別紙様式(Ⅱ)-1【添付ファイル用】
本資料の作成日:2018 年 7 月 27 日
商品名:ヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力
安全性評価シート
食経験の評価
①喫食実績
による食経
験の評価
(喫食実績が「あり」の場合:実績に基づく安全性の評価を記載) 本品及び類似する食品の喫食実績はない。既存情報を
用いた評価
②2次情報
(データベースに情報が「あり」の場合:食経験に関する安 全性の評価の詳細を記載すること) 本品及び本品の機能性関与成分「松樹皮由来プロシアニジ ン(プロシアニジン B1 として)」の喫食実績の既存情報は、 データベース等を検索した範囲ではなかった。(データベース名)
③1次情報
(1 次情報が「あり」の場合:食経験に関する安全性の評価の 詳細を記載すること) (参考文献一覧) 1. 2. 3. (その他)安全性試験に関する評価
既存情報に
よる安全性
試験の評価
④2次情報
(データベースに情報が「あり」の場合:安全性に関する評 価の詳細を記載すること) 本品の機能性関与成分「松樹皮由来プロシアニジン(プロ シアニジン B1 として)」を含む原材料の松樹皮抽出物(フラ ンスカイガンショウの樹皮エキス)は、「医薬品的効能効果 を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料) リスト」に区分されている1)。 国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所「健康食 品」の安全性・有効性情報では、松樹皮抽出物のヒトに対す る安全性に関して以下のように評価されている2)。 <一般> ・適切に摂取した場合、安全性が示唆されている。松樹皮抽 出物は投与量 50~450 mg/日を 1 年間まで摂取で安全であっ た。別紙様式(Ⅱ)-1【添付ファイル用】
・松樹皮抽出物摂取により重度のめまいや胃腸障害、頭痛、 口内炎が生じる可能性がある。 <妊婦・授乳婦> ・妊娠中については、適切に摂取した場合、安全性が示唆さ れている。 ・授乳中については、信頼できるデータが十分にないので使 用は避ける。 <小児> ・適切に摂取した場合、安全性が示唆されている。 <安全性の総合評価> ・経口摂取および外用で、適切に用いれば安全性が示唆され ている。しかし、妊娠中・授乳中における安全性は、信頼で きるデータが十分にないので使用は避ける。 ・松樹皮抽出物は、その免疫賦活作用のため、免疫抑制治療 に影響を与える可能性が考えられる。 松樹皮抽出物は、本品の機能性関与成分を含む原材料であ ることから、松樹皮抽出物の安全性情報を、本品の機能性関 与成分の松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 と して)の安全性として評価できると考えられる。 松樹皮抽出物 100 mg 中には、本品の機能性関与成分の松 樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 として)が 2.9 mg~5.0 mg3)-8)含まれる。松樹皮抽出物は 50~450 mg/ 日の摂取で安全性に問題がないと評価されており、松樹皮由 来プロシアニジン量として 1.45 mg~22.5 mg/日の摂取は安 全性に問題がないと考えられる。本品の機能性関与成分の松 樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 として)の一 日当たりの摂取目安量は 2.46 mg であり、安全性が評価され ている範囲内である。 以上のことから、疾病に罹患してない者が、本品を適切に 摂取する限りにおいては、安全性上の問題はないと評価し た。ただし、本品は妊婦・授乳婦、小児を対象としないた め、摂取する上での注意事項に以下の記載を行う。 ・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。 (データベース名) 1)厚生労働省 医薬品の範囲に関する基準(平成 27 年 4 月別紙様式(Ⅱ)-1【添付ファイル用】
1 日)(別添 3) 2)国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 https://hfnet.nibiohn.go.jp/ 3)応用薬理, 93, 7-11, 2017. 4)J Therm Biol.
, 60, 140-148, 2016.5)
Evid Based Complement Alternat Med.
, Article ID 185913, 1-9, 2011.6)
J Clin Biochem Nutr.
, 49, 79-86, 2011. 7)Eur J Pharmacol.
, 677, 147-153, 2012. 8)J Nutr Sci Vitaminol.
, 57, 251-225, 2011.⑤1次情報
( 各 項 目 は 1
次情報「あり」
の 場 合 に 詳 細
を記載)
(調査時期) (検索条件) (検索した件数) (最終的に評価に用いた件数と除外理由) (安全性の評価) (参考文献一覧) 1. 2. 3. (その他)安 全 性 試 験
の 実 施 に よ
る評価
⑥in vitro 試
験及び
in vivo
試験
⑦臨床試験
(ヒト試験)
(安全性試験を実施した場合、当該試験の報告資料を添付すること。ただし、文献
として公表されている場合には参考文献名を記載すれば、添付する必要はない。
)
機能性関与成分の相互作用に関する評価
⑧ 医 薬 品 と
の 相 互 作 用
に 関 す る 評
価
(相互作用が「あり」の場合:機能性表示食品を販売することの適切性を詳細に記 載すること) 本品の機能性関与成分を含む原材料である松樹皮抽出物に関して、データベー ス1)-3)を調査した結果、以下の情報が記載されていた1)。 ・松樹皮抽出物は、その免疫賦活作用のため、免疫抑制治療に影響を与える可能性 が考えられる。別紙様式(Ⅱ)-1【添付ファイル用】
本品は、疾病に罹患してない者を対象とした食品であるため、販売することは問 題ないと考えられる。なお、免疫抑制治療を受けている者は摂取対象者ではない が、本品を摂取する可能性は否定できないため、念のため、摂取する上での注意事 項に以下の記載を行う。 ・お薬を服用中の方、通院中の方は、医師に相談してください。 (データベース名) 1)国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 https://hfnet.nibiohn.go.jp/ 2)独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「医療用医薬品の添付文書情報」 http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html 3)厚生労働省「e-ヘルスネット 食物と薬の相互作用」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food-summaries/e-06⑨ 機 能 性 関
与 成 分 同 士
の相互作用
( 複 数 の 機 能 性 関 与 成 分 に つ い て 機 能 性 を 表 示 す る 食 品のみ記載) (相互作用が「あり」の場合:機能性表示食品を販売することの適切性を詳細に記 載すること)別紙様式(Ⅲ)-1【添付ファイル用】
商品名:ヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力
製造及び品質の管理に関する情報
(サプリメント形状の加工食品、その他加工食品)
(1)製造者氏名、製造所所在地等
情報
製造者氏名又は製造所
名
株式会社東洋新薬
鳥栖工場
種類
□中間製品まで製造・加
工を行う
原材料又は中間製品から
最終的な容器包装に入れ
る工程まで行う
製造所所在地
佐賀県鳥栖市弥生が丘
7-28
届出者か否か
☐届出者
届出者以外
製造所固有記号で表示
される場合はその記号
(2)製造施設・従業員の衛生管理等の体制(以下の項目をチェック又は記載。重複可)
①
GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000
に基づき、届出食品が製造されてい
るか。
はい
種類
国内GMP
米国GMP
(
認証を受けている)
☐総合衛生管理製造過程
☐都道府県等 HACCP
ISO 22000
☐FSSC 22000
承認書等発行者
・国内GMP:公益財団法人 日本健康・栄養食品協会 ・米国GMP:NSF International ・ISO 22000:SGS United Kingdom Ltd.承認書等番号
・国内GMP:21113
・米国GMP:C0095802
・ISO 22000:JP19/030559
②
国外で製造される場合において、当該外国内で販売する食品
に対し、GMP 又は HACCP の基準に従い製造することを義務付け
ている場合であって、届出食品も当該基準により製造されて
いるか。
☐GMP
☐HACCP
国名又は地域名
別紙様式(Ⅲ)-1【添付ファイル用】
☐はい
③
☐ ①及び②以外の場合
製造施設・従業員の衛生管理等の体
制について具体的に右欄に記載す
る。
☐ ①又は②に該当し、さらに特に
記載したい事がある場合
右欄に記載する。
(3)規格外の製品の流通を防止す
るための体制等
以下のいずれかにチェック
(2)①の認証等に従い実施している。
☐(2)②の基準に従い実施している。
☐それ以外(取組状況について下記に記載する。
)
(4)その他特記すべき事項
特になし
別紙様式(Ⅲ)-3【添付ファイル用】
商品名:ヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力
原材料及び最終製品の分析に関する情報
第1 食品の分析
(1)機能性関与成分の定
量試験
試験機関の名称
一般財団法人 日本食品分析セ
ンター
試験機関の種類
登録試験機関又は登録検査機関
☐農業試験場等(生鮮食品に限る)
☐その他の第三者機関
☐届出者又は利害関係者
分析方法を示す資料
☐標準作業手順書
操作手順、測定条件等できる限
り試験方法について具体的に記載
した資料
届出者又は利害関係者で
分析を実施する場合、そ
の合理的理由
(2)機能性関与成分の定
性試験
定性試験の方法
高速液体クロマトグラフ法
(3)安全性を担保する必
要がある成分の定量試験
☐あり
(成分名: )
試験機関の名称
試験機関の種類
☐登録試験機関又は登録検査機関
☐農業試験場等(生鮮食品に限る)
☐その他の第三者機関
☐届出者又は利害関係者
分析方法を示す資料
☐標準作業手順書
☐操作手順、測定条件等できる限
り試験方法について具体的に記載
した資料
届出者又は利害関係者で
分析を実施する場合、そ
の合理的理由
(4)届出後における分析
の実施に関する資料(機能
性関与成分及び安全性を
担保する必要がある成分)
機能性関与成分
分析方法、代替指標の場
合はその成分名を併記
試験機関の名称(あらかじめ規定
されている場合のみ)及び試験機
関の種類
高速液体クロマトグラフ
法
花王株式会社/届出者
株式会社東洋新薬/利害関係者
安全性を担保する必要がある成分
別紙様式(Ⅲ)-3【添付ファイル用】
分析方法、代替指標の場
合はその成分名を併記
試験機関の名称(あらかじめ規定
されている場合のみ)及び試験機
関の種類
(5)届出後における分析
の実施に関する資料(原料
の基原の確認方法及び製
品の崩壊性試験等を実施
する必要がある場合、その
方法及び頻度)
あり
確 認 す る 項 目
(基原等)及び
試験方法
試験機関の名
称及び種類
確認の頻度
その他
基原の確認:
松樹皮由来プ
ロシアニジン
の定性試験(高
速液体クロマ
トグラフ法)
花王株式会
社/届出者
原料ロット
毎
(6)その他特記すべき事
項
最終製品での機能性関与成分の基原は、高速液体クロマ
トグラフ法で定性確認する。その頻度は原料ロット毎に
確認する。
注)機能性関与成分が複数ある等、本様式に記載しきれない場合は、適宜記入欄を追加し、
必要な事項を記載すること。
別紙様式(Ⅳ)【届出データベース入力画面】
機能性表示食品 届出食品情報 様式Ⅳ
商品名 ヘルシア プロシアニジン ポ リフェノールの力 健 康 被 害 の 情 報 の 対 応 窓 口 部 署 名等 ※ 消費者相談室 電話番号 ※ 0120-165-697 ファックス番号 03-5630-9380 電子メール その他 https://www.kao.com/jp/support/ 連絡対応日時(曜 日、時間等) ※ 24 時間対応 そ の 他 必 要 な 事 項 お手紙の場合は以下に送付: 〒131-8501 東京都墨田区文花 2-1-3 花王株式会社 生活者コミュニケーションセンター 消費者相談室 宛て ・組織図及び連絡フローチャートを添付すること(非公開) ※ ・その他添付ファイル(非公開) [※ は入力必須項目]別紙様式(Ⅴ)【届出データベース入力画面】
機能性表示食品 届出食品情報 様式Ⅴ
■1.製品概要 商品名 ヘルシア プロシアニジン ポ リフェノールの力 機能性関与成分名 松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 として) 表示しようとする 機能性 本品は松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 として)を含みます。松樹皮 由来プロシアニジン(プロシアニジン B1 として)には、LDL(悪玉)コレステロール を下げる機能があることが報告されています。LDL(悪玉)コレステロールが高めの 方に適しています。 ■2.科学的根拠 【臨床試験及び研究レビュー共通事項】 ・(主観的な指標によってのみ評価可能な機能性を表示しようとする場合)当該指標は日本人におい て妥当性が得られ、かつ、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られたものである。 (空欄) ・(最終製品を用いた臨床試験又は研究レビューにおいて、実際に販売しようとする製品の試作品を 用いて評価を行った場合)両者の間に同一性が失われていないことについて、届出資料において考 察されている。 (空欄) 最終製品を用いた臨床試験 (研究計画の事前登録) ・UMIN 臨床試験登録システムに事前登録している(注1)。 はい ☐ ・(海外で実施する臨床試験の場合であって UMIN 臨床試験登録システムに事前登録していないとき) WHO の臨床試験登録国際プラットフォームにリンクされているデータベースへの登録をしている。 はい ☐ (臨床試験の実施方法) ・「特定保健用食品の表示許可等について」(平成 26 年 10 月 30 日消食表第 259 号)の別添2「特定 保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項」に示された試験方法に準拠している。 はい ☐ ・科学的合理性が担保された別の試験方法を用いている。 はい ☐ →別紙様式(Ⅴ)-2を添付 ☐ (臨床試験の結果) ・国際的にコンセンサスの得られた指針に準拠した論文を添付している。(注1) はい ☐ ・査読付き論文として公表されている論文を添付している。(注1) はい ☐ ・(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本語に適切に翻訳した資料を 添付している。 はい ☐別紙様式(Ⅴ)【届出データベース入力画面】 ・研究計画について事前に倫理審査委員会の承認を受けたこと、並びに当該倫理審査委員会の名称に ついて論文中に記載されている。 はい ☐ ・(論文中に倫理審査委員会について記載されていない場合)別紙様式(Ⅴ)-3で補足説明している。 はい ☐ ・掲載雑誌は、著者等との間に利益相反による問題が否定できる。 はい ☐ 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー はい ・(サプリメント形状の加工食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている。 はい ☐ ・(その他加工食品及び生鮮食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験又は観察研究で肯定的な結果が 得られている。 はい ■ ・海外の文献データベースを用いた英語論文の検索のみではなく、国内の文献データベースを用いた 日本語論文の検索も行っている。 はい ■ ・(機能性関与成分に関する研究レビューの場合)当該研究レビューに係る成分と最終製品に含有さ れている機能性関与成分の同等性について考察されている。 はい ■ ・(特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれたデータを使用している 場合)疾病に罹患していない者のデータのみを対象とした研究レビューも併せて実施し、その結果 を、研究レビュー報告書に記載している。 はい ☐ ・(特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれたデータを使用している 場合)疾病に罹患していない者のデータのみを対象とした研究レビューも併せて実施し、その結果 を、様式Ⅰに記載している。 はい ☐ 表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表されている。 ・当該論文を添付している。 はい ☐ ・(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本語に適切に翻訳した資料を 添付している。 はい ☐ ・PRISMA 声明(2009 年)に準拠した形式で記載されている。 はい ☐ ・(PRISMA 声明(2009 年)に照らして十分に記載できていない事項がある場合)別紙様式(Ⅴ)-3
別紙様式(Ⅴ)【届出データベース入力画面】 で補足説明している。 はい ☐ ・(検索に用いた全ての検索式が文献データベースごとに整理された形で当該論文に記載されていな い場合)別紙様式(Ⅴ)-5その他の適切な様式を用いて、全ての検索式を記載している。 はい ☐ ・(研究登録データベースを用いて検索した未報告の研究情報についてその記載が当該論文にない場 合、任意の取組として)別紙様式(Ⅴ)-9その他の適切な様式を用いて記載している。 はい ☐ ・食品表示基準の施行前に査読付き論文として公表されている研究レビュー論文を用いているため、 上記の補足説明を省略している。 はい ☐ ・各論文の質評価が記載されている。(注2) はい ☐ ・エビデンス総体の質評価が記載されている。(注2) はい ☐ ・研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価が記載されている。(注2) はい ☐ 表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表されていない。 はい 研究レビューの方法や結果等について、 ・別紙様式(Ⅴ)-4を添付している。 はい ■ ・データベース検索結果が記載されている。(注3) はい ■ ・文献検索フローチャートが記載されている。(注3) はい ■ ・文献検索リストが記載されている。(注3) はい ■ ・任意の取組として、未報告研究リストが記載されている。(注3) はい □ ・参考文献リストが記載されている(注3)。 はい ■ ・各論文の質評価が記載されている。(注3) はい ■ ・エビデンス総体の質評価が記載されている。(注3) はい ■ ・全体サマリーが記載されている。(注3) はい ■ ・研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価が記載されている。(注3) はい ■ 注1 食品表示基準の施行後1年を超えない日までに開始(参加者1例目の登録)された研究については、
別紙様式(Ⅴ)【届出データベース入力画面】 必須としない。 注2 各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(添付の研究レビュー論文において、これらの 様式と同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することができる。) 注3 各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(別紙様式(Ⅴ)-4において、これらの様式と 同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することができる。)
別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
表示 しようとする機能性に関する説明資料 (研究 レビュ」)
標題:機能性関与成分 「松樹皮由来プロシアニ ジン」 の摂取による健常成人の
LDLコ レステロールに対する機能性に関する定性的研究 レビュー
商品名 :へルシア プロシアニジン ポリフェノールの力
機能性関与成分名 :松樹皮由来プロシアニジン (プロシアニジンB1として)
表示 しようとする機能性:本品は松樹皮由来プロ シアニジン (プロ シアニジン
B1 と して) を含 み ま す。 松 樹皮 由 来 プロ シア ニ ジン (プロ シア ニ ジ ン B1 と し
て) に は、LDL(悪 玉) コ レス テ ロ ー ル を下 げる 機 能 が ある こと が 報 告 されて い
ま す。 LDL (悪玉) コ レス テ ロ ー ル が 高 めの方 に適 して いま す。
作 成 日 :2018 年 7月 23 日
届出者名:花王株式会社
抄
録
【目的1
健 常成 人 (LDL コ レス テ ロ ー ル 139mg/dL 以 下) に (P)、 松樹皮 由 来 プロ シア
ニ ジ ン を摂 取 さ せ る と (
1
)、 プラセ ボ摂 取と 比 較 して (C)、 LDL コ レステロ ー ル
を低 下 さ せ る 機 能 を 有 す る か ? (0) につ い て 研 究 レ ビュ 」 によ り 評 価 した。
【方法】
事 前 に 規 定 した プ ロ トコ ー ル に 基 づ き 行 っ た。 PubMed、 The
CochraneLibra呼(CENTFUIL)、 医中誌
Webにおいてプラセボ対照試験を対象に文献検索を行っ
た。採用論文について、研究ごとの質評価及びエ ビデンス総体の質評価を行った。
【結果】
採用論文は1報のみであったが、 質の高い試験であり、LDLコレステロールが
139mg
/
dL 以下の健常成人を対象と し、 松樹皮由来プロシアニジンをプロシアニ
ジン
B1 と して
2.46mg
/日 に て 摂 取 させ た結 果、 プラセ ボ摂 取と 比 較 して、 LDL
コ レステロ」ルの有意な低下が認められた。
【限界】
文献検索は国内外の主要なデータベースを用いており、 公開されている研究は
ほぼ網羅できていると考えられるが、 未公表研究がある可能性は否定できない。
また、 採用論文が 1 報のみであったことから、 今後の研究の注視が必要である。
【結論】
LDLコ レス テ ロ ー ル が 139mg/dL 以 下 の健 常成 人 にお い て、 松 樹 皮 由来プロ シ
ア ニ ジ ン (プ ロ シ ア ニ ジ ン B1 と し て) 2.46mg/日 の 摂 取 は、 LDL コ レス テ ロ ー ル 1/8別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
を低下させる機能を有すると考えられた。
はじめに
(1) 論拠 (
PRI
SMA 声明チェックリス ト項目3)
松 樹 皮 抽 出 物 は、 オリ ゴメ リ ック プロ ア ン トシアニ ジン (OPC) に代 表 される
ポ リ フ ェ ノ ー ル を 主 成 分 と し、 z〃vzvoでコ レステロール低下作用を有すること
が 報 告 さ れ て いる1
)
。 コ レス テ ロ ー ル の 中 で も LDL コ レス テ ロ ー ル は、 増 え す
ぎる と 動 脈 硬 化 を引 き 起 こ す こ と か ら、 悪 玉コ レステ ロ ルと 呼 ばれて いる
2
)
,
3
)
。 ヒ トに お い て、 松 樹皮 抽 出 物 の摂 取 によ る LDL コ レス テ ロ ー ル の 低 下 効 果
が報告されており
4
}
6
)
、 松 樹 皮 抽 出物 の
LDLコ レステロール低下作用の活性本
体は OPC 中の2量体画分に存在すると考えられている
7) 。 一 方 で、 LDL コ レス テ ロ ー ル が 139mg
/
dL 以下の健常成人における松樹皮由
来 プロ シア ニ ジ ン に よ る LDL コ レス テ ロ ー ル 低 下 に 関す る 研 究 レ ビュ ー は見 当
た ら な い。
(2) 目的 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目4)
本 研 究 レ ビュ ← で は、 リ サ ー チク エス チョ ンを 「健常成 人 (LDL コ レス テ ロ
ー ル 139mg
/
dL 以 下) に (P)、 松 樹皮 由来 プロ シア ニ ジ ンを摂 取させ ると (D、
プラ セ ボ摂 取 と 比 較 して (C)、 LDL
コ レステロールを低下させる機能を有する
か ? (0)」 と 設 定 し、 研 究 レビュ ー を実施 した。
方法
(1) プロ トコ ー ル と 登 録 (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目
5
)
本 レビュ」では、 実施に先立ちプロ トコールを作成 した。 プロトコールの登
録は行わなかった。
(2) 適格基準 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目6)
【研究の特性】
P:健常成人 (
LDL
コ レ ス テ ロ 」 ル 139mg/
dL 以 下)
1 :松樹皮由来プロ シアニジンの摂取
C: プラ セ ボ*摂 取
0 :LDL コ レ ス テ ロ ーノレ*プラセボは、 松樹皮由来プロシアニジン無含有
2/8別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
【報告の特性】
三旨五英語並びに日本語
考慮した年数
PubMed(1946 年 ∼2018 年)、TheCochraneLibrary(CENTFぬL)(∼2018 年)、 医中誌 Web (1977年∼2018年)
発表状態
公開されている原著論文
※ GreyLi
t
e
r
a
t
u
r
e (学 会 抄 録 等) は対 象 と しな かっ た。
(3) 情報源 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目7)
デ
、一夕べ←ス PubMed(対象期 間:1946年∼2018年7月
20日)、TheCochraneLi
br
a
r
y(CENTFUIL) (対 象期 間:∼2018 年 7月
20日)、 医中
誌 Web (対 象 期 間 :1977 年 ∼2018 年 7月
20日)
※検索の対象期間は、 各デ」タベースともに、 開設又は文献
が収載された最初の時点から検索日までとした。
最終検索日
2018年 7月
20日
ハ ン ドサ」チ
実施な し
(4) 検索 (
P
]虹SMA 声明チェックリス ト項目8):別紙様式 (V)‐5参照
デ ← タ ベ ー ス :PubMed #検索式
文献数
#I (”pinus”[MeSH Terms]OR”pinus”[AIIFields]OR”pine“[AIIF
i
e
l
ds
]
)A
JD bark[AIIFields] 1172 #2 ▼’ procyanidin”[Supplementary Concept]OR’▼procyanidin’▼[AII Fields] 1410 #3 #1OR#2 2540 #4 LDL−C[AIIFields] 14198 #5 ”cholesterol,ldl’’[MeSH Terms]OR(’’cholesterol“[AIIFields]AND ’▼ldl’’[AIIFields])OR”ldlcholesterol“[AIIFields]OR(.▼low”[AII Fields]AND”densiyf[AIIFields]AND”lipoprotein”[AIIFields] AND”cholesterol▼’[AIIFields])OR’▼lowdensitylipoprotein cholesterol”[AIIFields] 82677 #6 #4 0R#5 83877 #7#3
AND#6 18 3/8別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
デー
タ
ベ
ース
: The CochraneLibrary (CENTFUIL) #検索式
文献数
#1 pinebark 60 #2 Procyanidin 47#3
#lor#2 104#4
LDL−C 4124 #5 low densitylipoproteincholesterol 13434 #6 #4or#5 14473 #7#3
and#6 6デ 」 夕 べ ← ス : 医 中 誌 Web
#検索式
文献数
#I松樹皮/AL
63 #2 rocyanidin/TH orプロ シア ニ ジ ン/AL)
184 #3 #lor#2 242 #4 (▼’LDLCholesteror/TH orLDLコ レ ス テ ロ 」 ル/AL) 8923 #5 #3and#4 2(5) 研究の選択 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目9)
英語の文献データベースと
し て PubMed 及 び TheCochraneLibrary(CENTF逸L)、日本語の文献データベースと して医中誌 Webを用いて文献の検索を行った。 ヒ
ットした文献から、 PICO に合致するプラセボ対照試験の文献を抽出した。
文献の検索は A 及びB の2名 が独立 して行い、 評価の対象とする文献を抽出
した。 A 及びB の抽出結果が一致しない場合は協議 し、 帰結 しない場合はCが
確認 し、 採否を決定した。 評価の対象とする文献の抽出においては、1次スクリ
ーニングではタイ トルと要旨で判断し、2次スクリーニングでは本文の内容を確
認 して採否を判断した。
(6) デ ー タ の 収 集 プロ セ ス (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 10)
採用論文のデータ項目を別紙様式 (V)−7
に、 個々 の研 究 のバイ ア ス ・リ ス
ク の評 価 を別 紙 様 式 (V)‐1laにま と め た。 このま と め は A 及 び B の 2名 が 独
立 して 行 っ た。 A 及 び B
の評価結果が一致しない場合は協議を行い、 帰結しな
い場合はC が確認 し、 決定した。
(7) デ ー タ 項 目 (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 11)
著 者名、 掲載 雑 誌、 タイ トル、 研 究デ ザイ ン、 PIC0、 セ ッティ ン グ、 対 象 者
特性、 介入、 対照、 解析方法、 アウトカム (主要、 副次)、 害及び査読の有無 (別
紙様式 (V)−7参照)。
4/8別紙様式 (V)−4 【添付ファイ ル用】
(8) 個 々 の 研 究 の バイ アス ・ リ ス ク (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 12)
本 ア ウ トカ ム に つ い て、 個々 の研 究 のバイ ア ス ・リ ス ク を評 価 した。 バイ ア
ス ・ リ ス ク 及 び 非 直 接 性 に つ いて 「高 (
−
2
)」、 「中/ 疑 い (‐1)」 又 は 「低 (0)」
の3 段 階 で評 価 を行 っ た。 バイ ア ス・リ スク は、 選 択 バイ アス (ラ ン ダム化及 び
割り付けの隠蔵)、盲検性バイアス (参加者及びアウトカム評価者)、症例減少バ
イ ア ス (
ITT、 FAS 及 び PPS 並 び に不 完 全ア ウ トカ ム デ ータ)、 選 択 的ア ウ トカ
ム報告及びその他のバイ アスについて評価 した。 非直接性は、 対象、 介入、 対照
及びアウトカムについて評価 した。 バイアス・リスク及び非直接性は、個別の項
目の評価の他に、 まとめとして全体についても同様に
3段階で評価した (別紙
様 式 (V) −1la参 照)。
(9) 要約尺度 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目13)
本アウトカムについて、 個々の研究の各群内の前後の平均値及び平均値差と
そのp 値並びに介入群と対照群間の平均値差とそのp 値を評価した (別紙様式
(V) −1la参 照)。
(10) 結果の統合 (
PRI
SMA 声明チェックリス ト項目14)
定 性 的 レ ビュ ー の た め、 結 果の 統合 (メ タ ア ナリ シス) は行 わな かった。
(1 1) 全研 究 の バイ ア ス ・ リ ス ク (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目15)
個々 の研究を総括 し、 全研究のバイアス・リスク、 非直接性、 不精確、 非一貫
性及びその他のバイ アスについて、 個々の研究のバイアス・リスクを反映させ
て 「高 (
‐
2
)」、 「中/疑 い (‐1)」 又 は 「低 (0)」 の 3 段 階で評 価 した。 ま た、 こ れ
らの評価結果を総括 したエ ビデンスの強さを 「強 (A)」、 「中 (B)」、 「弱 (C)」
又は 「非常に弱 (D)」 の4段階で評価 した (別紙様式 (V)‐
13a参照)。
(12) 追加的解析 (
PRI
SMA 声明チェックリス ト項目16
)
本 レビューでは追加的な解析は実施 しなかった。
結果
(1) 研究の選択 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目17
)
PubMed、TheCochraneLi
b
r
a
r
y (CENTFぬL) 及 び 医中 誌 Web を 対 象 と した 検
索により 24 報の文献がヒッ トした (重複2 報を除く)。 タイ トル及び要旨の確
認 (
1 次 ス ク リ ー ニ ン グ) で 関連 が な い と判 断 した 22 報 を 除 い た 2 報 につ い て
本文を入手して精査を行い (
2 次スクリーニング)、 本レビューの適格基準に合
致する下記の1報を採用論文と して抽出した。
5/8別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
採用論文ロー
6
)
浜 亮介ら,
特 に LDL コ レス テ ロ ー ル が 140mg/dL 未 満 の健 常 人 に 限定 した 統 計解 析 による
松樹皮抽出物含有錠剤摂取が血清脂質(
LDL
コ レステロ」ル)に及ぼす影響(無作
為化二重盲検プラセボ対照群間並行試験)
,
応 用 薬 理,93,7‐11,2017.(2) 研究の特性 (P
]虹SMA 声明チェックリス ト項目18):別紙様式 (V)−7参
照
採用論文は日本で実施された研究であった。
(3) 研 究 内 の バイ ア ス ・ リ ス ク (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項目 19)
採 用 論 文 1 報 に つ い て、 本ア ウ トカ ム にお けるバイ アス ・リスク を評価 し、
そ の結 果 を別 紙 様 式 (V)−1la に記 載 した。 バイ アス・リスク のま と め は 「中」、
非直接性のまとめは 「低」 と評価 した。
(4)個別の研究の結果(PRI
SMA 声明チェックリス ト項目20):別紙様式(V)
‐
7 及 び (V)‐1la 参 照
採用論文m
浜らは、 成人男女96名に対し、 松樹皮由来プロシアニジンをプロシアニジン
B1 と して 1
.
16mg/日、 2.46mg/日又 は プラセ ボ を錠剤 と して 12週 間 摂 取 させ た
試 験 御」紙 様 式 (V)‐10 の 参 考 文 献4
)
) にお ける、 高 LDL コ レス テ ロ ール 血 症
に該 当 しな い LDL コ レス テ ロ ー ル が 139mg/dL 以 下の20歳 か ら65歳 未 満 の 健
常成人男女
37名 の み を対 象 と した 解 析 で、 LDL コ レステ ロ ール を報 告 して い
た。 そ の結果、 松 樹皮 由来 プロ シア ニ ジ ン (プロ シア ニ ジ ン B1 と して)2.46mg/
日摂 取 で は、 プラ セ ボ摂 取 と 比 較 して、 LDL
コ レステロールの有意な低下が認
め られ た
<0.05)。
(5) 結果の統合 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目
21
)
定 性 的 レ ビュ ー の た め、 結 果 の統 合 (メ タア ナリ シス) は行 わな かった。
(6) 全 研 究 の バイ ア ス ・ リ ス ク (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 22)
本 ア ウ トカ ム に お け る エ ビデ ンス 総 体 の 質評 価 につ い て は、別 紙 様 式 (V)‐13a
及び別紙様式 (V)‐
14
に記載 した。 エビデンス総体の総括については、 別紙様
式 (V) ‐13aに記 載 した。
全 研 究 の バイ ア ス ・リ ス ク は、 採用 論 文1報 のバイ アス・リスク のまとめを反
映させて、 「中/疑い」 と評価 した。 非直接性、 不精確は 「低」 と評価 した。 非−
貫性は、採用論文が1報であるため不明であることから、「中/疑い」と評価した。
6/8
別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
その他のバイアス (出版バイ アスなど) は、 未公表研究がある可能性は否定でき
な い た め、 「中/疑 い」 と評価 した。
評価結果を総括 して、 エ ビデンスの強さは 「中 (B)」 と評価した。
(7) 追加的解析 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目
23
)
追加的解析は行わなかった。
考察
(1) エ ビデ ンス の 要 約 (PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 24)
採用 論 文 は 1 報 の み で あっ た が、 質 の高い試 験 であり、 LDL コ レス テロー ル
が 139
mg/dL以下の健常成人を対象と し、 松樹皮由来プロシアニジンをプロシ
ア ニ ジ ン B1 と して 2
.
46 mg/日むこて 摂 取 させ た 結 果、 プラセ ボ摂 取と 比 較 して、
LDLコ レステロールの有意な低下が認められた。
以 上 よ り、 LDL コ レス テ ロ ー ルが 139 mg/dL 以 下の健 常 成 人 に お い て、 松樹
皮 由 来 プロ シア ニ ジンの摂 取 は、 LDL
コ レステロールを低下させる機能を有す
ると考えられた。 松樹皮由来プロシアニジンの最低有効量は、 プロシアニジン
BIの標 準 品 を用 い て 「プ ロ シア ニ ジ ン B1 と して」 定 量 した、 プロ シア ニ ジ ン
B1 と プ ロ シ ア ニ ジ ン B3の 総 量と して 2
.
46mg/日 以上 (プロ シア ニ ジ ン B1 と し
て 2
.
46mg/日 以 上) と 考 え られ た。 ま た、 プロ シア ニ ジン B1 と プロ シア ニ ジ ン
B3の い ず れ にお い て も LDL
コ レステロール低下作用に関与 していると考えら
れることから
8
)
、 機能性関与成分の松樹皮由来プロシアニ ジンをプロ シアニ ジ
ン
B1 と プロ シア ニ ジ ン
B3の総量と して表示することは適切だと考えられる。
な お、 プロ シアニ ジン B1 と プロ シア ニ ジン B3 は、 プロ シア ニ ジン BI
の標準
品 を用 い て 「プロ シア ニ ジ ン B1 と して」 定 量 して い る こ と か ら、 機 能 性 関与成
分名 は、 松樹皮 由 来 プロ シア ニ ジ ン (プロ シア ニ ジ ン B1 と して) と す るこ と が
適切 だと考えられる。
(2) 限界 (PRI
SMA 声明チェックリス ト項目
25
)
文献検索は国内外の主要なデータベースを用 いており、 公開されている研究
はほぼ網羅できていると考えられるが、 未公表研究がある可能性は否定できな
い。 また、 採用論文が 1 報のみであったことから、 今後の研究の注視が必要で
あ る。
(3) 結論 (
PRI
SMA 声明チェックリス ト項目
26
)
研 究 レ ビュ ー の 結 果、 LDL
コ レ ス テ ロ ← ル が 139mg/
dL 以 下の 健 常 成 人 に お
い て、 松 樹皮 由 来 プロ シア ニ ジン (プロ シア ニ ジ ン B1 と して) 2.46mg/日の摂
取 は、 LDLコ レステロールを低下させる機能を有すると考えられた。
7/8別紙様式 (V)‐4 【添付ファイ ル用】
スポンサー・共同スポンサー及び利益相反に関して申告すべき事項
資 金 源 :(PRISMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト項 目 27)
本研究 レビュ」は、 届出者より依頼を受け、 株式会社東洋新薬により実施さ
れた。 なお、 評価対象とした文献の著者に株式会社東洋新薬の社員が含まれて
いたが、 本研究レビューのプロトコールの設定∼エビデンス総体の総括は当該
著者を除いた社員 により公正に実施された。
各 レビューワーの役割
・ レ ビュ ー ワ ーA (農 学 修 士)=
プロ トコールの設定、 検索、 データ抽出、 各論文の質評価、 エビデンス総体
の質評価、 エビデンス総体の総括
・ レ ビュ ー ワ ーB (理 学 博 士):
検索、 データ抽出、 各論文の質評価
・ レ ビュ ー ワ 」C (農 学 博 士):
レ ビュ ー ワ ーA 及 び B の 仲 裁
P]虹SMA 声 明 チ ェ ック リ ス ト (2009
年) の準拠
図おおむね準拠 している。
8/8
別 紙様 式(V)‐5 【様 式例 添付ファイル用】
データベース検索結果
商 品名ニヘ ルシア プロシアニジン ポリフェノール の 力 タイトル:機能性関与成分「松樹皮由来プロシアニジン」の摂取による健常成人のLDLコレステロール に対する機能性に関する定性的研究レビュー リサ ーチクエスチョン:健 常 成 人(LDLコレステロー ル139mg/dL以下)に、松樹 皮 由来プロシアニジン を摂取させると、プラセボ摂取と比較して、LDLコレステロールを低下させる機能を有するか? 検 索 者:A、B データベ ース:PubMed 日 付:2018/07/20 #検索式
文献数
#l pinuず[MeSHTerms]OR″pinus ″[AIIFi elds]oR″pine″[A=Fields])AND bark[A=Fieーds] 1172 #2 pr。cyanidi[[Supplementa∼ Concept]OR″pr。cyanidi[[AIIFields] 1410 #3 #1 OR #2 2540 #4 LDL‐C[AIIFields] 14198 #5 ″ cholesterol,ldl″[MeSHTerms]ORぐChoーestero−″[AIーFields]AND″ldl〃[AI− Fields])OR ″−d−cho−esteror[AIIFields]OR 1oW′[A=Fie−ds]AND ″densit′[A=Fieーds]AND″lipoprotein″[A=Fields]AND″cholestero−″[A= Fields])OR ″low density−−poproteincholesteror[AIIFields] 82677 #6 #4 0R#5 83877 #7 #3 AND #6 18 デ ータベース:TheCochraneLibra∼(CENTRAL) 日 付:2018/07/20 #検索式
文献数
#l pinebark 60 #2 Procyanidin 47 #3 #l or#2 104 #4 LDL‐C 4124 #5 low densitylipoproteincholesterol 13434 #6 #4or#5 14473 #7 #3and#6 6 データベース;医中誌Web 日 付:2018/07/20 #検索式
文献数
#l 松樹皮/AL 63 #2 (Procyanidin/THorプロシアニジン/AL) 184 #3 #lor#2 242 #4 ぐLDLCholestero−″/THorLDLコレステロー ル/AL) 8923 #5 #3and#4 2 福井次矢,山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変 【閲覧に当たっての注意】 本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる 可能性があるので注意すること。 1月別紙様式(V)‐6
【様式例
添付ファイル用】
文献検索フローチャート
商品名ニヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力
PubMed(n=18) neLibrary(CENT 医中誌Web(n=2) TheCochraneLibraw(CENTRAL)(n=6) データベース検索により 特定された文献(n=26) ※重複2報を含む他の情報源から特定された文献(『0
)
1次スクリーニングの対象文献 キ 一 瞥 (n=24) 本文を入手し、適格基準に合致しているかを『勝
精査した文献(n=2)除外すべき理由があり
本文を精査した結果、
除外した文献(n=1) データの統合に用いた文献数(n=1) メタアナリシスを行った文献数(n=*) *メタアナリシスを実施せず 福井次矢,山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
1月別紙様式(V)‐7 【様式例 添付ファイル用】 採用文献リスト 商品名;ヘルシアプロシアニジンポリフェノールの力 No. 者石毛(海外の機 関に属する者につ いては、当該機関 が存在する国名も 記載する。) j r ・ タイトノ 帯”究7ゲイン PICOヌ(iまPECO 」ノ7−「ング(研究 が実施された場所 等。海外で行われ た研究について は、当該国名も記 載する。) メリ猟官『守℃± 介入〔食品や機能 性関与成分の種 類、摂取量、介入 (摂取)期間等) 対照(プラセポ、何 もしない等) F解析方法(AS、PPS等)ITT、 土安/ワトカム 副次/ウトカム 害 査説の有無 [1] 兵亮介ら 応用」累埋,93,7 ねザ1」LDLコレステ ロールが140 mg/dL未満の健常 人に限定した統計 解析による松樹皮 抽出物含有錠剤摂 取が血清脂質(LDL コレステロール)に 及ぼす影響(無作 為化二重盲検プラ セボ対照群間並行 試験) 無作為化二重盲検 プラセボ対照群間 並行試験 p:健常成人(LDLコ レステロール139 mg/dL以下) 1:松樹皮由来プロ シアニジンの摂取 C:ブラセボ摂取 山口病院(東京都〕 及び埼葛クリニック (埼玉県) ルが1下の230歳から69mg/dl‐以5歳 未満の健常成人男 女(参考文献4)より 高LDLコレステロー ル血症に該当しな い者)37名 ・プラセボ群:13名 (男性6名、女性7 名、平均年齢42.2 歳) .1.16mg/日群:13 名(男性4名、女性9 名、平均年齢42.8 歳) .2.46mg/日群:11 名(男性5名、女性6 名、平均年齢40.4 歳) 松樹皮田米ノ]ソ アニジン(プロシア ニジンB1として) 1.16m″日 (n=13)、又は2.46 m″日(n=11)含有 ※の錠剤、12週間 摂取 ※プロシアニジン B1とプロシアニジン B3をプロシアニジン BIを標準品として 定量し、合算した値 (著者に確認:応用 薬理,94(5/6),77, 2018より) ブラセボの錠剤(機 能性関与成分を含 む原材料である松 樹皮抽出物をカラメ ル色素に置き換 え、被験食品との 区別がつかないよ うに調製)、12週間 摂取(n:13) PPS LDLコレステロール 臨床上問題となる 変化なし(参考文献 4}より) 有 他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。 【閲覧に当たっての注意】 本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
別紙様式(V)−8 【様式例
添付ファイル用】
除外文献リスト
商品名:へルシア プロシアニジン ポリフェノールの力 No. 著者名掲載雑誌
タイトル 除外理由 草場 宣廷ら 応用薬 理,89,69‐ 73,2015. 松樹皮抽出物含有 錠剤の摂取がヒト 血清 脂質(LDL−コ レステロール)に及 ぼす影響(無作為 化二重盲検プラセ ボ対照群間並行試 験) LDLコレステロール139mg/dLを超 える者が対象者に含まれるため 他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
1/l別 紙様 式(V)‐10 【様 式例 添付ファイル用】
参考文献リスト
商 品名;ヘ ルシア プロシアニジン ポリフェノー ル の 力 No. 著者名、タイトル、掲載雑誌等 1) 池口 主弥ら, 松樹皮抽出物がラットの脂質代謝に及ぼす影響, 日 本 栄 養・食 糧 学 会 誌,59,89‐95,2006. 2) 吉野 秀朗, 動脈硬化と食生活, 杏 林 医 学会 雑 誌,42,47‐48,2011。 3) 北 徹, 1.高コレステロール血症と粥状動脈硬化 日 本 内 科 学 会 雑 誌,81,1788‐1794,1992. 4) 池口 主弥ら, 松樹皮抽出物含有錠剤食品の摂取によるヒト血清脂質および安全性に 及ぼす影響, 日 本 食 品 新素 材 研 究 会 誌,9,26‐36,2006. 5) 草場 宣廷ら, 松樹皮抽出物含有錠剤の摂取がヒト血清脂質(LDL‐コレステロール)に 及ぼす影響(無作為化二重盲検プラセボ対照群間並行試験), 応 用 薬 理,89,69一73,2015. 6) 浜 亮介ら, 特 にLDLコレステロー ル が140mg/dL未満の健常人に限定した統計解 析による松樹皮抽出物含有錠剤摂取が血清脂質(LDLコレステロール) に及ぼす影響(無作為化二重盲検プラセボ対照群間並行試験), 応 用 薬 理,93,7‐11,2017. 7)株式会社東洋新薬社内報告書,
松樹皮抽出物のLDLコレステロール低下作用に関わる成分の検討 8) 株式会社東洋新薬社内報告書, プロシアニジンB1とB3のコレステロールのミセルヘの溶解性低下作用 他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。 【閲覧に当たっての注意】 本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる 可能性があるので注意すること。 1月別紙様式(V)−1la【様式例 添付ファイル用】(連続変数を指標とした場合) 各論文の質評価シート(臨床試験(ヒト試験)) 商品名:へルシアプロシアニジンポリフェノールの力 *各項目の評価1ま‘高(−2)”,”中/疑い(一1)”,“低(0)”の3段階 まとめは“高(ー2)”,“中(−1)”,”低(0)″の3段階でエビデンス総体に反映させる。 対象1健常成人(LDLコレステロールー39mg/dL以下) 介入1松樹皮由来プロシアニジンの摂取 対照ドラセボ摂取 1アウトカム 1LDLコレステロール 1 各アウトカムごとに別紙にまとめる。 個別研究 バイアスリスク’ ①選択バイアス ②盲検性バ イアス バイアス ◎7正しi綿少 バイアス ⑤選択的 アウトカム 報告 ⑥その他 の ′くイアス まとめ 非直接性ヰ 各群の前後の値 研究 コード デザインランダム 割り付け隠蔵の 参加者 アウトカム評価者
撰
不完全 アウト力 ムデータ 対象 介入 対照 アウト力 ム まとめ 効果指標 (前値)(対照群後値) 対照群平均差 p値 (前値) (介入群 後値) 介入群 p値 介入群 VS 対照群 平均差 p値 コメント [11 (浜ら) 無作為ヒ二重盲検 プラセボ 対照群間 並行試験 2 0 0 0 −2 −2 2 ‐I I 0 0 0 0 0 (mg/dL) L16mg/日 118.3 127.5 9.2 (有意差121,2 121.3 0・I 有意差‐9.I (有意差 間後 2.46mg/日 122.O t07.4 ‐14.6 (有意な−23,8 (有意な 低下) 摂取12週 間後 [1] (浜ら) 4)の層別 解析 割付けの 隠蔵を実 施(著者に 確認) PPS 61%(脱落 2名、除外 57名) 〔参考文 献4)と本 論文より) 参考文献4 の層別解 析(一部の害関係者が含まれる 福井次矢,山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014.を一部改変 【閲覧に当たっての注意】 本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。 1/I別 紙様式(V)‐13a 【様式例 添付ファイル用】(連続変数を指標とした場合) エビデンス総体の質評価シート 商 品名:へルシア プロシアニジン ポリフェノールの力 対象 健常成人(LDLコレステロール139mg/dL以下) 介入 松樹皮由来プロシアニジンの摂取 対照 プラセボ摂取 エビデンスの強さはRCTIま‘強(A)”からスタート,観察研究は弱(C)からスタート * 各 項 目 は”高(ー2)”,“中/ 疑い(一1)”,“低(0)”の3段階 **エビデンスの強さは“強(A)”,“中(B)”,”弱(C)”,“非常に弱(D)”の4段階 各群の前後の値 アウトカム 研究デザイン /研究数 バイアス リスク* 非直接性 不精確* 非一貫性 その他 (出版パイア スなど*) 上昇要因 (観察研究*) 効果指標 対照群 (前値) 対照群 (後値) 対照群 平均差 介入群 (前値) 介入群 (後値) 介入群 平均差 介入群 VS 対照群 平均差 コメント LDLコレステ ローノレ RCT/I ‐I 0 0 ‐I ーI LDLコレ ステロー ノレ エビデンスの強さ は中(B)と評価し た 1報中1報で 中程度のバ イアスリスク がある 採用論又 が1報で あるため 不明 出版バイアス の可能性は 否定できない 観察研究ぐ7よい メタアナリシスを行っていない エビデンス総体 福井次矢.山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変 【閲覧に当たっての注意】 本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。 1/I
別 紙 様 式(V)‐14 【様 式例 添 付ファイル用】 サマリーシート(定 性 的 研究レビュー) 商品名:へルシア プロシアニジン ポリフェノールの力 リサーチ クエスチョン 健 常 成 人(LDLコレステロー ル139mg/dL以下)に、松樹皮由来プロシアニジンを摂取 させると、プラセボ摂取と比較して、LDLコレステロールを低下させる機能を有する か ? P 健 常 成 人(LDLコレステロー ル139mg/dL以下) 1(E) 松樹皮由来プロシアニジンの摂取 C プラセボ摂取 01 LDLコレステロー ル バイアスリスクの まとめ 1報中1報で、中程度のバイアスリスクが考えられ、全研究のバイアスリスクは「中/疑 い(‐1)」と評 価した。