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Android OSにおけるアプリケーション毎の消費電力推定手法の実アプリケーション評価

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report. Android OS における アプリケーション毎の消費電力推定手法の実アプリケーション評価 栗原駿†1. 福田翔貴†1 神山剛†2. 福田晃†2 小口正人†3. 山口実靖†1. 概要:スマートフォンの最大の課題は「バッテリの持続時間である」との報告があり,アプリケーション毎の消費電力 の把握は,ユーザやアプリケーションマーケット運営者にとって重要である.また,無操作状態におけるアプリケーショ ンの動作の把握は特に困難であり,その電力消費の把握は重要であると考えられる.しかし,アプリケーションのイン ストールやアンインストールによる消費電力の増減の量は端末に依存し,あるアプリケーション消費電力の大小を一概 に決めることはできない.端末依存性としては,ハードウェア的依存性(端末のハードウェア構成による影響)とソフトウ ェア的依存性(端末にインストールされているアプリケーション構成の影響)があり,消費電力の見積もりにはこれらを考 慮することが必要となると考えられる.我々は過去に,GPS を使用するアプリケーション群を対象にソフトウェア的依 存性を考慮した GPS 使用時間推定手法を提案し,その推定 GPS 使用時間に基づく消費電力の推定を行った.しかし,こ の手法は,アプリケーションの電力消費の主たる要因が GPS の場合には有効であるが,それ以外の要素(WakeLock,CPU, Wi-Fi など)が主たる要因の場合は有効でない.本稿では,ソフトウェア的依存性を考慮したアプリケーション毎の消費 電力見積もり手法の一つとして,アプリケーション毎の WakeLock 時間の見積もりとそれに基づいた消費電力推定手法を 提案し,GPS のみでなく複数の機能のソフトウェア的依存性を考慮した見積もりの実現を目指す.そして,使用モデル に基づく実アプリケーションセットを用いて性能評価を行い,提案手法の有効性を示す. キーワード:Android,WakeLock 1.. はじめに. 近年,スマートフォンやタブレット PC が普及し,これ らは重要な情報端末プラットフォームとなっている.スマ ートフォンの最大の課題は「バッテリの持続時間である」 との報告[1]があり,アプリケーション毎の消費電力の把握 は,ユーザやアプリケーションマーケット運営者にとって 重要である.また,Android OS では無操作状態でもアプリ ケーションが動作し電力を消費する.ユーザが関与してい ない無操作状態におけるアプリケーションの動作の把握は 特に困難であり,その電力消費の把握は重要であると考え られる. しかし,アプリケーションのインストールやアンインス トールによる消費電力の増減の量は端末に依存し,あるア プリケーション消費電力の大小を一概に決めることはでき ない.端末依存性としては,ハードウェア的依存性(端末の ハードウェア構成による影響)とソフトウェア的依存性(端 末にインストールされているアプリケーション構成の影 響)があり,消費電力の見積もりにはこれらを考慮すること が必要となると考えられる.我々は過去に,GPS を使用す るアプリケーション群を対象にソフトウェア依存性を考慮 した GPS 時間推定手法[2][3]を提案し,その GPS 時間に基 づき消費電力を推定し評価を行った.この手法は,アプリ ケーションの電力消費の主たる要因が GPS の場合には有 効であるが,それ以外の要因(WakeLock,CPU,Wi-Fi など) が主たる場合は有効性が確認できていない.本稿では,端 末のソフトウェア的依存性を考慮したアプリケーション毎 †1 †2 †3. 工学院大学 九州大学 お茶の水女子大学. ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. の消費電力見積もり手法の一つとして,WakeLock による 消費電力の増加の見積もり手法を提案し,GPS のみでなく 複数の機能を考慮したソフトウェア的依存性を考慮した見 積もりの実現を目指す.そして,使用モデルに基づく実ア プリケーションセットを用いて性能評価を行い,その有効 性を示す. 2.. 関連研究. における消費電力推定に関する研究としては, 以下のものがある.Corral らは,Android OS から得られる パラメータに基づいて消費電力を推定する手法について考 察している[4].Kaneda らは,無線通信機器の消費電力を解 析するための消費電力モデルとその生成方法について述べ ている[5].これらの論文では,各アプリケーションの消費 電力推定方法については考察されていない.文献 [6]は, WakeLock 発行回数に基づいて消費電力推定手法を提案し ている.しかし,ソフトウェア依存性は考慮されていない. Android OS は, GPS, WakeLock, Wi-Fi,CPU などの電 力消費源の使用時間を合計することによって,各アプリケ ーションの消費電力を算出している.そのため,各アプリ ケーションの消費電力の推定精度を向上するには,電力消 費源の使用時間の精度を向上させることが重要である.各 アプリケーションの GPS 利用時間の精度を向上させる方 法が,文献[2]にて提案されている. 消費電力のソフトウェア的依存性に関する研究として は,以下のものがある.文献[7],[8]では,Broadcast Intent 発行による通信量の増加や,それによる消費電力増加に関 する考察が行われている.文献[9][10]では,既存手法[2]を WakeLock 機能に適用しベンチマークアプリケーションを 用いて評価が行われている.しかし,実アプリケーション Android OS. 1.

(2) 情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report. を用いた評価はされていない. 文献[11]では,一般性のあるスマートフォン利用モデル を提案している.この研究では,スマートフォンユーザに 対するアンケート調査結果や端末ログ収集調査の情報など によるデータを用いることで,実際のスマートフォンユー ザのスマートフォン利用を,ユーザの属性やアプリケーシ ョン使用傾向などの特徴とともに示している. 3. Android OS. その見積もり その見積もり. における無操作状態 における無操作状態電力消費と 状態電力消費と. 端末における無操作時の電力消費 端末における無操作時の電力消費 無操作状態における Android 端末は Sleep 状態に入り, 省電力モードとなる.Sleep 状態では,バッテリの主な消費 原因である CPU 稼働,ディスプレイ点灯,通信が抑制され る.また,Android OS には,Sleep 状態への移行がアプリ ケーションの動作を妨げることを防ぐための WakeLock 機 能が用意されている.WakeLock は,端末が指定時間 Sleep しない(Wake 状態を保持する )ことを保証させる仕組みで ある.これは主に,センサで情報を取得し続ける,画面を 点灯させ続けるなどの目的で使用される. この機能により,無操作状態であっても Android 端末は Sleep 状態に入らないことがある.そのため,無操作状態に おけるアプリケーション毎の消費電力を算出するには,ア プリケーション毎の WakeLock 時間を正確に把握すること が重量である.WakeLock は,acquire でロックし release で ロックを解放する. 3.2 Android OS における消費電力の見積もり Android OS 標準のアプリケーション毎の消費電力量集計 機能(設定アプリケーションの電池機能,以降 “Android 手 法”と呼ぶ)では,アプリケーション毎の CPU 時間,GPS 時 間,WakeLock 時間などを求め,それらの累積により各ア プリケーションの消費電力を計算している. 3.3 IMCOM2017 手法による GPS 時間の見積もり 本節では,IMCOM2017 手法について説明する.具体的 には,GPS 使用履歴からあるアプリケーションのアンイン ストール後の端末全体の GPS 使用時間の推定について説 明する.図 1 のように,アプリケーションが GPS を使用し, この状態から “App. B”のアンインストール後の端末全体 の GPS 使用時間を見積もる. まず, “App. A”の GPS 使用時間は 8 となる. “App. B” の GPS 使用時間も 8 となる.次に端末全体の GPS 使用時 間は,App. A の GPS 使用時間と App. B の GPS 使用時間の 論理和となるので,10 となる.最後に,App. B のアンイン ストール後の GPS 使用時間は,App.B の GPS 使用履歴を 削除した状態の端末全体の GPS 使用時間となるので 8 とな る. 3.1 Android. ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. 表 1 他のアプリケーションアンインストール前後おける GMS の WakeLock 時間及び発行回数 アンインストール前 アンインストール後 時間 [秒] 回数 時間 [秒] 回数 3450 223.3 3252 パターン 1 238.1 3925 289.7 3866 パターン 2 480.8 3515 236.7 3139 パターン 3 259.5 3274 214.2 3055 パターン 4 240.7 4986 260.8 3646 パターン 5 377.4 3356 284.2 3846 パターン 6 241.9 App. A App. B. 使用中. GPS. GPS 0. 2. 使用中 8. 図 1 アプリケーション毎の GPS 使用時間. 10. 時間. 4. システムプロセスによる WakeLock 発行の ソフトウェア依存性. は,ユーザがインストールしたアプリケーシ ョン以外に,システムプロセスによっても発行される.特 に Google 開発者サービス(以降 GMS と呼ぶ)プロセスによ っては,多くの WakeLock が発行される.GMS プロセスに よる WakeLock の発行は,OS としては GMS プロセスから の発行として認識されるが,GMS プロセスがアプリケーシ ョンからの要請がなく独自に発行することは少なく,実際 は何らかのアプリケーションからのサービス使用要求の結 果として WakeLock が発行されていることが多いと考えら れる.よってあるアプリケーションをアンインストールす ると,当該アプリケーションによる WakeLock 発行が消滅 するとともに,当該アプリケーションからの要請を受けて GMS が発行していた WakeLock も消滅することになる.す なわち,GMS による WakeLock 発行にソフトウェア的依存 性があり,あるアプリケーションをアンインストールした ときに減少する端末全体の WakeLock の量を正確に推定す るには,GMS による発行のソフトウェア的依存性を考慮し て推定する必要があると考えられる. 表 1 は,6 種類のアプリケーションセットにおいて,その 中からあるアプリケーションをアンインストールした場合 におけるアンインストールの前と後の GMS プロセスによ る 24 時間での WakeLock の回数と時間を表している.アプ リケーションセットのパターン 1 から 6 は,性能評価の章 にて説明をする.表より,あるアプリケーションをアンイ ンストールすると GMS による WakeLock の回数と時間が変 化していることが分かる.これらの例も,WakeLock 時間 の推定には GMS の WakeLock 発行のソフトウェア的依存性 を考慮することが重要であるとの仮説を支持していると言 WakeLock. 2.

(3) 情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report. 写真1. 10090 10080. ンョ シ ー 10050 ケ リプ 10040 ア 10070 10060. UID. 表 2 測定対象アプリケーション群 (1/2) パターン 1 パターン 2 パターン 3 ライフスタイル 1 メール ゲーム 1 SNS1 SNS2 写真 1 SNS2 写真 2 セキュリティ 健康 2 ブラウザ セキュリティ. 10030 10020 10010 10000 0. える. ただし,パターン 1 から 5 はアプリケーションをアンイン ストールすることにより GMS による発行が減少する直感 に近い例となっているが,パターン 6 はアンインストール により GMS による発行が増加する直感に反する特異な例 となっている. 5. WakeLock. 履歴に基づいた推定手法の提案. 本章では,アプリケーション毎の WakeLock を観察でき る様に Android OS を改変し,その WakeLock 観察履歴に基 づき,あるアプリケーションのアンインストール後の WakeLock 時間を推定する手法を 4 つ提案する. 本手法では,Android OS の実装に対してアプリケーショ ン毎の WakeLock の acquire と release の観察が可能となる ように修正を行う.これは BatteryStatsImpl.java の 修正により可能である.そして,アプリケーションを同 OS 上で動作させ, アプリケーション毎の WakeLock の acquire 発行時刻と release 発行時刻を記録する.この記録に基づき,端末全体 の WakeLock 時間,アプリケーション毎の WakeLock 時間, 複数アプリケーションによる WakeLock が重なっている時 間を取得し,各アプリケーションのアンインストール時の WakeLock の減少量を推定する. 1 つ目の IMCOM2017 手法は,既存手法[2]の手法をナイ ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. 400. 600. 800. 経過時間 [分]. acquire. 1000. 1200. 1400. 1600. 1400. 1600. 1400. 1600. release. 図 2 パターン 1 の WakeLock 履歴 10080 10070 セキュリティ 10060. ンョ シ ー 10040 ケ リプ 10030 ア. UID. 10050. 10020 10010 10000 0. 200. 400. 600. 800. 経過時間 [分]. acquire. 1000. 1200. release. 図 3 パターン 2 の WakeLock 履歴 10080 10070 セキュリティ 10060. ンョ シ 10040 ー ケ リプ 10030 ア 10050. UID. 表 3 測定対象アプリケーション群 (2/2) パターン 4 パターン 5 パターン 6 SNS2 メール ライフスタイル SNS3 SNS2 ライフスタイル 3 メール ゲーム 2 ツール 3 ツール ゲーム 3 ツール 4 健康 2 ゲーム 4 ブラウザ 通信 セキュリティ ライフスタイル 2 ツール ツール 2 メディア. 200. 10020 10010 10000 0. 200. 400. 600. 800. 経過時間 [分]. acquire. 1000. 1200. release. 図 4 パターン 3 の WakeLock 履歴 ーブに適用し,WakeLock が重なっている時間を案分する ことによるずれを考慮した手法である.ただし,対象アプ リケーションをアンインストールすることにより当該アプ リケーション以外から(例えば GMS などのシステムプロセ スから)発行される WakeLock の数が変化することは考慮し ていない.2 つ目の連鎖手法は,対象アプリケーションを アンインストールすることにより GMS により発行される WakeLock 数が減少する,そして当該アプリケーションの WakeLock 中に発行された GMS プロセスの WakeLock は当 該プロセスに起因する (当該アプリケーションのアンイン ストールにより消滅する)という仮説に基づいている.3 つ 3.

(4) 情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report 10100. 4.90. 10090 メール 10080. ]. 4.67 4.59. 4.56. [. 10050. WakeLock. 10020 10010. 4.38. 4.40. 4.33. 4.30 4.20. 10000 1600. 4.10. 図8. 10000 200. 400. 600. 800. 経過時間 [分]. acquire. 図6. 1000. 1200. 1400. 1600. ) w/o. 1(. ). パターン 1 の推定結果. 45.00. release. 40.00. パターン 5 の WakeLock 履歴. 真写. 39.34 39.09. 35.00. 分30.00 間 時25.00. ]. 0. ). ). w/o. w/o. 10020. 真 写. 1 (Android. ンョ シ ー ケ 10040 リプ ア 10060. 定推 測実 ,法 手 真写. w/o. 10080. 定 推 ,法 手 分 配 例 比 数 回. 1(. 10100 ツール 2. 定 定 定 測 実 推 , 推 , 推 ,法 法 手 手 分 鎖 連 配 例 比 真 間 真 写 時 写 真 写. w/o. パターン 4 の WakeLock 履歴. 1(. 4.00. release. ). 1400. 1(. 図5. 1200. w/o. acquire. 1000. ). 800. 経過時間 [分]. 1 (IMCOM2017. 600. ). 400. allapps (. 200. allapps (IMCOM2017). 0. 10070. WakeLock. [. セキュリティ 10060 10050. ンョ シ ー 10030 ケ リプ 10020 ア 10040. 20.00 15.00. 10.71 10.56. 10.49 10.29. 10.00. 7.65 5.14. 5.00. ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. ィテ リュ キセ. (. ). 測実 ィテ リュ キセ. w/o. ) , (Android. ) ,. 定推 法手. w/o. ) ,. 定 推 法 手 分 配 例 比 数 回 ィテ リュ キセ. (. 図 7 パターン 6 の WakeLock 履歴 目と 4 つ目は,アンインストールにより GMS による WakeLock が減少すると仮定し,その量をインストールア プリケーション毎の WakeLock 発行の時間と回数の比例配 分により推定している手法である. 5.1 IMCOM2017 手法 本手法は,アプリケーション毎の WakeLock 履歴を基に 既存研究[2]と同様の方法で推定を行う.具体的には,端末 全体の WakeLock 履歴からアンインストール対象アプリケ ーションの WakeLock 履歴を削除し,端末全体の WakeLock 時間を推定する.本手法は GMS の WakeLock の変化は考慮 していない. 5.2 連鎖手法 連鎖手法 本手法は,IMCOM2017 手法に加えて,測定対象アプリ. 定 推 法 手 分 配 例 比 間 時 ィテ リュ キセ. w/o. release. 測 推 定 実 定 推 法 手 鎖 連 ィテ ィテリ リュ ュキ キセ セ. (. 1600. w/o. 1400. ). 1200. ,. 経過時間 [分]. acquire. 1000. (. 800. w/o. 600. ). 400. (IMCOM2017,. 200. w/o. 0. allapp (IMCOM2017). 0.00. 10000. ). 10010. allapp (. UID. 4.68. 分4.60 間 時4.50. ンョ シ ー ケ 10040 リプ 10030 ア 10060. UID. 4.83. 4.70. 10070. UID. 4.85. 4.80. 図 9 パターン 2 の推定結果 ケーションの WakeLock 中に開始(acquire の発行)がされた GMS の WakeLock も削除し,推定を行う. 5.3 時間比例配分手 時間比例配分手法 本手法は,IMCOM2017 の手法に加えて,以下の手順に 従い GMS による WakeLock を破棄率 p で削除し,推定を行 う. 4.

(5) 情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report 40.00 12.00. 33.37 33.35 10.00. 30.00. 分25.00 間 時20.00. ] [ WakeLock. 10.00 5.15 5.00. 4.91. 4.81. 5.00. 4.00 2.00. 4.74. 1.85. 図 10 5.45. 4.73. 4.73. ルー ツ. ) 2( w/o. 2 (Android. ,. ). 定推 測実 法手 ル ーツ. w/o. ) , 2( w/o. ) , 2(. ). 定 推 法 手 分 配 例 比 数 回 ル ーツ. , 2( w/o. ) 2 (IMCOM2017,. w/o. 6.00 4.71. 定 推 法 手 分 配 例 比 間 時 ル ーツ. パターン 5 の推定結果. 7.00. 5.64 4.75. ). 図 12. パターン 3 の推定結果. 5.00. 測 実 定 推 定 推 法 手 鎖 連 ル ル ーツ ーツ. allapps (. ) (. ィテ リュ キセ. w/o. ). 測実 ィテ リュ キセ. , (Android. ) , ( w/o. 定推 法手. w/o. ) , ( w/o. (. ). 定推 法手 分配 例比 数回 ィテ リュ キセ. ,. 定推 法手 分配 例比 間時 ィテ リュ キセ. w/o. ) (IMCOM2017, w/o. ) allapps (. allapps (IMCOM2017). 測実 定推 定推 法手 鎖連 ィテ ィテリ リュ ュキ キセ セ. w/o. 0.00. 0.00. 4.83. 4.52. 5.83 5.42. 5.46 4.92. 分5.00 間時4.00. WakeLock. [ ]. 分4.00 間時 3.00. WakeLock. 5.97. allapps (IMCOM2017). WakeLock. [ ]. 分8.00 間 時6.00. 15.00. 6.00. 10.90 11.20 10.84 10.71 10.79 10.57 11.14. [ ]. 35.00. 4.82. 4.63. 4.91. 4.19. 3.00 2.00. 2.00. 1.00 1.00. ィテ リュ キセ. (. ). 測実 ィテ リュ キセ. w/o. (Android. ,. ). 定推 法手. w/o. ) , ( w/o. ) ( w/o. ,. 定推 法手 分配 例比 数回 ィテ リュ キセ. ). 定推 法手 分配 例比 間時 ィテ リュ キセ. , ( w/o. ) (IMCOM2017, w/o. ). 測実 定推 定推 法手 鎖連 ィテ ィテリ リュ ュキ キセ セ. allapps (. ) ( w/o. ). 測 実 ルー メ. , (Android. ル ーメ. w/o. ) , ( w/o. ) , ( w/o. ) , w/o. w/o. ル ーメ. (. ). 定 推 法 手 分 配 例 比 数 回 ル ーメ. (IMCOM2017,. 定 推 法 手 分 配 例 比 間 時 ル ーメ. ). 定 推 法 手 鎖 連 ル ーメ. allapps (. allapps (IMCOM2017). 測実 定 推. 定 推 法 手. allapps (IMCOM2017). 0.00 0.00. 図 11 パターン 4 の推定結果 図 13 パターン 6 の推定結果 アンインストール対象アプリケーションの WakeLock 時間, う. GMS と対象アプリケーション以外のアプリケーションの アンインストール対象アプリケーションの WakeLock 回 WakeLock 時間の合計の割合 p を算出する.回数比例配分 数,GMS と対象アプリケーション以外のアプリケーション 手法 本手法は,IMCOM2017 の手法に加えて,以下の手順に の WakeLock 回数の合計の割合 p を算出する. 従い GMS による WakeLock を破棄率 p で削除し,推定を行 ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. 5.

(6) 情報処理学会研究報告. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. IPSJ SIG Technical Report. 6.. 性能評価. 本章では,提案手法と Android 手法の推定精度を比較し性 能評価を行う.測定方法は,測定対象アプリケーション群 をそれぞれの端末にインストールを行い,24 時間無操作状 態で放置して WakeLock の発行を観察する.各手法により アンインストール対象アプリケーションのアンインストー ル後の WakeLock 時間の減少量を推定して,実際の WakeLock 時間減少量と比較して推定の正確度の評価を行 う.アンインストール対象アプリケーションは, Android 手法によって消費電力が最も多いと報告された測定対象ア プリケーションとする.測定対象アプリケーションセット は,表 2,3 の通りである.これらは,文献[11]をもとに作 成をした.測定に用いた端末は Nexus7 (2013), CPU は Qualcomm Snapdragon S4 Pro 1.5GHz,メモリサイズは 2GB, OS は Android 6.0.1 である. 今回の測定における,各パターンのアンインストール対 象アプリケーションは,パターン 1 が写真 1,パターン 2 がセキュリティ,パターン 3 がセキュリティ,パターン 4 がメール,パターン 5 がツール 2,パターン 6 がセキュリ ティとなった.図 2~7 に,各パターンのアプリケーション 毎の WakeLock 履歴を示す.次節以降にて各手法の推定精 度について述べる. 6.1 IMCOM2017 手法の評価結果 本節では,IMCOM2017 手法の性能評価を行う. 推定結果を,図 8 から 13 のラベル(IMCOM2017 手法,推 定)に示す.図の “allapp (IMCOM2017)”は,各パターンにお いて測定対象アプリケーションがすべてインストールされ た状態で IMCOM2017 手法により算出された端末全体での WakeLock 時間である. “allapps (実測 )”は,各パターンに おいて測定対象アプリケーションがすべてインストールさ れた状態で Android 手法により算出された端末全体での WakeLock 時間である. “w/o (IMCOM2017 手法,推定)” は,IMCOM2017 手法によりアプリケーションアンインス トール後の端末全体の WakeLock 時間を推定した推定値で ある.また,“w/o (Android 手法,推定)”は,Android 手法に よりアプリケーションアンインストール後の端末全体の WakeLock 時間を推定した推定値である. “w/o (実測 )”は, 実際に対象アプリケーションをアンインストールした時の 実測値である.この値は正解値であり,この値と近い推定 値が良い推定値となる.他のラベルのデータは次節以降に て説明する. IMCOM2017 手法と Android 手法を比較するとわずかに IMCOM2017 手法の推定精度の方が悪い結果となった.ま た,パターン 6 では,アンインストール後に WakeLock 時 間が長くなるという直感と異なる結果になり,両手法とも に推定が大きく外れている. ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. 連鎖手法の評価結果 連鎖手法の評価結果 本節では,連鎖手法の性能評価を行う.図 8~13 の “w/o (連鎖手法,推定)”は,連鎖手法によりアプリケーションア ンインストール後の端末全体での WakeLock 時間を推定し た推定値である. 各パターンにおいて連鎖手法と Android 手法を比較する とパターン 1,3,4,5 において,Android 手法よりわずか に高い正確度で推定できることを確認した. 6.3 時間比例配分手法の評価結果 本節では,時間比例配分手法の性能評価を行う.図 8~ 13 の “w/o (時間比例配分手法,推定)”は,時間比例配分 手法によりアプリケーションアンインストール後の端末全 体での WakeLock 時間を推定した推定値である. 各パターンにおいて時間比例配分手法と他の手法と比 較すると,パターン 1 では実測値と同程度の値を推定でき ているが,パターン 3 では他の手法に比べて正確度が低く なっていることが分かる. 6.4 回数比例配分手法の評価結果 本節では,回数比例配分手法の性能評価を行う.図 8~ 13 の “w/o (回数比例配分手法,推定)”は,回数比例配分手 法により,アプリケーションアンインストール後の端末全 体での WakeLock 時間を推定した推定値である. 各パターンにおいて,回数比例配分手法と Android 手法 を比較すると,パターン 1,3,4,5 では,わずかに高い正 確度で推定できていることが分かる. 6.2. 7.. 考察. 前章の性能評価により,WakeLock の重なりのみを考慮 した手法(IMCOM2017 の手法)においてはアプリケーショ ンのアンインストールにより減少する WakeLock 量を正確 に推定することができず,実際の WakeLock 量は推定値よ りもさらに少ない(減少量が推定より大きい)状態になるこ とが分かった.そして,前述の表 1 の結果が示すように, GMS の発行数がアプリケーションのアンインストールに より減少しており,これを考慮して推定した手法(連鎖手法, 時間比例配分手法,回数比例配分手法)の法がより正確度の 高い推定が行えていることが分かる. 本稿では,対象アプリケーションが WakeLock 中に開始 された GMS による WakeLock は対象アプリケーションに起 因する WakeLock であるという仮説や, GMS 以外の WakeLock 発行の時間や回数に比例するという仮説を立て, それに基づく推定手法を提案している.これは,以下に述 べるような方法に依りより正確度が高い推定に改善できる と考えられる.すなわち,オペレーティングシステムを改 変し,アプリケーションプロセスから GMS プロセスへの 通信(サービス使用の要求)をモニタリングし,GMS プロセ スによる WakeLock 発行の原因となるプロセスを明確にす る.そして,あるアプリケーションのアンインストール時 6.

(7) 情報処理学会研究報告. IPSJ SIG Technical Report. にはそのアプリケーションに起因する GMS プロセスの WakeLock も消滅すると推定する. 8.. おわりに. 本稿では,消費電力の端末依存性,特にアプリケーショ ンのアンインストールによる GMS の WakeLock の減少を考 慮したアプリケーション毎の WakeLock 時間推定手法を提 案した.そして,実使用モデルに基づくアプリケーション セットに用いて推定の正確度を評価した.評価の結果,提 案手法は実モデルアプリケーションセットにおいても有効 であることが確認された. 今後は GMS による WakeLock の変化のより正確な推定手法についての考察を行っていく 予定である. 謝辞 本研究は JSPS 科研費 26730040, 15H02696, 17K00109 の 助成を受けたものである. 本研究は,JST,CREST JPMJCR1503 の支援を受けたも のである.. Vol.2018-GN-103 No.7 Vol.2018-CDS-21 No.7 Vol.2018-DCC-18 No.7 2018/1/26. Yamaguchi, "Estimation of Power Consumption of Each Application Caused by Device Lock Considering Software Dependency in Smartphones", CANDAR'17, 2017-10 [11] Takeshi Kamiyama, Kenji Hisazumi, Hiroshi Inamura, Teppei Konishi, Ken Ohta, Akira Fukuda, "Smartphone Usage Analysis Based on Actual-Use Survey", MobiCASE'16 Proceedings of the 8th EAI International Conference on Mobile Computing, Applications and Services, Cambridge, Great Britain — November 30 - December 01, 2016. 参考文献 [1]. S. Doki, T. Ogishi, S. Ano, "Mobile interface control scheme can extend battery life," 2015 International Conference on Information Networking (ICOIN), Cambodia, 2015, pp. 116-121. doi: 10.1109/ICOIN.2015.7057867 [2] Shun Kurihara, Shoki Fukuda, Shintaro Hamanaka, Masato Oguchi, Saneyasu Yamaguchi, “Application Power Consumption Estimation Considering Software Dependency in Android ”, ACM IMCOM 2017, 2017/1 [3] Shun Kurihara, Shoki Fukuda, Masato Oguchi, Saneyasu Yamaguchi, "Estimation of Power Consumption of Each Application Based on Software Dependency in Android", GCCE2017, 2017/10 [4] Luis Corral, Anton B. Georgiev, Alberto Sillitti, and Giancarlo Succi, "A method for characterizing energy consumption in Android smartphones," Green and Sustainable Software (GREENS), 2013 2nd International Workshop on, San Francisco, CA, USA, 20-20 May 2013. [5] Y. Kaneda, T. Okuhira, T. Ishihara, K. Hisazumi, T. Kamiyama, M. Katagiri, "A run-time power analysis method using OS-observable parameters for mobile terminals," Proc. ICESIT, pp. 1-6, 2010.2010 ( 1 ) , p.39 , 2010-02 [6]S. Kurihara, S. Fukuda, A. Koyanagi, A. Kubota, A. Nakarai, M. Oguchi, and S. Yamaguchi, "A Study on Identifying Battery-Draining Android Applications in Screen-Off State," 2015 IEEE 4th Global Conference on Consumer Electronics, 2015-10. [7] , , , , , Android , (IC2014), 2014/11 [8] , , , , , , “Android. [9]. [10]. 早川 愛 半井 明大 竹森 敬祐 山口 実靖 小口 正人 “ 端末省電力化に向けたブロードキャストインテン ト発行とアプリケーションの因果関係の評価” インターネ ットコンファレンス 中村 優太 早川 愛 半井 明大 竹森 敬祐 小口 正人 山 口 実靖 端末におけるインストールアプリケーショ ンとブロードキャストインテント発行による電力消費に関す る一考察”, DBS モバイル・地理情報システム, 2014/8 栗原 駿, 福田 翔貴, 小口 正人, 山口 実靖, "複数機能のソ フトウェア的依存性を考慮したアプリケーションごとの消費 電力の推定", FIT2017, 2017/9 Shun Kurihara, Shoki Fukuda, Masato Oguchi, Saneyasu. ⓒ2018 Information Processing Society of Japan. 7.

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参照

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