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電子情報デザイン学科 藤野 毅
応用演習研究室紹介 2008.10.20
機能メモリ混載システムLSI研究室
(Network System On Chip Lab.)
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機能メモリ混載システムLSI研究室紹介
設立:2003年4月 研究テーマ zメモリの研究というよりも
z特徴あるLSI設計技術
を使って
zネットワークシステム
へ応用する研究
をしています
研究メンバー z 教授:藤野 毅 z 大学院学生(社会人D1) 1名,(M2):7名,(M1):5名 z 学部学生(B4):9名 3CPUに見る動作速度と容量の進歩
ムーアの法則 z Intel社の創設者の一人であるGordon Moore博士が1965年に経験則とし て提唱した、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則 z 集積密度の向上により,動作速度の向上,メモリ容量の増大を実現できた 4004 2,300個 108kHz 8086 29,000個 5MHz Pentium 310万個 60MHz 1971年 1978年 1993年 Core2 Duo 2億9100万個 2.5~3GHz 2006年 集積度の向上 動作周波数の向上 4コプロセッサを用いた性能向上
マルチメディア処理を行うPC用専用コプロセッサ(東芝) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1015/mobile395.htm5
5万円のNetBook
Atom N270(1.6GHz) 搭載,SSD 12GB
8.9 inch 液晶(1024X600), Windows XP Home SP3
EeePC 901-X
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Atomプロセッサって何?
インテルがMID(Mobile Internet Device)や
NetBook向けに開発
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Core 2 Duo 45nm vs Atom 45nm
Core2 Duo Tr:4億個 TDP 10~25W (低消費電力版) TDP 35W(ノート用) N270(1.6GHz) Tr:4700万個, TDP 2.5W Atomは,チップサイズは1/4,性能も約1/2~1/4
25mm2 103mm2 8PCシステム今後の予測(私の予想!?)
今後の進化の方向
低消費電力x86系プロセッサ 特定の処理に 特化した (可変)ハードウエア+
低消費電力と 高性能の両立やわらかい
ハードウエア!
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やわらかいハードウエアを作ろう!
パソコンが良いところ
高速なマイクロプロセッサ(CPU)でソフトで処理
CPUの周波数の向上 CPUの複雑化・複数化 消費電力が大きい 性能向上が困難 特に負荷の大きい,動画像処理,ウイルススキ
ャン処理,暗号化処理などは
ハードウエアで実行
zプログラムのように,ハードウエアを切り替え zLSIを作る際に,生産個数が少なくても,安価に製造 できる手法(マスクレスパターン形成技術) 消費電力削減 性能向上 10システムLSIの構成
たとえば通信処理に関連するLSI
やわらかい ハードウエア ソフトで実行 ハードで実行 11藤野研究室でやりたいこと
特徴あるLSI設計技術
を
アプリケーション
に適用
特徴あるLSI設計技術
z符号処理に最適化されたプログラマブルロジック (FPGAのような書き換え可能ハードウエア)技術 zマスクレス描画技術(電子ビーム描画)を使って世界 で唯一(ユニーク)のLSIを作れる技術 z耐タンパ性LSI設計技術 z無線電力転送で動作するLSI設計技術(未着手) アプリケーション
zネットワーク関連技術 ネットワーク暗号処理,デジタルコンテンツ保護 ウイルス検知,個人認証 z可変ハードウエアによる低消費電力化技術 オンデマンドハードウエア,ユビキダスネットワーク (1)ePLX 12メモリを使った論理素子
右図のように4ビットのメモリとセレクタを組み合わせること により,2入力のすべての論理を実現できる この素子名をルックアップテーブル(LUT:Look Up Table) という. A B F=A ・B 0 0 1 1 0 1 0 1 1 1 1 0 A B F NAND 1 1 1 0 1 0 1 0 1 0 A A B 真理 値表を メモリ に格納 ePLX メモリ内容が1,1,1,0の 場合はNAND回路
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FPGAの構造
論理変更:ロジックエレメント(LUTとFFより構成) 配線変更:スイッチマトリックス ロジックエレメント スイッチマトリックス ePLX 14ePLXアーキテクチャ
LUTをマトリクス状に配置しクラスター化 1つのLUT出力から13箇所のLUTに接続可能 ePLX 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT FF FF FF FF FF 縦配線領域 2LUT 2LUT2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT
2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT 1 0 0 0 1 0 1 0 1 0 A A B 2LUT 2LUT 2LUT 2LUT SW SW SW SW SW SW SW SW 2LUT 2LUTから直接接 続できる配線 2LUT 2LUTからは を経由し接続 縦配線領域 ローカルクラスタ 15
ePLXの将来:進化型ハードウエア
進化型ハードウエア
zネットワークを通じてハードウエアをアップデート zハードウエアの修正,新しい企画への対応が可能 IPsec暗号化通信 プログラマブル ロジックePLX RAM 制御 CPU プログラム 格納 Flashメモリ ePLX構成 情報格納 Flashメモリ LAN I/F プログラマブル ロジックePLX RAM 制御 CPU プログラム 格納 Flashメモリ ePLX構成 情報格納 Flashメモリ LAN I/F AES暗号で通信 AES AES 3DES暗号で通信 Future暗号で通信 3DES 3DES Future暗号構成情報 Future暗号構成情報 Future FutureAES暗号化ペイロード IPsecヘッダ IPヘッダ
3DES暗号化ペイロード IPsecヘッダIPsecヘッダ IPヘッダIPヘッダ
Future暗号化ペイロード ePLX 16
藤野研究室でやりたいこと
特徴あるLSI設計技術
を
アプリケーション
に適用
特徴あるLSI設計技術
z 符号処理に最適化されたプログラマブルロジック (FPGAのような書き換え可能ハードウエア)技術 z マスクレス描画技術(電子ビーム描画)を使って世界 で唯一(ユニーク)のLSIを作れる技術 z 耐タンパ性LSI設計技術 z 無線電力転送で動作するLSI設計技術(未着手) アプリケーション
z ネットワーク関連技術 ネットワーク暗号処理,デジタルコンテンツ保護 ウイルス検知,個人認証 z 可変ハードウエアによる低消費電力化技術 オンデマンドハードウエア,ユビキダスネットワーク (2) VPEX17
パターン転写装置(光転写)
*栃木ニコンホームページより引用 光転写装置(ステッパー)外観 コンデンサレンズ フォトマスク 投影レンズ (開口数 N.A.) ステージ 光源(波長λ) 縮小投影露光装置の原理 1/4~1/5 ステージを少しずつ動かして 1つのウエハで数十回露光 大量に同じLSIが作られる! LSIの設計図 VPEX 18パターン転写装置(EB直描)
パターンを形成するためには右 記のような電子ビーム描画装置 を使用する。 5μm角以下の定型パターンは 「はんこ押し」で高速のパターン 作成が可能(キャラクタプロジェ クション露光) 5μm Character Mask VPEX 19 V4 Cビアプログラマブルデバイスとは?
V4 M5V3
M4 V2 M3V1
C M1 基板 図1 断面構造 V2 M3 M5 M2 M1 Via1,3レイアのレイアウト変更により
論理変更できるLSI製造手法
Via1,3以外のマスクは共通
z製造コストを削減できる
z少量多品種のLSIを低コストに
製
造可能
ASICより初期開発費を安価に
FPGAよりチップコストを安価に
EB直接描画の最大の弱点:スループットが低い ⇒ビア2層のパターン切り替えで論理を変更 (穴系パターンはEB直描の得意パターン) VPEX 20VPEX
( Via Programmable logic device using EXclusive-or array ) 複合ゲート型XORゲートをベースに素子を構成 z 論理を出力するために、入力、出力端子を分割 z Via1の変更だけで、12種の論理が出力可能 EXOR (a) 基本素子回路 NOT 10μm 8.8μm NOT EXOR EB直描でプログラム (b)基本素子レイアウト AOI21 NOR ビア VPEX
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VPEX テストチップレイアウト
Rohm 0.18μmCMOS
z2.5mm□ zPin number:128pin VPEX チップコア 22チップコア
4-bit Multiplexer on Galois Field
XOR XNOR NOR NAND ANDOR AOI MUXI INV_A INV_NOR 4-bit Counter 4-bit Counter INV EXOR INV EXOR Single Gates 23
FPGA を使ったチップ評価
24 A B sel mode A B Y A B Y ANDAND Gate ( sel = 6 )
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R Sin sel
mode S Q
4 bit counter ( sel = 8 )
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藤野研究室でやりたいこと
特徴あるLSI設計技術
を
アプリケーション
に適用
特徴あるLSI設計技術
z 符号処理に最適化されたプログラマブルロジック (FPGAのような書き換え可能ハードウエア)技術 z マスクレス描画技術(電子ビーム描画)を使って世界 で唯一(ユニーク)のLSIを作れる技術 z 耐タンパ性LSI設計技術 z 無線電力転送で動作するLSI設計技術(未着手) アプリケーション
z ネットワーク関連技術 ネットワーク暗号処理,デジタルコンテンツ保護 ウイルス検知,個人認証 z 可変ハードウエアによる低消費電力化技術 オンデマンドハードウエア,ユビキダスネットワーク (3) ドミノRSL 27サイドチャネルアタック
一般に実績のある暗号回路(3DES,AES等)で
は,暗号文の解析では暗号鍵はわからない
暗号回路動作時の消費電力・電磁波により暗号
鍵を推定→サイドチャネルアタック
特に1999年に消費電力を使用するDPA
(Differential Power Analysis)が強力
消費電力の解析
Hello World !”&% (~=*+ 平文 暗号文 暗号LSI 暗号鍵を推定 ドミノ-RSL 28
サイドチャネルアタック評価用システム
DES暗号回路を実装して実際にサイドチャネル
アタックを評価
ドミノ-RSL29
耐サイドチャネルアタック回路
DPA対策⇒どのような演算を行っても消費電力が一定に なる回路 乱数を用いて,正/負論理をランダムに反転 ⇒Domino-RSL回路(ハザードフリー) ドミノ-RSL r は乱数 x y r x y z r a x= ⊕ r b y= ⊕ ・ = ⊕r a b z clk clk 1 0 0 0 1 1 0 1 1 0 0 1 0 1 0 1 1 0 0 1 1 1 0 0 Z + r z y x b a 1 1 1 1 1 1 0 0 0 1 0 1 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 Z + r z y x b a r=0 r=1 30藤野研究室でやりたいこと
特徴あるLSI設計技術
を
アプリケーション
に適用
特徴あるLSI設計技術
z 符号処理に最適化されたプログラマブルロジック (FPGAのような書き換え可能ハードウエア)技術 z マスクレス描画技術(電子ビーム描画)を使って世界 で唯一(ユニーク)のLSIを作れる技術 z 耐タンパ性LSI設計技術 z 無線電力転送で動作するLSI設計技術(未着手) アプリケーション
z ネットワーク関連技術 ネットワーク暗号処理,デジタルコンテンツ保護 ウイルス検知,個人認証 z 可変ハードウエアによる低消費電力化技術 オンデマンドハードウエア,ユビキダスネットワーク 31ネットワーク実験と研究
侵入検知システムSnortの性能評価
Snortシステムのハードウエア実装(低消費電力
ボードやFPGAボードを使用)
実験室内模擬ネットワーク実験 EthernetポートつきFPGA 32セキュリティーシステムの例
ネットワークのウイルス検知をLinux搭載低消費
電力マイコンで分散処理
分散処理用のパケットディストリビュータはFPGA
ボードで開発(暗号処理,ヘッダー検知は実施)
パケットディストリビュータ (暗号解除) ネットワーク 低消費電力マイコン33