Moodle機能を活用したプレゼンテーション活動に対するルーブリックによるピア評価支援システムについて
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(2) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. ピュータ演習」では,複数クラス編成でコンピュータリテ. (テキスト,Web ページ,ファイル,画像,動画,フォー. ラシー(文書作成 Word 2013,表計算 Excel 2013,画像処. ラム,小テスト,グラフ画像,フィードバック,リンク設. 理 Photoshop CC,プレゼンテーション PowerPoint 2013. 定など)をネットワーク上において共有できる空間となっ. の各操作能力)を取得することを学習目的としている.. ている.. また並行した別授業では,物理実験(実験テーマには弦. 図 1 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における. の振動,力学法則などがある) ,または化学実験(実験テー. Moodle サイトに設定された学習コース(一部)内容を表. マには電気分解,中和滴定などがある)を体験し,さらに. 示した画面のスクリーンショットである.. 各実験に対するレポートを作成することで,科学的知識を 身に付けることを学習目的としている授業が必修開講して いる. これらの授業活動の履修後にプレゼンテーション活動を 行うものである.なお,同一の実験テーマに対して 3 グ ループが連続で発表活動を行っている.この活動状況を示 したのが表 1 である. 表 1. プレゼンテーション活動実施状況. 実施年度. 履修者 . 実験テーマ. グループ . 平成 26 年度. 182 人. 7種. 21 群. 平成 27 年度. 147 人. 6種. 18 群 図 1. Moodle の専用コース(一部). このプレゼンテーション活動のピア評価(相互評価)は 個人活動として 2 回行う. 第 1 次評価では,ルーブリック評価表に従った評価方法. 3.1 「グループ管理」による共有空間について このプレゼンテーション活動は,グループによる共同作. を取った.これは Moodle にある「オンライン小テスト」 (以下, 「小テスト」という)機能を利用することで,小テ ストを受験することが,ルーブリック評価表に従ったピア 評価を行ったことになるように設計した. 第 2 次評価では,上位 2 位までの優秀なグループを選出 する評価方法として,Moodle にある「フィードバック」機. 業を行うことを基本にしている.メンバー数名を 1 グルー プとして行動させるために Moodle にある「グループ管理」 機能 *2 を利用している.この機能により,後述するフォー ラム機能においてグループ内だけで共有できる空間が設定 できたり,第 1 次ピア評価において,グループ毎に評価制 限を設定できる.. 能を用いて設計した.. 図 2 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における. このピア評価の実施状況を示したのが表 2 である.な お,自グループを含む同一の実験テーマをもつ 3 グループ に対しては第 1 次ピア評価を行わない.. Moodle で設定されたグループ内メンバーの名簿リポート (これは Roster プラグイン *3 を利用している)を示した スクリーンショットである.. 表 2. ピア評価実施状況 (単位: 件). 実施年度. 第 1 次(平均件数). 第2次. 平成 26 年度. 2, 349. (12.9). 116. 平成 27 年度. 1, 824. (12.4). 117. ピア評価の収集は Moodle が持つ標準の収集能力によ り,同集計は,最終評価を除いて,Moodle が持つ標準の 自動集計能力を活用している.. 3. 発表前活動について この章ではプレゼンテーション活動における発表前に行 う活動内容について解説する.. 図 2. Moodle コースでグループ管理された名簿リポート. このプレゼンテーション活動は,先に述べた専有サーバ における Moodle の学習コースを専用に開設し,この学習. *2. コースにおいて学習活動に対するデジタル教材コンテンツ. *3. ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. https://docs.moodle.org/28/en/Groups https://moodle.org/plugins/report roster. 2.
(3) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. さらにグループ管理されたフォーラム・モジュール *4 で は,グループ内メンバーと教師だけが閲覧できる記事を投 稿できる.また投稿する記事にスライドファイルを添付す ることで,グループ内メンバーだけがその添付ファイルを 共有でき,それによって添付ファイルに対して共同作業が できる空間を提供できるようになる. 図 3 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における. Moodle で設定されたグループ管理されたフォーラムを示 したスクリーンショットである.なおリスト表にある「グ ループ」列の記入情報により,記事を取り扱うことができ るグループが定まっている.. 図 4. Moodle コースのビデオオンデマンド. 表を行っている授業風景である.. 図 3. Moodle コースでグループ管理されたフォーラム 図 5. 3.2 「ビデオオンデマンド」による授業映像視聴について 過年度で実践されたプレゼンテーション活動は,高解像. プレゼンテーション活動における発表風景. 図 6 は平成 26 年度プレゼンテーション活動における質 疑応答を行っている授業風景である.. 度でビデオ録画で保存している.その映像を Moodle コー スで再生できるように映像変換(Flash 映像)を行い,プ レゼンター・モジュール *5 を用いて,ビデオオンデマンド (縮小化された低解像度の映像視聴)できるようにしてい る.この設定により,後述のルーブリック評価表によるピ ア評価を行うための練習用映像として活用している. 図 4 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における. Moodle コースで配信しているビデオオンデマンドの再生 画面のスクリーンショットである.. 4. 発表時活動について. 図 6 プレゼンテーション活動の質疑応答風景. この章ではプレゼンテーション活動における発表時に行 う活動内容について解説する.. 図 7 は平成 26 年度プレゼンテーション活動の専用サイ. このプレゼンテーション活動は,専有サーバにおける. トへの曜日別時間帯別アクセス状況を示した累積多面グラ. Moodle の学習コースを利用しているので,発表時におい. フである.なお,当日のアクセス総件数は,28,000 件(受. ても常時利用できる.例えば,発表で使用しているスライ. 講者一人当たり平均 150 件)程度であった.. ドファイルは標準フォーラムを経由して全参加者が共有で. 5. 発表後活動について. きる学習環境を構築している. 図 5 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における発 *4 *5. https://docs.moodle.org/28/en/Choice module https://docs.moodle.org/27/en/PresenterModule. ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. この章ではプレゼンテーション活動における発表後に行 う活動内容について解説する.すなわち 2 回分のピア評価 方法について詳しく解説する.. 3.
(4) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. 図 7. 専用サイトへの曜日別時間帯別アクセス状況グラフ 図 9. 均等配点におけるピア評価結果のヒストグラム. 5.1 小テスト機能による第 1 次ピア評価について 3 グループによる同一実験テーマの発表後に行う第 1 次. ション活動だけに行うように設定されている.これは Moo-. を利用し. dle の小テスト管理におけるグループオーバーライド機能 *7. ている.すなわち小テストを受験することが,ルーブリッ. を利用することで実現されている.すなわち自己の実験. ク評価に従うピア評価を行ったになるように設定している. テーマに対する 3 グループへのピア評価を行える受講者. ピア評価は,Moodle の小テスト・モジュール. *6. (4 件法 10 題). 図 8 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における第. は,他の実験テーマをもつグループのメンバーだけに許可 していることで実現している. 図 10 は Moodle の小テスト管理におけるグループオー. 1 次ピア評価結果をレビューしている画面のスクリーン ショットである.. バーライド機能の設定画面のスクリーンショットである.. 図 10. グループオーバーライド機能の設定画面. 5.2 フィードバック機能による第 2 次ピア評価について 各実験テーマにおける優秀グループは,ピア評価による 平均得点の優劣で決定する.その結果,実験テーマ毎の優 秀グループが定まる.次に,全ての実験テーマに対する優 秀グループに対して第 2 次ピア評価を用いて順位を確定さ せる.この順位決定には Moodle にあるフィードバック・ モジュール *8 を利用している.すなわちフィードバックの 第 1 問では優秀グループの中から最優秀グループを選択し て,第 2 問では選出した最優秀グループを除く優秀グルー プ群から第 2 位の優秀グループを選択させている.投票終 図 8. ルーブリック評価表によるピア評価結果. 了後,この各優秀グループの得点を,投票状況に応じた計 算式によって定め,得点の優劣により総合順位を定めてい. 図 9 は平成 26 年度に最初に発表したグループに対する. る(これだけが唯一の手動集計である).. ピア評価による得点のヒストグラムである.なお平均値は. 図 11 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における. 均等配点(0,2.5,5,7.5,10 点)で 73.6 点であり,傾斜配点. 第 2 次ピア評価の計算式を告知している画面のスクリーン. (0,2,4,6,10 点)で 56.7 点であった. 第 1 次ピア評価は自己の実験テーマ以外のプレゼンテー *6. https://docs.moodle.org/27/en/Quiz module. ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. ショットである. *7 *8. https://docs.moodle.org/27/en/Override permissions https://docs.moodle.org/27/en/Feedback module. 4.
(5) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. 化したものである.. 図 11. 第 2 次ピア評価の得点計算式の告知画面. 図 13. 第 1 次ピア評価の発表グループ別得点分布. 実現しているフィードバックは条件付き選択肢による設 問方式になっている.すなわち第 1 問で選択された選択肢. さらに小テスト管理・受験結果の「統計」機能により,. 番号によって,分岐された第 2 問がる出題されるように設. 発表グループ毎の得点状況に対する基本統計量である標準. 定されている.. 偏差・歪度・尖度などが Moodle により統計処理される.. 図 12 は平成 27 年度プレゼンテーション活動における第. 2 次ピア評価のフィードバックに対する編集において,そ の「質問を編集する」タブにおける編集中の画面に対する. 6.2 小テスト管理における内部整合性係数について Moodle 機能により,小テストに対する「内部整合性係. スクリーンショットである.すなわち第 1 問で選択肢「1」. 数(Coefficient of Internal Consistency)[5]」が自動的に統. が設定された場合,第 2 問で選択することができる選択. 計処理させる.この係数は,小テストの信頼性を示す指標. 肢を「2,3,4,5,6」だけに設定されている編集状況を示して. であり,クロンバック (Cronbach) の α 信頼性係数,単に. いる.. α 係数といい,α で表し,次の数式で定められている. ( ) k ∑ k Si2 α= 1− k−1 Sx2 i=1 ∑k ここで,k は設問の個数(実際には k = 10), i=1 Si2 は i 番目の設問の分散 Si2 の総和,Sx2 は全体評点の分散を 示す. このとき,0.8 を超える α 係数をもつ小テストは信頼性 があると解釈されている.実際,平成 26 年度プレゼンテー ション活動における均等配点に対する得点状況では,21 グ ループ中において 19 グループ(約 90%)の α 係数が 0.8. 図 12. 第 2 次ピア評価の条件付き選択肢の質問編集画面. を超えていた状況であった. 図 14 は平成 26 年度プレゼンテーション活動における発 表グループ別 α 信頼性係数のグラフである(均等配点).. 6. 学習データ分析について この章ではプレゼンテーション活動が完了した後処理と なる学習データ分析について解説する. このプレゼンテーション活動は,専有サーバにおける. Moodle の学習コースを利用しているので,Moodle によ る学習データの自動分析が多種実行できる.. 6.1 小テスト管理における受験結果について 第 1 次ピア評価で利用した小テストの得点収集により,. Moodle による自動計算が実行され,発表グループ毎の全 平均,設問別平均が自動的に統計処理される.. 図 14. 第 1 次ピア評価の発表グループ別 α 係数の分布状況. 図 13 は均等配点による得点分布をグループ別にグラフ ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. 5.
(6) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. 6.3 小テスト管理におけるファシリティ指標について Moodle 機能にある小テスト管理・統計における問題構造 分析により,小テストに対する「ファシリティ指標(Facility. index)[5]」が自動的に計算される.このファシリティ指. 約 90% が適切に識別できている設問状況であり,残り約. 10% が弱く識別されている設問状況であった. 図 16 は平成 26 年度プレゼンテーション活動における設 問別識別率 DE の分布状況である(均等配点).. 標は,設問がどれだけ簡単か難しいかを示す指標であり,. F で表し,次の数式で定められている. F =. Xaverage Xmax. (0 ≤ F ≤ 1). ここで,Xaverage は設問に対する平均評点,Xmax は同じ 設問に対する最大評点である. このとき,このファシリティ指標 F が 0.35 ≤ F ≤ 0.65 の範囲に存在しているとき,「平均的な学生に対する適切 な設問である」と解釈されている.実際,平成 26 年度プ レゼンテーション活動における均等配点に対する得点状況. 図 16. 第 1 次ピア評価の設問別識別率 DE の分布状況. では,210 個のファシリティ指標に対して,約 20% が平均 的な学生に対する適切な設問状況であり,残り約 80% が かなり易しい設問状況であった. 図 15 は平成 26 年度プレゼンテーション活動における設 問別ファシリティ指標 F の分布状況である(均等配点).. 6.5 小テストにおける信頼性と妥当性について 先のファシリティ指標と識別率を用いて,評価得点に対 する信頼性と妥当性について考察する. 小テスト得点分布から,次のように点群 P[i,j] を定める.. P[i,j] (F[i,j] , DE[i,j] ) (i = 1, 2, . . . , h; j = 1, 2, . . . , k) ここで,第 i 番目の発表グループの第 j 番目の設問に対す るファシリティ指標と識別率をそれぞれ F[i,j] DE[i,j] とす る.すなわちファシリティ指標 F で定める第 1 軸,識別 率 DE で定める第 2 軸,(F, DE) = (.00, .00) を原点とす る平面座標系である. 次に,ある条件で定められた点群 P[i,j] に対する「最小 包含円」を調べる. 図 15. 第 1 次ピア評価の設問別ファシリティ指標 F の分布状況. この最小包含円の定め方は,第一に全ての点群 P[i,j] を 含む最小の「凸多角形(Convex hull,凸包) 」を定める(凸 多角形を CH で表す).第二にその凸多角形 CH に対す. 6.4 小テスト管理における識別率について Moodle 機能にある小テスト管理・統計における問題構 造分析により,小テストに対する「識別率(Discrimination. efficiency)[5]」が自動的に計算される.この識別率は,全 体の評点の上位群と下位群に対して,設問の正答率で識別 できているかを示す指標であり,DE で表し,次の数式で 定められている.. DE =. SUMxy N · SDx · SDy. る外接円を求めることになる.この外接円が最小包含円で あり,M C で表す. 一方,平面座標系の点で定める円の方程式は,同一直線 上にない異なる 3 点を通る条件,または直径の両端となる. 2 点を通る条件で定まる. これらの状況により,円の中心座標を C(a, b),その半径 を c とする次の最小包含円の方程式が定まる.. (−1 ≤ DE ≤ 1). M C : (F − a)2 + (DE − b)2 = c2. ここで,N は標本数,SUMxy /N は全体評点と設問評点の. 次に,平面上における特定領域を次のように定める.こ. 共分散,SDx は全体評点の標準偏差,SDy は設問評点の. の特定領域を「適切領域」 (独自呼称)といい,単に SA で. 標準偏差を示す.. 表す.すなわち次の条件式で定める.. このとき,この識別率 DE が DE ≥ .50 の範囲に存在 しているとき,「適切に識別された設問」と解釈されてい. SA = {(F, DE) | .35 < F ≤ .65,. DE ≥ .50}. る.実際,平成 26 年度プレゼンテーション活動における. この条件式は,F が満たす範囲では「平均的な学生に対し. 均等配点に対する得点状況では,210 個の識別率に対して,. て適切である」状況であり,DE が満たす範囲では「適切. ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. 6.
(7) Vol.2016-CLE-19 No.5 2016/5/21. 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. に識別された」状況を示している. このとき,最小包含円の中心座標から「妥当性」を判断 し,同様に最小包含円の曲率 (すなわち半径の逆数)から 「信頼性」を判断することが提案できる. 例えば平成 26 年度プレゼンテーション活動の均等配点 による得点状況について調べてみれば,設問 1 と設問 10 に 対する最小包含円の方程式は次のようにそれぞれ定まる. (F − 0.75)2 + (DE − 0.60)2 = (1/4.6)2 ,. (F − 0.65)2 + (DE − 0.71)2. =. (1/6.5)2. 図 17 と図 18 は,設問 1 と設問 10 に対するそれぞれの 幾何学的イメージである.なおこれらのイメージは動的数 学ソフトウェア GeoGebra*9 によって描画されている。 これにより信頼性に関して,設問 10 の方が設問 1 に比 べて高いと判断できる.また妥当性に関して,設問 10 の 方が設問 1 に比べて高いと判断できる.. 図 18. 第 1 次ピア評価の設問 10 に対する幾何学的イメージ. 参考文献 [1]. [2]. [3]. [4]. [5]. 図 17. 藤井聡一朗,豊島純子,常盤祐司:Angular JS を用いたプ レゼンテーション相互評価支援システムの開発,IPSJ SIG Technical Report,Vol.2016-CLE-18, No.5, pp.1-7 (2016). 亀田真澄: プレゼンテーション学習におけるルーブリッ クのピア評価について∼2,361 件データに対する分析∼, MOF2015 講演論文集, pp.21-27 (2015). 亀田真澄,宇田川暢:ルーブリックによるピア評価の信 頼性と妥当性に関する可視化について,第 22 回大学教育 研究フォーラム発表論文集,pp.252-253,(2016). 村 山 航: 妥 当 性 概 念 の 展 開 (online), 入 手 先 ⟨http://www.jartest.jp/pdf/jirei7 rep1a.pdf⟩ (2015.09.09). Moodle: Quiz statistics calculations (online), 入 手 先 ⟨https://docs.moodle.org/dev/Quiz statistics calculations⟩ (2015.10.23).. 第 1 次ピア評価の設問 1 に対する幾何学的イメージ. *9. http://www.geogebra.org/. ⓒ 2016 Information Processing Society of Japan. 7.
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