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1 再生可能エネルギー等の産業拠点化推進プロジェクト 幹事 : 九経連 九州経済同友会 九州地域産業活性化センター 長崎県 目的 取組の概要 九州地域戦略会議において 半導体 自動車産業に次ぐ九州経済を牽引する産業として 再生可能エネルギー を位置づけ 再生可能エネルギーの産業化を目指すアクションプ

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(1)

九州・沖縄地方成長産業戦略アクションプランプロジェクト 進捗状況

分 野 NO プ ロ ジ ェ ク ト 名 幹事 クリーン (エネルギー・次世代自動車・環境) 1 再生可能エネルギー等の産業拠点化推進プロジェクト 九州経済連合会、九州経済同友会、 九州地域産業活性化センター、長崎県 2 九州水素エネルギー社会実現プロジェクト 福岡県 3 地熱エネルギー産業拠点化推進プロジェクト 大分県 4 海洋再生可能エネルギー産業の拠点形成プロジェクト 長崎県 5 北部九州自動車産業アジア先進拠点推進プロジェクト 福岡県 6 九州スマートコミュニティ産業化プロジェクト 福岡県 7 有機光エレクトロニクス産業拠点化プロジェクト 福岡県 8 アジア・クリーンクラスター戦略分野展開プロジェクト 九州経済産業局 医療・ヘルスケア・コスメティック 9 ヘルスケア産業振興プロジェクト 大分県(福岡県・宮崎県) 10 九州次世代創薬拠点化プロジェクト 福岡県 11 バイオ産業振興プロジェクト 熊本県 12 唐津コスメティック構想推進プロジェクト 佐賀県 農林水産業・食品 13 『九州』ブランド確立プロジェクト 鹿児島県 14 九州木材活用促進プロジェクト 九州経済連合会 15 九州水産業活性化プロジェクト 九州経済連合会 16 農山村発再生可能エネルギープロジェクト 宮崎県 17 農業バリューチェーン・中核人材育成プロジェクト 九州経済産業局 観 光 18 九州観光戦略プロジェクト 福岡県 横 断 的 取 組 国際化 19 グローバル人材の育成・活用促進プロジェクト 九州グローバル産業人材協議会 ものづくり基盤技術 20 ものづくりにおける組込みソフトウェアへの軽量Ruby活用促進プロジェクト 福岡県 創業・ベンチャー 21 創業・ベンチャー企業創出プロジェクト 福岡県・福岡市 九州~沖縄連携事業 22 九州-沖縄連携推進プロジェクト 沖縄県・沖縄総合事務局 沖縄成長産業戦略 沖縄県・沖縄総合事務局

【資料5】

(2)

①再生可能エネルギー等の産業拠点化推進プロジェクト

【幹事:九経連、九州経済同友会、九州地域産業活性化センター、長崎県】 九州地域戦略会議において、半導体、自動車産業に次ぐ九州経済を牽引する産業として「再生可能エネルギー」を位置づけ、「再生可能エネルギーの産業化を 目指すアクションプラン(九州モデル)」を策定した。このアクションプランを推進、フォローすることで、九州での再生可能エネルギー等の産業拠点化を目指す。

目的・取組の概要

設定目標: 平成32年目標 【水素エネルギー】 エネルギーの地産地消に繋がる水素利活用プロジェクト 20件(累計) (平成27年 8件) 商用水素ステーション整備箇所数 20箇所(累計) (目標設定時(H27.6) 経済産業省の補助を受けて整備されたもの 1箇所) 【地熱・温泉熱エネルギー】 プロジェクト組成 200件(累計) (平成27年 7件) 【海洋エネルギー】 実証フィールド利用者数 潮流8、浮体式洋上風力4、海流2 (平成27年 浮体式洋上風力1件) ◆27年度の評価と今後の課題 ○27年度上期評価 ・当初予定通り、アクションプランを取りまとめ、九州地域戦略会議で承 認を受けた。 ○今後の課題 ・各自治体レベルの取組みと九州一体で進める取組みの整理 ・役割分担とスケジュールの明確化

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】

・第8回「再生可能エネルギーの産業化に向けた検討委員会」(5月13日)にお いて、「再生可能エネルギーの産業化を目指すアクションプラン(九州モデル)」 (以下 アクションプラン)案の最終報告とフォロー体制について審議。 ・水素WG(5月25日)において、アクションプラン最終報告書案を報告。 ・第27回九州地域戦略会議(6月5日)において、上記最終報告を実施し、承認。 ・アクションプランの推進・支援・フォローを行うため、「再生可能エネルギーの産 業化に向けた検討委員会」を改組し、「再生可能エネルギー産業化推進委員 会」を開催。(10月16日) ・九州で産業化が有望な分野について九州一体となった活動を行うため、産学 官有識者からなる「産業化実務者会議」を開催。 [各実務者会議の開催] 水素エネルギー産業化実務者会議(幹事県 福岡県)(10月13日) 地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議(幹事県 大分県)(10月14日) 海洋エネルギー産業化実務者会議(幹事県 長崎県)(10月20日) ・2月に各分野(水素、地熱・温泉熱、海洋)の第2回産業化実務者会議を開催。 今年度の進捗状況についての情報共有と来年度の取組みについて検討を 行う。 ・3月に第2回再生可能エネルギー産業化推進委員会を開催。 各産業化実務者会議からの報告を受け、アクションプランのフォローを行う。

○他県との連携状況

・各県が参加する「産業化実務者会議」と「再生可能エネルギー産業化推 進委員会」を開催し、九州一体となった活動を行う。

○活動予算等の主な獲得状況

・平成27年度九州地域戦略会議予算150万円。 ○再生可能エネルギー産業化推進委員会 (設 置)平成27年10月16日 (構 成)各県、経済団体、企業、大学 (概 要)九州地域戦略会議のもと、再生可能エネルギー及び水素全般を 俯瞰した立場からの産業化アクションプランの推進・支援・フォローを 行い、九州での再生可能エネルギー産業の拠点化を目指す。

27年度の活動実績

(3)

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容

・九州地域戦略会議や九州地方知事会の活動と連携を図り、策定したアクションプランに基づき、九州地域が抱える課題

の解決に向けた取組みを強力に推進するとともに、ネットワークの形成や定期的な活動報告を行い、着実なフォローを

図る。

○27年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動

特になし。

活動内容

平成27年度下期

平成28年度上期

平成28年度下期以降

○推進体制構築 ○ネットワーク形成 ○規制緩和ほか 推進体制の 構築 情報共有化・企業間マッチング等の推進

◆行動計画

規制緩和など国への要望 アクションプランのフォロー

①再生可能エネルギー等の産業拠点化推進プロジェクト

【幹事:九経連、九州経済同友会、九州地域産業活性化センター、長崎県】

数値目標設定: 設定済

(4)

②九州水素エネルギー社会実現プロジェクト【幹事:福岡県】

燃料電池自動車の普及、水素ステーション整備エリアの拡大、次世代燃料電池の実用化加速、再生可能エネルギーからの水素製造モデル事業の推進などに 取り組むことで市場創出に寄与しつつ、水素エネルギー・燃料電池関連産業の育成・集積、関連製品の開発・生産拠点化を目指す。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標:九州における水素エネルギー、燃料電池関連産業の育成・集積、関連製品の開発・生産拠点化(山口県含む) H32年度目標 エネルギーの地産地消に繋がる水素利活用プロジェクト件数 20件(累計)、商用水素ステーション整備箇所数 20箇所(累計) 目標設定時(H27.6) 水素利活用プロジェクト件数 8件、 商用ステーション整備箇所数(経済産業省の補助を受けて整備されたもの) 1箇所

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・アクションプランが策定され、地域の目標・取り組むべき事業が 明確になった。 ・プラン策定を通じて、情報の共有化及び共通認識の醸成が図 られ、事業化に向けた取組みが多くの自治体で広がりを見せて いる。

◆主な活動実績(山口県含む)

【具体的な活動内容】 (1)水素エネルギー関連産業の拠点化アクションプラン策定(6月) アクションプランの柱 ① 水素・燃料電池関連製品の普及拡大、水素需要の拡大 ② 域内企業の参入促進 ③ 関連産業の集積 ④ 水素の製造から輸送・貯蔵、利用に至る産業化モデル構築 ⑤ 産業化モデルの国内他地域・海外展開 (2)水素エネルギー産業化実務者会議の立上げ(10月) アクションプランをフォローアップするための会議体を設立。関係者の 取組み状況の共有化が図られた。 (3)域内の水素エネルギー関連産業の拠点化に向けた動き ○水素・燃料電池関連製品の普及拡大、水素需要の拡大 ・FCVの普及促進(率先導入、FCV試乗会・展示会を通じた理解促進) ・水素ステーションの整備促進 ・セミナー等の開催(水素エネルギー社会実現フォーラムの開催(2回)、 水素・燃料電池セミナー、出前講座、学会・企業等への講演) ・福岡モーターショー(水素関連コーナーの設置(12/18~12/21)) ○ 域内企業の参入促進 ・ 参入支援に関するセミナー等の開催(研究分科会(6部門)、部品に 関する研究会(3回)、水素関連産業セミナー 等複数の自治体で 多数開催) ・人材育成(3コース) ・製品開発助成 ・出展支援(FC-EXPO等) ○今後の課題 ・水素・燃料電池分野は市場が立ち上がったばかりで、企業参入 が限定的等の課題があり、産学官がそれぞれの立場で産業化 に取り組んで行く必要がある ○ 水素の製造から輸送・貯蔵、利用に至る産業化モデル構築 ・下水汚泥消化ガス水素ステーション実証 ・スマート水素ステーション(SHS)の整備 ・熱発電からの水素製造プロジェクトの実施 ・椛島沖浮体式洋上風力における燃料電池船実証 ・再エネ由来の水素の利活用に向けた事業化検討 【他県との連携状況】 ・各自治体の取組みの情報共有 ・各自治体で取組むセミナー等を九州各県に情報提供し、九州全域か ら参加者を募集 【活動予算の獲得状況】 特になし

(5)

②九州水素エネルギー社会実現プロジェクト【幹事:福岡県】

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ◇水素エネルギー産業化実務者会議を活用してアクションプランの着実な実施を図っていく。 ・普及拡大: 水素・燃料電池に関する社会受容性向上、FCVの普及促進、水素ステーションの整備促進 ・参入促進: 域内企業の情報入手機会創出、人材育成、研究開発助成等による参入支援、 ・地産地消モデルの構築:モデル事業の実施

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

○アクションプランのフォロー アップ ○アクションプランの推進 年2回程度の実務者会議により、情報共有、進捗確認等を行う

◆行動計画

数値目標設定: 設定済

水素・燃料電池関連製品の普及拡大、水素需要の拡大(市場としての魅力向上) 地元企業の参入促進(生産・開発拠点としてのポテンシャル向上) 関連企業の集積(域内企業のポテンシャル調査、企業誘致) 水素の製造から輸送・貯蔵、利用に至る産業化モデル構築(地元企業のノウハウ蓄積) 産業化モデルの国内 他地域・海外展開 水素エ ネ ル ギ ー関連産業拠点を形成 地域の 独自性や 強 み の 形成 モ デ ル 事業の パ ッ ケ ージ 化

(6)

③地熱・温泉熱エネルギー産業拠点化推進プロジェクト【幹事:大分県】

地熱エネルギーの産業拠点化を図るため、豊富な地熱資源や地熱関連企業の技術力を生かして、九州全域で温泉熱発電や農業や観光などへ

の地熱の有効利用といったプロジェクトを加速するとともに、東南アジアなどポテンシャルが高い海外への事業展開を目指す。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・地熱エネルギー関連産業拠点化ワーキンググループにおいて、産 官学金による具体的なアクションプランを策定し、そのフォローアッ プ体制として産業化実務者会議を立ち上げ、九州が一体となって 取り組む活動について検討を行った。 ○今後の課題 ・産業化実務者会議でフォローアップを行うことにより、九州が一体と なって、技術力向上やモデル事業の形成といった、具体的なアク ションプランを着実に実施していく。 ○【他県との連携状況】 ・地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議において、九州の産官学金 が一体となり、具体的なアクションプランの推進に向け取組中 ・九州経済産業局主催の「地熱開発に係る自治体連絡会議九州・沖 縄ブ ロック連絡会議(H27.10.5)」において、地熱資源開発の現状等について 自治体間の課題を共有、情報交換を行った。

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】 ・「地熱・温泉熱エネルギーの関連産業の拠点化WG」において検討してきた アクションプランを策定 ・「地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議」を立ち上げた ・「湯けむり発電システム及び地熱利用型スマート農業ハウス」完成 (H27.8@別府市) ・第1回地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議を開催(H27.10.14@福岡市) ◇議事:今年度の取組状況及び今後の取組予定 ・第2回地熱・温泉熱エネルギー産業化実務者会議を開催(H28.2予定) ◇議事:今年度の取組状況及び来年度の計画 ○【活動予算等の獲得状況】 ・「地熱・地中熱等の利用による低炭素社会推進事業(環境省)」 大分県が事業主体となり、地熱・温泉熱の具体的な多段階利用の可 能性調査を実施 ・「地熱開発理解促進関連事業支援補助金(経産省)」 地熱を活用した地域振興事業や勉強会などを通じ、地域住民への地 熱開発に対する理解を促進する取組を九州各地で実施

設定目標: 全国における地熱・温泉熱活用プロジェクトを組成(26年度7件

→ 32年200件)

海外における地熱・温泉熱活用プロジェクトを平成32年までに組成

(7)

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ・下記アクションプランについて、産業化実務者会議において着実に実施を図っていく。 ・当該産業化実務者会議を軸に、九州に散在する地熱関連産業及びその技術を集積させ、国内及び海外への展開を目指す。

数値目標設定: 設定済

③地熱・温泉熱エネルギー産業拠点化推進プロジェクト【幹事:大分県】

2015 2016 2017 2018 2019 2020 …… 2030

1 ネットワーク

形成

2 技術向上

3 モデル事業

4 国内・海外

展開

5 人材育成

6 情報一元化

7 規制緩和等

多段階 利用調査 国内・海外 体制検討 プラットホーム立ちあげ ※適地情報など随時追加 モデル組成 「湯けむり発電」など 各分野における技術 力の向上 更なる販路 拡大 地熱を活用したスマートコミュニティの創成 情報共有 モデル事業、海外案件の窓口 マッチングの場 全体調整・推進機関 ※アクションプランの推進に必要な規制緩和や税制改正などを随時要求

地熱・温泉熱

産業化実務

者会議形成

……… コンサルティング 技術・能力の整理調査 優良コンサル認証制度検討 海外の電力情勢 等 概括調査 コンサル技術向上のための研修会開催

余剰地熱発電電 力による組成水 素を活用したビジ ネスの構築 研究 会A B C

海外

国内

新たな技術開発検討

(8)

④海洋再生可能エネルギー産業の拠点形成プロジェクト【幹事:長崎県】

海洋再生可能エネルギーに関する自然条件や大学等研究機関の知見、充実した港湾インフラと広大な産業用地といった、九州の高いポテンシャルを活かし、関 連拠点を整備するとともに、商用化フィールドを併せて確保することで、九州地域における需要を拡大し、関連企業や研究機関の集積を図り、産業拠点を形成する。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標 : 海洋再生可能エネルギーの実証プロジェクトを誘致し、実証フィールドの誘致・整備を目指す。 平成32年度実証フィールド利用者(事業者)数:潮流8者、浮体式洋上風力4者、海流2者(平成27年度:潮流0者、浮体式洋上風力1者、海流0者)

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・海洋エネルギー関連産業拠点化ワーキンググループにおいて、 産学官による具体的なアクションプランを策定し、目標達成に向 けた具体的取組みを示した。 ○今後の課題 ・アクションプランのフォローを行う産業化実務者会議を立ち上げ、 九州が一体となって、海洋再生エネルギー実証フィールドの誘 致・整備や海洋エネルギー関連産業の拠点化等の具体的なア クションプランを着実に実施していく。 ○【活動予算等の獲得状況】 ・活動予算の獲得実績なし

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】 ・九州地域戦略会議「再生可能エネルギー産業化に向けた検討委員会」 の「海洋エネルギー関連産業の拠点化WG」において検討してきたアク ションプランを平成27年6月に策定した。 ・平成27年10月に「海洋エネルギー産業化実務者会議」を立ち上げた。 ・第1回海洋エネルギー産業化実務者会議 ◇日時:平成27年10月20日(火) 14時~16時30分 ◇場所:長崎市(長崎県庁内) ◇内容:今年度の取組み状況及び今後の取組み予定について 九州一体となった合同活動について ・第2回海洋エネルギー産業化実務者会議 ◇平成28年3月開催予定 ◇場所:長崎市内 ◇内容:今年度の取組み状況及び来年度の計画について(予定) ○【他県との連携状況】 ・海洋エネルギー産業化実務者会議において、九州の産学官が一体 となり、具体的なアクションプランの推進に向け取組み中

(9)

④海洋再生可能エネルギー産業の拠点形成プロジェクト【幹事:長崎県】

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ・平成27年10月に立ち上げたアクションプランのフォローや情報共有化等を行う「海洋エネルギー産業化実務者会議」において、九州が一体となった 合同活動を実施することによりアクションプランを着実に実行していく。 ・海洋エネルギー産業化実務者会議等により、海洋再生可能エネルギー実証フィールドの誘致・整備や海洋エネルギー関連企業の集積等の実現に 向けた取組みを図っていく。

数値目標設定: 設定済

(10)

⑤北部九州自動車産業アジア先進拠点推進プロジェクト【幹事:福岡県】

次世代自動車の生産・開発拠点化に向け、地元企業の開発・提案力の向上や生産技術の高度化支援、産業人材の育成、次世代自動車に関する自動車メー カー等の生産・研究開発機能の誘致等を推進する。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標: 地元調達率70%(26年度:65%)。 今後10年の間に、「国内シェア20%」、「180万台生産」(26年度:国内シェア16.0%、生産台数129.6万台)

◆27年度の評価と今後の課題

【27年度上期評価】 ○ 自動車メーカーは、調達権限の拡大や設計・開発機能の強化を背景に、 地元からの部品調達を推進。 ○ 1次部品企業をはじめとした関連企業が、中京や関東地区から相次いで 進出。一方、地元企業も、コスト競争力や技術力を高めながら受注を拡大。 ○ その結果、新型車を中心に、地元調達率は65%に上昇。 【今後の課題】 ○ 近年、アジアの部品企業の台頭により、地元部品企業は厳しい国際競 争にさらされており、一層の競争力強化が求められている。 ○ 地元部品企業は、機械、金属、樹脂系を中心に集積しているが、部品比 率が高まっている電子・電装系部品企業の集積が必要。 ○ 燃料電池自動車の市販が開始しており、他の地域に先駆けて、FCVの 普及拠点を形成していくことが必要。 【他県との連携状況】 ○ 九州7県で構成する九州自動車・二輪車産業振興会議が事業主体となり、 次のような事業を実施。 ①商談会の実施 ・九州自動車部品現調化促進商談会(H27.10) ・九州新技術・新工法展示商談会(H28.2) ・九州カーエレクトロニクス展示商談会(H28.3) ②九州の自動車関連企業を紹介する立地マップの作成 ・九州自動車関連企業立地マップ ・九州カーエレクロトニクス関連企業立地マップ ③各県講習会・セミナーの相互活用 など

◆主な活動実績

【具体的な活動内容】 (1) 北部九州自動車産業アジア先進拠点推進フォーラム ○ 自動車メーカーや関連企業をはじめ産学官が一堂に会し、フォーラムを開催。北部 九州自動車アジア先進拠点プロジェクトの推進に向けた事業計画を説明。一体となっ て取り組んでいくことを確認(H27.4)。 (2)地元企業の参入・取引拡大支援 ① 商談会開催による取引拡大支援 ② 自動車産業アドバイザーによる支援 ・地元企業の生産現場の改善指導や取引拡大を支援。 ③ 地元企業のアジア展開の促進 ・ 「中小企業インドネシア自動車ビジネスミッション」 (H27.8) 。 (3)研究開発力の強化 ① 環境対応車分野への参入支援 ・「FCV研究会」(H27.9)、「軽量化・小型化研究会」 (H28.2) 、「高機能部品研究会」 (H27.7)の開催 ② 地元企業の新製品開発に対する支援 ③ 産学官共同研究による高機能部品・高度生産技術の開発 (4)電子・電装系分野への参入支援 ① カーエレプロモーターによる支援 ② 参入促進セミナー(H27.10)及び九州カーエレクトロニクス展示商談会(H28.3)開催 ③ 自動車ITS新ビジネスの創出(ビジネス研究会(H27.8、12)、マッチング支援(H28.1)) (5)FCV等次世代自動車の普及拠点の形成 ① FCV普及と水素ステーション整備の一体的推進 ・FCVの率先導入、理解促進 ・水素ステーションの整備促進 ② 充電インフラの整備促進 ③ 福岡モーターショーの開催(H27.12) (6)自動車人材の集積・交流促進 ○ 自動車人材の集積・交流促進のため、次世代自動車人材や地元中小企業技術者、 将来の自動車産業を担う人材を育成するための講習会等を開催。 【活動予算等の獲得状況】 ○ 特になし。

(11)

⑤北部九州自動車産業アジア先進拠点推進プロジェクト【幹事:福岡県】

来年度以降の活動計画

【目標達成に向けた活動方針及び活動内容】 北部九州自動車産業アジア先進拠点推進プロジェクトの目標の早期達成を目指すため、以下の取組みを推進。

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

○品質・コスト面の競争力の強化 ○電子・電装系企業の集積促進 ○次世代自動車の先進的な普及 拠点の形成促進 ○自動車人材の集積・交流促進 ・FCVの普及と水素ステーション整備を一体的に推進

◆行動計画

数値目標設定: 設定済

地元企業の取引拡大や研究開発力の強化のための取組みを推進 ・電子・電装系分野への新規参入を支援 ・自動車ITS新ビジネスの創出を支援 ・次世代自動車人材や製造基盤技術者等の育成を推進 (1)品質・コスト面の競争力の強化 ① 地元企業の参入・取引拡大支援 ・商談会開催 ・自動車産業アドバイザーによる支援 ・地元企業のアジア展開の促進 ・現場管理監督者研修 ② 研究開発力の強化 ・環境対応車分野への参入支援 ・地元企業の新製品開発に対する支援 ・産学官共同研究による高機能部品・高度生産技術の開発 (2)電子・電装系企業の集積促進 ① 電子・電装系分野への参入支援 ・カーエレプロモーターによる支援 ・参入促進セミナー・部品商談会の開催 ・自動車ITS新ビジネスの創出支援(研究会、出展支援) (3)FCV等次世代自動車の普及拠点の形成 ① FCV普及と水素ステーション整備の一体的推進 ② 充電インフラの整備促進 ③ 福岡モーターショーの開催 (4)自動車人材の集積・交流促進 ① 大学を活用したものづくり中核人材の育成 ② 学生向けものづくり魅力発信セミナーの開催 ③ 次世代自動車人材の育成 ④ 工業大学、工業高校における人材育成

(12)

⑥九州スマートコミュニティ産業化プロジェクト【幹事:福岡県】

北九州市や水俣市、みやま市などにおけるスマートコミュニティ実証実験の成果や、課題と解決方策、新たな候補地等に関する情報などを九州地域で共有し、 再生可能エネルギーや基幹エネルギー、省エネルギーなどを組み合わせたエネルギー需給の最適化を他地域に先駆けて実現するとともに、関係産業の集積、 新産業の創出等を目指す。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標: ①平成35年度までにスマートコミュニティ関連プロジェクトを10件組成(平成26年0件(平成27年時点7件)⇒平成35年に10件) ②九州電力管内において「スマートメーター」の導入が完了する平成35年度末までにビジネスモデルを確立

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ◇ 新たに国の補助事業に採択されるなど、取組みは順調に展開 ◇ 九州スマートコミュニティ連絡会を中核とした情報発信等も 積極的に行われている ○今後の課題 ◇ スマートコミュニティについては、ユーザーが受けるメリットが 不明確、社会の理解・関心の醸成が不十分、ビジネスモデルを 描くことが困難など、その構築に当たっての様々な課題が指摘 されている 【他県との連携状況】 ・ 九州スマートコミュニティ連絡会において九州経済産業局、九州各県、 政令市・中核都市、関連企業が連携を図りながら、九州一体となった 活動を展開中 【活動予算等の獲得状況】 ・ 経済産業省「大規模HEMS情報基盤整備事業」の九州地区での実 施地域に、福岡県みやま市が採択される(平成26~27年度) ・ 経済産業省「地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業」 に、福岡県、福岡県北九州市、福岡県みやま市、福岡県古賀市、長崎 県、鹿児島県いちき串木野市の事業が採択され、その他に大学・民間 事業者等の事業も6件採択される

◆主な活動実績

【具体的な活動内容】 (1)九州スマートコミュニティ連絡会における活動 ①組織の概要 ◇設置:平成23年5月18日 ◇構成員:九経局、各県、政令市、中核都市、関連企業 等 ②平成27年度開催実績(予定) ◇平成28年2月に第7回連絡会を開催し、スマートコミュニティ実現に向けた 課題等について関係者間で情報共有 (2) スマートコミュニティに関連した最新情報を発信するセミナーの開催状況 ◇平成27年10月 7日 省エネ・スマコミセミナー (北九州市) (3) その他の取組み状況 自治体や大学・民間事業者等においても、再エネ由来の電気や熱などを既存・ 新設のインフラを利活用し、融通・最適化していくためのFS調査や実証などの取 組みが進んでいる 【自治体の主な取組み状況】 ①福岡県北九州市 北九州スマートコミュニティ創造事業(今後の展開を検討中) ②福岡県みやま市 「みやまHEMS」プロジェクト(H26~H27年度) ③福岡県 「地産地消型グリーン水素ネットワークモデル」構築に向けた 先行事業計画の策定(H27年度) ④福岡県古賀市 既存インフラ利活用型熱電エネルギー地産地消モデル及び地 域新電力によるエネルギー面的利用の事業実施に向けた調査 (H27年度) ⑤長崎県 新築戸建住宅団地を活用したスマートコミュニティ構想事業化 調査事業(H27年度) ⑥鹿児島県いちき串木野市 「環境維新のまちづくり」地産地消型エネルギーシステムの事業 計画策定(H27年度)

(13)

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ◇九州スマートコミュニティ連絡会を中核にアクションプランへの取組み推進。 (1)九州地域におけるスマートコミュニティのFS調査や実証事業の推進 ・先導地域における実証事業に継続して協力 ・管内で実施されたFS調査のフォローアップ、及び新たな取組み案件の発掘 (2)九州スマートコミュニティ連絡会における取組み ・ 施策情報、先進事例等の情報共有や発信を継続実施 ・ 経済産業省「次世代エネルギー・社会システム協議会」における議論などを踏まえ、スマートコミュニティ構築に向けた 課題等を整理し、情報共有や発信を行うとともに、必要な措置や規制緩和、電力システム改革の詳細設計への配慮など を国へ要望 ・ スマートコミュニティにおける関連産業の集積や新産業の創出を目指す (3)セミナーの開催 ・ スマートコミュニティ関連のセミナーを継続して開催 ○27年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 ◇ 「北九州スマートコミュニティ創造事業」などを通じて、スマートコミュニティ構築に当たっての課題等が明らかになりつつあること から、その課題克服に向けた取組み等を九州スマートコミュニティ連絡会において検討(意見交換等)する。

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

九州地域におけるスマート コミュニティのFS調査や実証 事業の推進 ○九州スマートコミュニティ連絡 会における取組み ○ セミナーの開催

◆行動計画

数値目標設定: 設定済

FS調査のフォローアップ, 新たな取組み案件の発掘

⑥九州スマートコミュニティ産業化プロジェクト【幹事:福岡県】

・施策情報、先進事例等の情報共有や発信 (メルマガ等) ・スマートコミュニティ構築に向けた課題等の整理、情報共有や発信、国への要望 ・スマートコミュニティ関連産業の集積や新産業の創出 実証事業への継続した協力 連絡会の開催 連絡会の開催 エネルギー先端技術展 におけるセミナー開催 エコテクノ等におけるセ ミナー開催

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⑦有機光エレクトロニクス産業拠点化プロジェクト【幹事:福岡県】

九州を有機光エレクトロニクス関連産業の拠点とすることを目的として、九州全域の半導体関連企業等による共同開発や、有機光エレクトロクスの特性(低消費電力、 軽量・薄型化、フレキシブル等)を活かした用途開発による有機光エレクトロニクス関連産業への参入促進、関連企業の誘致を実施する。

目的・取組の概要

設定目標:九州の半導体関連企業等の有機光エレクトロニクス関連産業への新規参入に向けた共同研究の実施 有機光エレクトロニクス関連企業の九州地域への誘致 共同(受託)研究実施機関数 累計300機関以上(H27度上期時点159)

27年度の活動実績

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価

・i3-OPERA、 ISIT、 Phoenicsと共同(受託)研究を実施した機関数は 累計で159(目標300)。有機光エレクトロニクス関連企業を九州 地域へ誘致するには至っていないものの、左記の活動実績等を通 じて、誘致につながることを期待しているところ。 ○今後の課題 ・半導体関連企業等の有機光エレクトロニクス関連産業への新規 参入に向けた共同研究等のさらなる実施を促進するためには、 国内有数の研究開発拠点としての認知度向上を図ることが必要。 ○プロジェクト関係者による会議を平成27年6月29日に開催。 連携のもとプロジェクトの発展を図っていくため、引き続き下記の取組 みを実施して行くことを確認。 ①九州大学と連携した研究開発 ②セミナーや研究会等を活用した新規参入促進のための情報発信 ③関係者会議等による連携の検討 【活動予算等の獲得状況】 国等の外部資金等の獲得状況 ・文科省、NEDO、JST等の事業を獲得・実施 (新規) Phoenics 2件 (継続) ISIT 2件、 Phoenics 9件

◆主な活動実績

【具体的な活動内容】 福岡県、福岡県産業・科学技術振興財団(IST)有機光エレクトロニクス実用化開 発センター(i3-OPERA) 、福岡市、九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイ ス研究室、熊本県、くまもと有機薄膜技術高度化支援センター(Phoenics)の、 プロジェクト関係者の連携により、下記の活動を実施している。 ○九州大学と連携した研究開発 ①有機光エレクトロニクス実用化開発センター(i3-OPERA) ◇九州大学の新しい有機EL材料の実用化研究開発。 ◇企業との共同(受託)研究による有機ELの実用化開発。 ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ◇有機光デバイスの実用化・高性能化のための研究開発 ③くまもと有機薄膜技術高度化支援センター(Phoenics) ◇大型産学官共同研究である地域イノベーション戦略支援プログラムの実施 (研究者の集積、人材育成、大学等の知のネットワーク構築など)。 ◇熊本大学、崇城大学、九州大学の研究ポテンシャルを核とした、産学・産産 連携による材料、製造・評価装置等の実用化研究開発の実施。 ○セミナー等による産業化に向けた情報発信 ①有機光エレクトロニクス産業化研究会 ◇OLED製造装置に関する研究会(10月)を開催。 ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ◇ビジネスシヨウ&エコフェア2015(6月)に出展。 ③くまもと有機エレクトロニクス産業促進協議会 ◇基盤技術・高度技術・技術経営の人材育成コース(5月~)を開催。 ◇成果報告会・講演会(7月)を開催。 ◇CEATEC JAPAN 2015(10月)に出展。 ○関係者間の連携 有機光エレクトロニクス分野の国内有数の拠点であることをアピールするために、 前記の情報発信等について相互に連携。

(15)

⑦有機光エレクトロニクス産業拠点化プロジェクト【幹事:福岡県】

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容

活動内容

平成27年度下期

平成28年度上期

平成28年度下期以降

○九州大学と連携した新しい有 機光エレクトロニクスの研究開 発 ○セミナー等を活用した産業化 に向けた情報発信 ○関係者間の連携 ①有機光エレクトロニクス実用化開発センター(i3-OPERA) ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ③くまもと有機薄膜技術高度化支援センター(Phoenics)

◆行動計画

・関係者会議の開催

来年度以降の活動計画

数値目標設定: 設定済 ・継続的に下記の取組みを、福岡県、福岡市、熊本県の連携のもと進めていく。 また、新たな連携についても検討し、活動の幅を広げることも検討していく。 (1)九州大学と連携した研究開発 ①有機光エレクトロニクス実用化開発センター(i3-OPERA) ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ③くまもと有機薄膜技術高度化支援センター(Phoenics) (2)セミナー等による産業化に向けた情報発信 ①有機光エレクトロニクス産業化研究会 ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ③くまもと有機エレクトロニクス産業促進協議会 (3)関係者間の連携 ①関係者会議 ◇必要に応じて会議開催を予定 ・関係者会議の開催 ・関係者会議の開催 ①有機光エレクトロニクス産業化研究会 ②(公財)九州先端科学技術研究所(ISIT)有機光デバイス研究室 ③くまもと有機エレクトロニクス産業促進協議会

(16)

⑧アジア・クリーンクラスター戦略分野展開プロジェクト【幹事:九州経済産業局】

九州地域の強みであるクリーン分野(環境・エネルギー・次世代自動車)の技術融合、先端産業と地域産業との融合によるイノベーション創出のための取組を 加速させ、国内の市場変化やアジア等の海外市場に対応したビジネスを組成する。

目的・取組の概要

設定目標:本プロジェクト推進による平成26年度~30年度の累計で、参加企業において創出される新事業80件、売上増加40億円、新規雇用200名を目標とする。

27年度の活動実績

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・全国展開・戦略分野融合等の成功事例の創出や、マレーシアとの官民 一体型の交流事業を通じた現地環境プロジェクトへの九州企業(水処 理関係、エネルギー関係)の参画、ベトナムにおける新規プロジェクト の組成(現地法人の設立・販売代理店契約等)など、目標達成に向け て着実に進捗が図られている。 ○今後の課題 ・アジア等から九州管内の環境関連企業等への視察が増加するなど、 九州の環境技術への関心が高まっており、こうした動きをビジネスチャ ンスにつなげるためには、現地の環境ニーズに対応した海外環境プロ ジェクトの組成が不可欠。 ・さらに、具体的なビジネスへとつなげるためには、アジア各地域との橋 渡しを行うことが出来る人材の確保が必要。 ○【他県との連携状況】 ・本プロジェクトは、環境分野の産学官ネットワーク(K-RIP)が推進 機関となり、自治体、経済団体、支援機関等と連携し、オール九州 で取り組んでいる。 ○【活動予算等の獲得状況】 ・平成27年度新分野進出支援事業(地域イノベーション創出促進事業) (経済産業省) ・平成27年度九州知財・環境ビジネスワークショップ(特許庁)

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】 (1)事業計画策定 ・プロジェクト実行に係る具体的な実施計画を策定。(平成27年6月) ・地域の戦略分野との融合や成長可能性が高い分野への参入による新 事業の創出、広域連携による全国展開の加速、現地の環境ニーズに対 応した海外環境プロジェクトの組成とビジネス展開を図る。 (2)新事業の創出・全国展開の加速に向けた取組 <戦略分野融合支援> ・環境分野と戦略分野や今後成長が期待される分野(半導体・エレクトロ ニクス分野、1次産業分野等)との融合を図るための交流会を実施し、 新事業の創出を支援。 <技術シーズ発信> ・自治体、大学、支援機関等と連携して環境関連企業のシーズ発信・個 別商談会を開催し、企業の取引を拡大。 <広域ビジネスマッチング> ・九州内外(東北地域、近畿地域、沖縄地域等)の支援機関等と連携した ビジネスマッチングを実施し、地域の枠を超えた事業展開を促進。 (3)海外における環境ビジネス組成に向けた取組 ・ミッション派遣等によるマレーシアとの官民一体型の交流事業を実施。 現地環境プロジェクト組成のための企業間MOUを締結。 ・ベトナムとの相互ミッション派遣等を通じた、ミッション参加企業の現地 法人の設立、現地環境プロジェクト推進に向けた企業間協議の推進。

(17)

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ・環境技術と先端技術との融合や新分野進出(一次産業分野等)による新事業の創出を図るため、九州内外の自治体、経済団体、支 援機関等との企業情報の交換や共同事業の実施等を通じて、ビジネスマッチング等を行う。 ・アジア等への展開を志向する企業のビジネスニーズを調査し、優先的に海外展開支援を行う対象国を選定するとともに、当該対象国 への進出に向けた研究会の開催、ミッション団の相互派遣等により官民一体型の海外における環境ビジネス組成等を行う。 ○26年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 ・九州管内の環境関連企業のアジア各地域への海外展開を促進するため、環境産業交流事業を拡大する。具体的には、現地の事情 に精通し九州管内の環境関連企業との橋渡しが出来る人材の確保やミッション派遣等を実施する。

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

○新事業創出に向けた取組 ○海外における環境ビジネス組 成に向けた取組 ○環境産業交流事業の拡大に 向けた取組 ・ビジネスニーズ調査

◆行動計画

事 業 計 画 策 定

来年度以降の活動計画

数値目標設定: 設定済

⑧アジア・クリーンクラスター戦略分野展開プロジェクト【幹事:九州経済産業局】

・事業 活動の レビュー ・事業 計画の 見直し ・研究会開催 ミッション 派遣 ミッション 受入 ・アジア各地域との橋 渡しが出来る人材の 確保 ・環境産業交流事業 の拡大に向けた体制 の整備(ミッションの 相互派遣等) ・環境技術と先端技術との融合や新分野進出によ る新事業の創出を図るため、ビジネスマッチング等 の実施 事 業 計 画 策 定 ミッション 派遣

(18)

⑨ヘルスケア産業振興プロジェクト【幹事:大分県(福岡県・宮崎県)】

半導体関連産業やロボット産業等の蓄積技術を活用し、最先端医療新サービス拠点整備や高齢化市場の早期到来等に対応した地域萌芽と特性を踏まえ、 東九州メディカルバレー構想等地域プロジェクトと連携し、医療・福祉機器関連産業及び医療・介護周辺サービス業の創出と集積、さらには積極的な海外展開を 図り、「健康寿命が延伸する社会」の構築の実現を目指す。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標: 平成37年 医療機器製造許可事業所数 約250事業所(平成23年:176事業所数) 医療・福祉関連雇用者数 約136万人 (平成23年:88万人)

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ○【他県との連携状況】 ・本郷医療機器メーカーと地元ものづくり企業との商談会(11月、東九州M V構想)、 大分大学医療機器ニーズ探索交流会(12月、大分県)を通じた 各県との広域連携事業を実施。 (2)ヘルスケアビジネスの創出 ① 「地域版次世代ヘルスケア産業協議会」設置の働きかけ ◇九州地方連絡会議(7/6)、(2~3月開催予定) ②地域性を活かした新たなヘルスケアビジネス創出研究会 ③各種セミナー(健康経営 ほか) ◆主な活動実績 ・ 医療機器については、九州の医療機器製造販売業許可事業所数が平成23年 176から242事業所(対前年増減率+12%、平成26年末実績)と、ここ数年、年率 8~13%で増加。目標の一部を達成見通し。各地域では、本プロジェクトの実現 のため、事業化支援体制の強化や、医療ニーズとものづくり企業等とのマッチン グ機会の提供等を精力的に実施。また、海外展開プロジェクトの取り組みを支援。 ・ ヘルスケアサービスでは、産業界等の健康意識を高めつつ、ヘルスケア需要を 顕在化させていくため、九州経済連合会、協会けんぽと連携し、「健康経営セミ ナー」を実施。また、各県、基礎自治体を対象とした九州地方連絡会議を開催し、 ヘルスケアビジネス創出に向けた地域プラットフォームの設置と、地域間の連携 と補完、自治体の役割等について協議し、政府の方針を踏まえた地域の対応を 共有・確認。 (1)医療機器分野への参入促進及び海外展開 <主な事例> ①くまもと医工連携推進ネットワーク(3月27日設立、4月から本格稼働) ②医療機器等の開発支援等補助制度の創設(5月、熊本県) ③医薬品医療機器等法に基づく認証取得等の支援補助事業(福岡県) ④医工学連携推進フォーラム(9月、飯塚市) ⑤医学会と産業界とのマッチング ・医療福祉ニーズ発ものづくり促進事業(長崎県、鹿児島県) ・HOSPEX(日本医療福祉設備学会)への出展(11月、東九州MV構想) ・メディカルバレーマッチングツアー(2月、宮崎県) ・日本抗加齢医学会との連携セミナー・出展(11月、HAMIQ) ⑥PMDA薬事戦略相談会、薬機法制度説明会(福岡県、大分県、熊本県) ⑦薬事申請等実務者研修会(1月:大分県) ⑧国産医療機器創出促進基盤整備等事業(九州大学、大分大学) ⑨医療機器・技術の海外展開の取組(東九州MV構想) ・タイのタマサート大学と九州保健福祉大学との教育交流協定締結(8月) ・タイの医師・看護師等に日本式透析技術の研修(9月:日本、2月:タイ) ※下線部は広域連携事業(うち波線はHAMIQとの連携事業) ○【活動予算等の獲得状況】 ・平成27年度「新分野進出支援事業」(HAMIQ) ・平成27年度「医工連携事業化推進事業」(福岡県、大分県、宮崎県) ・平成27年度「健康寿命延伸産業創出推進事業」(長崎県、北九州市、 合志市、鹿児島市) ○今後の課題 ・ 医療機器分野では、各県プロジェクトの先鋭化を図るとともに、九州ワ イドのプロジェクトづくりを促進し、成功事例の創出に向け取組を強化す る。サービスでは、地域版協議会設置を進めるため、医療機関との連 携、地域資源の活用、インバウンド・アウトバウンドを促進する。 ・ 本プロジェクトの推進による市場の拡大は今後期待。医療機器分野で は、各県とも精力的に取り組み、広域的な連携体制も構築しつつある 中、商談会での成約など機器開発に向けた一定の進捗が確認された。 ヘルスケアサービス分野では、政府の動き、地方創生の議論に触発さ れ、その役割が基礎自治体にも浸透し、その創出に向けた機運が醸成 した。総じて、着実に実施されており、一定の進捗が確認された。

(19)

⑨ヘルスケア産業振興プロジェクト【幹事:大分県(福岡県・宮崎県)】

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ①地域特性とニーズを踏まえた対象分野の明確化 ・血液・血管関連機器等の企業集積を踏まえた「治療分野」、全国に比して高齢化率が高いことから「在宅(予防)分野 健康増進・予防、 生活支援」を対象。国内外のニーズを踏まえ、さらに特徴ある医療機器、ヘルスケアサービスを生み出していくため、中核企業を核とし たコンソーシアムの組成を促進し、成功事例創出のために政策資源を投入する。 ②医療機器産業の創出と集積のための事業化支援機能の強化 ・医療機器参入等に意欲的なものづくり企業の出口戦略を具現化するために、医療機器の特殊性を踏まえた「ニーズ発掘から販売に至 る事業化支援体制」を強化する。 ③ヘルスケアサービスの創出と集積のための地域の資源・人材の積極的な活用 ・地域においてヘルスケアサービスを創出していくため、「地域版協議会」の設置を促進するとともに、観光資源、食材等を活用する取組 を掘り起こし、支援していくとともに、ヘルスケアサービスの担い手として、看護師等有資格者やアクティブシニアの掘り起こし、啓発、活 用に向け取り組んでいく。 ④アジア市場を取り込むインタラクティブな連携体制の構築 ・国内市場の狭隘化、海外の高齢社会の到来等を見据え、MEJ等との連携を強化し、地の利を活かした海外からの利用者受入れを促 進し、将来的には医療機器と医療サービスをパッケージとした積極的な海外展開を目指す。 ○26年度以降の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 今後も、各県、基礎自治体と九州ヘルスケア産業推進協議会との連携を促進するほか、積極的な海外展開への取組を強化する。 ○26年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 ・

活動内容

平成27年度下期

平成28年度上期

平成28年度下期以降

○各県プロジェクト及び、九州 ヘルスケア産業推進協議会事 業の実施 ○本プロジェクトの推進 各プロジェクト・事業の実施

◆行動計画

連携事業等の実施

数値目標設定: 設定済

各県等 との協 議開催 連携事業等の実施 コンソーシアムの組成、 九州ワイドのプロジェクト創出

(20)

⑩九州次世代創薬拠点化プロジェクト【幹事:福岡県】

九州をがんワクチンや核酸医薬などの次世代創薬技術の開発・治療の拠点とすることを目的として、各県内医学部などの創薬シーズ探索や有望な創薬ベンチャーの 支援などを通じて、世界最先端の創薬技術の実用化に取り組む。

目的・取組の概要

設定目標:平成32年度までの医薬品の開発案件 累計5件 (平成27年度累計2件、平成29年度累計3件見込み)

27年度の活動実績

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・がんワクチンの薬事承認に向けた治験や核酸医薬の開発は順調 に進捗している。 ・九州の拠点化については、各県の取り組みに応じた連携に関して 引き続き検討を行うことが必要。 【他県との連携状況】

◆主な活動実績

【具体的な活動内容】 ・福岡県バイオ産業拠点推進会議(平成13年9月設立)のもと、次世代創 薬の実用化や開発の推進、「治験ネットワーク」の推進などにより、創薬 拠点化を進めた。 (1)久留米大学発ベンチャーの「がんペプチドワクチン」の実用化を支援。 (現在最終段階の第Ⅲ相試験が順調に進行、平成27年7月に示され た中間解析結果において試験継続が決定)。 (2)次世代医薬品として期待が高い核酸医薬の研究開発を支援。 (3)福岡県の主要大学を中心とした「治験ネットワーク」を推進。 ・九州各県企業も対象として薬事関係のセミナー等を開催。 (1)医薬品医療機器等法セミナー(平成27年12月) (2)PMDA(医薬品医療機器総合機構)薬事戦略相談出張相談会 (平成27年6月、12月) ・平成27年9月開催の九州地域バイオクラスター推進協議会のバイオ産業振 興担当者会議において、福岡バイオバレープロジェクトの創薬等バイオ産業 振興の取り組みを紹介し、九州各県との連携について検討を行った。 【活動予算等の獲得状況】 ○今後の課題 ・各県担当者の協議や薬事関係事業を通じて連携を深め、各県の 有する先端医療や治験ネットワークを効果的に融合させるなど、 創薬拠点化を目指す取り組みが必要。 ・医薬品医療機器等法セミナー、PMDA薬事戦略相談事業などは九州 各県も対象として実施。 ・九州地域バイオクラスター推進協議会のバイオ産業振興担当者会議 において、福岡バイオバレープロジェクトの創薬等バイオ産業振興の取 り組みを紹介し、九州各県との連携について検討を行った。 国等の外部資金等の獲得については、特になし。

(21)

⑩九州次世代創薬拠点化プロジェクト【幹事:福岡県】

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ○27年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 今後、関係者間の協議を通じて検討を行う。

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

○創薬等バイオ産業拠点化推 進体制の整備 ○創薬拠点化の促進 ○セミナー等の開催 九州地域バイオクラスター推進協議会との連携 ①がんワクチン、核酸医薬など創薬分野の振興強化 ②九州・沖縄各県と連携した体制強化検討 ③重粒子線がん治療とがんワクチンの併用療法の共同開発検討

◆行動計画

・薬事関連セミナー等の開催

来年度以降の活動計画

数値目標設定: 設定済 ・下記の取り組みを継続的に実施するとともに、各県との連携について検討を深めていく。 (1)創薬等バイオ産業拠点化推進体制の整備 福岡バイオバレープロジェクトにおける創薬等バイオ産業拠点化を進め、九州・沖縄企業も含めたバイオ関連企業 の集積を促進するため、九州地域バイオクラスター推進協議会との連携を検討。 (2)創薬拠点化の推進 ①福岡バイオバレープロジェクトにおけるがんワクチン、核酸医薬など創薬分野の振興を強化する。 ②「治験ネットワーク福岡」について、九州・沖縄各県との連携などを通じて体制の強化を検討する。 ③九州国際重粒子線がん治療センターにおける重粒子線治療と久留米大学のがんワクチンの併用療法の共同開発 を検討する。 (3)セミナー等の開催 九州各県の企業等も対象とする薬事関連セミナーを開催するなど、創薬等に関する広域的支援を進める。

(22)

⑪バイオ産業振興プロジェクト【幹事:熊本県】

九州の豊富な農林水産資源や伝統的に育まれた発酵・醸造技術の蓄積、それらを活かした機能性食品・健康食品産業やバイオ関連の大学・研究機関等の集 積を活かし、フランスフードクラスターなど国内外の支援機関とも連携した、機能性食品・健康食品の開発・提供。さらには予防医学・サービス産業と連携した、安 全・安心な「フード・健康アイランド九州」を構築する。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標: 特色ある地域の資源や海外ブランド力等を活用し、健康食品・機能性食品産業の売上高を、2013年時点の2,000億円を 2025年に1,170億円増の3,170億円を目指す。

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・機能性食品等の開発支援について、九州地域バイオクラスター推進協 議会を中心に各県等による取組が進められている。とりわけ、オメガ3プ ロジェクトに係る海外展開及び今春(H27年)施行された食品の新たな機 能性表示制度に係る周知広報、相談対応等目標達成に向けて一定の 進捗が確認された。 ○【他県との連携状況】 ・各県との連絡を密にした協力体制を構築(※本プロジェクトに係る九州・ 沖縄地方成長産業戦略担当者会議で確認(9/1実施))

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】 ・平成27年9月に本プロジェクトに係る九州・沖縄地方成長産業戦略担当者会 議を開催し、九州各県で本プロジェクトを推進することの合意を得た。また、各県 から、バイオ産業振興プロジェクトの現在の進捗状況と今後の施策等を説明し、 設定目標達成のための事業の推進を図ることとした。 ■フランスフードクラスターなど海外の支援機関との連携(九州地域バイオクラス ター推進協議会、以下、「協議会」という。) ○オメガ3※プロジェクトの推進(協議会) ※植物の亜麻の含有する機能性成分 ◇海外展開(フランスミッション団派遣及び受入)(7/6~9受入、10/31~11/8派遣) ◇オメガ3プロジェクトのロゴ認定を受けた商品発売1件(緒方エッグファーム) ○プロバイオティクス(微生物)プロジェクト(ミッション団派遣10/31~11/8)(協議会) ◇高機能プロバイオティクスを活用した事業化・製品化プロジェクトを推進 ■機能性食品・健康食品等の開発 ○機能性表示に関する相談会開催:(5月~6月、10月)(協議会) ○九州大学との連携による目利き調査事業の実施(6月~)(福岡県) ○徐福ラボの機能強化のための人員を増員(4月~)(佐賀県) ○マッチング支援アドバイザーによる企業への販路開拓支援(熊本県) ○バイオ関連企業を対象とする研究開発支援補助の実施(宮崎県) ○【活動予算等の獲得状況】 ・平成27年度「新分野進出支援事業(経済産業省)」 ・平成26年度(補正)「ふるさと名物応援事業補助金(経済産業省)」 ○今後の課題 ・来年度以降の設定目標達成のためには、各プロジェクトに係る販路開 拓が課題。27年度前半の活動実績を踏まえ、これからも各県とも積極 的にバイオ産業振興に取り組み、広域的な連携体制の構築により更なる 販路拡大を図る。 ◇食品開発展2015出展(10/7~9)(福岡県、熊本県、協議会) ◇健康サービスフォーラム2015開催(5/12)(熊本県) ◇新たなバイオ食品分析機器等の整備(福岡県・佐賀県) ◇ APUと連携による外国人留学生を対象にしたテス トマーケティング実施(協 議会)(12/8予定) ◇ バイヤーニーズ勉強会(8/27)、素材・製品コンテスト(9/15)(協議会) ◇大手企業と九州の中小企業によるアライアンスマッチング会開催予定(協議会) ■企業の商品開発を支援する専門人材の活用 ○クラスターマネージャーによる商品開発に係る問題等へのアドバイス(協議会) ○バイオ技術研修講座(熊本県) ■その他 ○各展示会出展、各種セミナー・シンポジウム開催、商談会等の実施 ◇西日本食品産業創造展出展(5/20~22)(協議会) ◇ヘルスフードエキスポジャパン出展(5/20-22)(熊本県) ◇九州バイオベンチャーフォーラム開催(7/24)(協議会) ◇「食と健康」ビジネスマッチング商談会開催(10/6)(熊本県)

(23)

⑪バイオ産業振興プロジェクト【幹事:熊本県】

来年度以降の活動計画

○目標達成に向けた活動方針及び活動内容 ・各県担当者間での情報交換等を実施し、各県におけるバイオ産業振興プロジェクトの検討課題を整理し、その課題解決に向けた取組を推進する とともに進捗状況の確認を行い、着実な実行を促す。 ・各県のプロジェクトと協議会事業との連携を図りながら、新たな機能性表示制度の施行による市場拡大を踏まえ、健康食品・機能性食品産 業の更なる産業振興を推し進め、平成28年度以降について、設定目標の達成を確実なものとしていく。 ・来年度以降、設定目標達成のためには、各プロジェクトに係る販路開拓が今後の課題であるため、各県の公設試を活用してデータ等エビ デンスを取揃え、ネットワーク構築による見識を生かし、試作品等に関して、国の補助金等を活用しながら販路を開拓していく方針。 また、販路開拓に当たり、展示会出展及び海外展開等において他県との連携活動を拡大し、各市場への売り込みを検討するなど九州管内 のネットワークを強化していく必要がある。 ・企業基盤強化のため、ジェトロや中小機構九州とも連携して多面的な支援策を活用していく必要がある。

活動内容

平成27年度上期

平成27年度下期

平成28年度以降

○フランスフードクラスターなど 海外の支援機関との連携 ○機能性食品・健康食品等の開 発 ○企業の商品開発を支援する 専門人材の活用各展示会出展 ○各種セミナー・シンポジウム開催、 商談会等の実施

◆行動計画

数値目標設定: 設定済 / 未設定 ( 今回設定 ・ 今後設定[設定時期: 年 月頃を予定] )

各企業問題提起 随時クラスターマネージャー派遣 新しい機能性表示制度施行 制度周知・相談支援 相談等随時受付(相談窓口設置) 各種セミナー・シンポジウム開催、商談会等の実施 ネットワーク強化による新たな販路先拡大 オメガ3新規案件上市エビデンス評価 オメガ3新規案件上市

(24)

⑫唐津コスメティック構想推進プロジェクト【幹事:佐賀県】

唐津市・玄海町を中心とした、北部九州一帯に化粧品関連産業を集積し、豊富な自然が育んだ天然由来原料と、高い技術と品質を誇る企業によって作られ た安全・安心なコスメティック商品を、成長著しいアジアに展開していく。

目的・取組の概要

27年度の活動実績

設定目標 : 平成35年度までに、国際取引件数100件(平成26年度:1件)、地域資源を活かした商品・サービスの開発件数50件(同:0件)、 企業立地件数25件(同:0件)、新規雇用1,500人(同:0人)を目指す。

◆27年度の評価と今後の課題

○27年度上期評価 ・ JCCの会員企業数の順調な増加に伴い、ビジネスの芽が発現し始 めており(輸入実績1、合弁会社1、地産素材の原料化1、他フォロー 案件)、取組・活動が徐々に成果につながりつつあるとの手ごたえを感 じている。 ・ CVとの連携協定を前提に海外クラスターとの関係が拡がりつつある。

◆主な活動実績

○【具体的な活動内容】 (1) 海外、国内のビジネス取引強化 ○ コスメティック構想を推進する産学官連携の中核組織、ジャパン・コスメティッ クセンター(JCC)(H25.11月設立) の会員企業が順調に増加(135社:H27.10 月)。 ○ 世界最大級の産業クラスターであるフランスのコスメティックバレー(CV)との 経済交流が本格化。 ・H27.6月:化粧品産業技術展(横浜市) JCC及びCVの会員企業が出展。 ・H27.10月:国際化粧品展示会 COSMETIC360(パリ) コスメティックバレー主催。JCC会員企業が出展。併せて、会期中、 個別商談会も実施(ジェトロ地域間交流支援(RIT)事業活用)。 ・H27.10月:CVとJCCがクラスター同士の協力連携協定を締結。唐津市とCV の協定を発展させ、企業誘致や投資を双方で促進するとの項目を追加。 ○ イタリア及びスペインの化粧品産業クラスターと協力連携協定を締結(イタ リア:6月,スペイン:7月)。 ASEAN地域の化粧品業界団体調査を実施(10月~) (2) 地産素材の化粧品原料化・商品化 ○ 地産素材を活用した商品・サービス等の開発につなげるための取組を展開 中(大学や公設試と連携した機能性評価分析、地産素材の商品化支援など)。 ・ H27.11月:地産素材(トウキ)の原料化に関する覚書(JCC会員企業×生産者)。 (3) 産業集積に向けた取組 ○ 日仏合弁の化粧品原料会社が設立。(10月登記予定。九州域内の地産 素材の化粧品原料化に取り組む。) ○ 欧州のコスメティック関連企業向けに投資セミナーを開催(10月パリ:唐 津市主催)。併せて、欧州企業を訪問、営業活動を展開。 ○ 産業集積構想の策定に向けた検討 ○【活動予算等の獲得状況】 ・ 海外コスメ企業投資促進事業(唐津市) 「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)」 を活用 ・ 《提案中》 JST(科学技術振興機構)「世界に誇る地域発研究開発・実 証拠点 (リサーチコンプレックス)推進プログラム」に提案書を提出。JC C会員企業及び支援大学、地元自治体が参画。 ○今後の課題 ・ 引き続き、フランスのブランド力を重視し、フランスとの取引を強化して いく。 早期に成功事例を積み上げることが必要。 ・ アジア展開のためのパイプづくり(ASEAN各国の業界団体等の調査) ・ 地産素材をコスメ原料・商品に結び付ける取組が必要(産学官の連携、 商品化支援等) ・ 産業集積に向けた取組が必要(構想策定、産学官の連携等)

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