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1.補助対象となる工事について
Q1-1 市内施工事業者とはどのような事業者ですか。 市内施工事業者とは、中小零細企業であり柳川市内(以下「市内」という。)に事業所を有する個人事業者 又は市内に本店を置く法人事業者のことをいいます。会社だけでなく、大工さんや個人経営の工務店なども含 まれます。 柳川市外に本店を置く場合は、市内に営業所等を置いている場合であっても対象になりません。 Q1-2 工事はいつから着手できますか。 8月初旬頃の補助金交付決定後に着手してください。 ※補助金交付決定前に着工している場合は補助対象となりませんのでご注意ください。 Q1-3 車庫の工事について、自宅の車庫は外構ではなく住宅の建物と一体化しているのですが、申請でき ますか。 母屋の中に車庫がある場合は、その改修工事は対象となります。 母屋と車庫が別棟になっている場合は、対象となりません。 Q1-4 システムキッチンの新設・取替えは対象となりますか。 システムキッチンの新設・取替えについては、対象となります。 ただし、機器(IHクッキングヒーター・ガスコンロ等)のみの購入・設置は対象となりません。 Q1-5 エアコンの購入・設置は対象になりますか。また、その他家電の購入・設置は対象になりますか。 家電製品の購入・設置は対象になりません。ただし、施工が伴う天井埋め込み型の設備等で、請負工事を伴 うものは対象とすることができます。(壁掛け型のエアコンは家電製品として扱うことから対象外です。) Q1-5 古くなった給湯器を新しいものに取替える場合は、対象になりますか。 補助対象になります(湯沸器は除く)。ただし、製品代を含む請負工事費が10万円以上であることが必要 です。 また、温水器の更新についても同様の扱いとします。 Q1-6 ベランダやバルコニーの修繕をしたいのですが、対象になりますか。 住宅と一体となって設置されている既存のベランダ、バルコニー等は、塗り替えや補修などの改修工事であ る場合、補助の対象となります。 ただし、ベランダ等を新設・増設する場合は、対象となりません。 Q1-7 母屋と、別棟の住居部分を渡り廊下等でつなぐ工事は対象になりますか。 母屋への増築工事であると考えられるため対象になりません。 またその場合に併せて行う別棟の住居部分の改修についても対象になりません。柳川市住宅リフォーム助成事業
Q&A
平成27年度版
2 Q1-8 全面的な建て替え工事は対象になりますか。 リフォーム工事とは考えられないため、対象になりません。 Q1-9 太陽光発電システムの設置は対象になりますか。 対象になりません。 太陽光発電システムの設置については、柳川市生活環境課で実施している補助制度がありますので、そちら をご利用ください。 ⇒「柳川市住宅用太陽光発電システム設置事業補助金」 問合せ先:柳川市役所柳川庁舎2階 市民部 生活環境課 環境係 TEL 0944-77-8485(直通) ※ただし、設置に伴う屋根の改修など、当該補助金の補助対象外経費については、補助の対象(補助金上限 5万円)となります。 Q1-10 合併処理浄化槽の設置は対象になりますか。 対象になりません。 合併処理浄化槽の設置については、柳川市生活環境課で実施している補助制度がありますので、そちらをご 利用ください。 ⇒「柳川市合併処理浄化槽設置整備事業補助金」 問合せ先:柳川市役所柳川庁舎2階 市民部 生活環境課 浄化槽推進係 TEL 0944-77-8483(直通) ※ただし、設置に伴う水回り設備の改修(トイレの水洗化等)や浄化槽までの配管工事等、当該補助金の補 助対象外経費については、補助の対象(補助金上限5万円)となります。 Q1-11 玄関スロープの工事は対象になりますか。 玄関ポーチ(壁から突き出たひさし)内の段差解消のためのスロープ工事は対象になります。 ただし、母屋に付属しない駐車場等のスロープ工事等は外構工事のため対象になりません。 また、介護保険による住宅改修事業等の他の住宅改修制度に該当する場合は、そちらの方が優遇されていま すので下記担当課でご確認ください。 ①「介護保険による住宅改修事業」 柳川市役所三橋庁舎1階 福岡県介護保険広域連合 柳川・大木・広川支部 総務給付係 TEL 0944-75-6301 ②「柳川市すみよか住宅改造助成事業」 柳川市役所柳川庁舎1階 保健福祉部 福祉課 高齢者福祉係 TEL 0944-77-8517 ③「身体障害者の住宅改修費給付事業」 柳川市役所柳川庁舎1階 保健福祉部 福祉課 障害者福祉係 TEL 0944-77-8515
3 Q1-12 工事に取り掛からなければ、申請の前に契約してもよいですか。 既に契約している場合は対象にならないのですか。 申請の内容によって、契約内容に変更が生じる可能性もありますので、交付決定後の契約をお勧めします。 既に契約を結んでいても、まだ工事を着手していない場合は対象となります。 Q1-13 工事を行う業者は、建設業の登録や、何か資格を持っていないといけないのですか。 助成を受けるにあたって、建設業の登録や何かの資格が必要という訳ではありませんが、住宅関連の工事を 専門に行っている事業所等、信頼のおける業者に依頼されることをお勧めします。 また、工事の規模によっては建設業の許可が必要な場合があります。 Q1-14 自分で材料を買ってきて工事をした場合は対象になりますか。 また、大工さん本人が自宅をリフォームする場合は、補助対象になりますか。 対象になりません。市内施工事業者(Q1-1参照)に請負わせる工事が対象です。
2.補助金の額について
Q2-1 工事代金はどのように確認されますか。 工事を請負う市内施工事業者が発行し、あて名(申請者名)、施工事業者の名称、所在地、押印がある工事 代金の見積書(工事内容及び補助対象経費・対象外経費の内訳等が確認できるものに限る。)により確認しま す。工事の途中で工事代金が変更になる場合は、その時点で、変更後の見積書等を添えて変更申請し承認を受 けてください。 Q2-3 補助対象となる工事代金には、消費税は含みますか。 消費税も含みます。 ただし、下記の費用については補助対象となる工事代金から除いてください。 (1) 店舗、事務所等事業用の部分に係る工事費用 (2) 電圧変更等に係る各種申込み手数料 (3) 耐震改修(補強)工事のための診断、設計に係る費用 (4) 市の他の補助事業及び類似する保険給付等の対象となる工事費用 (5) その他補助対象として認められない費用3.申請できる人について
Q3-1 施設に入所している祖父(祖母)が補助対象となる住宅の所有者の場合は申請できますか。 所有者である祖父(祖母)が、介護施設入所等やむをえない理由で同居していない場合に限り申請できます。 市内の施設の場合は、祖父(祖母)から、申請書記載の同意事項について同意してもらう必要があります。 ただし、市外の施設へ入所している場合は、祖父(祖母)の市税及び国民健康保険税に滞納がないことの証 明書(入所先の自治体のもの)を併せて提出してもらう必要があります。 Q3-2 単身赴任している夫(妻)が補助対象となる住宅の所有者の場合は申請できますか。 所有者である夫(妻)が、単身赴任などやむをえない理由で同居していない場合に限り申請できます。 ただし、夫(妻)の市税及び国民健康保険税に滞納がないことの証明書(住所地の自治体のもの)の提出、 及び申請書記載の同意事項について同意してもらう必要があります。4 Q3-3 住宅の所有者がなくなり未登記の場合、相続権をもつ私を所有者としていいですか。 相続権を持つ人を所有者とすることができますが、他の相続権者が改修工事を行うことに同意する旨の「同 意書」が必要となります。 Q3-4 市外から転入して間もないため柳川市での課税がありませんが、申請できますか。 申請できます。ただし、申請時に、転入前の自治体における市税及び国民健康保険税に滞納がないことの証 明書の提出が必要となります。
4.補助対象となる住宅について
Q4-1 市内に一戸建てを所有していますが、改修工事をしてから転居しようと考えています。現に住んで いませんが、申請できますか。 申請することができます。(転入は除く) ただし、完了報告書(様式第5号)を提出するまでに、補助対象となる住宅に住民票を移していることが条 件となります。 Q4-2 賃貸アパートに住んでいますが、申請できますか。 賃貸借契約による住宅は、補助の対象となりません。 Q4-3 以前にも同一住宅でこの補助金の交付を受けたことがありますが、再度、申請できますか。 申請できません。この補助金の交付は、同一住宅につき1回限りです。過去に交付を受けたことがある場合、 交付金額にかかわらず、再度申請することはできません。 Q4-4 自宅で事業を営んでおり、自宅と事業所が一体となっていますが、自宅(居住部分)部分の改修 工事を行う場合は、申請できますか。 「併用住宅」(事業のための部分が自宅と一体となっている住宅を指します。)の工事のときは、「居住部 分」の改修工事については申請することができます。店舗や事務所など、事業のための部分の工事は補助の対 象となりません。 屋根や外壁等、居住部分と事業用の部分を分離して工事しがたいときは、全体の見積り金額に、「居住部分 の延床面積」を「事業所を含めた住宅全体の延床面積」で割って得た割合をかけて得た金額の10%が補助金 の申請額となります。 併用住宅の屋根・外壁等の全体を工事するときは、交付申請書の申請額記入欄について、下記の考え方を参 照してください。 居住部分の延床面積(㎡) 補助金申請額(円) 工事見積金額(円) × ×10% = (千円未満切捨て) 住宅全体の延床面積(㎡) =併用住宅で屋根・外壁等全体を工事するときの交付申請書に記入する 交付申請書に記入する交付申請額 補助対象工事見積金額)5.施工事業者について
Q5-1 本店が柳川市内にないと補助対象工事を請負うことができないのですか。 本店が柳川市内になければ対象となりません。5 Q5-2 市で施工事業者を紹介してくれますか。 市では施工事業者の紹介はできません。お近くの施工事業者をはじめ、電話帳や市内施工事業者の組合等に お尋ねください。 Q5-3 市内の施工事業者がハウスメーカーの下請けで工事を頼まれているが、対象になりますか。 対象になりません。 申請者が直接市内の施工事業者に請け負わせた工事が対象です。 Q5-4 施工事業者2社に工事を依頼しようと考えていますが、申請できますか。 2社分の工事代金の見積り金額が合計で10万円を超える場合、申請することができます。このとき、2社 分の見積書(コピー)の提出が必要となります。 また、申請書中の施工事業者記入欄には1社目を記入し、別紙に2社目の施工事業者について記入してくだ さい。なお、3社以上の施工事業者に依頼する場合も同様です。
6.交付申請について
Q6-1 申請書等の様式は、どこで入手することができますか。 市ホームページからダウンロードすることができます。また、商工振興課の窓口でも配布しています。 Q6-2 いつから申請できますか。 平成27年度の申請の受付は、次のとおりです。 ○受付期間: 平成27年6月15日(月)から 平成27年6月26日(金) ○受付時間: 8時30分から17時まで(12時15分から13時まで、土・日・祝日を除きます) ○受付場所: 柳川市役所大和庁舎1階 商工振興課 ※受付期間中に、申請金額が予算額(300万円)を超えた場合は、下記のとおり公開抽選によって補助金交 付予定者を決定します。 ●抽選会予定日:平成27年7月17日(金) 10時~ 会場:柳川市役所大和庁舎2階「大会議室」 Q6-3 柳川市税及び国民健康保険税に滞納がないことの証明書の提出が必要ですか。 必要ありません。ただし、申請書記載の同意事項について同意してもらう必要があります。 Q6-4 「住民票」の提出は必要ですか。 必要ありません。ただし、申請書記載の同意事項について同意してもらう必要があります。 Q6-5 工事代金の見積額は、施工事業者から口頭で確認してもいいですか。 申請のときに、施工事業者が発行した「見積書」(Q6-6参照)の提出が必要です。口頭での確認だけで は、申請することはできません。 Q6-6 見積書には金額のみしか記載されていませんが、申請できますか。 ○○邸改修工事一式等の見積書は再提出をしてもらいます。見積書には、あて名(申請者名)、施工事業者 の名称、所在地、押印があり、工事内容及び補助対象経費・対象外経費の内訳等が確認でき、設備機器等につ いてはメーカー・製品番号の記載があるものを提出してください。6 Q6-7 申請書等に押す印鑑は、認印でもいいですか。 認印で構いません(シャチハタ不可)。ただし、申請から請求まで全ての書類に同一の印鑑を使用してくだ さい。 また、印影が鮮明になるように押印してください。 Q6-8 施工箇所の写真はどの程度のものが必要ですか。 工事の規模によって異なりますが、工事の内容が確認できる写真が必要です。なお、写真は必ずA4サイズ の用紙に4枚程度並べて貼り提出してください。(プリンター出力可)※施工前・施工中・施工後の対比がで きるようにしてください。撮影日入りカラー写真のみ有効。マンション等の全体写真は外観部分又は共有玄関 等でも可能です。 Q6-9 申請書類の書き方が分からないので、教えてください。 商工振興課で作成(記入等)をしていただくこともできます。また、市ホームページから様式の記入要領(記 入の仕方)を入手することもできます。 Q6-10 添付する改修工事の図面はどの程度のものが必要ですか。 住宅全体のうち、どの部分をリフォームするのかが明確にわかるよう作成してください。 【具体例】 内装工事:すべての階の平面図 外装工事:4面すべての立面図 屋根工事:屋根の全体がわかる伏図 ※併用住宅の場合は、居住部分と事業部分の面積を確認する必要があるので、外装工事や屋根工事の場合で も、すべての階の平面図を併せて添付してください。 Q6-11 交付申請書の提出のあと、交付決定までどのくらいの期間がかかりますか。 申請から交付決定までは、書類等の審査や抽選会を行う場合があるため最大で約1ヶ月程度必要です。 Q6-12 申請書等は、郵送してもいいですか。 郵送・ファックスによる受付はできません。必ず窓口までお持ちください。 Q6-13申請書等は、施工事業者が申請者本人に代わって提出してもいいですか。 施工事業者が申請書等の提出等の事務手続きを本人に代わって行うときは、「申請等手続代行者選任届」〔様 式第8号〕の添付が必要になります。
7.変更・中止申請について
Q7-1 交付決定を受けたあと工事を開始しましたが、工事の途中で工事箇所を追加しました。変更の届出 が必要ですか。 変更した時点で、変更申請をしなければなりません。「変更・中止承認申請書」〔様式第3号〕に必要書類 を添えて、速やかに提出してください。申請には変更後の見積書、工事箇所の追加・変更のときは変更後の工 事箇所が分かる図面(平面図・立面図等)、施工前写真が必要ですので、必ず施工前の写真を撮影してくださ い。 ただし、補助金の額については当初の交付決定額からの増額はできませんのでご注意ください。 《変更申請が必要なとき》 ○工事箇所の追加、変更、縮小 ○工事内容の変更 ○見積り金額の変更 等 図面には工事箇所が分かるように印をつけてください。7 Q7-2 工事の金額が当初の見積り金額より上がるので変更申請をしますが、補助金の額は増額になります か。 当初の交付決定額からの増額はできません。ただし、変更申請は必要です(Q7-1参照) Q7-3 交付決定を受けましたが、申請していた工事を「すべて中止」しようと思います。中止の届出が必 要ですか。 交付決定のあった工事をすべて中止するときは、「変更・中止承認申請書」〔様式第3号〕による中止申請 をしてください。 ただし、申請工事のうち一部の中止のときは、変更申請をしてください。(Q7-1参照)