●
スライドの作成
□ 新しいスライドを作成する。
□ スライドを追加する。
□ レイアウト・デザインを設定する。
□ スライドをコピー・移動・削除する。
●
オブジェクトの配置
□ プレースホルダを利用する。
□ テキストボックスを挿入する。
□ 図,写真を挿入する。
□ 図,写真を移動・変形する。
□ 表を作成する。
□ グラフを作成する。
□ オブジェクトの位置を調整する。
□ オブジェクトをグループ化する。
●
画面切り替えの設定
□ 画面切り替え効果を設定する。
□ 切り替え効果のタイミングを設定する。
●
アニメーションの設定
□ アニメーション効果を設定する。
□ 順序やタイミングを設定する。
□ 時間配分を設定する。
●
スライドショーの実行
□ スライドショーを実行する。
□ 配布資料を印刷する。
この章では,プレゼンテーションソフトウェアのいろいろな機能を使います。
実習の後,どの機能が使えるようになったか,チェックしましょう。
プレゼンテーションソフトウェア
PowerPoint
の操作
3
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作
第
3
章
プレゼンテーションソフトウェア
PowerPoint
の操作
プレゼンテーションとは,意見をまとめて発表したり,調査した内容を報告する作業のことで,
複数の聴取者に情報をわかりやすく正確に伝える工夫が必要です。
プレゼンテーションには,いろいろな手段が利用されます。言葉と身振り手振りだけ,黒板や
ホワイトボードの利用,模造紙や模型の利用,プレゼンテーションソフトウェアの利用などがあ
ります。ここではプレゼンテーションソフトウェア「PowerPoint」を利用する場合の,基本的な
手順とソフトウェアの使い方について学びます。
課題
次のようなプレゼンテーションデータを作成し,発表してみましょう。
1 ページ
2 ページ
3 ページ
4 ページ
●デザインの設定 49ページ ●文字の入力 50ページ ●表の作成 55ページ ●図の挿入 52ページ ●グラフの作成 56ページ ●オブジェクトの整理 57ページ ●画面切り替えの設定 58ページ ●アニメーションの設定 60ページ ●スライドショーの実行 62ページ ●写真の挿入 54ページ文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作
画面構成と機能
参照3
ページ PowerPoint を 起 動 す る に は,[ ス タ ー ト ] ボ タ ン→[ す べ て の プ ロ グ ラ ム ]→[Microsoft Office]→[Microsoft PowerPoint 2010]を選択します。終了するには,[ ファイル ] タブ→[ 終了 ]を選択するか,[ 閉じる ] ボタン をクリックします。 終了する前に,[ ファイル ] タブ→[ 名前を付けて保存 ]を選択して,ファイルを保存します。
PowerPoint
の起動と終了
1
2
アウトラインペイン
プレゼンテーションデータの全 体を表示します。スライドペイン
作業中のスライドを表示します。 状況に応じて表示される内 容が変わります。作業ウィンドウ
スライド番号
スライドの数と現在表示さ れているスライドの番号を 表示します。[ファイル]タブ
タイトルバー
アプリケーションの名前と文書の 名前が表示されます。 クリックすると基本的な コマンドが表示されます。クイックアクセスツールバー
よく使うコマンドのボタンが表示 されています。リボン
タブをクリックすと,さ まざまなコマンドが表示 されます。ズームスライダー
画面表示の倍率を設定 します。アウトラインタブ/スライドタブ
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 [ファイル]タブ→[新規作成]の[新しいプレゼン テーション]を選択し,[作成]ボタンをクリックし ます。 プレゼンテーションの構成にあわせてスライドを追 加します。 メニューバーから追加・挿入 [ホーム]タブ→[スライド]の[新しいスライド]を選 択します。 適切なレイアウトを選択します。 スライドタブで追加・挿入 [ スライド ] タブを選択し,追加する位置のスライ ドを選択し,[Enter] キーを押します。 挿入する直前のスライドのレイアウトが継承された
スライドの作成
1
1
プレゼンテーションは,複数のスライドで構成します。プレゼンテーションの内容を反映した
デザインや構成を考えてスライドを設定していきます。
1
スライドの追加・挿入
新しいスライドの作成
1
2
[Enter]文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 スライドにはさまざまなレイアウトやデザインのパ ターンが用意されており,プレゼンテーションの内容 にあわせて設定します。 [ デザイン ] タブ→[ テーマ ]の[ その他 ] ボタ ンをクリックします。 作業ウィンドウに表示されるレイアウトやデザイ ンの一覧から内容にあったものをクリックして選 択します。 コピーするスライドを選択して,[ ホーム ] タブ →[ コピー ] を選択します。(右クリックして,[ コ ピー ]を選択します。) コ ピ ー 先 の 位 置 を 選 択 し て,[ ホ ー ム ] タ ブ →[ 貼り付け ] を選択します。(右クリックして, [ 貼り付け ]を選択します。) [Ctrl] キーを押したまま,スライドをドラッグし てコピーすることもできます。 [ スライドビュー ]で,移動するスライドを選択し, 移動先の位置までドラッグします。 右クリックして,[ スライドの削除 ]を選択します。 選択状態で,[Delete] キーを押して削除するこ ともできます。
1
2
レイアウト・デザインの設定
1
スライドのコピー
1
スライドの移動
1
スライドの削除
2
1
2
ドラッグ 右クリック文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 [ スライドのレイアウト ]で用意されたスライドには,オブジェクトを 配置する場所として「プレースホルダ」が用意されており,編集中のスラ イド上に点線で囲まれた枠で示されています。 プレースホルダ ( 文字の入力や画像の挿入など ) を選択するには,プ レースホルダ内をクリックします。プレースホルダの外側をクリック すると選択が解除されます。 プレースホルダのサイズを変更します。 選択状態の枠線上の上下左右のハンドル をドラッグして大きさ を変更します。 プレースホルダを移動します。 選択状態の枠線上でマウスポインタが になったら,移動する位 置にドラッグします。 テキスト用プレースホルダ ( タイトル,サブタイトルを含む ) には,文 字を入力します。 プレースホルダをクリックしてカーソルが表示されたら文字を入力し ます。テキスト用プレースホルダでは自動的に行頭文字が表示される こともあります。 文書処理ソフトウェア Word と同様の操作で文字の書式設定などを行 うことができます。 [ ホーム ] タブ→[ フォント ]で,フォントやフォントサイズなどを 変更します。 プレースホルダ全体を選択した状態でこの書式設定を行うとプレース ホルダ内の全ての文字に設定・変更が反映されます。
オブジェクトの作成・操作
2
プレースホルダの利用
2
用意したスライドに各種のオブジェクトを配置します。デザインテンプレートなどであらかじ
め用意されているオブジェクトと,新たに挿入するオブジェクトを組み合わせて配置していきま
す。
テキスト用プレースホルダ
1
1
3
2
参照5
ページ ドラッグ ドラッグ クリック プレースホルダ文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 行頭文字を図形や番号などに変更することができます。 ① 変更する行頭文字やプレースホルダを選択します。 ② [ ホーム ] タブ→[ 段落 ]の ([ 箇条書き ])または ([ 段落番号 ])の[ ▼ ]を選択後,[ 箇 条書きと段落番号 ]を選択し[ 箇条書きと段落番号 ] ダイアログボックスで変更する「箇条書き」や「段 落番号」を選択します。 ③ [段落番号]タブでは,開始位置などを必要に応じて設定します。 行頭番号,段落番号をつけないときは,「なし」を選択します。 行頭文字の設定
テキストボックス
1
2
3
テキストボックスを右クリックして,[ 図形の書式設定 ] ダイアログボックスを開きます。 ○[ 塗りつぶし ]:塗りつぶしを設定します。 ○[ 線の色 ]:ボックスの枠線を設定します。 ○[ テキストボックス ]:ボックス内の余白や文字の折り返しを設定します。 テキストボックスの書式設定 [ 図形の書式設定 ] ダイアログボックスの[ テキストボックス ]の「テキストに合わせて図形のサイズを 調整する」をオンにすると,ボックスのサイズが文字数にあわせて自動的に調整されます。 ボックスサイズの設定 プレースホルダを利用して入力した文字は,[ アウトライン ] タブを選択した場合,その内容が表示されます。プレゼンテーショ ンの骨子はプレースホルダ,注釈や補足的な説明はテキストボックスなどのように使い分けます。ウラワザ
▶プレースホルダとテキストボックスの違いは? 参照50
ページ プレースホルダで設定されている以外の任意の位置に文字を表示する場 合には,テキストボックスを利用します。 [ 挿入 ] タブ→[ テキストボックス ]の[ 横書きテキストボックス ] /[ 縦書きテキストボックス ]を選択します。 スライドの適切な場所でドラッグしてボックスの大きさを指定しま す。 文字を入力して,書式を設定します。 テキスト用プレースホルダ内の文字と同様の方法で設定します。文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 図形を描画するには,[ 挿入 ] タブ→[ 図形 ]を選択します。 描く図形のボタンをクリックします。 スライドペイン上の描きたい位置で図形を描画します。 線種や色を調整します。 図形を選択した状態で,右クリックして[ 図形の書式設定 ]を選択し, ダイアログボックスを表示させて設定します。 図形の描き方,設定の方法は,文書処理ソフトウェア Word と同様です。 図形を選択し,ハンドルが表示されたらハンドルにマウスを合わせま す。 選択状態でマウスポインタが になったら,移動する位置にド ラッグします。 選択状態の枠線上のハンドルをドラッグすると,マウスポインタが+ に変わり,拡大・縮小・変形することができます。
図・写真の挿入
3
線・図形を描く
図や線画など視覚的な表現はメッセージ性が高く,直感的な理解がはかられます。図や写真な
どを組み合わせて表現力をたかめましょう。
1
2
移動・拡大・縮小・変形
2
3
1
3
参照16
ページ文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 図形に影を付けたり,立体化することができます。 ① 図形を選択し,[ 書式 ] タブ→[ 図形のスタイル ]の[ 図形の効果 ]から選択します。 図形内に文字を入力することができます。 ① 選択後,右クリックして,[ テキストの編集 ]を選択します。 ② カーソルが表示されたら,文字を入力します。 入力された文字は図形に連動して移動します。 その他の設定
回転・反転
1
2
3
図形を選択すると回転ハンドルが表示されます。 マウスポインタを に合わせたところでドラッグし,任意の向き に回転させることができます。 90 度回転や反転の場合は,図形を選択してから,[ 書式 ] タブ→[ 配 置 ]の[ 回転 ]からそれぞれの操作を選択します。文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作
写真・画像の挿入
1
2
3
画像の編集
1
2
要素の関係や構造などを分かりやすく表現するためにPowerPointにはあらかじめ SmartArt が用意され ています。 SmartArt を挿入するには,[ 挿入 ] タブ→[ 図 ]の[SmartArt]を選択し,適切な図を挿入します。 SmartArt 参照14
ページ 参照52
ページ [ 挿入 ] タブの[ 画像 ]の[ 図 ]/[ クリップアート ]を選択します。 ファイルから挿入する場合は,[ 図の挿入 ] ダイアログボックスで目 的の画像ファイルを選択して,[ 挿入 ]をクリックします。 クリップアートの場合は,作業ウィンドウの[ クリップアート ]から キーワード検索などを行い,使用するクリップを探しだし,目的のク リップを選択します。 画像の移動・拡大・縮小・変形は図形と同じ要領で行います。 スライド上の写真などの画像を編集するには,画像を選択後,[ 図 ] ツール−[ 書式 ] タブを選択して表示します。文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 [ 挿入 ] タブ→[ 表 ]の[ 表の挿入 ]を選択します。 [ 表の挿入 ] ダイアログボックスで,行数と列数 を設定して,[OK]をクリックします。 入力するセルをクリックして,文字などを入力し ます。 入力の方法は,表計算ソフトウェア Excel と同様 です。 書式などを設定するセルを選択します。 [ 表 ] ツール−[ デザインタブ ]を選択します。 (A) セルの色を変えます。 (B) 罫線の種類や色を変更します。 フォントや文字の大きさなどの設定の方法は,文 書処理ソフトウェア Word と同様です。
2
表の作成
4
表の挿入
統計データや複数の項目を比較する場合など,データを表にまとめると分かりやすくなります。
1
2
データの入力
1
セルの書式設定
1
参照5
ページ 塗りつぶしの色 セルの背景に色 をつけます。 罫線の設定 罫線の種類や太さ, 色を設定します。 参照30
ページ文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 [ 挿入 ] タブ→[ 図 ]の[ グラフ ]を選択し,グ ラフの種類を選択すると,スライドに標準のグラ フが挿入され[ データシート ] ウィンドウが表示 されます。 データシートのデータを入れ替えてグラフを作成 します。 データシートの表の入力・編集の方法は,表計算 ソフトウェア Excel と同様です。 グラフをクリックして,選択状態にします。 右クリックして,[ グラフの種類の変更 ]を選択 します。([ グラフツール ]の[ デザイン ] タブ →[ 種類 ]→[ グラフの種類の変更 ]を選択しま す。) [ グラフの種類の変更 ] ダイアログボックスで,「グ ラフの種類」および「形式」を選択し,[OK]を クリックします。 グラフをクリックして,選択状態にします。 グラフの要素を選択後,[ 書式 ] タブを選択します。 それぞれの要素に対して設定を行います。
グラフの作成
5
グラフの挿入
数値はグラフなどで視覚的に表現すると,注目させたいデータのポイントや量関係の推移など
効果的に表現することができます。
1
種類の変更
1
2
要素の変更
1
3
2
2
3
2
3
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 位置を揃える複数のオブジェクトを[Shift] キーを押したままクリッ クして選択します。 [ 描画 ] ツール−[ 書式 ] タブ→[ 配置 ]の[ 配置 ]を選択します。 揃える配置を選択します。 (A) 垂直方向に揃える場合=[ 左右中央揃え ] (B) 水平方向に揃える場合 =[ 上下中央揃え ] (C) 図形を等間隔に揃える場合=[ 左右に整列 ]/[ 上下に整列 ] 位置を微調整します。 オブジェクトを選択して[Ctrl] キーを押したまま,移動させる方向 の矢印キーを押すと少しずつ移動します。 重なりの順序を変更するオブジェクトをクリックして選択します。 [描画]ツール−[書式]タブ→[配置]の[前面へ移動]を選択します。(背面 に移動させる場合は[ 背面へ移動 ]を選択します。) 複数のオブジェクトをグループ化すると,一つのオブジェクトとして移 動したり,拡大・縮小などを行うことができます。 グループ化するオブジェクトを[Shift] キーを押したままクリックし て選択します。 [ 描画 ] ツール−[ 書式 ] タブ→[ 配置 ]の[ グループ化 ]を選択します。 (右クリックして,[ グループ化 ]を選択します。)
オブジェクトの整理
6
分かりやすいスライドにするために,貼り付けたオブジェクトのレイアウトを整理して見やす
くします。
1
2
位置の調整
2
3
1
4
重なりの調整
1
オブジェクトのグループ化
2
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 表示中のスライドから次のスライドに画面を切り替 える際に,色々な効果を設定することができます。 [ 表示 ] タブ→[ プレゼンテーションの表示 ]の [ スライド一覧 ]を選択し,スライド一覧表示モー ドに切り替えます。 対象のスライドを選択します。 [ 画面切り替え ] タブから,適用する画面切り替 え効果を選択します。 画面の切り替えの速度や切り替え時のサウンドな どを設定します。 すべてのスライドに同じ効果を設定する場合は, [ すべてに適用 ]をクリックします。
画面切り替えの設定
7
画面切り替え効果の設定
スライドに表示させるオブジェクトが準備できたら,それらを効果的に見せるために画面の切
り替えの設定を行います。しかし,画面切り替えも多用しすぎると効果を損なう場合もあるので
気をつけましょう。
1
2
5
3
4
3
1
2
4 5
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 画面切り替えのタイミングの設定は,アニメーショ ンタブで行う方法と,リハーサル機能を用いて行う方 法があります。 アニメーションタブで行う方法 [画面切り替え]タブ→[タイミング]の[画面切り 替えのタイミング ]で,「自動的に切り替え」の チェックボックスをオンにします。 切り替える時間を秒単位で入力します。 リハーサル機能を用いて行う方法 [ スライドショー ] タブ→[ 設定 ]の[ リハーサル ] を選択します。 画面左上に,時間が秒単位で表示されますので, タイミングをはかりながらスライドショーを実行 します。 スライドショーを実行するときと同じタイミング でクリックしてスライド画面を切り替えて,最後 までスライドショーを実行します。 リハーサルが終了すると,画面切り替えのタイミ ングを記録することを確認されます。[ はい ]を クリックすると,スライド毎にリハーサルで実行 した画面切り替え時間が設定されます。 画面切り替え効果は,[ スライドショー ] タブ→ [ スライドショーの開始 ]の[ 最初から ]などで 確認できます。
1
2
3
画面切り替え効果の確認
1
切り替えのタイミングの設定
1
2
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作
アニメーションの設定
8
アニメーション効果の設定
スライド上のオブジェクトに動きや変化などの効果を設定することができます。
1
2
3
4
1
アニメーション効果を変更する場合は,オブジェクトを選択して,[ アニメーション ] タブの[ アニメーショ ン ]や[ アニメーションの詳細設定 ]から設定し直します。 効果の変更 1 つのオブジェクトに[ 開始 ]/[ 強調 ]/[ 終了 ]の効果を組み合わせたり,軌跡に沿って動かすなど, より複雑な動きを設定することができます。 効果の組み合わせ文字への効果の設定
1
4
アニメーション効果のオプションの設定
1
アニメーション効果を設定するオブジェクトをク リックして選択します。 [アニメーション]タブ→[アニメーションの詳細設 定 ]の[ アニメーションの追加 ]を選択します。 表示される[開始]/[強調]/[終了]/[アニメー ションの軌跡 ]から適用する効果を選択します。 [ アニメーション ] タブ→[ アニメーションの詳 細設定 ]や[ タイミング ]でアニメーションの「開 始」のタイミングや「速さ」などを設定します。 アニメーション効果を設定する段落やプレースホ ルダを選択して,上の「アニメーション効果の設 定」の 〜 を実行します。 [ アニメーション ] タブ→[ アニメーションの詳 細設定 ]の[ アニメーションウィンドウ ]をクリッ文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 表示された一覧から,アニメーションを右クリッ クし[ 効果のオプション ]を選択します。 ダイアログボックスの[ 効果 ] タブをクリックし, [ テキストの動作 ]から適切なものを選択します。 文字や単語単位で動作を遅らせる場合は,遅延 の割合を数値で設定します。 [アニメーションウィンドウ]のアニメーション効 果の一覧で,入れ替える効果を選択して入れ替え る位置にドラッグします。 [ 開始 ]から,開始のタイミングを選択します。 「クリック時」はクリック毎の再生,「直前の動 作と同時」「直前の動作の後」で自動的に連続再 生します。 [ アニメーションウィンドウ ]の一覧で,アニメー ション効果を選択し,[ 時間配分の表示 ]を選択し て,タイムラインを表示させます。 実行時間の長さを調整するアニメーション効果 のタイムラインの右端をドラッグして再生時間 を調整します。 開始位置を調整するアニメーション効果のタイ ムラインの中央をドラッグして開始時間を調整 します。
3
4
順序やタイミングの設定
1
段落レベルでアニメーション効果を設定する場合は,ダイアログボックスの[ テキストアニメーション ] タブをクリックし,[ グ ループテキスト ]の[ ▼ ]をクリックして,段落のまとまりのレベルを設定します。ウラワザ
▶段落レベルでアニメーションを設定するには2
時間配分の設定
1
2
3
ドラッグ2
文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 スライド実行時にスライドにメモを書き込んだり,下線や囲みを書き込んで強調したりすることができます。 ① スライド上で右クリックして,[ ポインターオプション ]→[ ペン ]/[ 蛍光ペン ]を選択します。 ② スライドショーを続ける場合は,再度右クリックして,[ ポインターオプション ]→[ 矢印 ]を選択 します。 注釈
配布資料の印刷
スライドショーの実行と配布資料
9
スライドショーの実行と操作
スライドが完成したら,スライドショーを実行してプレゼンテーションを行います。事前にリ
ハーサル(練習)を行って,スライドの手直しをしましょう。さらに,配布資料を印刷するなど,
スライドショーを準備します。
1
2
左クリック/ [ → ] キー 〔Back Space〕キー/ [ ← ] キー1
2
[ スライドショー ] タブ→[ スライドショーの開 始 ]の[ 最初から ]を選択します。([F5] キーを 押します。) スライドを操作します。 (A) 次のスライドを表示します。=〔左クリック〕, 〔→〕キー等 (B) 前 の ス ラ イ ド を 表 示 し ま す。 =〔Back Space〕キー,〔←〕キー等 (C) スライドショーを終了します。=〔Esc〕キー [ ファイル ] タブ→[ 印刷 ]を選択します。 [ フルページサイズのスライド ]等をクリックし て,[ 配布資料 ]から「1 ページあたりのスライド 数」を選択し,[ 印刷 ] ボタンをクリックして印刷 します。文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作
2 ページ
絵や音声を利用したマルチメディア絵本をつくり,発表してみましょう。
マルチメディア絵本をつくろう
4
演習
●アニメーションの設定 60ページ あらかじめ,以下のファイルを用意しておきます。 ●画像ファイル 太陽(動き,表情数パターン) 北風(動き,表情数パターン) 背景(木,地面など) ●音声ファイル ナレーション BGM 効果音 ●画面切り替えの設定 58ページ1 ページ
2 ページ
3 ページ
4 ページ
4 ページ
●文字の入力 50ページ ●画像の挿入 52ページ ●スライドショーの実行 62ページ ●音声の挿入 ヒント 1 ●スライドの追加 48ページ ●音声の録音 ヒント 2文書処理 ソフトウェア の操作 表計算 ソフトウェア の操作 プレゼンテーション ソフトウェア の操作 スライドに BGM や効果音などの音声を組み込んで,より効果的なプレゼンテーションを行うことができます。 [挿入]タブ→[メディア]の[ビデオ]/[オーディオ]の[ファイルからビデオ/オーディオ]/[クリップアートのビ デオ/オーディオ ]を選択します。 [クリップアートのビデオ/オーディオ]では作業ウィンドウに表示されるビデオ/オーディオを選択します。 サウンドアイコンを選択し,[ オーディオツール ]ー[ 再生 ] タブで各種の設定を行います。 録音機能を使用して,スライドにナレーションを挿入します。 [ 挿入 ] タブ→[ メディア ]の[ オーディオ ]の[ オーディオの録音 ]を選択します。 [ サウンドの録音 ] ダイアログボックスを利用して録音します。