ocps17_3-d

(1)

アプリケーション運用を支える

パフォーマンス監視事例

MS&ADシステムズ株式会社

ITマネジメント本部システム開発推進部

システムデザイングループ長兼

基盤運用本部（企画推進担当）マネージャー

田中敦史氏

日本オラクル株式会社

村上浩紀

Oracle Cloud Platform Summit Tokyo 2017

クラウドで描く未来と選ぶべき現実解

(2)

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するも

のです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも

組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提

供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際

の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機

能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されま

す。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

2

(3)

アジェンダ

3 DevOpsを支えるアプリケーション運用の課題

MS&ADシステムズ様

アプリパフォーマンス監視事例

クラウド時代の統合運用ツール

1

2

3

(4)

4 DevOps

を支える

(5)

5

32%

ユーザーからの報告により

障害が発覚したことがある

本番システムの割合

(*)

“Put The “Ops” In “DevOps”: Improve Speed And Agility Through Better Service Delivery, Forrester, August 2016.

(6)

可視化されていない「ユーザー性能」

6 従来の監視ツール：

「

CPU使用率に問題あり

ません」

サイト

A

サイト

B

今日は特に

遅くて使えない！

・・・

• 本当にユーザーの言うとおり遅いのか？

• 特定の拠点だけなのか？

• クライアントとサーバーのどちらに問題があるのか？

調べるために、すべてのアクセスログを

多くの時間をかけて

しらみつぶしに

調べなければなりませんでした・・・

開発・運用担当者

(7)

従来の運用の高度化に対するチャレンジ

システム

A

in Oracle Cloud

システム

B

in 他社クラウド

システム

D

in オンプレミス

システム

C

in オンプレミス

7 ログ分析製品

インフラ監視

ツール

ログ収集スクリプト

セキュリティ分

析製品

キャパシティ

管理ツール

エンドユーザー

性能監視ツール

システム

管理・担当者

開発担当者

運用担当者

担当者

セキュリティ

担当者

(8)

従来の運用の高度化に対するチャレンジ

システム

A

in Oracle Cloud

システム

B

in 他社クラウド

システム

D

in オンプレミス

システム

C

in オンプレミス

ログ分析製品

インフラ監視

ツール

ログ収集スクリプト

セキュリティ分

析製品

キャパシティ

管理ツール

エンドユーザー

性能監視ツール

システム

管理・担当者

開発担当者

運用担当者

担当者

セキュリティ

担当者

• 特定目的のツールが乱立・散在

• 特定の担当者しか使う

(

使いこなす

)

ことができない

• 対象環境が限定され、新しい環境に追従できない

特定のクラウドだけ、オンプレミスだけ・・・

• 高度な分析に必要なデータの連携ができない

例：ユーザー性能に影響が出た時間のインフラのリソース状況とログを

見たいけれど、それぞれ担当者とツールが別・・・

(9)

9 ゴール

システム環境にとらわれず、利用者視点に立ち

開発、運用と協働しながら

高品質の

IT

サービスを提供する

Development

_Operations

Quality

Assurance

(10)

10 Oracle Management Cloud

性能情報、ログなど

運用・分析データ

Oracle Cloud

他社クラウド

オンプレミス他社製品

オンプレミス

オラクル製品

_Application

Performance

Monitoring

(11)

Application Performance Monitoring

APMでは

• グラフィカルな画面で

アプリケーション性能を

詳細に分析

し、ユーザーからクレームが来る

前に対応

• クラウドベースですぐ利用でき、ログ分析連

携でエラー詳細も簡単把握

こんな方にオススメ

• 業務システムの性能を見える化したい

開発・運用の方

• 運用環境の性能問題を迅速に解決したい方

11

(12)

エンドユーザーモニタリングと

サーバーサイドモニタリング

Oracle

Management

Cloud

APM エージェント

<html>…</html>

<script>

APMスクリプト

</script>

ブラウザ

パフォーマンス

データ

サーバー・

パフォーマンス

データ

アプリケーション

サーバー

ブラウザからの性能データ

エンドユーザー

モニタリング

アプリケーションサーバーの

性能データ

サーバーサイド

モニタリング

WebサイトのHTML

12

(13)

13 MS&AD

システムズ様

(14)

APM

検討状況報告

1. 会社紹介

2. APM 導入経緯

(課題、机上評価)

3. APM PoC結果

(障壁、モニタ結果)

4. まとめ

(評価、特徴、要望)

14

(15)

1. MS&AD

システムズ会社紹介

(1/3)

■

MS&AD

インシュアランスグループのシステム中核会社

～事業会社のビジネスを支えるＩＴ戦略を担っています～

国

内

損

害

保

険

事

業

国

内

生

命

保

険

事

業

15

(16)

1. MS&AD

システムズ会社紹介

(2/3)

■ミッション、ビジョン、行動指針

ミッション

(存在意義)

ＩＴを通じてお客さまへ高品質なサービスを提供し、広く社会的責任を全うします。

そして、一人ひとりの社員がやりがいをもって働ける会社であり続けます。

ビジョン

原則１（全体最適）

グループベストの観点に立ち、シナジーを追求する

原則２（構築）

原則３（提案）

常にビジネス戦略に貢献できる新たなＩＴサービスを提案する

原則４（提供）

安定したＩＴサービスを提供し続ける

原則５（人財）

保険ビジネス知識を備え、グローバルに通用するＩＴプロ集団であり続ける

高品質なＩＴサービスを、リーズナブルかつスピーディーに構築する

行動指針

【お客さま第一】

CUSTOMER FOCUSED

わたしたちは、ＩＴでお客さまに満足いただくために行動します。

【誠実】

INTEGRITY

わたしたちは、あらゆる場面で、あらゆる人に、誠実、親切、公平・公正に接します。

【チームワーク】

TEAMWORK

わたしたちは、チームでの仕事を基本に、お互いを大切にし、お互いに磨きあい、成長します。

【革新】

INNOVATION

わたしたちは、創造性とチャレンジ精神に基づき、革新を進めます。

【プロフェッショナリズム】

PROFESSIONALISM

わたしたちは、保険業務に精通したＩＴプロフェッショナルとしての自信と誇りをもって行動します。

16

(17)

1. MS&AD

システムズ会社紹介

(3/3)

■会社概要

設立

_1986年7月

従業員数

_{1,457名（男性：922名女性：535名）2017年4月1日現在（出向者含む）平均年齢39歳}

役員

代表取締役社長

山内憲二

事業内容

_{MS&ADインシュアランスグループの保険システム全般にわたる企画・設計・開発・運用}

事業所

_{本社・高田馬場事業所}

_{、千葉ニュータウン事業所、パレスサイドビル事業所}

取引銀行

株式会社三井住友銀行

17

(18)

2. APM

導入経緯

2-1. Perf

運用課題

■

Web

アプリのパフォーマンス運用課題

① パフォーマンス問題発生の「

検知

」ができない。

Ø

_{URL監視はあるが「固定URL」のみ。詳細シナリオは対応せず。}

② パフォーマンス問題発生後の「

調査

」に時間がかかる。

Ø

F/W～認証～WebAPサーバまでのログ抽出に時間がかかる。

Ø

ログ分析に不慣れなシステム担当者は、原因特定も難しい。

③ パフォーマンス問題の「

原因切り分け

」が難しい。

Ø

クライアント

? ネットワーク? 認証? サーバ(AP/DB)?

18

(19)

2-1. Web

アプリのパフォーマンス運用課題

①パフォーマンス問題発生の「

検知

」ができない。

Ø

URL監視はあるが「固定URL」のみ。動的シナリオは対応せず。

静的ファイル

(HTML/JS/CSS等)

動的

Webアプリ

(JSP/Servlet/JSF等)

動的

Webアプリ

(JSP/Servlet/JSF等)

Web

アプリ

(JSP/Servlet/JSF等)

利用者

監視ツール

WebAP

サーバ

19

(20)

2-1. Web

アプリのパフォーマンス運用課題

②パフォーマンス問題発生後の「

調査

」に時間がかかる。

Ø

_{F/W～認証～WebAPサーバまでのログ抽出に時間がかかる。}

Ø

ログ分析に不慣れなシステム担当者は、原因特定も難しい。

(大量ログをもとに特定ユーザのパフォーマンス分析を行う。)

F/W

認証

/httpd

WebAP

（

DB

～

)

Drop確認

ID確認

(TEL/FAX)

WebAP突合せ～視覚化

当該

ID のログ抽出～

サーバログ、

AP ログ

GCログ、CPU等の確認

（

OEM/AWR等）

20

(21)

2-1. Web

アプリのパフォーマンス運用課題

③パフォーマンス問題の「

原因切り分け

」が難しい。

Ø

クライアント

? ネットワーク? 認証? サーバ(AP/DB)?

F/W

認証

/httpd

WebAP

（

DB

～

)

TCP? SSL? HTTP?

認証処理

? 転送処理?

JavaAP? GC? DB接続?

CPU? I/O??

CPU? Mem? I/O?

SQL?

Internet

専用線

NAT? TCP? LB?

HTTP?

デバイス

固有問題

?

JavaScript?

21

(22)

2. APM

導入経緯

2-2.

製品机上評価

■

APM

製品机上評価

_{(内容を保証するものではございません。)}

22 ★

1:WLS/TOMCAT以外は、「エンドユーザモニタリング」機能のみ(サーバモニタリングは非対応)

評価項目

Oracle APM

A社 □Trace

B社 □Insight

導入容易性

(担当者負担)

◎

LIB

インストール

(+α)

のみ

(OTXはJSPにScript記入のみ

)

△

オンプレで

基盤構築・運用

するため負担増。

△既存

APへのMetrics導

入設定などが

大変そう

。

機能面

(分析/監視)

○充分

(当初は未対応機能

もあったが即対応

)

○分析・監視機能は充分

◎

ID単位での分析が可能

○ Metricsは多様。

△

Javaサーバ機能は弱い

UI/利用者視点

◎

見やすい

UI(管理者もOK)

△専門家

(開発者)向のUI

○グラフ等は多用だが

拡張

_/柔軟性

◎

他の運用

_{/ログ分析等}

○開発機能連携が可能

○他クラウド機能と連携

セキュリティ連携

◎

他

OMCツール群

と連携可

×連携無

対応ミドル

○ WLS/TOMCAT/.NET等

○ WebOTX他

(★1)

も対応！

○多様な

OS/ミドル対応

? WebOTX未対応(未確認)

○ Java APも対応

? WebOTX未対応(未確認)

導入コスト

◎

6 万円～

/月(Agent/

定価

)

?(Agent課金)

?(利用数課金)

(23)

3. APM PoC

報告

3-1.PoC

の障壁

①

WebOTX

では

APM

が利用できなかった

(

当初

)

。

Ø

当社の

Webアプリの大半は、WebOTX上で稼働しており、

「

WebOTXで利用できない＝APMは採用できない」。

⇒｢

エンドユーザモニタリング特別対応

Ver.

｣を即リリース

!!

② 専用線

(

非

Internet)

経路で

APM

が利用できない。

Ø

企業同士を専用線で接続し、

Internetに行けない利用形

態が存在するため、データをインターネット送信できない。

⇒｢

リバースプロキシ対応特別

Ver.

｣を即リリース

!!

23

(24)

WebLogic/JVM

⑤

_Response

HTML

3-1. PoC

障壁：①

WebOTX

に未対応

⇒

エンドユーザモニタリングバージョン特別対応

!!

③

JavaScript Injection(AOP)

Java Instrument

②

APM Library

①

JSP/JSF

④

JS

HTML

⑥

JS

WebOTX

HTML

Response

JSP/JSF

②

JS

①

JS

HTML

④

JS

③

_Response

In

te

rn

et

↓動的にScriptを埋め込む

←予めJavaScriptを

埋め込んでおく

(8行程度)

24

(25)

参考：追加した

JavaScript

WebOTX

←予めJavaScriptを

埋め込んでおく

(8行程度)

25 <script>

window.apmm || (apmm = {});

apmm.custId=‘XXXX';

apmm.baseCollectorUrl='http://XXX.oracle.com/XXX?';

apmm.agent='････････････････････････';

apmm.agentVerKey=‘･････････････ ';

apmm.stat='200';</script>

<script async src="http://XXX.oracle.com/XXX.js"></script>

HTML

Response

JSP/JSF

②

(26)

3-1. PoC

障壁：②専用線未対応

⇒性能

Data

送信処理の

リバースプロキシ特別対応

!!

WebAPサーバ

②

Response

①

JSP/JSF

HTML

JS

HTML

JS

③性能データ送信

In

te

rn

et

WebAPサーバ

①

JSP/JSF

②

Response

専用線

In

te

rn

et

リバプロ

↑

通常版

(Internet

版

)

↓

専用線対応

(

リバプロ版

)

26

(27)

3. APM PoC

報告

3-2.

モニタ結果画面

27 ■エンドユーザモニタリング結果

(

コンソール

)

画面紹介

(1) Session List

Ø

「セッション

(ログイン～ログアウト)」の一覧画面

(2)

特定の

Session

の画面遷移モニタリング

Ø

特定のセッションの行動のモニタリング

(3) Session

の詳細情報

Ø

特定の画面遷移、イベント等のパフォーマンス分析

(28)

3-2.

結果画面

(1)Session List

■

6 行の

JavaScript

だけ

で大量の情報取得

!

28 デバイス種類

/OS/

画面サイズ等

IPアドレス、利用場所

_{ページビュー}

滞留時間、

JSエラー状況

(29)

3-2.

結果画面

(2)

特定

Session

の情報

■特定のセッションを確認することが可能。

29 タイムライン

一部の画面で

パフォーマンス劣化

(約10秒超)

(30)

3-2.

結果画面

(3)Session

の詳細

(1/2)

30 document.title

滞留

(画面を見ていた)時間 ⇒

サーバログ分析では難しい

!

■

First Byte

送信～受信開始

■

_Interactive

送信～

_{DOM Loaded}

(≒Parse完了まで)

■

Page Ready

送信～

_win.onLoad

(≒操作可能まで)

(31)

3-2.

結果画面

(3)Session

の詳細

(2/2)

31 クリックイベント

(どのボタンかもわかる)

■

First Byte(送信～受信開始)が非常に長い(10秒超)

⇒

Poor Viewに1件カウントアップされる。

⇒

_{WebOTXの場合、サーバ処理の内訳分析ができない。}

WebLogic/TOMCAT等は、サーバ処理の内訳分析が可能。

(32)

3. APM PoC

報告

3-3. Perf

問題解決評価

⇒パフォーマンス運用課題は解決可能

Perf運用課題

導入前

(現状)

APM導入後（PoC）

｢

検知

｣が

できない。

○静的なコンテンツは検知可能

×

JSP/JSF/Servletは検知不可

◎エラー率、カウンタ等の閾値

で検知可

(

AI検知は未検証

)

｢

調査

｣時間が

かかる

×ログ取得～分析まで、数時間

～数日かかることもある

◎問合せ発生から瞬時に調査

可能。

｢

原因

｣切分けが

が難しい

×どの画面

(AP)でどの位時間が

かかったか

?(View時間除く)な

どの分析は、担当者スキルに

依存し、非常に難しい。

◎ 担当者スキルに依存せず、

画面毎、セッション毎に、瞬時

に可視化。全体傾向からドリ

ルダウンしながら分析が容易。

△

WebOTXの場合は、クライア

ントのみ分析が可能。

32

(33)

3. APM PoC

報告

3-4. WebLogic

検証状況

33 (1)

インストール容易

_{(LIB追加＋起動Parm変更のみ)}

(2)

｢サーバモニタリング機能｣検証結果＝

良好

①

Servlet毎の統計情報(実行回数/処理時間/エラー)

②

Servlet

から実行された

SQL

の統計情報

(=

同①

)

③

Servletから実行されたWebサービスの情報(=同①)

④

JVM情報(CPU使用率、メモリ利用状況、GC状況)

(3)

残評価

＝

JavaScript動的Injectionの影響調査

速報版

(34)

4. まとめ

(1) PoC結果：最小限の対応で最大限の情報取得可!

※

WebLogicも4/20に検証完了(簡単⇒最大)。

(2) APM特徴：ユーザニーズをスピーディに取り込む!

(3) 弊社DevOps ：開発～インフラは未。運用から開始!

(4) 改善要望：いろいろあるが、今後の展開に期待!

Ø

ユーザ

ID単位でのピックアップ分析

Ø

クライアント～サーバ処理までを通した分析

Ø

開発プロセス

(DevOpsパイプライン)への組み込み

Ø

パフォーマンス劣化の

AI検知

34

(35)

4. まとめ

(1)PoC

結果

■最小限の対応で最大限の情報取得が可能！

①たった

8 行の

JavaScriptで膨大なパフォーマンス情報

を取得できた。

(WebLogicはライブラリInstall＋α)

②現状のパフォーマンス運用課題が解決できる。

⇒

検知

、

調査

、

切り分け

、ともに迅速に対応可。

③見やすいコンソールで瞬時に情報共有が可能。

⇒管理者

(=非開発者)が

見やすい

インターフェイス。

35

(36)

4. まとめ

(2)APM

の特徴

■ユーザニーズをスピーディに取り込む

!

①

(

日本固有の

)

ユーザニーズも真摯に取り込む！

⇒

WebOTXにも真摯に特別対応を実施頂いた。

⇒リバプロ特別対応も即時にリリース頂いた。

②製品の成長スピードが速い！

⇒

PoC実施中も、機能追加され続けていった。

③他の管理製品との連携が可能

⇒弊社は「セキュリティ連携」に目を付けた。

36

(37)

4. まとめ

(3)

弊社

DevOps

⇒開発～インフラはほぼ未着手。運用から開始

!?

37 DevOpsの主要Target

⇒スピードUp!

(CD : Continuous Delivery)

Agile,XP,CIの範囲

(CI:Continuous Integration)

ログ転送

監視等

クラウド

IaaC

(Infra as a Code)

①開発業務

②開発運⽤(AP苦⼿)

④インフラ

当社:ガイドライン作成

まで実施。

当社:未着⼿(システム任せ)

当社:ログ取得

迅速化程度

当社:未着⼿

インフラ

環境変更

(CPU増強)

ログ取得、

障害調査

結合･総合T

⇒本番環境

Deploy

リリース申請

Buid〜Deploy

(テスト環境へ)

実装

Debug

〜単体T

要件定義

仕様変更

設計変更

ログ転送

Perf監視

ログ取得、

障害調査

③本番運営

(38)

4. まとめ

(4)

改善要望

① ユーザ

ID

単位でのピックアップ分析がしたい。

Ø カスタムなユーザID、X509 CL証明書等との

紐づけ

機能が欲しい。

② クライアント～サーバ処理までを一気通貫で見たい。

Ø 「エンドユーザモニタリング～サーバモニタリング」を1画面で見たい。

③ 開発プロセス

(DevOps

パイプライン

)

への組み込み等

④

(WLS)

：

HTTP Req

パラメータ取得、

Que

滞留状況、

StackTrace

(Error

時の

Stacktrace

や

ThreadDump

は採取可能

)

⑤ パフォーマンス劣化を

AI

検知してほしい

Ø 事前に閾値を設定せず「

普段と違う挙動

」を

自動的に検知

してほしい。

38 対応済

(39)

APM

検討状況報告終了

(40)

40

(41)

エンドユーザー性能分析

静的

Javascript埋め込み

• _{APMエージェントが対応していないAPサーバーでもE/U性能監視が可能に}

41 Oracle

Management

Cloud

APM Agent

<html>…</html>

<script>

APMスクリプト

</script>

E/U性能データ

性能データ

エンドユーザー

体感性能を記録

APM対応

アプリケーションサーバー

監視スクリプト

自動埋め込み

APM非対応APサーバー

(国産など)

<html>…</html>

<script>

APMスクリプト

</script>

監視スクリプト

手動埋め込み

E/U性能データ

(42)

サーバー・リクエスト性能分析

複数レイヤ間のリクエスト分析

• Webリクエストの処理内部のトポロ

ジを可視化

例：

JSPページ → JSPサーブレット → REST→ SQL

• 各レイヤに関する様々な情報を保有

–

エラー数

–

平均実行時間

–

実行数

• アプリケーションとデータベースの

処理時間の内訳が簡単に把握可能

42

(43)

サーバー・リクエスト性能分析

コールツリー分析・

Java

スレッド分析

• 統計的な情報だけでなく、個々の

リクエストレベルの分析も可能

• 遅いリクエストやエラーがあったリ

クエストをサンプリングし、コール

ツリーとしてリクエスト内の処理を

表示

–

どこの

_{SQLで時間がかかっているか、などが}

わかる

• さらに時間のかかっている処理箇

所は、自動的に

Javaスレッドのス

ナップショットを取得

43

(44)

アプリケーション性能とユーザ

体験を可視化

あらゆるログを収集、指標化、

可視化

Application

Performance Monitoring

Analytics

Log

44 Infrastructure

Monitoring

クラウド・オンプレミスの

ITコンポーネントを監視

集約・分析、

運用データを横断的に

ITリソースと

性能を最適化

IT

Analytics

Configuration

and Compliance

業界

_{/独自基準のシステム構成}

評価を行い、脆弱性を発見

Orchestration

自動復旧、オートスケール

など運用タスクを自動化

Security Monitoring

and Analytics

先進的なセキュリティ分析機

能を活用し、既知

/未知の脅

威を発見

Oracle Management Cloud

｜サービスラインナップ

７つのサービス群

(45)

45 Configuration

and Compliance

Orchestration

Security Monitoring

_{and Analytics}

① ハイブリッドなタスク自動化

－エージェント経由、及び、エージェント

レスな

_{API経由の双方に対応}

②

_{OMC連動のタスク自動化}

－

OMC連動のタスク実行ユースケース

・インシデント自動対処

・ポリシー違反の修正

・業務負荷に応じたスケールアウト

・セキュリティ脅威への自動対処

－機械学習

_{/予兆ドリブンのタスク自動化}

③ タスク実行状況の把握、結果

分析

①

OMC連携のUEBA＋SIEM

－

_{Log Analytics取得のログを活用}

－機械学習による脅威の早期検知

－

CASBと連携したマルチクラウド対応

② 潜伏型攻撃への対応

－イベント個々の監視だけでなく、潜伏

期間を考慮し、ユーザ単位、中長期で

監視し、脅威を検知し、対策を支援

③ クラウドセキュリティ、柔軟性

－情報のクラウド保管、削除

/改竄の回避

－対象変更、データ増へ機動的な対応

① 構成情報の自動取得と、

ポリシーベースの構成検査

②

テンプレートでの業界標準

ポリシーベースの検査

－

PCI DSS(クレジッドカード情報管理)や、

STIG(米国国防省のセキュリティ基準)

などへ対応するためのテンプレート提供

③ システム全般の構成を検査

－

OSだけでなく、アプリケーションを構成

する各スタックの検査へも対応

リリース予定の新サービス

３つの新サービス概要と、特長

(46)

46

(47)

47 たとえば・・・

• 昨日一日に何件の窓口受付処理があったんだろう？

• 障害対応ですぐログがほしいのに

取得に時間がかか

る

！

• 無視可能なログが多すぎ

て重要な情報が見つからな

い・・

Log Analytics

• ログをビジュアルに解析

し、今まで気づかなかった知

見を獲得。

障害の早期解決や、ビジネスの改善

へ

• クラウドベースで本番環境にアクセスせずにログを参

照でき、

組織やシステムのカベを超えて

情報連携可能

こんな方にオススメ

• ログから業務システムの状況を可視化したい方

• 大量ログの分析や共有に課題をお持ちの方

2016-02-29 19:23:42,317 [[ACTIVE] ExecuteThread: '6' for queue: 'weblogic.kernel.Default (self-tuning)'] ERROR console.ConsolePerfCollector logp.251 - Session Expired while processing page with viewId null,so tracing for the page is not recorded. ConsolePerfTraceData is...

2016-03-11 17:10:08,130 [EMUI_17_10_08_/console/database/instance/orarep/sqlmonitor/list] ERROR reports.ReportXmlBean logp.251 - getReportXML SQLException: ORA-31011: XML解析に失敗しました ORA-19213: 行 1

LPX-00118: Warning: エンティティ“amp;inst_id=1&amp”が未定義です …

Log Analytics

(48)

48 たとえば・・・

• インフラ監視は行っているが、オペレーター

しか見ることができず、トラブルシューティン

グの際にすぐに確認できない

Infrastructure Monitoring

• クラウドベースのシンプルで拡張可能な監

視により、あらゆる

ITコンポーネントのメト

リックを収集、アラート通知、即座に分析

こんな方にオススメ

• アプリケーションからインフラまで包括的な監

視とトラブルシューティングを行いたい方

Infrastructure Monitoring

あらゆる

IT

コンポーネントをメトリック監視

(49)

• エージェント経由の監視

–

ステータス監視

–

パフォーマンス監視

–

トポロジー変更の検知

–

死活監視アラートの自動生成

• REST API経由の監視

–

リソースの監視

–

カスタム・メトリックの追加

–

エンティティ・タイプの追加

ゲートウェイ

Oracle

Infrastructure Monitoring

Cloud Service

監視対象の

_{ITインフラ}

REST API

管理者

REST API経由で

アップロード

= Cloud agent

Infrastructure Monitoring

全体的な監視

49 Amazon web services

Microsoft Azure

(50)

たとえば・・・

• 過去

3ヶ月間で最もリソース使用増加が多いシステムは？

• Excelはデータ量が多いとハングするし

情報共有が不便

• エンタープライズ

BI製品を導入するのは

大掛かりすぎる

IT Analytics

• リソース情報やパフォーマンス情報から「気づき」を得るた

めの事前定義済みダッシュボードやインタラクティブ分析

機能

• クラウドベースで本番環境にアクセスせずにログを参照で

き、

組織やシステムのカベを超えて

情報連携可能

こんな方にオススメ

• リソースやキャパシティ情報を可視化したい方

• 部門やネットワークをこえた情報共有を進めたい方

50 IT Analytics

システム監視

/

運用に対する分析機能を提供

(51)

• 既知・未知の脅威に対する防御

–

あらゆる環境に対する脅威の可視化

–

SOCに必要な情報を提供

–

外部機関提供の脅威データの取り込み

• 脅威に対する発展的な分析と可視化

–

不正なデータアクセスの検知

–

さまざまな角度からユーザー行動の異変を検知

–

セッションの監視とアタックチェーンの可視化

• 次世代型

セキュリティソリューション

–

アプリケーションとトポロジの認識

–

構成とその変更情報の活用

–

脅威への自動対処

51 Security Monitoring and Analytics Cloud Service

統合されたセキュリティ監視

(SIEM

＋

UEBA)

(52)

• システムを横断した自動アセスメント

–

アセスメントの定期実行およびオンデマンド実行、発見した問題・異常に対するアラート

–

トポロジーに基づくアセスメントにより、正確な評価を実現

• ベストプラクティス・お客様ごとのポリシーからの逸脱を分析

–

多数の事前定義済みテンプレート

:

PCI DSS、STIGs、OSセキュリティガイド、OPC、AWSクラウドリソースベストプラクティス

–

カスタムスクリプトによる情報収集・スコアリング

–

コンプライアンスアセス結果を保存し、監査や

_{Security Monitoring and Analyticsで利用}

• 一貫したシステムを実現するシステム設定比較

–

リファレンス構成との比較により、ポリシー準拠を促進

_{( 設定、プロパティ、パッチレベル、ほか)}

–

正常な状態

(ベースライン)との継続的な比較により、意図しない構成変更を検知

• ヘテロジニアス環境への対応

–

あらゆる

IT資産、あらゆるクラウド、あらゆるポリシー

52 Configuration and Compliance Cloud Service

システムの構成・設定とその変更を統制

(53)

• 単一のコントロールポイントからアクションを自動化

–

対クラウド

(REST)および対オンプレミス(agent)での実行をサポート

–

アプリケーショントポロジーに対する実行のサポート

• クラウドの広がりに応じてスケールするタスク実行

–

即時実行および定期的な自動実行

–

実行状況の分析ダッシュボード

–

APMとの連携による、アプリケーショントポロジのプロビジョニングやオートスケール

• 分析機能と連携した異常の検出

–

Log Analyticsと連携したジョブステータス・ログの分析

–

異常値の検出：ジョブ実行時間、異常終了など

• ヘテロジニアス環境への対応

–

あらゆるスクリプト、

Webサービス、フレームワーク(Chef, Puppet, Ansible等)

53 Orchestration Cloud Service

検出結果に対してただちにアクションを実施

(54)

54 ポリシー違反の

修正

Infrastructure

Monitoring

Compliance

Log

Analytics

IT Analytics

Application

Performance

Monitoring

Security

Monitoring

and Analytics

Orchestration

Orchestration Cloud Service

OMC

各サービスとの連携イメージ

(55)

55 概要

このセミナーでは、クラウド

(Oracle Java Cloud、

Oracle Developer Cloud、および Oracle

Application Cloud) におけるアプリケーション

の開発とデプロイメント方法を説明します。ク

ラウドを活用して多様なアプリケーションを高

速かつ効率的に開発するためのエッセンスを

習得することができます。

【ご注意】

演習なしのセミナー形式での実施となります。

対象者

アプリケーション開発者

コース日

数

２ 日間

Application Development

on Oracle Cloud

オラクルのクラウドをじっくり集中して学習できる

集合研修

と手早く概要を把握できるオンライン・ビデオ・コンテンツ

(Oracle Cloud ラーニング・サブスクリプション)

。オラクルユニ

バーシティは、時間や場所を選ばない柔軟な受講オプションをもつ

_{Oracle Cloud Platform トレーニングで技術者の皆さまのクラウドへのシフトサポートします。}

ORACLE MASTER

Cloud

認定資格

ORACLE MASTER

Cloud

Oracle Database Cloud Service

ORACLE MASTER

Cloud

Oracle Java Cloud Service

Oracle Platform as a Service (PaaS) ラーニング・サブスクリプション

オラクルのクラウドを手早くキャッチアップ

• 1 年間自由にアクセス可能なサブスクリプション形式

• これひとつで

22 の Oracle Cloud Platform サービスに対応

• いつでも、何度でも視聴可能なビデオ・コンテンツ

• サービスのアップデートに応じた最新のコンテンツを配信

ORACLE MASTER Cloud 認定資格は Oracle Cloud Platform

を活用する

IT プロフェッショナルの確かなスキルを証明し

ます。

【対応サービス】

Database Cloud, Database Backup Cloud, Exadata Express, Exadata, MySQL, Java Cloud, Developer Cloud, Messaging Cloud, Mobile Cloud,

Application Container Cloud, Application Builder Cloud, Integration Cloud, SOA Cloud, Internet Of Things Cloud, Golden Gate Cloud,

Documents Cloud, Process Cloud, Business Intelligence Cloud, Big Data Preparation Service, Data Visualization Cloud, Infrastructure as a

Service (IaaS), Identity Cloud

Learn

from

Oracle Cloud Platform

トレーニング

の

ご案内

(56)

56 Oracle Digitalは、オラクル製品の導入をご検討いただく際の総合窓口。

電話とインターネットによるダイレクトなコニュニケーションで、どんなお問い合わせにもすばやく対応します。

もちろん、無償。どんなことでも、ご相談ください。

(57)

(58)

(59)

ocps17_3-d

アプリケーション運用を支える

パフォーマンス監視事例

MS&ADシステムズ株式会社

ITマネジメント本部 システム開発推進部

システムデザイングループ長 兼

基盤運用本部（企画推進担当）マネージャー

田中 敦史 氏

日本オラクル株式会社

村上 浩紀

Oracle Cloud Platform Summit Tokyo 2017

クラウドで描く未来と 選ぶべき現実解

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するも

のです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも

組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提

供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際

の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機

能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されま

す。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

2

アジェンダ

3

DevOpsを支えるアプリケーション運用の課題

MS&ADシステムズ様

アプリパフォーマンス監視事例

クラウド時代の統合運用ツール

1

2

3

4

DevOps

を支える

5

32%

ユーザーからの報告により

障害が発覚したことがある

本番システムの割合

(*)

可視化されていない「ユーザー性能」

6

従来の監視ツール：

「

CPU使用率に問題あり

ません」

サイト

A

サイト

B

今日は特に

遅くて使えない！

・・・

• 本当にユーザーの言うとおり遅いのか？

• 特定の拠点だけなのか？

• クライアントとサーバーのどちらに問題があるのか？

調べるために、すべてのアクセスログを

多くの時間をかけて

しらみつぶしに

調べなければなりませんでした・・・

開発・運用担当者

従来の運用の高度化に対するチャレンジ

システム

A

in Oracle Cloud

システム

B

in 他社クラウド

システム

D

in オンプレミス

システム

C

in オンプレミス

7

ログ分析製品

インフラ監視

ツール

ログ収集スクリプト

セキュリティ分

ITマネジメント本部システム開発推進部

システムデザイングループ長兼

田中敦史氏

村上浩紀

クラウドで描く未来と選ぶべき現実解

_Operations