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With コロナ after コロナの日本の観光政策 令和 2 年 9 月 14 日 観光庁観光戦略課長 小林太郎

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Withコロナ・afterコロナの日本の観光政策

令和2年9月14日

観光庁 観光戦略課長

(2)

目次

1

1. 日本の観光の現況

2. 新型コロナウイルス感染症の影響について

3. ウィズコロナの観光施策

3-1. 反転攻勢のための基盤整備

3-2. 新型コロナウイルス感染症対策

3-3. 観光需要喚起策

3-4. 新しい旅行スタイル、働き方・休み方の改革

4. ポストコロナの観光の萌芽

5. 国際機関が作成した新型コロナウイルス感染症からの回復シナリオ

(3)

1. 日本の観光の現況

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視 点 1 「観光資源の魅力を極め、 地方創生の礎に」 視 点 2 「観光産業を革新し、国際競争力 を高め、我が国の基幹産業に」 視 点 3 「すべての旅行者が、ストレスなく 快適に観光を満喫できる環境に」 ■「魅力ある公的施設」を、ひろく国民、 そして世界に開放 ・赤坂や京都の迎賓館などを大胆に公開・開放 ■「文化財」を、「保存優先」から観光客 目線での「理解促進」、そして「活用」へ ・2020年までに、文化財を核とする観光拠点を 全国で200整備、わかりやすい多言語解説など 1000事業を展開し、集中的に支援強化 ■「国立公園」を、 世界水準の「ナショナルパーク」へ ・2020年を目標に、全国5箇所の公園について 民間の力も活かし、体験・活用型の空間へと 集中改善 ■おもな観光地で「景観計画」をつくり、 美しい街並みへ ・2020年を目途に、原則として全都道府県・ 全国の半数の市区町村で「景観計画」を策定 ■古い規制を見直し、 生産性を大切にする観光産業へ ・60年以上経過した規制・制度の抜本見直し、 トップレベルの経営人材育成、民泊ルールの整備、 宿泊業の生産性向上など、総合パッケージで 推進・支援 ■あたらしい市場を開拓し、 長期滞在と消費拡大を同時に実現 ・欧州・米国・豪州や富裕層などをターゲットにした プロモーション、戦略的なビザ緩和などを実施 ・MICE誘致・開催の支援体制を抜本的に改善 ・首都圏におけるビジネスジェットの受入環境改善 ■疲弊した温泉街や地方都市を、 未来発想の経営で再生・活性化 ・2020年までに、世界水準DMOを全国100形成 ・観光地再生・活性化ファンド、規制緩和などを 駆使し、民間の力を最大限活用した 安定的・継続的な「観光まちづくり」を実現 ■ソフトインフラを飛躍的に改善し、 世界一快適な滞在を実現 ・世界最高水準の技術活用により、出入国審査の 風景を一変 ・ストレスフリーな通信・交通利用環境を実現 ・キャッシュレス観光を実現 ■「地方創生回廊」を完備し、 全国どこへでも快適な旅行を実現 ・「ジャパン・レールパス」を訪日後でも購入可能化 ・新幹線開業やコンセッション空港運営等と連動した、 観光地へのアクセス交通充実の実現 ■「働きかた」と「休みかた」を改革し、 躍動感あふれる社会を実現 ・2020年までに年次有給休暇取得率70%へ向上 ・家族が休暇をとりやすい制度の導入、休暇取得 の分散化による観光需要の平準化 これまでの議論を踏まえた課題

「明日の日本を支える観光ビジョン」

-世界が訪れたくなる日本へ-

概要

■我が国の豊富で多様な観光資源を、 誇りを持って磨き上げ、その価値を 日本人にも外国人にも分かりやすく 伝えていくことが必要。 ■観光の力で、地域の雇用を生み出し、 人を育て、国際競争力のある生産性の 高い観光産業へと変革していくことが 必要。 ■CIQや宿泊施設、通信・交通・決済など、 受入環境整備を早急に進めることが必要。 ■高齢者や障がい者なども含めた、すべての 旅行者が「旅の喜び」を実感できるような 社会を築いていくことが必要。 「観光先進国」への「3つの視点」と「10の改革」 平成28年3月30日策定 3

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これまでの観光政策

これまでの観光政策について振り返ると、インバウンドの増加は規制緩和によるところが大きい。

(1) 公的施設の観光資源化 迎賓館赤坂離宮、皇室関係施設(乾通り、桂離宮、三の丸 尚蔵館)、新宿御苑 これらは国が観光施策に本腰を入れて取り組んでいく姿勢 を示す象徴 (2) 通訳案内士法改正、民泊新法成立 居酒屋ホッピングツアーなど、新たなガイドツアーを生み出 す効果 民泊新法は、「悪質民泊」を駆逐する効果があった一方で、 都市部での民泊禁止の動きにつながった。 (3) 空港整備とCIQ体制拡充 インバウンドの伸びにCIQの体制が追い付かず、滞留者が 発生。法務省では「空港での入国審査待ち時間20分以内」 を目指して体制を拡充。入国管理局を出入国在留管理庁 に格上げして体制を整備。

2.急増期 (2016~2018年)

(1) ビザ緩和と免税店制度拡充 規制緩和によりインバウンドが急増 インバウンドを阻む規制を次々に排除。(ビザ、免税店制 度) (4) 受入環境整備 多言語化、交通機関の整備(新幹線、ターミナル駅) (5) 文化財と国立公園の観光活用 文化財の多言語解説、国立公園のナショナルパーク化 (6) クルーズ振興 クルーズ港湾整備(沖縄、九州) (7) 日本政府観光局の体制強化 グローバルキャンペーンの展開、デジマケ室 ・ 地域連 携室の新設 (8) 国際観光旅客税の創設 観光庁予算がインバウンドの伸びに追いついていないと いう問題意識。一般会計では大幅に伸ばすことは不可 能であり、自主財源が必要との考えから国際観光旅客 税を創設。

1.拡大期 (2012~2015年)

(1) 地域のコンテンツ整備 スノーリゾート、文化施設(博物館・美術館) (2) 観光地域づくり法人(DMO)の育成 人材育成 (3) 観光地の受入環境整備

3.安定成長期 (2019年~)

4

(6)

新たな目標値について

明日の日本を支える観光ビジョン 目標値と進捗状況

戦略的なビザ緩和、免税制度の拡充、出入国管理体制の充実、航空ネットワークの拡大など、

大胆な「改革」を断行。

・訪日外国人

旅行者数

は、約3.8倍増の

3,188万人

・訪日外国人

旅行消費額

は、約4.4倍増の

4.8兆円

安倍内閣7年間の成果

観光ビジョンで掲げた目標の達成に向けては施策の一層の推進が不可欠

2012年: 836万人 2019年: 3,188万人 2020年: 4,000万人 (2015年の約2倍)※ 2030年: (2015年の約3倍)※6,000万人 2012年: 1.1兆円 2019年: 4.8兆円 2020年: 8兆円 (2015年の2倍超)※ 2030年: (2015年の4倍超)※15兆円 2012年: 855万人泊 2019年: 4,309 万人泊 2020年: 7,000万人泊 (2015年の3倍弱)※ 2030年: 1億3,000万人泊(2015年の5倍超)※ 2012年: 528万人 2019年: 2,047万人 2020年: 2,400万人 (2015年の約2倍)※ 2030年: (2015年の約3倍)※3,600万人 2012年: 19.4兆円 2019年: 21.9兆円 2020年: 21兆円 (最近5年間の平均から約5%増)※ (最近5年間の平均から約10%増)※2030年: 22兆円 訪日外国人旅行者数 訪日外国人旅行消費額 地方部での外国人延べ宿泊者数 外国人リピーター数 日本人国内旅行消費額 ※ ( )内は観光ビジョン策定時である2015年時点との比較 (2012年) (2019年) 836万人 ⇒ 3,188万人 1兆846億円 ⇒ 4兆8,135億円 5

(7)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2019 千人 年 作成:日本政府観光局(JNTO)

訪日外国人旅行者数と出国日本人数の推移(1964年~2019年)

2015年 訪日外国人旅行者数が45年ぶりに 出国日本人数を上回った。 リ ー マ ン シ ョ ッ ク 東 日 本 大 震 災 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ ビ ジ ッ ト ジ ャ パ ン キ ャ ン ペ ー ン 開 始 同時多発テロ ア ジ ア 通 貨 危 機 イ ラ ク 戦 争 ・ S A R S プ ラ ザ 合 意 テ ン ミ リ オ ン 計 画 大 阪 万 博 東 京 五 輪 日本人海外旅行者数(アウトバウンド) 訪日外国人旅行者数(インバウンド) 2019年訪日者数 3188.2万人 2019年出国者数 2008.0万人 6 湾 岸 戦 争

(8)

国内における旅行消費額(2019年)

27.9兆円

日本人海外旅行 (国内分) 1.2兆円 (4.3%) 日本人国内 日帰り旅行 4.8兆円 (17.1%) 訪日外国人旅行 4.8兆円 (17.2%) 日本人国内 宿泊旅行 17.2兆円 (61.4%) 観光庁「旅行・観光消費動向調査」、「訪日外国人消費動向調査」より算出 7

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旅行・観光消費の生産波及効果(2018年)

◆生産波及効果 新たな需要が生じた際に、結果として産業全体にどれだけの効果が生じた のかを示したもの。(例えば、旅行・観光消費によってこれらに原材料(中 間財)を納めた業者の売上や当該業者に勤務する従業員の給与が増加 することによってもたらされる産業全体の新たな生産を含めたもの) ※日本人国内旅行(宿泊旅行および日帰り旅行)、日本人海外旅行の 国内消費分および、訪日外国人の旅行等による消費額の合計 出展:観光庁「旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究」 8

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外国人延べ宿泊者数 日本人延べ宿泊者数 資料:観光庁「宿泊旅行統計調査」 注:「外国人」とは、日本国内に住所を有しないものをいう。

都道府県別日本人・外国人延べ宿泊者数(2019年)

(単位:万人泊) 2019年 日本人延べ宿泊者数 4億8,027万人泊 2019年 外国人延べ宿泊者数 1億1,566万人泊 (単位:万人泊) 4,963 2,950 2,818 2,511 2,443 2,094 2,064 1,872 1,648 1,616 1,570 1,305 1,244 1,045 1,037 1,031 921 836 822 821 753 702 670 670 650 608 593 564 534 522 517 467 459 425 417 405 399 389 366 354 351 345 281 270 244 243 219 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 東京都 大阪府 北海道 沖縄県 千葉県 静岡県 神奈川県 京都府 長野県 福岡県 愛知県 兵庫県 福島県 新潟県 宮城県 広島県 栃木県 群馬県 石川県 三重県 鹿児島県 山梨県 熊本県 大分県 長崎県 茨城県 岩手県 岐阜県 山形県 埼玉県 岡山県 和歌山県 滋賀県 青森県 愛媛県 福井県 宮崎県 香川県 山口県 島根県 秋田県 富山県 高知県 鳥取県 佐賀県 徳島県 奈良県 2,935 1,793 1,203 881 775 480 426 363 325 249 205 166 158 137 132 121 98 93 84 77 75 66 56 54 49 48 42 39 36 36 36 35 34 33 29 23 22 22 22 21 18 14 13 10 10 10 10 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 東京都 大阪府 京都府 北海道 沖縄県 千葉県 福岡県 愛知県 神奈川県 静岡県 山梨県 岐阜県 長野県 兵庫県 広島県 大分県 石川県 熊本県 鹿児島県 香川県 長崎県 和歌山県 宮城県 奈良県 岡山県 新潟県 滋賀県 三重県 佐賀県 富山県 青森県 栃木県 岩手県 宮崎県 群馬県 山形県 埼玉県 茨城県 愛媛県 福島県 鳥取県 秋田県 徳島県 山口県 島根県 福井県 高知県 9

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18 5 3大都市圏 地方部 1,800万円 500万円

観光先進国に向けての課題

• 一人当たり旅行消費額は、2015年の中国人の「爆買い」鎮静化以降、伸び悩んでいる。 • 一人当たり旅行消費額が他国と比較して少なく、特に、娯楽等サービス費が著しく少ない。 【訪日外国人旅行消費額の伸び悩み】 22.5%, 47830 24.3%, 3650 20.8%, 11834 17.6%, 4098 29.4%, 14132 16.1%, 34147 17.8%, 2672 14.2%, 8081 11.8%, 2740 21.6%, 10397 23.3%, 49410 23.8%, 3567 21.6%, 12304 19.1%, 4427 10.4%, 4986 12.2%, 25882 10.9%, 1637 11.1%, 6334 3.9%, 913 4.0%, 1908 25.9%, 54899 23.2%, 3480 32.2%, 18337 47.6%, 11061 34.7%, 16712 アメリカ(2015) カナダ(2016) フランス(2015) オーストラリア (2015) 日本(2019) 宿泊料金 飲食費 交通費 娯楽等サービス費 その他 (億円) 諸外国の外国人観光客の消費支出割合

出典:OECD Tourism Trends and Policies 2018をもとに作成

ただし「日本(2019)」は、観光庁「訪日外国人消費動向調査」における費目別の訪日外国人旅行消費額をもとに作成 自然体験型コンテンツ事業者の 調査事業結果(2018年) • 地域の観光資源、アクティビティ等の商品 化に向けた体制が不十分である。 【効果的な観光コンテンツの提供】 出典:平成28年経済センサス 1宿泊施設当たりの 設備投資額(2015年) 地方での宿泊業の設備投資は大都市圏の1/3未満。 客単価が大都市圏よりも低い水準となっている。 • 地域の宿泊施設の多くは投資が行われず、老朽化が進む悪循環に陥っており、 この負のスパイラルを転換することが課題となっている。 【宿泊業界の生産性向上】 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」をもとに観光庁作成 ※3大都市圏とは「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」 の8都府県を、地方部とは3大都市圏以外の道県をいう。 1回当たりの宿泊客 単価(2019年) 旅館1施設当たりの経常利益(2018年度) 出典:日本旅館協会 営業状況等統計調査(H30年度の財務諸表より) (万円) 出典:地域の自然体 験型観光充実に関 する協議会 第1回 (平成30年9月13日 開催)参考資料 出所:アソビュー (株)事業者コンテン ツ分類 「外国語対 応状況」は母数7693 コンテンツ 提供事業者 の外国語対 応が遅れて いる。 11.4 11.2 13.7 15.1 17.6 15.6 15.4 15.3 15.9 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 (万円) (年) 2015年をピークに、一人 当たり旅行支出が伸び 悩んでいる。 ※一人当たり旅行支出は、2018年より調査方法を変更 15,60 6円 13,65 1円 三大都市圏 地方部 一人当たり旅行支出(全国籍・地域) 3289 254 3387 3109 1344 487 3962 2253 北海道 東北 関東 北陸信越 中部 関西 中国 四国 九州 (沖縄含む) -641 日本では娯楽等サービス 費の割合が欧米諸国に 比較して特に小さい。 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」をもとに観光庁作成 10

(12)

観光先進国に向けての課題

• 訪日外国人旅行者の訪問先は大都市や著名観光地に集中しており、一部ではオーバーツーリズムが問題になっている。 • その他の地域の訪問率が低く、地域偏在が顕著である。 【訪日外国人旅行者の訪問先の地域偏在】 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」(観光・レジャー目的) ※複数回答 訪問率が10%以上の都府県を抜粋 65.5 48.9 47.9 29.9 29.3 18.4 12.1 11.4 0 20 40 60 80 大阪府 東京都 京都府 千葉県 奈良県 愛知県 静岡県 山梨県 系列1 65.5 48.9 47.9 29.9 29.3 18.4 12.1 11.4 (%) 中国の例をみると、 特定の都府県に訪問先が集中している。 0 5 10 15 20 25 30 35 2009年 2019年5.9%11.3%3.5%0.6%0.3%15.3% (%) • 訪日客数・消費額において、東アジアが大きな割合を占め、特定の国・地域に依存することで、その国・地域の影響を大きく受 ける問題がある。 【東アジア市場に依存したインバウンド市場】 0 20 40 60 80 100 120 20 17 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 20 18 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 20 19 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 韓国 中国 台湾 香港 出典:日本政府観光局(JNTO)資料をもとに作成 訪日市場における 欧米豪比率の低下 韓国市場の減速 2019年8月 30.9万人 (前年同月比▲48.0%) (万人) 訪日外国人旅行者数の推移 (東アジア4箇国・地域) 年間の全体に占める訪日外国人 旅行者数比率 消費額は東アジアが大きな割合を占める。 (2019年 64.4%) 中国 17,704億円, 36.8% 台湾 5,517億円, 11.5% 韓国 4,247億円, 8.8% 香港 3,525億円, 7.3% 欧米豪 8,507億円, 17.7% 東南アジア 5,322億円, 11.1% その他 3,314億円, 6.9% 2019年 4兆8,135億円 出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」 国籍・地域別の訪日外国人 旅行消費額と構成比(2019年) 訪日外国人旅行者の都道府県別訪問率(2019年) 〈中国〉 11

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2. 新型コロナウイルス感染症の影響について

(14)

▲99.9▲99.9▲99.9▲100.0▲100.0 ▲100.0 ▲100.0 ▲100.0 ▲99.8 ▲99.9 ▲98.5 ▲97.7 ▲99.9 ▲99.7 ▲99.9 ▲100.0 ▲99.8 ▲99.8 ▲99.7 ▲99.9 ▲99.9 ▲99.8 ▲99.6 ▲99.3 -140 -120 -100 -80 -60 -40 -20 0 20 総 数 韓国 中国 台湾 香港 タイ シン ガ ポ ー ル マ レ ー シ ア イ ン ド ネ シ ア フ ィ リ ピ ン ベ ト ナ ム イ ン ド 豪 州 米国 カナ ダ メ キ シ コ 英 国 フラ ン ス ド イ ツ イ タ リ ア ロ シ ア ス ペ イ ン 中 東 地 域 そ の 他 521 614 673 733 835 835 679 861 622 836 1036 1341 1974 2404 2869 3119 3188 266.1 108.5 19.4 0.3 0.2 0.3 0.4 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020

2020年7月の訪日外国人旅行者数

注) 2019年以前の値は確定値、2020年1月~5月の値は暫定値、2020年6月~7月の値は推計値、%は対前年同月比 万人 出典:日本政府観光局(JNTO) VJ開始

○2020年7月の訪日外国人旅行者数は、対前年同月比マイナス99.9%の3800人となり、4ヵ月続けて99.9%の下げ幅と

なった。

○新型コロナウイルス感染症の影響で、日本向けに限らず世界中で旅行控えが発生しているほか、日本を含めた各国で

の水際対策の継続や、航空便が大幅に減少したこと等により、全ての市場において対前年同月比でマイナスとなった。

市場別増減率(2020年7月の前年同月比) 1月 1.1%減 年 % 1月~7月 395.1万人 (79.9%減) 訪日外国人旅行者数の推移 1~7月 1962.5 2月 58.3%減 ▲79.9 ▲89.2▲81.7 ▲76.5▲73.8▲71.5 ▲76.8 ▲71.3▲71.1▲ 68.6 ▲61.9 ▲78.5 ▲60.6 ▲79.2▲75.2 ▲76.7 ▲76.8 ▲78.8▲79.1▲85.1 ▲68.0 ▲83.2 ▲86.6 ▲74.8 -100 -80 -60 -40 -20 0 20 総 数 韓国 中国 台湾 香港 タイ シン ガ ポ ー ル マ レ ー シ ア イ ン ド ネ シ ア フ ィ リ ピ ン ベ ト ナ ム イ ン ド 豪 州 米国 カ ナ ダ メ キ シ コ 英 国 フラ ン ス ド イ ツ イ タ リ ア ロ シ ア ス ペ イ ン 中 東 地 域 そ の 他 13 市場別増減率(2020年1月~7月の前年同期比) % 3月 93.0%減 4月 99.9%減 5月 99.9%減 6月 99.9%減 7月 99.9%減

(15)

◆注1 : 本資料を引用される際は、出典名を「日本政府観光局(JNTO)」と明示してください。 ◆注2 : 上記の2019年の数値は暫定値、2020年の数値はJNTOが独自に算出した推計値である。 ◆注3 : 訪日外国人旅行者とは、法務省集計による出入国管理統計に基づき、算出したものである。具体的には、外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これ に外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者のことである。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外国人旅行者に含まれる。なお、上記の訪日外国人旅行者数に は、乗員上陸数は含まれない。 ◆注4 : 中東地域はイスラエル、トルコ、GCC6か国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート)を指す。 ◆注5 : 新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化により、上陸拒否対象国からは特段の事情がない限り入国できない(上陸拒否対象国:146の国、地域(7月24日現在))。

2020年7月の訪日外国人旅行者数(推計値)

2019年 2020年 2019年 2020年 7月 7月 1月~7月 1月~7月 総数 Grand Total 2,991,189 3,800 ▲ 99.9 19,624,803 3,950,800 ▲ 79.9 韓国 South Korea 561,675 300 ▲ 99.9 4,424,333 478,100 ▲ 89.2 中国 China 1,050,420 800 ▲ 99.9 5,582,885 1,023,700 ▲ 81.7 台湾 Taiwan 459,216 100 ▲ 100.0 2,940,065 689,900 ▲ 76.5 香港 Hong Kong 216,810 20 ▲ 100.0 1,314,699 344,930 ▲ 73.8 タイ Thailand 73,202 20 ▲ 100.0 756,797 215,360 ▲ 71.5 シンガポール Singapore 21,716 10 ▲ 100.0 235,799 54,800 ▲ 76.8 マレーシア Malaysia 22,957 10人未満 ▲ 100.0 260,886 74,750 ▲ 71.3 インドネシア Indonesia 25,215 50 ▲ 99.8 241,088 69,770 ▲ 71.1 フィリピン Philippines 37,771 50 ▲ 99.9 332,891 104,400 ▲ 68.6 ベトナム Vietnam 40,762 600 ▲ 98.5 294,009 112,100 ▲ 61.9 インド India 13,222 300 ▲ 97.7 106,162 22,800 ▲ 78.5 豪州 Australia 34,873 50 ▲ 99.9 361,779 142,720 ▲ 60.6 米国 U.S.A. 156,865 400 ▲ 99.7 1,031,989 214,600 ▲ 79.2 カナダ Canada 29,285 30 ▲ 99.9 213,054 52,780 ▲ 75.2 メキシコ Mexico 8,661 10人未満 ▲ 100.0 40,285 9,370 ▲ 76.7 英国 United Kingdom 28,928 60 ▲ 99.8 214,626 49,870 ▲ 76.8 フランス France 34,634 80 ▲ 99.8 194,944 41,400 ▲ 78.8 ドイツ Germany 18,593 50 ▲ 99.7 137,072 28,670 ▲ 79.1 イタリア Italy 13,566 10 ▲ 99.9 88,334 13,160 ▲ 85.1 ロシア Russia 9,005 10 ▲ 99.9 64,945 20,770 ▲ 68.0 スペイン Spain 15,771 30 ▲ 99.8 67,193 11,300 ▲ 83.2 中東地域 Middle East 6,813 30 ▲ 99.6 52,883 7,110 ▲ 86.6 その他 Others 111,229 790 ▲ 99.3 668,085 168,440 ▲ 74.8 国・地域 Country/Area 総数  Total 総数  Total 伸率(%) 伸率(%) 14

(16)

27% 3% 8% 11% 5% 7% 21% 4% 2% 17% 6% 2% 3% 3% 2% 12% 15% 3% 4% 5% 5% 18% 28% 6% 4% 12% 22% 16% 17% 4% 19% 11% 6% 25% 31% 26% 26% 2% 27% 83% 89% 48% 28% 44% 44% 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 143施設 (55%) 65施設 (25%) 30施設 (12%) 21施設 (8%) 203施設 (78%) 17施設 (7%) 26施設 (10%) 13施設 (5%)

新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響調査 (宿泊)

【雇用調整助成金】 【資金繰り支援】 (政府系・民間金融機関による融資、持続化給付金等) 活用予定なし 活用に向けて検討中 給付済 申請済(未給付) ○支援の活用状況 ※調査方法:宿泊事業者に対して、業界団体等経由で影響をアンケートし、260施設から回答 (回答:259施設 ) (回答:259施設 ) ○宿泊予約が70%以上減少と回答した施設は、自治体の行うキャンペーンやGo To トラベル事業の開始等により、 7月分は約3 割まで改善し、一定の回復基調が見られるが、8月以降分は約4割となるなど、依然厳しい状況が続いている。 ○支援制度については、資金繰り支援を85%の施設が活用し、約8割の施設が給付済みとなっている。 ○雇用調整助成金は、8割の施設が活用しており、55%の施設が給付済みとなっている。(先月の調査時点では、4割の施設が 給付済み) ○予約状況(前年同月比)(8・9月は見込み) 32% 3% 7% 9% 3% 5% 17% 2% 14% 5% 2% 4% 3% 16% 12% 5% 5% 5% 5% 16% 28% 5% 16% 19% 16% 16% 2% 20% 12% 5% 24% 28% 24% 25% 2% 31% 87% 90% 45% 33% 49% 48% 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 (回答数) 256 109 108 108 153 (回答数) 255 109 109 108 152 257 255 257 257 256 影響なし 10%~20%程度減少 30%~50%程度減少 70%以上減少 0%~10%程度減少 20%~30%程度減少 50%~70%程度減少 影響なし 10%~20%程度減少 30%~50%程度減少 70%以上減少 0%~10%程度減少 20%~30%程度減少 50%~70%程度減少 ○売上金額(前年同月比)(8・9月は見込み) 253 活用予定なし 活用に向けて検討中 給付済 申請済(未給付) 15

(17)

新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響調査 (旅行)

※調査方法:日本旅行業協会、全国旅行業協会経由で、大手10者、中小47者に影響をヒアリング 【雇用調整助成金】 ○支援の活用状況 【資金繰り支援】 (政府系・民間金融機関による融資、持続化給付金等) 4者(9%) (回答:47者) 5者(11%) 38者 (81%) (回答:47者) 7者 (15%) 3者(6%) 12者 (26%) 25者 (53%) ▲ 51% ▲ 88% ▲ 93%▲ 90% ▲ 78%▲ 73% ▲ 71%▲ 69% 1,657 1,298 1,888 329 1,819 27 1,661 19 1,739 3 1,781 7 2,165 17 1,861 8 2,047 1,745 2,552 942 2,321 144 2,519 82 2,274 130 2,349 392 2,717 473 2,448 548 158 87 274 59 282 5 231 1 199 2 189 1 191 1 237 9 ▲732 ▲3,384 ▲4,246 ▲4,309 ▲4,077 ▲3,919 ▲4,582 ▲3,907 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 海外旅行 国内旅行 外国人旅行 ○予約人員 (前年同月比) (8・9月は見込み) (参考:主要旅行業者総取扱額) ※2020年8月・9月は予測値 (出所:観光庁「主要旅行業者(約50者)の旅行取扱状況速報」より(一社)日本旅行業協会作成) (億円) ▲ 22% ▲ 14% ▲ 67% ▲ 85% ▲ 74% ▲ 89% ▲ 94% ▲ 98% ▲ 100% ▲ 99% ▲ 94% ▲ 99% ▲ 83% ▲ 100% ▲ 99% ▲ 83% ▲ 99% ▲ 96% ▲ 78% ▲ 96% -100.0% -80.0% -60.0% -40.0% -20.0% 0.0% ▲ 100% 国内旅行 海外旅行 訪日旅行 【中小47者※】 【大手10者】 ※ 取扱のほぼ全てが 国内旅行 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 ○大手旅行会社の予約人員については、Go To トラベル事業について、当面、東京都を目的地としている旅行と、東京都に居住して いる方の旅行が対象外となったものの、7月の4連休に合わせて事業が開始されたこと等により、国内旅行は前年同月比で6月分 の94%減から7月分の83%減となったが、海外旅行、訪日旅行については、依然取扱ゼロに近い状況。 ○中小旅行会社の予約人員については、7月分は約7割減の状況。 ○支援制度については、資金繰り支援を約8割の事業者が給付済み。雇用調整助成金を約7割の事業者が活用しており、約5割の事 業者が給付済み。 活用予定なし 活用に向けて検討中 給付済 申請済(未給付) 活用予定なし 活用に向けて検討中 給付済 申請済(未給付) 16

(18)

3.Withコロナの観光施策

(19)

3-1. 反転攻勢のための基盤整備

(20)

反転攻勢のための基盤整備①~宿泊事業者支援パッケージ~

○ 宿泊事業者の収益力向上や、感染拡大防止ガイドラインを踏まえた施設等の整備、新たなビジネス

モデルの構築等に対し、様々な制度を活用しながら総合的に支援を行う。

①宿泊客が大幅に減少し 事業の継続が困難 感染拡大防止対策にどう取り組むか②ガイドラインを踏まえた、 ③3密を避けた上で「稼ぐ力」をどう確保するか 課題 観光庁 ・ストレスフリー環境整備事業 ・バリアフリー化促進事業 ・誘客多角化等のための 魅力的な滞在コンテンツ造成 経済産業省 ・ものづくり・商業・サービス 生産性向上促進補助金 ・サービス等生産性向上IT導 入支援事業 ・小規模事業者持続化補助金 環境省 ・国立・国定公園、温泉地での ワーケーションの推進事業費 ・大規模感染リスクを低減する ための高機能換気設備等の導入 支援事業 収益力強化・事業継続 感染拡大防止の取組 新たなビジネスモデルの構築 ワーケーションへの対応 泊食分離の実施 個室浴室の整備 従業員向け研修 サーモグラフィーの導入 非接触体温計の導入 施設のリノベーション 経営力強化 内閣府 新型コロナウイルス感染症 対応地方創生臨時交付金 融資・投資等 ※「Go To トラベル(令和2年度1次補正)」において、参加事業者に対して感染症拡大防止策の徹底を促すとともに、新しい旅行スタイルに関する旅行者向けの普及・啓蒙等をあわせて実施 出典:株式会社ラック ○滞在型旅行への転換 ○体験型コンテンツの充実 サイクリング等の目的型観光への対応 農家と連携した加工食品の販売 専門家を宿泊施設に派遣し、支援策をコーディネート

事業内容、規模に応じて各府省の支援策を活用

○経営多角化 19

(21)

反転攻勢のための基盤整備②~誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成~

地域の観光資源・イベントの磨き上げ

○ 自然、歴史・文化、食、イベントなどの観光資源を、地域の関係者が感染拡大予防ガイドラインの

遵守、新しい生活様式の実践を徹底しながら、より安全で、誘客力の高いものに磨き上げる取組に対

して、外部の企業・専門家と連携して滞在コンテンツの造成・商品化等を支援することで、観光地等

の高付加価値化や誘客の多角化を促進する。

20

(22)

◯ これまで進めてきた、訪日外国人旅行者等がストレスフリーで観光できる受入環境整備を、各国との

人的交流が回復するまでの時間を活用し、各地域で戦略的に取り組む。

反転攻勢のための基盤整備③~訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業~

まちなかにおける受入環境整備 観光地における一体的・面的な訪日外国人旅行者の受入環境整備を支援 観光スポット 公共交通機関における受入環境整備の支援メニュー(例) (サーモグラフィによるモニタリング) キャッシュレス決済対応 観光地での周遊・観光消費の増加を促す仕組み 多言語表記等 無料Wi-Fi環境の整備 観光スポットの段差解消等 観光案内所の整備改良 ICTを活用した案内標識の整備 観光地等における受入環境整備の支援メニュー(例) 専門家派遣 感染症対策 外国人観光案内所等の整備 飲食店、小売店等 <補正追加メニュー> 21

(23)

専門家派遣(通訳案内士等)による接遇能力等の向上策

反転攻勢のための基盤整備④~地域の観光人材のインバウンド対応能力の強化~

○ 観光人材のインバウンド対応能力の強化に取り組む宿泊事業者等に対し、インバウンド減少の影響

を強く受ける通訳案内士等を講師として派遣し、接遇能力の向上や、マーケティング、ブランディン

グに係るノウハウの蓄積等を図る。

〇専門家派遣(通訳案内士の活用) 〇宿泊事業者に対する講義 22

(24)

3-2. 新型コロナウイルス感染症対策

(25)

新しい日常の浸透について

新たな日常を過ごすために、一人ひとりが感染防止のために留意すべき事項の浸透を図る

必要がある。

出典:東京都

(26)

【宿泊関係業界】 作成主体:日本ホテル協会、全国旅館ホテル 生活衛生同業組合連合会、日本旅館協会、 全日本シティホテル連盟 【旅行関係業界】 作成主体:日本旅行業協会、全国旅行業協会 【貸切バス】 作成主体:貸切バス旅行連絡会(日本バス 協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会) 等

業界別ガイドラインと新しい生活様式に適合した「新しい旅のエチケット」の普及

○旅行者が安全安心に旅行できる環境を整備するため、

・ 宿泊・旅行業者等の観光関連事業者に自ら作成した感染拡大予防ガイドラインの実施の徹底を促す。

・ 旅行者自身が感染防止のために留意すべき事項の浸透を図る。

〇業界別ガイドライン

〇旅行者向け「新しい旅のエチケット」

・ 6/19 旅行者視点での感染防止の留意点等をまとめた「新しい旅のエチ ケット」(発行元:旅行連絡会※ 協力:国土交通省・観光庁)を公表。 ※旅行連絡会・・・交通機関や宿泊・観光施設等の旅行関係業界の業界団体等で構成 ・ 旅行連絡会加入団体等より、HP・ポスター掲示・チラシ配布等により旅 行者へ周知を実施。 ・ 5/14以降、業界団体が感染症専門 家に助言を受けながら作成。(国は 指導・助言) ・ 最新の状況・知見等に対応して随 時見直していく。 ・ 各エリア・場面ごとにおける留意 点、対策等を規定。 (例) 25

(27)

3-3. 観光需要喚起策

(28)

「Go To トラベル事業」について

1人1泊

20,000円

の場合

• 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。 • 支援額の内、①7割は旅行代金の割引に、②3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与。 • 一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行については、1万円が上限)。 • 連泊制限や利用回数の制限なし。

Go To トラベル事業について

27

(29)

旅行需要の平準化に向けた取組

旅行需要の平準化

のため、事業のプロモーション等において、夏季等における

休暇の分散取得

有給休暇の積極的取得

ワーケーション

滞在型旅行の促進

等を

広報周知

旅行・宿泊

[イメージ]

7月22日 (水)事業開始 休暇取得の分散化 ・滞在型旅行の促進 28

(30)

3-4. 新しい旅行スタイル、働き方・休み方の改革

(31)

旅行意向は、海外旅行は約3割に留まるが、国内旅行は約7割が「行きたい」と回答。

観光地の選定基準として、公衆衛生の徹底や密の回避を重要視する傾向。

新型コロナウイルス感染症による変化 ① 旅行

旅行先の

「公衆衛生の徹底」「密の回避」

が重要

新型コロナウイルス感染症の流行が収束した後、

どのような地域にあまり行きたくないと思いますか?

あまり行きたくない地域

54.6%

41.7%

35.9%

新型コロナウイルス感染症の収束後における

観光レクリエーション旅行の動向

(n=1,042)

約7割

国内旅行

に前向き

公益財団法人日本交通公社『新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その4)』

国内旅行

海外旅行

(n=1,472) 公衆衛生が徹底されていない地域 新型コロナウイルスによる 感染者が多かった地域 人が密集している地域 公益財団法人日本交通公社『新型コロナウイルス感染症流行下の日本人旅行者の動向(その4)』 30

(32)

働き方の意識変化

感染リスクの軽減を図るため、働き方の変化に伴う様々な意識の変化がおこった。

新型コロナウイルス感染症の社会変化により、約3割の企業がテレワークを実施。

浸透したテレワークをベースに、ワーケーションなどの新しい旅行スタイルに注目が集まる。

新型コロナウイルス感染症による変化 ② 働き方

10.5 11.0 6.9 6.1 0 10 20 30 40 50 全体 テレワーク(ほぼ100%) テレワーク中心(50%以上) 定期的にテレワーク(出勤中心:50%以上) (%)

34.6%

内閣府政策統括官(経済社会システム担当)(令和2年6月21日) 「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」

ワーケーションへの興味関心

(n=858)在宅リモート実施者 カトープレジャーグループ(令和2年6月17日)「働く世代のワークライフバランスの意識変化に関する調査」 29.7 27.7 18.6 11.8 12.1 0 20 40 60 80 100 全体 とても興味がある 興味がある どちらとも言えない

57.4%

(%)

テレワークの実施状況

テレワーク

の浸透が高まる

ワーケーション

などの新しい旅行スタイルに注目

内閣府政策統括官(経済社会システム担当)(令和2年6月21日) 「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」

仕事以外(家庭)

の重要性をより意識する傾向

仕事の重要性に関する意識

21.9% 36.8% 31.5% 9.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% より意識するようになった 変わらない 仕事以外の重要性を、より意識するようになった わからない

家庭の重要性に関する意識

49.9% 35.9% 8.8% 5.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 家族をより意識するようになった 変わらない 家族以外の重要性を、より意識するようになった わからない 31

(33)

ワーケーションの例:日本航空株式会社(JAL)

32

■制度の整備状況

2015 年4 月から、誰でも活躍できる生産性の高い職場

を実現するために在宅勤務制度を導入。導入当初は、在

宅勤務のみを認めていたが、2017 年4 月からは自宅以

外の場所でも勤務可能なテレワーク制度に変更した。

■ワーケーション制度 利用者からのコメント

○非管理職(女性):初盆で広島の夫の実家に帰省。急きょ打ち合わせが2 件入ったため、

Web 会議システムで参加。日程を短縮せずに帰省でき、義理の両親に親孝行ができた。

○管理職(男性):静かな環境で「新しいことを考え・創出する」良い機会になる。所属

長として率先垂範の機会になる。今後は、新しい価値の創造や夢を現実にするための思考、

考えぬく機会になっていくとよいと感じた。

■ワーケーション制度の利用状況

導入初年度の2017 年度の夏季期間において十数名程度

であったワーケーション取得者数は、2018年度 174人、

2019年度 247人に増加。

ワーケーションのような新しい制度は根付くのには時

間がかかる可能性もあったが、年度を追うごとに着実に

利用者が増加している。

(34)

嬉野温泉 和多屋

(わたや)

別荘

(佐賀県嬉野市)

施設内の一室をリノベーションし、東京のウェブ企画

制作会社がサテライトオフィスを設置。

◀温泉に入れる充実した オフィス環境 ▶オフィス用に改装した 客室には、電源設備、 休憩用のレストルーム 等を完備

宿泊施設等におけるワーケーション等の取組事例

宿泊施設等における取組み事例

宿泊施設等において、ワーケーション・サテライトオフィス需要に対応するための取組が進んでいる。

海の幸とやすらぎの宿 海月

(かいげつ)

/海島遊民くらぶ

(三重県鳥羽市) ◀ワーキングスペース 機能の和洋室へ リニューアル・Wi-Fi 環境強化 ◀無人島カヤックツアー ・準備不要 ・当日参加可

ワーケーション滞在中に旅館が地域と旅行者を繋

ぎ、無人島ツアーなど非日常体験の提供も含めた地

域でのライフスタイルをコーディネート。

33

(35)

コロナ禍前より継続的に取り組む改革

• 平成23年7月より、観光庁が中心となり、内閣府、厚生労働省、経済産業省と連携のうえ、企業等において、休暇を 取得して外出・旅行を楽しむことを積極的に促進する「ポジティブ・オフ」運動を推進している。 • 運動に賛同する企業等が、その従業員に対して、休暇取得と外出・旅行の実施を呼びかけ。週末や連休、お盆、年末 年始以外にも、気軽に休暇を取得することができる環境整備を職場を通じて行う。 • これにより、地域経済活性化に貢献するとともに、長期的には、休暇を楽しむことやワーク・ライフ・バランスな ど、成熟したライフスタイルの定着に寄与する。 • 平成31年3月、各省庁の取組と連携し、官民一体となった休暇改革の推進を図るため、「休み方改革」推進チームを 設置。 個人 企業等 社会地域 ・外出・旅行の機会 の増加 ・家族の絆の再確 認、強化 ・趣味や自己研鑽 →豊かな成熟した ライフスタイルの 実現 ・従業員満足度向上 それによる業績向 上 イノベーション ・企業による社会貢 献 ・優秀な人材の確保 →長期的な企業価値 の向上 ・外出・旅行による 地域経済活性化 ・地域社会の絆の再 生(地域活動、ボ ランティア等への 多くの人々の参 加) →地域や日本の経 済・社会の再生に 貢献 「ポジティブ・オフ」運動により、 誰もが気軽に休暇を取得出来るようになれば・・・ 「ポジティブ・オフ」運動のメリット =人よし・企業よし・社会よしの「三方よし」

キッズウィークは、地域ごとに学校の夏休み

等の長期休業日を分散化すること等により、

大人と子供が一緒にまとまった休日を過ごす

機会を創出しやすくするため、内閣官房が中

心となり、総務省、文部科学省、厚生労働

省、経済産業省、国土交通省等が連携する取

組であり、平成30年度からスタート。

34

(36)

4. ポストコロナの観光の萌芽

(37)

オンラインツアー取組の事例について

新型コロナウイルス感染拡大の影響で那智勝浦町への観光客が激減する中、同町などが企画し

た、オンラインで生マグロを満喫するツアー。

事前に参加者宅に生マグロのブロックと地元産のしょうゆ・塩を届けた上で、パソコンなどを通じて専門

家が勝浦のマグロの特徴やおいしい刺し身の切り方などを伝授する。

30人が参加し、「今まで食べていた鮪は何だったんだ!」「松村さんの塩が欲しい!」と言った声が聞

かれ、那智勝浦の食や人の魅力をオンラインで届けた。

取組事例:【那智勝浦(オンライン生マグロツアー)】

(38)

【取組事例(雪国観光圏)】

武家屋敷をリニューアルし、地域と連携して、一年を通じて自然・

文化・食等、「雪国文化」を体感できる宿泊施設を運営。

地域と組んで、

地域の体験コンテンツや食を紹介・手配

する「オンラインコンシェルジュ」のサービスを提供。

コロナ後を見据え、 地域に滞在して自然や暮らしを体験

する

滞在型旅行

を実践。

現在、客室の改修、景色を楽しむカフェの新設、スタッフ

教育、地元食材を使った土産物の開発等、コロナ収束後

を見据え、ブランドの強化に取り組む。

雪国の伝統的な古民家 農村集落をトレッキング後、 田んぼのあぜ道でランチタイム 田んぼランチ スノーピクニック 雪原の中を歩いて、雪の上で シャンパンで乾杯 〈地域が提供するさまざまな体験コンテンツ〉 登録文化財のロビー 土間クッキング 竈でご飯を炊いたり、地場の食材で 郷土料理を作る体験 出典:(株)いせん 2019年7月にリニューアルオープンした温泉宿 RYUGON(新潟県南魚沼市)

地域をゆったりと楽しむ滞在型観光の事例について

37

(39)

○ 飲食店や商店の多くは、訪日外国人旅行者のニーズに対応できていないのが現状。地元のものを昔ながらの売り方で売っていて は、訪日外国人旅行者に見向きもされない。 ○ 国では、外国人の来訪が多い観光地において、地域ぐるみで無料Wi-Fi整備、多言語案内、飲食店・小売店の多言語対応、 キャッシュレス等の課題に取り組む場合に、国際観光旅客税の税収も活用しながら集中的に支援。 休憩スペースや手荷物一時預 かり、無料Wi-Fi等のサービ スを提供。 多言語による食品解説 実際に訪日外国人に消費していただくためには、いわゆるインバウンドベンチャーの革新的なサービスも活用しつつ、地域ぐるみ で、訪日外国人旅行者のニーズに合った、「売れる商品・サービス」の提供の仕方を工夫することが必要不可欠。 観光庁としても、地域の観光関係者とインバウンドベンチャーとのマッチングを支援。

地域で外国人観光客を受け入れるための取組

(大阪・黒門市場)

◆大阪・黒門市場の事例 ◆国の支援(観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業) ・1日あたり約3万人が来場、そのうち約7~8割が 外国人観光客。 インスタ映えし やすい商品の提供 ○まちなかにおける多言語観光案内標識の 一体的整備 ■デザインを統一した多 言語サイン看板の整備 ■ICTを活用した案内 標識の整備 ○無料エリアWi-Fiの整備 ■無料公衆無線LAN環境 の整備 ◯公衆トイレの洋式便器の整備 及び清潔等機能向上 ■洋式便器の整備及び清潔等機能向上 (光触媒タイルの活用等) ■多言語翻訳システム 機器の整備等 ■先進的な決済環境の整備等 ○地域の飲食店、小売店等における多言語 対応・先進的決済環境の整備 38

(40)

旅館の経営再生の取組について

【取組】

全国の

地方の古い旅館を改装、コンセプトを刷新

し、

売上向上

を果たした。

知名度のない中小旅館の再生は難しいといわれる中、

SNS映えする統一感のあるデザインにリノベーション。

質なデザインと話題性のあるサービス

により、宿泊施設の

個性を表現。

特に若者や外国人に受け入れられ、インバウンド比率は

富良野で95%、大阪は40%に上る。

広告は出さず、

口コミやSNSで認知度を高め

、平均稼

働率は京都9割・大阪8割・湯河原7割を超える。

コロナ対策として、将来つかえる宿泊券を今販売する

「未来にとまれる宿泊券」を販売。全国の300以上の宿

泊施設がこれに参加。

北海道・層雲峡の事例 BEFORE AFTER 湯河原温泉の事例 若者に人気の水タバコを提供 北海道の森の中でのピクニック朝食 BEFORE AFTER 39

(41)

地方部における高級宿泊施設について

(鹿児島県霧島市)

<60㌶の敷地に宿泊施設が3棟のみ>

霧島連峰(鹿児島)の絶景を眺望し、非日常なラグジュアリー体験ができる高級リゾート。

宿泊用ヴィラを3棟、日帰り用ヴィラを2棟設け、1泊30~50万円の高価格を実現。国内外から富裕層

を受け入れている。

インバウンド宿泊者割合 約50%

<絶景を独り占めできる宿泊空間。ベッドはタオル地。ドレスコードは裸。> 香港 18% 中国 15% 韓国 14% 台湾 13% イギリス 10% シンガポール 7% フランス 6% ロシア 6% アメリカ 4% スイス 3%ブラジル 2% マカオ 2% 2019年度インバウンド年間内訳 40

(42)

41

5.国際機関が作成した

新型コロナウイルス感染症からの

回復シナリオ

(43)

世界各国の入国規制等の状況

国連世界観光機関(UNWTO)によれば(2020年7月19日時点)、

世界の観光目的地である217カ国・地域のうち、53%(115カ国・地域)で依然として完全な国境

閉鎖が行われている。

一方、EU加盟国など一部の国々において、対象国・地域を限定して制限を解除する等の動きも

見られる。

世界的な入国規制の状況 日本の入国規制の状況

UNWTO COVID-19 Related Travel Restrictions A Global Review For Tourism 6th Report as of 30 July 2020より

● 感染状況が落ち着いている国・地域※1を対象として、ビジネス上必要な人材等の出入国を、追加的な 防疫措置※2を条件として、準備が整い次第、試行的に順次実施 ※1 協議・調整の対象国・地域 ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランド等16カ国・地域 ※2 出国前のCOVID-19に関する検査証明,入国後14日間の位置情報の保存等 ● それ以外の国・地域について、防疫上の更なる要件※3の下、短期間・少人数に限定した往来の枠組みを 導入することとし、今後、その詳細を検討の上、準備が整い次第、順次実施 ※3 滞在期間の限定(原則72時間以内)、少人数によるビジネスジェットの利用、訪問場所・接触者のより一層の限定等 出入国在留管理庁:新型コロナウイルス感染症の感染拡大に係る上陸拒否措置 及び国際的な人の往来の再開の状況(令和2年8月12日現在)より 42

(44)

UNWTOによる推計

○UNWTOの発表(7/2)によれば、

2020

の国際観光客到着数は、

前年比60-80%減

の可能性。

○危機の進展に応じて3つの2020年の将来のシナリオを想定。

シナリオ①(-58%)国境の段階的な開放と7月上旬の旅行制限の緩和に基づいている。 シナリオ②(-70%)国境の段階的な開放と9月上旬の旅行制限の緩和に基づいている。 シナリオ③(-78%)国境の段階的な開放と12月上旬の旅行制限の緩和に基づいている。 シナリオ③ シナリオ② シナリオ① 43

(45)

IATAによる推計

○IATAの発表(5/13)によれば、新型コロナウイルスの世界的拡大により激減した需要が

2019年の

水準に回復するのは、国際線は2024年

、国内線は2022年になるとの見通し。

○IATAは、基本シナリオと悲観シナリオを設定。

基本シナリオ

は、各国の国内線は今年の第3四半期(7~9月期)に再開、国際線の再開はさらに時

間がかかるというもので、

2021年の旅客需要は2019年と比べて24%減

になるとしている。

悲観シナリオ

は、新型コロナウイルス感染拡大の第2波などが原因で、ロックダウン(都市封鎖)が

第3四半期にまで延長、経済の復活や旅行の再開には時間を要するというもの。その場合、

2021年

の旅客需要は同34%減

になるとしている。

国内線旅客キロ 国際線旅客キロ 44

(46)

100% 91% 53% 6% 7% 10% 22% 31% 55% 76% 89% 87% 87% 84% 87% 44% 54% 61% 66% 69% 72% 74% 38% 30% 31% 37% 42% 48% 52% 39% 46% 51% 55% 58% 63% 67% 30% 37% 43% 44% 46% 47% 48% 49% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2020/1 2020/2 2020/3 2020/4 2020/5 2020/6 2020/7 2020/8 2020/9 2020/10 2020/11 2020/12 2021/1 2021/2 2021/3 実績 ICAO需要予測

※ICAO「Effects of Novel Coronavirus (COVID-19) on Civil Aviation: Economic Impact Analysis(2020/8/12公表)」より作成。 なお、2020年1月を100として作成。

ICAOによる推計

ICAO

の発表(8/12)によれば、2020年度の国際線の提供座席数について、

①V字回復シナリオ、②需要回復シナリオ、③需要停滞シナリオの3シナリオで回復状況を推計。

【2021年3月時点における回復状況を推計】①V字回復シナリオ

87%

②需要回復シナリオ

52%

~ 74%

③需要停滞シナリオ

49

% ~ 67%

① V字回復シナリオ (エアラインの希望的観測) ②a 需要回復シナリオ (需要は急速に回復するが、過剰 供給により伸び率が更に鈍化) ③a 需要停滞シナリオ (継続的な需要の停滞に伴い、 容量の回復も停滞) ③ 需要停滞シナリオ (需要の停滞が継続するが、徐々に 容量が回復することに伴い需要も回復) ② 需要回復シナリオ (需要は急速に回復するが、回復 の伸び率が鈍化) 45

参照

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