サブスクリプションのカウント⽅法
SUSE Linux Enterprise
製品選定ガイド
サイオステクノロジー株式会社
【基本の考え⽅】
サブスクリプションカウント⽅法
サーバー⽤製品ラインアップ
製品名︓SUSE Linux Enterprise Server , x86 & x86-64, 1-2
Sockets or 1-2 Virtual Machines (SLES 2S/2G)
物理サーバーに利⽤する場合、1台の物理サーバー上の2物理
CPUにつき1サブスクリプション必要
仮想サーバーに利⽤する場合、1つのサーバーグループ上の
SUSE Linux 2ゲストOSにつき1サブスクリプション必要
※本製品をホストOS⽤にご購⼊いただくことはできません。ホストにSUSE KVMまたは SUSE Xenを使⽤する場合は、SLES無制限ゲスト製品をご選択ください。
製品名︓SUSE Linux Enterprise Server , x86 & x86-64, 1-2
Sockets with Unlimited Virtual Machines(SLES無制限ゲス
ト)
SUSE Linux無制限ゲストOS権利製品
1台の物理サーバー上の2物理CPUにつき1サブスクリプション必要
SUSE LinuxゲストOSが稼働し得る全物理サーバー分必須
ホストにSUSE KVMあるいはSUSE Xenを使⽤する場合にも対応
SLES
2S/2G
SLES
無制限
ゲスト
物理サーバーに使⽤
<Point> 最低でも、物理サーバー1台につき1本サブスクリプションが必要です。
2CPU
SLES2S/2G x 1本
<2物理CPUで使⽤>
1CPU
SLES2S/2G x 2本
1CPU
<物理サーバーごとに必要>
SLES
2S/2G
4CPU
SLES2S/2G x 2本
<4物理CPUで使⽤>
SLES
2S/2G
SLES
2S/2G
2S/2G
SLES
2S/2G
SLES
VMware/Hyper-V上で使⽤する場合
SLES2S/2G x 1本
SLES2S/2G x 2本
<SUSE2ゲストOSを使⽤する場合>
<SUSE4ゲストOSを使⽤する場合>
<Point>・ SLES 2S/2G製品をVMware/Hyper-V上のゲストOSに適⽤する場合は、SUSE Linuxを使⽤するゲストOS 数のみをカウントし購⼊します。物理CPU数や他社OS数を考慮する必要はありません。
・ホストにSUSE KVMあるいはSUSE Xenを使⽤する場合はP9をご参照ください。
SLES
2S/2G
VMware/Hyper-V
ゲストOS SU SESLES
2S/2G
SLES
2S/2G
VMware/Hyper-V
SU SE ゲストOS<2物理CPUを使⽤する場合>
<4物理CPUを使⽤する場合>
VMware/Hyper-V上で使⽤する場合
※ゲスト多数
<Point>・2CPU搭載の物理サーバー1台で考えた場合、SUSE Linuxを
5ゲスト以上
使⽤する
場合は、SLES2S/2G×3本よりもSLES無制限ゲスト製品のほうが安価です。
・ホストにSUSE KVMあるいはSUSE Xenを使⽤する場合はP9をご参照ください。
SLES無制限ゲスト x 1本
SLES
無制限
・・・
VMware/Hyper-V
2CPU
SU SE ゲストOSSLES
無制限
SLES
無制限
VMware/Hyper-V
4CPU
・・・
SU SE ゲストOSSLES無制限ゲスト x 2本
仮想環境上で使⽤【ルール1】
同⼀サーバークラスタ内であれば、ゲストOSはどの物理サーバー上でも利⽤できます。
⼀時的に1台の物理サーバーにSUSE Linux ゲストOSが集中しても問題ありません。
SLES
2S/2G
SLES
2S/2G
VMware/Hyper-V
VMware/Hyper-V
SLES
2S/2G
VMware/Hyper-V
SLES
2S/2G
SU SE ゲストOS同⼀クラスター内では、同じ製品、同じサポートレベルに合わせる必要があります。
仮想環境上で使⽤【ルール2】
SLES
無制限
無制限
SLES
2S/2G
SLES
SLES
無制限
4CPU
1CPU
2CPU
VMware/Hyper-V
VMware/Hyper-V
VMware/Hyper-V
Priorityサポート
Priorityサポート
Standardサポート
SU SE
仮想環境上で使⽤【SUSE KVM/SUSE Xen上】
※SUSE KVM及びSUSE Xenは、SUSE Linux Enterprise Serverに含まれる仮想化機能(ハイパーバイザ)です。
2CPU
SUSE KVM/
SUSE Xen
SU SESLES無制限ゲストx 1本
4CPU
SUSE KVM/
SUSE Xen
SU SE<Point>ホストにSUSE KVMまたはSUSE Xenを利⽤する場合は、SUSE Linux
ゲスト数にかかわらずSLES無制限ゲスト製品の購⼊が必要です。
ゲストOS ゲストOS<2物理CPUで使⽤>
<4物理CPUで使⽤>
SLES
無制限
ゲスト
SLES
無制限
ゲスト
SLES
無制限
ゲスト
SLES無制限ゲストx 2本
サーバー製品のサブスクリプションサポートサービス
※製品を組み合わせて⼀括購⼊し複数年契約とすることはできません。 ※主な関連製品についてはP17以降をご参照ください。
項⽬ SUSE Plusシリーズ SUSE メーカ純正
テクニカルサポート 提供会社 サイオステクノロジー株式会社 ノベル株式会社 テクニカルサポート 種別と対応時間 Standard 平⽇9:00-17:00 Standard 平⽇9:00-17:00 Priority 平⽇8:00-22:00 テクニカルサポート 受付⽅法 電話およびPlusユーザーサイトを通じたメール 電話およびE-mail テクニカルサポート インシデント件数 無制限 無制限 年数 1年、3年、5年 1年、3年、5年 ソフトウェア及びメン テナンス提供 SUSEカスタマセンターを通じたソフト ウェア、および修正パッチ・セキュリ ティアップデートの提供 SUSEカスタマセンターを通じたソフト ウェア、および修正パッチ・セキュリ ティアップデートの提供
主な関連製品 ・Desktop・Virtual Machine Driver Pack ・High Performance Computing
・Desktop
・Virtual Machine Driver Pack ・SLES for SAP Application
【よくある質問】
VMware上でのサブスクリプション-1
App
VMware
◆下記サブスクリプションが必要
課⾦対象︓SUSE Linux ゲストOS数 (上記の場合3)
購⼊製品︓SLES 2S/2G×2(3ゲストOS分)
■基本
稼働するSUSE Linux ゲストOSの数だけ
課⾦される
SUSE App App SUSE SUSE ※上記構成では、2ゲスト権利×2なので、SUSE Linux 4ゲストまでは追加費⽤が発⽣しません。 ゲスト課⾦
VMware
VMware上でのサブスクリプションー2
VMware
■vMotion,VMHAの場合
稼働するSUSE Linux ゲストOSの数だけ
課⾦される
◆下記サブスクリプションが必要
課⾦対象︓稼働するSUSE LinuxゲストOS
購⼊製品︓SLES 2S/2G×1(上記の場合2ゲスト権利のうち1ゲスト分使⽤)
App SUSE App ゲスト課⾦ <Point>VMHAの場合、待機側として課⾦対象にカウントするSUSEゲストはありません。VMware
VMware上でのサブスクリプションー3
無制限 SUSE OSApp
VMware
無制限 SUSE OSApp
■SLES無制限サブスクリプションを使⽤する場合
物理CPU数だけ
課⾦される
物理サーバーにつき1本以上サブスクリプションが必要
◆下記サブスクリプションが必要
課⾦対象︓SLES無制限ゲスト製品をサーバーの物理CPU数(2物理CPU)×2
購⼊製品︓SLES無制限ゲスト×2
2CPU 2CPU ホスト課⾦ <Point>SLES無制限ゲスト製品を選択する場合は、基盤を構成する物理サーバーのうち、SUSE LinuxゲストOSが稼働する可能性のある全物理サーバー分の購⼊が必要です。VMware
製品選択における注意事項-1
1. 実装物理CPUをカウントします。CPUを搭載していないソケットはカウント
しません。また、コア数もカウントしません。
2. 物理サーバーをまたいだCPU合算はできません。
1. サーバークラスタをまたいだゲスト合算はできません。
2. 同⼀サーバークラスタ内であっても、SUSE Linux 2ゲストを1契約で契約す
る場合は下記3つの要件をすべて満たす必要があります。
A) 同⼀契約期間で運⽤すること
B) SUSEカスタマセンターログインIDを同⼀のもので運⽤すること
C) エンドユーザが同⼀であること
CPUのカウントについて
SLES 2S/2Gのゲスト合算について
SLES無制限ゲスト製品について
1. 1契約1ユーザの原則です。SLES無制限ゲスト製品を複数のエンドユーザ
分として利⽤することはできません。
製品選択における注意事項-2
同⼀サーバクラスタの定義
•
同⼀サーバクラスタとは、複数の物理サーバが連携して1つのサービス提
供基盤をなしている構成を指します。物理的に離れていても、vMotionや
VMHAなどの連携の設定がされているものは、同⼀のサーバクラスタとみ
なします。
VMware
App SUSE Appメインサイト
DRサイト
VMware
Desktop製品
項⽬ SUSE Plusシリーズ SUSE メーカ純正
テクニカルサポート 提供会社 サイオステクノロジー株式会社 ノベル株式会社 サポートレベル と対応時間 Basic テクニカルサポートなし Basic テクニカルサポートなし Standard 平⽇9:00-17:00 Priority 平⽇8:00-22:00 テクニカルサポート 受付⽅法 -- 電話およびE-mail テクニカルサポート インシデント件数 -- 無制限 年数 1年、3年 1年、3年 ソフトウェア及びメン テナンス提供 SUSEカスタマセンターを通じたソフ トウェア、および修正パッチ・セキュ リティアップデートの提供 SUSEカスタマセンターを通じたソフ トウェア、および修正パッチ・セキュ リティアップデートの提供 最低購⼊数 1本から可 1本から可
Desktop⽤のSUSE Linuxです。
仮想で使⽤する場合はインストールイメージ数分購⼊が必要です。たとえば、1台の物
理マシン上に複数の仮想SUSE Linux Enterprise Desktopを作成する場合は、作成し
たSUSE Linux Enterprise Desktop数をカウントして購⼊します。
High Performance Computing(HPC)製品
項⽬ SUSE Plusシリーズ SUSE メーカ純正
テクニカルサポート 提供会社 サイオステクノロジー株式会社 ノベル株式会社 サポートレベル と対応時間 Basic テクニカルサポートなし 提供なし Standard 平⽇9:00-17:00 提供なし テクニカルサポート 受付⽅法 電話およびPlusユーザーサイトを通じたメール --テクニカルサポート インシデント件数 無制限 --年数 1年、3年、5年 --ソフトウェア及びメン テナンス提供 SUSEカスタマセンターを通じたソフトウェア、 および修正パッチ・セキュリティアップデートの 提供 --構成要件 • HPCとして、外部から⾒て1つのシステムとし て機能すること • ヘッドノード数量がHPC構成全ノード数の 25%を超えないこと • 計算ノードは、1ノードあたり8CPUまで • 新規購⼊時の最⼩構成は、ヘッドノード1ノー ド+計算ノード8ノード
--SUSE for SAP製品
製品体系および選定ルールは、サーバー製品と同⼀です。
項⽬ SUSE Plusシリーズ SUSE メーカ純正
テクニカルサポート 提供会社 サイオステクノロジー株式会社 ノベル株式会社 テクニカルサポート 種別と対応時間 提供なし Priority 平⽇8:00-22:00 テクニカルサポート 受付⽅法 -- 電話およびE-mail テクニカルサポート インシデント件数 -- 無制限 年数 -- 1年、3年、5年 ソフトウェア及びメン テナンス提供 --SUSEカスタマセンターを通じたソフトウェア、 および修正パッチ・セキュリティアップデー トの提供