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警察による交通情報の収集の目的 信号制御 交通管理への活用 交差点の各方路における渋滞状況を把握することで リアルタイムに最適な信号制御を行い もって交通流の円滑化を図り渋滞を抑止するとともに ひいては二酸化炭素排出量の削減や交通事故の防止にも寄与する 運転者への交通情報提供 車両の運転者に対して交

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Academic year: 2021

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(1)

警察による交通情報の

警察による交通情報の

収集と提供

収集と提供

警 察 庁

平成22年10月20日

ITSに関するタスクフォース

資料4-1

(2)

警察による交通情報の収集の目的

• 信号制御・交通管理への活用

交差点の各方路における渋滞状況を把握することで、リ

アルタイムに最適な信号制御を行い、もって交通流の円

滑化を図り渋滞を抑止するとともに、ひいては二酸化炭

素排出量の削減や交通事故の防止にも寄与する。

• 運転者への交通情報提供

車両の運転者に対して交通情報を提供することで、渋滞

や危険箇所が把握できるとともに、最適な経路を選択す

ることで交通流の分散化が図られる。

(3)

交通管制センター・信号機

• 交通管制センター

163都市

(本部センター、都市センター、

サブセンターの合計)

• 集中制御信号機

約71,000基

(全信号機の約36%が交通管制

センターに接続)

※ 平成21年度末現在

(4)

交通情報提供等の法的根拠

• 道路交通法

第百九条の二

公安委員会は、内閣府令で定めるところにより、車両の運転者に

対し、車両の通行に必要な情報(=交通情報)を提供するように努め

なければならない。

• 道路交通法施行規則

第三十八条の七

法第百九条の二第一項の規定による交通情報の提供は、次に定

めるところにより行うものとする。

一 ラジオ、テレビジョン、新聞紙、インターネット等により、交通情報を提供する こと。 二 電話による照会に応じ、交通情報を提供すること。 三 交通情報板、路側通信設備、光ビーコン、その他の交通情報提供施設を用 いて、交通情報を提供すること。

(5)

交通情報の流れ(概要)

交通管制センター 都道府県警察(公安委員会) ・交通情報板 ・路側通信施設 等 JARTIC (財)日本道路交通情報センター FM多重放送 交通情報提供事業者 ・ラジオ ・TV ・電話 情報収集装置 約20万基 (感知器・光ビーコン) VICSカーナビ (約3,000万台) ・携帯電話 ・PND ・インターネット 等 道路管理者

(6)

主な交通情報収集装置

• 超音波式車両感知器

(約134,800基、約66%)

• 光学式車両感知器

(光ビーコン)

(約56,000基、約27%)

• 画像型車両感知器

(約5,700基、約3%)

• マイクロ波式車両感知器

(約3,400基、約2%)

• ループ式車両感知器

(約300基)

※ 平成21年度末現在

(7)

伝送・加工される交通情報

超音波式

車両感知器

都道府県警察本部

交通管制センター

信号制御機

(財)日本道路交通情報センター(財)日本道路交通情報センター (財)日本道路交通情報センター ・渋滞・旅行時間リンク 情報(渋滞度、リンク 旅行時間等) ・事象・規制リンク情報 等

光学式

車両感知器

・ラジオ ・テレビ ・民間事業者 等 ・ラジオ ・テレビ ・民間事業者 等 ・渋滞・旅行時間リンク 情報(渋滞度、リンク 旅行時間等) ・事象・規制リンク情報 等

(8)

高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 資料4-2

第2回ITSタスクフォース会合資料

国土交通省

国土交通省説明

説明資料

資料

平成22年10月20日

(9)

渋滞対策は交通容量の拡大策や 公共交通機関の利用促進策を適切に組み合わせて総

マスタ タイトルの書式設定

1.渋滞対策の体系

渋滞対策は交通容量の拡大策や、公共交通機関の利用促進策を適切に組み合わせて総

合的に行うことが重要

渋滞対策の具体的施策

<渋滞施策に係る主要な施策の体系> 交通容量の拡大策等 公共交通機関の利用促進策等 有 効 駐 路 交 踏 ( 公 総 行 徒 実 他 バ 交 駅 環 交通容量 拡大策等 公共交通機関 利用促進策等 有 料道路 に 効 果的な 料 駐 車場の 整 路 上工 事 の 交 差点に 係 踏 切道に 係 ( 連続立体 総合的な 交 公 共交通 利 徒 歩 ・ 自転 行 動 の 転 換 他 機関( 公 実 施する 施 バ イパ ス 整 駅 前広場 の 交 通結節 点 環 状道路 整 に おけ る 料 金施策 の 整 備、 の 削減等 係 る事業 係 る事業 交差事業 等 交 通戦略 に 利 用の 促 進 車等 へ の 交 換 策 の推 進 安委員会 ) 施 策と の 連 整 備 、 拡 幅 事 の 整備等 点 の強 化 整 備

1

の 導入 等 ) に 基づ く 進 通 進 ) が 連 携 等 等 事 業

(10)

通過交通の排除により、都市中心部の慢性的な渋滞を解消するため、海外主要都市と比

マスタ タイトルの書式設定

2-1.渋滞対策例

(環状道路の整備)

通過交通の排除により、都市中心部の慢性的な渋滞を解消するため、海外主要都市と比

べ遅れている環状道路の整備を重点的に推進

・東京首都圏における環状道路の整備率は約47%(北京,ソウル:100%)(H22.4月末時点) 首都高速都心環状線を利用する全交通のうち約6割が通過交通 ・首都高速都心環状線を利用する全交通のうち約6割が通過交通 <諸外国の主要都市における環状道路の整備状況> <環状道路の開通効果> 首都高速中央環状新宿線 北京 首都圏 (3号渋谷線~4号新宿線)(H22.3開通) 47% 100% ソウル パ リ 100% 85% 100% 85%

2

・中央環状新宿線の開通により、ピーク時の 都心環状線渋滞長が約3割減少

(11)

ボトルネックとなっている交差点の改良により、渋滞を軽減

マスタ タイトルの書式設定

2-2.渋滞対策例

(交差点改良)

・国道3号御島橋交差点では、渋滞長が1,000mを越える渋滞が朝にかけて連続的に発生 ・右折車線を50m延伸することにより、渋滞長1,000mを越える渋滞時間が大幅に軽減(70分→10分)

ボトルネックとなっている交差点の改良により、渋滞を軽減

○位置図○位置図 御島橋交差点 (福岡市東区御島崎) ○改良前 直進車阻害 至 北九州市 交通渋滞が軽減 10分 至 福岡市街 ○改良後 70分 10分

3

図 渋滞長の変化【下り方向(福岡市街向き)】

(12)

交通量や旅行速度のデータを活用し 効率的な対策を実施

マスタ タイトルの書式設定

2-3.渋滞対策例

(交通データを活用した渋滞対策)

交通量や旅行速度のデ タを活用し、効率的な対策を実施

【分析】 特に 三ツ屋 下源入 関川大橋右岸区間の下り 【現況】 直江津バイパスの既に4車線化整備済みの区間が ・直江津バイパスでは、方向別旅行速度データを活用し、速度の低い下り側のみを3車線化 特に、三ツ屋~下源入~関川大橋右岸区間の下り 線において、朝・夕混雑時の旅行速度20km/h未満区 間が連続 18 0 単位:万人時間/年 直轄国道 23.2 直江津バイパスの既に4車線化整備済みの区間が、 渋滞損失順位の上位にランク 上り線 至長野 18 18.0 15.0 上越市 妙高市 その他国県道 下り線の混雑状況 下り線 4車線化 至新潟 糸魚川市 至富山 上り 関川大橋右岸 三ツ屋 4車線化 整備済区間 直江津バイパス L=12.2km 都市計画幅W=28.0m 現在道路幅W=24.0m 山 側 【対策】 朝・夕ともに旅行速度の低い下り側のみ 3車線化 朝ピーク (7:00~9:00) 旅行速度 (最低速度) 上り 下り 上り 20km/h 40km/h 60km/h 夕ピーク 関川大橋右岸 三ツ屋 側 暫定供用時の計画幅員W=26.0m ※平成16年度プローブ調査による。 20km/h 40km/h 60km/h 下り 夕ピ ク (17:00~19:00) 旅行速度 (最低速度) 1km 1kmあたり年間渋滞損失時間とピーク時旅行速度(現況)あたり年間渋滞損失時間とピーク時旅行速度(現況)

4

(13)

2-4.渋滞対策例

(高速道路における交通管制システム)

情報収集 情報処理 情報提供

様々な種類の情報と過去の実績に基づき渋滞情報を提供

文字情報板 車両感知器 交通管制用 テレビカメラ システム 図形情報板 所要時間表示板 風向風速計 所要時間表示板 自動/手動 風向風速計 非常電話 街路図形情報板 渋滞末尾情報板 パトロールカー #9910 交通管制室 カーナビ(VICS) インターネット

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(14)

旅行速度のデータを活用し、高速道路無料化社会実験による周辺道路への影響を評価・

マスタ タイトルの書式設定

3-1.効果の定量化

事例1

H22.7.7記者発表 「平成22年度高速道路無料化社会実験 実験開始後の1週間の並行する一般道等の交通状況について~ITSを活用した観測状況等~」より抜粋 ・道路周辺の速度状況を面的に表現(京都丹波道路周辺)

旅行速度のデ タを活用し、高速道路無料化社会実験による周辺道路への影響を評価

公表

記者 表 平成 年 高 路 料化社会 開始後 間 行 状 観 状 抜粋 実験前 0~20km/h以下 20~30km/h以下 30 40k /h以下 大井IC 大井IC 平成21年6月平日の17時~19時の平均速度 実験中 平成22年 6月28日~7月1日の17時~19時の平均速度 30~40km/h以下 40km/h超   大井IC 大井IC 9 423 423 9 亀岡IC 亀岡IC 9 9 篠IC 篠IC (※ プローブカーシステムによる区間速度データは、7月6日時点の速報集計値であり、今後、データの追加取得により異同がある。) 平均時速30キロ以下の H22.7.14日刊自動車(朝刊14面) 区間は半減(ピーク時) (赤と黄の区間)

6

(15)

マスタ タイトルの書式設定

3-2.効果の定量化

事例2

旅行速度データを活用し 新たな道路の開通効果を把握・公表

・第二京阪道路の開通による周辺一般道の渋滞緩和効果、開通前後の周辺道路の速度状況、 損失時間の発生状況を比較評価し公表 第 京 道路 H22.7.2記者発表「第二京阪道路(枚方東IC~門真JCT)開通3ヶ月後

旅行速度デ タを活用し、新たな道路の開通効果を把握 公表

23.7 28.7 毎時5キロ、21%の向上 渋滞緩和により地域内の損失時間合計が減少 1ヶ月当たり 第二京阪道路 周辺道路の平均速度 H22.7.3日本経済新聞 (朝刊31面) 記者発表 第 京阪道路(枚方東 門真J )開通 ヶ月後 の交通状況及び整備効果をお知らせします。」より抜粋 開通前 開通後 +21% 60万時間を節約 14億円に相当 平均賃金等に基づく時 夕方混雑時(平日18時台) 平均賃金等に基 く時 間価値により換算 開通後 開通後 開通前 開通前 【凡例】 0 ~ 20 20 ~ 40 40 ~ 00 (単位:km/h) 【凡例】 (府)枚方交野寝屋川線 国道163号 時速20キロ以下の道路延長 38キロ 13キロ 約3分の1に低減 民間プローブ・データによる平均旅行速度 3/21~4/30 平日18時台平均 開通前:H21、開通後:H22 速度分布図は一方向のみを表示

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参照

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