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ヒアルロン酸ナトリウムの変形性顎関節症発症に対する抑制効果について:変形性顎関節症モデルを用いた実験的研究

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Academic year: 2021

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Title

ヒアルロン酸ナトリウムの変形性顎関節症発症に対する抑

制効果について:変形性顎関節症モデルを用いた実験的研

究( はしがき )

Author(s)

立松, 憲親

Report No.

平成7年度-平成8年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(B)(2)

 課題番号07457485) 研究成果報告書

Issue Date

1997

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/287

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

は し が き ヒアルロン酸は哨乳動物の結合組織に広く存在している代表的なglycosaminoglycanで, 関節液,軟骨基質には特異的に多く存在している0関節液の主成分はこのヒアルロン酸で あり,またこのヒアルロン酸は軟骨基質において1inkprotainを介しproteoglycanの集合 体の構成を担っている。関節内においてヒアルロン酸は滑膜細胞から分泌され関節内の 潤滑を担っていると同時に軟骨に栄養を与えている重要な物質である。しかし病的な状態 では,ヒアルロン酸の分子量は減少することが知られている。変形性顎関節症においても ヒアルロン酸の分子量の減少は著名で,このような状態では関節内の機械的摩擦は上昇し 関節はますます破壊される0したがって整形外科領域では以前から変形性関節症に対しヒ アルロン酸の注入療法に着目し,基礎的実験も行われており,臨床的にも成果を上げてい る0変形性顎関節症は顎関節においても発症することが明らかとなり,この変形性顎関節 症は現在増加しつつある顎関節症の最終ステージと考えられている。この変形性顎関節症 の発症の原因,病態生理は長い間不明であったが1991年石丸らは羊を用いて実験的に変 形性顎関節症を発症させることに成功し,1993年半田らは変形性顎関節症に対し安定的 に作製できうる方法を確立した0これらの研究成果の中で変形性顎関節症の発症の原因に 初期の関節軟骨の損傷が大きく関与していることを明確にした。しかし現在この変形性顎 関節症の治療法は,スプリント療法,消炎鎮痛剤の投与などの対症療法のみで,積極的に 軟骨を損傷する方法は手術療法に頼らざるを得ない0そこでこの変形性顎関節症に対しヒ アルロン酸の注入療法が考えられ従ってその有用性を確かめる必要がある。 そこで,われわれは先に確立した変形性顎関節症モデルを用いることにより,ヒアルロ ン酸ナトリウムの注入療法が変形性顎関節症発症にたいし抑制効果があるかどうかを病理 組織学的解析を行い,その有用性を検討することにした。 研究組織 研究者代表者:立 研究分担者:栗 研究分担者:藤 (研究協力者:石 研究経費 平成7年度 親一樹 → 憲賢秀 純 松田塚丸 0 ヽl■ノ ( 3 2 (岐阜大学・医学部・教授) (愛知学院大学・歯学部・助教授) (岐阜大学・医学部附属病院・助手) 千円 平成8年度 700千円3,000干円 ー _l-l

参照

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