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個人投資家向け会社説明会ミーティングメモ ソニー株式会社 (6758) 開催日 :2017 年 9 月 23 日場所 : 大和コンファレンスホール ( 東京都千代田区 ) 説明者 : 執行役員コーポレートエグゼクティブ財務 IR 担当村上敦子氏 1. ソニーの概要 当社は 1946 年に創立し 20

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個人投資家向け会社説明会 ミーティングメモ

ソニー株式会社(6758)

開催日:2017 年 9 月 23 日 場 所:大和コンファレンスホール (東京都千代田区) 説明者:執行役員コーポレートエグゼクティブ 財務・IR 担当 村上 敦子 氏 1.ソニーの概要 ・ 当社は、1946 年に創立し、2016 年で 70 周年を迎えました。創立者の 1 人・井深大が起 草した設立趣意書には、「既存の枠組みにとらわれることなく挑戦を続け、イノベーシ ョンを起こす」という「創造と挑戦の理念」が書かれています。この精神は、変わるこ とのないソニーの DNA として受け継がれています。 ・ ソニーのミッションは、「ユーザーの皆様に感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する 会社であり続ける」ことです。 ・ 2016 年度の連結売上高は 7 兆 6,033 億円、連結営業利益は 2,887 億円でした。従業員数 は、連結で 128,400 名(2017 年 3 月末現在)です。 ・ 2017 年 9 月 22 日時点の当社株価は 4,174 円、時価総額で約 5 兆 3,000 億円となります。 取引単位は 100 株です。 ・ 地域別の売上高構成比率は、日本が 32%、米国・欧州がそれぞれ 22%です。以下、アジ ア太平洋地域、中国等と続きます。また、連結従業員数の比率では、本社機能と半導体 工場のある日本が 40%を占め、次いでアジア太平洋地域で 20%、中国で 17%です。特 に中国、マレーシア、タイには生産拠点があり、多くの従業員が働いています。 ・ セグメント別の売上高構成は、エレクトロニクス事業が 63%、エンタテインメント事業 が 20%、金融事業が 14%です。 ・ エレクトロニクス事業には、スマートフォン「Xperia」等を展開するモバイル・コミュ ニケーション分野、「プレイステーション」シリーズ等を展開するゲーム&ネットワーク サービス分野、デジタルカメラや映像制作機材を展開するイメージング・プロダクツ& ソリューション分野、テレビやオーディオ機器を展開するホームエンタテインメント& サウンド分野、主にイメージセンサーを提供する半導体分野等があります。 ・ エンタテインメント事業は、大きく映画・映像コンテンツ分野と音楽分野があり、映画・ 映像コンテンツ分野はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントグループが行ってい ます。音楽分野は、国内を市場とする株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメン ト、海外を市場とする米国の Sony Music Entertainment、国内外の楽曲の著作権管理・運 営を行うパブリッシング事業の 3 つで構成されています。

・ 金融事業は、東京証券取引所市場第 1 部に上場したソニーフィナンシャルホールディン グス株式会社をグループ統括会社とし、生命保険分野、損害保険分野、銀行分野、ライ フケア分野を展開しています。ライフケアは、介護関係の新しいビジネスです。

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2.業績の推移および中期経営計画 ・ 当社グループの業績は、2007 年度に純利益 3,694 億円を計上した後、低迷した状態で推 移しました。2008 年 9 月のリーマンショックにより世界需要が減速した影響を受け、特 にエレクトロニクス事業が業績不振に陥ったためです。 ・ そうしたなか、2012 年 4 月に平井一夫が代表執行役社長兼 CEO に就任し、「ソニーの変 革」を推進しました。2012~2014 年度の 3 ヵ年に設定した「第一次中期経営計画」で、 PC 事業の収束、本社・販売会社の費用の削減、テレビ事業の分社化など、大幅な構造改 革を行ったのです。この期間に、約 10 年間赤字が続いていたテレビ事業も黒字化し、 2015 年度には大幅な業績の回復を果たしました。 ・ 2015 年度からは、2015~2017 年度を対象期間とする「第二次中期経営計画」を始めま した。構造改革はいったん終了し、この 3 年間を「利益創出と成長への投資」の期間と 位置づけました。計画では、最終年度である 2017 年度の数値目標を連結の ROE(株主 資本利益率) 10%以上、営業利益 5,000 億円以上としています。 ・ 2017 年度第 1 四半期の連結業績は、営業利益 1,576 億円となり、2017 年度の営業利益 5,000 億円の達成に向けて好調なスタートを切ることができました。 ・ 社長の平井は、「自信と元気に満ちたソニーが戻ってきたという実感がある」としなが らも、「一番怖いことは、ちょっと良くなってきたということでソニーの社員が危機感 をなくすこと、それが一番心配なこと」とし、「5,000 億円の目標を達成するまでは、こ の危機感をきちんともって取り組みたい」と申しています。 ・ こうした変化の要因の 1 つに、長年苦戦が続いたコンスーマーエレクトロニクス事業の 再生があります。それまで売上高や販売台数に重点を置いてきたところを、「第二次中 期経営計画」では“規模を追わず、違いを追う”という商品の差異化によって収益性を 重視する経営方針を定めたおかげと考えています。 ・ 戦略を変更した結果、テレビ事業とモバイル・コミュニケーション分野の損益は大幅に 改善されてきました。2014 年度に 2,176 億円の赤字を計上したモバイル・コミュニケー ション分野は 2016 年度に 102 億円の営業利益を計上しました。また、構造改革により 2014 年度に黒字に転じたテレビ事業は、継続して成長しています。 ・ 当社独自の商品例として、2017 年 6 月に発売した 4K 有機 EL テレビ「BRAVIA A1 シリ ーズ」があります。有機 EL の映像の美しさに加え、画面そのものを振動させて音を出 す「アコースティックサーフェス」というソニー独自の技術が活かされています。 ・ また、2017 年 5 月に発売したフルサイズ・ミラーレス一眼カメラ「α9」には、当社の 新開発したイメージセンサーが搭載されています。それにより、1 秒間に 20 コマの高速 連写が可能となっています。シャッター音を消すこともでき、緊張感の高まるスポーツ 競技などにも使用できることで、スポーツカメラマンなどプロからも高い評価を得てい ます。最近では、フルフレーム一眼レフカメラのトップメーカー2 社のうちの 1 社を超 えるシェアを獲得している地域も出てきています。

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・ 中期経営計画期間中の株価推移について、2012 年 11 月に最安値 772 円となった後は順 調に推移し、2017 年 8 月には 4,337 円となりました。2012 年 4 月からの比較で、日経平 均が約 2 倍上昇したのに対し、当社株価は約 3 倍の上昇です。 3.成長牽引領域 ・ 第二次中期経営計画終了後の 2018 年度以降も持続的に高収益を上げていくためには、 テレビやデジタルカメラといったコンスーマーエレクトロニクス事業の安定した収益 貢献に加えて、ゲーム&ネットワークサービス分野の収益拡大、半導体分野のモバイル 向けイメージセンサーの復活、そして音楽・金融分野の継続的な収益貢献が重要になる と考えています。 ・ ゲーム&ネットワークサービス分野は、2013 年 11 月に発売された「プレイステーション 4」が牽引しています。ソフトウェアやネットワークサービスを含んだビジネス全体が 堅調に推移しており、2017 年度はセグメントとして 1,800 億円の利益を見込んでいます。 ・ 2017 年 6 月 11 日、「プレイステーション 4」の全世界の累計実売台数が 6,040 万台に達 しました。これは、歴代プレイステーションの中でも最速のペースです。 ・ 従来モデルより小型・軽量化を実現した新しい「プレイステーション 4」を 2016 年 9 月 に、価格を下げて発売しています。また、高い映像処理能力を有し、4K 品質の画質に対 応したハイエンドモデル「プレイステーション 4 Pro」も 2016 年 11 月に発売しており、 いずれもご好評をいただいています。 ・ 2016 年 10 月には、バーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界を体感できる「プレイ ステーション VR」を発売しました。プレイステーション VR 対応ゲームソフトも、既 に 140 を超えるタイトルが発売されています。 ・ VR について、当社では音楽や映画といったグループの豊富なエンタテインメント資産 を最大限に活用できる領域と考えています。すでにレジャー施設のアトラクションに対 す る 技 術 協 力 も 行 っ て お り 、 宇 宙 旅 行 体 験 が 味 わ え る 集 団 体 験 型 VR サービス 「VirtuaLink(バーチャリンク)」や、東京タワー内の東京ワンピースタワーで「ONE PIECE GRAND CRUISE」などが現在公開されています。今後も様々な可能性を模索し、積極的 に推進していきます。 ・ 2017 年 7 月 4 日から配信をスタートしたスマートフォン向けゴルフゲーム「みんゴル」 (「みんなのゴルフ」のスマートフォン版)が、8 月の半ばに 300 万ダウンロードを突破 しました。グループ企業のさらに子会社である株式会社フォワードワークスが手掛けて います。株式会社フォワードワークスでは、初のオリジナル作品となる「ソラとウミの アイダ」など、2017 年度中にさらに 5~6 タイトルのスマートフォン向けゲームをリリ ース予定です。 ・ ネットワークサービスの売上高も「プレイステーション 4」の発売以来順調に拡大し、 2016 年度の売上高は前年比 35%増加しています。「プレイステーションネットワーク」

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は会員登録することでゲームや映画、音楽などの様々なオンラインサービスが利用でき ます。その中のひとつ「プレイステーションプラス」の有料会員になると、「プレイス テーション 4」の最大の特長であるオンライン上のマルチプレイ(オンライン上で自分 以外の人と一緒に同じゲームをプレイすること)ができるようになります。この事業も、 当社の収益に大きく貢献しています。 ・ 半導体分野では、カメラやスマートフォンなどに搭載されているイメージセンサーが当 社の主力商品となります。イメージセンサーは「電子の眼」といわれ、レンズに映った 映像を電気信号に変えるセンサーです。 ・ 2016 年度の半導体分野全体の売上高は 7,731 億円でした。その内訳の大半がイメージセ ンサーで構成されています。なお、当社の最も重要な生産拠点は熊本・長崎にあり、2016 年 4 月の熊本地震で被災したため、2016 年度の業績にもマイナス影響がありました。 ・ モバイル市場のトレンドは、「複眼化の加速」「フロントカメラの高画質化」「動画性能 の重視」です。近年では SNS への投稿や自撮りなどの流行により、高品質なイメージセ ンサーの需要は量・質ともに拡大しています。 ・ 「複眼化の加速」とは、複数のレンズを使用する機種が増えているということです。最 近のスマートフォンには、メインカメラのほかに自撮り用カメラがついていることがほ とんどです。ハイエンド機種になると、メインカメラのレンズが 2 つのものもあります。 複眼化が加速することで、必要なイメージセンサーの数も増加します。 ・ 自撮りの流行により、メインカメラだけでなくフロントカメラ(自撮り用のカメラ)の 性能も重要となってきました。当社のイメージセンサーは高品質のため、従来はメイン のカメラのみに使用されていましたが、フロントカメラの高画質化により当社のイメー ジセンサーの需要増加が期待できます。 ・ スマートフォンでの撮影は従来静止画が主流でしたが、最近は動画撮影も気軽に行われ るようになりました。SNS でも動画投稿が増えてきています。動画性能についても、当 社のイメージセンサーの強みが発揮できる部分です。 ・ 当社のイメージセンサーは、性能、歩留まり、品質において、世界的にも高い評価を獲 得しています。デジタルカメラ等に使用される CMOS イメージセンサーの世界シェアで は、当社製品は 2015 年の 45%から、2016 年の 49%へと拡大しています。高性能の製品 については、さらにシェアが高くなっています。 ・ 技術的な優位性を持つ当社のイメージセンサーは、監視カメラ、FA(ファクトリー・オ ートメーション)システム、車載カメラ、ドローンなどへと、さらに用途が拡大してい くことが期待されています。特に、明暗差に強い当社製品は車載カメラにおいて非常に 強みを発揮できるのではと考えています。動画については、当社製品はスーパースロー モーションにも対応した画像も撮影できます。既に当社のスマートフォン製品にも搭載 しており、さらにスマートフォンの活用の幅が広がって楽しんでいただけるものと思い ます。

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・ 当社グループの音楽事業は、好調に推移しています。音楽分野の事業内容は、楽曲や CD・ ミュージックビデオを制作する音楽制作、楽曲の版権管理を行う音楽出版、ライブハウ ス運営・コンサート事業・アニメ事業を含む映像メディア・プラットフォームと区分さ れます。 ・ 従来のレコード・CD 販売から、音楽データのダウンロード販売への移行が進んだこと で、音楽の市場規模は長らく縮小傾向が続いていました。それが、2015 年ごろから拡大 傾向へと転じています。その要因のひとつに、Spotify や Apple Music といった定額制の 音楽ストリーミングサービスが始まったことがあります。音楽ストリーミングサービス とは、一定額を払えば期間中は音楽が聴き放題というもので、消費者の音楽に対する支 出が以前より増えてきました。縮小し続けていた音楽市場に明るい兆しが見えています。 ・ ソニー・ミュージックは、世界 3 大レコード会社の 1 つです。ソニー・ミュージックに は西野カナや宇多田ヒカルといったアーティストが所属し、日本の音楽市場で第 1 位、 米国市場では第 2 位にランキングされています。 ・ 版権を扱う音楽出版事業では、2011 年 11 月に世界トップクラスの音楽出版である EMI Music Publishing をソニー・コーポレーション・オブ・アメリカを含む出資グループが買 収しました。2016 年 9 月には、Sony/ATV Music Publishing LLC を 100%子会社化し、著 作権ビジネスの収益強化を図っています。 ・ 映像メディア・プラットフォーム事業では、アニメーション作品を制作する株式会社ア ニプレックスが企画したスマートフォン向けゲームアプリ「Fate/Grand Order」が大ヒッ トしました。音楽だけでなく、こうした事業の多角化が音楽事業全体の収益拡大に貢献 しています。 4.2018 年度以降に向けた取り組み ・ 2018 年度以降の持続的成長に向けて、「“KANDO@ラストワンインチ”」、「リカーリング 型ビジネスモデルの強化」、「多様性と新しい事業への挑戦」の 3 つに取り組みます。 ・ “KANDO@ラストワンインチ”は、お客様に最も近い“ラストワンインチ”で直接感 動していただく存在でありたいというテーマです。B to B の業務用向けに事業を転換し ていく電機メーカーが多い中、当社は最後までテレビやカメラといった消費者向け商品 に取り組んでいきます。お客様に最も近い商品群、つまりカメラやゲーム、オーディオ などをこれまで以上に大切にしていきたいと思っています。 ・ 安定的な収益を確保するために、会員制サービスのような定期的に収益を得ていくリカ ーリング型ビジネスモデルを強化します。連結売上高に占めるリカーリング型事業の比 率は、2015 年度の約 35%から 2017 年度は約 40%に拡大していく見込みです。 ・ 多様な事業を展開する当社グループの強みを活かし、新しい事業の創出へ積極的に取り 組みます。これまでもグループ内外と提携し、多様性と組み合わせによって様々な新規 事業を創出してきました。

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・ たとえば、現在の株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの元となる会社は、 1968 年にソニー株式会社と米国 Columbia Broadcasting System Inc.(現 CBS Inc.)との合 弁で生まれました。また、生命保険事業は、アメリカ最大級の金融サービス機関である ザ・プルデンシャル・インシュアランス・ カンパニー・オブ・アメリカと合弁出資し て、1979 年にソニー・プルーデンシャル生命保険株式会社を設立したことから始まって います。ゲーム事業はグループ内での提携で始まっており、ソニーとソニー・ミュージ ックエンタテインメントが合弁で株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントを 設立し生まれた事業です。 ・ グループ外部との連携によってメディカル事業への参入を開始しています。2013 年 4 月、 オリンパス株式会社とともに合弁会社ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ 株式会社を設立しました。ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社で は、オリンパスとソニーが技術提供を行い、新規医療機器の開発・販売を行います。す でに、4K 対応の外科手術用内視鏡システムや電子顕微鏡を発表しています。医療分野が 収益の柱となるには時間がかかりますが、長期的な視野で事業を育てたいと思っていま す。 ・ 新しい事業への挑戦は、エレクトロニクス事業の場を拡げること、社内に新しいことに 取り組むマインドやムードを植え付けることです。それは、若手社員の育成にもつなが ると考えています。収益の柱になるまでに時間がかかっても、「新しいことを始めるカ ルチャー」を続けたいということで、ドローン事業や「Xperia Agent(エクスペリア エ ージェント)」など新しいビジネスの創出に継続的に挑戦し続けていきます。 5.株主還元 ・ 2015 年度および 2016 年度は、年間で 1 株当たり 20 円(中間 10 円、期末 10 円)の配当 を実施しました。2017 年度は中間配当金として 1 株当たり 12.5 円を予定しており、期 末配当金は 10 月に発表します。 ・ 株主特典として、毎年 3 月 31 日現在の株主名簿に記載された 100 株以上所有の株主様 に、当社のインターネット上の公式通販サイトもしくは札幌・銀座・名古屋・大阪・福 岡のソニーストアでご利用いただけるクーポン(AV 商品 15%オフ/VAIO 本体 3%オフ) を贈呈しています。 6. 質疑応答 Q1.配当政策などについて詳しく教えてください。配当性向などの目標はありますか。 A1.当社では、安定的な配当の継続に努めることを基本方針とし、成長投資や連結業績の 動向などを勘案して、配当金額を決定しています。2017 年度の中間配当は 12.5 円を予 定しており、期末配当は第 3 四半期の決算発表時にお知らせします。2018 年度以降に ついて、安定的に利益を出していくなかで利益水準を配当に反映したいと考える一方

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で、現在充分とは言えない財務基盤を強化なものにしてくことも重要だと考えていま す。財務基盤と配当のバランスについては今後の課題として、次期中期経営計画を策 定する際にしっかり議論したいと思っています。 Q2.自社株買いを実施する考えはお持ちでしょうか。配当以外の株主還元は考えていらっ しゃいますか。 A2.株主様への利益還元については、継続的な企業価値の増大に努め、継続的な株主配当 を通じて基本的には実施していきたいと考えています。自社株買いについては、選択 肢の 1 つとして今後検討する可能性もありますが、現時点ではその予定はありません。 Q3.ソニーはイメージセンサーに強みがあるということですが、どういった商品に搭載さ れているでしょうか。また、用途別の売上や現在の売れ行きなどがあれば、ご紹介い ただきたい。 A3.イメージセンサーは、金額ベースで売上高の約 8 割がスマートフォンなどのモバイル 用です。当社のイメージセンサーは、当社のスマートフォンだけでなく世界中のメー カーに購入されています。特に中国、韓国、アメリカでは積極的に拡販活動を行って いるため、2016 年度に比べても伸びています。モバイル用以外の AV 向けカメラやセ キュリティカメラにも、今後さらに注力していきたいと思っています。 Q4.有機 EL テレビが話題になっていますが、今後、液晶に代わって有機 EL が主流になっ ていくのでしょうか。 A4.ぜひ一度、お近くのソニーストアや量販店で有機 EL テレビの画像をご覧になってくだ さい。当社製品の画面の美しさを分かっていただけると思います。画質や費用対効果 の面から、有機 EL が大きな比重をもつと予想しています。ただし、液晶と有機 EL は 別種のものと考えており、当社は今後も両方を展開していく方針です。 Q5.テレビ報道などを見ると業績は好調なようですが、現在のソニーの課題をもし挙げる とすれば、何かありますでしょうか。 A5.まずは第二次中期経営計画の目標である連結の営業利益 5,000 億円以上と ROE10%以 上を確実に達成することが一番の課題です。マスメディアには「ソニー好調」などと 書かれておりますが、目標をまだ達成していないことを社員が課題として意識し、引 き続き緊張感をもって取り組むことが重要だと考えています。一方、来年度(2018 年 度)から始まる新しい中期経営計画を現在策定中です。この計画内容をきちんと作り 上げることが次の課題であり、グループ一丸となって取り組んでいるところです。

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