世界の経済環境とマーケット動向
2016年8⽉号
世界のマーケット動向および注⽬材料
世界経済は3%程度の緩やかな成⻑が続くと予想しています。それに伴う企業業績の底堅い増益基調の継続や、⻑期⾦利の低位推
移、積極的な⾦融緩和の継続が、先進国を中⼼に世界のマーケットのサポート要因になるとみられます。
英国のEU離脱はリーマンショックと異なり、⾦融危機に波及する可能性は低いとみられます。ただし、英国とEUとの協議の⻑期化やその他
の国でのEU離脱の⾼まりなどで不透明感が⾼まれば、世界経済にとってマイナスの影響を与える可能性には注意が必要です。
景気サイクル
英国のEU離脱問題は企業⼼理の悪化などを通じて、世界経済の成⻑率に悪影響を与えるとみられます。しかし、⽶中
経済には持ちこたえる⼒があるとみられます。また、各国において財政・⾦融両⾯から景気下⽀えが図られる⽅向にありま
す。このため、世界経済は⼒強さに⽋けるものの、緩やかな回復を続けると予想されます。
⾦融サイクル
⽶国は年内1回、2017年2回程度の極めて緩やかなペースでの利上げスタンスとみています。また、⽇銀およびECB(欧
州中央銀⾏)、BOE(イングランド銀⾏)では、追加の⾦融緩和を⾏う必要性が⾼くなっていることなどを踏まえると、世
界的な流動性の拡⼤は継続するとみられます。
リスク要因
①欧州を中⼼に英国のEU離脱の影響が拡⼤する懸念(政治不安、経済への影響など)、②⽶国利上げペース、
③中国の減速・⼈⺠元切り下げ、④地政学リスク&テロリズム、⑤⽶⼤統領選の⾏⽅、など
マーケット動向の判断材料
株価の⾏⽅
11
市場の注⽬材料
33
世界的な低⾦利環境
22
⽇⽶の⾦融政策
3.1
0.0
5.4
4.2
3.4
3.3
3.4
3.1
2.8
3.0
-3
-2
-1
0
1
2
3
4
5
6
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
その他
インド
⽇本
ASEAN4
NIES4
欧州
⽶国
中国
世界GDP成⻑率
(前年⽐:%)
世界景気の拡⼤傾向は継続
(注)予想は三井住友アセットマネジメント。 (出所)各国GDPを基に三井住友アセットマネジメント作成<各国・地域の成⻑率の推移と予想(寄与度を積上げ)>
2008年〜2017年(2016年以降は予想)
先進国・地域が⽐較的堅調な⼀⽅、新興国では成⻑予想が低下傾向にあり、2016年の世界のGDP成⻑率は2.8%となる⾒込みです。
注⽬される⽶国では、雇⽤・所得・消費の回復メカニズムは途切れておらず、「スローペースながら息の⻑い回復」が⾒込まれます。また、中
国では、政府が構造調整を優先しつつも景気下振れは防⽌するという安定重視の政策を継続しています。
(年) (予想)0
2
4
6
8
10
12
14
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
(年)⽶国
⽇本
欧州
(兆⽶ドル)⾦融サイクルはグローバルで緩和⽅向に
英国のEU離脱決定を受け、⽶国の利上げ観測が⼤きく後退しています。また、⽇銀およびECB(欧州中央銀⾏)、BOE(イングランド
銀⾏)では、追加の⾦融緩和が不可避の状況となっています。
今後、世界的に流動性の拡⼤は継続するとみられます。当⾯、市場の動揺が続く可能性はありますが、こうした流動性の供給がリスク資
産の価格を⽀えていくものと考えられます。
<⽇⽶欧の⾦融政策のスケジュール>
2016年8⽉〜2016年12⽉
<⽇⽶欧のマネタリーベースの推移>
2007年1⽉末〜2017年6⽉末
⽇本
⽶国
欧州
(注)欧州はECBの資産残⾼。2016年7⽉以降は三井住友アセットマネジメントの予想。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 【予想の前提】 欧州:⽉間800億ユーロ増のペースを継続 ⽇本:年間80兆円増のペースを継続 ⽶国:16年6⽉末の残⾼を維持 (予想)⽇程
9⽉20-21⽇
10⽉31⽇-11⽉1⽇
12⽉19-20⽇
⾦融政策決定
会合
⽇程
9⽉20-21⽇
11⽉1-2⽇
12⽉13-14⽇
FOMC
(⽶連邦公開
市場委員会)
⽇程
9⽉8⽇
10⽉20⽇
12⽉8⽇
ECB
(欧州中央銀
⾏)理事会
6⽉の⽶国雇⽤統計で雇⽤者数が⼤幅に増加したことを好感し、多くの市場で英国の欧州連合(EU)離脱選択以前の株価⽔準
を回復しました。
参院選挙の与党勝利を受け、安倍⾸相が追加の経済対策を⽰唆したことや株⾼基調が続いていることを背景に投資家のリスク回避
姿勢が後退し、安全通貨とされる円が売られました。
株価の⾏⽅
〜英国のEU離脱後の⾦融市場
注⽬
材料
注⽬
材料
1
(注)使⽤している株価指数は最終ページをご参照ください。<主要通貨(対円)変化率>
2016年6⽉27⽇と7⽉25⽇(6⽉23⽇との⽐較)
< 主要国の株価指数の変化率>
2016年6⽉27⽇と7⽉25⽇(6⽉23⽇との⽐較)
(%) (%) -0.6 2.1 5.9 2.6 10.3 4.8 4.0 4.3 -9.6 -5.6 -5.6 -5.3 -4.5 -2.7 -2.2 0.1 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 ドイツ ⽇本 英国 ⽶国 ブラジル オーストラリア インド 中国 6/23-6/27 6/23-7/25 -11.2 0.8 -1.6 -3.1 -3.1 2.2 -1.5 -0.1 0.1 -14.1 -9.7 -6.7 -6.4 -5.9 -5.3 -4.8 -4.6 -3.7 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 英ポンド 南アフリカランド 豪ドル ユーロ カナダドル ブラジルレアル ⼈⺠元 インドルピー ⽶ドル 6/23-6/27 6/23-7/25
今回の英国のEU離脱決定に伴い市場の緊張感が⾼まったため、BOEのほかECBが市場の混乱を鎮静化させるため、⾦融機関が必
要とする資⾦を全額供給する等、迅速な政策対応が⾏われました。
過去もこのような市場の緊張感が⾼まった局⾯では、⾦融政策を含め総合的な政策対応等により、⼤きく売り込まれていた株価はその
後反発する傾向があります。
株価の⾏⽅
〜市場の緊張後の株価と主な政策対応
注⽬
材料
注⽬
材料
1
<市場の緊張を⽰す指標と世界株式の推移>
2008年1⽉2⽇〜2016年7⽉25⽇
(注)左グラフの世界株式はMSCI AC World(⽶ドルベース)を使⽤。右表の株価騰落率は世界株式を使⽤。 (出所)Bloomberg、FactSetのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 【VIX指数とは】シカゴ・オプション取引所のボラティリティ・インデックスのことで、 S&P500種株価指数を対象とするオプション取引の値動きをもとに算出・公表 されています。このVIX指数は投資家⼼理を⽰す数値として利⽤されており、数 値が⾼いほど、投資家が相場の先⾏きに警戒感を持っているとされています。⾼
低
市場
の
緊
張
<市場の緊張後の株価騰落率(%)と政策対応>
① リーマンショック (2008/10/27) 主な政策対応 ⽶ドルベース 円ベース 株価騰落率1年 46.3 44.3 3年 69.2 37.5 ② ギリシャ危機 (2010/5/20) 主な政策対応 ⽶ドルベース 円ベース 株価騰落率1年 29.4 18.0 3年 51.5 73.3 ③ 欧州債務危機 (2011/10/3) 主な政策対応 ⽶ドルベース 円ベース 株価騰落率1年 25.7 28.8 3年 63.5 134.1 ④ 中国⼈⺠元切り下げ (2015/8/24) 主な政策対応 ⽶ドルベース 円ベース 株価騰落率1年* 10.1 -1.4 グローバルな⾦融緩和、中国の財政拡⼤ 欧州⾦融安定化基⾦の設⽴ ECB量的緩和拡⼤ 中国⼈⺠銀⾏利下げ、流動性供給 上記の()内の⽇付はVIX指数のピーク⽇を表⽰。 *2015/8/24〜2016/7/25までの期間。
⽶国株式市場は、7⽉11⽇にS&P500種株価指数が史上最⾼値を更新し、12⽇にはNYダウも史上最⾼値を更新しました。6⽉の
⽶国雇⽤統計が⼤きく改善し、⽶国経済の先⾏きに対する期待が改めて⾼まったことや、英国のEU離脱の市場への影響が限定的で
あったことも背景にあると考えられます。
S&P500の株価収益率(PER)は過去20年の平均レベルを若⼲上回る⽔準である⼀⽅、2017年の1株当たり利益は現在から約
24%増益が予想されていることから割⾼感は特にないと考えられます。
(ご参考)⽶国株式は⾼値更新するもヒストリカル的に割⾼感なし
<S&P500種株価指数とEPS、PERの推移>
2000年1⽉3⽇〜2017年12⽉末
約24%増益
(注)S&P500種株価指数は2000年1⽉3⽇〜2016年7⽉25⽇。PER、EPSは実績値ベース。EPSの2016年7⽉25⽇〜2017年12⽉末はBloomberg予想。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成(注)PERはBloombergの予想値。PBRは実績値ベース。
直近、⽇本株が反発に転じています。その理由としては、①7⽉8⽇の6⽉⽶国雇⽤統計で、⾮農業部⾨雇⽤者数の伸びが⼤幅に増
加し、雇⽤の減速懸念がひとまず遠のいたこと、②7⽉10⽇の参議院選挙で与党が圧勝し、⼤型の経済対策への期待が⾼まったこと、
③7⽉11⽇に英国でメイ内相がキャメロン⾸相の後任になることが決まり、欧州連合(EU)離脱に関する不安が1つ解消したこと、が
挙げられます。
⽇本株式の上昇に伴い、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)も上昇しましたが、ヒストリカル的に⾒て、依然として⽇経
平均株価は相対的に割安圏にあると考えられます。
(ご参考)⽇本株式はヒストリカル的に割安感
<⽇経平均株価および同PER、PBRの推移>
2013年1⽉4⽇〜2016年7⽉25⽇
⽇経平均株価
PER(左軸)
PBR(右軸)
割⾼
割安
割⾼
割安
(当該期間のPERの平均:18.2倍、PBRの平均:1.6倍)
英国が国⺠投票でEUからの離脱を決めたことを受け、英⾸相はEU⾸脳会議に離脱意思を通告し、EUの基本条約であるリスボン条約
第50条における離脱⼿続きを開始します。
実際の離脱は離脱協定の発効、ないし離脱意思の通告から2年が経過した場合であり、それまでの間、英国は引き続き「EUの加盟
国」ということになります。離脱についての決着はこの2年より更に延びる可能性があり、事実上のEU離脱は⻑い道のりを経た後で初めて
実現すると考えられます。
(ご参考)英国のEU離脱の道のり
※離脱などの時期については今後⼤幅にずれ込む可能性があります。< 英国のEU離脱に向けた今後の流れ>
(出所)ジェトロの資料を基に三井住友アセットマネジメント作成2016年
7⽉
キャメロン英⾸相が辞任
保守党がメイ新党⾸選出、新⾸相就任
2016年
7⽉以降
英国がリスボン条約第50条に基づき、
離脱の意思を欧州理事会に通告
欧州理事会で離脱交渉の⽅針決定、英国とEUが交渉開始
通告
から
2年
以
内
※英国がEUから離脱*
交渉妥結。欧州評議会が離脱協定案承認
欧州理事会が離脱協定で合意
*EU全加盟国が合意すれば交渉期間の延⻑は可能ノルウェー型
①EUとの取引は無関税ですが、通関⼿続き
などの⾮課税障壁は存在
②⼈の移動の⾃由が維持されるため、移⺠
流⼊は継続
③拠出⾦負担の⼀定程度の削減が可能
④法・規制の策定における直接的な影響⼒
の喪失など
スイス型
①EUとの間で様々な分野で数多くの2国間
協定を締結
②貿易などの締結と併せて、⼈の移動の⾃
由は受け⼊れ
WTO
(世界貿易機関)
協定モデル
①EUとは特別な貿易協定を締結せず、
WTO協定など国際的な貿易ルールを適⽤
②EUへの拠出⾦などの義務は⼀切⽣じない
③各国との貿易にはWTO協定に基づく関税
が発⽣(⾃動⾞では平均税率が9.7%な
ど)
< 英国のEU離脱後の協定締結シナリオ>
英国はEUからの離脱協議と並⾏して貿易協定など新たな
関係について合意する必要があります。
(出所)各種報道等を基に三井住友アセットマネジメント作成
6⽉のFOMC(⽶連邦公開市場委員会)では、政策⾦利(FFレート)の誘導レンジが据え置かれました。FOMCメンバーの政策⾦
利の⾒通しは、「2016年は0.25ポイントの利上げ2回」が平均的な予想でしたが、年内1回だけの利上げを⾒込むメンバーの数が、前
回(3⽉)の1⼈から今回は6⼈に増加したほか、2017年の予想が引き下げられました。
そうした中、今回の英国のEU離脱決定と良好な6⽉⽶国雇⽤統計を受け、市場では5⽉末時点に⽐べて緩やかに利上げを進めるとみ
ています。
⽇⽶の⾦融政策
〜FRBは緩やかな利上げスタンス
注⽬
材料
注⽬
材料
2
(注) 2016年7⽉27⽇、9⽉21⽇、12⽉14⽇のFOMCで0.25% の追加利上げが発表される確率。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成<FOMC参加者の経済⾒通し>
(注)FOMCメンバー予測の中央値。GDP成⻑率と物価上昇率は 第4四半期の前年同期⽐。物価上昇率はPCE(個⼈消費⽀出) コア物価指数の上昇率。開催時期はFOMCの開催⽉。 (出所)FRB(⽶連邦準備制度理事会)の資料を基に 三井住友アセットマネジメント作成項⽬
開催時期
2016年
2017年
GDP成⻑率
(%)
2016年6⽉
2.0
2.0
2016年3⽉
2.2
2.1
失業率
(%)
2016年6⽉
4.7
4.6
2016年3⽉
4.7
4.6
物価上昇率
(%)
2016年6⽉
1.7
1.9
2016年3⽉
1.6
1.8
FFレート
(%)
2016年6⽉
0.9
1.6
2016年3⽉
0.9
1.9
< FF⾦利先物市場が織り込む「0.25%」の利上げ確率>
2016年の各時点
2016年7⽉の
FOMC
2016年9⽉の
FOMC
2016年12⽉の
FOMC
⽇⽶の⾦融政策
〜⽇銀のヘリコプター・マネーの実現性
注⽬
材料
注⽬
材料
2
6⽉に開催された⽇銀⾦融政策決定会合では、2⽉に導⼊したマイナス⾦利の効果を⾒極めたいとして、現状維持を決定しました。しか
しながら、英国のEU離脱決定を受け、為替市場では急激な円⾼が進⾏したことや、それに伴う企業収益の悪化および企業の景況感の
下振れリスクに対応するため、追加の⾦融緩和の可能性が⾼まっています。
⾜元の円相場(対⽶ドル)ではヘリコプター・マネー政策の期待が⾼まり、ドル⾼・円安の動きが加速しました。しかし⽇本では財政法
第5条によって⽇銀の国債引き受けや政府の⽇銀からの借り⼊れを原則、禁⽌しています。そのためヘリコプター・マネー実現の可能性は
低いと思われますが、期待剥落でもドル⾼・円安の調整はさほど⼤きくないと⾒込まれます。
<ヘリコプター・マネーとは?>
(出所)財政法、各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成< 円相場(対⽶ドル)推移>
2016年1⽉1⽇〜2016年7⽉25⽇
ヘリコプター・マネーとは、ヘリコプターから現⾦をばらまくよ
うに、政府が国⺠に現⾦を供給する政策のことです。
具体的には、中央銀⾏が引き受け⽬的で発⾏された
国債を政府から購⼊し、政府はその資⾦を国⺠の⽣活
補助⾦などに充てることになります。
もともとは、⽶経済学者のミルトン・フリードマン⽒が
1969年の論⽂(”The Optimum Quality of
Money”)で、通貨供給量が拡⼤した場合どのように
物価が上昇するかを⽰すために⽤いた考え⽅です。
【参考:⽇本の財政法第5条】
すべて、公債の発⾏については、⽇本銀⾏にこれを引き 受けさせ、⼜、借⼊⾦の借⼊については、⽇本銀⾏から これを借り⼊れてはならない。 但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経 た⾦額の範囲内では、この限りではない。
すでにマイナス⾦利政策を導⼊している、ユーロ圏やスイス、スウェーデンでは、国債利回りが
多くの年限でマイナスとなっています。⽇本においても、現在、15年債までマイナスです。
<世界の国債利回り⽔準>
2016年7⽉25⽇時点
0%未満 0%以上0.5%未満 0.5%以上1.0%未満 1.0%超 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成注⽬
材料
注⽬
材料
3
世界的な低⾦利環境
(単位:%) 1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 15年 20年 30年 スイス -0.92 -0.91 -0.97 -0.92 -0.89 -0.81 -0.76 -0.64 -0.56 -0.53 -0.30 -0.18 -0.04 ドイツ -0.59 -0.61 -0.63 -0.59 -0.50 -0.47 -0.40 -0.30 -0.17 -0.04 0.08 0.27 0.46 フィンランド -0.57 -0.54 -0.54 -0.44 -0.41 -0.30 -0.25 -0.15 -0.04 0.13 0.35 0.55 オランダ -0.55 -0.55 -0.55 -0.42 -0.40 -0.29 -0.17 -0.03 0.08 0.54 ベルギー -0.56 -0.54 -0.51 -0.47 -0.41 -0.33 -0.24 -0.07 0.08 0.22 0.55 0.62 1.05 オーストリア -0.49 -0.51 -0.48 -0.46 -0.39 -0.35 -0.31 -0.27 0.04 0.18 0.10 0.57 0.80 アイルランド -0.41 -0.42 -0.35 -0.27 -0.10 0.07 0.24 0.40 0.48 0.71 1.18 ⽇本 -0.34 -0.33 -0.33 -0.34 -0.34 -0.35 -0.35 -0.32 -0.28 -0.24 -0.02 0.18 0.27 スペイン -0.19 -0.16 -0.07 0.02 0.20 0.27 0.47 0.81 0.95 1.11 1.45 2.22 イタリア -0.17 -0.05 0.01 0.11 0.31 0.49 0.68 0.89 1.06 1.24 1.61 2.27 英国 0.14 0.14 0.18 0.29 0.35 0.48 0.60 0.72 0.81 1.37 1.55 1.69 ノルウェー 0.54 0.51 0.59 0.75 0.83 0.92 0.99 カナダ 0.56 0.58 0.54 0.58 0.65 0.83 1.11 1.71 1.73 ⽶国 0.54 0.73 0.86 1.14 1.40 1.57 2.29 豪州 1.59 1.53 1.48 1.53 1.57 1.66 1.73 1.82 1.88 1.91 2.29 2.49 ポーランド 1.58 1.64 1.82 2.01 2.28 2.39 2.58 2.86 2.92 3.13 メキシコ 4.63 5.23 5.40 5.62 5.71 5.78 5.85 5.92 6.14 6.34 6.39 インドネシア 6.59 6.79 6.93 6.93 6.97 7.03 7.09 7.14 7.16 7.41 7.55 7.76 インド 6.82 6.89 6.94 7.04 7.11 7.23 7.22 7.24 7.31 7.25 7.56 ロシア 9.79 9.23 9.19 8.82 8.78 8.72 8.64 8.75 ブラジル 13.07 12.49 12.36 12.20 12.05 11.95 11.97
主要国で⾦利が低下している背景には、中央銀⾏の⾦融政策のほか、⾜元では、⾦融市場の混乱などの影響を受けて投資家がリスク
を避けようとする動きから、リスクの⼩さい資産に資⾦を振り向ける動きが強まっていることなどが挙げられます。
今後、しばらくの間は⾦融市場が不安定な動きとなる可能性がありますが、市場が落ち着きを取り戻していくとともに、投資家は利回りを
求め、①年限が⻑い債券、②海外債券、③その他利回りの⾼い資産(⾼配当株、リートなど)などへの注⽬度が⾼まるとみられます。
(注)「リートの配当利回り」はS&P先進国REIT指数の各国・地域指数の配当 利回り。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成注⽬
材料
注⽬
材料
3
世界的な低⾦利環境
〜利回り追求の動き
主要国・地域のリートの配当利回り
(2016年6⽉末時点)
(注)⽇本国債はシティ⽇本国債インデックス、⽇本社債(⾼格付け)はNOMURA-BPI事業債指数、 先進国国債(除く⽇本)はシティ世界国債インデックス(除く⽇本)、⽶国国債はシティ⽶国 国債インデックス、投資適格社債はバークレイズ・グローバル・アグリゲート・コーポレートインデックス、 ⽶国社債(⾼格付け)はバークレイズ・⽶国社債(投資適格)インデックスの最終利回りを使⽤。 (出所)バークレイズ、FactSet、Citigroup Index LLCのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成⽐較的信⽤⼒の⾼い債券(投資適格債)の利回り⽐較
(2016年6⽉末時点)
-0.2
0.1
0.8
1.1
2.4
2.9
-1
0
1
2
3
4
5
⽇本 国債 ⽇本社債 (⾼格付け) 先進国国債 (除く⽇本) ⽶国 国債 投資適格 社債 ⽶国社債 (⾼格付け) (%)
2016年の⽶⼤統領選挙は、指名が確実となった⺠主党候補のヒラリー・クリントン前⽶国務⻑官と、共和党候補に指名されたドナル
ド・トランプ⽒による対決の構図が固まりました。
7⽉の全国党⼤会や11⽉の本選挙が近づくにつれ、経済政策がいくらか修正される可能性はありますが、政策は両者とも保護主義的
な⾊合いが濃くなっています。
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成<クリントン⽒の主な経済政策>
<トランプ⽒の主な経済政策>
■
年収500万ドル超の⾼所得者に付加税を課す
■
年収100万ドル超の⾼所得者に30%の実効税率適⽤
■
⾦融規制改⾰の⽀持
■
海外移転企業に出国税を課す
■
最低賃⾦の引き上げ
■
インフラ投資の拡⼤
■
⼤学教育補助⾦の拡充
■
所得税の簡素化
■
所得税の最⾼税率を25%へ引き下げ
■
連邦法⼈税の最⾼税率を15%へ引き下げ
■
⾦融規制改⾰の緩和
■
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の破棄
■
オバマケアの廃⽌
■
移⺠改⾰
基本的に現⾏の政策が延⻑されるため、緩やかな利上げ
ペース、⽶ドル安基調、株価の持ち直しが続くとの⾒⽅から、
⾦融市場は総じて落ち着いた反応になるとみられます。
投資・消費・輸出増という期待よりも、財政⾚字の急増、
悪い⾦利の上昇、⽶ドル安という懸念の⽅が強まり、市
場のボラティリティ(変動率)は格段に上昇する恐れがあ
ります。ただし、政策を法案化するのは議会であり、極端
な政策が実現する可能性は低いと考えられます。
クリントン⼤統領が誕⽣した場合
トランプ⼤統領が誕⽣した場合
*
*輸⼊の制限や関税などによって⾃国の産業を保護しようとすること(ご参考)⽶国の次期⼤統領
⼤統領選挙の年 ⼤統領選挙の翌年 ⇒直近9回中7回は円安に
「クリントン⽒対トランプ⽒」の戦いを前提とした⽀持率は拮抗しているほか、世論調査において両⽒ともに有権者の好感度が低いため、
他の政党の候補者の動向も含め、投開票⽇までは、市場の不透明要因として注⽬されるものとみられます。
なお、⾦融市場にはアノマリーと呼ばれる、明確な理論や根拠があるわけではないが関連がうかがわれる相場の経験則や事象があります。
⽶国⼤統領選挙のサイクル(周期)と⽶ドル・円相場に着⽬すると、「⼤統領選挙の年」は、円⾼・円安まちまちの展開となっていました
が、「⼤統領選挙の翌年」はおおむね円安・⽶ドル⾼となっていました。来年の動向が注⽬されます。
(出所)リアル・クリア・ポリティクスのデータを基に 三井住友アセットマネジメント作成<クリントン、トランプ両⽒の⽀持率>
(2016年7⽉25⽇時点)
<各年における円・⽶ドル相場>
年 1⽶ドル=円 変化幅 ⽶ドル/円 1980 203.10 -37.20 円⾼ 1981 219.80 16.70 円安 1982 234.70 14.90 円安 1983 231.70 -3.00 円⾼ 1984 251.60 19.90 円安 1985 200.25 -51.35 円⾼ 1986 158.30 -41.95 円⾼ 1987 121.25 -37.05 円⾼ 1988 125.05 3.80 円安 1989 143.80 18.75 円安 1990 135.75 -8.05 円⾼ 1991 124.90 -10.85 円⾼ 1992 124.86 -0.04 円⾼ 1993 111.85 -13.01 円⾼ 1994 99.58 -12.27 円⾼ 1995 103.52 3.94 円安 1996 115.90 12.38 円安 1997 130.58 14.68 円安 年 1⽶ドル=円 変化幅 円⾼/円安 1998 113.60 -16.98 円⾼ 1999 102.24 -11.36 円⾼ 2000 114.59 12.35 円安 2001 131.54 16.95 円安 2002 118.75 -12.79 円⾼ 2003 107.48 -11.27 円⾼ 2004 102.51 -4.97 円⾼ 2005 117.97 15.46 円安 2006 119.08 1.11 円安 2007 111.79 -7.29 円⾼ 2008 90.79 -21.00 円⾼ 2009 93.14 2.35 円安 2010 81.19 -11.95 円⾼ 2011 76.99 -4.20 円⾼ 2012 86.62 9.63 円安 2013 105.26 18.64 円安 2014 119.84 14.58 円安 2015 120.20 0.36 円安 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成クリントン⽒
トランプ⽒
44.
3
%
44.
3
%
44.
1
%
44.
1
%
<⽶⼤統領選の主な⽇程>
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成(ご参考)⼤統領選挙の翌年は⽶ドル⾼・円安?
VS.
7⽉25-28⽇ ⺠主党⼤会(ペンシルベニア州) 9⽉-10⽉ 候補者討論会 11⽉8⽇ ⼤統領選投開票 2017年 1⽉20⽇ 新⼤統領就任式 2016年資産 コメント 株式 ⽇本 収益性の重視および株主還元の充実など企業側の変化などが株式市場のサポート要因。ただし、英国のEU離脱決定を受けた円⾼の下、企業業績は減益の可能性があります。⽇銀の追加の⾦融緩和や財政出動による景気のテコ⼊れが⾒込まれますが、持続性を⾒極める必要があ ります。 ⽶国 英国のEU離脱決定はマイナス要因ですが、⽶国経済は抵抗⼒を⽰し、緩やかながらも景気拡⼤が継続する⾒込みです。2016年下期は企業業績の増益転換を⾒込むものの、⽶ドル⾼のため限定的となる⾒通しです。 欧州 英国のEU離脱は設備投資の抑制を通じて景気減速につながるとみています。BOE(イングランド銀⾏)、ECB(欧州中央銀⾏)は7⽉にも追加の⾦融緩和を実施へ。これは財政⾦融政策にはプラス材料ですが、企業業績の回復は期待以下となる可能性があります。 オーストラリア ⾦融市場のリスク回避傾向と商品市況の動向に注意が必要ですが、中国景気の底割れリスクの後退や、オーストラリアの⾦融緩和余地などは、株価のサポート要因になるとみています。 アジア 先進国* 中国は過剰在庫・過剰設備、不動産価格⾼騰などの不均衡から、楽観と悲観を繰り返す展開が継続する⾒込みですが、英国のEU離脱決定新興国 には⼀定の抵抗⼒を⽰すと考えられます。新興アジアは中国睨みとなるものの、株式市場は底固めの展開に。 新興国 ファンダメンタルズの本格的な回復には程遠い状況です。欧州から受ける影響の度合いにより、国・地域によって⼆極化の展開が予想されます。⽶国の利上げ観測の後退はサポート材料になるとみています。 リート ⽇本 低⾦利、景気拡⼤を背景とした良好な需要環境が、リート価格のサポート要因に。ファンダメンタルズも堅調ですが、⾜元でオフィスの空室率低下が⽌まったことには留意が必要です。 アジア ⽶国の利上げ観測の後退を背景に緩やかに上昇する展開か。配当利回りも相対的に⾼い⽔準にあります。 債券 ⽇本 ⽇銀が⽬指す2%のインフレ達成は描き難い状況にあります。英国のEU離脱決定は円⾼材料となっており、追加の⾦融緩和が⾏われる可能性が⾼くなっています。⻑期⾦利は極めて低位で推移すると⾒込まれます。 ⽶国 景気は緩やかな拡⼤が続いていますが、インフレや賃上げの上昇は限定的であるとみられます。また、海外からの資⾦流⼊により⻑期⾦利の上昇は抑制されたものになると⾒込まれます。英国の離脱決定を受けた⽶ドル⾼から、FRB(⽶連邦準備制度理事会)の利上げは先送りされると 考えられます。 欧州 英国のEU離脱で景気の先⾏き不透明感が⾼まっており、インフレ期待も低位で推移すると⾒込まれます。ECBは⾦融緩和を強化する⾒通し。 オーストラリア ⾮資源セクターを中⼼に景気は底堅さを⽰しています。ただし、消費者物価指数は来年半ばにかけて横ばいから若⼲の上昇が⾒込まれる程度であり、必要であれば追加緩和の余地が残ります(⾦利は低位で推移する⾒通し)。 新興国 ファンダメンタルズの回復には程遠い状況です。⽶国の利上げ観測の後退や中国景気底割れリスクの低下はサポート材料です。 通貨 ⽶ドル 英国のEU離脱決定を受けて、⽶ドルは堅調です。ただし、経常⿊字が⼤きい⽇本の円も資⾦の逃避先になっているため、対⽶ドルでは2014年10⽉の量的⾦融緩和第2弾の実施前の⽔準に回帰しています。 ユーロ 英国のEU離脱に伴う先⾏き不透明感とECBの追加の⾦融緩和観測を受けてユーロは弱含みで推移する⾒込みです。 豪ドル 相対的に⾦利が⾼いことが引き続きサポート材料となるとみられますが、RBA(豪州準備銀⾏)が低⽔準のインフレ⾒通しを背景に、追加利下げに動く可能性があり、やや上値の重い展開になると⾒込まれます。インフレ率の動向が最⼤の注⽬材料です。 *⾹港、シンガポール。
⾒通し
マーケット動向の⾒通し
(期間:1年程度)
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成30
35
40
45
50
55
60
65
70
06/1
08/1
10/1
12/1
14/1
16/1
(ポイント) (年/⽉)⾮製造業景気指数
製造業景気指数
0
2
4
6
8
10
12
14
16
-100
-80
-60
-40
-20
0
20
40
60
06/1
08/1
10/1
12/1
14/1
16/1
(%) (万⼈) (年/⽉)
2016年6⽉の⾮農業部⾨雇⽤者数は前⽉⽐28.7万⼈増となり、市場予想(ブルームバーグ集計)の同18.0万⼈増を⼤幅に上回り
ました。前⽉の雇⽤増加数は僅か同1.1万⼈増にとどまりましたが、やはり⼀時的な鈍化だった公算が⼤きいと考えられます。
2016年6⽉のISM製造業景況感指数は、総合指数が53.2となり、4ヵ⽉連続で50を上回りました。前⽉の51.3からは1.9ポイントの上
昇となります。⼀⽅、⾮製造業景況感指数は4⽉の55.7から5⽉の52.9へ低下したものの、6⽉は56.5となりました。⾮製造業の拡⼤
ペースが、再加速したことを⽰唆するものです。ISM指数から判断する限り、⽶国景気の拡⼤基調に変化はないと考えられます。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成<雇⽤統計の推移>
2006年1⽉〜2016年6⽉
<ISM景気指数の推移>
2006年1⽉〜2016年6⽉
失業率(右軸)
⾮農業部⾨雇⽤者数
(前⽉⽐、左軸)
マクロ
環境
⽶国経済
〜緩やかな景気拡⼤基調が継続
42
44
46
48
50
52
54
56
58
13/7
14/1
14/7
15/1
15/7
16/1
(ポイント)
(年/⽉)ドイツ
イタリア
ユーロ圏
フランス
ユーロ圏では、企業の景況感を⽰すPMI(購買担当者景気指数、総合ベース)は6⽉に52.8ポイントとなりました。景気判断の分かれ⽬と
なる50を上回る推移が続いており、域内経済の成⻑のペースが上向き始めていることを⽰しています。ただし、7⽉以降は、英国のEU離脱
決定を受けた景気の先⾏き不透明感が顕在化していくとみられます。
また、英国がEU離脱を決めたことで、英国およびEUへの投資が損なわれ、⾜元においても低⽔準で推移するインフレ率に対し、さらに重し
となる可能性があります。これにより、ECBによる⼀段の⾦融緩和策が実施される可能性が⾼まっています。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成<ユーロ圏統合消費者物価指数(HICP)の推移>
2006年1⽉〜2016年6⽉
マクロ
環境
欧州経済
〜景気の先⾏き不透明感が顕在化
<ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)の推移>
2013年7⽉〜2016年6⽉
-1
0
1
2
3
4
5
06/1
08/1
10/1
12/1
14/1
16/1
(年/⽉) (前年同⽉⽐、%)-2.0
-1.5
-1.0
-0.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
11/1
12/1
13/1
14/1
15/1
16/1
(前年同⽉⽐:%) (年/⽉)-20
-15
-10
-5
0
5
10
15
20
25
30
10/3
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
(%ポイント) (年/⽉)
6⽉の「⽇銀短観」によると、⼤企業・製造業の「業況判断DI」は+6と前回⽐横ばい、同⾮製造業が+19と、同▲3となりました。同製
造業は市場予想を上回る結果でした。3ヵ⽉後の先⾏きについては、同製造業が+6と横ばい、同⾮製造業は+17と悪化の⾒通しで
す。なお、今回の調査では、英国が欧州連合(EU)離脱を決めた後の⾦融市場の影響はほとんど織り込まれていないと⾒られます。
英国のEU離脱の決定を受けた⾦融市場の動揺から円⾼や株安が続く場合、2017年度中とする2%の物価⽬標の達成が危うくなる可
能性があり、追加の⾦融緩和に踏み切るとの⾒⽅が強まっています。
<⽇銀短観:⼤企業の業況判断指数(DI)の推移>
2010年3⽉調査〜2016年6⽉調査
<消費者物価指数の推移>
2011年1⽉〜2016年5⽉
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 (出所)総務省、⽇銀のデータ・資料を基に三井住友アセットマネジメント作成⽇銀の⽣鮮⾷品および
エネルギーを除く指数
(2016年9⽉の先⾏き⾒通し) 2016年6⽉調査時点⾮製造業
製造業
⾷料(酒類を除く)
およびエネルギーを除く
⽣鮮⾷品を除く
マクロ
環境
⽇本経済
〜緩やかな回復が持続も先⾏きには不透明感
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
16/6
16/12
17/6
17/12
18/6
(%) (年/⽉)
オーストラリアでは、個⼈消費は⽐較的堅調であったことや輸出の増加などから、2016年1-3⽉期の実質GDP成⻑率は前年⽐+3.0%
でした。RBA(オーストラリア準備銀⾏)によると、GDP成⻑率は当⾯、横ばいで推移する⾒込みです。
オーストラリアと英国との貿易規模は近年縮⼩していますが、輸出などを通じてオーストラリア経済に影響を与える可能性があります。⼀⽅、
ターンブル豪⾸相は、「世界市場が不安定になり豪ドル安となったが、堅調なオーストラリア経済を懸念するものではない」と述べています。
(出所)オーストラリア準備銀⾏のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 (注)政策⾦利は発表⽇ベース。(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ※中⼼値は上限値と下限値から算出。<RBAによるGDP成⻑率⾒通し>
(2016年5⽉時点)
中⼼値
上限
下限
政策⾦利(右軸)
豪ドル相場(対円)(左軸)
<オーストラリアの政策⾦利と為替相場(対円)の推移>
2012年1⽉2⽇〜2016年7⽉25⽇
マクロ
環境
オーストラリア経済
〜景気は安定した推移に
-2.7 -0.5 0.7 0.8 1.6 1.6 1.8 2.2 2.6 2.8 2.8 4.9 -5 0 5 10 トルコリラ ブラジルレアル NZドル カナダドル 英ポンド シンガポールドル ユーロ ⼈⺠元 ⽶ドル インドルピー 豪ドル 南アフリカランド (出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(ご参考)⾜元までのマーケット指標
<株価指数の騰落率>
2016年7⽉25⽇までの主要国・地域の各資産の騰落率・変化幅(2016年6⽉末⽐)は以下のとおりです。
<為替相場(対円)の騰落率>
<10年国債利回りの変化幅>
(注)使⽤している株価指数は最終ページをご参照ください。 (%ポイント) (%) (%) 0.9 2.5 2.9 3.1 3.2 3.3 4.1 5.4 5.7 5.8 6.4 10.4 0 5 10 15 マレーシア メキシコ 中国 シンガポール 英国 ⽶国 インド ドイツ オーストラリア ⾹港 ⽇本 ブラジル -0.20 -0.12 -0.11 -0.10 -0.06 -0.06 -0.05 -0.02 0.03 0.05 0.09 0.10 -1.00 -0.50 0.00 0.50 インド シンガポール ニュージーランド ブラジル オーストラリア 英国 南アフリカ ⽇本 メキシコ カナダ ドイツ ⽶国推定値 2015年 2016年 2017年 世界 3.1 3.1 3.4 先進国・地域 1.9 1.8 1.8 ⽶国 2.4 2.2 2.5 ユーロ圏 1.7 1.6 1.4 ドイツ 1.5 1.6 1.2 フランス 1.3 1.5 1.2 ⽇本 0.5 0.3 0.1 英国 2.2 1.7 1.3 カナダ 1.1 1.4 2.1 新興国・地域 4.0 4.1 4.6 ロシア -3.7 -1.2 1.0 中国 6.9 6.6 6.2 インド 7.6 7.4 7.4 ASEAN-5 4.8 4.8 5.1 欧州新興国 3.6 3.5 3.2 ブラジル -3.8 -3.3 0.5 メキシコ 2.5 2.5 2.6 南アフリカ 1.3 0.1 1.0 ⾒通し
-8
-4
0
4
8
12
16
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
-8
-4
0
4
8
12
16
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
(ご参考)IMFによる世界経済⾒通し
(出所)IMF「World Economic Outlook, April 2016」の データを基に三井住友アセットマネジメント作成 (注1)会計年度ベース。成⻑率は市場価格ベース。 (注2)インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの5ヵ国。 (出所)IMF「2016年7⽉ WEO改訂⾒通し」のデータを基に 三井住友アセットマネジメント作成
<主要国・地域のGDP成⻑率の推移>
<IMFの経済成⻑率⾒通し(2016年7⽉の⾒通し)>
(期間)2000年〜2015年 (%) (期間)2000年〜2015年 (%) (年) (年)⽇本
ユーロ圏
オーストラリア
中国
インド
⽶国
ASEAN-5
(注1) (注2)ブラジル
(前年⽐:%)【5、21ページの指数について】⽶国:S&P500種、英国:FT100指数、ドイツ:DAX指数、オーストラリア:ASX200指数、中国:上海総合指数、⾹港:ハンセン 株価指数、シンガポール:シンガポール ST指数、マレーシア:マレーシア クアラルンプール総合指数、インド:センセックス指数、メキシコ:メキシコボルサ指数、ブラジル: ボベスパ指数、⽇本:TOPIX(東証株価指数) 【投資信託商品についてのご注意(リスク、費⽤)】 ●投資信託に係るリスクについて 投資信託の基準価額は、投資信託に組み⼊れられる有価証券の値動き等(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により 損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。 運⽤の結果として投資信託に⽣じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯⾦と は異なり、投資元本が保証されているものではなく、⼀定の投資成果を保証するものでもありません。 ●投資信託に係る費⽤について ご投資いただくお客さまには以下の費⽤をご負担いただきます。 ◆直接ご負担いただく費⽤ ・・・申込⼿数料上限3.78%(税込) ・・・換⾦(解約)⼿数料上限1.08%(税込) ・・・信託財産留保額上限3.50% ◆投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤ ・・・信託報酬上限 年 3.834%(税込) ◆その他費⽤・・・監査費⽤、有価証券の売買時の⼿数料、デリバティブ取引等に要する費⽤(それらにかかる消費税相当額を含みます。)、および外国における資産 の保管等に要する費⽤等が信託財産から⽀払われます。また、投資信託によっては成功報酬が定められており当該成功報酬が信託財産から⽀払わ れます。投資信託証券を組み⼊れる場合には、お客さまが間接的に⽀払う費⽤として、当該投資信託の資産から⽀払われる運⽤報酬、投資資産 の取引費⽤等が発⽣します。これらの費⽤等に関しましては、その時々の取引内容等により⾦額が決定し、運⽤の状況により変化するため、予めその 上限額、計算⽅法等を具体的には記載できません。 ※なお、お客さまにご負担いただく上記費⽤等の合計額、その上限額および計算⽅法等は、お客さまの保有期間に応じて異なる等の理由により予め具体的に記載すること はできません。 ※上記に記載しているリスクや費⽤項⽬につきましては、⼀般的な投資信託を想定しております。費⽤の料率につきましては、三井住友アセットマネジメントが運⽤するすべ ての投資信託(基準⽇現在において有価証券届出書を提出済みの未設定の投資信託を含みます。)における、それぞれの費⽤の最⾼の料率を記載しております。 投資信託に係るリスクや費⽤は、それぞれの投資信託により異な りますので、ご投資をされる際には、事前に投資信託説明書(交付⽬論⾒書)や契約締結前交付 書⾯等を必ずご覧ください。 ●投資信託は、預貯⾦や保険契約と異なり、預⾦保険・貯⾦保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。 また登録⾦融機関でご購⼊の場合、投資者保護基⾦の⽀払対象とはなりません。 ●投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭⽇の取扱い等により、換⾦等ができないことがありますのでご注意ください。 〔2016年4⽉1⽇現在〕
【重要な注意事項】
●当資料は、情報提供を⽬的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、⽣命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものでは ありません。●当資料に基づいて取られた投資⾏動の結果については、当社は責任を負いません。●当資料の内容は作成基準⽇現在のものであり、将来予告なく変更さ2016.02