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中華民国
汚水用下水道整備の現状と展望
台北市政府工務局衛生下水道工程処
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目次
目次
一、台湾の下水道整備の歴史
二、台湾の汚水用下水道整備の現状と沿革
(一）過去の推進計画及び投入資金
(二）汚水用下水道整備の現状
(三）BOT計画の推進
三、今後の整備計画
(一)第四期計画及び愛台12大建設プロジェクト
(二)第四期計画の成果と見込み
四、今後の発展
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•1882年
初代台湾巡撫・劉銘傳が台北に政治の中心を置き、農 地・水利・交通網の整備に尽力する。瑠公圳 、大宜圳 や 士林福德洋圳 などは当時、雨水や汚水の放流を担ってい た。1888年、台北市の電気・水道・下水道溝渠などのイン フラが整う。•1895年
総督府内政部門により「台北市内排水工事計画」が制定、 実施に移される。下水道敷設工事の先駆けとなる。 4•1896年
総督府により、台北の城門から外側の排水設備が整備さ れ、市内の雨水は臨時溝渠を通って淡水河へ放流される ようになる。これが台北で最初に採られた洪水予防計画で ある。また同年、総督府はイギリスの衛生技術者William Kiminimond Burtonを招き、民政局の技術者と協力して省 内の衛生設備の整備に関する調査を行って、台北の下水 道を道路の拡充とともに優先的に行う計画を打ち出す。下 水道は「開渠型合流式」（支線には開渠を使用し、合流後 の幹線には暗渠を使用するもの）を採用、台湾の下水道 計画が体系的にスタートする。• 1899年
台北総督府が「台湾下水道規則」及び「台湾下水道規則 施行細則」を公布する。また台北県は「台湾下水道規則 施行規程」を公布し ，「台湾下水道規則」及び「施行細則 」の規定に従って，下水システムを「公共下水」と「私設 下水」 に分けるとした。7
台湾の下水道整備の発展
• 台湾では1945年頃すでに台北市をはじめとする23地区 の雨水用下水道が整備されていたが、汚水用の下水シ ステムはまだなかった。それは当時はまだ人口が少な く、工業の発展も遅れていたことから、河川の汚染が深 刻ではなかったためである。ただし、冠水などの災害は 発生していた。• 1959年
台湾初の分流式下水道システム建設の準備が完了す る。中興新村、霧峰省議会下水道システム・処理場など で、竣工後に流入・流出水の水質調査が行われる。これ が台湾で初めて実施された汚水水質調査である。 7• 1970年
台北市は民生東路の新コミュニティ開発に合わ
せ、当該地区に分流式下水道システムを完成さ
せる。
• 1971年
台湾省公共工程局は水道水事業を衛生工事チ
ームから独立させる。旧衛生工事チームは下水
道事業に専念することになり、新たに企画課、設
計・メカトロニクス課を設置する。
• 1987年
行政院により”淡水河整備計画先行工事”が正式に打ち 出され、23ヶ所の放流防止設備を増設することで、乾燥 時の汚水の流入を防止するとともに、他の環境保護運 動とともに2フェーズに分けた取組を実施する。その1フェ ーズ目では、乾季においても酸素不足を発生させず、臭 いをなくすことを目標とした。• 1988年
「汚水用下水道発展案」が制定される。その後、第1期・第 2期六年建設計画（1992～2003年）を打ち出し、続けて「 チャレンジ2008 汚水用下水道建設計画」（2002～2007 年）、第3期実施計画（補正計画）（2003～2008年）が実 施されるなど、台湾における計画的な下水道整備事業 が始められる。10
二、台湾の汚水用下水道整備の現状と沿革
(一）過去の推進計画及び投入資金
(二）汚水用下水道整備の現状
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(一）過去の推進計画及び投入資金
継続的な下水道建設計画
第1期建設計画（1992-1997年） 汚水用下水道発展案 第2期建設計画（1998-2003年） 第3期建設計画（2003-2008年） 下水道法 に準拠各期計画の投入コストと普及率の比較
1991 1997 2002 2008
台湾地区汚水用下水道統計方法の概要
• 地区全域で雨水と汚水の分流制を採用
• 普及率=下水管接続世帯数/(全国人口/4)
• パイプラインサービスおよび合流式による収集の
範囲、合併式浄水場は除外
16 第1期総コスト 448.39億元 第2期総コスト 392.52億元 第3期総コスト 784.32億元 第 第44期総期総コストコスト(6(6年年)) 2047.28 2047.28億元億元 （普及率） 118.6 43.6 84.9108.8 109.1 132.5 161.4 106.3 53.6 55.9 60.4 53.6 41.8 113.4 99.5 143.4 138.4 242.76331.68 377.73 372.54 365.47 357.1 19.27% 17.47% 21.27% 23.77% 26.77% 29.77% 32.77% 35.77% 0 50 100 150 200 250 300 350 400 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 10 10 10 10 年 度 (億元 ) 0% 6% 12% 18% 24% 30% 36% 100 101 102 103 1991 1997 2002 2008 2014 第1期総コスト 第2期総コスト 第3期総コスト 第4期総コスト（6年）
17 71.05% 57.02% 30.13% 25.40% 22.42%21.45% 9.88% 8.81% 4.92% 4.36% 2.79% 2.76% 2.68%2.49% 1.05% 0.85% 0.68% 0.48% 0.09% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 97.48% 0 1 台 北 市 連 江 県 高 雄 市 台 北 県 金 門 県 台 南 市 台 中 市 宜 蘭 県 高 雄 県 基 隆 市 嘉 義 県 桃 園 県 屏 東 県 新 竹 県 南 投 県 花 連 県 台 中 県 台 南 県 雲 林 県 彰 化 県 苗 栗 県 台 東 県 澎 湖 県 新 竹 市 嘉 義 市 100% 0% 区域 公共汚水用下 水道普及率(％) 專用汚水用下 水道普及率(％) 建築物汚水処理 設置率(％) 汚水処理率(％) 台湾省 10.09 15.69 11.95 37.73 台北市 97.48 4.38 2.63 100.00 高雄市 57.02 8.77 21.95 87.74 全国 23.12 13.89 11.51 48.52 台北市 台北県 高雄市
各県市世帯下水管接続普及率比較
台北市 高雄市 台北県 台中市 台南市 高雄県 桃園県 嘉義県 基隆市 金門県 南投県 台中県 屏東県 連江県 台南県 新竹県 苗栗県 彰化県 雲林県 宜蘭県 花蓮県 台東県 澎湖県 新竹市 嘉義市 57% 19% 13% 4% 7%台北市汚水用下水道システム集水区分 設定汚水処理量 15万CMD(第1期) 24万CMD(第2期) 陸 上 放 流 管 龍 形 ト ン ネ ル 獅子頭 鴨母港 中港 汐止 下寮 江北 五堵 頂崁 同安 中原 重陽 渓美 南湖 玉成 南京 松山 新生-建国 中山 大龍 雙園 内湖汚水処理場 設定汚水処理量 50万CMD 迪化汚水処理場 設定汚水処理量 132万CMD 八里汚水処理場
汚水放流防止施設
汚水放流防止施設
汚水放流防止施設
處理水量 15萬噸 陸 上 放 流 管 獅子頭 鴨母港 中港 汐止 下寮 江北 五堵 頂崁 同安 中原 重陽 溪美 台北市汚水用下水道システム集水区分 中山（放流防止量90,000CMD) 51 六館（放流防止量15,000CMD) 双園（放流防止量100,000CMD) 大龍（計画放流防止量22,000CMD) 新生-建国（放流防止量180,000CMD) 南湖現地（処理量5,500CMD) 成美現地（処理量9,000CMD) 撫遠（放流防止量17,000CMD) 松山（放流防止量2,500CMD) 玉成（放流防止量100,000CMD) 南京（放流防止量16,000CMD) 景美（放流防止量60,820CMD) 古亭（放流防止量7,430CMD) •台北都心部の 汚水放流防止施設は 合計36ヶ所 •放流防止総量は 13.4万CMD 龍 形 ト ン ネ ル21 21 迪化、内湖汚水 処理場 中洲、楠梓汚 和平島、六堵汚水 処理場 八里、烏来、直潭、坪林、 淡水汚水処理場 林口北区、 南区、復興 汚水処理場 梨山、環山、関連 工業区、石岡壩 汚 水処理場 福田汚水処 理場 中興新村(中正、内 轆)、渓頭汚水処理場 嘉義県治汚水処理場 安平、虎尾寮汚水 処理場 大樹、鳳山渓、旗 美汚水処理場 金門地区五座 汚水処理場 馬祖地区汚 水処理場 柳営水資源回収中心 六塊厝 汚水 斗六汚水処 理場 宜蘭、羅東水資 源回センター 竣工済みの汚水処理施設：44ヶ所 接続・使用申請を受付：20の県・市 客雅汚水 処理場 竹北、竹東水資源 回収センター 花蓮水資源 回収センター 二林汚水処 理場
竣工済み汚水処理施設一覧
22 22 合計：55ヶ所 (BOT5箇所を含む) 澎湖県 ※鎖港地区、双湖園 澎湖県 ※鎖港地区、双湖園 基隆市、台北県、市 ※台北市、基隆市、八里、芦 洲、三重、汐止、新庄、板橋、 五股、中和、永和、新店、林 口郷、台北水源特定区、淡 水鎮(BOT) 基隆市、台北県、市 ※台北市、基隆市、八里、芦 洲、三重、汐止、新庄、板橋、 五股、中和、永和、新店、林 口郷、台北水源特定区、淡 水鎮(BOT) 台中県、市 ※台中市、台中港特定区、石岡 壩 、梨山環山彰化県 台中県、市 ※台中市、台中港特定区、石岡 壩 、梨山環山彰化県 彰化県 ※二林鎮 高雄県、市 ※高雄市(第三期)、楠梓 (BOT)、旗山美濃、大樹、 鳳山鳥松 高雄県、市 ※高雄市(第三期)、楠梓 (BOT)、旗山美濃、大樹、 鳳山鳥松 桃園県 ※林口特定区(南区)、大渓、石 門、復興、埔頂(BOT) 桃園県 ※林口特定区(南区)、大渓、石 門、復興、埔頂(BOT) 宜蘭県 ※宜蘭地区、羅東地区(BOT) 宜蘭県 ※宜蘭地区、羅東地区(BOT) 金門県 ※金門地区 金門県 ※金門地区 台南県、市 ※台南市安平、柳営、 官田 台南県、市 ※台南市安平、柳営、 官田 新竹県、市 ※新竹市、竹北、竹東 新竹県、市 ※新竹市、竹北、竹東 苗栗県 ※苗栗地区、明徳水庫、竹南 頭分(BOT) 苗栗県 ※苗栗地区、明徳水庫、竹南 頭分(BOT) 南投県 ※南崗工業区 南投県 ※南崗工業区 花蓮県 ※花蓮地区 花蓮県 ※花蓮地区 台東県 ※知本温泉特定区 連江県 ※馬祖地区 連江県 ※馬祖地区 屏東県 ※屏東市、恒春鎮 屏東県 ※屏東市、恒春鎮 嘉義県 ※六脚、大埔、朴子、民雄 嘉義県 ※六脚、大埔、朴子、民雄 雲林県 ※斗六地区 雲林県 ※斗六地区
建設中の汚水用下水道処理システム
23 23 澎湖県 ※白沙郷通梁地区 澎湖県 ※白沙郷通梁地区 台北県 ※大漢渓流域(泰山,樹林)、金山郷、坪林 郷、平渓郷、深坑郷、土城、樹林 台北県 ※大漢渓流域(泰山,樹林)、金山郷、坪林 郷、平渓郷、深坑郷、土城、樹林 台中県 ※大甲鎮、大里地区、后里地区、潭子郷、神岡郷、豊原 交流道特定区、大雅郷、太平市、谷関、烏日 台中県 ※大甲鎮、大里地区、后里地区、潭子郷、神岡郷、豊原 交流道特定区、大雅郷、太平市、谷関、烏日 高雄県 高雄県 桃園県 ※芦竹地区、板新(大渓,石門,埔頂)、楊梅鎮、観 音郷、新屋郷 桃園県 ※芦竹地区、板新(大渓,石門,埔頂)、楊梅鎮、観 音郷、新屋郷 宜蘭県 ※三星郷、頭城地区、礁渓地区 宜蘭県 ※三星郷、頭城地区、礁渓地区 台南県 ※急水渓流域(六甲)、急水渓流域(新北)、急水 渓流域(白河)、急水渓流域(関子嶺)、急水渓 流域(東山)、大内郷、玉井郷、麻豆鎮、善化 鎮、新化鎮、新市郷、下営郷、急水渓流域(新 営、塩水) 、急水渓流域(学甲、北門) 、仁徳郷 台南県 ※急水渓流域(六甲)、急水渓流域(新北)、急水 渓流域(白河)、急水渓流域(関子嶺)、急水渓 流域(東山)、大内郷、玉井郷、麻豆鎮、善化 鎮、新化鎮、新市郷、下営郷、急水渓流域(新 営、塩水) 、急水渓流域(学甲、北門) 、仁徳郷 新竹県 ※芎 林郷、横山郷、宝山郷、新豊郷、湖口郷、新埔鎮 新竹県 ※芎 林郷、横山郷、宝山郷、新豊郷、湖口郷、新埔鎮 苗栗県 ※三義郷、大湖郷、南庄郷、後竜鎮、苑 鎮、通霄鎮、卓蘭鎮 苗栗県 ※三義郷、大湖郷、南庄郷、後竜鎮、苑 鎮、通霄鎮、卓蘭鎮 花蓮県 ※鳳林鎮、鯉魚潭 花蓮県 ※鳳林鎮、鯉魚潭 南投県 ※水里郷、集集鎮、清境地区、廬 山風景特定区、南投中興新村(含 南内塶地区) 南投県 ※水里郷、集集鎮、清境地区、廬 山風景特定区、南投中興新村(含 南内塶地区) 台東県 ※緑島郷、関山鎮、成功鎮、太麻里郷 屏東県 ※東港渓流域(潮万)、東港渓流域(東港)、高 樹郷、万丹地区(万丹)、万丹地区(仙吉) 、万 丹地区(烏竜-塩埔)、里港地区(里港)、里港地 区(九如)、里港地区(塩埔)、麟洛郷、佳冬郷、 林辺郷、琉球郷 屏東県 ※東港渓流域(潮万)、東港渓流域(東港)、高 樹郷、万丹地区(万丹)、万丹地区(仙吉) 、万 丹地区(烏竜-塩埔)、里港地区(里港)、里港地 区(九如)、里港地区(塩埔)、麟洛郷、佳冬郷、 林辺郷、琉球郷 嘉義県 ※仁義潭風景特定区、鹿草郷、新港郷、 梅山郷、水上郷及北回帰線地区、高 速公路嘉義交流道附近特定区、中 正大学特定区、竹崎郷、大林鎮、中 埔郷、阿里山風景特定区 嘉義県 ※仁義潭風景特定区、鹿草郷、新港郷、 梅山郷、水上郷及北回帰線地区、高 速公路嘉義交流道附近特定区、中 正大学特定区、竹崎郷、大林鎮、中 埔郷、阿里山風景特定区 雲林県 ※莿桐郷、西螺鎮、虎尾 鎮、水林郷、古坑郷 雲林県 ※莿桐郷、西螺鎮、虎尾 鎮、水林郷、古坑郷 彰化県 ※員林鎮、渓湖鎮、北闘鎮、田中 鎮、彰化交流道附近、伸港郷、花壇 郷、埔心郷、芬園郷、社頭郷
計画済み・未着工の汚水用下水道システム
24 24 未処理水量比率 25.80% （890,000CMD） 放流防止水量比率 48.99% （1,690,00CMD） 下水道水量比率 25.22% （ 870,000CMD ） 44ヶ所の汚水処理場の総容量は3,450,000CMD 2008年末時点での未処理水量は約89万トン
下水管接続工事の推進は今後の重要課題
25
26 26 「行政院2005年1月19日院台建字第0940080150号文書」に準拠して 「民間参与促進による汚水用下水道システム建設推進案」を制定
各県市BOT実施概況
分 類 システム数 システム名 一 契約済みシステム 5 高雄市(楠梓)、台北県(淡水)、宜蘭県(羅東)、苗栗 (竹南頭份 ) 、桃園県(埔頂) 二 契約協議中 1 桃園県(中壢 ) 三 誘致広告中システ ム 1 台南市(鹽水) 四 誘致広告予定シス テム 1 桃園県(桃園)27 27 県市別 高雄市 台北県 宜蘭県 苗栗県 桃園 計画名 楠梓案 淡水案 羅東案 竹南頭份 案 桃園埔頂 契約発効日 2006年 4月13日 2005年 6月1日 2005年 12月14日 2009年 3月25日 2010年 3月17日 民間投資者 緑山林公司 北岸環保公司 東山林公司 国洋科技公司 新加坡達闊公 司 民間投資 額 (NT$) 48億元 35.6億元 32.25億元 40.74億元 17億元 (2010.3.31現在)
民間参与契約済みシステム一覧（計５ヶ所）
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28
三、今後の整備計画
(一)第四期計画及び愛台12大建設プロジェクト
(二)第四期計画の成果と見込み
29 29 汚水用下水道第4期建設計画 （2009年から2014年）行政院98年3月30日 院台建字第0980080989号文書 経済振興公共建設拡大計画 愛台12大建設プロジェクト建設計画 下水管接続普及率を毎年3%向上 山林地区の小型汚水処理システム建 設に注力し、水源の水質を保持 準拠計画 計画目標 目標 年度 2009 2010 2011 2012 2013 2014 下水道接続普及率(%) 21.27 (実績22.58) 23.77 26.77 29.77 32.77 35.77 汚水処理率(%) 46.47 (実績47.79) 49.97 53.47 56.97 60.47 64.47 総統の政見目標達成に向け徐々に前進、2011年より普及率を毎年3%向上させる。
(一)第四期計画及び愛台12大建設プロジェクト
30 30
計画の規模
政府による建設---総建設コスト1,219.31億元 ---建設コスト962.73億元(中央予算) ---建設コスト256.58億元(地方予算) 中央予算1,298.62億元 地方予算 305.91億元 民間投資442.75億元 合 計2047.28億元 民間参与システム---総建設コスト681.46億元 ---中央負担金額189.38億元 ---地方負担金額49.34億元 ---民間投資金額 442.75億元 以上 第4期建設コスト その他---汚泥集中処理施設、契約従業員、 台北近郊緊急対応施設、技 術工員訓練業務費用等 ---関連費用146.51億元 (本署概估平均 中央每年投入216.44億元 地方配合投入50.99億元 合計每年267.43億元)31 31
計画各年度の項目別コスト
項目 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 合計 総コスト 242.76 331.68 377.73 372.54 365.47 357.10 2047.28 1 政府負担による システム 180.6 221.94 224.49 213.76 190.51 188.01 1219.31 2 民間参与システム 政府負担部分 15 35.01 28.92 40.41 56.7 62.67 238.71 4 民間参与システム 民間投資部分 42.71 66.48 86.62 83.16 84.99 78.79 442.75 3 その他 4.45 8.25 37.7 35.21 33.27 27.63 146.51 本表經費包含中央款及地方款與民間參與 (單位:億元)32 32
4期計画における各県の投資コスト
4期計画における各県の投資コスト
・台北市、高雄市、台北県、桃 園県、台南市は4期計画に おける汚水用下水道建設 重点推進区域 88% 100% 86% 82% 39% 100% 92% 77% 40% 37% 82% 74% 36% 78% 100% 55% 100% 55% 100% 100% 100% 32% 61% 100% 100% 61% 政 府 投 資 比 率 民 間 投 資 比 率 200億 100億 04期計画における政府負担およびBOTによるシステム
4
4
期計画における政府負担および
期計画における政府負担および
BOT
BOT
によるシステム
によるシステム
東部及離島地区： 政府負担計6システム BOT計2システム 南部地区： 政府負担計16システム BOT計9システム 中部地区： 政府負担計13システム BOT計10システム 北部地区： 政府負担計25システム BOT計7システム 3期計画 4期計画 政府負担 53 60 BOT 36 2834
34
四、今後の発展
台湾地区汚水工事の特徴:
36
現地処理(On-site treatment )大幅拡充
:
汚水用下水道未接続地区の世帯もカバー人工
人工湿地湿地
38
上海市韓正市長の礫間水岸公園訪問
40
政治家の業績の評価基準は 汚水用下水道工事の完成率
大規模システムのリスク:
42
下水管ネットワーク敷設の主要工法は
小口径管推進工法(主にRCP管を使用)
(一)施工手順 先端部分 ○ 電力 水道水 電気 雨水 ○ ○○ ○○ 雨 水 ガス43 住宅での下水管接続 住宅での下水管接続::政府政府による私有地での下水管接続工事による私有地での下水管接続工事 接続タイプ分析評価 接続タイプ分析評価 –– AAタイプタイプ Figure of type A 75cm 75cm≦≦W<100cmW<100cm 室 内 施 工 圧力管 裏通り施工可能空間 敷地境界 混合管 混合管
44 臭気が逆流しやすい 従来タイプの合流管ではト ラップがなく、臭気が逆流しや すい。 脱臭ボックス脱落のおそれあ り。 メンテナンス・点検機能に難有り (特に狭い裏通り) 住宅排水設備と合流管が直 接つながれており，清掃孔が 設置されていないため，住宅 側からの検査・汚泥処理が困 難。 清 掃 孔 住 宅 排 水 設 備 合 流 管 Aタイプ(現行タイプ)使用における問題点- 設備について Aタイプ(現行タイプ)使用における問題点- 設備について 清掃孔 清掃孔 汚水 汚水ますます または または 配管 配管ボックスボックス 合流 合流管管 臭 気 臭気 臭 気 接続タイプ分析評価 接続タイプ分析評価 –– タイプ別長短所の比較タイプ別長短所の比較
接続タイプ分析評価 接続タイプ分析評価 –– BBタイプタイプ B タイプ(多機能合流管)概要図 PVC清除孔蓋 300mm直管 CUES 鑽孔接頭 200(支管) 200mm直管 支管陰井 100mm直管 匯流接頭 HYS PVC清除孔蓋 150mm直管 100 (糞管) 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 100 (糞管) 匯流接頭 HYS 50 50 80 80 100 (匯流管) PVC清除孔蓋 300mm直管 CUES 鑽孔接頭 200(支管) 200mm直管 支管陰井 100mm直管 匯流接頭 HYS PVC清除孔蓋 150mm直管 100 (糞管) 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 100 (糞管) 匯流接頭 HYS 50 50 80 80 100 (匯流管) PVC清除孔蓋 300mm直管 CUES 鑽孔接頭 200(支管) 200mm直管 支管陰井 100mm直管 匯流接頭 HYS PVC清除孔蓋 150mm直管 100 (糞管) 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 匯流接頭 UTW 100mm直管 100 (糞管) 匯流接頭 HYS 50 50 80 80 100 (匯流管) 同一断面二層式 一般タイプ ト ラ ッ プ 清掃孔 多機能 合流管 合流管 直管 直管 直管 （汚水管） （汚水管） 合流継手 合流継手 （合流管） 合流継手 合流継手 清掃孔蓋 （汚水管） （汚水管） 清掃孔蓋 支管汚水ます 分岐継手
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台北市では現在マンホール工事を実施
• マンホールと路面のつなぎ目が平らでないと交通安全に支障をき たす • 路面の至る所にマンホールがあると景観を損なう • マンホールの寸法が不適切だと車両通行時に騒音が発生する今後の発展ビジョン-技術開発および汚泥集中処理 近年における汚泥最終処理においては、関連コストの上昇に伴い処理 費用が増大していることから、一般の汚水処理場では消化後脱水処理 をするに止まり、乾燥焼却などの処理は行っていない。 官民協力による適切な汚水最終処理方式の開発に伴い 官民協力による適切な汚水最終処理方式の開発に伴い 多くのビジネスチャンスが生まれる 多くのビジネスチャンスが生まれる
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台北市政府工務局衛生下水道工程処 処長 李孟諺
