来年度以降の活動計画
○目標達成に向けた活動方針及び活動内容
・輸出額 平成24年235億円(全国比13.8%)→平成32年700億円(同比20.0%)
・ 国の目標:水産物輸出額1,700億円(平成24年)→3,500億円(平成32年)
・雇用創出 約3,300人(九州地域の漁業就業者の約5%)
・ 九州の水産物輸出額700億円を達成した場合の雇用誘発数。
・魚食普及 九州における魚食普及拠点化
・ 人口減による平成32年魚食消費減220億円・雇用減1,000人に歯止め
○平成27年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動
・輸出に向けた養殖魚の販売コスト削減(養魚飼料の国内確保の必要性)
活動内容 平成27年度下期 平成28年度上期 平成28年度下期以降
○沖合域への輸出専用養殖漁場の設置
○養殖産業戦略研究所の設置
○養魚飼料の原料確保 事業化の可能性が見えた段階でWGを組成
○養殖魚の格付け制度の検討 事業化の可能性が見えた段階でWGを組成
○養殖ウナギ等の水産物における産地の原則表示化
○即食型のデリカ・フローズン商品の産学連携による開発促進
○水産業への再生可能エネルギーの活用推進
○制度改革・予算措置(政策提言)
○福岡市中央卸売市場鮮魚市場の魚食普及拠点化 実現可能性を検証後実施
○水産物輸出を担う日本版ノルウェー水産物審議会の設置とその推進
○オール九州による水産物販売漁連の設置 実現可能性を検証後、設置準備へ移行
○B to C養殖フェスタの開催 事業効果を検証し、継続検討
実現可能性を検討(要望継続)
数値目標設定: 設定済
事業化検討
事業可能性を検討
事業可能性を検討 1回/年実施 実施主体の掘り起し 時宜を得た提言・要望活動の実施 構想策定
組織整備 設立準備
構想策定 実施
◆行動計画
平成27年3月公表のアクションプランの着実な実施 により目標達成を目指す。
・水産物輸出を担う組織(例:日本版ノルウェー水産物審議会)
の設置とその推進
・オール九州養殖フェスタの開催
・養魚飼料の原料確保
・福岡の魚食普及拠点化の実現
・沖合域への輸出専用養殖漁場の設置 ほか
⑯農山村発再生可能エネルギープロジェクト【幹事:宮崎県】
農山村に豊富に潜在するエネルギー資源の有効利用、特に熱として積極的に利用することにより、新たな産業やビジネスモデルを創出するととも に、農山村における新たな付加価値や雇用機会を創出し、さらには、それらの成果を地域に還元することにより、地域経済の持続的な循環を促す ことで、地域の活性化を目指す。
目的・取組の概要
27年度の活動実績
設定目標:①木質バイオマス・太陽熱・地中熱 再生可能エネルギー利用拡大等による施設園芸のA重油使用量を15%以上削減 (A重油使用量 H25年度 34万㌔㍑→H28年度 29万㌔㍑)
②太陽熱 実証モデルの設置 (畜産バイオマス、地中熱については中止)
◆27年度の評価と今後の課題
○27年度上期評価 【木質バイオマス】
A重油価格が低下している状況はあるものの、木質ペレットの 安定的な供給体制の構築と価格の低廉化に向けた取組を継続 【太陽熱】
高断熱被覆資材の有効性が実証されるとともに、
技術的課題もある程度解決されたことから、市販化に至った。
【畜産バイオマス】
地域的広がりが難しい
生産された飼料(エコフィード)の給与試験を継続的に実施 当該試験の結果について報告予定
【地中熱】
調査結果等について、九州内各県技術担当者会議等で 報告、情報共有を図る。
○今後の課題 【太陽熱】
現地実証ほ(圃)での保温効果等の再確認
○【他県との連携状況】
・木質バイオマス及び太陽熱について、九州各県へ情報提供を実施
○【活動予算等の獲得状況】
・太陽熱について、
「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業」
事業費41,306千円(うち補助金41,306千円)
◆主な活動実績
○【具体的な活動内容】
①木質バイオマス(施設園芸の燃油使用量の削減)
・発電需要の高まりにより、木質ペレット価格が上昇している状況を踏まえ、
安定的な供給体制の構築に向けて、燃料製造事業者の実態調査を実施 ・低価格な原料調達の仕組みづくりに向けて、
関係市町村・団体、燃料製造事業者等と連携して、現地実証を開始 ②太陽熱(施設園芸の燃油使用量の削減)
・アルミ蒸着シートを用いた高断熱被覆資材を設置した実証ハウスにおいて、
検討会を開催(H27.4.27、H27.6.24)
・高効率保温資材の改良に向けて、資材メーカー等と検討会を開催(H27.7.9)
・現地検討会を開催(H27.11)
・宮崎県国富町内において試験開始(H27.11)
・現地成績検討会・成績検討会を開催予定(H28.1)
③畜産バイオマス(食品残さの畜産での活用促進)
・鶏ふんボイラーの燃焼熱を利用したエコフィードの生産及び給与試験の実施 ・鶏糞の賦存量に地域的な偏り(鹿児島県、宮崎県に集中)があること等が判明 ④地中熱(施設園芸の燃油使用量の削減)
・昨年度、地中熱ヒートポンプの可能性調査を実施
・初期投資回収期間30年超となり、費用対効果が低いことが判明 (調査内容)
・マンゴービニールハウスにて、 「A重油暖房機」から
「地中熱・空気熱ヒートポンプのハイブリッド方式」への置き換えを想定 ・イニシャルコストの差:+12,210千円/10㌃・・・①
・ランニングコストの差: △387千円/10㌃・・・② ・イニシャルコスト回収年数: 31.5年・・・①/②
⑯農山村発再生可能エネルギープロジェクト【幹事:宮崎県】
来年度以降の活動計画
○目標達成に向けた活動方針及び活動内容
再生可能エネルギーの利活用については、行政のみならず、産学官が一体となり、試験研究・利用拡大に向けた連携を図ることが 重要であることから、各プロジェクトごとに以下の取組を展開
①木質バイオマス
・木質資源の安定的・効率的な利用システムの構築に向けて、関係機関・団体、燃料製造事業者等と連携し、原料の安定確保の 仕組みづくりに取り組んだ上で、木質バイオマス暖房機の導入推進を図り、化石燃料への依存から脱却した産地の確立を目指す。
②太陽熱
・現地実証ほ(圃)において、高断熱被覆資材の効果の確認・評価及びハウス内環境や燃油使用量、収量・品質等の各種データの 調査・分析を実施し、27年度研究事業のコンソーシアム内の検討を踏まえて、被覆資材の改良と普及を行う。
③畜産バイオマス
・地域的広がり限定的であるため中止
④地中熱
・環境省の可能性調査事業により費用対効果が低いことが明らかとなったため中止
○26年度の活動を通じて新たに設けた目標とそのための活動 特に無し。
・現地実証ほ(圃)調査研究
◆行動計画
成果に基づく資材の改良及び普 及
数値目標設定: 設定済
活動内容 平成27年度上期 平成27年度下期 平成28年度以降
木質 バイオマス
○原料の安定確保に係るモデル の実証
○低価格木質バイオマス暖房機 の普及
太陽熱 ○高断熱被覆資材の製品化
・有用原料の選定、原料製造の実証及び品質等の検証
・原料安定確保のための具体的調達の仕組みづくりの検討 ・原料調達の実証、検証
・国事業等を活用した導入推進 ・新開発された低価格暖房機の実証展示
・農業団体等と連携した研修会開催など普及啓発
畜産 バイオマス
○継続的、安定的なエコフィード 原料の確保
地中熱 ○実証ほ(圃)設置、実用化に向け
た検討 費用対効果の課題が判明
中間検討 実績検討 地域の広がりが限定的
⑰農業バリューチェーン・中核人材育成プロジェクト 【幹事:九州経済産業局】
九州各地が連携して、地域の「農林水産物・食材」を、「観光資源」や「文化価値」等と組み合わせて、国内外に向けて訴求力のある商品化やストーリー性のあ る情報発信を行う「農業バリューチェーン」を構築する。これらを推進するため、生産者や関係業界の交流やビジネスマッチング、次世代の中核人材の育成を図 る
目的・取組の概要
設定目標:2020年において、「生産性の向上」や「売上の増大」を達成した事業者100者の創出を目指す。
27年度の活動実績
◆27年度の評価と今後の課題
○27年度上期評価
・農業のバリューチェーン構築による「農業の成長産業化」「生産者の売 上の増大」はこれから。
・人材関連調査によりとりまとめた(平成26年度)生産・加工・物流(商 流)・消費といったステージにおいて必要となる人材スキルの検討、
人材育成の方策等について、中小企業大学校人吉校と検討・協議。
・長期鮮度保持技術確立へ向けた実証事業において、経済産業省補 助金を活用。
○今後の課題
・人材関連の調査結果を踏まえた人材育成(研修等)について、中小企業 大学校人吉校や大学等教育機関での実施に向け、中小機構・教育機関 等との協議・研修カリキュラムの開講。
・長期鮮度保持技術の確立へ向けた取り組みの促進。
・その他、目標達成に向けた具体的な行動計画等の策定。
○【他県との連携状況】
・九州の経済界・農業界が参加する九州農業成長産業化連携協議会 を活用し、九州における「農業バリューチェーン構築」「中核人材育成」
プロジェクトを推進。
○【活動予算等の獲得状況】
・経済産業省予算を活用(補助率1/2)し、長期鮮度保持技術の実証。
・九州地域産業活性化センター予算を活用し、バリューチェーン構築及び 先端農業等の推進に関するセミナーを実施(主催:九州農業成長産業化 連携協議会)。
・特許庁予算を活用し、ハラールビジネスに関するセミナーを主催。
◆主な活動実績
○【具体的な活動内容】
・「農産品」「食」「観光(地域資源)」等が連携し、地域の魅力向上等によるイン バウンドの推進、地域産品等の国内外における訴求力のある商品づくり(本事 業においては、「ハラール」をキーワードにムスリム圏への波及)による高付加 価値化の実現・農業バリューチェーンの構築を目指す。
・青果物の東南アジア圏への船舶輸送を可能にする長期鮮度保持技術の確 立を目指す。
・バリューチェーン構築のためのセミナー(九州地域産業活性化センター予算 を活用)を、平成27年7月30日(人吉市)に開催。今後、平成28年2月(福岡市)
に開催予定。
・生産性向上・先端農業の推進による「生産者の売上の増大」のためのセミ ナー(九州地域産業活性化センター予算を活用)を、平成27年10月7日(北九 州市)、平成27年11月16日(長崎市)に開催。
・ハラール市場への参入と獲得のためのセミナー(特許庁予算を活用)を、平 成27年12月11日(別府市)に開催。