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技術科における昇降盤の騒音

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Academic year: 2021

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(1)Title. 技術科における昇降盤の騒音. Author(s). 三谷, 將之; 岩井, 總兒; 富樫, 文雄; 杉野目, 章. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. A, 数学・物理学・化学・工学編, 45(2) : 29-35. Issue Date. 1995-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6244. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第2部A) 第45巻 第2号. 平成7年3月. IA)VOL45 i Sec t i i i i do Un on l ty of 政i lofHokka ver ucat on( s lowコ コa ‐2 ,No. March , 1995. 技術科における昇降盤の騒音 三谷. 洛之・岩井. 総見・富樫. 文雄*・杉野目. 章**. 北海道教育大学札幌校産業技術研究室 0 2 札幌 0. *北海道教育大学釧路校技術研究室 釧 路 085. *室蘭工業大学園学研究室 * 5 0 室蘭 0. i l i i t Noi le Sawsin Wrorkshops of EducaionaI Fac es se of Tab. i ra SUGINOME** Ma i MITAN1 ロnio TOGASI* and一触に sayuk ,Ft ,ShoshiIWA1 ion fEducat H id U i i C impus Techni I Laborato ca 1y , okka o nversty o ,Sapporo a Sapporoo 02 *Tec糊ロ i i ILaboratohy i ・誼Pus ve r t y ofEducation ro Ca s ca , Hokkaido U国 , Kushi Kus霞i ro ○85 **Laboratory ofDせawing D僅uroranlns logy i l コo t tuteof Tech , M【uror am 050. Abstract. d b oesi f ferentworking mach i t l i lyhad meas Theauせl 親ldproce≦渇ing seproducedby 故ed t D r edt eno orsprevious iona lfac i l i i t i es n workshops ofeducat ‐ i i ldepaロ ter t t血ent ヒ l nentzmd 故ech c From theresultsofl匝oseexper s i虹ac I D 「 cesinthetec超dca s ,thesowldso ofthe frequency ofthe noise sources were made clear. h i l i i i D 臼esusedineducat ion副 fac t Thed i i but ionofthenois(渇 of mal t 刀 r ed t es was meas l s r y mach ,andthent e 1ade clea こ r l 国 i ron 1ment around sound soulces wa sIE lvi c el so .. lyareusedin workshopsof ftablesawswhi Thi seso chf requent p rement ofthenoi s paperreportsthe meast t遊er mach d b oes ththe many o i t ion副 fac旦i i虹i son wi ch create much noisein comp esand whi educat . dthechをulge of igatest hecharactedsticsofthefrequency of 故enoi l 虹l ‐ saw bladesi sesoftable t 副soi nvest f f ththe di ld size ofedgesofsuch saws‐ nol se wi erence of numnber,shape al 〕 ばor i M[oreover a f t l ロ l rc山arsaws werepe l ゴ ロed ent e noise ofc sto decrease t ew expert . ,. 1. 緒. 言. 5 ) ~ ) 騒音発生源なら これまで筆者らは技術科における加工機械および加工作業で発生する騒音を測定し1 , 9) (2.

(3) . 86. 三谷 熔之・岩井 総見・富樫 文雄・杉野目 寧. びに騒音の周波数特性について明らかにして来た. さらに技術科でよく使用されている機械について詳細な 騒音分布の測定を行い, 騒音発生源周辺の騒音についても明らかにして来た その結果 技術科で使用され , . る機 械 類は か なり高 い音圧 レ ベ ルの 騒音 を出 しており, そ の分 布も広い部分 にま で至 っ て いる こと が分 っ て. 来た. 現在, 技術科では幸いに ,して機械を可動している時間が比較的短かいこともあって, 実際に機械を使 用している人達に聴覚の障害が生じたと言う実例は見当らない. しかし聴覚異状の発生は分りづらく でき , るだけ聴覚障害にならないように予防することが大切である. そこで技術科で最も良く使用され, また高い 音圧レベ ルの騒音を発生する昇降盤を取り上げることにした. すなわち, 本報告は昇降盤の丸のこ刃に注目 し, 刃 数, 刃 形, 丸のこ の 大きさ 等の違 い による 騒 音の変 化 を調べ さ らに幾つ かの 騒音低減の 試み を行い , ,. 低減効果を調べたのでその結果について報告するものである.. 2. 音 の 測 定 音の測定対象を昇降盤とし, 最初に無負荷および負荷時における一般的に使用されているのこ刃の騒音を 測定した. 次に丸のこ盤のテーブル台とケーシングをはずした状態での無負荷における各種の丸のこ刃の騒 音 を測 定 し, さ らに騒音低減 の試 み と して, 丸のこ盤のテー ブ ル台 とケー シ グ形状 を変 えた状 態 でののこ刃. の騒音の測定を行い, 加えてのこ刃近傍に小円柱を接触させた時の騒音を測定した. 音 の 測 定 に は 日本 工 業 規格 の 普 通 騒 音 計 (C1 0 2 ) 規 格 に 適合 した 電 子測 器 株 式 会 社 製 騒 音 計 5 (TYPEI O1 ) と 同社製 オ クター ブフィ ルタ (TYPE3303) とを使用 した. 5 音の測定位置は音の発生源の高さ (丸のこ刃の中心位置) と騒音計の高さが同じで, 距離がl m 離れた場 所を標 準位 置と した. す なわち昇 降盤の丸の こ刃 の場 合には床 か らの高さ を71 cm) と し, テー ブ ル台 と .5( ケー シン グをは ず した状 態 での各種 の 丸のこ刃 の場 合 には その 高さ を67‐0( cm) と した. そ して小 円柱を接 触さ せ た場 合も67‐0( cm) と した. なお測 定対象 である 昇 降盤 と丸 のこ盤 (テー ブ ル台 とケー シン グな し). の仕様と運転条件を表1に示した. 表1. 測定対象. 仕. ・. 様. 1 出力(K斬り, 回転数( S- ) 昇. 降. 盤. 2‐2. 測定対象の仕様と運転条件. 60. 運. 無. 負. 荷. 無 (ケーシングなし). 38. 件 (加. 工. 状. 況). 刃の高さ50mm, とど松45mm×45mm角材切断 *刃幅 刃高 ( ) (nun) *厚さ (nun ) *径 (mm) *刃数 (枚) nun. 縦 び き チ ッ プ刃 2‐2. 条 荷. 刃の高さ30mm. 横 び き チ ッ プ刃. 丸のこ盤. 転 負. 6.0*2‐8*2‐0*305*80 6.0*2‐8*2‐0*305*40 負. 荷. ) *刃幅 ( 刃高 ( ) *厚さ ( ) *刃数 (枚) nun nun nun) *径 ( nun 横 びき 並 刃 縦 ・ 横 び き チ ッ プ刃. 8‐0*2.0*1‐45*382*80 8.0*2.6*2‐0*380*100. 測 定は, 周 波 数16Hz , 31.5Hz ,63Hz , 125Hz , 250Hz , 500Hz , I KHZ, 2 KHz , 4 KHz およ び8 KHz. 0周波数域における騒音の音圧レベ ルを求める方法で行った. そして求めた指示値は指示の変動が小さい の1 場合はその1 0回の平均をその値とし, 変動が大きい場合には5秒ごとに50回の指示値を読み取り, 統計処理 してその中央値で表示した.. 0) (3.

(4) . . 87. 技術録斗にお ける 昇 降盤 の 騒 音. 3. 騒音低減の試み 丸 の こ盤の 騒音 を低く する 試みと して 次の 二通り の 試み を行 っ た.. ① 丸のこ並刃を用いた丸のこ盤について, そのテー ブル台下面の材質と形状を変化させた場合の騒音を測 定した. 図 1 にはテ ー ブ ル台 とケー シン グの概 略を示す. なお テー ブ ル台 とケー シン グの材料は厚さ12mm のコ ン パ ネ (コ ンクリー ト用 パ ネ ル) と し, 円 形部 は厚さ0‐3mm の 鉄板 と した.. 図2にはテーブル台下部に取り付けた材料とその形状の概略を示す. ②. 並刃 と チ ッ プ 刃 を有する 丸のこ を用 いて, 丸の この円. スポンジ. 3 8 0. 板 細 か 円柱先端部 (ス ポンジ付) を接触した場合の騒. げ. コ. (mm). 音を測定した. 590. 3 8 0 1「. 8 1. (mm). 平板の鉄板 ム“. 寅 キド. →. 240. ぎ 』12. ニ o ÷ ぬ. 1 1. \〆. 、\ --/. 図1. も 謬 ぎ る詠も 喜ば芝 ク. ノ ′ * 3 0 ‐. テーブル台下部の材質と形状. 図2. テーブル台とケーシングの概略. 4. 測定結果とその考察 ( IAO. 等 130 図 3は昇 降盤 にお いて, 横 びき, 径 の 大きさ. 120. 力朝5mm で刃数8 0枚のチッ プ刃ののこ刃での. む る8. 無負荷運転と負荷運転の場合の周波 数こ対する 撮 音 圧 し ベ ル を 示 し た 図 で あ る.. 図4 は昇 降盤 にお いて, 縦 びき, 径の 大きさ が305mm で刃 数40枚 の チ ッ プ刃 の の こ 刃 で の. 無負荷運転と負荷運転の場合の周波数に対する 音圧 し ベ ルを示 した図 である.. 両図から無負荷運転時の場合, A特性につい. 8 8. 昇降盤. 横 ぴきチ ッ プ刃. A, C 0 ◎. 特性. △. 負. ゑ. 刃高6‐0 刃幅2‐8 径305 刃数80 I 出力2‐2KW 回転数n=60s‐ 無負荷 荷. 70. 60 50 40. 30 20 10 0. 100. て み る と周 波 数 が 高く な る に 従っ て 音圧 レベ ル. 1000. 10000. 周波数 (Hz ). も増加し, 周波数が2 KHz の 時に最大の 音圧. 図3 (31). 昇降盤の横びきチッ プ刃 の音圧レベ ル.

(5) . 88. 三 谷 滞之・岩井 滞之 ‐岩 三谷 総見・富樫 文雄・杉野目 章. レ ベ ルを示 し, さ らに周 波 数 が高く なる と減少 して行く. C 特性 につ いてみる と, 周 波 数 が125. Hzの時に音圧レベ ルは一度極大値を示し, 2 KHzの時に最大の音圧レベ ルを示す. すなわ ち, 無負荷運転時における横びき刃と縦 びき刃 との各周波数に対する音圧レベ ルはほとんど同 じ特性 を示 して いる.. 負荷運転時の場合, A特性についてみると, 横びき刃, 縦びき刃ともに周波数が高くなるに 従って音圧レベ ルも増加していくが, 横びき刃 では周波数がI KHZ と 2 KHz に 最 大 音 圧 し. 10000. ベ ルを示し, 縦びき刃では4 KHzで最大音圧. ) 周波数 (Hz 昇降盤の縦びきチッ プ刃の音圧レベ ル. 図4. レ ベ ルを示 しており, その 値は横 びき刃 では75 dB,縦 びき刃 では9odB と な っ ている.すべ て の. 周波数にわたって縦びき刃の音圧レベ ルは横び A 特性 0 IKHz ▽ 4KHz. き刃 の 音圧 レ ベ ルを上回 っ ており, 周 波数 がI. KHZを越えるとその特徴は顕著に現われる.C 特性では, 周波数が1 2 5Hzの時に音圧レベ ルの 極大があり, 横びき刃, 縦びき刃ともに周波数 が増すに従って音圧レベ ルも増加し, 横びき刃 では I KHZで最大を示し, その後わずかに減 少 し, 縦 びき刃 では 4 KHzで最大音圧レベ ル. を示した後わずかに減少する. すなわち, 負荷 運転時における横びき刃と縦びき刃との各周波. 5QO 1 回転数 (s‐ ). 数に対する音圧レベ ルについては, 全周波数に. 図5. る音圧しベ ル. ついて縦びき刃の音圧レベ ルが横 びき刃のそれ を上 回 っ て お り, 特 に周 波 数 が I KHZ以上で. はその大きさの差が顕著に現われている。 図5には 直径382mm, のこ み厚さ1.45mm,. 刃数80枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関 し, 周 波数 1, 2, 4 およ び8 KHz につ いて,. のこ刃回転数と音圧レベ ルの関係をA特性につ いて示 した.. 丸のこ刃の回転数が増加するに従って, 音圧 レベ ルは増加しながら,最大音圧レベ ルを示し, その後減少する. そして音圧レベ ルの最大を示 す回転数は周波数が高くなるに従ってその数を. 丸のこ盤の横びき並刃の回転数に対す. 140. 等 130. 昇降盤. ; 120. 子 8 A i ,C. ,00 9o 0. 撮. 0. ●. △. ▲. チ ッ プ刃. 無負荷. l 回転数n=60S-. 特性 刃高6.0 刃幅2.8 径305 刃数8 0 横びき 刃高6‐0 刃幅2‐8 径305 刃数8 0 縦びき. 80 ′. 70. ルず U / 7~y ”ー〃 ”. 50 40 30 20 lo 0 ,0. %メク 〃 / 十 ,oo. 皿 ・ 下毛. ぬ ミ きし ▼. looo. loooo. 周波数 (Hz ). 増す. 図6. 図 6 には 丸 の こ 直 径305mm, 厚 さ2.omm で. 昇降盤のチッ プ刃の刃数の違いによる 音圧しベ ル. 刃 数 が80枚 と40枚 ののこ刃 数の 異 っ た2種の チ 2) (3.

(6) . 89. 技術鋒斗における昇降盤の騒音 140. ( ツ プ 刃 によ る 騒 音の変 化 を示 した.周 波 数 が10O 等 130. HZ以下ではのこ刃数の多い丸のこ刃の 音圧し ベ ルがのこ刃数の少ない刃 より多少高めであ. 横びき並刃 刃 高8.0 刃 幅2‐0 径382 刃数80 無負荷 回転数n=38s‐1. 丸のこ盤. ぞ 11O. 特性. 100. ケー シン グ無 し. り, 10OHZ から I KHZまでは音圧しベ ルの高 さ が逆 に なっ て いる. しか し, いず れの場 合 に. ケー シン グ有り. もそれほどの差はなく本実験に用いた丸のこ刃 ではの こ刃 数によ る 音圧 レ ベ ルの 差は ほとん ど なか っ た. 図 7は直径382mm, のこ み厚さ1.45mm, 刃. 数8 0枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関し. looo. loooo. ) 周波数 (Hz. て, ケー シン グの ある 場合 と無 い場 合 につ いて 示 した 図 である.. 図7. 周 波 数 が約80Hz か ら500Hz の 間 で は ケー シ. 丸のこ盤の横びき並刃のケーシングの 有無による音圧レベ ル. ングを有する丸のこ刃の音圧レベ ルが3から 6 140. dB 程 度低く な っ ており, 2 KHz にお いても 2. 等130. dB 程度低 下 して いる. しか し周 波 数 が4 KHz. . を越 える と, 音圧 レ ベ ルは2 dB程度高くなる. す なわ ち, 合 板 ででき たこ の 形の ケー シン グの 場 合 に は 周 波 数 が10OHZ か ら500Hz の 間 で は. = 8. 刃 高8‐0 刃幅2.0 棚82 刃数80 1 1=38s- 無負荷 回転数1. 横 びき並刃. 丸のこ盤. ーl 。 ,o ?1 ー 1o 0o 0 90 80. . A, C 0 0. ス ポンジ無 し. ▲. ス ポン ジ有り. △. 特性. ミ ミ. 70. 音圧レベ ルの低下に幾分効果はあるが高い周波 50. 数になると逆に高くなり逆効果になることが分. ク ″. げ′′ 虹 ′~ 汀 / / / ”ク. 30. っ た.. . . 図 8 は 直径382mm, のこ み 厚さ1‐45mm, 刃. 数80枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関し. q。. 1oo. 1ooo. 1 l0 o0 o0 o0 o. ) 周波数 (Hz. て, 厚 さ39mm のス ポン ジ を下部 に貼 りつ けた. 図8. テー ブル台を有したケーシングのある場合と無. 丸のこ盤の横ぴき並刃のス ポンジの有 無による音圧しベ ル. い場合 につ いて 示 した 図 である. 周 波 数 が250Hz の み, ス ポンジ を貼 っ た ケー. ( 140. E シン グ での 音圧 し ベ ル がな いも のよ り 4 dB 低 B 130 く な っ た が, 8 KHz では 7 dB 逆 転 して いる. 総 じて,. 本 実験のよう なス ポンジ付 きテー ブ ル. 台を使用した場合には騒音を低下させる効果は なか っ た. 図 9は 直 径382mm, の こみ 厚さ1‐45mm, 刃. 数80枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関し て,厚さ0.3mm の平板の鉄板を下部に貼りつけ たテ ー ブ ル台 を有 した ケー シン グの ある 場合 と. 無い場合について示した図である.. . 丸のこ盤. 120. ? 1lo. A 1 も 8 ,C 1 0 0. 撮 98o0. 刃 高8‐0 刃幅2‐0 径382 刃 数80 1 無負荷 回転数n=38s‐. 横 びき並刃. 特性. o. o. 鉄板 (平板) 無し. △. ▲. 鉄板 (平板) 有り. 70. 60 50 40 30 20 lo qo. 周 波 数 が250Hzの 点 で 鉄 板 の あ る ケ ー シ ン. 図9. 1oo. 3) (3. o0 o l0 1 o0 o0. ) 周波数 (Hz 丸のこ盤の横びき並刃の平板の有無に よる音圧しベ ル. グで の 音 圧 し ベ ル は 無 い も の よ り 7dB低く な. 1ooo.

(7) . 90. 三 谷 府之・岩井 洛之 ・岩 三谷 総見・富樫 文雄・杉野目 寧. っ てお り, 周 波 数 が4 KHz を越 える と, 5 dB 低く なっ て いる. そ の他の周 波 数 につ いてほ ぼ. . 等 130. 丸のこ盤. 120. 同 じ音圧 レ ベ ル を示 した. す なわ ち, 平 板 の鉄. 1 も 80. 特性. A, C. 板を貼りつけたテーブル台を有するケーシング の場合, 音圧レベ ル低下に効果を示す周波数帯. 90 80. がある こ と が分 っ た.. 60. 横 びき並刃 刃 高8‐0 刃幅2.0 径382 刃 数80 1 無負荷 回転数1 1=3 8s‐. ◎ 鉄板 (折板) 無し △ △ 鉄板 (折板) 有り. 70 50 ムO 30. 図10は 直径382mm, のこ み厚さ1.45mm, 刃. 数8 0枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関し. ・. 20. て,厚さ0‐3mm の折板 の鉄板 を下部 に貼 りつ け. lo. た テー ブ ル台 を有 した ケー シン グの ある 場合 と. q。. 無い場 合につ いて示 した 図 である. 周 波 数 が250Hz 以 下 の 点 で 折 板 の あ る ケ ー. 1oo. 1000. 10000 周波数 (Hz ). 図10 丸のこ盤の横びき並刃の折板の有無に. シングでの音圧レベ ルは無いものより最大で7. よる音圧しベル. dB 低 く な っ て い る が, 周 波 数 が 2 KHz と 4 140. KHz では逆 に1odB 程度 高く な っ て いる す な ( . E 8130. 丸のこ盤. 120 わち, 折板の鉄板を貼りつけたテーブル台を有 1 10 ? するケーシングの場合, この形状では I KHZ. る 8 100 9o 80. 器. 以上で音圧しベ ル低下は期待できないことが分 っ た.. A, C o ◎. 特性. △. 小円柱先端接触有り. グ ′. . lo. 並刃の場合, 丸のこ刃にスポンジの付いた小 円柱先端を接触させてもわずかに周波数が2 50. 1o 0o 0 l. 10000 ) 周波数 (Hz. 有無による音圧レベ ル. 下する程度であった. すなわち, 並刃の場合, 8130 小円柱接触による騒音の低減はあまり期待でき E 0 T2 20 ;1. 丸のこ盤. 0 刃幅2 6 径3 80 刃数10 O 横びきチップ刃 刃高8. . 1 ‐ 無負荷 回転 数n=38s. 1 も 8 A ,C 特性. O 90 100枚 の チ ッ プ 刃 の 丸 の こ 刃 が発 生 す る 騒 音 に 罷 80. た小円柱先端を接触させると, 周波数が200Hz 以下ではA特性について, 音圧レベ ルが5から. 1000. 図11 丸のこ盤の横びき並刃 で小円柱接触の. Hz で音圧しベ ルが3 dB, 2 KHz で 6 dB 低. チ ッ プ刃 の場 合, 丸 のこ刃 にス ポンジ の付 い. 塗. . 接触させた場合について示した図である.. 端を接触させた場合について示した図である.. V. . け′. . . に直径1 3mm のスポンジを付けた小円柱先端を. 位置に直径1 3mm のス ポンジを付けた小円柱先. 小円柱先端接 触無 し. 5o. て,のこ円板 部分 の中 心 より 半 径160mm の位 置. 関 して,のこ 円板部 分 の中心より 半 径160mm の. △. 60. 数80枚の並刃の丸のこ刃が発生する騒音に関し. 図12は 直径380mm, のこ み厚さ2.omm, 刃 数. 刃高8‐0 刃幅2‐0 径382 刃 数80 1 無負荷 回転数1 1=38s-. . 図11は直径382mm, のこ み 厚さ1.45mm, 刃. ないこ と が分 っ た.. 横 びき並刃. 0. ◎. 小円柱先端接 触無 し. △. A. 小円柱先端接 触有り. 70. 60 50 40 30 20 lo. qo. 100. looo. loooo. 周波数 (Hz ). 12dB の 減 少 を 生 じて い る. そ して, 周 波 数 が. 図12 丸のこ盤の横びきチッ プ刃 で小円柱接 触の有無による音圧レベル. 500Hz か ら8 KHzまでの間ではA, C特性共 4) (3.

(8) . 技術 科 にお ける 昇 降盤の 騒音. 91. に 音圧 し ベ ルが5か ら20dB の減少 を生 じている. こ の中 で周波 数 が2 KHz では 音圧 レ ベ ルは20dB の最 大. 減少を示した. すなわち, チップ刃の場合, 小円柱接触による騒音の低減は周波数I KHZ以上では顕著に表 われ, 周波数の高い時に有効であることが分った. 園11と12か ら,横 びき の並刃 とチ ッ プ刃 で小 円柱先端 が接 触 して い ない無負荷 運転 時の場合,周 波 数 が31.5 Hz を越 える と チ ッ プ 刃 の 音圧 レ ベ ルは 並刃 のそ れよ り 大き な値 を示 し, 特 に周 波 数 がI KHZ 以 上では, そ. の差が顕著に現われ, 2 KHz の 時には その差 が最 大と なり, 20dB もの 差を示 した. す なわ ち, 並刃 と チ ッ プ刃 と では周 波 数 が高く なる と, チ ッ プ 刃 の音圧 レベ ルが並刃 の それより 高く なる こ と が分 っ た.. 5. 結. 丸のこ刃に注目して, のこ刃の形状の違いによる音圧レベルの変化および幾つかの騒音低減の試みを行っ た結 果 をま とめ る と 次のよう になる. ( ) のこ刃 数の 違い による 騒 音の 変化 は丸のこ 半径 が小さ い場合 には小さ か っ た. 1 ( 2 ) 刃 の形状 が異 なる と騒音の 音圧 レ ベ ルは異 なり, 並刃 と チ ッ プ刃 と では周 波 数 が高く なる と, チ ッ プ 刃. の方が並刃の騒音より高い音圧レベ ルを示した. ) 小円柱を丸のこ刃の近傍に接触させた場合, チッ プ刃で, のこ刃の外径が大きければ, 騒音の低減効果 ( 3 が示さ れた.. 参考文献 1) 三谷滞之, 小鷹潤, 岩井樽見, 技術科における騒音発生源とその騒音測定, 第1報 木工機械と木材加工の騒音, 北海道 教育大学紀要 (第2部A) , 第43巻. 199 2 ) 23一32 第1号 ( , pp . ‐. 2) 小鷹潤, 三谷滞之, 岩井総見, 技術科における金属加工時の騒音, 日本産業技術教育学会北海道支部研究論文集, 第5号 ( 1992 ) 73一80 . , pp .. 3) 三谷府之, 岩井総見, 小鷹潤, 技術科における騒音発生源とその騒音測定, 第2報 工作機械と板金加工の騒音, 北海道 教育大学紀要 (第2部A) , 第43巻. 第2号 ( 1993 ) 53一63 ‐ , pp .. 4) 三谷府之, 嶋崎良順, 岩井総見, 小腐潤, 杉野目章, 技術科における木材加工時の騒音, 日本産業技術織(育学会北海道支 部研究論文集, 第6号 ( 1993 ) 55一62 ‐ , pp ‐. 5) 三谷幣之, 岩井総見, 嶋崎良順, 杉野目章, 技術科における騒音測定(卓上ボール盤の騒音分布と温度による変化) , 日本 産業技術教育学会北海道支部研究論文集, 第7号 ( 8 1 9 9 4 ) 3一8 8 . , pp . 6) 田中千秋, 塩田洋 三, 高橋徹, 長谷川 泰, 丸のこの空転騒 音, 木材学会誌, Vo l 28 12 ( 82) 763一768 19 ‐ , N0‐ ‐ , pp . 7) 日本機械学会編, 機械 騒音ハン ドブッ ク, 産業図書, ( 991 1 ) 1- 4 4 p p , . ‐. 5) (3.

(9)

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