種 々 の 濃 度 に 於け る, こ ′ e m 及び の試 料自身 の密 度 -温 度 変 化を rabl. T l Fig ‐示す, .5 に示す, これらの密度の温度変化曲線より得らオ鐙た膨脹係数を abe= の第二行に. この二つの方法から得られた膨脹係数は, 実験誤差内で, よい一致を示した, - 15 -.
(8) . 相. 馬. 充. 。じ. 3o. 40. i Fig t y vs . Temperature . Dens ,5 Curves .. o ~. .. 吉 i F ig t y vs . Temperature Curve . Dens .4 for l9 6 wt . %, .. F ig .3 . observed Curve ofthe Apparent Bxpans l on. ,。. 純. lo. .. ぞ き・三1 ‐. ion Benzen Solut .. 1 5 9 .. oo 50. loo 200. 4 % 恥% =%. 30o 400 500. 円% 。6 。 7。 。 3。 4。 ~ ,o 2 ℃. て. 0 4. 6 0. 0 5. i TABLE Iロ. Dens tyrene t rat ed Pol ys y ofthe Concent ー. 9た) ( 『. ぅ o. z o. - -. 1. 1 2 3 . 0 9795 . 0 9745 .. 0 9127 . 0 9031 . 0 8916 . 0 8798 .. 0 9654 . 0 9584 . 0 9510 .. E. ‐ ー ●● ー ” ” Y }}. 36 o .. 1. 4 o 5 .. 0 9935 . 0 9885 .. 1 0126 , 1 0084 .. 0 9850 . 0 9757 .. 0 0056 . 0 9969 .. 0 9655 . 9594 0 .. 0 9875 . 0 9795 .. 叉, ベ ン ゼ ンの 氷 点 は, 5oC で あ る が, .濃 厚 ポ リ ス チ ロー ル - ベ ン ゼ ン溶 液 は, 5oC 以 下 でも, 凍 結 しな い. こ の 過 冷 却 状. 態 に ある, ポ リス チ ロ ー ル--ベ ン ゼ ン溶 液の 密 度 を,2 ,3 の 濃 度 l T b る され い m に 示 て について, 測定した, この結果は a e , - 16 -.
(9) . 改良型膨脹計と, それを用いた濃厚高分子溶液の密度及び, 膨脹係数の測定. S5 . 考. 察. i i 普通の低分子物質を溶媒に溶かす場合は, 体積のadd t t vi y が成立すると考えてよい, 従って, 膨脹係数は 溶液の密度, , 簡単な算術的計算 で求められる, しかし, 高分子物質が溶質の場合は,. i t ty を仮定する こ と 所謂膨潤が起り得る為に, 低分子の様に簡単には, 行かない, 体積の addi vi f i t i h t r o n 方 の膨 に して, 両 により, 溶液の膨脹係数は, 溶質, 溶媒の ac を weg 脹 係 数 の平 均 を とる こ と に よ り, 得 ら れ る, こ の理 論 曲 線 は Fig .6 に 示す. 比 較 の為. 同時に, 密度法, 膨脹係 教法, 二つ方法で, 得られた膨脹係数の値も図示した。 この計算値と実験値とは, 傾向は同 じであ るが, 定量的には一致せず, 実験値が常に小さく i i Fig ent vs on Coe街c . ,6 . BxPans 現 れ る. こ れ は. 恐 らく, 膨 潤 に よる も の で あ ろ. Concent ion rat . / l i ×-E×Pans ethod on Coe缶enヒハ ,. うと考えられる,. i △ -Dens t thod. y Me. 前 述 の様 に, ベ ン ゼ ンの 氷点 以 下 でも, ポ リ ス. チロール‐ ベンゼン溶液は凍結しない. 溶質が高. 20. 分 子の場合, 氷点降下は極めて小さいから, この 原因は通常の氷点降下ではあり得ない, この状態 6う′o て ー .. は, 熱力学的には不安定な, 一種の過冷却状態と 考えられる, 即ち, 濃厚な溶液では, 溶質分子と. Lo. 溶媒分子との混合比が増す為, 溶媒分子のみで, ある有限の凍結速度を持つのに必要な 程 度 の 大 )に, 集合することが出来ず, 凍結速度が極め さ5. o ラ .. て遅くなると考えられる, 従って, 熱力学的に不 安 定 であ る が, メ タ ス テ ー プル な状 態 で あ る, 過. 0 ~ P .S. W士, %. 冷却状態の方が, 実現され易いと想像される。 こ の点に関しては, 過冷却状態に於ける比重は有力. な知見を与える, 以上の考 察の詳細且つ定量的な記述は, 別報にゆずる. S5 , 結. 語. ▲を改良することにより 今迄 測定 が困難であった 水飴状の高粘1 スリ合せ膨 脹計 性液体の比重 , , , を, 広い温度範囲にわた り, 容易に, 測定することが出来た, 叉この膨脹計を用いて その液体の , 膨脹係数も求められた, 測定の誤差は, 密度測定の場合で, 約0 01%, 膨脹係数の場合は約5% で , ある, 膨脹係数の測定誤差は, 主として, 温度によるものであるから, 恒? 品糟の精度を上げること により, 測定精度を高めることが出来る. 測定曲線から, 密度, 膨脹係数を求めるのに 膨脹係数 ,. 法, 密度法の二方法があり, 夫 々その長短を論 じた, 叉, この方法 で測定された, 密度は通常の ピ ク ノ メ ー ター で 測 定 した 値 と よ い 一 致を 示 した,. この改良型膨脹計を濃厚なポリスチロールー ベン ゼ ン溶液の密度, 膨脹係数の測定に応用 し, 種 ivi 種の濃度に於ける, 密度, 膨脹係数を求めた. 叉, 体積の addi t ty を仮定した理論値と比較し, 膨欄の影響があらわれているものと思われる, 濃厚 ポリスチロ ルーベンゼン溶液が, 溶媒 ベンゼ ンの氷点 5oC 以 下 で も, 凍結 しな い こ とが 見 出さ れ た, これ の原 因と して は, 凍 結速 度 の 低下 に. よ るメ タ ス テー プ ル な 状態 が現 れて い るも の と考 え られ る,. 本実験の遂行にあたって, 熱心に協力された, 森欣子嬢, 熊ネ 英昭君, 成田 哲三 君, に深く感謝 - 17 -.
(10) . 相. 馬. 純. 吉. する, この実験の費用の一部は科 学研究助成金によった, 女. 献. i t t es of Di em (1953) sperse Sys 1 ) J . Hermans: F1ow Proper .J. i I Congres 1年, 物理学会, 分科会講演 2) Proc rnat ona s on Rheology 山木三三三: 昭和3 .ofthelnte. 3 ) 植松市太郎 : 二次転移, 実験化学講座, 高分子化学 ぐド) p ,83 、 4) 中谷宇吉郎: 一般物理 !実験, 物理 !実験学第二巻 5) 戸 日 」 盛 和 : 液体構造論 p.248 ,. - 18 -.
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