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新耐震設計法ならびに地震時塑性層間変位を考慮した鉄筋コンクリート骨組の最適設計

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(1)

K

論  文

l

UOC :624

02 :624

042

7 :620

1 日本建築 学会 構 造 系 論 文 報 告樂 第 377 号

昭和 62 年 7月

新 耐 震 設 計 法

な ら

震 時塑

性 層

し た

       

鉄 筋

ト骨

適 設 計

正 会 員

 

1.

序  筆 者は, これ ま で既報 1)

3) に おいて終 局 強 度 設 計 法お よび弾 性 解析結 果に基づ く静 的な らびに動的な荷重を受 ける鉄 筋コ ン ク リ

ト (以 下

RC

と略 記)骨 組の最 適 設 計 法につ いて報告し た

し か し, わ が国で常用の新耐 震 設 計 法お よび日本 建 築 学 会

RC

構 造 計算規 準4) に準拠 する

RC

適設計法につ い ては未検討であっ た。 最 適 設 計の役 割の

つ は 所 定の設計条件の も と に適 設 計さ れ た骨組の特徴お よびその力 学的性を明ら かに する ことに よ り, よ り適 切な設 計 方 法の建 設 を図る とこ ろ に あ る

 その た め

本研究で は まず 現行の 日本建 築 学 会

RC

構 造計 算規準に基づ く

RC

骨 組の最 適 設 計 法 を提 示し

かつ こ の法を適 用し た解 析 例を通 して設 計 解の特 徴 を 明ら かにす る と と もに

平 力 作 用 時の単 調 載 荷 弾 塑 性 解 析お よ び大 地 震 時を想 定し た実 地 震 波に よる弾 塑 性 地 震応 答解析に よ り設計骨 組の力学 的性 能な ら びにその特 長お よび欠 点を論じ るこ と と し た。  とこ ろで現 行の RC 設 計 規 準に よっ て最 適 設 計 し た 骨組は, 骨組お よ び そ の構 成部材の強 度 的 条 件お よ び弾 性 変形条件は満足 して い て も大地震 時の骨 組の塑 性 変 形 まで考 慮 する と骨 組の 剛 性が不 足 すること が 考え ら れ る。 こ の た め

本 研 究ではこ の よ うな場 合に対 応する設 計 法と して

大 地 震 時に お け る骨 組の塑 性 層 間 変 位の最 大値分布を指 定し た許 容 値に等し くする ために必 要 な弾 性 層 剛 性 分 布を求め る設 計 法をこれ まで示した最 適 設 計 理論!) を 用い てう方 法を提案する。  な お

地 震 時の 応 答 変 位を制 御す る最 適 設 計 法につ い て は, 鋼 構 造に関 して は すで に中村ら 5 )

6 ) に よ り示さ れ ている

。・

しか し

こ れ らの研 究はい ずれ も弾 性 応 答ま た は弾 性 骨 組に対する設 計 法で あ り, 本論で示す よ う な 骨 組の塑 性 変 位 応 答につ い て は考 慮さ れて い ない

また

RC

構 造に関しては塑 性 変 位 応 答ス ペ ク トルを用い て応 答変位 を 算 定 し

これ を 設 計に組み込 ん だZagajeski ら

の研 究7] 以 外は今の とこ ろ 見 う け られ ない

 

2.

設 計 方 針 * 名 古 屋 大 学   助 手

  (昭 和 62 年 1 月 12日原稿 受理 )  現行の設 計規 準拠す る最適 設計は

,1

次設計およ び

2

次設計よ り成り,

1

次設計で は許容応 力 度 設 計 法に 基づ く骨 組の最 小 重 量 設 計 を行う

1 次設計解は

部材 の断 面 設 計 を許容応 力度設計法で行う以 外は

全 体 骨 組 の最 適 解 を精 度よ く推 定す る既報Z) に示し た設計法を そ の ま ま 用いて求める

2次 設 計で は

保有水平耐力条件 お よ び本 研 究でた に設定し た骨組の節点にお け る降伏 形 をは り降伏 形 とす る条 件に よ り

1

次 設計解の検定を行 い 満 足し ない 場 合は断 面変更を行う

  次い で上 記方法に よ り設 計し た骨 組につ い て

大 地 震 時 塑性層間変位の大値分布を次に示す方 法により推 定し

推 定 値 が 指 定し た許容値よ

り大な る場合は

塑性 層 間変位が許容値と等し く な るに必 要な弾 性 層 剛 性 分 布 を求め, こ の分布に基づ いて部材断 面の変 更 を行 う。 こ れ は

現行の設 計 規準により最 適 設計し た骨 組につ い て の地震波を用い た大地震 時を 想定し た弾 塑 性 応 答 解 析 の結果 い くつ の地 震 波に対し て骨組の塑 性 層 間変位 の最 大 値 がかな り大き く な り骨組の靱性確保が困難と な る ことが あるた め 用い る方 法であ る

地震 時塑性 層 間変 位の最 大 値 分 布は, 系の 復 元 力特性を

Degrading

 

Tri−

linear

(以下

D −Tri

と略記 )型 と し た時の国 内 外で記 録 され た計 64波の地震 波に対す る変 位 応 答の最 大 値 を 統計的に取り扱うこと に よ り作 成し た塑 性 変 位 応 答ス ペ ク トル お よびモ

ダル アナ リ シスならびに

RMS

法を用 いて弾性応答よ り推定す る。 ま た

必 要 弾 性 層 剛 性 分 布 は, 既報 2} に示 し た 層間変位制限を受け る RC 骨 組の最 小 重暈設 計 理 論 を適 用して求め る

 図

1は 以 上 示し た設 計 法の理フ ロ

チャ

トを 示したもの で

個々 の部 分につ い て は後節で説 明 す る

解 析 例と して 2例の RC 骨 組の設 計 例 をそ れ ぞれ の設 計法につ い て示 し

その考 察を行っ た

 

 

3.

新 耐震設計法に よ る RC 骨 組の最 小 重 量 設 計  

3,

1

 設 計 骨組

設計変数 お よ び作 用 荷 重   設 計骨組は既報2〕 と 同様

骨 組の幾 何 学 的 形 状 が 既 知 の柱 脚 固 定中 低 層RC 平 面

メ ン と し

各層の は り お よ び柱 断面 形状は そ れ ぞ れ

b

‘×

hb.

w (

i=

1

,…,

 

N

j

=L …,

n)の 矩 形 断 面お よ び Dj

t×DJ

t (ノ

1

,…,

n+1}の正方形 断 面 と す る

こ こ に 1Vは層 数

  n はス

52

(2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伽        1 :      1

I            I I                         I I           I r      I I      I 「      I l                                 I l      l           }

       

1

1    pw ≦PWu  

    I L

−… 一

i

 y

−一一一

一一一一

亅       珊         図

1 START  k

0 誕計用床 1慎伽1踵

層 重量      1 次固有周期 T1 の WI

俶 定 k

k+ l  B Ai 分布によ る設計 用せん断 力

必 要 水 亨耐力 [Qun }i の算 定 文 献2}の方 法に よ る水平力 時モ

メ ン ト の算定 N < k

1        Y 鉛 直荷重II缶モ

メ ン ト の仮定

i次 設 計

一一一

一一一一

許容応 力 度 設 計 法 に よ る ほ1

1

1

の 齪 お (41

(5>式に よ る柱 寸法の決 定 tの 面設計 t断 面 変 更 NP しc≦ptcu        > 「

2次 設 言卜

昌一

9 

『一

一一

一一一

「 保有水 平耐力Qyt の算 定 断 面 変 更 NQy

≧ (Q

.)1

        Y 断 面 変 更 IN λ £Mby ≦ ΣM、y

_

_____

 9

−一一

一一一一

平鴿

定鉛

)」与A

地 震 時 塑 性 層 聞 変位δpi の 算 定

L

…       N 必要弾性層 剛性 Ki の算定 必 要柱 寸法の算定 Wi の 算 定

固育値解忻によ る

T 【の算 定

収束》製

一 一

」 許 容 応 力 度蝨計 法によ る1次 設計

   2次 設計 STOP 最適設計法の理 フロ

チャ

ト パ ン数

,b

は は り幅で こ れ らは前もっ て指 定す る

 

設 計 変 数は; 骨 組 各 層に お け る は り全せい お よ び柱 全せ い DS‘とする

  1次 設 計 用 層せ ん断 力

Q

‘は, ん分布に基づ いて算 定 し, その際, 地 震 地域 係数

Z

お よび標準せ ん断力係数

C

。 の値 を

Z =LO

, 

C

=0,

2 とし, 振 動 特 性 係 数

R

,は 第二 種 地 盤 を想 定 して求める

2次設計に用い る各層の 必 要 水 平 耐 力

Q

n は, 構 造 特 性 係 数

Ds

, 形 状 係 数

F

。s および大 地 震 時の設 計 用 層せ ん断 力

Q

。d よ り求める

こ こ で は

1)s

 O

3

Fes

1

Oと し

 

Qud

を求める際は

Co;

1

0と し た

 3

2  制 約 条 件 お よび目的 関数   骨組 各 層お よ び部 材の各 危 険 断 面に お い て適 用した制 約 条 件 式は次の よ う であるZ〕

     0

004≦Ptb≦Ptbu

…・

…・

…・

………・

………・

(11      0

004≦Ptc≦Ptcu

−・

 

∵・

 (2)      

0,

002

≦P”≦P測u

…・

…………p……・

………r

(3)      

P

≧Dm、n

……・

…・

…・

……・

…・

……・

……・

(4 )      δ‘≦ δa (i

1

…,

N )

…・

…………・

………・

(5)      

Q

掣≧ (

Qun

)i (

i=

1

…,

1V)

…一 …・

…・

一 ・

(6)     λ

XM

,,≦

ZMcs

 

t4・

 (7)  こ こ に Ptb

 Ptc

 Pw :は りお よ び柱 主 筋 引 張 鉄 筋 比な らびに帯 筋 比, Pmm :指 定し た最 小 柱せ い, δ‘:i層弾 性 層 間 変 位

δa :指 定し た許 容 弾 性 層 間 変 位

Qyt

i

層 保 有 水 平 耐 力

Σ 晦

 

ZM

,y :節 点における は りお よ び柱の 降 伏モ

メ ン トの 和

λ:柱降 伏モ

メ ン トの のはり降 伏モ

メ ン トの和に対 する割 増 係 数

u :上 限 を示す添字  こ こで,

Ptb

お よ び

PtC

は, は りおよび柱 引張鉄筋断 面 積 をそ れ ぞ れ部材の効 断 面積 (

bd

D

: )で除して 求める

こ こに

d

は は り有 効せい で あ る

な お, (2} 式の柱 鉄 筋 比の小 値は

RC

規準で は主 筋断 面積の合 計 が 柱 全 断 面 積の

0.

8

% 以 上 あるこ と となっ ている が

本研究で は片 側 引張部分の 引張鉄 筋比 を0

4% 以 上 と す る制 約 条件と し た

ま た, (

7

)式は本研究で新た に 設 定し た制 約 条 件で

最 上 階の

部お よび最 下 階 柱 脚 部 の節 点 を除く骨 組 各 節 点で の降 伏 形 をは り降 伏 形と す る

約条件で あ る

柱 降伏モ

メン ト割増 係 数λ の値と して は こ れ まで 1

3 〜

2

0程 度の 値が示 さ れ て いる が13)」M) , 本研究で は

既報 2}

3} 示 し た 数例の 設計骨 組 につ い て の単 調載荷弾塑性 解析を試行錯誤的に行っ た と こ ろ λ

;1.2

以 上であ ればほ ぼ は り降 伏 形の骨 組とし て 設計で き るこ と が 判 明 し た た め

小 さい方の

とっ て λ

1

2

と し た

 目 的 関 数

F

次に示す各層の は り お

よび柱重量 Wbl

 W

iの 総 和と し, 

RC

部 材の 比 重 ρは 普 通 コ ン ク リ

トを想 定し てρ

=2,4

と し た。      

F =

P Σ (

W

』t+

WCi

…・

…・

………・

一 ・

……

8

)       t

1  なお

は りおよび柱の鉄筋量 は

は り お よび柱部材 寸 法の とし て取 り扱う1)

 3

3 設 計の概 要  

1

次 設 計で は

(1)

(5)式の制 約 条 件の もと に (

8

) 式を最 小に す る は り お よ び柱せい を次の よ うにめ る

ま ず

既報Zlに示 し た層 間 変 位 制 限 を受ける

RC

の 最 小重 量設 計 解より得られる水 平 力 時モ

メン ト

軸 力 分布お よ び別に求めた鉛 直荷 重 時の それ よ り設 計用モ

メン ト

軸力分 布を定め る

次に既 報2)2

4 節 示した 断 面 設 計 法に より これ らの分 布に対して は り お よび柱 重 量 を最小にする必要 最 小は り

柱せい を求める

ただ し, 断面 設 計はRC 規 準41に示さ れる許 容 応 力 度 算 定 式 を用 い て行う。 これ ら算 定 式の表 示は字 数の関係 上こ こで は 掲げ ない

しくは文 献4)を参照 さ れ たい

こ の断 面 設計におい て許 容 応 力に関す る制 約 条 件も設 計にせ ら れ ること に な る が

これ らの制 約は既 報!) 示し た よ う に必要 最小部材せい を求める過 程に お い てすべ て (1)

3

) 式示 し P ,b

 Ptc

 P” に関す る制約条件に置 き換え ら れ て考 慮さ れ る

  2次 設 計で は

1次 設 計 解につ い て (6}

(7) 式の 検定を行い

満足し な けれ ば後述 の 3

5

3

6

に示 す 方 法に よりはりおよび柱 重 量の増 分が最 小に な る よ う断 面 変更を行う。  新 耐 震設計 法で定め ら れて い る剛 性 率およ び偏心率の 検 討は こ れ らはいずれ も満足 さ れて い るもの とし てこ

一 53 一

(3)

こでは取り扱ない

最 終 的な設 計 解は こ れ らの手 順 を 収 束するまで繰 り返すことによ り求め

,一

つの繰 り返し ス テ ップの間は, 骨 組の層 重 量 お よ び設 計 用1次 固 有 周 期 丁、 は固 定する。 また

1に示 し た収 束 判 定 基 準 は設 計 変 数 をx と し て式を用い た

   

lxs

xs

11<ε

∵・

∵t・

∵・

 

 

 

(9>

 

こ こ に 8 こ計 算ス テップ番 号

べε :適 当な

の数

 

3♂4

 

保 有 水 平 耐 力

QVt

の算

寒   

 

,/

tt

 

保有

平耐 力の算 定に は節 点モ

メン

分 法 を用い る15)

6

組の は

りお よ び柱 端 危 険 断 面にお ける降 伏モ

ー.

メ ン ト 脇 ゴ

Md

Ψ は次式によ り求φる%

   M

。。‘ 

Q

9P

、誘 δ♂

……・

……・

……・

一 ・

10.

a)    

1McyllO.

8 

PtcfSiDS

十〇

5 

Ncl

)(1

fe

FcD.

’ )

     

1

  

噛” 「「

”一

一”°

”冒

(IO

b

 

こ こ

fy

:主 筋降伏点 強 度、

/Fc

:コ ンクリ

ト設 計 基準強 度, 焼 :短 期 荷 重 時柱 軸 力        

  i

層 保有 水平耐 力

Qyt

 MbV;Mcy を 節 点に お ける

M

〜s

,M

毎に換算し た後, 節 点に お け る降 伏 形 を決 定し

降伏

に応じて上 下

O .

柱に分 配 さ

た節点モ

メン トの 値か ら 決 定 さ れ る各 柱の せん 断力の和 とiして求める

こ の時, は り降伏形の節点 にお けるは りモ 「メ ン トの総 和 の上 下の柱へ の 分 配 率は次の よ う に定め た

設 計 用 水 平 力が作 用し た場 合の層のの反曲 点 高さ を

般 階につ い て は下

05

,O.

5h

), 最 下 階 〈

0,

6・

h

0.

4h

》 とし

このの比に応 じて柱へ の 分 配 率

Dv

を定める

こ の反 曲 点 高さ は

1次 設計解に設計用水 平 力が作用 し た場合の弾性 数値計算例の結果を参 考に し て定め た略算 値で あ る

節点は り降伏 形の場 合の上 下の柱へ の分 配 率 DVk (柱頭)

 

D

圷 (柱 脚 〉は次 式となる

。.

   、

    

Dv

1

Q

h

‘ノ(

Q

h

‘十

Q

‘+,

h

‘+

O

  (

i=2

N − 1

)               

……・

…………・

……

〔ll

a>

   Dv

上J= 0

4Q ,

h

,/〔

0。

4Q

h

,十〇

5Q2h

,)

 

(11

b

   」

1

    

DrF,

1

− D

t

1 (

i

2

N

…・

……・

(11

c)  こ こ に

Q

‘:

i

層 1次設 計 用 層せん 断 力,

h

i

層 階 高   3

5 保有水 平 耐 力 制 約 条 件を犯 した場 合の改 善 方 法  保 有 水 平耐力が不足 し た場 合は,

般 階 い て は

節点 降伏形が はり降 伏 形であることよ り

当 該層の上下 に連 ら な る1まり (そ れ ぞれ上よ り, 下 は り と呼ぶ )の端 部の降 伏モ

メ ン トを増 加 させ ることにより

最 下 階に つ いて は

上は り端 部お よ び柱 脚 部の降 伏モ

メ ン トを 1+1

L i

1

1

case  a }     case  b)     case  c>    case  d,

     図

2 モ

メ ン ト増 分の パ タ

54

増 加さ せ ることに より解を改 善す る。  保有 水平耐力の不 足 分をAQ

上はりお よ び下はり 部に おける降 伏モ

メ ン トの増 分 △蝦

,AMs

下の総       lxn     

 

      2xn       

 

       

t 和を そ れ ぞ れ Σ AM .

Σ

AMby.

最 下 階 柱 脚 部に       I               1                n

1 おけ る モ

メ ン トの

分 AMcy の総和を Σ AMcs と し

       、

1 て改 修 手 順 を示 す と次の よ うにな る。

 一

では

Σ

AMb

t とΣ

AM

,.

F の 比 を次 式で定め る。    Σム

M

、:Σ

AM

、.

尸 (

Q

h

、+

Q

、. ,

h

,. ,)   

  :(

Q

h

‘十

Q

h

1) (

i=3,・

 

N

…・

 (

12・

a>

   

Σ∠LMoy

i :£

ALMby,

t

0

5 (

Q

h

‘十

Qt

. ,

hi

. 、)

   

1 :(

0.

5Q

h

‘十〇

4

 

Q

_

h

t

_

1)

 

i=

2)

 

(12

b

)  また

,i

層 におけるモ

メ ン トのつ り合い より次式が 得られる

L :∴

  

   

Σ△M。。上

、か吐辻 Σ]△晦 下

D

AQ

h

,              

…一 ……一 …………一 …

13

 

(12)

(13 )式より次式

得ら れ る

   Σ△

M

i=AQ

h

,/(2Dv 上

i) (

iF2 ,…,

N

}              

一・

 

一・

 

一・

 〈

14.

a

   

ZAM

,.

 AQ ‘hU (2 Dv下

‘}

 

(t

2;

N )              

 

 

(14

b

)   同 様に して最 下 階で も次 式が得られ るe

   

Σ]

4M

=0.

4AQ ,

h

,/Dv上

1

……・

……

∵(15

a>     Σ

AMCSi=0.

6

 

AQ

h

 

 (15

b)

 

ところで

ゴ層は り に分 配 する降 伏モ マ メ ン トの増分 の

総 和 Σ△M

し て

i層上は り モ

メ ン トお よ び 直上 階 下 ほりモ

ン トの増 分の

2

増 分

が存在す る ため

2に示す4つ の パタ

ンを考え

次の

よ り Σ AM ,.

,を求め た。 図中に示し

○ 印は

上は りお よび下は りの増 分 量の うち

ら ら

が大きいを示 す指 標で例え ば

,Case

 aの節 点 1 におい て○印が下 に あれば

i層上 は り モ 「 メ ン トの分量 Σ

AMby,

‘に よ り

i層は りへ の分 配モ

メ ン トの総 和 Σ

AM

, .

,が 定 まることを示 す。

 

Case

 a

右よ び

Case

 

b

)の 場 合

姑,

上 はりお よび下 は りモ

メ ン ト増 分の うち大きい方をΣムハ

f

螺 と し て

Q

。iを改 善す る。 し た がっ て

 

Case

 

b

場合は

改善

Qy

‘は必 ず (

Qun

)‘を 上回る

こ とにな る。

 

C凋 ec )の場合は ΣAMby

t

EAMby

,.,

E

△M .

‘ と お き, こ れ を (13)式に代入 して

i層 下 はりモ

メ ン トの増 分 量 ΣAM 。 .

F

,を (Σ△躍臨 下訓に減 少さ せ た後

次 式に より

i−

1)層 の

はり モ

メ ン トの 分 量 を求め る。     Σ

AM

,、

max  

l

(Σ

4M

。,L、

、〉

Σ

AM

、y

E.

1

     ,

  

 

一 ・

………・

…・

…・

………・

(16)

 

Case d)の場合は

 Case c)の

合の逆の こと

行 う

  こう し て定 めたΣ

AM

、.

お よび Σ△

M

。y

をそれ ぞ れ の材 端 部に分 配す る。

X4M

b

,の は り端 部へ の

配は,

(4)

簡単の た め そ れ ぞ れ の端 部での増 分 量 が等 しくな る よう に

最 下 階 柱 脚 部へ の ΣAM

iの分 配は

内柱の分配 率 :外 柱の分 配 率

2:

1

と な る よ う分 配す る。 は り端 部および内柱 柱 脚, 外 柱柱脚部へ の 降伏モ

メ ン トの増 分 量 AMby

 AMcy

M 。

蜴 は そ れ ぞ れ 次 式 と な る

     

AMby ニ

ΣAMti試

1− D

〃 )/(

2

 n

……・

……

17・

a

     

AMcsrk=

2∠LMcy

ZAMcs

/n

 (

17・

b

  こ こ に 1:スパ ン長

n :スパ ン数

 

次に

こ の降 伏モ

メ ン トの増分に対して は り お よび 柱 重 量の増 分が最 小 と なる よ う

は り お よび柱端部の 張 鉄 筋 量 を増 加させ る ことに よ り解を改 善す る。  降 伏モ

メ ン トの加に伴う は り お よ び柱 引 張 鉄 筋比 の増 分

AP

,,

 

AP

,c は

重量変化に よる影 響を無 視する と次 式と なる

   l 

APtb

; 

AMos

/(

0.

9

ノ』

bd2

t…

 

t・

 

tttt

ttt

 18

a)      APtC

=AM 。

y/(O

S 

f

DS

…………−

1

…・

(18

b

)  な お

修 正され た

Ptb

, 

Ptc

が限 界 値 Ptbu

 Pt。u を超 え る場 合は, 修 正

さ れ た材端 部 降 伏モ

メ ン ト

M

v,

M。yを 用い て (10 )式に おい て

Ptb=

PtbUある い は P,c

Pt

u と お いて (10 )式 を満足 す るは りおよ び柱 寸 法 に断 面 を変 更す る

  3

6

節点は り降伏形条件を犯し た場 合 め 改 善 方 法       この場合は

節 点の上下                      の層の柱降 伏モ

メ ン ト                     

Mcy

め 値を(11)式に示 し た                      分 配率

Dv

の 比に応 じ で増                      加さ せ ること

et

よ り解 を 改                      善す る

i

層柱の降 伏

メ 図

3 柱モ

メジトの

  

ン トの

AM

,y

iは次 式に                      よ り求め る(図

3参 照 )

     AMcy /t

max (AMcyi

AMcsc

…・

………・

…・

(19)

 柱 頭およ び柱 脚に お け る モ

メン トの増 分

AM

,yi

AMcy

:は次 式による

                 

     ム ルfcyl

λΣ:

Mby− Mc5

ら匸+1

 

 20

a)

   AMcy2

±

DVF.

t{λΣ

Mbl−

Mcyli

1Mcy

1)}        

”一’

t−J”t’

t’

t’

(20

b

>  こ の手 順は上層より下層に向っ て行う

柱 断 面を変 更 す る場 合の方 法は

3

5と同 様である

 

3.

7  解 析 例および その考 察  以 上示し た設計法に よ る 5層 3ス パ ン (

Case

 1お よ び 3層 3ス パ ン (case  2RC 骨 組の 2例の最 小 重 量 設計例 を通 して

設 計 解の特 徴 を明 らか にする

 設計に用い た骨 組の形 状お よ び設 計 変 数を図

4に

架構モ デル を 図

5に示 す

た だ

設 計 変数につ い て は設 計 骨 組 が 等スパ ン骨 組で あ る た め

h

,,

=hS

,, 

D

D丿

1と し て ある2 }。

設 計 用 床 単 位 荷 重の値は 常 時560

kgf

/mZ

地 震時460 

kgf

m2 とし図

5に示す斜 線 部に 作用 す る もの と す る。 た だ し

1

こ の

はり自重を除 i

11 五Mc

1

』Moi

12        IP 

fi

     

lls

      →       」

         

1

         

         

1

. 蕊

      可

  一  

7m “ 7m

4 骨 組の形状お よ び設計変数  b

xhb

D囲 x加

 

 

 

1

 

 

1Ii

  bixhbiDixDi1

 

1

 

 

 

 卜

」   b■ 寵hblDIxDr

l

   E e5

5rmr

5

5

皿「

1 → ー 1 口

− → II 巨 卜 」 図

う   架 構モ デ ル いた値で あ る。 これ らの値は図

1に示 した繰り返 し計 算の間に は り自重を加え た値に修正 さ れ る

1に前 もっ て与 え た諸量の う ち

Fc 

fy

, せ ん断 補 強筋 降伏 点 強度誘

,PtbU,

 

Picu,

 Pw“

λおよび δ

の値 を示す

解析に おいて は

9

)式の収 束 判 定 基 準に用い た εの 値 は ε=

0.5cm

と し

 

DtUn=l

15 とし た

ま た部材の 断 面設計では ヤン グ

数 比 n は n

15, 鉄 筋か ぶ り厚 は全せい の

1

10,

は りの断 面 設 計にお ける複 筋 比 を γ =

0.5

と し た 。 図

1に示 す解 析の最 初の ス テップに お い て仮 定し た

T

、の値は

T

0

02 

h

h

は建物全高さ) よ り求め た。  表

2

3に

Case

 1 

Case

 2そ れ ぞ れの場 合につ い て の部 材 寸 法

h

,,

D ,

設 計 用 層せ ん断力

Q

お よ び保 有 水 平 耐 力

Qy

の値 を1次 設 計解お よ び

2

次設計解につ い て示す。図

6, 図

8に 2次 設計解に対す る

Ptb,

 

Ptc,

Pw

の値を

7

9に左 側よ り載 荷し た場 合の は り

柱降 伏モ

メ ン トの値 を示す

な お

7

9 に おい て節 点に付し た

O

印は 点は り降 伏 形 条 件が効 い て いる節 点 を示す

 最 終 的な骨組 部 材 断 面 寸 法お よび 鉄筋量は

最上階は り せ いが 1次設 計で決 定さ れ るのを除い てすべ て 2次 設 計に より決 定し, 保有水 平耐力お よ び節点は り降 伏 形 条 表

一1

前 もって与え た諸 量  Fc 〔kg 歪cmり   fy 〔kqf/c皿り  wfy (kqf/。m2 } ptbu 〔制 Pヒcu 〔匙1pwu{笥 λ δa 210300024001

2L α 1

212hi /200 表

2 部 材 寸 法

,Q,

 

Qy

Case 1

5tory 15tDesign 2ndDe3ign No

12 〕     45123     45 b  にm , hb〔om , D   〔O皿} Q  〔tf} Qy仕f ;  40

0  73

1  54

6  74

7101

5 35

075

652

967

477

4 35

D 30

068

4  63

549

3   46

756

9 43

353

4 49

3 30

056

045

726

533

2  40

0  79

9  55

OU2

2112

2  」5

0  日4

4  54

ユ 101

21Dl

2 35

0 30

076

3 70

150

7 50

工 85

5 65

385

5 65

3 30

056

046

フ 39

744

6 表

3 部 材 寸 法

Q,

 

Q

,の値 (Case 2)

9tOry エ5 ヒ Des エgn 2ndDesign NQ

1    2     3 ⊥ 2 ヨ b   にm〕 hb{σmlD   〔cml9   {tf , Qy〔tf } コ5

D   30

0   30

Q 61

1   60

3   55

9 46

7   46

7   46

7 42

2   3弓

2   2L 丘 53

8   42

3   30

7 35』 65

346

753

コ 63

3 30

D64

346

751

25L

2 30

055

946

732

438 ゆ

55

(5)

ptb

O

77 0

40 1

19 0

99 図

一6

 

P

,,

Ptc

 

Pw

の値     図

7 降 伏モ

メ ン トの値       (Case 1)          Case 1

fb

: 図

8 Ptb

 Ptc

 Pw の値  

{}

降伏モ

メ ン トの値       (Case 2>          Case 2 P {tf, 30 20 10 P    3覧5   s6

sSl 19

8 2G

7 37

6 45

6 56

9 1fi

9 20

5 29

] 裳9

37

5 ,8 o

53P

325 32

5 ユ‘ 3乳538 38 o

51卩 3る 3る 33 → 37 ,7

5 ,5 o

‘OP 3‘ 3‘

532

5 → 37

3735

5 o

28P33

53432

5 37 3臥535

5 365 ,7 3737       [tf , °   ・ 23 δ。皿レ      図

10 単調 載荷弾 塑性解析 結果 (Case 1 P (tf) 20 10 o     l  2   3 占〔om , P Sl lells 一 3233 o

58P 2る

    2凸 26

30

532

32 α37P 252

5 z6 →

3宦 31

531 32 31 雷1       箏1 「tt , 図

11  単 調 載荷 弾 塑 性 解 析 結 果 (Case 2

一 56 一

件が部 材 寸 法 決 定に重 要な役 割 を果し て い る

これ は

2

3に み られる よ うに

1次 設 計 解に対す る

Q

。tの値が

,2

次 設 計に対す る(

Q

,、n)‘を下 回る た め保 有 水平耐力の改善が 行れ

その

はり

につ い て は

は り端 部 降 伏モ

メ ン トの値が高め ら

結 果的に は限 界は り引 張 鉄 筋 比 条 件により断 面 寸 法が決 定

した。 柱につ い で は

般 階で は

保 有水平 耐 力 改 善に よる はり降 伏モ

メ ン トの上昇に伴っ て 節 点は り降 伏 形 条 件 を 満す よ う 柱 降 伏モ

メ ン トの値 が増 加する こと によ り柱 寸 法 また は鉄 筋 量が決 定 し

tt

限界柱 引 張 鉄 筋 比を超える 場合はこ れ を満す よ う柱 寸 法が決 定さ れ るL 最下階につい て は 節 点は り降 伏 形 条 件 が 効い てる節 点がみ う け ら れ ない ため

最下階の柱 寸 法は保 有 水 平 耐 力 条 件に よ り決 定し た もの と判 断さ れ る

 

次に設 計 解に対す る力学 的性 能を,

設計用 水 平 力 分布 が作 用し た時の骨組の単 調 載荷 弾塑性 解析お よ び大地 震 時 を 想 定し た実 地 震 波に

す る弾塑性地震 応 答 解 析よ り 検討し, そ の特長お よび欠点を明ら かにする。  図

一10,

11に

,Saafan・

Argrisie

!の方 法に よる単 調載 荷 弾塑性解 析結果 を 示 す

。.

図中には

各 層の水 平力 (

P

層 間変位 (δ)関係お よ び骨 組崩壊 時における はり

柱 端 塑性ヒ ン ジ発生位置お よび 塑性ヒ ンジ発 生 時の P の値を 示 し たbな お,図 中において●印 は 塑性ヒ ンジ を

P 一

δ図にお け る数寓は 層番 号を,

P

、d, 

P

,dは 1次お よ び2次 設 計に対 応ず る作用 水 平 力 をそ れ ぞ れ示す

 

10, 図

11よ り

Case

と も骨 組は2次 設 計に よ り部材の剛 性お よ び鉄 筋量 が高め ら れ る ため

,1

次 設 計 用 水平力にして骨組は弾性範囲にあり

1次 設計用 水 平力の

1.

2−

1

3の水 平 力に対し て各 層の塑 性 化 が始まっ て いる。 ま た

各 層の保 有 水 平 耐 力は 2次 設 計 用水平 力に ほぼ等 し く なっ

r

g 間 変 位の値は

階 高の い Case 1の 骨 組で は最 下 階を除い て その 値がほ ほL 様 化して いるの に対して

階 高の低い

Case

 2の骨 組で は

2層 目にや や変 形が集 中す 筒傾 向が みられ る

塑性ヒンジの 形 成 状態 は

はり

降伏形φ骨 組と なっ てお り

本研究で与え た柱 降 伏モ

メ ン ト割 増 係 数の値を λ = 1

2 程度と す れば

伏 形 骨組な る こと が わ か る。 塑性ヒ ンジ発生状 況は

各Case ともまずス パ ン 風 下 側にヒ ンジ が 上層 より下 層に向っ て発 生し

次に ス パ γ上 側お よび最下階柱脚部に ヒ ンジ が形 成さ れ る

Case

 

2

組の

2

層 目の塑性 化が他の層に比べて や や 早い点 を除く と,

ta.

お お む ね同時 降伏形の骨組と し て設 計され たとい

  次

に設 計 骨 組の大 地 震 時の応 答 性 状 を 次 章に示す 64 波の 実 地 震 波を地 動の最 大 震 度 馬

0

3

(最 大 加 速 度 2gaD とし た場 合の弾 塑 性 地 震 波 応 答 解 析 よ

D.

検 討 す る

解 析で は 骨 組 を曲げ せ ん断系モ デル (以下SB モ デ ル と略 記 )17 ]に置換し

中 点 加 速 度 法によ り変 位 応 答

(6)

4  骨 組の復 元 力特 性, 隅

Q

,‘

 

Q

,.

 T の値 (

Case

 1} storyNO

12345 δc     Qc    δy 〔Cm ,    〔t丘,  〔c皿} Qy    Wi     Qld     Ω2d (tf)  (tf}  〔tEレ   〔tf) O

39    49

3    3

03    112

2    79

4    74

7    工12

2 0

44  46

5  4

15  101

2   77

9  67

4  101

2 0

45    38

4   4

25    85

5    75

2    56

9     85

5 0

44    32

1   3

96     65

3    72

1    43

3    65r3 0

42  21

0   3

58   44

6  68

9  26

5    39

7 Tr

0

604   T2

0

235  T3

O

153  (sec 〕 表

5 骨 組の復 元 力特 性

W,

 

Q

,.

 

Q

,.

 T の値 (Case 2} steryNO

123 δc     Qc    δy {cm ,   Ctf} 〔cm ) Qv   Wi    Qfd    Ω2d 【ヒf)  (tf)   〔tf;   (tf) Q (tf 〕 100 50 0

45   28

8   3

33   63

3   72

0   42

2    63

3 0

50  26

6  4

18   51

2  70

2  34

2   51

2 0

40    18

4    3

17    38

0    68

9    21

6    32

4 T1

0

496   T2

O

よ87   T3

D

130  {Sec ) 0       1    2    3  δCCiM} 図

12 変 位 応 答の大値       (Case 1 Q {tf) 5a 0   1  2  3 4a 〔cm 〕 図

13 変位 応 答の最大値         (Case 2 を求め た

その は減衰は減 衰定 数

2

%の 内 部 減 衰と し

SB

モ デル で の せ ん断バネの元力特性をD

Tri型

曲げバ の そ れ は完 全 弾 塑 性型 と し た

4

5に

文 献18)に示 され てい る方 法に よ り求め た各 層の復 元 力 特 性および層 重 量 W,お よび

1

2次 設 計 用 層せ ん 断 力

Q

,.

Q

,d な ら びに弾 性固有周期

T

を そ れ ぞ れ の Case につ いて示す

一12,

一13

はこうして求 め た64波の地 震 波に対す る弾塑性 変位 応答の最 大 値 を各 層の スケル トンカ

ブ 上にプロ ッ ト し たもの である

変 位 応 答の最 大値は,

Case

 

1

で は最上階のそれがスケル トンカ

ブの第 2 こ う配 上にあ るの を除い て応 答は各 層 ほ ぼ降 伏 点 近 傍に あ り その値は ほ ぼ

化し て い る

Case 2で は 2層 目に形が集 中し, そ れに伴っ て 1層 目の値 も大き くなっ て お り 応 答は降

点を や やえた 位置 に あ る

こ の傾 向は 図

10

11に示 し た P

δ 関 係に ほ ぼ

致して いる。 変 位 応 答の最 大 値 δ  の値 は

Case

 

1

で下 層 より

10mp

iT

13

89

3

98

4

24

3

57

1

90

}cm

 

Case

 2 で

1

δma.} 「

14

99

5

52 ,2

38} cm で あ る

大 地 震 時に お け る許 容 層 間 変 位の値を

h

‘/100程 度 とすれ ば, 骨 組は靱 性 確 保の面か ら み る と層の剛 性が不 足 し

やや危うい設 計と なっ てい る とい え る

 これら大 地 震 時の設 計 骨 組の層 剛 性 不足の因 は主と し て, 設定し た制 約 条 件の上下 限 値により影 響さ れ

そ の意 味で は これ らの値の設定には より慎重な配 慮が必 要 と もみ られる

し か し, 大地 震時の塑性 変形を指 定し た 値 以 内に収め る た めの こ れ ら 上下 限 値の適 切な値 をどの よ うに してめ る か とい う 問 題に な ると

これら は互い に影 響しあい

ま た作用荷重が異な れ ば結 果 も異なる こ とにな り

これ らの値を

概に定 め ることは困 難である 6 そ の た め 本研究で は問題を巨視的に と ら え

与え ら れ た制 約 条 件は容 認し た上で

大 地震時塑性変形を指 定し た値 以 内に収めるた めの層 剛 性 分布を設 計 骨 組の力 学 的 性 質 を加 味し て求め るこ と と した。 次 章で は

こ の よう な考 え方 を もと に大 地震時に お け る骨 組の塑 性 層 間 変 位 の最 大 値分布を制御す る設計法につ い て示す

 

4.

地 震時塑性層 間 変 位の最 大 値 分 布 を制 御 する

RC

    骨 組の設 計法

 

こ こでは 低 層

RC

骨 組の地 震 時 塑 性 層 間 変位を 弾 性 応 答よ り推定す る方 法につ い て示 し

次いでこ の推 定 法お よ び既報2》 に示し た最 適 設 計 理 論を用い て

地 震 時 塑 性層 間変 位の大値分布を

様 化す る に必要な弾性 層剛性分布を求め る設計法につ い て示 す

 ところ で

RC

骨組の地 震 時 塑 性 層 間 変 位 を推 定す る 方 法はすで に文 献 21)に示されて い る が こ の方 法に よ る推定 値と

系の復 元 力 特 性 を

D −Tri

系と し た場合 の前記

64

の実地震 波に対 する変 位 応 答の最 大 値 分布 と を 比較す る と

短周 期の建 物に対してその推定精 度に や や問題 が あ る。 その ため

本 研 究で は変 位 応答の最 大 値 分布に着目して

64波の実 地 震 波に対す る応 答ス ペ ク トル解 析よ り弾 性 変 位 応 答ス ペ ク トル

S

。。(

T

)を

D

−Tri

応答に して 1質 点 系 塑 性 変 位 応 答スペ ク ト

S

鼠丁)を新た に作成し

これ ら を も とに地 震 時 塑性層 間変 位を 推定す ること とし た

な お 以 下す 塑性 層 間変位を推 定する際には基 本 的 な考え方 を文 献

9

),

21

) に示さ れ ている方 法に採り

これ らの方 法 を

部修正 す るこ とに より解 析を行っ た

  4

1

 地 震 時 塑 性 層 間 変 位 δ。‘の算定

 

骨組 各層の δp、は

,D −Tri

型 復 元 力特性に対して作 成 し た

1

質点系塑性 変 位 応 答スペ ク トル

SD

ρ

T

を用い て 次式のように モ

ダル アナ リシスお よび

RMS

法よ り算 定す る

      ノ δ

Σ 臥

SD

ρ(丁尾)(φ

lk

」 φ胆匸)

12

i

= 1

…,

1V)       尾

1              

 

一・

 

一・

 

9−・

 (21 )  こ こ に

βゼ h次 弾 性 刺 激 係 数, 臨 :

k

次 弾 性 固 有周 期

φ野:

k

次 弾 性 固 有

ド,

f

:考 慮す る次 数   (

21

)式は

3章の解 析 例で示したよ うに最 適 設 計骨 組が ほ ぼ 同 時 降 伏 形の建物で ある こと, お よび弾塑性 変 位 応 答 値の大値が上 層 部を除い て ほ ぼ降 伏 点 近 傍にあ り

応 答 値と原 点 を結ぶ割線層剛性と弾 性 層 剛 性との比 が各 層ほ ぼ同じ で あ る こ とよ り 判 断 し て, 塑性 変形モ

ドと弾 性 変形モ

ドが 比例す ると仮 定 し て求め た

この

57

(7)

仮 定の当否は後節 4

2.

4で検討す る。

 

4.

2

 

1

質 点系塑 性変位応 答ス ペ ク トル

Sbp

{ 

T

φ成   SDp(

T

)は

次に示す 国内 外で記 録 さ れ た 計 64波の実 地 震 波に対

D −Tri

系弾塑性 変位応答値を求め, 弓 れ ら応答値の大値を包絡す る曲線を別にめ た弾性変 位応 答 ス ペ ク トル

SDe

T

)よ り 推 定 す ること に よ り求め る

 4

2

1 入力 地 震 波

 

解 析に用いた計 64波の地 震 波の

を表

6

8

に示す。 これ ら は, 建 物が建つ 地 盤 種 別を第二種 地 盤 と想定し

主と して地 盤で記録さ れ た 地震波を 選 定し た

6に示す 地震 波は国 内の建 物の基 礎ま た は

1

階床 部分で記録さ れ た地震波19}

7t4pa 内 施設の地表面で記 録さ れ た 地震波19 〕

8は ア メ

6 入力地震 波data(Structural data)

脛o

P上ace DateComponen ヒ

Max

Acc

a1TG {5ec 1Ear セhquake 艶 search  Inヨ しユ ヒuしe56 〆2/NNS75

6C

75

Univ

 of 70kyO EW57

80

85 2

膕s69

1O

78 EW52

6O

85 3Kushiro  Di3t τict MeteOrO

62μ /23US281

5o

28 ユOgic 自10b5erv 自to【y EW517

5o

34 4Tohoku  Univ

62/4/30N571

70

86 E915 ↓

了G

28 5

7B〆6〆12 旧s25 日

00

95 EW202

7G

95 6P 助 1iα 騨o【ks Resεareh  Insti

63/8/4 四S92

60

18 tute7Ch 三b邑 BranchrChLba  City EW7920

19 フ Tokai

 

PQwer  SしatiOn 63/5/8NS60

80

30 Tok己i Vn ⊥age E田 64

90

35 8Me しeoroloqic α1 L己bo【aしory 

7

Tokai v二ILaqe 63/5 /8NS

 

EW29

530

80

250

47 9

64/2 /5NS56

30

23 EW39

7020 lo

国SZQ2

9o

20 EW136

7020 11

P尸

ρ

NS4 ユ

4o

29 EW3L70

31 12

64/11 /14NS260

50

17 EW238

30

17 13

F

67/ll/19NS464

3D

ZO E回 コ50

2o

23 14

71 /6/13HS248

1o

22 EW150

70

15 15 日05hina

 

66/4〆5NS255

0o

26 EW499

4o

6D

↓6

ρ

66/ 4 /17NS292

90

22 EW118

80

19 17 回akaho 66/4 /5NS259

40

40 EW268

30

36

7 入力地震波data(Harbour data)

No

Place DateCo 叩 o

爬ほ

ヒ r 櫓 x

ACC

Tq 5ec 1Central  Whar 【}Kush⊥ro 口a

bOur65 /工0/26NSEWlo5

665

8o

250

25 2

68/B7NS49

0o

⊃6 EW86

0o

35 3 71 /8 〆2 闘S89 」 o

30 EW76

1D

32 4

F

72 /5 /1↓ NS142

B0

32 E 回 80

10

37 5 72/6 μ7NS20D

9O β4

1EW126.

80

ヨ5 6Muroran  Harbou

 Con5 ヒruetion68 /5μ6NS221

5D

47

Offic9 EW155

3O

51

7 闘511 コ

eO

40

EN90

60

46 8

achlnohe  H

lbou

 四

rks  O 篝t

ce56 /5/16 四5311

フ o

85 EW206

21

15 9

74 /7 /8N887

30

6ひ EW 困

40

64 10Ka5 瓦ima  H直rb ρur Work5  0ffice74 /3/3NSEW37

7111

5o

650

77 11 74/u/16NS69

1o

6日 EW91

4o

75 表

8  入力 地 震 波data(US 今data)

58

で記 録さ れ た地 震波である

表 中に は, 地 震 波の最 大 加 速度max

 

Acc ,

お よび 5%減 衰 速 度 応 答スペ ク トル お よ びパ ワ

ス ペ ク トル 解 析 結果2° ) 参 考に し て求め た 地 震 波の特 性 周 期

T

,の値 も併 記し た

 4

2,2

 1質 点 系 弾 性 変 位 応 答ス ペク トル

SDe

T

)の作         成  

SDe

T

}は次 式に示す標 準 弾性 速 度 応 答スペ ク トル

S

.e(T )をも とに求φる

 

Sv。

T

)作 成の際は

地 動の 最 大加 速 度を 1g に拡 大した前 記 64波の地 震 波 を用い て 固有周期

0.

05〜1.

0

秒に対し て求め た5 %減 衰 1質 点 系弾性速 度 応 答 値の最 大値 分 布およ び用い た地 震 波の特 性周期

Te

0.

15

1

15秒と幅 広 く分 布し そ の振 動性 状が第二地 盤で記録さ れ た地 震 波にもか か わらず 第三 種地 盤に属 す る特 性 周 期 を示す地 震 波 もみ う け られるこ と を考 慮して すで に示さ れ てい る梅 村に よ る標 準 弾性 速度応答スペ ク トル}8) う ち, 速 度

定 領 域速 度 応 答 値を 1

2 倍し た直

tw211

と速 度 応 答 が

T

に比 例 する直 線と を結ぶこと に よ り

SVe

T

)を 求 め た

    

Sve

T

=565

 

Thti

cm sec  

T

O.

6sec

の時

        =

339 

hg

  〔cm /sec〕 

T

O.

6sec の時

       

 

一・

 

一・

 (22>  (

22

) 式よ り

SPe

T

)を求め る と次式と な る

    

SDe

(T )± 90 

T

kg

cm  

T

≦O

6sec の時         =

54Thg

〔cm 〕 

T

>0

6sec の時              

…・

……・

………・

…・

………・

23

)  ここに

hg

:地 動の最大 震 度

 図

14

15は

5% 減衰, 秘= 1

0の場合の 64 波に対 する応 答 値と

Sv

。(

T

 

SDe

T

}と の関係を示し た   1

600     ほ     40

U ] 9つ \ = り

00   ω 〉 の O  O

O o o   o oo O

800

  008 昼 日

O

O

  昌

 

§

  0

000

  OO 自

O   目

  O9O 図

14 80         40

= ∪

Φ 自 の   0

2    0

4   0

6

   0

8    1

O        T 〔SEC〕 SVe(T)と弾 性速 度 応 答 値 との係 (hg

1

0) 0   O       T 〔SEC〕 図

15 S.(T)と弾 性 変 位 応 答値ζの関 係

(hg

1

0}

表 一 4   骨 組 の 復 元 力特 性 , 隅 , Q ,‘ ,  Q ,. ,  T の 値 ( Case   1 } storyNO , 12345 δc      Qc     δ y〔Cm,    〔t丘, 〔c皿 } Qy      Wi     Qld      Ω 2d(tf)  (tf}  〔tEレ   〔tf )O ■ 39    49 . 3     3 斷 03    112 . 2    79 . 4    74 ■ 7     工 12 ,2 0 .44    46 呷5  
表 一 7   入 力 地 震 波 data ( Harbour   data )

参照

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