茨 城 県 高 等 学 校 審 議 会
第 3 回 総 会 資 料
期 日 平成30年12月18日(火)
会 場 県庁共用会議室 1103
目 次 「人口減少をはじめとする様々な社会の変化に対応した活力と魅力ある学校・学科の 在り方について」資料 1 県立高等学校の学科の種類とねらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 平成 30 年度県立高等学校等の地区別学校・学科の配置及び募集学級数 ・・・・2 3 茨城県立高等学校等の配置(平成 30 年度募集校)1・・・・・・・・・・・・・3 4 国の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 5 茨城県総合計画(平成 30 年 11 月)による地域区分の考え方・・・・・・・・・5 6 通学の実態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 7 専門部会視察結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 8 高等学校の在り方に関する中学生の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 9 高等学校の在り方に関する高校生の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 10 高等学校の在り方に関する大学生の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 11 他県の取組例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 12 茨城県高等学校審議会第3回専門部会(7月5日)の審議概要・・・・・・・・12 13 茨城県高等学校審議会第4回専門部会(8月 29 日)の審議概要 ・・・・・・・13 14 茨城県高等学校審議会第5回専門部会(10 月 15 日)の審議概要 ・・・・・・・15 15 茨城県高等学校審議会第6回専門部会(10 月 30 日)の審議概要 ・・・・・・・16 16 茨城県高等学校審議会第7回専門部会(11 月 21 日)の審議概要 ・・・・・・・17
1 県立高等学校の学科の種類とねらい 大学科 ねらい 普通科 中学校教育の基礎の上に,さらに幅広い一般的な教養を身に付 けます。 農業に関する学科 農業経営者,農業技術者,農業関連の産業に従事する人の養成 を目指しており,農業に関する専門的な知識や技術を身に付けま す。 工業に関する学科 工業の各分野で技術者として活躍できる人の養成を目指してお り,工業に関する専門的な知識や技術を身に付けます。 商業に関する学科 販売サービスや事務・コンピューター関係に従事する人の養成 を目指しており,ビジネス活動や事務,経営などに関する専門的 な知識や技術を身に付けます。 水産に関する学科 水産関連事業に従事する人の養成を目指しており,漁業や無線 通信及び海洋開発などに関する専門的な知識や技術を身に付けま す。 家庭に関する学科 家庭生活の発展を支えることができる能力を育て,衣食住,ヒ ューマンサービスなどにかかわる生活産業の各分野で必要な知識 や技術を身に付けます。 看護に関する学科 病院などで看護の仕事に従事する人の養成を目指しており,看 護に関する知識や技術を身に付けます。 福祉に関する学科 福祉関連業務に従事する人の養成を目指しており,社会福祉に 関する知識や技術,態度を身に付けます。 理数に関する学科 理科や数学に関する科目をより深く学習し,事象を科学的に探 究する能力を養います。 音楽に関する学科 音楽に関する科目をより深く学習し,鑑賞や創造的な表現に必 要な知識や技術を身に付けます。 美術に関する学科 美術に関する科目をより深く学習し,豊かな感性や創造的能力 を身に付けます。 国際関係に関する学科 国際社会に対する基本的な理解を深め,外国の文化や生活を学 習することにより,国際的感覚を養います。 総合学科 普通科目から専門科目までの幅広い選択科目の中から,柔軟な 選択履習をすることにより,入学後の学校生活の中で,自らの能 力や適性などを見極め,自分にふさわしい進路を見いだします。 ※学校のタイプ 中高一貫教育校 中等教育学校:一つの学校として,6年間一体的に中高一貫教育 を行う。 併設型の中学校・高等学校:高等学校入学者選抜を行わずに,同 一の設置者による中学校と高等学校を接続する。 連携型の中学校・高等学校:市町村立中学校と都道府県立高等学 校など,異なる設置者による中学校と高等学校が,教育課程の 編成や教員・生徒間交流等の連携を深める形で中高一貫教育を 実施する。 フレックススクール 多部制定時制単位制の高等学校で,不登校・中退経験者など学 習歴や生活歴等が多様な生徒に対する教育機会の確保,生涯学習 の観点に立った学習機会を提供する。※県独自の呼称 単位制高等学校 学年による教育課程の区分を設けず,決められた単位を修得す れば卒業が認められる。 (県教育委員会HP等より)
2 平成 30 年度県立高等学校等の地区別学校・学科の配置及び募集学級数 県 北 水 戸 県 東 県 南 県 西 中高一貫教育 日立第一附属中② 日立第一⑥:単 小瀬②:連携型 並木中等④ 後:単 古河中等③ 後:単 総合学科 高萩清松⑤:単 日立工・定①:単 大子清流②/③:単 鉾田第二⑥/⑧:単 江戸崎総合⑤:単 取手第一⑥:単 八千代⑤:単 坂東総合③:単 アクティブスクール 茨城東④:単 石下紫峰④:単 フレックススクール (多部制定時制) 高萩③:単 水戸南③:単 (通信制併置) 鹿島灘③:単 茎崎④:単 結城第二③:単 農 業 大子清流①/③ 水戸農⑦・定① 鉾田第二②/⑧ 石岡第一②/⑧ [江戸崎総合] 真壁③/④ [坂東総合] 工 業 日立工⑤ [高萩清松] [日立工・定] 水戸工⑧ 勝田工⑥単 常陸大宮②/④ 玉造工④ 波崎③/⑤ 土浦工⑥ [江戸崎総合] [取手第一] つくば工科④ 下館工⑥ 総和工④ [八千代] 商 業 日立商⑤ 太田第二①/③ [高萩清松] 水戸商⑦ 那珂湊③/④ 常陸大宮①/④ 潮来①/⑤ [鉾田第二] 土浦第三③/⑥ 石岡商③ 竜ヶ崎第二①/④ [取手第一] 水海道第二②/⑥ 鬼怒商⑤ 古河第一⑤/⑦ [八千代] [坂東総合] 家 庭 [高萩清松] 水戸第三①/⑧ 潮来①/⑤ [鉾田第二] 石岡第二①/⑤ 竜ヶ崎第二①/④ 取手第二①/④ 水海道第二①/⑥ [坂東総合] 福 祉 [高萩清松] [大子清流] [鉾田第二] [江戸崎総合] 古河第二①/⑥ [八千代] 水 産 海洋③ 看 護 岩瀬①/④ 音 楽 水戸第三①/⑧ 取手松陽①/⑥ 美 術 笠間②/⑤ 取手松陽①/⑥ 国際関係 (日立第二) 竹園②/⑧ 理 数(医学系) 日立第一②/⑥:単 緑岡①/⑦ (竜ヶ崎第一) 体育コース 波崎柳川①/④ 中央①/⑤ ヒューマンサービスコース 三和①/④ 情報・実務コース 鹿島①/⑦ 音楽コース 大洗①/③ 上記 以外の 全日制 普通科 ③以下 水戸桜ノ牧常北校① 竜ヶ崎南③ 明野③ ④ 磯原郷英:単 友部,那珂,東海 神栖 筑波,結城一 ⑤ 佐竹 勝田 麻生 岩井 ⑥ 日立第二,多賀 日立北 太田第一:単 佐和 土浦湖北,藤代 藤代紫水,牛久 下館第二 古河第三 境,守谷,伊奈 ⑦以上 水戸第一⑧:単 水戸第二⑧ 水戸桜ノ牧⑧ 鉾田第一⑦:単 竜ヶ崎第一⑦ 土浦第一⑧ 土浦第二⑧ 牛久栄進⑧:単 下館第一⑦ 下妻第一⑦ 下妻第二⑦ 水海道第一⑦:単 全日併置定時制普通科 太田第一① 土浦第一① 石岡第一① 竜ヶ崎第一① 古河第一① ※ 単:単位制,[ ]:総合学科系列,( ):類型,○:募集学級数(分母:含他科) ※ 高校の普通科は○/○で示していない。例)太田二の①/③は商業科,残り②/③は普通科 ※ 並木中等・茎崎は県南に含めた。
3 茨城県立高等学校等の配置(平成 30 年度募集校) ○県立高等学校(94校1分校) 全日制課程89校,定時制課程12校,通信制課程1校(定時併置) ※うち7校が全日併置,1校が通信併置 ○県立中学校1校,県立中等教育学校2校 旧通学区域
4 国の動向 ○ 「Society 5.0 に向けた人材育成 ~社会が変わる,学びが変わる~」 (H30.6.5 Society5.0 に向けた人材育成に係る大臣懇談会「新たな時代を豊かに生きる力の育成に関する省内タスクフォース) 第2章 新たな時代に向けて取り組むべき政策の方向性 (3)高等学校時代 ・ 生徒がしっかりとそれぞれの地元の地域を学ぶこともますます重要 ・ 生徒にとって最も身近である地域と学校とが手を携えながら,体験と実践を伴った探求 的な学びを進めていく必要 ・ 思考の基盤となるSTEAM教育を,すべての生徒に学ばせる必要 第3章 新たな時代に向けた学びの変革,取り組むべき施策(Society5.0 に向けたリーディング・プロジェクト) (3)文理分断からの脱却 ②地域の良さを学びコミュニティを支える人材の育成 ・ 高等学校が地元の自治体,高等教育機関,産業界と連携したコースで,地域人材の育成 を推進 ・ 地域課題の解決等の探究的な学びの実現等を通じて,高等学校を地域創生の核として, 地域の良さを学びコミュニティを支える人材を育成 ○ 経済財政運営と改革の基本方針2018(骨太の方針,H30.6.15 閣議決定) 第2章 力強い経済成長の実現に向けた重点的な取り組み 5.重要課題への取り組み (2)投資とイノベーションの促進 ②教育の質の向上等 地域振興の核としての高等学校の機能強化 6.地方創生の推進 (1)地方への新しいひとの流れをつくる 地方自治体・大学・高等学校・地元産業界等の連携を強化することで,地域人材の育成・還 流を図る仕組み(地域人材エコシステム)を構築 ○ 「まち・ひと・しごと創生基本方針2018」(H30.6.15 閣議決定) Ⅲ.各分野の施策の推進 3.地方への新しいひとの流れをつくる (1)きらりと光る地方大学づくり等による地域における若者の修学・就業の促進 ◎地方創生に資する高等学校改革の推進 ○ 新高等学校学習指導要領(H30 文部科学省告示第 68 号) 前文(抄) 教育課程を通して,これからの時代に求められる教育を実現していくためには,よりよい学校教 育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会とが共有し,それぞれの学校において,必 要な学習内容をどのように学び,どのような資質・能力を身に付けられるようにするのかを教育課 程において明確にしながら,社会との連携及び協働によりその実現を図っていくという,社会に開 かれた教育課程の実現が重要となる。 第1章 総則 第3款 教育課程の実施と学習評価 1 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善 各教科・科目等の指導に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 (1) <中略> 生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。 第1款 高等学校教育の基本と教育課程の役割 5 <中略> 教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていく こと(以下「カリキュラムマネジメント」という。)に努める
5 茨城県総合計画(平成 30 年 11 月)による地域区分の考え方 これまでの社会経済の結びつきや,地理的条件,歴史的背景などを勘案して,地域づくりを効果的に推 進する観点から,県内を「県北」,「県央」,「鹿行」,「県南」,「県西」の5つの「地域」に区分します。 なお,同一地域内においても,産業構造や人口動態などから将来の発展の方向性が異なる地域が含まれ ることから,地域主体の地域振興をイメージしやすくするため,主要な交通インフラなどを基準に,5つ の地域を細分化した11の「ゾーン」を新たに設定します。 これらの境界については,地域の現状や課題を定量的に分析する場合は,市町村の行政界を基準に区分 しますが,県外の地域を含め,弾力的なものとして取り扱います。 (茨城県総合計画より作成) 県北地域 県央地域 奥久慈清流 里山ゾーン 常陸那珂 国際港湾・ 海浜リゾート ゾーン 東関道 農業フロンティア ゾーン 鹿島 素材産業・ スポーツ交流 ゾーン 常磐線 メトロフロント ゾーン 水郷稲敷 田園ゾーン 鹿行地域 観光歴史芸術・ 県都水戸ゾーン 県西地域 筑波山西部 伝統・未来産業ゾーン 圏央道 新産業クラスター ゾーン ひたち 臨海クリエイティブ ゾーン 県南地域 TX つくば スタイル ゾーン
6 通学の実態~平成 28 年度から平成 30 年度全日制県立高等学校入学生の実態から~ 各市町村県立高等学校生徒数に占める他市町村県立高等学校通学者数の割合 ※他市町村への通学割合が20%を超えるもののみ示した (矢印の太さによって割合は異なる) ※太線は5地区の境界(旧通学区域) 60% 40% 20% 「茨城県総 合計画」の ゾーニング A県北A A県東A A水戸A A県西A A県南A (一部のみ) ○県西地区(旧第5通学区) ・ゾーンごとに中卒者数増減が異なる ・ゾーン内での通学移動が見られる ○県北地区(旧第1通学区) ・著しい人口減の地域がみられる ・旧学区を越えた通学移動が見られる A C B 【中学校卒業者数の変化】 年齢(H30) 13 3 学年(H30) 中2 幼小 中卒年(3月) 2020 2030 筑西市 877 721 ▲ 156 0.82 結城市 458 431 ▲ 27 0.94 下妻市 389 303 ▲ 86 0.78 八千代町 202 144 ▲ 58 0.71 常総市 598 434 ▲ 164 0.73 つくばみらい市 370 719 349 1.94 守谷市 652 619 ▲ 33 0.95 つくば市 2,357 2,673 316 1.13 坂東市 464 304 ▲ 160 0.66 五霞町 55 47 ▲ 8 0.85 境町 209 158 ▲ 51 0.76 古河市 1,342 1,108 ▲ 234 0.83 県西地区 8,359 7,920 ▲ 439 0.95 増減(中卒年で比較) 2030-2020 2030/2020 減 増 減 中卒 者数 増減 A B C 高萩市の生徒の 60% 程度が日立市に通学 していることを示す a b 年齢(H30) 13 3 学年(H30) 中2 幼小 中卒年(3月) 2020 2030 北茨城市 359 260 ▲ 99 0.72 高萩市 237 177 ▲ 60 0.75 日立市 1,630 1,086 ▲ 544 0.67 常陸太田市 363 287 ▲ 76 0.79 大子町,常陸大 宮市,那珂市 971 736 ▲ 235 0.76 県北地区 2,589 1,810 ▲ 779 0.70 a b 増減(中卒年で比較) 2030-2020 2030/2020 減 減 中卒 者数 増減
7 専門部会学校視察結果 県立高萩高等学校(フレックススクール:多部制定時制課程の単位制普通科高校) 9/25 諸 デ ー タ 【最寄駅】常磐線高萩駅(徒歩15 分)※約 61%が鉄道を利用して通学 【募集定員】120(午前の部 80,午後の部 40) 【主な居住地別H30 入学者数】日立市 44,高萩市 23,北茨城市 8(75 人中) ○入学生の中学校時の欠席日数は多いが,高校入学後の欠席状況は改善 ○教職員の特別支援教育に対する理解を深めるため,特別支援学校との連携を実施 ○友人関係に不安があり,小規模な学校で友人関係を築きたいと思って入学した(生徒) ○高校は義務教育ではなく,自分の意志で学校にいかなくてはならない(生徒) 県立常陸大宮高等学校(普通科,機械科,情報技術科,商業科) 9/26 諸 デ ー タ 【最寄駅】水郡線常陸大宮駅(徒歩20 分) ※約 54%が自転車で通学 【募集定員】160(普通科 40,機械科 40,情報技術科 40,商業科 40) 【主な居住地別H30 入学者数】常陸大宮市 19,常陸太田市 14,那珂市 8(54 人中) ○常陸大宮市の人口減により志願者が減少,地元と密着した取組を目指している ○中学校の担任の影響は大きいため,学科の特色を理解してもらえるように努力している ○商業科で取り組んでいる模擬会社(高校生株式会社)に興味があり志望した(生徒) ○電話応対やお茶の出し方など社会のマナーを学べる実践的な科目は面白い(生徒) 県立神栖高等学校(普通科) 9/27 諸 デ ー タ 【最寄駅】鹿島線鹿島神宮駅(約13km)※約 95%が自転車で通学 【募集定員】160(普通科 160) 【主な居住地別H30 入学者数】神栖市 149,鹿島市 2,潮来市 1(153 人中) ○就職から進学まで対応するため,習熟度別授業展開や放課後等の個別指導を充実 ○9割以上が地元出身のため,地元から愛され,信頼される学校になることが必須 ○家に近い高校であることから志望した(生徒) ○先生がわかるまで一人一人に対応してくれるので,授業は楽しい(生徒) 県立石岡第一高等学校(普通科,園芸科,造園科) ※農業に関する学科を視察 9/25 諸 デ ー タ 【最寄駅】常磐線石岡駅(徒歩5分) ※約57%が鉄道を利用して通学 【募集定員】320(普通科 240,園芸科 40,造園科 40) 【主な居住地別H30 入学者数】石岡市 104,笠間市 74,小美玉市 61(323 人中) ○各学科の中でさらに3つのコースに分かれ,10~15 人のきめ細かな指導を実施 ○栽培や収穫といった作業を通して,実践的な学びができることが農業の魅力 ○JA などサービス関連に就職希望で,将来につながる専門性を身に付けたい(生徒) ○販売実習では,地域の人の評価を直接聞くことができるのでためになる(生徒) 県立八千代高等学校(総合学科) 9/20 諸 デ ー タ 【最寄駅】関東鉄道常総線下妻駅(約10km) ※84%が自転車で通学 【募集定員】200(総合学科 200) 【主な居住地別H30 入学者数】下妻市 54,古河市 49,八千代町 43(200 人中) ○専門学科と同じ単位数を2,3年で設定し,2,3年の密度が濃い ⇒ただし,1~3の各年次で段階的に資格試験を受験することが難 ○中学生は系列は理解しているが,系列の中のコースのカリキュラムまでは理解不十分 ○社会のマナーや実践的な技術を学べる授業が面白い(生徒) ○福祉・家庭系列,自動車・電機系列の授業を1年次でも学べるといい(生徒)
8 高等学校の在り方に関する中学生の意見 (県内市町村立中学生へのアンケート調査) (1)調査の概要 ① 調査内容 ・中学校卒業後の進路 ・県立高等学校の選択(学校選択で優先すること,参考とするもの等) ・通学時間 ・高等学校卒業後の進路,県立学校への期待すること等 ② 調査方法 県内市町村立中学校又は義務教育学校に在籍する3年生の生徒(25,044 人)に対し て,電子申請システムによるアンケート調査を実施 ③ 有効回答数 17,431(全体の 69.6%) (2)調査の結果概要 ① 中学校卒業後の進路 ② 県立高等学校の選択(学校選択で優先すること,参考とするもの等) ③ 通学時間 ④ 高等学校卒業後の進路,県立学校への期待すること等 ○ 現時点の進路としては,【県内の県立高校】という回答が8割以上であり,次いで 【県内の私立学校】,【県外の高校】が多かった。 ○ 高校選択で優先すること 【学校の雰囲気・校風】という回答が最も多く,次いで【大学への進学実績】,【通 学に便利】,【部活動】が多かった。 ○ 高校選択で参考とするもの 【オープンスクール・学校説明会】という回答が最も多く,次いで【学校案内(パ ンフレット)】が多かった。 ○ 限界だと考える通学時間 【1時間】という回答が最も多く,次いで【30 分】が多かった。 ○ 現時点で想定している高校卒業後の進路としては,【国内大学への進学】が最も多 く,次いで【就職】が多かった。 ○ 県立学校に期待することとしては,【大学等への進学対応】が最も多く,次いで 【個性・適正にあった教育】が多かった。 ○ 県立高校にあったら良い学科・コースについては,【IT系】という回答が最も多 く,次いで【体育系】【特にない】が多かった。【看護系】【科学技術系】も比較的多か った。
9 高等学校の在り方に関する高校生の意見(本県県立高校生へのアンケート調査) (1)調査の概要 ① 調査内容 ・県立高等学校の選択に関すること(学校選択で優先したこと,参考としたもの等) ・通学手段及び通学時間に関すること ・高等学校卒業後の進路,県立学校への期待すること等 ② 調査方法 県立高等学校に在籍する第1学年の生徒(18,905 人)に対して,電子申請システムに よるアンケート調査を実施 ③ 有効回答数 14,314(全体の 75.7%) (2)調査の結果概要 ① 県立高等学校の選択にあたって優先したこと,参考としたもの ② 通学手段及び通学時間に関すること ③ 高校卒業後の進路,県立学校に期待すること等 ○ 高校選択で優先したこと 【進学実績】,【就職実績】という高校卒業後の進路に関するものが最も多く,次い で【通学に便利】が多かった。 ○ 高校選択で参考としたもの 【学校案内(パンフレット)】という回答が最も多く,次いで【オープンスクー ル・学校説明会】が多かった。 ○ 現在の通学手段 【徒歩・自転車+公共交通機関】,という回答が最も多く,次いで【自転車のみ】 が多かった。 ○ 現在の通学時間,通学時間の限界 現在の通学時間については,【30 分~1時間未満】との回答が最も多く,次いで 【30 分未満】が多かった。通学時間の限界についても,ほぼ同様の回答であった。 ○ 現時点で想定している高校卒業後の進路としては,【国内の大学・短大への進学】 が最も多く,次いで【就職】【専門学校への進学】が多かった。 ○ 県立学校に期待することとしては,【大学等への進学対応】が最も多く,次いで 【就職への対応】が多かった。 ○ 県立高校にあったら良い学科・コースについては,【特になし】という回答が最も 多かったが,次いで【IT系】が多い。【看護系】【体育系】なども比較的多い。
10 高等学校の在り方に関する大学生の意見(茨城大学生へのアンケート調査) (1)調査の概要 ① 調査内容 ・高等学校を選択する際に大切にしたこと ・高校生に身に付けてほしい資質や能力 ・高等学校での学びに臨むこと ② 調査方法 茨城大学の平成 30 年度入学生全員(約 1600 人)を対象とする「茨城学」受講者に対 して,ウェブ調査を実施 ③ 有効回答数 1,021 ④ 回答者の属性等 【卒業した高校の所在地】 県内 445,県外 567,不明 9 【所属学部】人文社会科学部 239,教育学部 169,理学部 116,工学部 369,農学部 120 不明 8 【卒業した高校の課程等】全日制高校 923,定時制高校 2,通信制高校 3 中高一貫教育校 68,その他 25 【卒業した高校の学科】普通 919,農業 4,工業 10,理数 46,総合学科 12,その他 30 (2)調査の結果概要 ① 高等学校を選択する際に大切にしたこと ② 高校生に身に付けてほしい資質や能力 ③ 高等学校での学びに望むこと ④ その他,高校教育の在り方に関する意見(自由記述) ・勉強も大切だが,コミュニケーション能力をつけることも重要 ・型を緩めて流動的な社会に対応できる流体のような人間を生み出す教育が必要 ・個人個人の考えや目標を理解しようとする姿勢が求められる ・なぜ大学に進学するのか理由を考えるべき ○ 【自分の学力に合っていること】,【通学に便利であること】,【施設設備が充実して いること】と回答した大学生が多かった。 ○ 【良好な人間関係を築く力】,【自己を理解し,管理する能力】,【社会に出て必要な 一般常識やビジネスマナー】といった資質や能力を育てることが重要と回答した大学 生が多かった。 ○ [自由記述]「レポートの書き方,パワーポイント,Excel,Word の応用的な使い 方」「自分の思ったこと・考えたことを適切な言葉を用いて表現する能力」「自分は他 人と違う考えを持っていていいという意識」「高校という枠組みを超えた活動や考え方 の取得」 ○ 【普通教科の充実】と回答した大学生が最も多く,【生徒一人一人に応じた指導・ 支援】,【生徒同士の学び合いを重視した学習の充実】,【体験的な学習の充実内容】も 多かった。 ○ [自由記述]「ユーモアを挟む余裕を持った面白い人間を育てるプログラム」「海外 研修などのグローバル教育」「自分と異なる世代・文化をもつ人との頻繁な交流」「最 先端の科学技術に触れる機会」
11 他県の取組例 ① 普通科の特色ある取組 千葉県:県立学校改革推進プラン第4次実施プログラム(H30.3)※以下は H32 から実施 ・医療コース(県立成田北)医療施設等の連携による体験的な学習を実施 ・保育基礎コース(県立四街道北)学校設定教科で保育・幼児教育等について学ぶ ・ものづくりコース(県立姉崎)連携企業での実習を重視したカリキュラム 栃木県立日光明峰高等学校:学校運営協議会の設置(コミュニティ・スクール)※H30 から ・学校運営の基本方針を地域住民や保護者と共有,意見を学校運営に反映 ・地域の教育力を積極的に活用,創意工夫を生かした特色ある学校づくり ② 地域の主要な産業への対応 岐阜県立岐阜工業高等学校(航空機械工学科) ・東海地区に自動車・航空産業が発達⇒航空宇宙産業関連の学習に対応した学科 ③ 多様なニーズへの対応 広島市立広島みらい創生高等学校(定時制課程・通信制課程) ・生徒の多様なニーズに応じた教育を提供 ⇒ 定時制課程と通信制課程との併修 午前・午後・夜間の幅広い時間帯の中からの授業選択 工業科目,商業科目,福祉等専門科目を開設 ④ ICTの活用 岩手県(小規模校での遠隔授業の調査研究) ・過疎地等の小規模校では教員数が少なく,生徒の教育機会を確保することが課題 ⇒遠隔教育システムを活用した授業で生徒の進路希望等に応える選択科目を開設 東京都(BYOD研究指定校)※BYOD:Bring Your Own Device の略
・生徒の所有するICT機器を活用した学習支援等を実施することの有効性を検証 ⇒Wi-Fi環境を普通教室に整備 校内にモバイル・ルーターを配備しオンライン個別学習を実施 ⑤ 外部人材の活用 福島県立ふたば未来学園高等学校(総合学科) ・大学,企業,NPOなどと連携した各界の第一人者による授業 ・NPO法人「カタリバ」及び大学生による放課後の学習支援 ⑥ 高校・大学の7年間を見通した教育 埼玉県専門高校拠点校(工学系)基本構想 ・産学官共同カリキュラムを地域の大学と検討,設計 ・学校のスペースの一部をモノづくりのための貸しスペースとして開放
12 茨城県高等学校審議会第3回専門部会(7月5日)の審議概要 1 専門部会副部会長の選出 ・互選により,森作宜民委員(県教育庁学校教育部長)が副部会長に選出されました。 2 主な議事等の概要 ○ 参考人からの意見聴取 魅力ある学校・学科の在り方について審議を行うために,普通科や農業科等の学科を 設置する高等学校等の校長7名,中学生2名,高校生4名及び大学生1名を参考人とし て意見聴取を行いました。 【主な意見】 ・(普通科)能力・適性・進路希望において多様な生徒が入学し,卒業後の進路も多岐にわたる。 ・(農業科)起業家の育成や社会人が再出発できるような農業教育も必要である。 ・(工業科)工業に関する基礎基本技術の習得と最先端技術の体験が大切である。 ・(商業科)地域を知る体験型学習を推進し,社会の変化にも対応できる人材を育成できる。 ・(総合学科)自らが課題を設定して専門性を生かした探究活動を行っていきたい。 ・(中高一貫教育校)変化の時代なので,中学・高校時代にじっくり考える探究活動が大切である。 ・(定時制・通信制課程)外部の人的資源や機関との連携・協働は必須で,教員の特別支援教育に対 する更なる知識・理解の向上が必要である。 ・(中学生)多様な社会に対応できる人材を高等学校で育てるために,多くの学科を用意し,ニーズ に合った幅広い学習ができるようにしてほしい。待機児童問題の解決にもつながるので,子ども の発達と保育について学べる家政科を増やしてほしい。 ・(高校生・普通科)社会に出て「使う」ことに重きを置いた授業を展開して欲しい。世界で活躍で きる人材を育成できるかどうかは高等学校教育にかかっている。 ・(高校生・専門学科)実習では実践的な内容にもっと取り組みたい。グローバル社会に対応するた め,語学教育により重点を置いてほしい。家事や育児など男女は関係ないので,家庭科を3年間 学びたい。 ・(大学生)高校で自分の将来の職業について具体的に考えるためにも,ある程度専門的にコースを 分け,多様な授業を実施し,自由に選択できるのが良いのではないか。高校生の時に幅広く柔軟 な選択肢を与えることで,学生が将来自分の能力を最大限発揮する手助けになると思う。 ○ 参考人との意見交換 高等学校等の在り方について,幅広く活発な意見交換が行われました。 【主なやりとり】 Q 学科の魅力は何か。 A 普通科は3年間を通して自分の進路を見つけられること。農業学科は栽培だけでなく収穫物 の適正な値段を考えるような総合的な学びが可能であること。商業学科や工業学科は地元の産 業を担う人材になれること。総合学科は1年間じっくり自分の進路を考え,残り2年で専門科 目を学ぶことができること。 Q 高校を選ぶ際の基準は何か(何だったか)。 A 高校卒業後に自分がやりたいことに沿った内容が学べる(中学生)。大学進学者が多い(中学 生)。将来の職業につながる学科があった(高校生)。部活動に魅力を感じた(高校生)。大学 進学を考えた(高校生)。通学可能で自分の学力にあっていた(大学生)。
13 茨城県高等学校審議会第4回専門部会(8月 29 日)の審議概要 主な議事等の概要 第3回専門部会(7月5日)の参考人意見を踏まえ,魅力ある学校・学科の在り方につい て審議を行いました。 【主な意見】 ○普通科 ・普通科でもデュアルシステムを実施している(石下紫峰高)のは良いと思う。生 徒が目標を見つけるために職場体験などを充実させてはどうか。 ・普通科では具体的な目標を持たずに入学する生徒が多い。社会に出て生きるとは どういうことかを考える,より具体的な教育がないと普通科の意味がない。 ・愛着を持った知識が子どもを動かす原動力になるので,まずは身近な地域から愛 着が持てるような普通科の教育を目指すべき。 ・専門学科は県全体のニーズを反映して設置するが,普通科の類型のコースはフレ キシブルに設定できるので,地域のニーズを反映して設置できる。 ○職業教育に関する専門学科(職業学科) ・2年から専門の系列に分かれる総合学科と比べて,3年間を通した専門教育によ り深く学ぶことができるため,目標を持っている生徒には有効である。 ・将来働く際に必要な技術を身につけるために,今後はITを活用して学べる環境 が必要である。 ・地域社会と連携した専門的な学びが大切であり,生徒を社会に連れ出し,実際に 仕事をしている人と触れあう場を提供すると良い。 ・茨城県は農業県であり,農業を学ぶ生徒は必要で,専門性を身につけるとともに 商業にもつながりがあるので,他分野にまたがる学びも大切である。 ・医療(看護)や福祉のニーズも高い。 ○職業学科以外の専門学科 ・音楽に関する学科については,現在のブラスバンドやクラシックのみを重視した 教育内容を見直しても良いのでないか。 ○総合学科 ・専門学科を持つ学校が少子化により小規模化しても,専門的な教育を受けたいと いうニーズはある。それに応えるために総合学科に改編することも検討すべき。 ・均等に専門学科があれば良いが,できないのであれば,代わりに総合学科を設置 することも検討すべき。 ○定時制・通信制課程 ・公教育として,学びたいという人を誰一人漏らさないことが重要。
・夜間定時制は,定時制の趣旨からするとなくすわけにはいかないが,地域のニー ズによってはなくても良い場所もあるのではないか。 ・通信制に通う生徒が増えている。県立は水戸南高校のみだが,志願者増への対応 も考える必要がある。 〇その他全体に関すること ・将来の茨城のビジョンを見据えた人材育成をすべきだろう。 ・少人数でも目標を持った生徒がいると,学校全体の意識が変わる。 ・「社会に出て活躍したい」とは言うが,具体的なイメージを持てない生徒が多い。 ・地域の人と触れあい,「こんな人になりたい」と思うことから目標が生まれる。 ・通学範囲を考慮し,できるだけ細かいエリアの中に,ニーズに合った多様な学び を提供できるようにすべきだろう。 ・仕事を自分で創造するという起業家の意識を醸成する必要がある。 ・吸収力のある中高生に様々なプログラムを用意し,社会の課題を考える機会を設 けるべきだ。
14 茨城県高等学校審議会第5回専門部会(10 月 15 日)の審議概要 主な議事等の概要 学校視察結果報告,学校の適正規模・適正配置及び魅力ある学校・学科の在り方について 審議を行いました。また,慎重に審議を行うため専門部会を 10 月 30 日(火)に追加して開 催することとしました。 【主な意見】 ○学校視察結果報告 ・生徒はそれぞれ明確な進路のビジョンを持っていることがわかった ・教員がわかるまで教えてくれるということを生徒は評価していた ・特別な支援が必要な生徒もいるが,少人数学級編制ができると支援がしやすい ・高校教育が多様化しているのを目の当たりにした ・高校はそれぞれの役割を明確にするべきである ○学校の適正規模・適正配置 ・通学可能な負担の少ない学校を選ぶという現実があり,通学実態をもとにして配置を考 えるのが良い ・地域の核として学校は大事な存在であり,適正規模を1学年当たり4学級から8学級で 考えると,学校が無くなってしまう地域も出てしまう ・学校を維持するにも税金を使うのだから,例えば 10 人以下になっても残すのか,という ことも考えなければならない ・中学校卒業者数は今後も減少するため,統合の条件については検討する必要がある ・中学校卒業者数の減少の度合いは地域差があり,統合条件を一律に定めることは難しい ・小規模化して教員数が少なくなっても,遠隔教育などの工夫で学習機会の充実が図れる ○魅力ある学校・学科の在り方 〈中高一貫教育〉 ・6年間で教育ができるメリットがあり,成果も出ており,他の場所にあってもよい ・通学可能な範囲に1つ中高一貫教育校があってもいいのではないか ・3歳,4歳年上の先輩と話ができることで視野を広げることができる ・配置は現状のままでよく,既存校のさらなる内容の充実を考えるべき ・義務教育学校(小中一貫教育を実施)の広がりも含めて議論をする必要がある ・これまでは全ての生徒に教育を,という視点が主だったが,スペシャリストを育てる学 校も必要。中等教育学校は,その視点から必要と思う。 ・新しい中高一貫教育校は地域のニーズを捉えた新しいコンセプトでつくるべき ・公立中学校への影響など,県全体の教育の中で慎重に検討すべき 〈科学教育〉 ・SSH※指定校以外の科学技術に興味を持つ生徒にもSSHの成果を広げるべき ・科学に興味を持ってもらう上では,体験的な学習が有効である ・地域企業との連携等により,生活に密着している科学を学ばせるとよいのではないか ・科学技術は人間が利用するものなので,倫理観の育成も同時に行ってほしい ・自然環境や研究施設に恵まれた茨城県のメリットを生かした科学教育をしてほしい ※SSH…スーパーサイエンスハイスクールの略。先進的な理数教育を実施している県立5校,私 立2校が指定。研究者の講義や自主研究の取組等を通して科学技術関係人材の育成を図ってい る。
15 茨城県高等学校審議会第6回専門部会(10 月 30 日)の審議概要 主な議事等の概要 魅力ある学校・学科の在り方について審議を行いました。また,第7回専門部会でまとめ 案を検討するため,これまでの審議内容の整理を行いました。 【主な意見】 ○魅力ある学校・学科の在り方 〈国際教育(グローバル教育)〉 ・外国語能力の育成だけでなく,日本の歴史や文化を理解し,異文化や国際的課題等への 幅広い視野を持つ生徒の育成に配慮したい。 ・日本人の恥ずかしがりやで間違いを恐れる傾向を打開するには,外国人と話す機会を増 やし,慣れることが重要である。 ・コミュニケーションをしようとする意欲を引き出すことが重要であり,外国語を話す喜 びを体験させる場を多く設定することが必要である。 〈特別支援教育等〉 ・学校全体として支援を必要とする生徒への対応を検討していく必要がある。 ・県立高校入学者のうち支援を必要とする生徒は増えており,必要となる施設整備に加え て,巡回相談や専門家派遣といった事業を活用し,教職員の研修を体系的に行っていく べきである。 ・小中高での接続においては,切れ目のない支援が必要であり,個別の教育支援計画を活 用するなどして高校入学時から対応できるような教育を推進すべきである。 ・授業のユニバーサルデザイン化を進めることで,多くの生徒の学びが深められる。 〈ICTを活用した教育〉 (遠隔教育等) ・1学級規模の学校など学校が小規模化する中で,遠隔教育でサポートすることは必要。 ・タブレットを使った授業には無線 LAN が必要。生徒が一人一台タブレットを持つ時代も 近いので,整備していかなければならない。 ・タブレットを使った授業を,(プログラミング教育としてではなく)教科指導と絡めて, 教員が構築できないといけない。 ・2校間での調整など課題もあるので,早めにモデル校を設置して試すと良い。 (プログラミング教育) ・プログラミングを広く学べる機会が必要。成果品のコンテストなどを実施して欲しい。 ・社会に出てからプログラムを作る人と使う人に分かれる。使うだけの人でも,ある程度 知識を持ったユーザーになってもらえる教育が求められる。 〈その他:単位制〉 ・多様な科目を設定して個人の希望が叶うのは良いが,学校の体制を整える必要がある。 ・良い点もあるが課題もある。学校の実情に応じ,地域のニーズを踏まえて検討すべき。 ○新しいタイプの学校・学科 ・将来のニーズを考えて,医療系に特化した学校(福祉を加えるかは要検討)。 ・ICTに特化した学校。 ・専門学科について,限られた予算を有効に使うため,拠点となる学校とその他の学校に 分けるという方法もあるのではないか。 ・地域産業の後継者を育成する学校。後継者を残すだけでなく,より発展できるような人 材を育成できる学校が良い。 ・「何をやるか」を示さず,「どのようにやるか」のシステムだけを生徒に示し,進路を 生徒たちが作り上げる学校。3年生では,自分で先生を呼んでくるぐらいになると良い。
16 茨城県高等学校審議会第7回専門部会(11 月 21 日)の審議概要 主な議事等の概要 高等学校教育に関するアンケート結果の報告及び第3回総会に報告する専門部会のまとめ 案の検討を行いました。 ○高等学校教育に関するアンケート結果(抜粋) 10 月に県教育委員会で実施した,県立高校に在籍する高校1年生を対象にしたアンケート 結果の報告を行いました。 【主な内容】※生徒が選択した項目の多かったもの上位2つ ・志望校を決定する際に優先したもの[大学への進学実績,就職実績] ・在籍している高校を受検することを決めた時期[中学3年生の冬,中学3年生の秋] ・高校を選ぶときに参考にしたもの[学校案内(パンフレット),学校説明会] ・県立高校に期待すること・期待する役割[大学等への進学対応,就職への対応] ○まとめ案の検討 諮問事項の「人口減少をはじめとする様々な社会の変化に対応した活力と魅力ある学校・ 学科について」について,第3回総会に報告する専門部会のまとめ案の検討を行いました。 協議の結果,専門部会のまとめ案の大筋が了承され,文言の修正等については,小泉晋弥 専門部会長に一任されました。 専門部会のまとめ案については,第3回総会(12月18日開催予定)で,小泉晋弥専門 部会長が鬼澤邦夫委員長に報告します。