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<報告論文>企業の社会的責任に関する視点 : 森本三男教授の「企業の社会的責任と収益性」のコメント(100周年記念研究報告) 利用統計を見る

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<報告論文>企業の社会的責任に関する視点 : 森本

三男教授の「企業の社会的責任と収益性」のコメン

ト(100周年記念研究報告)

著者

島袋 嘉昌

著者別名

Shimabukuro Yoshimasa

雑誌名

経営論集

31

ページ

215-216

発行年

1988-03-25

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00005749/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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企 業 の 社 会 的 責 任 に 関 す る 視 点 一森本三男教授の「企業 の社会的責任と収益性」へ のコメン トー 東洋大学 島 袋 嘉 昌 目 次1. 講 座 の 趣 旨2. 企 業 の 社 会 的 責 任 に 関 す る 研 究 (1) 社 会 的 責 任 に 関 す る 諸 見 解 (£i) 森 本 教 授 の 社 会 的 責 任 に 関 す る 見 解3. 残 さ れ た 問 題 点 215 1. 講座の趣旨 講座は昨年末,東 洋大学創立100 周年記念行事の一環 として公開講演を 実 施し た内容の一部 であ る。 アカデ ミックな講演なので聴講者が集 まるか どう かと心配し ていたが意 外に多 くの関係者と市民 が集まって きた。 講 演は視聴覚教室で行 ない最後 まで熱心に傾聴された。い うまで もなく講 座( 本講演)の企 画は東 洋大 学の創立100 周年を記念し て従来われわれが研 究したことを一 般社会に還元し 市民 と共に交 流を図るこ とであ る。 今回は企業の社 会的 責任に関する研究について,青山 学院大 学の森 本三 男 教授に公開講演をお 願いし た。 この テーマは,同教授の主 要研究 の一つであ るからである。 そして,企業 の担 う本質的課題に せ まるこ とにした。 2。 企業 の社会的責 任に関 する研究 (1) 社会的責任に関する諸見解 社会的責任に関す る研究 は,次 の3 局面が考えられる。 ① 社会的責任の本質,必要性,内 容に関するもの。 これには否定論と肯 定論があ る。 本稿は肯定論であ る。 ② 技術論的(政 策論的)研究 社 会的責任の遂 行状況を測定 ・評 価する手 法の開発,す なわち,企業社会

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216 会 計や企業社 会監査である。これは現在実績をあげてい ない。 ③ 仮説検証型の研究方法(1970年代 ∼) 二十 \ 「長期的 にみる と,企業に よる社会的責任の 遂行は環境主 体の好意を獲得 し ,その収益性に寄与する」 と,すなわち,企業の社会的業績 (SocialPer-formance ) と経済的業績(EconomicPerformance ) との間には正の相関が あ る」 とい われている。 (2) 森本教授の社会的責任に関する見解 森 本教授の主 題への見解は次の通 りであ るo ’ 「社会性 とは,企業 存続の望ましい十分条件 (desiredoptimum )であ る が,そ れは実 施するか否かが企業 の任 意に委ね:られるとい う意味 ではなく, むしろ企業存立 の必要十分条件(requiredoptimum ) とみた方がよい」 と。 この見解は一 般的に解釈されている社会的責任 とは一味違 っている。外部 か ら押つけ られた義務的意識ではなく企業存続の機能的条件 とし て理解し て い る。 ∧ 。。 一般的 に社会的責任は,ややもす るといやいや ながら仕 方なくやらなけ れ ばならない とい う企業経営者もい るとい われてい るノい わゆるこれらの常識 論 とは峻 別された見 解である。 この見解 は森本教授 の主 題への卓見である。 3. 残された問題点 ‥ 森本 教授は社会的責任を肯定されてい る。 前述の社会的責任に関す る研究の ②, 技術論的研究は,ほ とん ど実績をあ げ てい ない と指摘し ,さら に,③,仮説 検証型 の研究方法に重点を 指向され てい る。 また,別 の表現 では多 目標 体系を配慮す べきだ と強調されているが その点 につ いての論理的解明が十分 にはなされ てい ない。 これら に関する研究は別途にされている といわ れてい るが,むしろ,その 点に焦点をしぼうて もっ とや さし く明快に解説された方が一般聴衆にもかな りの満足が 得ら れたのではないだろ うか。 ノ これらの点 につい ては,別の機会万にご期待申し上げ ,以上で私のコメソ:ト にかえ る次第である。 犬 づ \

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