• 検索結果がありません。

研究雑感

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "研究雑感"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

トッヌD視点 111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111

研究雑感

日本電信電話株式会社 取締役・通信網総合研究所長 青木利晴 昨今,マルチメディアの記事が毎日のように新 聞や雑誌等をにぎわしている. 1 世紀以上にのぼ る電話の歴史,あるいはここ四半世紀のデータ通 信の発展,これらを受けて情報通信の世界はマル チメディアへ向けて大きな変革をとげつつある. その変革は,まさに社会生活全般におよびつつあ る. 情報通信インフラストラクチャの推進カとなっ てきたのは,ディジタル・ LSI ・光の 3 本柱であ る.思えば,筆者が NTT (当時電電公社)に入 社した昭和 40 年代は,電話に加入したいというお 客様のご要望に建設が間に合わず,この待合せを できるだけ早〈解消すること,また接続を自動即 時に改良すること,これらがインフラ構築の大き な目標であった.そのための研究開発の柱として, ディジタル・ LSI ・光が選ばれ,現実にこれらの技 術の驚異的進展が今日の情報通信の発展につな がってきた.研究開発を担当する者としても,こ れらの 3 本柱を一生懸命やっていれば,情報通信 事業に役立つだけでなく,論文も書けるし世界 の最先端で活躍できるという時代が(数年前まで は)続いていたように思う.社会ニーズが比較的 明確であり,それにシーズが応えるという迷いの 少ない時代であったといえよう. 電話がほぼ充足し,新しい通信サービスが拡大 する中で,私どもが将来の情報通信の構想、として

4

7

6

(2) VI&P を発表したのは平成 2 年のことである.こ れは,

Visual

,

I

n

t

e

l

l

i

g

e

n

t

and

Personal の略てコ

丈字どおり言えば「見える,賢いかつパーソナルj な通信を目指すものである.ビジュアルはテレビ に代表される映像であり, r 百聞は一見に如かず」 という諺どおり,今後のマルチメディア時代の新 しい言語といえる.また,インテリジェントは, 情報通信の世界に,データベースや計算機等を通 !ニて人聞の知識環境を取り込むことであり,使い やすきを飛躍的に向上きせるものである.きらに, ノ fーソナルは, PHS( パーソナル・ハンディホン・ :/ステム)に見られるように,現時点,最も注目 きれている分野である.人々のモビリティを支え るとともに, ビジュアル,インテリジェントと結 合して,個々人の好みに合ったマルチメディアの 世界を作り出していくものである. VI&P は,ま きにマルチメディアを機能的に表現したものであ り,ここ数年の研究開発はこの実現に向けて進め られている.本構想、の進展に触発された形で,米 国でいわゆる情報スーパーハイウェー構想 NII

(N

a

t

i

o

n

a

l

I

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

Infrastructure) が平成 4 年に発表きれた.以後,冒頭に述べたような各 方面での大きな動きとなっている. ところで,情報通信事業をとりまく環境は著し く変化した.電話が行きわたると同時に上記のよ うな世を挙げてのマルチメディアの時代へ突入し オベレーションズ・リサ チ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川川

11川川11川川11川11 トツヨD視点

た.すなわち,いわば音声のみの電話からまさに 利用形態がさまぎまな「マルチ j メディアへと進 行しつつあり,それに対する研究開発や投資も, 電話時代のような計画経済形ではなく混沌とした 状況に突入しつつあるといえる.ネットワーク形 態をとってみても,電話時代は大きな全国的な ネットワークとそれらにアクセスする地域的なア クセスネットワークが整然と階層構成を成してい た. しかしながら,これからのネットワークはイ ンターネットに代表されるように,いろいろなコ ミュニティ内で,個別に成長していく形のものが 増えてくると思われる. このようなネットワークを構築するには,新し い構築論が必要となる.電話網の整備時代は,い わば計画経済形であり, リソースを適正に算出・

番多

1995 年 9 月号 配備してきた.まさに従来のオベレーションズ・ リサーチ技術が十分に生かせる世界であったとい えよう.なかでも,数理計画法や待ち行列理論等 が大きな貢献をなしてきたといえる.ところが, これからのマルチメテ守イア世界を形成していく上 で,オベレーションズ・リサーチがどのようにか かわっていくだろうか.あらゆることが可能な通 信環境を実現するには,膨大なリソースが必要と なる.また一方,多くの個別のネットワークが雨 後の笥のごとく発生するはずで、ある.このような 状況は従来のコストミニマムとか最適化という理 論には合わない世界ではないかと思われる.つま り, もう一度,技術と経営を大胆な発想で融合し てみることはできないだろうか.オペレーション ズ・リサーチ研究のきらなる発展を望みたい.

多多

4勝

(3)

4

7

7

© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

参照

関連したドキュメント

理系の人の発想はなかなかするどいです。「建築

実際, クラス C の多様体については, ここでは 詳細には述べないが, 代数 reduction をはじめ類似のいくつかの方法を 組み合わせてその構造を組織的に研究することができる

ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配

共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果

層の積年の思いがここに表出しているようにも思われる︒日本の東アジア大国コンサート構想は︑

このような環境要素は一っの土地の構成要素になるが︑同時に他の上地をも流動し︑又は他の上地にあるそれらと

モノづくり,特に機械を設計して製作するためには時

第9条 区長は、建築計画書及び建築変更計画書(以下「建築計画書等」という。 )を閲覧に供するものと する。. 2