VMware Horizon Client
for Mac
ユーザー
ガイド
2019
年
3
月
14
日
VMware Web
サイトで最新の技術ドキュメントをご確認いただけます。https://docs.vmware.com/jp/
VMware
のWeb
サイトでは、最新の製品アップデートを提供しています。 本書に関するご意見、ご要望をお寄せください。フィードバック送信先:docfeedback@vmware.com
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内容
VMware Horizon Client for Mac
ユーザー
ガイド
5
1
ログイン方法
6
2
リモート
デスクトップおよび公開アプリケーションへの接続
7
証明書確認モードの設定 7 macOS アクセシビリティ機能へのアクセスの許可 8 スマートカードの証明書を選択するための Horizon Client の構成 8 リモートデスクトップまたは公開アプリケーションへの接続 9 Horizon Client 起動時のサーバへの接続 11VMware Horizon Client ウィンドウを非表示にする 11
Dock への Horizon Client の追加 12 リモートデスクトップへの自動接続 12 リモートデスクトップと公開アプリケーションの検索 12 リモートデスクトップまたは公開アプリケーションの切り替え 13 最近使用したリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開く 13 サーバ、デスクトップおよびアプリケーションの接続に Touch Bar を活用する 14 サーバユーザー名およびドメインを記憶しないよう Horizon Client を構成 14 ログオフまたは切断 15 サーバからの切断 16
3
リモート
デスクトップと公開アプリケーションの使用
17
クライアントドライブのリダイレクトによるローカルフォルダおよびドライブへのアクセス共有 17Horizon Client の外部で開く URL リンクのクリック 20
リモートデスクトップや公開アプリケーションに Touch Bar を活用する 21 コピーとペースト 22
テキストとイメージのドラッグ 22 公開アプリケーションの使用 23 セッション共同作業機能の使用 26
Windows のアクションに対する Horizon Client ショートカットの変更 30
4
サーバ、リモート
デスクトップおよび公開アプリケーションのショートカットの使用
31
ショートカットの順序変更 31 ショートカットと URI のドラッグ 31
お気に入りのリモートデスクトップまたは公開アプリケーションの選択 32 ホームウィンドウからのサーバショートカットの削除 32
5
外部デバイスの使用
34
リモートデスクトップまたは公開アプリケーションからの印刷 34 USB デバイスの接続に USB リダイレクトを使用する 36 キーボードショートカットマッピングの作成 39 Horizon Client マウスショートカットマッピングの変更 41 モニターおよび画面解像度 42 Web カメラとマイクでリアルタイムオーディオビデオ機能を使用 456
Horizon Client
のオンライン
アップグレード
48
7
Horizon Client
のトラブルシューティング
49
リモートデスクトップの再起動 49 リモートデスクトップまたは公開アプリケーションのリセット 50 Horizon Client のアンインストール 50 Workspace ONE モードでのサーバへの接続 50VMware Horizon Client for Mac
ユーザー
ガイド
この『VMware Horizon Client for Mac
ユーザーガイド』では、VMware Horizon
®Client™ for Mac
からリモート デスクトップや公開アプリケーションに接続して使用する方法について説明します。Horizon Client
は、リモートデスクトップや公開アプリケーションとクライアントデバイスとの間でブローカーと して機能するサーバと通信を行います。Horizon Client
に認証情報を入力すると、サーバで認証情報が検証され、使 用資格のあるリモートデスクトップと公開アプリケーションが検索されます。 リモートデスクトップにインストールされたソフトウェアの詳細については、システム管理者に問い合わせてくださ い。このドキュメントでは、
Mac
にHorizon Client for Mac
がインストールされ、設定されていることを前提としてい ます。Horizon Client for Mac
のインストールと設定の詳細については、『VMware Horizon Client for Mac
のイン ストールとセットアップガイド』ドキュメントを参照してください。ログイン方法
1
リモートデスクトップまたは公開アプリケーションにログインして接続する前に、社内のシステム管理者がユーザー アカウントを設定する必要があります。システム管理者がユーザーアカウントを設定していない場合は、Horizon Client
またはHTML Access
を使用できません。Horizon Client
からサーバ名とドメイン名を求められた場合は、システム管理者に入力するサーバ名と選択するドメ インを問い合わせてください。一部の企業では、Horizon Client
により、正しいサーバに自動的に接続され、正しい ドメインが選択されます。 ユーザー名やパスワードがわからない場合、またはパスワードのリセット方法がわからない場合は、社内のシステム 管理者に問い合わせてください。 ログインして作業を始める準備が整ったら、「リモートデスクトップまたは公開アプリケーションへの接続」を参照 してください。リモート
デスクトップおよび公開アプ
リケーションへの接続
2
Horizon Client
を使用すると、ローカルクライアントデバイスからリモートデスクトップや公開アプリケーション に簡単にアクセスして、作業を行うことができます。 この章には、次のトピックが含まれています。 n 証明書確認モードの設定 nmacOS
アクセシビリティ機能へのアクセスの許可 n スマートカードの証明書を選択するためのHorizon Client
の構成 n リモートデスクトップまたは公開アプリケーションへの接続 nHorizon Client
起動時のサーバへの接続n
VMware Horizon Client
ウィンドウを非表示にする nDock
へのHorizon Client
の追加n リモートデスクトップへの自動接続 n リモートデスクトップと公開アプリケーションの検索 n リモートデスクトップまたは公開アプリケーションの切り替え n 最近使用したリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開く n サーバ、デスクトップおよびアプリケーションの接続に
Touch Bar
を活用する n サーバユーザー名およびドメインを記憶しないようHorizon Client
を構成 n ログオフまたは切断 n サーバからの切断証明書確認モードの設定
サーバに正常に接続するために、Horizon Client
で証明書確認モードを設定するようにシステム管理者から指示され る場合があります。企業によっては、管理者が証明書確認モードを設定し、ユーザーがHorizon Client
で変更でき ないようにしている場合があります。Horizon Client
とサーバ間の接続でサーバ証明書が確認されます。証明書は、デジタル形式の識別情報で、パスポー手順
1
[
アプリケーション]
フォルダで、[VMware Horizon Client]
をダブルクリックします。2
メニューバーから[VMware Horizon Client] - [
環境設定]
を選択します。3
証明書確認モードを選択します。 オプション 説明 信頼されていないサーバに接続しない この設定は、証明書の確認に失敗した場合にサーバに接続できないことを意味します。失敗 したチェックは、エラーメッセージに一覧表示されます。 信頼されていないサーバに接続する前に警告する この設定は、サーバが自己署名証明書を使用しているために証明書の確認に失敗したときに、 [続行] をクリックして警告を無視できることを意味します。自己署名証明書の場合、 Horizon Client に入力したサーバ名と証明書名が一致する必要はありません。 サーバ ID 証明書を確認しない この設定は、証明書確認が実行されないことを示します。4
変更内容を保存するには、[OK]
をクリックします。 次のステップ 証明書確認モードの設定後に証明書エラーが発生した場合は、システム管理者に問い合わせてください。macOS
アクセシビリティ機能へのアクセスの許可
クライアントシステムでmacOS Mojave (10.14)
が実行されている場合、リモートデスクトップや公開アプリケー ション内でキーボードとマウスのパフォーマンスを最適な状態にするため、システムのアクセシビリティ機能へのア クセスをHorizon Client
に許可する必要があります。macOS Mojave (10.14)
クライアントシステムでHorizon Client
を初めて起動すると、Horizon Client
のプロンプ トが表示され、システムのアクセシビリティ機能へのアクセスを許可するように求められます。後でアクセスを許可 するには、[
システム環境設定]
に移動して[
セキュリティとプライバシー]
を選択し、[
プライバシー]
タブをクリック して[
アクセシビリティ]
を選択します。スマート
カードの証明書を選択するための
Horizon Client
の構成
また、サーバの接続時に、ローカル証明書またはスマートカード上の証明書を選択するようにHorizon Client
を構 成することもできます。この設定を行わない場合は、証明書を手動で選択する必要があります。 前提条件 設定を反映するには、Horizon
管理者がサーバでスマートカード認証を設定し、クライアントシステムまたはスマー トカードで使用可能な証明書を1
つにする必要があります。 複数の証明書がある場合、この設定にかかわらず、Horizon Client
では常に証明書の選択が求められます。 手順1
[
アプリケーション]
フォルダで、[VMware Horizon Client]
をダブルクリックします。2
メニューバーから[VMware Horizon Client] - [
環境設定]
を選択します。4
[
証明書を自動的に選択する]
を選択します。5
[
環境設定]
ダイアログボックスを閉じます。 ダイアログボックスが閉じると、変更が有効になります。リモート
デスクトップまたは公開アプリケーションへの接続
リモートデスクトップまたは公開アプリケーションに接続するには、サーバ名を指定し、ユーザーアカウントの認 証情報を入力する必要があります。 前提条件 システム管理者から以下の情報を取得します。n
VPN
(Virtual Private Network
)接続をオンにするかどうかに関する指示。n サーバに接続するために使用するサーバ名。
n ポートが
443
でない場合には、サーバとの接続に使用するポート番号。n
Active Directory
ユーザー名とパスワード、RSA SecurID
ユーザー名とパスコード、RADIUS
認証ユーザー名とパスコード、スマートカード個人識別番号
(PIN)
などのログインに使用する認証情報。n ログインのためのドメイン名。
n
Touch ID
認証を使用できるかどうかの説明。証明書検証モードを設定するように管理者から指示された場合には、「証明書確認モードの設定」を参照してください。 スマートカード認証を使用している場合は、ローカル証明書を自動的に使用するか、スマートカードの証明書を使 用するように
Horizon Client
を構成できます。「スマートカードの証明書を選択するためのHorizon Client
の構成」を参照してください。
手順
1
VPN
接続が必要な場合、VPN
をオンにしてください。2
[
アプリケーション]
フォルダで、[VMware Horizon Client]
をダブルクリックします。3
[
続行]
をクリックしてリモートデスクトップUSB
および印刷サービスを開始するか、[
キャンセル]
をクリック してリモートデスクトップUSB
および印刷サービスなしでHorizon Client
を使用します。[
続行]
をクリックする場合、システム認証情報を提供する必要があります。[
キャンセル]
をクリックする場合、 リモートデスクトップUSB
および印刷サービスを後で有効にできます。注
:
リモートデスクトップのUSB
および印刷サービスを開始するためのプロンプトは、Horizon Client
を初め て起動したときに表示されます。[
キャンセル]
または[
続行]
をクリックするかどうかに関係なく、再び表示され ません。4
サーバに接続します。 オプション 説明 新規サーバに接続 Horizon Client ホームウィンドウの [新規サーバ] アイコンをクリックし、システム管理者 の指示に従ってサーバ名とポート番号を入力して(必要な場合)、[接続] をクリックします。 view.company.com:1443 は、デフォルト以外のポートを使用した一例です。 既存サーバに接続 Horizon Client のホームウィンドウでサーバのショートカットをダブルクリックします。5
RSA SecurID
の認証情報またはRADIUS
の認証証明書の入力を求められた場合、ユーザー名とパスコードを入 力して[
ログイン]
をクリックします。6
ユーザー名とパスワードの入力を要求されたら、Active Directory
認証情報を入力します。a
システム管理者に指示されたようにユーザー名とパスワードを入力します。b
システム管理者の指示に従って、ドメインを選択します。[
ドメイン]
ドロップダウンメニューが表示されていない場合、<
ユーザー名
>@<
ドメイン
>
または<
ドメイン
>\<
ユーザー名
>
の形式でユーザー名を入力する必要があります。c
(
オプション)
この機能が有効で、サーバ証明書が完全に検証されている場合、[
このパスワードを保存]
チェッ クボックスを選択します。d (
オプション) Touch ID
認証を有効にするには、[Touch ID
を有効にする]
チェックボックスを選択します。Touch ID
が有効な場合、初回のログインでActive Directory
認証情報がMac
に保護された状態で保存さ れ、以降のログインではそれが使用されます。e
[
ログイン]
をクリックします。 ログインダイアログボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示さ れます。7
デスクトップセキュリティインジケーターが赤に変わり、警告メッセージが表示されたら、プロンプトに応答 します。8
Touch ID
認証を要求された場合は、Touch ID
センサーに指を触れます。9
(
オプション)
リモートデスクトップに複数の表示プロトコルが構成されている場合、使用するプロトコルを選択 します。[VMware Blast]
プロトコルを使用するとバッテリ寿命が向上するため、ハイエンド3D
のユーザーやモバイル デバイスのユーザーに最適なプロトコルです。 オプション 説明 リモートデスクトップの表示プロトコルを選択 リモートデスクトップ名を選択し、<Control> を押しながらクリックし、コンテキストメ ニューから表示プロトコルを選択します。 または、コンテキストメニューの [設定] を選択し、[設定] ダイアログボックスの [接続方法] ドロップダウンメニューから表示プロトコルを選択することもできます。 公開アプリケーションの表示プロトコルを選択 公開アプリケーション名を選択し、Control キーを押しながらクリックし、コンテキストメ ニューの [設定] を選択し、[設定] ダイアログボックスの [優先されるプロトコル] ドロップダ ウンメニューから表示プロトコルを選択します。10
接続するリモートデスクトップや公開アプリケーションをダブルクリックします。 公開デスクトップに接続していて、公開デスクトップに別の表示プロトコルが設定されている場合は、プロンプ トが表示され、設定済みのプロトコルを使用するのか、リモートオペレーティングシステムからログオフして 選択したプログラムで接続するかどうかが確認されます。 注:
サーバ上の1
つのリモートデスクトップのみ使用する資格を与えられている場合、Horizon Client
はその リモートデスクトップに自動的に接続します。Horizon
管理者がクライアントドライブのリダイレクト機能を有効にしている場合は、[
共有]
ダイアログボックス が表示される場合があります。[
共有する]
ダイアログボックスで、ローカルシステム上のファイルへのアクセスを許 可または拒否できます。詳細については、「クライアントドライブのリダイレクトによるローカルフォルダおよびド ライブへのアクセス共有」を参照してください。初めてサーバに接続した後、
Horizon Client
を次に起動したときに、Horizon Client
はこのサーバに自動的に接続 します。この機能を無効にする方法については、「Horizon Client
起動時のサーバへの接続」を参照してください。Horizon Client
起動時のサーバへの接続
初めてサーバに接続した後、次に
Horizon Client
を開始すると、Horizon Client
はそのサーバに自動的に接続します。 この機能を無効にするには、Horizon Client
ホームウィンドウでサーバのショートカットを選択してControl
キー を押しながらクリックし、[
パワーオン時に常に接続する]
設定の選択を解除します。Horizon Client
ホームウィンドウに他のサーバのショートカットがある場合は、別のサーバに対して[
パワーオン時 に常に接続する]
設定を有効にすることができます。[
パワーオン時に常に接続する]
設定は、一度に1
台のサーバに 対してのみ有効にできます。VMware Horizon Client
ウィンドウを非表示にする
VMware Horizon Client
ウィンドウは、リモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開いた後に非表示に できます。手順
n リモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開いた後に
VMware Horizon Client
ウィンドウを非表示 にするには、VMware Horizon Client
ウィンドウの隅にある[
閉じる]
ボタンをクリックします。VMware Horizon Client
アイコンはDock
に残ります。n リモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開いた後に
VMware Horizon Client
ウィンドウを常に非 表示にするように設定するには、サーバに接続する前に以下の手順を実行します。a
メニューバーから[VMware Horizon Client] - [
環境設定]
を選択し、[
環境設定]
ダイアログボックスで[
全 般]
をクリックします。b [
デスクトップ/
アプリケーションの起動後にクライアントウィンドウを非表示にする]
をクリックします。c
[
環境設定]
ダイアログボックスを閉じます。 VMware Horizon Client for Mac ユーザーガイドn
VMware Horizon Client
ウィンドウを非表示にした後に再び表示するには、メニューバーから[
ウィンドウ]
-[
選択ウィンドウを開く]
を選択するか、Dock
でVMware Horizon Client
アイコンを右クリックして[
すべての ウィンドウを表示]
を選択します。Dock
への
Horizon Client
の追加
Horizon Client
は、Mac
クライアントシステムのDock
に追加できます。手順
1
[
アプリケーション]
フォルダで、[VMware Horizon Client]
を選択します。2
[VMware Horizon Client]
アイコンをDock
にドラッグします。3
ログイン時にHorizon Client
を開く[Dock]
アイコンを設定、またはFinder
にアイコンを表示するには、Dock
上のアイコンを右クリックして[
オプション]
を選択し、コンテキストメニューから適切なコマンドを選択します。Horizon Client
を終了すると、アプリケーションショートカットがDock
に残ります。リモート
デスクトップへの自動接続
サーバに接続したときに特定のリモートデスクトップが開くようにサーバを構成できます。特定の公開アプリケー ションが開くようにサーバを構成することはできません。 サーバ上の1
台のリモートデスクトップのみ使用する資格を与えられている場合、サーバに接続するとHorizon Client
でそのリモートデスクトップが常に開きます。 前提条件ユーザー名とパスワード、
RSA SecurID
ユーザー名とパスコード、RADIUS
認証ユーザー名とパスコード、スマート カード個人識別番号(PIN)
など、サーバに接続するための認証情報を取得します。 手順1
Horizon Client
ホームウィンドウで、サーバのアイコンをダブルクリックします。2
入力のダイアログが表示されたら、認証情報を入力します。3
デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[
設定]
ボタン(歯車のアイコン)をクリックし ます。4
[
設定]
ダイアログボックスの左ペインで、リモートデスクトップを選択します。5
[
このデスクトップに自動接続]
を選択します。リモート
デスクトップと公開アプリケーションの検索
サーバに接続すると、そのサーバで使用可能なリモートデスクトップと公開アプリケーションがデスクトップとアプ リケーションの選択ウィンドウに表示されます。ウィンドウに入力して、特定のリモートデスクトップまたは公開ア プリケーションを検索できます。入力を始めると、
Horizon Client
により、一致する最初のリモートデスクトップまたは公開アプリケーション名が ハイライト表示されます。ハイライト表示されたリモートデスクトップまたは公開アプリケーションに接続するに は、Enter
キーを押します。最初の一致が見つかった後も入力を続けると、Horizon Client
により、一致するリモー トデスクトップおよび公開アプリケーションの検索が続行されます。Horizon Client
により、一致するリモートデ スクトップまたは公開アプリケーションが複数見つかった場合は、Tab
キーを押すと次の一致に切り替えることがで きます。入力を2
秒間やめてから再び開始すると、Horizon Client
は、新しい検索を開始したものとみなします。リモート
デスクトップまたは公開アプリケーションの切り替え
リモートデスクトップに接続している場合は、別のリモートデスクトップに切り替えることができます。また、リ モートデスクトップに接続している間は、公開アプリケーションに接続することもできます。 手順 u 同じサーバまたは異なるサーバからリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを選択します。 オプション アクション 同じサーバの別のリモートデスクトップまたは 公開アプリケーションを選択する 次のいずれかのアクションを実行します。 n 現在のデスクトップを開いたまま別のリモートデスクトップに接続するには、メニュー バーの [ウィンドウ] - [VMware Horizon Client] の順に選択し、別のリモートデスク トップのショートカットをダブルクリックします。このリモートデスクトップは新しい ウィンドウに表示されるため、複数のリモートデスクトップが開いた状態になります。 メニューバーの [ウィンドウ] メニューから、リモートデスクトップを切り替えることが できます。 n 現在のリモートデスクトップを閉じて別のリモートデスクトップに接続するには、メ ニューバーで [接続] - [切断] の順に選択し、別のリモートデスクトップのショートカッ トをダブルクリックします。 n 別の公開アプリケーションを開くには、別の公開アプリケーションのショートカットを ダブルクリックします。この公開アプリケーションは新しいウィンドウで開きます。複 数の公開アプリケーションを開いたまま保持できます。アプリケーションを切り替える には、アプリケーションウィンドウ内をクリックします。 異なるサーバの別のリモートデスクトップまた は公開アプリケーションを選択する 複数のリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを使用する資格があって、デスク トップとアプリケーションの選択ウィンドウが開く場合、そのウィンドウのツールバーの左 側にある [サーバから切断] ボタンをクリックし、サーバから切断します。1 台のリモートデ スクトップまたは公開アプリケーションしか使用する資格がない場合は、デスクトップとア プリケーションの選択ウィンドウが開きませんが、メニューバーから [ファイル] - [サーバか ら切断] の順に選択してから別のサーバに接続できます。最近使用したリモート
デスクトップまたは公開アプリケーションを
開く
Horizon Client
で、最近使用したリモートデスクトップと公開アプリケーションを開くことができます。 最近使用したデスクトップと公開アプリケーションが、開かれた順に表示されます。最近使用したリモートデスク トップまたは公開アプリケーションを開いた時点でサーバに接続していない場合、サーバへのログイン画面が表示さ れ、認証情報を入力する必要があります。前提条件
この機能を使用するには、以前にリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開いている必要があります。 最近使用したデスクトップまたは公開アプリケーションを
Dock
から開くには、VMware Horizon Client
がDock
にある必要があります。「Dock
へのHorizon Client
の追加」を参照してください。手順
n
Dock
からリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開くには、Dock
の[VMware Horizon Client]
をControl
キーを押しながらクリックして、メニューからリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを 選択します。 n[
ファイル]
メニューからリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを開くには、Horizon Client
を起動 して、[
ファイル] - [
最近のファイルを開く]
の順に選択し、メニューからリモートデスクトップまたは公開アプ リケーションを選択します。サーバ、デスクトップおよびアプリケーションの接続に
Touch Bar
を
活用する
Mac
にTouch Bar
が搭載されている場合は、Touch Bar
でサーバの追加、サーバからの切断、または最近使用した リモートのデスクトップや公開アプリケーションへの接続が行えます。この機能には、macOS Sierra (10.12)
以降が 必要です。 サーバに接続する前に、プラス([+])
のアイコンをタッチしてサーバを追加します。サーバに接続した後は、[
切断]
ア イコンをタッチしてサーバとの接続を切断します。 以前、リモートデスクトップまたは公開アプリケーションに接続したことがある場合は、サーバに接続しなくてもデ スクトップ名やアプリケーション名がTouch Bar
に表示されます。表示されたリモートデスクトップ名やアプリケー ション名をタッチすると、サーバにログインしてそのリモートデスクトップまたは公開アプリケーションを起動でき ます。Horizon Client
アプリケーションのTouch Bar
内のアイテムの追加や削除、アイテムの順序の変更は、[VMware
Horizon Client] - [Touch Bar
のカスタマイズ]
で行えます。リモートデスクトップまたは公開アプリケーション接続後の
Touch Bar
の使い方については、「リモートデスクトッ プや公開アプリケーションにTouch Bar
を活用する」を参照してください。サーバ
ユーザー名およびドメインを記憶しないよう
Horizon Client
を
構成
デフォルトでは、サーバにログインするときにHorizon Client
が、入力されたユーザー名とドメインを保存します。 セキュリティを強化する目的で、サーバのユーザー名とドメインを記憶しないようにHorizon Client
を構成するこ ともできます。 手順1
メニューバーから[VMware Horizon Client] - [
環境設定]
を選択します。2
[
環境設定]
ダイアログボックスで[
全般]
をクリックします。4
[
環境設定]
ダイアログボックスを閉じます。 ダイアログボックスが閉じると、変更が有効になります。ログオフまたは切断
ログオフせずにリモートデスクトップから切断すると、リモートデスクトップ内のアプリケーションは開いたまま になります。サーバから切断し、公開アプリケーションを実行したままにすることもできます。 リモートデスクトップを開いていなくても、リモートデスクトップのオペレーティングシステムからログオフでき ます。この機能は、リモートデスクトップにCtrl + Alt + Del
を送信してから[
ログオフ]
をクリックするのと同じ結 果になります。 注:
Windows
のキーの組み合わせCtrl+Alt+Del
は、リモートデスクトップでサポートされていません。代わり に、メニューバーから[
接続] - [Ctrl + Alt + Del
を送信]
の順に選択します。または、Apple
キーボードでFn +
Control + Option + Delete
キーを押します。手順
n ログオフせずにリモートデスクトップから切断します。
オプション アクション
Horizon Client を切断して終了する a ウィンドウの隅にある [閉じる] ボタンをクリックするか、メニューバーの [ファイル] -[閉じる] の順に選択します。
b メニューバーから [VMware Horizon Client] - [VMware Horizon Client の終了] を選 択します。 切断して Horizon Client にとどまる ツールバーの [切断] ボタンをクリックするか、メニューバーから [接続] - [切断] の順に選択 します。 注
:
Horizon
管理者は、切断時にログオフするようにリモートデスクトップを設定できます。その場合、リモー トデスクトップで開いているアプリケーションは終了します。 n リモートデスクトップからログオフして切断する。 オプション アクション リモートデスクトップから Windows の[スタート]メニューを使用してログオフします。 メニューバーから メニューバーから [接続] - [ログオフ] を選択します。 この手順を使用すると、リモートデスクトップで開いているファイルが保存されずに終了し ます。n 公開アプリケーションとの接続を切断します。 オプション アクション サーバから切断し、公開アプリケーションを実 行したままにする 次のいずれかのアクションを実行します。 n デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、ツールバーの左側の [サーバから 切断] ボタンをクリックします。 n メニューバーから [ファイル] - [サーバから切断] を選択します。 公開アプリケーションを閉じ、サーバから切断 する a 通常の方法で公開アプリケーションを終了します。たとえば、アプリケーションウィン ドウの隅の [閉じる] ボタンをクリックします。 b デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、ツールバーの左側の [サーバから 切断] ボタンをクリックするか、メニューバーから [ファイル] - [サーバから切断] の順に 選択します。 n リモートデスクトップが開いていないときにログオフします。 この手順を使用すると、リモートデスクトップで開いているファイルは保存されずに終了します。 オプション アクション ホームウィンドウから a サーバショートカットをダブルクリックし、認証情報を入力します。 b リモートデスクトップを選択し、メニューバーから [接続] - [ログオフ] の順に選択しま す。 デスクトップとアプリケーションの選択ウィン ドウから リモートデスクトップを選択し、メニューバーから [接続] - [ログオフ] の順に選択します。
サーバからの切断
リモートデスクトップまたは公開アプリケーションの使用が完了したら、サーバから切断できます。 サーバから切断するには、Horizon Client
メニューバーの左上隅にある[
サーバから切断]
アイコンをクリックします。リモート
デスクトップと公開アプリ
ケーションの使用
3
Horizon Client
の追加機能を使用すると、ローカルクライアントデバイスでリモートデスクトップや公開アプリ ケーションを使用できます。 この章には、次のトピックが含まれています。 n クライアントドライブのリダイレクトによるローカルフォルダおよびドライブへのアクセス共有n
Horizon Client
の外部で開くURL
リンクのクリックn リモートデスクトップや公開アプリケーションに
Touch Bar
を活用するn コピーとペースト
n テキストとイメージのドラッグ n 公開アプリケーションの使用
n セッション共同作業機能の使用
n
Windows
のアクションに対するHorizon Client
ショートカットの変更クライアント
ドライブのリダイレクトによるローカル
フォルダおよび
ドライブへのアクセス共有
クライアントドライブリダイレクト機能を使用すると、ローカルクライアントシステムのフォルダとドライブをリ モートデスクトップや公開アプリケーションと共有できます。 共有ドライブには、マッピングされたドライブおよびUSB
ストレージデバイスを含めることができます。Windows
リモートデスクトップで、共有フォルダおよびドライブは、Windows
オペレーティングシステムのバー ジョンに応じて[PC]
フォルダまたは[
コンピュータ]
フォルダに表示されます。Notepad
などの公開アプリケーショ ンでは、共有フォルダまたはドライブ内のファイルを参照したり開いたりすることができます。 ローカルのファイルシステムにあるローカルファイルを公開アプリケーションで直接開く機能をオンにできます。 ローカルファイルを選択して、Control
キーを押しながらクリックすると、[
プログラムから開く]
メニューにより、 利用可能な公開アプリケーションが表示されます。ローカルファイルを公開アプリケーションのウィンドウやDock
アイコンにドラッグして、ローカルファイルを開くこともできます。特定の拡張子を持つファイルのデフォルトアプリケーションとして、公開アプリケーションを設定した場合、ローカ ルファイルシステムにあるその拡張子を持つすべてのファイルがサーバに登録されます。公開アプリケーションを
[
アプリケーション]
フォルダから実行する機能もオンにできます。 注:
ファイル名にWindows
ファイルシステムで無効な文字が含まれている場合は、公開アプリケーションでファ イルを開くことができません。たとえば、test2<.txt
という名前のファイルをメモ帳で開くことはできません。 クライアントドライブリダイレクトの設定は、すべてのリモートデスクトップと公開アプリケーションに適用され ます。 前提条件 フォルダおよびドライブをリモートデスクトップまたは公開アプリケーションと共有するには、Horizon
管理者がク ライアントドライブのリダイレクト機能を有効にする必要があります。 手順1
[
環境設定]
ダイアログボックスを開き、[
共有する]
パネルを表示します。 オプション 説明 デスクトップとアプリケーションの選択ウィン ドウから[VMware Horizon Client] - [環境設定] を選択し、[共有する] をクリックします。
リモートデスクトップまたは公開アプリケーショ ンに接続したときに表示される [共有する] ダイ アログボックスから ダイアログボックスで、[環境設定] - [共有する] リンクをクリックします。 リモートデスクトップのオペレーティングシス テム内から
メニューバーから、[VMware Horizon Client] - [環境設定]を選択し、[共有する] をクリッ クします。
2
クライアントドライブリダイレクト設定を構成します。 オプション アクション 特定のフォルダまたはドライブを、リモートデ スクトップおよび公開アプリケーションと共有 する プラス ([+]) ボタンをクリックし、共有するフォルダまたはドライブを参照して選択し、[追 加] をクリックします。 注: USB リダイレクト機能で USB デバイスがリモートデスクトップまたは公開アプリケー ションにすでに接続している場合、この USB デバイスでフォルダを共有することはできませ ん。 特定のフォルダまたはドライブの共有を停止する フォルダリストでフォルダまたはドライブを選択し、マイナス ([-]) ボタンをクリックします。 リモートデスクトップおよび公開アプリケーショ ンからホームディレクトリのファイルへのアク セスを許可します。 [<home-directory> へのアクセスを許可] チェックボックスをオンにします。オプション アクション
リモートデスクトップと公開アプリケーション で USB ストレージデバイスを共有する
[リムーバブルストレージへのアクセスを許可] チェックボックスをオンにします。クライア ントドライブリダイレクト機能により、クライアントシステムに挿入されているすべての
USB ストレージデバイス、および FireWire と Thunderbolt で接続されているすべての外 部ドライブが自動的に共有されます。共有する特定のデバイスを選択する必要はありません。 注: リモートデスクトップまたは公開アプリケーションに USB リダイレクト機能ですでに 接続されている USB ストレージデバイスは共有されません。 このチェックボックスがオフの場合、USB リダイレクト機能を使用して、USB ストレージ デバイスをリモートデスクトップや公開アプリケーションに接続できます。 リモートデスクトップまたは公開アプリケーショ ンへの接続時に [共有する] ダイアログボックス を表示しない [デスクトップやアプリケーションに接続するときにダイアログを表示しない] チェックボッ クスをオンにします。 このチェックボックスをオフにすると、リモートデスクトップや公開アプリケーションに最 初に接続したときに [共有する] ダイアログボックスが表示されます。たとえば、サーバにロ グインしてリモートデスクトップに接続すると、[共有する] ダイアログボックスが表示され ます。さらに、別のリモートデスクトップまたは公開アプリケーションに接続すると、ダイ アログボックスは表示されなくなります。もう一度ダイアログボックスを表示するには、 サーバから切断して再度ログインする必要があります。
3
公開アプリケーションの設定値を指定します。a
デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[
設定]
ボタン(歯車のアイコン)をクリッ クし、左側のペインで[
アプリケーション]
を選択します。b
ローカルファイルシステムから公開アプリケーションでローカルファイルを開く機能をオンにするには、[
ホスト型アプリケーションでローカルファイルを開く]
を選択します。c
クライアントシステムのアプリケーション
フォルダから公開アプリケーションを実行する機能をオンにするに は、[
ローカルのアプリケーションフォルダからホスト型アプリケーションを実行]
を選択します。 次のステップ リモートデスクトップまたは公開アプリケーションで共有フォルダを表示できることを確認してください。 nWindows
オペレーティングシステムのバージョンに応じて、Windows
リモートデスクトップでエクスプロー ラーを開いて[PC]
フォルダを検索するか、Windows
エクスプローラーを開いて[
コンピューター]
フォルダを 検索します。 n 公開アプリケーションで、[
ファイル] - [
開く]
の順に選択するか、[
ファイル] - [
名前を付けて保存]
の順に選択し てフォルダまたはドライブに移動します。 共有に選択したフォルダとドライブには、次のような命名規則が使用されます。 命名規則 例<desktop-name> の <folder-name> JSMITH-W03 の jsmith <folder-name> (<drive-number>:) jsmith (Z:)
<desktoptop-name> (<drive-number>:) の <folder-name> JSMITH-W03 (Z:) の jsmith VMware Horizon Client for Mac ユーザーガイド
Horizon Agent
のバージョンによっては、リダイレクトされたフォルダに2
つのエントリがあります。たとえば、Windows 10
では、[
デバイスとドライブ]
と[
ネットワークの場所]
の2
つがあります。両方のエントリが同時に表 示される場合もあります。すべてのボリュームラベル(A:
からZ:
まで)が使用済みの場合、リダイレクトされたフォ ルダのエントリは1
つだけになります。Horizon Client
の外部で開く
URL
リンクのクリック
Horizon
管理者は、リモートデスクトップまたは公開アプリケーションの内部でクリックしたURL
リンクをローカ ルクライアントシステムのデフォルトブラウザで開くように設定できます。URL
のリンク先は、Web
ページ、電 話番号、メールアドレスなどである場合があります。この機能は、URL
コンテンツリダイレクトと呼ばれます。 また、Horizon
管理者は、ローカルクライアントシステムのブラウザやアプリケーション内でクリックしたURL
リ ンクをリモートデスクトップや公開で開くように設定することもできます。Horizon Client
が開いていない場合、URL
リンクをクリックすると、ログインが求められます。Horizon
管理者は、セキュリティ上の目的でURL
コンテンツリダイレクト機能を設定することもできます。たとえ ば、職場にいるユーザーがネットワークの外部にあるURL
にアクセスするリンクをクリックする場合、公開アプリ ケーションでこのリンクを開くほうが安全な場合があります。管理者は、リンクを開く公開アプリケーションを構成 できます。 各企業は独自のURL
コンテンツリダイレクトポリシーを構成できます。URL
コンテンツリダイレクト機能が自社 でどのように動作しているかについては、システム管理者に問い合わせてください。URL
コンテンツ
リダイレクト
プロンプトに対する応答
Horizon Client
を初めて起動し、URL
コンテンツリダイレクト機能が構成されているサーバに接続すると、リダイ レクト用のリンクをクリックすると、Horizon Client
でVMware Horizon URL
フィルタアプリケーションを開くよ うに求められます。[
開く]
をクリックして、URL
リダイレクトを許可します。URL
コンテンツリダイレクト機能の構成方法によっては、デフォルトのWeb
ブラウザをVMware Horizon URL
フィルタに変更するように求めるアラートメッセージがHorizon Client
に表示されることがあります。このプロン プトが表示される場合、「[
VMware Horizon URL
フィルタ」を使用する]
ボタンをクリックして、VMware Horizon
URL
フィルタをデフォルトのブラウザにすることを許可します。「[
VMware Horizon URL
フィルタ」を使用する]
を クリックした後に、デフォルトのブラウザを変更していない限り、このプロンプトは一度だけ表示されます。Horizon Client
で、URL
をクリックしたときにアプリケーションを選択するように求めるアラートメッセージも表 示される場合があります。このプロンプトが表示された場合には、[
アプリケーションを選択]
をクリックして、ロー カルクライアントシステムのアプリケーションを検索したり、[App Store
を検索]
をクリックして、新しいアプリ ケーションを検索してインストールします。[
キャンセル]
をクリックすると、URL
は開きません。Chrome
での
URL
コンテンツ
リダイレクトの使用
Chrome
ブラウザで、VMware Horizon URL
コンテンツリダイレクトヘルパー拡張機能を有効にするように求めら れた場合は、[
拡張機能を有効にする]
をクリックして、Chrome
ブラウザでURL
コンテンツリダイレクト機能を使 用します。[Chrome
から削除]
をクリックすると、拡張機能が削除され、Chrome
でURL
をクリックしてもリダイ レクトされません。削除後も、拡張機能はChrome Web
ストアから手動でインストールできます。クライアントシステムの
Chrome
ブラウザでURL
が最初にリダイレクトされるときに、URL
をHorizon Client
で 開くかどうか確認されます。[VMware Horizon Client
リンクの選択内容を保存]
チェックボックス(推奨)を選択 して[VMware Horizon Client
を開く]
をクリックすると、このプロンプトは再度表示されません。リモート
デスクトップや公開アプリケーションに
Touch Bar
を活用
する
Touch Bar
を使用して、リモートデスクトップや公開アプリケーションと通信できます。この機能には、macOS
Sierra (10.12)
以降が必要です。 リモートデスクトップに接続した後、Touch Bar
のアイコンで次のタスクを実行します。 n リモートデスクトップからの切断、ログアウト、再起動またはリセット、Ctrl + Alt + Delete
の送信を行います。 n 全画面表示モードを開始または終了します。 n デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウを前面にします。 n 現在開いているすべてのリモートデスクトップおよび公開アプリケーションのリストを表示します。 n 開いている別のリモートデスクトップまたは公開アプリケーションに切り替えます。Horizon Client
アプリケーションのTouch Bar
内のアイテムの追加や削除、アイテムの順序の変更は、[VMware
Horizon Client] - [Touch Bar
のカスタマイズ]
で行えます。注
:
ログアウト、リセット、および再起動の機能については、Horizon
管理者がこれらの機能を有効にしている場合 にのみ使用できます。リモートデスクトップが排他モードになっている場合は、Touch Bar
を使用した全画面表示 モードの開始と終了、およびデスクトップとアプリケーション選択ウィンドウを前面にすることはできません。 公開アプリケーションに接続すると、次のアイコンがTouch Bar
に表示されます。 左から右の順番で、各アイコンを使って実行できるタスクを示します。 n ファンクションキーのリストを表示します。 n 現在の公開アプリケーションで開いているウィンドウのリストを表示します。ウィンドウのタイトルをクリック すると、そのウィンドウに切り替えることができます。 n ズームします(
最大化と元に戻す動作の切り替え)
。 VMware Horizon Client for Mac ユーザーガイドn アプリケーションの選択ウィンドウを前面にします。 n 現在開いているすべてのリモートデスクトップおよび公開アプリケーションのリストを表示します。リモートデ スクトップや公開アプリケーションをクリックすると、そのデスクトップやアプリケーションを前面にすること ができます。
コピーとペースト
デフォルトでは、ローカルクライアントシステムからリモートデスクトップまたは公開アプリケーションにコピー アンドペーストを行うことができます。リモートデスクトップや公開アプリケーションからクライアントシステム にコピーアンドペーストを行うこともできます。また、2
つのリモートデスクトップまたは公開アプリケーション 間でもコピーアンドペーストが可能です。ただし、Horizon
管理者がこれらの機能を有効にしている必要があります。RTF (Rich Text Format)
など、テキストやイメージをコピーして貼り付けることができます。 コピーアンドペースト機能には、次の制限があります。 n リモートデスクトップとローカルクライアントコンピュータのファイルシステム間では、ファイルのコピーお よび貼り付けを行うことができません。 n フォーマットされたテキストをコピーする場合、データの一部がテキストで、一部のデータはフォーマットされ た情報となります。大容量のフォーマットされたテキスト、またはテキストとイメージをコピーする場合、テキ ストとイメージをペーストする時は、プレーンテキストの一部またはすべてを見ることができますが、フォー マットまたはイメージを見ることができないケースがあります。その理由は、3
種類のデータが分割されて保存 される場合があるためです。たとえば、コピーされるドキュメントのタイプによっては、イメージはイメージま たはRTF
データとして保存される場合があります。 n テキストとRTF
データを合わせたサイズが最大クリップボードサイズより小さければ、フォーマットされたテ キストが貼り付けられます。RTF
データは多くの場合に分割できないため、テキストとフォーマットのサイズが 最大クリップボードサイズより大きい場合は、RTF
データが破棄されてプレーンテキストが貼り付けられます。 n1
回の操作で選択したフォーマットされたテキストとイメージすべてをペーストできない場合、1
回の操作でコ ピーアンドペーストするデータ量を少なくする必要があります。テキストとイメージのドラッグ
リモートデスクトップで開いているアプリケーションに、Mac
クライアントのテキストやイメージをドラッグでき ます。たとえば、
Mac
クライアント上のFirefox
からのテキストをドラッグして、リモートデスクトップのWordPad
ア プリケーションにドロップできます。プレーンテキスト、およびリッチテキスト(RTF)
の両方の形式に対応してい ます。 ユーザーがドラッグできるデータの種類やデータ量はHorizon
管理者側で設定できます。また、Horizon
管理者は、 この機能を無効にすることもできます。 この機能には次の制限があります。 n 公開アプリケーションへのテキストおよびイメージのドラッグはできません。 n リモートデスクトップからのテキストおよびイメージを、クライアントデバイスへドラッグすることはできません。公開アプリケーションの使用
Mac
の多くの機能が公開アプリケーションで使用できます。 n 公開アプリケーションを実行すると、そのアイコンがDock
に表示されます。Dock
内のアイコンをクリックす ると、最小化されている公開アプリケーションが最大化します。 n 公開アプリケーションをDock
のコンテキストメニューに保持したり、コンテキストメニューから開いたり、 終了したりすることができます。[Dock
に追加]
を選択すると、すべてのアプリケーションウィンドウを閉じて も公開アプリケーションのアイコンはDock
に残ります。 nDock
内のアイコンをクリックすると、公開アプリケーションを開くことができます。 n 公開アプリケーションでローカルのファイルを開いたり、クライアントシステム上の[
アプリケーション]
フォル ダから公開アプリケーションを実行したりできます。これらの機能を有効にするには、「クライアントドライブ のリダイレクトによるローカルフォルダおよびドライブへのアクセス共有」を参照してください。n
Windows
タスクバーの点滅項目がHorizon Client
に転送されます。たとえば、公開アプリケーションがIM
ク ライアントの場合、新しいメッセージを受信すると、Dock
内のIM
クライアントのアイコンに点滅する赤のドッ トが表示されます。 n メニューバーから音声読み上げの開始、公開アプリケーションの最小化およびズームを行うことができます。 nExposé
機能を使用すると、開いている公開アプリケーションを表示できます。Command-Tab
を押すと、開 いている公開アプリケーションを切り替えることができます。 n 標準のMac
キーボードショートカットを使用して、公開アプリケーションを操作できます。たとえば、Command-W
を押すと個々のアプリケーションウィンドウを閉じることができ、Command-S
を押すと現在 のファイルを保存することができます。また、標準のMac
キーボードショートカットは、Mac
上のアプリケー ションと公開アプリケーションとの間でのテキストのコピーや切り取り、貼り付けにも使用できます。キーボー ドショートカットマッピングはカスタマイズできます。「キーボードショートカットマッピングの作成」を参 照してください。 n 公開アプリケーションでWindows
システムトレイのアイテムが作成されると、そのアイテムがMac
クライア ントシステムのメニューバーの通知領域に表示されます。このアイテムは、Windows
システムのシステムト レイで操作するときと同じように、Mac
の通知領域で操作することができます。 注:
Mac
の通知領域にリダイレクトされたシステムトレイアイテムを再クリックすると、コンテキストメニュー は表示されたままになります。公開アプリケーションへのドキュメントの保存
Microsoft Word
、WordPad
などの特定の公開アプリケーションを使ってドキュメントを作成したり保存したりでき ます。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカル のコンピュータにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。ご使用の環境下では、どこに公開アプリケーションで作成したドキュメントが保存されるのかについては、システム VMware Horizon Client for Mac ユーザーガイド
公開アプリケーションでのローカル
IME
の使用
英語以外のキーボードとロケールを使用している場合、ローカルクライアントシステムにインストールされている
IME (Input Method Editor)
を使用して、英語以外の文字を公開アプリケーションに送信できます。Mac
上のメニューバーにある[
入力]
メニューまたはキーボードのショートカットを使用して、別のIME
に切り替え ます。公開アプリケーションをホストするサーバにIME
をインストールする必要はありません。 注:
Mac
ではIME
を入力ソースといいます。 この機能を有効にすると、ローカルIME
が使用されます。公開アプリケーションをホストするサーバにIME
がイン ストールされ、設定されている場合、そのリモートIME
は無視されます。 前提条件 n クライアントシステムに1
つ以上のIME
がインストールされていることを確認します。 手順1
Horizon Client
のデスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、Control
キーを押しながら公開アプリ ケーションをクリックし、[
設定]
を選択します。2
[
リモートアプリケーション]
ペインで、[
ローカルIME
をホスト型アプリケーションに拡張する]
チェックボッ クスをオンにします。3
ローカルにインストールされたアプリケーションで使用できる場合は、ローカルIME
を使用します。[
入力]
メニューはMac
クライアントのメニューバーにあります。公開アプリケーションを使用している際に、[
入 力]
メニューまたはキーボードのショートカットを使用して、別の言語やIME
に切り替えることができます。Command-C
でコピー、Command-V
でペーストなど、特定の操作を実行するキーの組み合わせは機能します。公開アプリケーションの再接続動作の構成
公開アプリケーションを閉じずにサーバから切断すると、Horizon Client
は、この公開アプリケーションを次回の サーバ接続時に開くかどうか確認します。Horizon Client
の再接続動作設定を変更することで、この動作を変更でき ます。 前提条件ユーザー名とパスワード、
RSA SecurID
ユーザー名とパスコード、RADIUS
認証ユーザー名とパスコード、スマート カード個人識別番号(PIN)
など、サーバに接続するための認証情報を取得します。 手順1
Horizon Client
の[
ホーム]
ウィンドウで、サーバのアイコンをダブルクリックします。2
入力のダイアログが表示されたら、認証情報を入力します。3
デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[
設定]
ボタン(歯車のアイコン)をクリックし ます。4
[
設定]
ダイアログボックスの左ペインで、[
アプリケーション]
を選択します。5
アプリケーションの再接続動作オプションを選択します。 これらのオプションによって、実行中のサーバおよび公開アプリケーションにユーザーが接続したときのHorizon Client
の動作が決定されます。 オプション 説明 再接続を要求し、アプリケーションを開く Horizon Client に、[1 つ以上のリモートアプリケーションが実行中です。これらのアプリ ケーションを今すぐ開きますか? ][アプリケーションに再接続] または [今はしない] を選択で きます。さらに、[今後はこのメッセージを表示しない] チェックボックスをオンにして、今 後はメッセージが表示されないようにすることもできます。デフォルトでは、この設定は有 効になっています。 自動的に再接続し、アプリケーションを開く Horizon Client は、実行中の公開アプリケーションをすぐに開きます。 再接続を要求せず、自動再接続もしない Horizon Client は、実行中の公開アプリケーションを再度開くようにユーザーに求めず、公 開アプリケーションを自動的に開くこともありません。この設定は、[今後はこのメッセージ を表示しない] チェックボックスと同じ効果があります。 新しい設定は、次回サーバに接続したときに有効になります。公開アプリケーションの複数セッション
モードの有効化
公開アプリケーションの複数セッションモードを有効にすると、異なるクライアントデバイスからサーバにログイ ンしたときに、同じ公開アプリケーションの複数のセッションを使用できます。 たとえば、クライアントA
で公開アプリケーションを複数セッションモードで開き、同じ公開アプリケーションを クライアントB
で開くと、クライアントA
で公開アプリケーションが開いたまま、クライアントB
で公開アプリケー ションの新しいセッションが開きます。複数セッションモードが無効になっている場合(単一セッションモードの 場合)は、クライアントA
の公開アプリケーションのセッションが切断され、クライアントB
で再接続されます。 複数セッションモード機能には次の制限があります。n