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コンクリート切り欠き試験体の曲げ試験によるひびわれ補修材料の評価

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1

論  文】

UDC :691

32 :666

97 :620

191

3

    Ei本 建 築学会構 造系論文 報告集 第 432 号

1992 庫 2月

Journat of  Struct

 Constr

 Engng

 AiJ

 No

432

 Feb

1992

試 験 体

試 験

よ る

        

わ れ

補 修 材 料

評 価

EVALUATION

 

OF

 

CRACK

 

REPAIR

 

MATERIALS

 

BY

 

MEANS

 

OF

 

BENDING

 

TEST

                  

ON

 

NQTCHED

 

CONCRETE

 

SPECIMEN

         

橘 高 義 典

* , 上

村 克 郎

* * ,

中 村 成 春

* * *

Yoshinori

 

KITSUTAKA

, 

KatsurOU

 

KAMIMURA

 and  

Shigeharu

 

IVIAKAMURA

 

Restoration

 of strength  properties of crack  repaired  concrete  specimen  has 

been

 studied

 

Three−

point bend tests were  carried  out  on  undamaged  notched  concrete  specirnens  and  

damaged

 ones which  crack  repaired  

by

 epoxy  resin

 a冂

d

 restoration  of the specimen  was  evaluated  

by

 means  o

fracture

 mechanics  parameters such  as the 

fracture

 energy  

G

, and  the 

bending

 strength

 

The

 

bend−

ing

 strength  of repaired  concrete  specimen  was  proportional to the E

modu 且us of resin

 and  in

versely  proport孟onal  to the width  of crack

 The fracture energy (

G

.)of repaired  concrete  speci

mens  

decreased

 with  

increasing

 the 

E ・

modulus  of resin

 The 

GF

 value  of repaired  concrete  were

dld

 not monotonously  increase with  increasing compressive  strength  of concrete

  and 

had

 a tendency  of 

decrease

 at low water  cement  ratio

 

Keywortts

:crack

 rePair

 

fractZtre

 energy

 

high−

strength  concrete

         ひびわれ

補 修

破 壊エ ル ギ

, 高 強 度コ ン ク リ

ト 1

は じ めに  コ ン ク リ

ト構 造 物の ひびわ れ は 構 造 物の安 全 性, 耐 久 性

耐 水 性 等 を損なう原 因であり

その適 切な補 修 方 法の確 立は重要な研究課題である

重作用等に よっ て構 造 部 材に発 生し た ひびわれ の補 修は構 造 物の機 能 回復や安 全 性 回 復の点で重 要であり

そ れ らをどの よ う な材 料

工法で補 修し強 度 回 復を図る か は今日的な課 題 と なっ て いるQ  近 年

ひびわ れの補 修 方 法と し てエ ポキ シ樹脂 あ るい はポリマ

セ メン トス ラ リ

等の接 着 材 料を 用い た 注 入 工法が注 目さ れ て い る]}

こ れ は , ひびわ れ空 隙 内に適 度な粘 性 を持つ接 着 材 を加 圧 注入 し硬 化させ る ことによ り

ひびわ れ空 隙を硬 化 材で充 嗔し

漏水の防 止な ら び に部 材 強 度の回 復 を 図る もの である

注入 工法による ひ び わ れ補 修の利 点 として は

適 度な接 着 力お よび強 度 を 有する接 着 材 料で ひ び わ れ面を 固着する こ と によ りひ び わ れ発生 以 前の コ ンク リ

ト部材と 同等の強 度回復が期 待で き る点が挙 げられ るが21

さ らに伸 び能 力 を 有す る 接 着 材 料を使 用する こ と により

接 着 材 料の変 形 能が靭 性の 向上に寄与し

元来コン ク リ

トが持つ 性 的な性 質の改 善 も期 待で き るものと考え ら れ る。 特にエ ポ キ シ 樹脂 に よ る梁 部 材の注 入補 修で は他の修 方 法よ り も 剛 性な らびに勒 性回復が優れ る との報告も あ る3}

 ま た最 近で は

高 強 度コ ンク リ

トの建 築 構 造 物へ の 適 用

研究が盛んで あ る が, 従 来の普 通 強度の コ ンク リ

トに加えて 高 強 度 域の コ ン クリ

トの 補 修の 必要 性 も考 慮する と

広 範 囲な コ ク リ

ト強 度で の補 修 材料 の 補 修 効 果を明ら かにす る必 要が あ る。 特に強 度の増 大 に伴い

コ ンク リ

トの 破 壊は 脆性 的な傾 向を示すこと が指摘 さ れて お りq )

S )

の 補修につ い て は強 度 回 復の みな らず 勒性の 上も付 与で きることが望ま しい  以 上の諸 点 を明 ら かにす る た めには

さ まざま な強 度 およびひ び わ れ幅を有する コ ン ク リ

トの 補 修 後の強度 性に及 ぼ す補 修 材 料の性 質 を材料レベ ル で明 確に す る 必 要が あ る が

これ らにす る研究例は少ない ひ び わ れ 内 部へ の樹 脂の充 填 性 に関 し ては筆 者 ら が 樹 脂の 性 質

ひび わ れ幅

注 入 圧等にし定式 的な関 係を明ら か に し てい る6)

今 泉

国原ら は接 着さ れ た部 材の 力 学性 状 iご関 す る 研 究7}酬 で

ひ び わ れ 補 修 後の コ ン ク リ

トの 純 引 張 強 度お よ び割 裂 強 度に及ぼす接 着 剤の性 質の影 響 * 宇 都宮 大 学学 部 建 設 学 科  助 手

* * 宇 都 宮 大 学工学 部 建 設 学 科  教 授

工博 * 林 宇 都 宮 大 学   大 学 院生

Research Assoc

Dept

 of Architecture and  Civil Engineering

 Facui

ty of  Engineerlng

 Utsunomiya Umv

Dr

 Eng

Prof

 Dept

 of Architectu[e and Civil Engineering

 Facu[しy of En

gineer{ng

 Utsunomiya Univ

Dr

 Eng

(2)

NII-Electronic Library Service を検 討してい る

。H .

D .

 

K

}einschrodt ]°1

硬 化 に よ り補 修し たコ ンク リ

トの破 壊エ ネル ギ

を求め た結 果

補 修 前よ りも破 壊エ ルギ

はや や向 上す る傾 向に あ る との報 告を行っ て いる。 し か し なが ら

広 範 囲の強 度域お よ びひび わ れ幅を有する コ ン クリ

トの補 修 後の 強 度 性 状お よ び靭 性にぼす 硬 化樹 脂の 性 質して検 討を行っ た例は見ら れ ない。   本 研 究は

エポ キシ樹 脂に よ りひび わ れ補 修し たコ ン ク リ

トの強度回 復 性 を, 切 り欠き を有するコ ンク リ

ト直 方 試 験 体の曲 げ試 験に よ り評 価す ること とし, 補修 前 後の試 験 体の曲 げ強 度な ら びに破 壊エ ネル ギ

に及 ぼ すコ ンク リ

ト強 度, ひびわ れ幅, エ ポ キシ樹 脂の引張 弾性係数等の影響を明ら か に す ること を目的と す る。 2

ひびわ れ補修 材料の評価方法   ひびわ れ補 修 後の強 度 性 状の評 価 方 法に は

モ ル タル 試 験 体の曲 げ試 験によ るもの m

コ ン ク リ

ト円柱 供 試 体の割 裂 試 験を用い た もの8,

9 , ,純 引 張 試験とし た もの η

せ ん断 試 験12 )に よ る もの な ど が あ る。 ま た

部 材 欠 損を 有す るコ ンク リ

ト試験 体の補修性 能を曲げ試験に よ り 評 価 してい る 例13 )も あ る

し か し な が ら

強 度 評 価 と 同 時に靭性評 価を行う た めには

安定した荷重

変位 曲線 か ら

破 壊 時ま で の 吸収エ ネルギ

を精 度よ く求め る必 要が あ る

そこで研究で は

近年その コ ンク リ

ト工 学へ の適 用が検 討さ れ てい る破 壊 力学 的手法に着 目

1

の破 壊靭性試験に よ り補修前 後のコ ンク リ

ト 試験 体の評 価を行うこと とし た。 す な わ ち

中央に切 り 欠きを有す るコ ン ク リ

ト試験体の 3 点曲げ試験を

健 全 試 験体お よび 曲げ破 壊 後リ ガメ ン ト部 (ひ び わ れ 破 壊 部分 ) を補 修し た試 験 体につ い て行い

荷 重

変 位 曲線 を求め最 大 曲げ強 度およ び破 壊 靭 性 値を求め た

破 壊 靭 性 値は

荷 重

変 位 曲 線で囲ま れ た面 積を破 壊 面の投 影 断 面 積で除し た破 壊エ ネルギ

ー G

。 14} と し た

 な お

本 評 価 方 法で は

ひ びわ れ補 修を行う試験体に は荷 重 履 歴によ り微 細ひびわ れの蓄 積し たいわ ゆ る フ ラ クチャ

プロ セ スゾ

ンが形 成され て おり, 健 全なコ ン ク リ

トを 樹 脂で接 着し た場 合で の評 価 値と は異 なる

また

補 修 後の試 験 体にも切り欠き部か ら強制的に

ひび われ を 発生さ れ る もの で ある。 し た がっ て

本試験方法 は

補 修 材 料の強 度 回復性 状 を 相 対 的に評 価 す る

試 験 方 法と位 置づ け ら れ る

 切 り欠き試 験 体で の曲 げ 強 度

fb

kgf

/cmZ )は 下式に より求め た1ω

 

 

 

fb

”5 ”(

況 9/2}

…・

………

(1・   こ こ に

      

1

:スパ ン 〔cm     

Fmax

最 大 荷 重 (

kgf

2

     mg :試 験 体 自重 〔

kgf

)         α :リ ガメ ン ト幅 (cm )      

b

:リガメ ン ト高さ (cm  ま た

破 壊エ ル ギ

ー G

. (

kgf

/cm >は

RILEM

が提 唱する下 式14〕 でめた。       Wo十 mg

δ,              

………一 ・

………一

(2 )      

GF

;        

Aiig

 こ こ に

     鵬 :荷 重

変 位 曲 線 下の面 積 (kgf

cm     mg :試 験 体の 自重 (kgf)      δ。;破断時の垂 直 変位 (cm )       Aii。 :リ ガメ ン トの垂 直 投 影 面 積 (cm2 )

3.

実 験 概 要 3

1 コ ン ク リ

トの種 類  コ ンクリ

トの強 度は

通 常 使 用さ れ る強 度に加え高 強 度 域を考 慮し

水セメ ン ト比 を25

35

50

65%の 4条件と し た

水セ メ ン ト比 25% お よ び 35% の条件 で は高 性 能 減 水 剤 アニ 特 殊 活 性 剤

WH  2000 を使 用し た

また

粗 骨材の絶対 容積はいずれの水セメ ン ト比で も4 OOIm3 

と し た

使 用 し た骨 材性 質 を表

1に コ ン ク リ

トの調 合条 件を表

一2

に示 す。 また

フ レッシュ コ ンク リ

トの性 質な ら び に材 令

9

週 (補 修 試 験 体 試 験 材 令 )で の強度性状を表

3に示す

1 骨 材の性 質 骨材 の 租 顕 産   地 最 大 寸法

鞭 辮   髯 単位容臓 里盈  〆[ 辮   銘 粗 粒 率 F

M

40t 破砕宰罵 翩 川 砂 鬼怒川 52

551

85 ユ

72

2

96

租骨材 川砂利 鬼緲 1202

600

411

6935

46

6713

8 表

2 コ ンク リ

トの調 合条 件 記 号 囎 3/a   % 卑 水uント比 W/C   % 詛骨材   o/鵬, 醐 SP

°

Cx % 水 C252542

74003

6 ユ29 C353542

74001

o153 C505042

7400

179 C656542

7400

197 備 脅 傘 セ メ ン ト里 皿 に対 す る皿揖 比 位   量  kg/ml セ メ ン ト 細 骨 材   粗骨材 516   790   1040 438  790    1040 358    790    1040 303   790     1040 表

3 フ レッ シュ コ ン ク リ

トの性質お よび材令9週で の強 度       性 状 記  号 鯲   T   ℃ スランプ  SL  cm スランプ フ ロ

値  m皿 空 気 皿 〔圧 力 法 )   髴 田 ロヨ強 度  fC  ε!αn2 剤裂強 度  ft  f1丗 静弼性係鮫   Ec

°

;qo5 fノロ駄2 C2529

524

0475x4502

473840

04

01 C3528

017

5 認5x3LO2

459233

24

22 C5026

516

0245x2 釦 1

548934

93

13 C6522

O20

540Dx430o

629231

02

51 備 考 岑fc/3割 線法に よ る静弾 性係馼 N工 工

Eleotronio  Library  

(3)

4 エ キ シ樹 脂の調 合 記                  号 R1R2 R3R4 主      剤 ロ

勧樹脂丘 勹

田15100 ユoo100100 硬化剤Hoユ 性 脂 肪 族r” ミン 60 20

靴 削 肆o

2 愛性万香槲 リアシ 2040 eo 60 骨       材 侮   準  砂

840 備 考  表中の教 字 は

主剤を100 とす る側匿比 表

5 エ ポキシ樹 脂の性質 記                  号 R1R2 R3 R4 粘        度      (cp 】 47510001920

引 張弾 性 係 教  Ee 〔  「!口り 10140002 ヱOOO26000 引 張阪 断 強 屋    (  fノ

α

の 34440400loo 引 張 破 断 伸 び 率       (勸 2153

82

10

4 強さ

〔 f1図2) 14

45L35D

358

8 コ ンクワ

ト 平滑面

の 付管 強 さ試 験 破 断 状 況

1A A A A 圧 縮 596540525535 モ ル タ ル母材の強度   ( f!

 

り 曲  げ 76

173

876

181

5 接   強 さ 試 験 接 魯 強 さ ( rノ  り 20

864

577

868

5 変動 係 融    (%)

8

112

414

4 破     断    状    況

R M M M 備 雪 ホ 旦コンク リ

ト下 地 と4x4cm 劃 冨治 貝 との接着5阪 強さ ‡2 A;鋸 治 貝との界 醐

R ;樹贓

M:鵬 断 3

2 エ 樹 脂の種 類   今 回は補 修 材 料の特 性とし て引 張 弾 性 係 数に着 目し

補 修 材 料に は硬 化 材の調 合 条 件に よ り引 張 弾性 係 数 を制 御で きるエ ポキシ樹 脂 を 使 用 すること と し た

使 用した 樹 脂は主 剤がエ

815

硬 化 剤

No .

1が変 性 脂 肪 族ポリア ミ ン 硬 化 剤No

2が変性 芳 香族ポ リア ミ ン で あり

硬 化 剤No

1とNo

2の混 合 比 率を変える こ とに よ り引 張 弾性係数 を変化さ せ た

すな わち実施工で用い られて い るエ ポ キ シ 樹 脂の弾 性 係 数 よりも広 範 囲の条 件 を設定す ること と し, 計4種 類の調 合 条 件 を設 定し た

なお

最も引張 弾 性 係 数の大きい条 件で は骨 材 を混入 し

そ れ に は セ メ ン ト の物 理 試 験 用に用い られ て い る豊 浦 産 標 準 砂 を使 用 し た。 樹 脂の重 量 調 合 比 を表

4に示 す

3

3 エ ポ キシ樹 脂の性 質   表

5中に はエ キ シ樹 脂の各 種 性 質 を 示し た

樹 脂 の引張 弾 性 係 数

引 張 破 断 時 強 度

引 張 破 断 時 伸 び等は

JIS

 K6911 に従っ た。 試 験 体は ひびわ れ補 修に用い た もの と同様の条 件で作 製

養 生 (20℃

60 %

RH

) し

試 験 材 令も補 修 後の曲 げ 試験と 同

と し た

コ ン ク リ

ト平 滑 面へ の付 着 強 さは

樹 脂の コ ン クリ

ト面へ の接 着 強さ の参 考 値とし て求め た。 40×40mm の付 着 而 積 を もつ 金 属 冶 具を グラ インダ

処 理し たコ ン ク リ

ト面 に 樹 脂で接着し

1週 間 後に引張訟験 を行い最 大 荷 重 を 接 着 面 積で除し付 着 強さ と し た

使用 し たコ ンク リ

ト 標点 (間 隔IO  m)

       

樹脂充填 r

    …         

r

1

渥,

   

_.

_.

−r・

          鴎

…”

1

二;剛

切 り欠き

O

f

1 試 験 体の概 要 強 度は 400

 600 kgcm2 の範 囲で あっ た

接 着強 さは

JIS

 A 6024 建 築 補 修 用 注 入エ ポキシ樹 脂 」にじ て求 めた

す な わ ち

JIS

 

R

 5201 に より作 製し た 40×40× 160mm の モ ル タ ル試 験 体の曲 げ試 験を行い その後 40 ×40mm の型 枠 脱 型 面2面 を1mm の鋼 線 を 介し挟み, そ の間に樹 脂 を 注 入し接 着させ

1週 間 養 生 後 曲 げ 試 験 を行い

曲 げ強 度を求め接着 強さ と し た

3

4  試 験

f

本概 要  3点 曲げ 試験に用い るコ ン ク リ

ト試 験 体の寸 法は ユ00×100 ×450mm で

リガメ ン ト長 さは試 験体せ いの 1〆2の 50mm と し

試 験体数は各条 件に つ い て 3体と し た

試 験 体の概要を 図

ユ に示す

試 験体は鋼製型枠 に打

設後2日で脱 型, 以後 20℃ で水中 養 生 と し た

材 令 8週 囲に切 り欠き試 験 体の曲 げ試 験 を行っ た。 試 験 体 の切り欠 きは試 験 直 前に コンクリ

トカッ タ

で作 製し た

曲 げ試 験 後の破 断 試 験 体は 20℃

60%

RH

の恒温 恒湿室で 24時間乾 燥 後, 破断面をエ ポ キ シ樹 脂に よ り 接 着 補 修し た

3

5 補 修方 法の概 要  エポ キ シ樹脂によ る接着 補修の順は以 下の とお りで あ る。 曲げ試験 によ り破断 し た試 験 体の切 り欠き間に木 製ス ペ

を挟み継ぎ合わ せ

リ ガメン ト間に所 定の 隙 間 幅を作る

試 験 体は リ ガメ ン ト部が下 面に な る よ う 横に置き

ひび わ れ部を は く離 性 ウレタン系シ

ル材で 上面 以 外を除き 3面シ

ルする。 3時間後シ

ル材が硬 化し てか ら

ス ペ

を 外 し

エ ポキ シ樹脂 を注 射器 を用い ひびわ れ間に ひびわ れ上部か ら注入 す る

。5

6

時問後にさ らに予備注入 を行い隙間を完 全に樹 脂で充 填 す る

その 後 再 度スペ

を 切 りに挟 み3日 間

生し

t

ル材を剥 レ曲げ試 験ま で約

4

日間養生す る

な お

粘度が最 も大きい

R4

で はひ び わ れへ の注 入 が不 可 能であっ た た め

ひび れ面へ 樹 脂 を 直 接 塗 布 し

所 定の ひび わ れ幅が得ら れ る よ うに切 り欠き部にス ペ

を挟みひび わ れ面を接着さ せ るこ と と し た

 ひ び われ条 件は

0

5

L5

3

Omm の 3段 階とし た

あ ら か じ め曲 げ 試 験によ る破 断 前な ら びに樹 脂 補 修 後に 試 験 体 側 面に貼っ た標 点 間の距 離をコ ンタ ク トゲ

ジに より測定し

そ の差か らひび わ れ幅を求め るこ と と し

(4)

NII-Electronic Library Service 打   設 8

6

8

δ

NO

Q

6

Ψ

叭 閃 =

V

2 実験手順

QjQ

8 訳 罰 =

o                                                o

一 一

  .

o1

11

。 望」

一一

o                                                 o 平 平

図 荷 重        ロ

ドセ ル

   

,リ。ブ ゲ

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

→ /

r

  

1

Ω

0       0

  

Q

          槭 変位計

      

面図

3 曲げ試験 概 要

400

  300

 

。。

 

100 00 図

4

5

\ 葛 ヱ

100

go

80D −   70

60

  0

1     0

2     

0.

3

     0

_

4      垂直変位 (  ) 曲 げ試 験 結 果 (補 修 前コ ンク リ

ト) O

20

0,18

  H

   き

      マ O

16  鴫      

lo

14 罍

   

50

      0    1

0   2

0   

3,

0

   

4.

0   5

0         セメン ト水比

C

W

5 セ メ ン ト水比 と 強 度 性状 {補 修 前:コン クリ

ト)

評 oq 扇 \ o ヨ V21a D10 所 定の ひび わ れ幅が得ら れ る よ うス ペ

の厚さを調 節 し た。  補 修 後の試 験 体の曲 げ試 験は材 令8週の 曲げ試 験か ら 1週 間後の 9週 目に行っ た

  以 上の実 験 手 順を図

2にま と めてasす

3

6 曲 げ試 験の概 要  曲 げ試 験は以 下の要 領で行っ た

油 圧サ

ボ型 載 荷 試 験 機に試 験 体を図

3の よ う に 取 り付け

試 験 体 中 央に

定 速 度 10 

 12 kgsec)で載 荷し た

垂直荷 重は 500g 感 度の ロ

ドセ ル に て検 出

裁 荷 点 下 部の 垂 直 変 位は冶 具に取 付 けた G

005mm 感 度の変 位 計に よ り2 点 測 定し

れもデ

タ ア ナ ライザに 入力し

0.lsec

の 間 隔で記 録した。 変位計の取付 冶具は支 点 部のめ り込 み の影 響 を 除 去 す る との意 図に よる

。XY

レコ

に 荷重

変位曲線を同時に記 録し た

荷 重

変 位 曲 線の安 定 性を確 認する ために

リ ガメ ン ト端 部 (試験 体 中央 )の 開 口変位も参 考 値と し て ク リッ プ ゲ

ジにて計測し た

ひ びわ れ破 断 時の垂 直 変 位 δ。は

タ ア ナ ラ イザに 記録し た デ

タ を 分析 し変位が急 激に増 加し始め た点 と した

4.

実 験 結 果およ び 考 察 4

1 補 修 前の試 験 体に関す る果 お よび考察  図

4に材

8

週で の健 全 試 験体の荷 重

変位測 定 結 果例を 示す

荷重

変位 曲 線は破 断 時 まで安 定 し た曲線 と なっ ている

本 図よ り低 水セ メ ン ト比の試 験 体ほ ど最 大耐力 な らびに初期の剛性は増 加する が 大荷重後の 荷重

変 位曲線の落ち 込 みの程 度 が 大き く な る傾 向に あ り

曲線で囲ま れ る面 積は必 ずしも増 大し ていない

 図

5に

8

週 目で の曲げ強度お よび破 壊ル ギ

測 定 値と セメ ン ト水 比との関 係 を示す

試 験 体 総 数 は 36本であり その平 均 値で示 し た

曲 げ 強 度は セ メ ン ト水 比が大きく な る ほど増 大す る傾 向にあるが 破 壊エ ネル ギ

は セ メ ン ト水 比に単 純に比例せず 高セ メ ン ト水 比で頭 打ち の傾向が

あ る。 す な わ ちペ

ス トマ ト リッ ク ス の強 度が増大 す る ほ どコ ン ク リ

トの強度は 大 き くな

4

N工 工

Eleotronio  Library  

(5)

6 曲げ強 度 測 定 結 果 樹 脂の種 類 R1 R2 K3 R4 Ee    f!  2LO 140002100026000 瞰 幅 h  m 皿 コ万 丿

ト の 種類 fb 平均伍  f/

 

2 耡 蠍 % fb 平均値  f/q薗2 鋤 鬮 罵 fb 平 均篋  f!cゴ 鋤 鰍 罵 fb 平 灼 値   f/cゴ 鋤 鰍 男 o

5C25C35C50C65 L7

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量 15

且 表

8 曲 げ試 験で の破 壊状 況

樹 脂の 田 類 R1 R2 R3 R4 Ee  fノ  z10 140002100028000 碍舳幅 h  mm ユ別

ト の種煩 且 23123123123 o

5C251 工 1

一    

CI

 

CI

一 一

C C35111CICCICCCCC

C5011

CCCICICC

 

CC C6511 【 CCC 工

 

C

一 一    

L5C25111CIC 【 CICIC 兀 c工 CCC C35111CCCICCCC

CC C50111CCCCCCCCc C65

一 一 一 一 一   一

CI

CCCI 3

0C25111CICICICIC 工 CICC

C C35111CICICICCCCCC C50111cCCICcCCCC C65x

一 曹

CICI

c

一 冒

CCC 僞 書

   引

c:コ甥

ト破断

1二界 面破断

CI ;コ協 丿

卜破断十界面破断

;樹脂充填不良 る が

吸収エ ルギ

は比 例して増 加せず

脆 性 的にな る傾 向があるとい え る

こ の ような脆 性 化の理 由とし て は

ス トマ ト リ ッ ク ス の強 度が大き く な る ほど

ひ びわ れ の進 展は骨材とペ

ス ト界 面 間の伝 播か ら骨 材を 貫通 す る破 壊モ

ドに移 行し, 骨材のブ リッジング効 果 が減少する こ と が挙 げられ る5, g こ の こ と は, 破 断 面の 観 察 結 果か らも推 察で き

C50

 C65 の高 水セ メ ン ト 0

_

1    

0.2

    

0■3

   垂直変位 (慨m) 図

6  曲 げ試 験 結 果 (補 修 後コ ン クリ

ト〉 0

4

比 試 験 体の破 断 面で は骨材が破 断せず凹凸 状とな っ て い るの に対し,

C25

等の低 水セ メ ン ト比 試 験 体の破 断 面 で は骨 材 が 破 断し平 坦になる傾 向があっ た。 4

2  補 修 後 試 験 体の実 験 結 果   表

6に補 修 後の曲 げ試 験で得ら れた曲 げ強 度 平 均 値 お よ び変 動 係 数を

7に破 壊エ ネル ギ

の平均値お よ び変 動 係 数を ま と めて示 し た

  表

一8

に補 修 試 験 体 破 壊 後の破 壊 状 況を ま と めて示 し た。 破 壊の状況に よ り

,C

:コ ンク リ

ト破 断 (コ ン ク リ

ト母材が破 断す る)

1

:界 面 破 断 (樹 脂 とコ ン ク リ

ト面が剥が れ て破断する

CI

C

と1の複 合に分 類し た

な お, い ずれの条件で も樹 脂 自体の破 断は観 察され な かっ た

全 体 的に樹 脂の引 張 弾 性 係 数が大 きくな る ほ ど破 壊モ

ドは界 面 破壊か らコ ン ク リ

ト破 壊に移 行す る傾 陶に あ る。 な お

樹 脂

RI

は すべ ての条件で樹脂の

の み界 面と な り試 験完 全 破 断に は至っ て い ない これは

RI

の伸び能 力に起 因するもの で あ る

し た がっ て,垂 直 変 位は明確な最 大 値 を示さ ないが

G

。 を求める場 合に は荷 重がほ ぼ 0とな る垂 直 変 位4mm を最 大 値とし た。   図

6に補 修 後の曲 げ 試 験で得ら れ た荷重

変 位 曲 線 の測 定 例を示す。 水セ メ

ン ト比

35

ひ び わ れ幅

3.

O

mm の場合に つ い て示し た

エポキ シ樹 脂の引張弾 性係 数が小さ く な る ほ ど荷 重

変 位 曲 線は偏 平な曲線にな り

荷重に対す る変形 量が大き く な る

ただし, 最大荷重な ら びに初期剛性は低下す る

し た がっ て

補修後の曲げ 試 験で の荷 重

変位 特 性 は

使 用 し たエ ポ キ シ 樹 脂の性 質を反 映してお り

高 引 張弾性 係 数の樹脂 を用いる ほ ど 強 度な ら びに剛 性は大き く なり

低引張弾性 係 数の樹 脂 を 用いる ほ ど 強度は低 下するが変 形 能は大き く な る傾 向 が あ る

引張弾 性 係 数の最 も大きいエ ポ キ シ樹脂

R4

(6)

NII-Electronic Library Service (

°

°

5

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  40 20

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   O     1

0

    2

0    3

 O   O         樹脂の引 張弾 性係数 Ee  (ilO‘kgf/cm2 )        図

7 補修 試 験体の曲 げ強 度 と樹 脂の引 張 弾性係 数と の関係  

1.

0   2

0   3

0 100 100 0     0 6     6 0     0 8     6 (

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80 60 40 20 O       D       O    O     l

0    2

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0    2

0    3

0   0     1

0    2

0    ひび わ れ幅 h  (皿皿)  図

一8

補 修 試 験 体の曲 げ強 度 とひびわ れ幅と の関係 3

0 で補修 し た結果 を み る と補 修 前よりも最 大 荷 重は大き く なっ て お り耐 力は向上 してい る。 ま た

荷 重

変 位 曲 線 で 囲 ま れ た面積も増 加してお り

吸 収エ ル ギ

も増 大 している

し た がっ て

適度な引 張 弾 性 係 数の エ ポ キシ 樹脂を使用す ることに より

補 修 後の剛 性な らびに靭 性 の向上が可 能といえ る

4

3 曲 げ 強度に関する考 察  図

7に 修 試 験 体曲 げ 強 度と樹 脂の引 張 弾 性 係 数 との関 係 を試 験体の水セ メン ト比別に示す

各 水セ メ ン ト比の条 件に おい て エ ポキ シ 樹 脂の引 張弾 性 係 数が大 きく な る ほど曲 げ強 度は増 大する

張弾性係 数のも 大きい樹 脂

R4

で は

補 修 前の試 験 体と ほ ぼ 同程 度の 曲げ強 度の回 復が得られ る

ま た, 高 引張 弾 性 係数の樹 脂では水セ メ ン ト比が大き くな る ほど補 修 後の曲 げ強度 は低 下す る傾 向があるが

低 引 張 弾 性 係 数の樹 脂

R1

では

試験体の水セ メ ン ト比に か か わ らず 曲げ強 度は ほ ぼ同じ値を示す

すな わ ち, 樹 脂の引 張弾性 係数が大き く なる ほど, 曲 げ強 度はコ ンク リ

トの強 度に依 存し

樹脂の引張 弾 性 係 数が小さい場 合に は曲げ 強度は樹脂の 性 質に依存す る とい え る。 この こ と は

8の 曲 げ試 験での破 断 状 況で

低 引 張 弾 性 係 数の樹 脂の場 合は樹 脂 とコ ン ク リ

ト界面で破 断す る 場 合 が 多い の に対し

高 引 張 弾 性 係 数の樹 脂の場 合はコ ンク リ

ト母 材で の破 断 が多く な ること か ら も推 察で き る。 こ の理由に は

接 着 剤の張 弾 性 係 数が小さ く なる ほど接 着 界 面に働く引 張 応 力が高くなるこ と15)

5実 験 結 果示 す よ う , 今 回 用いたエ 樹 脂で は引 張 弾 性 係 数が小さい もの ほどコ ン クリ

ト破 断 面と の接 着 力が低 下する傾 向にあ ること な ど が考えられ る。  図

一8

に曲げ強度と ひ び わ れ幅の閧 係を水セ メ ン ト比 別に示し た

引張 弾 性 係 数の低い樹 脂では

ひ びわ れ幅 が大き く な る ほ ど補 修 後の試 験 体の曲げ強 度は低下 す る 傾 向がある

し かしな がら樹 脂の引 張 弾 性 係 数 が 大き く な る ほ どこ の傾 向は不 明確にな り

高 引 張 弾 性 係 数の樹 脂では補 修 後の曲げ強 度は補 修 前とほ ぼ同じ値か大き な 値を示す。 し た がっ て

樹 脂の引 張 弾 性 係 数が小さくな る ほ ど

補修 後の強 度はひび わ れ幅の影 響を受け やすい と考え ら れ る。 ひび わ れ幅 0

5mm におい て

曲げ強 度 が低 下す るもの が あ る がこれ は樹 脂の充 填 不 良が原 因と 思わ れ る

4

4 破 壊エ ル ギ

に関 する考 察  図

9に破 壊エ ル ギ

ー G

. と樹 脂の引張弾性 係 数と の関 係を水セ メ ン ト比 別に示 す

各 条 件におい て

GF

は 補 修 前よりも同 等ある い は そ れ以上 とな っ て お り

樹 脂

6

N工 工

Eleotronio  Library  

(7)

0

          8

L

      a    

日 り \ 幅 切 』

o

6t 等  o

4 ミ

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O.2

    0       0

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O

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5 o

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0    3

0   0     1

0    2

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O   O     l

0    2

0    3

0

  0        樹脂の引張弾 性係 数 Ee 

(IIO‘kgf /cm2 )       図

9 補 修 試 験 体の破 壊エ

と樹 脂の引 張 弾 性 係 数との 関 係 1

0    2

0    3

O Ol 80

5

\ 触 豐 V

61 聾  o

4 ミ 畳 H O

2     025    35   45   55 1

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   O      O      D 65   25   35   45 

 55   65   25   35   45   55   65   25   

35

  45   55   65    水セ メン ト比

W

/C  (

X

) 図

一10

 補 修 試 験体の破 壊エ ル ギ

と水セメン ト比との関 係 を用

い補修す ることに より吸 収エ ル ギ

の点で は増 加 傾 向が見ら れ る。 各 水セ メ ン ト比の条 件において, 樹 脂 の 張弾 性係 数が小さ く な る ほど

GF

は直 線 的に増大し 曲 げ強 度 とは逆の傾向を 示 す

す なわ ち

変形 能の大 き い樹脂ほど補修 後の コ ン ク リ

トの破 壊エ ネル ギ

は大 き く な る

ま た

樹 脂の引張 弾 性 係 数が大き く なる ほ ど

破 壊エ ネ

ル ギ

は単 純に減 少せ ず

引 張 弾 性 係 数2

ok

lO4 

kgf

cm2 付 近で最 小 値と な り, それ以 上の引 張弾性 係 数で は同等あるいは や や向上する傾 向が ある。 特に水 セ メ ン ト比 50

65%の条件で顕 著である。  ひび わ れ幅と破 壊エ ルギ

との 関 係は明 確で は な く

各ひび わ れ幅の条件と も ほ ぼ 同 じ破壊エ ネルギ

値 を示す

 図

10に補修 後の試験 体め破 壊ル ギ

と水セメ ン ト比 との関 係を補 修 樹 脂の引 張弾 性係 数 別に示し た。 各 引 張 弾 性 係 数の条 件におい て

破 壊エ ネル ギ

は水セ メン ト比が小さ く な る ほ ど

大き く な る が

,w

C

35

% で

と な り

C =25

% で は逆に減少す る傾 向が あ る。 こ の傾 向は低引張弾性 係数の樹脂ほ ど顕 著であ る。 すな わ ち

コ ン クリ

ト強 度が増 大す る と

樹 脂 補 修に よ る靭性は単純に 比例せず, あ るコ ンク リ

ト強度で最 大と な る

こ の理由と して は

5に示し た よ うに 水セ メ ン ト比で はコ ン ク リ ニ ト母材 自体が脆 性 的に な る ことが挙 げら れ るが, 他の要 因 とし て接 着 破 壊 面の状態 の差 異 が考え ら れる

す な わち

低 水セ メン ト比の コ ン ク リ

トで は組 織が緻 密に な る ため

樹 脂が接着 す る 際 の アンカ

効果が低 下し接 着 力が十 分得ら れ ない こと

補 修 前の 曲 げ 試 験によ るコ ン クリ

ト破 断 面が 骨材の 破 断 を含めた平 滑 面である た め

補 修 後の曲 げ試 験に おい て骨材の凹凸による ひびわ れ進 展の抵 抗 効 果が低 減す る こと な ど が考え られ る。 4

5 回復率に関す る考 察  図

11に はげ強 度のと樹 脂

張 弾 性 係 数 との関 係を示し た

両 者 には比 例 関 係が 見 ら れ る が

ひ びわれ幅3

Omm では 各 水セ メ ン ト比の条 件 と も樹 脂 の 引張 弾 性係 数が2

0×10‘  kgfcm2 付 近で回復 率が 1 と な る

ひ び われ幅が小さ く なる ほど, 回復 率と引 張弾 性 係 数 との関 係はコ ク リ

トの条 件に よっ て異な る傾 向にあ る

特に水セ メ ン ト比25% の条 件で は条件 よ り も 回復 率が 低く な る

し たがっ て, ひびわ れ幅が大 きい場 合に は

強 度の回 復 性は樹 脂の性 質に依 存す る

が,

ひび わ れ幅が小さ く な るほど, コ ンクリ

トの条 件に影 響 を受け や す く な るといえ る

  図

12 に は

補 修 前 後で の破 壊エ ル ギ

の回 復 率

(8)

NII-Electronic Library Service   1

4 Ω

r

 1

2Q 榲 1

0 埋

0

8 \ ρ O

6He  

o,

4

2

   

0

     

0

LO

1

41

21

00

8O

6o

40

2

1

41

21

0o

8o

6O

4O

2       0       

0

2.

0

      3

O    O       1

0      2

0      3

 e   O       樹脂の引張弾性 係数 Ee  (*10‘kgf /cm2)      図

11 曲 げ強 度の回 復 率と樹 脂の引張 弾 性 係 数との関 係 LO 2

0 3

0   7

OO  6

09 温

5.0

4.o

\ 国 3

oo    2

0

・ ・     0       0 1

o

7.

O6

05

04

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06

05

04

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02

O1

O      

0

                       

0

2

0      3

0    0       1

0      2

_

0      

3.O

    

O

      樹脂の引張弾 性係 数 Ee  (*10‘

kgf

/cmZ )   図

12 破 壊エ

回 復 率と樹 脂の引 張 弾 性 係 数との関 係 一 囗 :

C25

△ :C350 :C50 ◇ :

C65

く C

x

Lo

一 一

1.

0 2

0 3

0

と樹 脂の引 張 弾 性 係 数とのを示し た。 各ひび わ れ幅 の条 件と も

樹 脂の引張弾性係数が増加す る ほ ど回復率 は減 少 し

樹 脂の 引 張弾性係数 2

O ×  10‘  

kgf

cm2 前 後 で回 復 率は1を示 す。 ま た

そ れ以上の 引張 弾 性 係 数で は回 復 率はや や 上 昇 する傾 向に あ る。 水セ メ ン ト

tt

 25 % で は回 復 率の変 化は少な い

5.

結  論  エポ キシ樹 脂に よる ひびわ れ補 修 前 後の試 験 体の曲 げ 強 度な ら びに破 壊エ ルギ

に及ぽす樹 脂の引 張 弾 性 係 数

コ ン ク リ

ト強 度

ひび わ れ幅等の影 響につ い て検 討し た結 果

本 実 験の範 囲で以 下が明ら かになっ た。 (1) 今 回 使 用し たエ ポ キ シ樹 脂では引 張 弾 性 係 数が大 き く なるほ ど補 修 後の試 験 体のげ強 度は大き く な る傾 向が あ る

(2) 補 修 後の試 験 体の曲げ強 度は

ひび わ れ幅が大き く なる ほ ど小さ くな る傾 向があり

それは樹 脂の引 張 弾 性 係 数が低 くなる ほ ど顕 著に見 られる

(3 )補修後の試 験体の破 壊エ ルギ

補 修 前よ り も同 等 あるい はそれ以 上 とな り, 樹 脂の引張 弾 性 係 数が 小さ く なる ほ ど直線 的に増 大する

ま た

引 張 弾 性 係 数 が2

0×10‘  kgfcm2 前 後で最 小 値とな る傾 向が あっ た。 (4 ) コ ン ク リ

ト強度が増大す る と樹脂 補修によ る破 壊エ ネルギ

は単純に比例せず,

IVIC=35

%前 後で ピ

ク と な り そ れ以 上は減少傾 向を示す

これ は低 引 張 弾 性 係 数の樹 脂ほど顕著で あ る。  今 後の課 題と して

広範囲の材質の補修 材料の評価

部 材レ ベ ル での評 価へ の 対 応

混 合 破 壊モ

ドでの 評 価 等がげられ る

謝   辞   実 験 試 料に ご協 力 頂き ま し た

ダ イヤ リフ ォ

ム (株), 山宗 化 学 (株)な ら びにサン ユ レジン (株 )に感 謝 いた します

また実 験にご協 力 頂 き まし たス ミセコ ン ク リ

トエ ニ ア リン グ(株 )な らびに金 子 和 人 氏 (宇 大 技 官 }

高 瀬 憲 克 氏 (元 宇 都 宮 大 学 院 生

現 住 友 建 設 ) に感 謝い たしま す。 参 考 文 献 1) 日本コ ン ク

ト工学 協会 :コ ク リ

トの ひび わ れ調   査

補修

補強 指針

pp

89

ユ03

2) Collins

 F

 aロd Roper

 H

:Laboratory Investigation of

  Shear Repairof Reinforced Concrete Bearnes Lc

aded  in   Flexure

 ACI  Materials亅ournal

 Vol

97

 No

2

 pp

ユ49

   

159

March

April

1990

3) 

Basunbul

1

 A

 

Gubati

 A

A

Al

Sulairnani

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  and  Baluch

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Repaired  Reinforced 

Concrete

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 ACI Materialsournat

 Vol

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4) Shah

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Fracture Toughness  for High

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Jeurnal

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1990 5) 野 村 希 晶

三橋 博三

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林 好 正 :接 着された    部材の力 学 的 性 状に関する研 究 〔そ の 3 ひび わ れ性 状   が割 裂 接 着 強 度に及ぼす影 響の検 討)

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 A 6024;建築 補修用 注 入エ ポキシ脂 長滝 重 義

岡 本 享 久

曽 我 寿 考 :断 面 修 復した鉄 筋コ ン クリ

トは り の 学 挙 動と 合 理的 補 修設 計 法 の 提案

コ ン ク リ

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7 柿 崎 正 義

枝 広 英 俊 ;コ ン ク リ

ト構造 物の 向 上に 向 けて

その2

補修 方法はどれ が よい か

セ メ ント

コ ン ク リ

トNo

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FMC   Committee;Determination of the Fracture

Energy of Mortar and 

Concre

しe by Means of Three

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 RILEM

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 Proceedings of  an  InternationaL Sympo

sium  Organized by RILEM  Technical Committee 52

sept

 pp

16

19

 1986

表 一 4   エ ポ キ シ 樹 脂 の 調 合 記                  号 R1R2 R3R4 主      剤 ロ ’勧 樹脂 丘 勹 一田 15100 ユ oo100100 硬化剤 Ho ユ 変 性 脂 肪 族 r ” ミ ン 60 20 一 一 靴 削 肆o .2 愛 性 万 香槲 リアシ 2040 eo 60 骨       材 侮   準  砂 一 一 一 840 備  考  表 中 の 教 字 は . 主剤 を 100 とす る 側 匿比 表 一 5   エ ポ キ シ 樹 脂
表 一 6  曲 げ 強 度 測 定 結 果 樹 脂 の 種 類 R1 R2 K3 R4 Ee       f !  2LO 140002100026000 瞰 幅 h   m 皿 コ 万 丿 一トの 種 類 fb 平均伍   f /   2 耡蠍 % fb 平均 値 f/q 薗 2 鋤鬮 罵 fb平 均 篋 f!c ゴ 鋤鰍 罵 fb 平 灼 値 f/c ゴ 鋤鰍 男 o . 5C25C35C50C65 L7 , 334 、 945 .125 .5 33 . 122,64.3圏、1 一68 . 244.4

参照

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