機構ビルのあり方について取り得る
選択肢について
第6回退職金機構ビルのあり方に関する検討会
H22.3.19
独立行政法人勤労者退職金共済機構資料2-1
目次
目次
機構ビルのあり方について取り得る選択肢
・・・・・・・・・
1
機構の土地・ビル等の現況
・・・・・・・・・・
2
A案
・・・・・・・・・・
3
B案
・・・・・・・・・・
6
C案
・・・・・・・・・・
7
D案
・・・・・・・・・・
10
1
A案 土地を売却し、機構が別の場所に移転
B案 当面現在のビルの保有・使用を継続し、耐用年数経過後(10年後を目途)に
土地を売却し機構が別の場所に移転
C案 機構は別の場所に移転するが、土地・建物ともに保有し、現在の建物を賃貸
D案 建物を取壊し、新たな建物を建築し、賃貸
・D-1案 機構自らも入居
・D-2案 機構は移転
○
○
土地の時価
○
○
移転に係る費用
○
○
ビルの取り壊しに係る費用
○
○
移転補償費用
○
○
新ビル建設費用
○
○
賃料収入の見込み
○
○
現行の賃料収入
○
○
建物の耐用年数
○
○
空室率
○
○
移転先
検
討
事
項
検
検
討
討
事
事
項
項
土 地
建 物
A案
売却
売却/取壊
B案
C案
D-1案
移転しない
D-2案
移転
拠 点
D案
売却しない
建替え
当面売却しない
移転し、
機構ビル全体を賃貸
移転
当面保有を継続し、10年後を目途に売却
機構の土地・ビル等の現況
機構の土地・ビル等の現況
機構の土地・ビル等の現況
◆土地
敷地面積 1,917.71㎡(580.11坪)◆建物
土地・建物の評価額
土地・建物の評価額
土地・建物の評価額
平成20年度貸借対照表の額 【 【土地土地】】 3,260,000,000 3,260,000,000円円 【 【建物建物】】 本館 本館 168,839,063168,839,063円円 (別途 構築物(正面玄関舗装路面)11,717,498円) 別館 別館 138,148,766138,148,766円円 318,705,327 318,705,327円円◆現行の賃料
賃 料 坪あたり 12,500円(管理費等込) 【 【機構賃貸部分機構賃貸部分】】 ((平成平成2121年度見込み年度見込み)) 本館 4634.44㎡(1,401.92坪) 210,288,000円 別館 124.23㎡( 37.58坪) 5,637,000円 計① 4758.67㎡(1,439.50坪) 215,925,000円 【 【外部賃料収入外部賃料収入】】 (平成(平成2121年度見込み年度見込み) ) 本館 51.60㎡( 15.61坪) 2,341,500円 別館 412.17㎡(124.68坪) 18,702,000円 計② 463.77㎡(140.29坪) 21,043,500円+
+
計①+②=236,969千円 計①+②=236,969千円◆不動産管理費
72,236千円 (管理委託費・諸税・修繕費等) 平成20年度 本 館 別 館 構 造 地 上 8階 地 下 1階 地 上 4階 建 面 積 769,72㎡ 171,16㎡ 940.88㎡ 7,310.76㎡ 732.28㎡ 8,043.04㎡ (2,211.50坪 ) ( 221.51坪 ) ( 2,433.01坪 ) 建 築 年 次 昭 和 43年 2月 平 成 3年 3月 築 年 数 42年 19年 耐 用 年 数 50年 (後 8年 程 度 ) 30年 (後 11年 程 度 ) 延 床 面 積3 ※地価公示価格 毎年1月1日時点の標準地の土地価格。 地価公示法に基づき、国土交通省・土地鑑定委員会が、全国の都市計画区域内の標準地について設定し、 毎年3月下旬頃公表される。 一般的な土地取引価格の指標とされている。
① 売却で得られる収入
①
①
売却で得られる収入
売却で得られる収入
A案
土地を売却し、機構が別の場所に移転
A案
A案
土地を売却し、機構が別の場所に移転
保有している土地の面積 1,917.71 ㎡ 【地価公示価格※】 2,220千円/㎡ (2009年調査) 1,917.71 ㎡ × 2,220千円 =4,257,316
4,257,316
4,257,316千円
千円
千円
② 移転に係る費用
②
②
移転に係る費用
移転に係る費用
※OAフロア工事、家具・什器の 新規買い替えはないものとする ※サーバー室等の特殊使用を除く ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していない ことに留意 移転に係る費用(オフィス入居工事・通信工事・引越し費用等)を坪あたりの単価を150150千円千円と仮定し試算 1,367.52坪 × 150千円 = 算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%)205,128千円
20
20
5,
5,
128
128
千円
千円
243,301千円
243,301
243,301
千円
千円
③ ビルの取り壊しに係る費用
③
③
ビルの取り壊しに係る費用
ビルの取り壊しに係る費用
算出条件 算出条件 :: 延床面積延床面積 8,043.048,043.04㎡㎡ ((2,433.012,433.01坪坪)) 本館: 本館: 7310.767310.76㎡㎡ ((2,211.502,211.50坪坪)) 別館: 別館: 732.28732.28㎡㎡ (( 221.51221.51坪坪)) 取壊しの坪あたりの単価を100100千円千円と仮定し、試算 2,433.01坪 × 100千円 =④ 移転補償費用
④
④
移転補償費用
移転補償費用
現ビルの入居団体が機構の都合で移転を余儀なくされるため、一定の補償を行う必要がある。 (ⅰ)仲介料補償 補償月数(1ヶ月) × 新賃料(18,863円/坪) × 賃貸面積(140.29坪) = 2,646,290円 (ⅱ)引越料補償 単価(20,000円) × 賃貸面積(140.29坪) = 2,805,800円 (ⅲ)内装費保証 単価(50,000円) × 賃貸面積(140.29坪) = 7,014,500円12,467千円
12,467
12,467
千円
千円
① 土地の時価 4,257,316千円 -②移転に係る費用 205,128千円 -③ビルの取り壊しに係る費用 243,301千円 -④移転補償費用 12,467千円 = = 3,73,79696,,420420千円千円 ※新賃料については、同程度のビルに引越すと仮定し、 三鬼商事株式会社HP「オフィス賃料の相場」より、 2009年12月末の浜松町・芝・品川駅西口エリア大規模 ビルの賃料相場15,863円/坪を参考価格とし、共益費 3千円/坪を加算したものである。 ※単価は一定のモデルに基づく想定単価であり、詳細を 検討していないことに留意 ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していない ことに留意5 (14,377円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =
28
28
5
5
,161
,161
千円
千円
横浜エリア (11,969円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =245,645
245,645
千円
千円
※賃料については、三鬼商事株式会社HP 「オフィス賃料の相場」より2009年12月末の 各エリアの価格を参考価格とした。 横 浜 市 ……… 285,161千円-72,236千円+21,044千円 = △△2233,96933,969千円千円 さいたま市 ……… 245,645千円-72,236千円+21,044千円 = △△1194,45394,453千円千円 ○ 一時的に約38億円の収入が入るが、さいたま市に移転した場合であっても毎年約1.9億円の 継続的な支出が増加 ○ この売却益約38億円を平均的な利回り(独法化後以来の委託運用のうち金銭信託の利回りの実績2.54%)で 運用しても、毎年の運用益は約1億円足らずであり、継続的に必要となる支出の増加分は賄えず、 毎年この額が目減りしていくこととなる ○ 一時的に約38億円の収入が入るが、さいたま市に移転した場合であっても毎年約1.9億円の 継続的な支出が増加 ○ この売却益約38億円を平均的な利回り(独法化後以来の委託運用のうち金銭信託の利回りの実績2.54%)で 運用しても、毎年の運用益は約1億円足らずであり、継続的に必要となる支出の増加分は賄えず、 毎年この額が目減りしていくこととなる① 移転先で必要な賃料
①
①
移転先で必要な賃料
移転先で必要な賃料
算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) 共益費 共益費 月月 3,0003,000円円//坪坪②移転後不要となる費用
②移転後不要となる費用
②移転後不要となる費用
現行ビルの不動産管理費が不要となる。△
△
72,236
72,236
千円
千円
③移転後なくなる収入
③移転後なくなる収入
③移転後なくなる収入
現行ビルに入居している他団体からの賃料収入が入らなくなる。21,044
21,044
千円
千円
B案
当面現在のビルの保有・使用を継続し、耐用年数経過後(10年後を目途)
に土地を売却し機構が別の場所に移転
B案
B案
当面現在のビルの保有・使用を継続し、耐用年数経過後(10年後を目途)
に土地を売却し機構が別の場所に移転
「機構の土地・ビル等の現況」に同じ。 ○ 毎年賃料収入が約2億円見込め、引き続き約4%の運用利回りを確保可能 ○ 土地売却高約38億円が将来的に減少していくA案(10年後約27億円)と比べ、 耐用年数経過時点で約38億円の収入が入るので経済合理的 ※ 土地・建物の、より効率的な運用方法が考えられないか引続き検討する必要 ○ 毎年賃料収入が約2億円見込め、引き続き約4%の運用利回りを確保可能 ○ 土地売却高約38億円が将来的に減少していくA案(10年後約27億円)と比べ、 耐用年数経過時点で約38億円の収入が入るので経済合理的 ※ 土地・建物の、より効率的な運用方法が考えられないか引続き検討する必要☆A案との比較
(さいたま市に移転の場合の例) ○土地売却高の将来的な見込み(10年後:L10) L0=3,796,420千円 L1=L0 -(194,453千円-0.0254×L0) L10=2,696,200千円 ○B案での10年後の一時的収入 A案の一時的な収入・支出に同じ、3,796,420千円☆A案との比較
☆A案との比較
(さいたま市に移転の場合の例)(さいたま市に移転の場合の例) ○土地売却高の将来的な見込み(10年後:L10) L0=3,796,420千円 L1=L0 -(194,453千円-0.0254×L0) L10=2,696,200千円 ○B案での10年後の一時的収入 A案の一時的な収入・支出に同じ、3,796,420千円7
C案
機構は別の場所に移転するが、土地・建物ともに保有し、現在の建物を賃貸
C
C
案
案
機構は別の場所に移転するが、土地・建物ともに保有し、現在の建物を賃貸
① 移転に係る費用
①
①
移転に係る費用
移転に係る費用
移転に係る費用 △△205,128205,128千円千円 ++ααの費用がかかるの費用がかかる ※OAフロア工事、家具・什器の 新規買い替えはないものとする ※サーバー室等の特殊使用を除く ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していないこ とに留意② 一般テナント向け賃貸を行う際に必要な初期費用
②
②
一般テナント向け賃貸を行う際に必要な初期費用
一般テナント向け賃貸を行う際に必要な初期費用
・築年数を考慮すれば、少なくとも近隣相場並みの賃料で一般テナントが入居できるよう セキュリティの強化等の初期費用が必要。(原状回復費用程度(71,975千円)では全く不足) +α(算定不能) ※どのようなレベルを想定するかにより必要な額が全く異なるので算定不能 移転に係る費用(オフィス入居工事・通信工事・引越し費用等)を坪あたりの単価を150150千円千円と仮定し試算 1,367.52坪 × 150千円 = 算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%)205,128千円
20
20
5,
5,
128
128
千円
千円
(現在と比較した増加分) 平均賃料の変化(坪単価表示) 空室率の変化 浜松町・芝・品川駅西口エリア 超大型ビル 基準階面積 300坪~ 大型ビル 基準階面積 100坪~299坪 中型ビル 基準階面積 50坪~ 99坪 小型ビル 基準階面積 1坪~ 49坪 この基準においては、機構ビルについては、大型ビルに属する 賃料相場表(坪単価表示) ・ 現在の機構ビル周辺の賃料相場程度で賃貸する前提で試算 月(15,863円+3,000/坪) × 1,579.79坪 × 12ヶ月 = 357,595千円 357,595千円 - 21,044千円 = ビルの規模 平均賃料 超大型ビル 21,687円 大型ビル 15,863円 中型ビル 13,970円 小型ビル 12,285円 10,000円 20,000円 30,000円
① 賃料収入の見込み
①
①
賃料収入の見込み
賃料収入の見込み
② 空 室 率
②
②
空
空
室
室
率
率
規模にかかわらず空室率は上昇傾向336,551千円
336,551
336,551
千円
千円
9 横 浜 市 ……… 336,551千円 - 285,161千円 = 51,390千円 さいたま市 ……… 336,551千円 - 245,645千円 = 90,906千円 ○ さいたま市に移転する場合には継続的に約9千万円の収入が見込めるが、一時的に発生する支出が移転費用の 約2億に加え、一般賃貸向けに初期投資(α)がかなり必要となる ○ さらにこれは現ビルにテナントが100%入居した場合であり、現在の空室率を考えれば、支出(新たな賃料負担)が 収入(賃料収入)を上回ることも十分考えられ、その場合には一時的に発生する支出の回収が不可能となる ○ また、初期投資を行ったとしても建物の耐用年数からみて約10年後には売却が避けられず、結果としてこの費用 が無駄となる。 ○ いったん他のテナントを入居させると退去の際に時間的・金銭的コストがかかる。 ○ さいたま市に移転する場合には継続的に約9千万円の収入が見込めるが、一時的に発生する支出が移転費用の 約2億に加え、一般賃貸向けに初期投資(α)がかなり必要となる ○ さらにこれは現ビルにテナントが100%入居した場合であり、現在の空室率を考えれば、支出(新たな賃料負担)が 収入(賃料収入)を上回ることも十分考えられ、その場合には一時的に発生する支出の回収が不可能となる ○ また、初期投資を行ったとしても建物の耐用年数からみて約10年後には売却が避けられず、結果としてこの費用 が無駄となる。 ○ いったん他のテナントを入居させると退去の際に時間的・金銭的コストがかかる。 横浜エリア (14,377円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =
28
28
5
5
,161
,161
千円
千円
(11,969円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =245,645
245,645
千円
千円
※賃料については、三鬼商事株式会社HP 「オフィス賃料の相場」より2009年12月末の 各エリアの価格を参考価格とした。③ 移転先で必要な賃料
③
③
移転先で必要な賃料
移転先で必要な賃料
算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) 共益費 共益費 月月 3,0003,000円円//坪坪① 建替えの際の一時移転費用
①
①
建替えの際の一時移転費用
建替えの際の一時移転費用
D-1案
建物を取壊し、新たな建物を建築して自ら入居するとともに、他の部分を賃貸
D
D
-
-
1案
1案
建物を取壊し、新たな建物を建築して自ら入居するとともに、他の部分を賃貸
○ 移転に係る費用 + 原状回復に必要な費用 26ヶ月分 670,684千円 18,863円/坪 賃 料 1,006,026千円 合 計 業法上、賃料の1ヶ月分以内 25,796千円 18,863円/坪 仲介手数料 12ヶ月分 309,546千円 18,863円/坪 敷 金 備考 計 想定単価 算出条件 算出条件 :: 建築期間建築期間 2424ヶ月ヶ月 一時移転先賃料発生期間 一時移転先賃料発生期間 2626ヶ月ヶ月 ※※移動期間を加算移動期間を加算 敷金 敷金 1212ヶ月ヶ月 一時移転先面積 一時移転先面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) ○ 一時移転に伴って発生する賃料合計
1,006,026千円
+
478,632千円
=
1,484,658千円
合計
合計
1,006,026千円
+
478,632千円
=
1,484,658
1,484,658
千円
千円
一時移転先のビルの原状回復費用を坪あたり5050千円千円と仮定し試算 移転費用 205,128千円 × 2回 + 1,367.52 × 50千円 =478,632千円
※OAフロア工事、家具・什器の新規買い替えはないものとする ※サーバー室等の特殊使用を除く ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していない ことに留意 算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡ ((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) ※新賃料については、同程度のビルに引越すと仮定し、 三鬼商事株式会社HP「オフィス賃料の相場」より、 2009年12月末の浜松町・芝・品川駅西口エリア大規模 ビルの賃料相場15,863円/坪を参考価格とし、共益費 3千円/坪を加算したものである。11 ①建替えの際の一時移転費用 1,484,658千円 +②新ビルの建設費用 4,904,735千円 +③移転補償費用 15,272千円 +④ビルの取り壊しに係る費用 243,301千円 = △△6,6,647647,,966966千円千円
② 新ビルの建設費用
②
②
新ビルの建設費用
新ビルの建設費用
算出条件 算出条件 :: 新ビル法定延床面積新ビル法定延床面積 14,740.0014,740.00㎡㎡ ((4,458.854,458.85坪坪)) ※建築費には、設計費、予備費、近隣対策費 を含む ※単価は一定のモデルに基づく想定単価であ り、詳細を検討していないことに留意 第4回検討会において検討を行った新築ビルを想定し試算③ 移転補償費用
③
③
移転補償費用
移転補償費用
現ビルの入居団体が機構の都合で移転を余儀なくされるため、一定の補償を行う必要がある。 (ⅰ)仲介料補償 補償月数(1ヶ月) × 新賃料(18,863円/坪) × 賃貸面積(140.29坪) = 2,646,290円 (ⅱ)引越料補償 単価(20,000円) × 賃貸面積(140.29坪) × 2回 = 5,611,600円 (ⅲ)内装費保証 単価(50,000円) × 賃貸面積(140.29坪) = 7,014,500円15,272千円
1
1
5
5
,
,
272
272
千円
千円
新ビルの建築費を坪あたり1,1001,100千円千円と仮定し試算 1,100千円 × 4,458.85坪 =4,
4,
4,904,735千円
9
9
04,735
04,735
千円
千円
※新賃料については、同程度のビルに引越すと仮定し、三鬼商事 株式会社HP「オフィス賃料の相場」より、2009年12月末の 浜松町・芝・品川駅西口エリア大規模ビルの賃料相場15,863円/坪 を参考価格とし、共益費3千円/坪を加算したものである。 ※単価は一定のモデルに基づく想定単価であり、詳細を 検討していないことに留意④ ビルの取り壊しに係る費用
④
④
ビルの取り壊しに係る費用
ビルの取り壊しに係る費用
A案一時的収入・支出の③に同じ。 243,301243,301千円千円 ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していない ことに留意→(20,000~25,000円+3,000円/坪) × (186坪×6+297坪) × 12ヶ月 = 389,988~474,768千円 389,988千円~447,768千円 - 21,044千円 =
368,944
368,944
千円~
千円~
453,724
453,724
千円
千円
三鬼商事株式会社HPより ※各年とも、12月末時点での 空室率 空室率(%) =(地域内空室面積)÷(地域内貸室総面積)×100 空室率(%) =(地域内空室面積)÷(地域内貸室総面積)×100 (単位:%) 年 月 千代田区 中央区 港 区 新宿区 渋谷区 5区平均 既存ビル 新築ビル 1998 3.38 6.03 5.74 6.52 5.13 5.17 5.12 8.28 1999 3.54 6.19 6.17 4.88 4.09 5.04 5.06 2.45 2000 2.38 4.10 3.83 2.79 2.27 3.17 3.23 0.00 2001 3.14 4.75 4.51 3.77 4.28 4.03 3.86 11.23 2002 5.03 8.71 9.05 7.19 6.98 7.36 6.62 33.00 2003 6.94 7.71 9.49 8.81 7.34 8.12 8.17 7.28 2004 4.70 6.58 6.87 7.33 5.13 6.10 6.10 6.03 2005 3.22 4.38 5.51 4.11 2.95 4.22 4.24 3.36 2006 1.67 2.74 4.08 3.13 2.76 2.89 2.79 7.72 2007 1.59 1.82 4.02 2.81 2.88 2.65 2.60 4.08 2008 3.64 4.06 5.83 5.13 5.21 4.72 4.42 19.69 2009 6.20 6.89 9.63 9.38 9.84 8.09 7.78 22.67 (20,000~25,000円+3,000円/坪) × (186坪×7+75坪) × 12ヶ月 = 380,052380,052~~462,672462,672千円千円 都 心 5 区 オ フ ィ ス 空 室 率 0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 30.00 35.00 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 千 代 田 区 中 央 区 港 区 新 宿 区 渋 谷 区 5 区 平 均 既 存 ビ ル 新 築 ビ ル %① 賃料収入の見込み
①
①
賃料収入の見込み
賃料収入の見込み
② 都心5区オフィス空室率
②
②
都心
都心
5
5
区オフィス空室率
区オフィス空室率
※参考価格 ※賃料マーケットは弱含みで 推移していることに留意 空室率は上昇傾向にあり、また新築ビルだからといって空室率が低いとは限らない 算出条件 算出条件 :: 賃貸事務室部分賃貸事務室部分(186(186坪坪(618(618㎡㎡) ) ×× 66フロアフロア) ) ++ 生活便利施設部分生活便利施設部分(297(297坪坪)) 賃料 賃料 月月20,00020,000~~25,00025,000円円//坪坪 共益費共益費 月月 3,0003,000円円//坪坪 (現在と比較した増加分)13 賃料収入見込み 368,944~453,724千円 - 150,042千円 + 72,236千円 = 291,138291,138~~375,918375,918千円千円 ○ 一時的に約66億円の支出が必要 ○ 継続的に収入が約2.9億~3.8億円増加するが、これはテナントが100%入居した場合であり、現在の空室率の状況 をみれば、100%入居とならないリスクも相当高い ○ 一時的に約66億円の支出が必要 ○ 継続的に収入が約2.9億~3.8億円増加するが、これはテナントが100%入居した場合であり、現在の空室率の状況 をみれば、100%入居とならないリスクも相当高い
③ 新築ビルで必要な不動産管理費
③
③
新築ビルで必要な不動産管理費
新築ビルで必要な不動産管理費
④ 移転後不要となる費用
④
④
移転後不要となる費用
移転後不要となる費用
現行ビルの不動産管理費が不要となる。△
△
72,236
72,236
千円
千円
3,000円 × 4,167.84坪 × 12ヶ月 =150,042
150,042
千円
千円
(※諸税・修繕費は考慮していない) 算出条件 算出条件 :: 新ビル法定延床面積新ビル法定延床面積 14,740.0014,740.00㎡㎡ ((4,458.854,458.85坪坪))--291.01291.01坪坪((駐車場部分駐車場部分)) 管理費 管理費 月月 3,0003,000円円//坪坪D-2案
機構は他に移転し、現在地に新ビルを建築し全フロアを賃貸する
D
D
-
-
2案
2案
機構は他に移転し、現在地に新ビルを建築し全フロアを賃貸する
① 移転に係る費用
①
①
移転に係る費用
移転に係る費用
※OAフロア工事、家具・什器の 新規買い替えはないものとする ※サーバー室等の特殊使用を除く ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していないこ とに留意② 新ビルの建設費用
②
②
新ビルの建設費用
新ビルの建設費用
算出条件 算出条件 :: 新ビル法定延床面積新ビル法定延床面積 14,740.0014,740.00㎡㎡ ((4,458.854,458.85坪坪)) ※建築費には、設計費、予備費、 近隣対策費を含む ※単価は一定のモデルに基づく 想定単価であり、詳細を検討して いないことに留意 第4回検討会において検討を行った新築ビルを想定し試算 新ビルの建築費を坪あたり1,1001,100千円千円と仮定し試算 1,100千円 × 4,458.85坪 =4,
4,
4,904,735千円
9
9
04,735
04,735
千円
千円
移転に係る費用(オフィス入居工事・通信工事・引越し費用等)を坪あたりの単価を150150千円千円と仮定し試算 1,367.52坪 × 150千円 = 算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) 共益費 共益費 月月 3,0003,000円円//坪坪205,128千円
20
20
5,
5,
128
128
千円
千円
15
③ 移転補償費用
③
③
移転補償費用
移転補償費用
※新賃料については、同程度のビルに引越すと仮定し、三鬼商事 株式会社HP「オフィス賃料の相場」より、2009年12月末の 浜松町・芝・品川駅西口エリア大規模ビルの賃料相場15,863円/坪 を参考価格とし、共益費3千円/坪を加算したものである。 ※単価は一定のモデルに基づく想定単価であり、詳細を 検討していないことに留意④ ビルの取壊しに係る費用
④
④
ビルの取壊しに係る費用
ビルの取壊しに係る費用
A案一時的収入・支出の③に同じ。 243,301243,301千円千円 ※単価は一定のモデルに基づく想定 単価であり、詳細を検討していない ことに留意 現ビルの入居団体が機構の都合で移転を余儀なくされるため、一定の補償を行う必要がある。 (ⅰ)仲介料補償 補償月数(1ヶ月) × 新賃料(18,863円/坪) × 賃貸面積(140.29坪) = 2,646,290円 (ⅱ)引越料補償 単価(20,000円) × 賃貸面積(140.29坪) × 2回 = 5,611,600円 (ⅲ)内装費保証 単価(50,000円) × 賃貸面積(140.29坪) = 7,014,500円15,272千円
1
1
5
5
,
,
272
272
千円
千円
①移転にかかる費用 205,128千円 +②新ビルの建設費用 4,904,735千円 +③移転補償費用 15,272千円 +④ビルの取り壊しに係る費用 243,301千円 = △△55,,368368,,436436千円千円① 賃料収入の見込み
①
①
賃料収入の見込み
賃料収入の見込み
※参考価格 ※賃料マーケットは弱含みで推 移していることに留意 横浜エリア (14,377円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =28
28
5
5
,161
,161
千円
千円
(11,969円+3,000円)/坪 × 1,367.52坪 × 12ヶ月 =245,645
245,645
千円
千円
※賃料については、三鬼商事株式会社HP 「オフィス賃料の相場」より2009年12月末の 各エリアの価格を参考価格とした。② 移転先で必要な賃料
②
②
移転先で必要な賃料
移転先で必要な賃料
算出条件 算出条件 :: 機構必要面積機構必要面積 4,520.744,520.74㎡㎡((1,367.521,367.52坪坪)) 機構が賃貸している面積 機構が賃貸している面積 ::4,758.674,758.67㎡㎡((1,439.501,439.50坪坪)) 移転に伴う賃貸スペースの節減( 移転に伴う賃貸スペースの節減(55%)%) 共益費 共益費 月月 33千円千円//坪坪 →(20,000~25,000円+3,000円/坪) × (186坪×13+75坪+297坪) × 12ヶ月 =770,040~937,440千円
770,040~937,440千円
-
21,044千円
=
748,996
748,996
~
~
916,396
916,396
千円
千円
算出条件 算出条件 :: 賃貸事務室部分賃貸事務室部分(186(186坪坪(618(618㎡㎡) ) ×× 1313フロアフロア+75+75坪坪(248(248㎡㎡)) )) ++ 生活便利施設部分生活便利施設部分(297(297坪坪)) 賃料 賃料 月月20,00020,000~~25,00025,000円円//坪坪 共益費共益費 月月 3,0003,000円円//坪坪17