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やってみよう★
製品仕様書-
品質評価表-メタデータ編
やってみよう for Wingneo INFINITY
【製品仕様書
-
品質評価表
-
メタデ
ー
タ編】
はじめに・・・
目的
このプログラムは、空間データ製品仕様書作成を支援するシステムです。
空間データ製品仕様書(Microsoft® Word®文書)を作成する場合は、Microsoft® Word®がインストールされている必
要があります。
目次
製品仕様書作成から品質評価表を経由して簡易メタデータを作成し、国土交通省国土地理院のメタデータエディタに
取り込みまでを解説しています。
やってみよう
for Wingneo INFINITY【製品仕様書-品質評価表-メタデータ編】 ... 1
はじめに・・・ ... 1
目次 ... 1
ステップ1:製品仕様書作成ツールについて ... 2
ステップ2:製品仕様書の主な機能について ... 4
ステップ3:製品仕様書の [データ内容及び構造]入力 ... 5
ステップ4:製品仕様書のファイル読込み、保存 ... 7
ステップ5:製品仕様書の出力 ... 7
ステップ6:品質評価表の作成 ... 8
ステップ7:簡易メタデータ作成 ... 10
ステップ8:メタデータエディタへの取り込み ... 11
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製品仕様書-
品質評価表-メタデータ編
ステップ1:製品仕様書作成ツールについて
製品仕様書作成ツール(以下、本ツールといいます)は、地理情報標準プロファイル(以下、JPGIS といいます)に準拠
した空間データ製品仕様書を作成するソフトウェアです。
空間データ製品仕様書についての詳しい解説は、国土地理院のホームページなどをご覧ください。
【 本ツールの起動方法 】
WingFan!から起動します。
画面右上の[ツール]→[製品仕様書作成]をクリックします。
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品質評価表-メタデータ編
【 画面構成 】
・ツールバー
新規
ファイル 新しい空間データ製品仕様書を作成します。
開く 保存していた空間データ製品仕様書の編集データを開きます。
保存 作成中の空間データ製品仕様書のデータを独自形式で保存します。
切り取り 入力ボックスで、選択状態の文字列を切り取ります。([Ctrl]+[x])
コピー 入力ボックスで、選択状態の文字列をコピーします。([Ctrl]+[c])
貼り付け 入力ボックスで、コピーしていた文字列を張り付けます。([Ctrl]+[v])
・メニュー
フ
ァ
イ
ル
サンプルファイルを開く 国土地理院で公開されているサンプルを取り込みます。
新規作成 新しい空間データ製品仕様書を作成します。
開く 保存していた空間データ製品仕様書の編集データを開き
ます。
上書き保存 作業中のデータを上書きして保存します。
名前を付けて保存 作業中のデータを新しい名前で保存します。
終了 本ツールを終了します。
出
力
空間データ製品仕様書
(.doc)の出力
作業中のデータから、空間データ製品仕様書を作成しま
す。Microsoft® Word®が起動します。
XML Schema(.xsd)の出力
[データ内容及び構造]で入力したデータ構造から、XML ス
キーマを出力します。
コードリスト型を追加したときは、コードリストの出力も行い
ます。
データ品質ファイル
(.dqx)の出力
作業中のデータから、メインシステムの品質評価表(個別
表)で取り込む為のファイルを出力します。
表
示
ツールバー ツールバーの表示/非表示を切り替えます。
ステータスバー ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。
ヘ
ル
プ
目次 ヘルプを表示します。
バージョン情報 本ツールのバージョンを確認します。
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品質評価表-メタデータ編
ステップ2:製品仕様書の主な機能について
空間データ製品仕様書作成
本ツールでは、以下の画面から空間データ製品仕様書を作成します。
① メニューバーの[ファイル]-[サンプルファイルを開く]をクリックします。
国土地理院で公開されている入力サンプルの一覧が表示されます。
サンプルを選択して[OK]をクリックするとサンプルデータが取り込まれます。
② 上部の[概要選択]タブで入力したい項目を指定した後、下部の[入力編集エリア]で当該の情報を入力します。
③ 必要な項目を入力後、メニューバーの[出力]-[空間データ製品仕様書(.doc)の出力]を実行すると、Microsoft®
Word®が起動し、「空間データ製品仕様書」が作成されます。
[1.概要]-[用語と定義]や[6.データ品質]の形式の入力ボックスで改行を入力する場合には、[Ctrl]+[Enter]で
入力することができます。
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品質評価表-メタデータ編
ステップ3:製品仕様書の [データ内容及び構造]入力
① ノードの追加
[4.データ内容及び構造]の入力では、データ構造を定義し、クラス図を作成します。
[応用スキーマ]ノードの下に、空間データの内容を表す子ノードを追加作成します。子ノードとして追加できるの
は、以下の項目です。
パッケージはデータ集合内で複数作成することができます。パッケージ内では、地物と地物以外(データ型、共
用型、列挙型、コードリスト型)について複数作成できます。
※パッケージの上で右クリックしてメニューより追加します。
データ型、共用型、列挙型、コードリスト型は、それぞれ単体では意味をなさず、地物の属性の型として選択さ
れ各種資料に反映されます。ですから、作成順序としては、地物の属性を作成する前にデータ型、共用型、列
挙型、コードリスト型を作成するのが効率的です。
地物内では、属性、関連役割、継承属性、継承関連役割を作成することができます。
属性は型を持ち、基本型、測定量・単位型、空間型、時間型、データ・共用・列挙・コードリスト型より選択します。
関連役割は、当該地物と関連のある地物について関連情報を作成します。
継承属性、継承関連役割は、上位クラスから継承する属性、関連役割で、説明を付加したい場合に作成しま
す。
応用スキーマ パッケージ 地物 属性
関連役割
継承属性
継承関連役割
データ型 属性
共用型
列挙型
コードリスト型
属性
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品質評価表-メタデータ編
② 項目の入力
ツリーのノードにカーソルを移動させると、ノードに対応した入力項目が下段に表示されます。
必要な項目を入力して下さい。
[*地物型名]や[*タグ名]など、入力項目の先頭に[*]が付いているものは、必須項目ですので、必ず入力しま
す。
③ 応用スキーマクラス図
応用スキーマクラス図は、ツリーで項目を追加すると自動的に作成されます。また、入力項目の内容も自動的
に記載されます。
1つのクラスを選択すると、マウスでドラッグ&ドロップして位置を移動させることができます。
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品質評価表-メタデータ編
ステップ4:製品仕様書のファイル読込み、保存
本ツールで作成した情報の保存、読み込みを行います。
ファイルの保存はメニューバーの[ファイル]-[上書き保存]または[名前を付けて保存]、ファイルの読み込みは
[ファイル]-[開く]から行うことができます。
キーボードの[Ctrl]+ [S](上書き保存)、[Ctrl]+[O](開く)でも同様の操作を行うことができます。
ファイルは「*.psf」という形式で保存されます。
ステップ5:製品仕様書の出力
作成した定義情報を基に、空間データ製品仕様書(Microsoft® Word®)、XML スキーマを出力します。
① メニューバーの[出力]-[空間データ製品仕様書(.doc)の出力][XML Schema(.xsd)の出力]
[データ品質ファイル(.dqx)の出力]をクリックして各ファイルを出力します。
「データ内容及び構造」にコードリスト型を追加して[XML Schema(.xsd)の出力]を行うとコードリストファイル
「(XML スキーマのファイル名)_codeList 辞書.xml」が出力されます。
空間データ製品仕様書は Microsoft® Word®標準の文書 1 で作成され、作成途中の状態で本ツールの出力処
理は完了します。その後、作成を継続して行う、または保存する場合は、Microsoft® Word®の機能を使用してく
ださい。
② [出力]-[データ品質ファイル(.dqx)の出力]をクリックすると、[データ品質ファイルの出力]画面が開きます。
保存ファイル名を入力して[OK]をクリックします。
※[データ品質ファイル(.dqx)の出力]で出力したファイルは次ページの品質評価表で取り込みます。
③ [ファイル]-[終了]で[製品仕様書作成ツール]画面を閉じます。
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ステップ6:品質評価表の作成
① [WingFan!]画面より、画面上部の[測量]アイコンをクリックして INFINITY の現場に入ります。
② 画面左下の[文書]をクリックした後、画面中央の[品質評価表(個別表)]をクリックします。
[品質評価表(個別表)]の入力画面が表示されます。
③ [外部入力]ボタンをクリックすると製品仕様書作成ツールで作成したファイルが表示されますので、選択して
[OK]をクリックします。
④ [取り込みオプション]画面が表示されます。
入力されているデータをクリアしない場合は[上書きしない]を選択してください。
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品質評価表-メタデータ編
⑤ 製品仕様書よりデータが取り込まれます。
※[記載例呼出]ボタンをクリックすると記載例にあるサンプルを呼び出すことができます。
⑥ 必要な項目を入力し、[外部出力]ボタンをクリックします。
[簡易メタデータ作成ツールへ出力]画面が表示されます。
⑦ 保存ファイル名を入力して[OK]をクリックします。
⑧ 作成されたファイルは ステップ7:簡易メタデータ作成 で読み込みます。
⑨ [OK]をクリックして品質評価表(個別表)のワークを閉じます。
⑩ 続いて [品質評価表(総括表)] をクリックします。
⑪ 品質評価表(総括表)では個別表での評価結果を入力します。
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品質評価表-メタデータ編
※[記載例保存]をクリックして入力したデータをサンプルとして保存しておくことができます。
※[記載例呼出]で呼び出すことができます。
※記載事項が長文となるデータを印刷する場合には「標準2(行間可変)」の帳票を選択します。
※[個別表取り込み]ボタンから個別表で入力した品質要求の入力データを取り込むことができます。
⑫ 入力が完了したら、[OK]をクリックして品質評価表(総括表)のワークを閉じます。
⑬ メニューバーの[システム]-[システムの終了]より、データを書き込んで現場を終了します。
ステップ7:簡易メタデータ作成
簡易メタデータ作成ツールは主に必須項目のうち成果に関する情報を入力してメタデータを作成するツールです。
本ツールでは要約・作業名(製品仕様書)・データ範囲・計画機関名(組織名)・納品日を入力することができます。
※必須 7 項目:要約・作業名・助言番号・データ範囲・計画機関名・電話番号・納品日
① [ツール]-[簡易メタデータ作成]をクリックします。
② [簡易メタデータ作成]画面が表示されます。
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品質評価表-メタデータ編
③ [品質評価表から選択]をクリックすると品質評価表で書き込んだファイルの一覧が表示されます。
④ ファイルを選択して、[OK]をクリックします。
⑤ 品質評価表のデータが取り込まれます。
※[現場の座標から自動設定]をクリックすると現場座標値の最大と最小が取り込まれます。
⑥ 組織名及び識別情報要約など必要な項目を入力して[書き込み]を実行します。
※書き込んだファイルを次ページのメタデータエディタで取り込みます。
ステップ8:メタデータエディタへの取り込み
① 国土交通省国土地理院のメタデータエディタを立ち上げます。
② [ファイル]-[開く]をクリックして、簡易メタデータ作成で出力したファイルを選択して[開く]をクリックします。
③ データが取り込まれます。
追加で必要な項目(助言番号・電話番号は必須)を入力し、[ファイル]-[名前を付けて保存]で保存します。
※メタデータエディタのマニュアルは国土地理院のホームページで公開されています。