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WebSphere Application Server V5.0 for Linux Ver. 1.11

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(1)

WebSphere Application Server V5.0

for

Linux

導入の手引き

Ver. 1.11

2003 年 7 月

日本アイ・ビー・エム株式会社

ソフトウェア事業

(2)

目 次

1. はじめに... 3 2. 事前の準備... 4 2.1. ソフトウェアおよびハードウェア前提条件... 4 2.2. 事前確認... 4 2.3. 製品コンポーネントとコンフリクト(衝突)する rpm のアンインストール... 5 2.4. その他必要な構成変更... 6

3. WebSphere Application Server V5 Base のインストール ... 7

3.1. WebSphere Application Server のインストール ... 7

3.2. IBM HTTP Server の設定... 13

3.3. 稼動確認... 15

3.4. 管理コンソールの起動... 17

4. WebSphere Application Server Network Deployment V5 のインストール ... 19

4.1. Deployment Manager のインストール ... 19

4.2. Deployment Manager が使用するポート番号設定の手動変更 ... 25

4.3. 稼動確認... 26

4.4. Deployment Manager 管理コンソールの起動 ... 27

5. Web Sphere Application Server Network Deployment V5 への統合 ... 28

5.1. Network Deployment 構成への統合... 28 5.2. 統合確認... 30 5.3. IBM HTTP Server の設定... 31 6. アプリケーションのノードへの配置... 32 6.1. アプリケーションの配置... 32 6.2. サンプルEAR ファイルの配置... 32 6.3. 稼動確認... 36 7. Ver.4 環境へのインストール ... 37 7.1. V4 環境と独立した共存インストール ... 37 7.2. V4 環境を引き継いだマイグレーション・インストール ... 40

8. WebSphere Application Server V5 のアンインストール ... 43

8.1. 基本的な手順... 43 8.2. ノードの除去... 43 8.3. アンインストーラの使用... 45 9. FixPack 5.0.1 の適用 ... 48 9.1. FixPack の入手 ... 48 9.2. FixPack 導入における注意点 ... 48 9.3. FixPack の適用手順 ... 49 10. 各種設定方法 ... 54 10.1. IBM Http Server の自動起動設定... 54 10.2. WebSphere の自動起動設定... 54

(3)

1. はじめに

この文書は、Linux上で、WebSphere Application Server V5.0 for Linux および WebSphere Application Server Network Deployment V5.0 for Linux を同一マシンにインストールし、稼動確認を行うまでの最低限 の手順を示したものです。

この文書の作成に当たって使用したハードウェア/ソフトウェア構成は以下の通りです。この構成は必ず しも製品の稼動要件と一致するものではありません。

■ハードウェア

IBM NetVista A40 (6842-52J)

Intel Pentium III 866MHz, 384MB Memory ■ソフトウェア

Red Hat Linux Advanced Server 2.1

- カーネルバージョン: 2.4.9-e.3

- OSバージョン: #1 Fri May 3 17:02:43 EDT 2002

製品の最新の稼動要件につきましては、

http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html で確認して下さい。

また、本文書内での各製品について、以下の略称を用いております。

正式製品名 略称

WebSphere Application Server ノード構成前: “WAS-Base” もしくは “WAS” ノード構成後: “ノードWAS” もしくは “ノード” WebSphere Application Server Network Deployment

Deployment Manager

“WAS-DM” もしくは “ディプロイメント・マネージャ”

この文書はできる限り正確を期して作成しておりますが、製品の稼動を保証するものではありません。 IBM からの正式な技術サポートは、お客様との契約に基づいてご提供いたします。

(4)

2. 事前の準備

2.1. ソフトウェアおよびハードウェア前提条件

■ソフトウェア

V.5.0.0

- Red Hat Enterprise Linux AS for Intel 2.1 (2.4 Kernel) - SuSE Linux for Intel 7.3 (2.4 Kernel)

- SuSE SLES 7 (2.4 Kernel)

V.5.0.1 から以下が追加サポートとなりました。

- Conectiva Linux Enterprise Edition - Powered by UnitedLinux 1.0 - Red Hat 8.0 (2.4 Kernel)

- SCO Linux Server 4.0 - Powered by UnitedLinux 1.0 - SuSE SLES 8.0 - Powered by UnitedLinux 1.0

- Turbolinux Enterprise Server 8 - Powered by UnitedLinux 1.0 - UnitedLinux 1.0 ■ハードウェア - 500 MHz 以上の Intel x86 processor. -インストール時に 300 MB 以上の空きディスク容量 - 256 MB 以上のメモリ (512MB 以上推奨) - CD-ROM ドライブ ■その他 - ウィンドウシステム - 本体もしくはネットワーク接続可能な端末に、以下の Web ブラウザ。 - Netscape Communicator 4.7.9 以降

- Microsoft Internet Explorer 5.5 SP2, or 6.0 以降

2.2. 事前確認

インストールをはじめる前に以下の点を確認してください。 □ インストールするマシンにrootでログインしていること。 □ ウィンドウシステム(X-Window等)が使用できる環境かどうか。(ウインドウシステムを使用しない導入 手順もありますが、この資料では説明していません。) □ ファイヤーウォール等のセキュリティ設定が適切であること。 □ その他必要に応じて、ftp,telnetが使用できる環境であること。

(5)

2.3. 製品コンポーネントとコンフリクト(衝突)する rpm のアンインストール

WebSphere Application Server のインストールにあたり、使用するWebサーバ IBM HTTP Server とコン フリクトするApache (HTTP Server) とIBM-SDK (JDK) をあらかじめアンインストールします。

2.3.1. Apache のアンインストール インストールするマシン環境にApache がインストールされているか確認します。 ここで、 のように、apache に関するモジュールが表示された場合は、それらをアンインストールします。何も表示 されなかった場合は、次節の「IBM-SDK のアンインストール」へ進んで下さい。 apache のアンインストールは、次のように行います。

[root@was5test bin]# rpm -qa │ grep apache

apacheconf-0.8.1-1 apache-1.3.23-10 apache-devel-1.3.23-10

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2.4. その他必要な構成変更

2.4.1. Message Queue Size の変更

Red Hat Linux Advanced Server 2.1 のデフォルトの Message Queue Size は 16 ですが、この値は WebSphere Application Server が二つ以上のデータベースに対して同時に接続するには不足していま す。以下のコマンドで、Message Queue Size を 128 に増やします。

また、この設定はサーバーをリブートするごとにデフォルト値に戻りますので、設定をリブート後にも有効 にする為に、/etc/sysctl.conf に以下のエントリーを追加します。vi 等のテキストエディタでエントリーの追 加を行って下さい。 kernel.msgmni = 128 2.4.2. Embedded Messaging 用ユーザおよびグループの作成 「組み込みメッセージング」をインストールオプションに追加する場合には、WebSphere 組み込みメッセー ジングが使用する規定のユーザとグループを作成しておく必要があります。具体的には以下の環境が必 要となります。 ・ ユーザ “root” と “mqm” が、 グループ “mqm” に登録されていること。 ・ ユーザ “root” が、 グループ “mqbrkrs” に登録されていること。 上記のユーザ・グループ定義するには、以下のコマンド手順で行ってください。 この後、一旦ログアウトしてから、以降の作業を続けます。 2.4.3. 名前解決方法の設定 localhost のループバックアドレス(127.0.0.1)へのマッピングが、スクリプトの動作に悪影響(たとえばサー バ起動・終了スクリプトのハング)を与える事があります。そのような場合には、以下の設定により回避でき ることがあります。 /etc/hosts ファイルへの正しい ホスト名+アドレス のマッピング追加後に、/etc/hosts ファイル内の localhost エントリを削除するか、もしくは、/etc/nsswitch.conf ファイルの hosts エントリについて、hosts ファイル参照より DNS 問い合わせを優先させる設定を記述してください。

詳細については、製品 CD 内のドキュメントファイル「Getting Start」(¥docs¥InstallGuide_xx.PDF)の ”Platform-specific tips for installing and migrating” の項目を参照してください。

[root@was5test bin]# echo 128 > /proc/sys/kernel/msgmni

# Disables the magic-sysrq key kernel.sysrq = 0

kernel.msgmni = 128 ←追加

[root@was5test bin]# groupadd mqm ←グループ mqm を作成します。 [root@was5test bin]# groupadd mqbrkrs ←グループ mqbrkrs を作成します。

[root@was5test bin]# useradd -g mqm mqm ←ユーザ mqm を作成し、グループ mqm に追加。 [root@was5test bin]# usermod -G mqm,mqbrkrs root ←root をグループ mqm と mqbrkrs に追加します。

(7)

3. WebSphere Application Server V5 Base のインストール

3.1. WebSphere Application Server のインストール

① WebSphere Application Server V5 の CD-ROM をマウント済みの CD-ROM ドライブに挿入します。 カレントディレクトリを移動し、インストールヴィザードを起動する為のランチパッドを起動します。 # cd /mnt/cdrom/linuxi386 # ./LaunchPad.sh ② インストールプログラムが開き、下図のような言語選択のウィンドウが表示されるので、言語を選択し てから、「OK」ボタンをクリックします。 ③ ランチパッドウィンドウが表示されるので、メニューの中の「製品のインストール」をクリックします。 ④ インストール・ウィザードに使用する言語選択のウィンドウが表示されるので、言語を選択して、「了 解」ボタンをクリックして下さい。

(8)

⑤ インストール・ウィザードが開始されます。「次へ」ボタンをクリックします。 ⑥ ソフトウェアライセンス情報画面が次に表示されます。同意する場合は「使用条件の条項に同意しま す。」のラジオボタンを選択して「次へ」ボタンをクリックします。 ⑦必要なシステムの前提条件が検査されます。問題がなければ、次ステップに進みます。前提条件が満 たされていない場合は警告画面が表示されるので、必要があれば、リストに従って前提のレベルまでバー ジョンアップしてからインストールを再開します。必要がなければ「次へ」ボタンをクリックします。

(9)

⑧ セットアップ・タイプの選択画面が表示されます。すべてのコンポーネントをインストールするのであれ ば「フル」を、必用なもののみを選択するのであれば「カスタム」を選択します。ここでは「カスタム」を選択し て「次へ」ボタンをクリックします。 (「フル」を選択した場合は⑩へ進みます。) ⑨ コンポーネントの選択画面が表示されます。カーソルを各コンポーネントの上に置くと説明が表示され ます。インストールしたいコンポーネントを選択してから(ここではデフォルトのまま)「次へ」をクリックしま す。

(10)

⑩ IBM WebSphere Application Server Version5.0 と IBM HTTP Server 1.3.26 のインストールディレ クトリを指定します。ここではデフォルトのままで進みます。 ※「組み込みメッセージング」のインストール先は指定できません。(Unix 系製品固有の仕様) ⑪ ノード名やホスト名の画面が表示されます。ノード名は管理に使用されるため、ノードグループ内で固 有でなければなりません。ホスト名はこのコンピュータの DNS 名または IP アドレスです。 ⑫ インストール先ディレクトリと選択したコンポーネントの確認画面が表示されます。間違っていれば、 「戻る」ボタンで画面に戻って修正を行い、正しければ「次へ」をクリックします。

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⑬ インストールが始まりますので、終わるまでしばらく待ちます。

⑭ インストールが終了すると、製品登録画面が表示されまれますが、ここではチェックをはずして「次へ」 をクリックします。

(12)

⑯ 「終了」をクリックして、ランチパッドを終了します。

⑰ ⑭の製品登録画面の次に「ファースト・ステップ」画面が表示されます。「インストールの検査」をクリッ クすると検査が開始されます。

⑱ 検査が終了し、「インストール検査が完了しました」のメッセージが表示されたら、正しくインストール作 業が完了したことが確認できます。「終了」をクリックして、ファースト・ステップを終了します。

(13)

3.2. IBM HTTP Server の設定

3.2.1. IBM HTTP Server の停止

既存の IBM HTTP Server が起動中かどうか確認します。確認には下記のコマンドを使用します。

上記のように、IBM Http Server に関するプロセスが表示された場合には起動中ですので、下記のコマ ンドで停止させます。

# <IHS_Install_dir>/bin/apachectl stop

3.2.2. IBM HTTP Server 設定ファイルの編集 各種テキスト・エディタで設定ファイル <IHS_Install_dir>/conf/httpd.conf を開きます。ファイルの先頭行に ServerName で始まる行としてサーバー名(WAS ノード名)がインスト ーラにより挿入されていますが、これを確認してください。 これは必要に応じて DNS 解決可能なホスト名またはサーバーの IP アドレスに書き換えて下さい。 なお、ファイル後半に ServerName を記述するエリアがありますが、保守性を考慮して、ここに上記の行 を移動させても構いません。

[root@was5test root]# ps -ef │ grep httpd

root 6505 1 0 Dec09 ? 00:00:02 /opt/IBMHttpServer/bin/httpd -d

nobody 6506 6505 0 Dec09 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer/bin/httpd -d

…(略)…

nobody 6515 6505 0 Dec09 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer/bin/httpd -d

root 10486 8349 0 15:49 pts/3 00:00:00 grep httpd# ps -ef │ grep httpd

# ServerName allows you to set a host name which is sent back to clients for # your server if it's different than the one the program would get (i.e., use # "www" instead of the host's real name).

#

# Note: You cannot just invent host names and hope they work. The name you # define here must be a valid DNS name for your host. If you don't understand # this, ask your network administrator.

# If your host doesn't have a registered DNS name, enter its IP address here. # You will have to access it by its address (e.g., http://123.45.67.89/) # anyway, and this will make redirections work in a sensible way. [root@was5test root]# /opt/IBMHttpServer/bin/apachectl stop

/opt/IBMHttpServer/bin/apachectl stop: httpd stopped

ServerName was5test ←確認

##

## httpd.conf -- Apache HTTP server configuration file ##

#

# Based upon the NCSA server configuration files originally by Rob McCool. #

(14)

3.2.3. IBM HTTP Server の起動

以上の設定が済みましたら、以下のコマンドで IBM HTTP Server を起動します。 # <IHS_Install_dir>/bin/apachectl start

起動後、ブラウザで以下の URL を指定します。 http://localhost

下記のような初期画面が表示されることを確認してください。

[root@was5test bin]# /opt/IBMHttpServer/bin/apachectl start

/opt/IBMHttpServer/bin/apachectl start: httpd started

【注意】

RedHat 8.0 上で HIS 1.3.26.x を使用する場合、IHS 起動時に下記のようなエラーが発生することがあります。

error while loading shared libraries: libdb.so.3:cannot open shared object file: No such file or directory

(15)

3.3. 稼動確認

IBM HTTP Server が起動していなければ起動させます。 次にアプリケーションサーバーを起動しますが、アプリケーション・サーバーの現在の稼動状況は次のコ マンド(serverStatus.sh)で確認できます。コマンド引数が必須ですが、「全てのサーバが対象」を意味す る “-all” の指定が便利です。 もし、停止中であれば、以下のコマンド(startServer.sh)でサーバーを起動します。コマンド引数にはアプ リケーションサーバ名 “server1” を指定します。このサーバ名はシステム既定です。 # <WAS_Install_dir>/bin/startServer.sh サーバ名 サーバが起動したら、下の URL にアクセスします。以下のようなページが正しく表示されれば、 WebSphere Application Server は正常に構成されています。

http://<node_name>/snoop

[root@was5test bin]# ./startServer.sh server1

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/server1/startServer.log に記録されています

ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: server1 ADMU3200I: サーバーが起動しました。開始処理中です。

ADMU3000I: サーバー server1 が e-business 用にオープンされました。プロセス ID は 9794 です。 [root@was5test bin]# ./serverStatus.sh server1

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/server1/serverStatus.log に記録されています

ADMU0500I: server1 のサーバー状況を検索します

ADMU0508I: Application Server "server1" の現在のステータス: STARTED [root@was5test bin]# ./serverStatus.sh -all

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/server1/serverStatus.log に記録されています

ADMU0500I: server1 のサーバー状況を検索します

(16)

なお、サーバの停止は、以下のコマンド(stopServer.sh)で行います。起動時と同様に、コマンド引数に サーバ名(server1)を指定します。

# <WAS_Install_dir>/bin/stopServer.sh サーバ名

[root@was5test bin]# ./stopServer.sh server1

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/server1/stopServer.log に記録されています

ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: server1

ADMU3201I: サーバーの停止要求が出されました。停止処理中です。 ADMU4000I: サーバー server1 の停止が完了しました。

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3.4. 管理コンソールの起動

管理コンソールの起動は、ファーストステップのウインドウから「管理コンソール」のクリック、あるいはブラ ウザより次の URL をアクセスします。(但し、ファーストステップから起動するには、インストールしたマシン で Netscape ブラウザが使用可能である必要があります。) http://<node_name>:9090/admin ① 適当なユーザーID を入力して「OK」をクリックします。 ② 管理コンソールの画面が表示され、ナビゲーション・メニューから 「サーバー」→「アプリケーション・サーバー」 を選択すると、アプリケーションサーバ ”server1” を確認することができます。

(18)

③ サンプル・アプリケーションをインストールした場合は、以下の URL をアクセスします。 http://<node_name>/WSsamples/ja/index.html

ナビゲーション・メニューからいろいろなタイプのアプリケーションを実行することができます。たとえば、 “Java Pet Store” をクリックするとペット・ショップのサイトでペットを購入するアプリケーションが実行でき ます。

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4. WebSphere Application Server Network Deployment V5 のインストール

4.1. Deployment Manager のインストール

WebSphere Application Server Network Deployment V5 の CD-ROM をマウント済みの CD-ROM ド ライブに挿入します。カレントディレクトリを移動し、インストールヴィザードを起動する為のランチパッドを起 動します。 既に WAS-Base が導入されているマシンに導入する場合は、既存の WAS を停止させてからインストー ルしてください。 # cd /mnt/cdrom/linuxi386 # ./LaunchPad.sh ① インストールプログラムが開き、下図のような言語選択のウィンドウが表示されるので、言語を選択し てから、「OK」ボタンをクリックします。 ② ランチパッドウィンドウが表示されるので、メニューの中の「製品のインストール」をクリックします。 【注意】

V5.0.0 現在、Linux 版固有の現象として、WAS-DM V5 と WAS-BASE V5 を共存させる場合のみ、ポートの競合を調整 する「画面⑦」が表示されない問題が発生しています。

この問題が修正されるまでは、上記のコマンドの代わりに以下のコマンドを使用してください。

# cd /mnt/cdrom/linuxi386

#./install -W coexistenceOptionsBean.showCoexistance="true" -is:javahome ./jdk/java/jre

(20)

③ インストール・ウィザードに使用する言語選択のウィンドウが表示されるので、言語を選択して、「了 解」ボタンをクリックして下さい。

④ インストール・ウィザードが開始されます。「次へ」ボタンをクリックします。

⑤ ソフトウェアライセンス情報画面が次に表示されます。同意する場合は「使用条件の条項に同意しま す。」のラジオボタンを選択して「次へ」ボタンをクリックします。

(21)

⑥ 必要なシステムの前提条件が検査されます。問題がなければ、次ステップに進みます。前提条件が 満たされていない場合は警告画面が表示されるので、必要があれば、リストに従って前提のレベルまでバ ージョンアップしてからインストールを再開します。必要がなければ「次へ」ボタンをクリックします。 ⑦ インストール済みの WAS-Base とのポートの競合を調整する画面が表示されます。この段階で競合し ない番号が自動的に選択されていますので、問題なければそのまま「次へ」をクリックします。 ※(前述の通り、通常のインストーラ起動手順では、この画面はスキップされます。回避方法はインストー ラ起動に関する項を参照してください。) ⑧ コンポーネントの選択画面が表示されます。インストールしたいコンポーネントのチェックボックスをチ ェックして(ここではデフォルトのまま)、「次へ」をクリックします。

(22)

⑨ インストール先のディレクトリ選択画面が表示されので、適当なディレクトリに変更して「次へ」をクリッ クします。ここではデフォルトのままで進みます。 ⑩ ノード名、ホスト名、セル名の入力画面が表示されます。特に必要がなければ、デフォルトの値のまま 「次へ」をクリックします。 ⑪ インストール先ディレクトリー、選択したコンポーネントの確認画面が表示されます。間違いがあれば 「戻る」で設定画面に戻って修正し、正しければ「次へ」をクリックします。

(23)

⑫ インストールが開始されますので、終了するまでしばらく待ちます。

⑬インストールが終了すると、製品登録画面が表示されますが、ここではチェックをはずして「次へ」をクリ ックします。

(24)

⑮ ランチパッド画面も「終了」をクリックして閉じます。

⑮ 「ファースト・ステップ」の画面が表示されているので「インストールの検査」をクリックすると検査が開始 されます。検査が終わり、エラーなく「IVT 検査が成功しました」メッセージが表示されたら、「終了」をクリッ クしてインストール完了です。

(25)

4.2. Deployment Manager が使用するポート番号設定の手動変更

インストール中に WAS-ノードと WAS-DM 間のポート番号の競合を修正できなかった場合は、以下の手 順により手動で変更します。 vi 等のエディタで、下記の2つの XML ファイル、server.xml と virtualhosts.xml の該当行を下記のよう に変更し保存します。 z <DM_ROOT>/config/cells/was5testNetwork/nodes/was5testManager/servers/dmgr/server.xml ↑セル名 ↑ノード名

<address xmi:id="EndPoint_1" host="" port="9090" /> →9091に変更 <address xmi:id="EndPoint_2" host="" port="9043" /> →9044に変更

z <DM_ROOT>/config/cells/was5testNetwork/virtualhosts.xml ↑セル名

<aliases xmi:id="HostAlias_4" hostname="*" port="9090"/> →9091に変更 <aliases xmi:id="HostAlias_5" hostname="*" port="9043"/> →9044に変更 <host:VirtualHost xmi:id="VirtualHost_2" name="admin_host">

…(略)…

<aliases xmi:id="HostAlias_4" hostname="*" port="9090"/> →9091 に変更 <aliases xmi:id="HostAlias_5" hostname="*" port="9043"/> →9044 に変更 </host:VirtualHost>

…(略)…

<components xmi:type="applicationserver:ApplicationServer" xmi:id="ApplicationServer_1" name="Network Deployment Server">

…(略)…

<components xmi:type="applicationserver.webcontainer:WebContainer" xmi:id="WebContainer_1" enableServletCaching="true">

…(略)…

<transports xmi:type="applicationserver.webcontainer:HTTPTransport" xmi:id="HTTPTransport_1" sslEnabled="false"> <address xmi:id="EndPoint_1" host="" port="9090"/> →9091 に変更

</transports>

<transports xmi:type="applicationserver.webcontainer:HTTPTransport" xmi:id="HTTPTransport_1" sslEnabled="true" sslConfig="ujinetvManager_Node/DefaultSSLSettings">

<address xmi:id="EndPoint_2" host="" port="9043"/> →9044 に変更

<properties xmi:id="Property_9" name="MaxKeepAliveConnections" value="0" required="false" /> </transports>

</components> </components>

(26)

4.3. 稼動確認

デプロイメント・マネージャーは、コマンド(startManager.sh)で起動します。コマンド引数は必要ありませ ん。また、動作状況の確認には、コマンド(serverStatus.sh)が使用できます。 # <WAS-DM_Install_dir>/bin/startManager.sh ディプロイメント・マネージャーの停止は、コマンド(stopManager.sh)で行います。 # <WAS-DM_Install_dir>/bin/stopManager.sh

[root@was5test bin]# ./startManager.sh

ADMU0116I: ツール情報はファイル

/opt/WebSphere/DeploymentManager/logs/dmgr/startServer.log に記録されています ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: dmgr

ADMU3200I: サーバーが起動しました。開始処理中です。

ADMU3000I: サーバー dmgr が e-business 用にオープンされました。プロセス ID は 13937 です。 [root@was5test bin]# ./serverStatus.sh -all

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/DeploymentManager/logs/serverStatus.log に記録されています

ADMU0500I: all servers のサーバー状況を検索します ADMU0505I: 構成でサーバーが検出されました: ADMU0506I: サーバー名: dmgr

ADMU0508I: Deployment Manager "dmgr" の現在のステータス: STARTED

[root@was5test bin]#./stopManager.sh

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/DeploymentManager/logs/dmgr/stopServer.log に記録されています

ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: dmgr

ADMU3201I: サーバーの停止要求が出されました。停止処理中です。 ADMU4000I: サーバー dmgr の停止が完了しました。

(27)

4.4. Deployment Manager 管理コンソールの起動

ディプロイメント・マネージャー管理コンソールの起動は、ファーストステップのウインドウから「管理コンソ ール」のクリック、あるいはブラウザより次の URL をアクセスします。 http://<node_name>:<管理コンソール用ポート>/admin ※ (<DM の管理コンソールポート>は、DMD 導入時に使用ポートの指定画面で“管理コンソース・ポート”に 設定したポートです。デフォルトは”9090”ですが、環境によっては別の番号になることもあります。) この場合、管理コンソール用のポート番号は前節で設定した 9091 になります。 http://<node_name>:9091/admin 適当なユーザーID を入力して「OK」をクリックします。 以下のような管理コンソール画面が表示されます。

(28)

5. Web Sphere Application Server Network Deployment V5 への統合

5.1. Network Deployment 構成への統合

ブラウザーからディプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。 まず、統合対象の WAS-Base のアプリケーションサーバ “server1” が起動しているか確認してください。 起動していなければ起動させておいてください。 次に、管理コンソールの「システム管理」→「ノード」を選択し、「ノードの追加」ボタンをクリックします。 「ノードの追加画面では」、統合対象の WAS-Base のホスト名を指定します。このとき、その WAS 上に既 にインストールされたアプリケーションをそのまま(インストールされた状態で)引き継ぐ場合には、「アプリ ケーションを組み込む」チェックボックスを ON にします。今回は OFF にして先に進みます。 入力が完了したら、「次へ」をクリックします。

(29)

以下のようなメッセージが表示されたら、ノードの統合処理は完了です。

【補足事項】

ノードの統合時に、管理コンソールに

「ADMU0031E: Node Agent の開始要求が出されましたが、開始に失敗しました。プロセス ID: xxxx」

というメッセージと共に統合処理が失敗する場合があります。

そのときノードエージェントのログファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/nodeagent/SystemOut.log に

[yy/mm/dd hh:mm:ss:sss JST] 42ec2145 NameServerImp E NMSV0011E: ポート 2809 を使用してブートストラップ・サーバーを始動できませ ん。 サーバーまたは他のプロセスでブートストラップ・サーバー・ポートをすでに使用しているものがないことを確認してください。 また、ブートス トラップ・サーバーの始動が十分な特権を持つユーザー ID (ルート、管理者など) で行なわれていることを確認してください。

というメッセージが出力されている場合には、一旦WASノードをND構成より除去し再起動の後、管理コンソールから server1 の エンドポイント BOOTSTRAP_Address のポート番号を 2809 から他の番号(例えば2808など)に変更してください。

(30)

5.2. 統合確認

ディプロイメント・マネージャ管理コンソールの「システム管理」→「ノード」の画面で、ノードが新たに追加 されており、状況アイコンが「同期化」になっていることを確認してください。 この段階では、追加したノード上のアプリケーションサーバーは停止した状態ですので、この画面から再 び起動させてください。 ここでは、サーバ “server1” を選択して「始動」ボタンをクリックします。

(31)

5.3. IBM HTTP Server の設定

ノード(統合前の WAS-Base)側の IHS プラグイン情報を更新する為に、GenPluginCfg.sh コマンドを実 行します。

# <WAS-BASE_Install_dir>/bin/GenPluginCfg.sh

その後、プラグイン設定を反映させる為に、IBM HTTP Server を再起動します。

[root@was5test bin]# ./GenPluginCfg.sh IBM WebSphere Application Server リリース 5.0 WebSphere Plugin Configuration Generator Copyright IBM Corp., 1997-2002

PLGC0013I: セル内のすべてのサーバーに対してサーバー・プラグイン構成ファイルを生成しています was5testNetwork. PLGC0022W: サーバーに対する定義が見つかりません dmgr. サーバーは無視されます。 PLGC0020E: サーバー・クラスターに対して有効なサーバー定義が見つかりません dmgr_was5testManager_Cluster. 無視されます。 PLGC0005I: プラグイン構成ファイル = /opt/WebSphere/AppServer/config/cells/plugin-cfg.xml

[root@was5test bin]# /opt/IBMHttpServer/bin/apachectl stop

/opt/IBMHttpServer/bin/apachectl stop: httpd stopped

[root@was5test bin]# /opt/IBMHttpServer/bin/apachectl start

(32)

6. アプリケーションのノードへの配置

6.1. アプリケーションの配置

この章では、EAR ファイル等で供給されるエンタープライズ・アプリケーションをノード WAS に配置 (Deploy:ディプロイ)する手順を説明します。 アプリケーションの配置は、管理コンソールから行います。配置対象のノード WAS と WAS-DM が物理的 に異なる(離れた)マシンで構成されている場合でも同様です。管理コンソールからは、セル内の全てのノ ード WAS を対象にしてアプリケーションの配置が可能です。 また通常、アプリケーションを配置、もしくはノード移動した場合には、必ず HTTP サーバのプラグイン構 成ファイルの再生成が必要となりますのでご注意ください。

6.2. サンプル EAR ファイルの配置

今回はサンプルとして付属する “Plants by WebSphere” というサンプルアプリケーションを配置するこ とを想定します。このアプリケーションは PlantsByWebSphere.ear というEARファイルで(WAS-Base を フルインストールしていれば)以下に存在します。 <WAS_Install_Dir>/samples/lib/PlantsByWebSphere ① まず管理コンソールから、「アプリケーション」→「エンタープライズ・アプリケーション」を選び、アプリケ ーションの管理画面を開きます。(既に配置済みのアプリケーションが2つ見えますが、これはインストール 時に自動的に導入されるシステム管理用のアプリケーションです。) 画面の「インストール」ボタンをクリックします。

(33)

② インストールする EAR ファイルのパスを指定します。

③ 「アプリケーション・インストールの準備」画面では、今回は、「デフォルトバンディングの生成」チェック ボックスを ON にし、「次へ」をクリックします。

以下、各設定画面ではデフォルト指定のまま「次へ」をクリックしていきます。

(34)

⑤ ND コンソール画面に、配置したアプリケーションがリストに追加されています。構成を保管する為に、 メッセージ中の「保管」をクリックします。

⑥ 「保管」ボタンをクリックします。

(35)
(36)

6.3. 稼動確認

ブラウザより下記のアドレスにアクセスします。 http://<node_name>/PlantsByWebSphere 下記のようなアプリケーション画面が表示されます。 もし上記手順でアプリケーションが表示されない場合は、以下の方法で、IHS を経由せずに直接 WAS に アクセスしてみてください。ポート番号は今回の手順ではデフォルトの 9080 となります。(アプリケーション の属するサーバの HTTP トランスポートのポート番号を確認してください。) http://<node_name>:<port>/PlantsByWebSphere この方法でアプリケーションの参照に成功したならば、IHS プラグイン構成ファイルの内容を再確認し、必 要に応じて再生成して下さい。なお、プラグイン情報の更新が IHS に反映されるには通常1分程度所要し ます。即座に反映させる為には、IHS を再起動して下さい。

(37)

7. Ver.4 環境へのインストール

7.1. V4 環境と独立した共存インストール

WAS5 を、WAS4 導入・稼動済みのマシンにインストールすることができます。 ここでは、WAS4 環境をそのまま保持しつつ、独立した環境として WAS5 をインストールする手順を説明し ます。 この場合、WAS および IHS は新旧両バージョンがインストールされることになり、双方同時に稼動可能で す。アクセスする対象(バージョン)の区別はポート番号にて行います。 7.1.1. インストーラの実行 インストール作業中は、WAS4 は起動中である必要はありません。(起動していても構いません。) ①通常のインストール手順と同様にインストーラを起動し、手順を進めます。 ② 前提条件ソフトウェアの検査終了後、以下の画面が表示されます。 インストール済みの Ver4 が検出されていることを確認し、「共存のためにポートを変更する」をチェックして、 「次へ」をクリックします。

(38)

③WAS4とポートの競合を避けるために、ポート番号の修正画面が表示されます。通常はデフォルト通り で結構です。 管理コンソールポートが 9091、HTTP サーバポートが 81 となっていることを確認して下さい。 ④ しばらく画面を進むと、WAS と IHS の新しいバージョンをインストールするディレクトリを指定する画面 になります。 ここでは必ず既存の WAS4 のインストールディレクトリとは異なるディレクトリを指定してください。

必ず変更!

(39)

7.1.2. IBM HTTP Server の設定 IBM HTTP Server の構成を行います。 まず、通常のインストール時と同様に、<IHS_Install_dir>/conf/httpd.conf の編集を行ってください。(手 順については、通常の WAS インストールの章を参照してください。) その後以下の、追加の構成手順を実施します。 ① プラグイン構成ファイルの再生成のため GenPluginCfg.sh コマンドを実行します。 ② 更新したプラグイン情報を反映させる為に、IHS の再起動(終了+起動)を行います。 この状態で、IHS は新旧両バージョン双方が起動している状態になります。(下図参照) ③ 下記アドレスにアクセスし、双方のバージョンの画面が表示されることを確認してください。 【テストページ】 (Ver.4) http://<hostname>:80/servlet/snoop (Ver.5) http://<hostname>:81/snoop 【管理コンソール】 (Ver.4) http://<hostname>:9090/admin (Ver.5) http://<hostname>:9091/admin

[root@was5test2 bin]# ps -ef │grep httpd

root 9531 1 0 13:56 ? 00:00:01 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9532 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9533 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9534 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9535 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9536 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9537 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9538 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd nobody 9539 9531 0 13:56 ? 00:00:00 /opt/IBMHttpServer1326/bin/httpd root 9698 1 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9699 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9700 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9701 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9702 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9703 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9704 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9705 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd nobody 9706 9698 0 14:00 ? 00:00:00 /opt/IBMHTTPServer/bin/httpd root 9741 9612 0 14:06 pts/5 00:00:00 grep httpd

(40)

7.2. V4 環境を引き継いだマイグレーション・インストール

WAS5 を、WAS4 導入・稼動済みのマシンに上書きインストールすることができます。 ここでは、WAS4 環境を引き継いだ環境として WAS5 をインストールする手順を説明します。 この場合、以前の WAS4 環境は使用不可となり、その環境設定を引き継いだ WAS5 のみが稼動するよう になります。同様に IHS も新両バージョンのみが使用可能になります。 7.2.1. インストーラの実行 インストール作業中は、WAS4 は起動中である必要があります。 ① 通常のインストール手順と同様にインストーラを起動し、手順を進めます。 ② 前提条件ソフトウェアの検査終了後、以下の画面が表示されます。 インストール済みの Ver4 が検出されていることを確認します。 ここでは、「共存のためにポートを変更する」にはチェックせず、「前のバージョンからアプリケーションと構 成をマイグレーションします」のみをチェックして、「次へ」ボタンをクリックします。 ③ 以前のバージョンの構成情報をバックアップするディレクトリを指定します。適当なディレクトリを指定し ます。

(41)

④ 新しいバージョンをインストールするディレクトリを指定します。古いバージョン(V4)がインストールさ れているディレクトリが表示されますが、必ず異なるディレクトリを指定してください。

⑤ WAS4 環境を引き継いでのマイグレーション・インストールが開始されます。

⑥ 以下の画面が表示されると、マイグレーションは完了です。

必ず変更!

(42)

7.2.2. IBM HTTP Server の設定 IBM HTTP Server の構成を行います。 まず、通常のインストール時と同様に、<IHS_Install_dir>/conf/httpd.conf の編集を行ってください。 (手順については、通常の WAS インストールの章を参照してください。) その後以下の、追加の構成手順を実施します。 ① 旧バージョンの IHS を停止させます。 ② プラグイン構成ファイルの再生成のため GenPluginCfg.sh コマンドを実行します。 ② 新しいバージョンの IHS の起動を行います。 ④ IHS の起動が確認できたら、WAS5 のアプリケーションサーバを起動させてください。 ③ 下記アドレスにアクセスし、新バージョンの画面が表示されることを確認してください。 【テストページ】 http://<hostname>:80/snoop または、 http://<hostname>/snoop 【管理コンソール】 http://<hostname>:9090/admin

(43)

8. WebSphere Application Server V5 のアンインストール

8.1. 基本的な手順

アンインストールには付属のアンインストーラを使用します。これにより、WAS および IHS をアンインスト ールすることができます。 複数ノード WAS を含む NetworkDeployment 構成の場合には以下の手順で行います。 ・セル内のノード WAS をアンインストールする場合。 ①当該ノード WAS をセルから除去し、WAS-Base 化 ②WAS-Base のアンインストール ・ノードを持つ WAS-DM をアンインストールする場合。 ①セル配下の全ノードをセルから除去 ②WAS-DM のアンインストール

8.2. ノードの除去

①除去対象ノード上のアプリケーションサーバを停止します。 「サーバー」→「アプリケーションサーバ」の一覧から、”server1” 等の当該ノード上の全てのアプリケーシ ョンサーバを選択し、「停止」ボタンをクリックしますし、停止させます。

(44)

②当該ノードを除去します。

「システム管理」→「ノード」の一覧から除去対象となるノードを選択し、「ノードの除去」ボタンをクリックしま す。

(45)

8.3. アンインストーラの使用

8.3.1. WAS と IHS の停止の確認 アンイントーラを起動する前に、全てのアプリケーションサーバの停止を確認してください。確認できれば、 次に IHS を停止させます。 8.3.2. アンインストーラの起動。 アンインストーラを使用します。 ① アンインストーラ # <WAS_Install_dir>/_uninst/uninstall を実行します。 ② 「次へ」をクリックします。

[root@was5test2 bin]# ./serverStatus.sh -all

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/serverStatus.log に記録されています ADMU0500I: all servers のサーバー状況を検索します

ADMU0505I: 構成でサーバーが検出されました: ADMU0506I: サーバー名: server1

ADMU0509I: Application Server "server1" に到達できません。停止されているようです。 [root@was5test2 bin]# /opt/IBMHttpServer/bin/apachectl stop

(46)

③ 表示内容を確認して、「次へ」をクリックします。

④ アンインストーラが処理を始めます。

(47)

⑥GSKit(IBM Global Security Toolkit)に関する警告が表示されますが、「OK」をクリックします。

⑦ WAS がアンインストールされます。

⑧ 以下の画面が表示されると、アンインストールは完了です。

⑨ アンインストール完了後も、WAS や IHS のインストールディレクトリに一部のファイルが残りますので、 内容を確認して、手動で削除もしくは別名保存します。

(48)

9. FixPack 5.0.1 の適用

9.1. FixPack の入手

WebSphere に関する全ての fix および FixPack は、以下の WebSphere サポート・サイトからダウンロー ド可能です。 http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/support.html ■FixPack5.0.1 は下記のページが該当します。(下記 URL は今後変更になる可能性があります。) http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&context=SSEQTP&q=&uid=swg24004576&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en WAS-Base 用のファイルは、 was50_fp1_linux.zip、 WAS-DM 用のファイルは、 was50_nd_fp1_linux.zip となります。

9.2. FixPack 導入における注意点

・導入には基本的にウインドウシステムが必要となります。ウインドウシステムが使用できない場合でも導 入は可能ですが、これとは異なる手順となりますので、別途弊社サポート担当までお問い合わせ下さい。 ・Network Deployment 構成時においては、FixPack を適用する順序は「WAS-DM」→「WAS-ノード」の 順に適用してください。これは、WAS のセル構成の基本的な制約条件として、 「WAS-DM のバージョンは WAS-ノードと同等もしくは上位である必要がある」ことによります。 ・インストーラは/tmp を作業領域に使用します。/tmp の空き領域を 400MB 程度確保してください。 ・インストールを実行する前に、IHS、組み込みメッセージングその他、WAS 内蔵の JVM を使用するプロ セスが存在していないか確認してください。存在していた場合は、かならず事前に終了させて下さい。 ・FixPack1 導入により、IHS も 1.3.26 から 1.3.26.1 にアップデートされます。アップデート・モジュールは、 Base / DM 両方の FixPack インストーラに同じものが含まれます。同じマシンに、ノード WAS と WAS-DM の両方がインストールされている場合は、それぞれのインストール画面に IHS をアップグレードする・しな いを判断するパネルが表示されます。 同じマシンに、ノード WAS と WAS-DM の両方がインストールされていて、両方を 5.0.1 にアップデートす る場合は、IHS のアップデートはいずれかで一回だけ行ってください。IHS 1.3.26.1 へのアップデートを二 度実行すると、FixPack をアンインストールする際に、意図した IHS のバージョンに戻らない可能性があり ます。

・FixPack を導入すると、既にインストール済みの Interim Fix(旧称 eFix) は自動的にアンインストール されます。導入後に、必要と思われる Fix を再インストールしてください。

(49)

9.3. FixPack の適用手順

① FixPack を適用する前に、既存の環境をバックアップします。バックアップには backupConfig.sh ス クリプトの使用が便利です。(backpuConfig の詳細については、InfoCenter を参照ください。) ② WebSphere の各アプリケーションサーバ、エージェントおよび IHS を停止させてください。その後、こ れらが関連する java プロセスが全て終了しているか必ず確認してください。 ③ ディレクトリ <WAS_Install_dir>/update を(存在しなければ)作成します。 例) /opt/WebSphere/AppServer/update ④ ダウンロードした zip ファイルを、サーバ上の適当な作業ディレクトリに ftp 等で転送します。 WAS-BASE 用と WAS-DM 用ではファイルが異なるのでご注意ください。 ⑤ 作成した update ディレクトリに移動し、④で転送した zip ファイルを解凍します。 ⑤ 環境変数を設定する為に、update ディレクトリから下記のスクリプトを実行します。 # ../bin/setupCmdLine.sh

[root@was5test bin]# ./backupConfig.sh

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/backupConfig.log に記録されています ADMU5001I: 構成ディレクトリー /opt/WebSphere/AppServer/config をファイル /opt/WebSphere/AppServer/bin/WebSphereConfig_2003-06-23_1.zip にバックアップしています ADMU0505I: 構成でサーバーが検出されました: ADMU0506I: サーバー名: server1 ---(略)--- ... ... ADMU5002I: 1,012 個のファイルが正常にバックアップされました

[root@was5test bin]# cd /opt/WebSphere/AppServer/update

[root@was5test update]# unzip /tmp/was50_fp1_linux.zip

Archive: was50_fp1_linux.zip inflating: fixpacks/was50_fp1_linux.jar inflating: updateWizard.sh inflating: updateSilent.sh inflating: installer.jar inflating: docs/readme_was50_fp1.html inflating: docs/readme_updateinstaller.txt inflating: docs/readme_updateinstaller.pdf inflating: docs/readme_updateinstaller.html inflating: earLauncher/launcher.exe inflating: lib/extfile.jar inflating: lib/linux/i386/libUnixFileUtils.so inflating: lib/linux/s390/libUnixFileUtils.so inflating: lib/linux/ppc32/libUnixFileUtils.so

(50)

⑤ 続けて、インストールウィザードを起動します。

# ./updateWizard.sh

⑥ ウインドウシステムに下記のような画面が表示されますので、「Next」をクリックします。

⑦ 表示されたバージョン番号やインストールディレクトリを確認して、「Next」をクリックします。

[root@was5test update]# ./updateWizard.sh

Start of [ ./updateWizard.sh ] Verifying installer jar: [ installer.jar ]

(51)

⑧「install fix packs」を選択して、「Next」をクリックします。

⑧表示された FixPack モジュールが存在するディレクトリを確認します。これは通常はデフォルトのままで 変更する必要はありません。

⑨ 表示されたインストールされる FixPack の名称とステータスを確認してください。 (たとえば、WAS-BASE 用は ”was50_fp1_linux” です。)

(52)

⑩ IHS と組み込みメッセージングに FixPack を適用するか選択します。特に支障がなければ、双方指定 してください。

⑪ 表示された内容を確認して、「Next」をクリックします。

(53)

⑫ 表示されたメッセージを確認します。Successfully と表示されていれば、「Finish」をクリックして終了し ます。

⑬ <WAS_Install_dir>/bin/versionInfo.sh スクリプトを実行して、バージョン番号が 5.0.1 になっている ことを確認します。

[root@was5test bin]# ./versionInfo.sh

WVER0010I: Copyright (c) IBM Corporation 2002; All rights reserved. WVER0011I: WebSphere Application Server リリース 5.0

WVER0012I: VersionInfo reporter バージョン 1.13、日付 3/15/03

--- IBM WebSphere Application Server 製品インストール状況レポート

--- 日時 2003-06-24T11:26:12+09:00 におけるレポート インストール --- 製品ディレクトリー /opt/WebSphere5/AppServer バージョン・ディレクトリー ${product.dir}/properties/version DTD ディレクトリー ${version.dir}/dtd ログ・ディレクトリー ${version.dir}/log バックアップ・ディレクトリー ${version.dir}/backup TMP ディレクトリー /tmp インストール・プラットフォーム --- 名前 IBM WebSphere Application Server

バージョン 5.0 テクノロジー・リスト --- BASE インストール済み インストール済み製品 --- 名前 IBM WebSphere Application Server

バージョン 5.0.1 ID BASE ビルド・レベル ptf1M0314.04 ビルド日 04/08/2003 --- インストール状況レポートの終了 ---

(54)

10. 各種設定方法

10.1. IBM Http Server の自動起動設定

IHS を system boot 時に自動的に起動させるには、/etc/inittab に以下のような記述を追加します。

10.2. WebSphere の自動起動設定

10.2.1. WAS-Base の自動起動

スタンドアロンの WAS-Base 上のアプリケーションサーバ「server1」を system boot 時に自動起動させた い場合には、以下の手順を行います。

まず、自動起動用のスクリプトを以下のコマンドで生成します。(スクリプトファイル名は省略可能)

# ./startServer.sh △ server1△ -script △ <スクリプトファイル名>

スクリプトファイル名を省略した場合には、「start_server1.sh」という名称で生成されます。 次に、 <WAS_Install_dir>/bin/rc.was を vi 等のエディタで編集し、スクリプト中の launchScript= 行に、上記で生成したスクリプト名を記述しま す。 最後に、/etc/inittab に以下の行を追加します。指定するのはここで修正した rc.was スクリプトへのフル パスです。 10.2.2. WAS-DM の自動起動 ノード構成時にディプロイメント・マネージャーが動作する WAS-DM を自動起動させる場合も、 WAS-Base の場合と同様の手順で行います。 自動起動用のスクリプトは、以下のコマンドで生成します。(スクリプトファイル名は省略可能) # Start IHS.

ihs:2345:once:/opt/IBMHTTPServer/bin/apachectl start > /dev/null 2>&1

# Start WAS

was:2345:once:/usr/WebSphere/AppServer/bin/rc.was >/dev/console 2>&1

[root@sizuko bin]# ./startServer.sh server1 -script

ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/WebSphere/AppServer/logs/server1/startServer.log に記録されています ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: server1 ADMU3300I: サーバーの起動スクリプトが作成されました: start_server1.sh

(55)

10.2.3. ノード-WAS の自動起動 ノード構成時に、ノードエージェントとアプリケーションサーバが動作するノード-WAS も自動起動させるこ とができます。 ノードエージェントの起動スクリプトは、以下のコマンドで生成します。 # ./startNode.sh△ -script△ <スクリプトファイル名> または、

# ./startServer.sh △ nodeagent△-script △ <スクリプトファイル名>

スクリプトファイル名を省略した場合には、「start_nodeagent.sh」という名称で生成されます。 その後、同様に rc.was、inittab を WAS-Base の場合と同様に修正します。 ノード上のアプリケーションサーバも WAS-Base の場合と同様に修正します。ただし、rc.was ファイルはノ ードエージェントおよび各アプリケーションサーバ毎に必要となるので、オリジナルの rc.was ファイルをサ ーバ数分コピーして使用することになります。 また、ノードエージェントが起動している状態であれば、wsadmin 等の制御コマンドでアプリケーションサ ーバを起動させることも可能です。 10.2.4. 自動起動設定のメリット 通常、アプリケーションサーバはノードエージェントによって常に監視され、異常終了時には自動的に再起 動がかけられます。しかしノードエージェント自体は管理するプロセスが存在しないので、異常終了時のリ カバリが行われません。 ノードエージェントを inittab に登録しデーモンとして起動することにより、OS によりノードエージェントの監 視・再起動を行わせることができます。

(56)

11. その他の注意事項

z WAS をインストールするマシンの(TCP/IP の) hostname には、"+" や "-" などの特殊文字の使 用はできるだけ避けてください。クラスター・トポロジーの設定でエラーが発生する可能性がありま す。 z ランチパッドからプロダクトのインストールを開始すると、ランチパッドを起動したコマンド・プロンプト に意味不明の字が表示されることがあります。これは、ランチパッドおよびインストールには何ら影 響を与えませんので無視してください。 z WAS-DM をインストールする際のセル名にスペース文字が含まれると、管理コンソールが立ち上が らなくなります。セル名には、スペース文字を使わないでください。 z 管理コンソールで、データソース、エンタープライズ・アプリケーションなど様々なオブジェクトを定義 する際、その名前には以下の文字は使用できません。 / forward slash (スラッシュ) ¥ back slash (バックスラッシュあるいは ¥記号) * asterisk (アスタリスク) , comma (コンマ) : colon (コロン) ; semi-colon (セミコロン) = equal sign (等号) + plus sign (プラス符号) ? question mark (疑問符) | vertical bar (縦線)

< left angle bracket (より小演算子) > right angle bracket (より大演算子) & ampersand (&記号)

% percent sign (%記号) ' sigle quote mark (単一引用符) " double quote mark (二重引用符)

. period (ピリオド) ※(ストリングの 1 文字目での使用のみ不許可、2 文字目以降なら可)

z 付属のサンプルアプリケーションは、お客様のプロダクション環境で使われることを想定しておりませ ん。サンプルを参考にしてアプリケーションを作成される場合は、セキュリティなどに関して十分ご考 慮ください。また、プロダクション環境で既にサンプルアプリケーションがインストールされている場合 は、速やかにアンインストールするか、少なくとも起動しないようにしてください。

z WAS V5.0, WAS ND V5.0 の CD の、/readme ディレクトリには readme_ja.html というファイルが ありますが、内容は英語です。同様に、/docs ディレクトリの InstallGuide_ja.PDF も英語です。

参照

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