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歯芽抑制による魔の貯久力檜進に隣すろ研究（軌三森）
黒、上 泰 治、
竹 松 哲 夫
sTU6IESON・TfiEDEVE工JOPMENTOF鱒E叩GQUAIL正oF、CtlESTNtJrFRUITS
BYI）ELAYINGTHEIRGERMINATIONWITHPHYTOHORMONTREATMENTS（3）
BY T．KUROKAMIAND T．TAKEMATSU
l緒
認 既た合歳生長物質d−Nap払thale云矧教ゎカ低塩女はリー・ダ塩、若しくはそのユ・スチル覇を＝賓の懲戒嘆充材料中佐・一定量添加し七喫果む貯蔵することによ、り、その外翫・色渾。品質等む何等損することな
くし七∴良く萄芽訂防止抑制し、無腐理のものに．如．て約・−ケ丹以上に亙り安全に鰐醸期間を延長し− 準外輪慨の際亜熱幣圏を通過する場合等に安全性む例興し得る七′と忙つい…ては，さきに静レ第2報に報思せる如くであるが、その後引絞き此の問題を・温求し、1．2の新しい知見を得たので▼玄玄にその癖妥を報
告する次第である 侍本研究は文部省秤畢試験費の改軌によるもので、此の摸紛糾司省に射し厚く御祀申し−とげる0Ⅱ 材料及方法
棄む品醤は銀寄、岸叔の2品種とし、採集後直ち佐1千立方尺に封し5封安の割合を以で、2鴫闇に亘り
ニ硫化衆素の燻蒸を・行ひ．冷涼なる約屋に腰成されたものを・、昭和23年12月12日に取出し、次の虚理を施
した。但し貯蔵贋儲（長さ外法1尺対、巾内納晩探さ内法l尺）のの大さむ有す早産輔を用ひ、
隔壁に．て2博に固切り、一院に勤し鋸屑と交互化一層づつ級数200粒又は・1pO粒を償充した○筒琢備として一国雷り4粒∼2粒を・加へた。此の場合、璃の側面と上下面む新聞紙及び油紙で綿密に包み、鋸柳ま儲の
底と上面は約3寸の厚さとした。 喋発材料’の鋸屑は風琴状態のものを用ひ、これに所要濃度二こ溶解せる燕承む、貯蔵上底濾≒謬吟られ る皇で吸収性しめ、封照宙には水道水を吸唆せしめ・た。虎理後貯蔵箱は自然状態の盤内におき、・2月∼4 月にかけて数回に亘り所要の調杏む行った○ 与8a ／
皿 茸 駄 成 績
上記の方法によタ得られた賛験威綾は大要次の如くである。 寮 一一 表 漂わ畿茅花及ぼす窺蔑の影響 、 l二・言：・…・ ‥・一二 昭23」24年 l 平年度（50宇野均） 昭和21⊥・22年 菊く．澗 卜 蚤 芽 嘉 ノ洞 l 発 芽 l 宅′ 溜．ィl 黎 芽口工訂
二□
ヨ
備考（1）本表ほ宇都宮地方に於ける成疏を示す。 （2）A 頗腐軍帽の月平均低 B 最低膏滞の月準均億 （3）トナ十粟の黎芽陳始を示す○ 、 粟妙顎芽宋た開始せざるを示す○ （4）不表の新局の中昭和2ト22年匿のものは突放者の測定により、それ以外のものは京象観諷折 成疲を樽用した○第 二 ■表 （A）
α−Naphthalen軒数による窮の姦芽抑蜘効果 闘・無手；ヨ 2月20日 3月15日 3月30日 4月20月 A B C A B C 一 A B C A B C 20 8 72 6 7 87 52 8 40 13 10 77 65 32 3 73 16 11 71 0 29 29 3（】 41 100 0 0 仏1bo
o o lOO O O 20 4 76 3．3 3．3 93．4 36 0 64 10 7 83 4 96 3 97 24 74 】2 84 寄 根 銀 岸 ′−・1・﹂ヽ・−し 0．05％ 2 4 寄 板 鋭 岸 ／−−・・・・t 0．025％ 寄 根 銀 岸 t 4 ′0 1 1 1 5 2 2 標 準 56 30 14 5984 第 二 賽 ∵（B） 2・−4−DichloIOpheて10Ⅹy幣酸による粟の忍芽抑制効果 （備考）第二表AI＝こ共通 （1）A拳芽琴…・…明か忙敬親し又は幼芽伸長中のものの％を示す B拳芽の徴あるもの・……極めて僅か掟任訳慣附近に軍昇のため亀裂を生じ或は極めて僅かLに幼偲が動 きつつあるも未だ完全に瑳芳したとは詔めちれぬ椿魔のものの％を示す C不凝芽零………全く軍板埜芽の緻なきものの％を示す （2）A表捺1区200征 B表は1囁100位中の成績を示す 第三衣 紋及芽の牽芽抑制効果 備 考 （1）絶級長とは粟果100粒中巻芽せる粒の楓長の統計を示す （2）鞄芽長とは票果100紐申菱芽せる粒の芽長の絶封七示す
さ5 弟四兼 好蔵項充材料中に添加せる合成生長物質の滑長 一■l 2−4−DichloI・Opheno女y鰐酸 棟 準 吏三・こ−良三′′ 査召＼ 0り05％ I o“025％ 0．05．0仙0‘30．O10．8005 0 、、 23年 12月1日 12月1（）日 12月22日 24坂 1月5日 1月22日 2月7日 2月20日 3月20日 3月30日 4月24日 砧⋮珊 ≠⋮⋮冊 皿附 瀞．堆 鼎 ≠ ≠ T t 一 ︼ − ︼ − ︻ 一 ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ヽノ ヽ，ノ ︶ ︶ ︶ 一 ︵ ︵ ′ ︵ ︵ ︵ ′＼ ︵ ′t ︵ 頒 価 珊 榊 灘 瞞 灘八潮 柵 亜 ≠ 廿 サ十 寸 ヰ 聴 牌 肛 亜麻 ≠ 冊 ㈱ 柵 鼎 粧 ≠ 柵 潮 肝 聴 拙 鼎 備 考 （1）合成生長物質の消尽検定にほ著者の−・＾竹松の考察によるRaphanusTest A法（Raphanus子葉の細胞伸 長能力によるTes亡法にして、昭和24年春の閏襲撃昏に於て預報として公衆）に上り検定した （2）合城生長物質の抽出は毎回鋸南を各区たり100g秤思し之に100こCの温水を加へて12時間放置濾過し、更に水
40ccを加へて珊し得たさ濾液を約克服給し、鋸を15ccに節凱之を0・02cc那芽後←7日日のRaph・・
anusの宇野上面K弼下し、C170の咤雷K保ち20時好鎖そe屈曲麿を叡察し、合成生長物質の活力を決定し た○何本法ほ完成詠一更にありR左phanus箪付未決定のため次の記睨によりそ￠慶長物質の諷軒としたで 柵
で・≠ ヤ1≠ 「、 γ（一っ 第石衣 磯臭中の生長素食有恩 備 考 （1）生長累含有畳の測憩には甑丁寧3t（19如・F し、C200の暗室で施行した （2）璧長薄抽出には標準区よ㌢準取畏0・5〇m程度のものを選び、果皮及び浪皮を完全に除ましたる径、果肉を 、 親切混合したも￠印gを秤量し、暗壷にてアルコールにより12時間抽出を行ひ、展奄窯冷し、更にpHを調 節したる援、PeaTe〇tを宿った8（； 備 考 （1）試料として・は最も草芽抑制顕著なぶO．05ラ∠匿のもe）をO＜・−・Naphthalen戯教、2JトDichlorophenoxy酷 とも用ひた （2）RaphanusTes仁B法はRaphanヮsの子弟時代の幼斐内税妨磯野成能力による橡定法にして、昭和2螺園 薮学魯に於こ激報として発表したものを應用した （3）試料として栗東5固を取り果皮・溢皮・果肉を細切したる顔、葦溜水50〇Cを加へ、1時間ポイ／レし、濾過し たる後、痍液を15こCに濃蘭し、之を叫−Naphthalen酪戯は30〇C、2−4−Dichlorophenoxy酷戯は150〇Cとなし たる後、蛮芽後4日冒のRaphantl＄の幼塁と温度150ノにて12時間抜解せしめ、薄筐90％、頗檻17〇の定澗 盛内に保ちて紗耕し、80澤闇後解剖し、根源狸取を測定した○表中の数字は板源粒形成数を示す 1Ⅲ 考 察
以上示し・た卿．∼郡家の饗顔結果に封し、葛干の考察を・下すこと次の如くである。果の教芽が自感状態
の場合に如何なる時期から如何なる温度、に遭遇すれば蟄芽を開始する一ものであるかについては、礎釆殆
ど研究されたものむ認め得ないが、筆者等は宇都宮地方に於て昭和21年末の観察に・より、概ね冬の低湿
を経過した粟典は著しく温度に．鋭敏に．なり、恐らく1日の最周東温が擁氏100以上の日が数日継続すれば
敬穿畿棍が開始するものと考へてゐたが、それらの推察が概ね■正しかったことは、第一表佗より明かであ
る。即ち昭和21∼22年及平年に．於ては常に最高気温の平均が100C以上となる3月上旬から喋典の獲井草
棋が行はれたが、昭和23∼24年は暖冬異攣のため、平年に・於ける2月の最高気温7．8？C より梢上廻り10
20cを示したため2月上旬上ク既に．寛の畿芽が始ってゐる。備著者等は蟄芽温度に・閲聯して採集後に於
ける粟奥の休眠ゐ有無及期間、低温魔理等との開聯性等について探究申であるが、未だ確実な結論を■得 るに至らない。斯くて無塵理状態に．貯蔵すれば平年は3月上旬より、24年の如き暖冬に於ては2月上旬より、第二表標
準笹に於ける加筆著しい費芽磯棋が開始されるが、貯戒開始時叉妓その中問別に（第一報参照卜dN甲・
b仇卑kn帝竣若くはそのエステル、或ひは2−4−DiohlolOpllenOXy 酷波の一定畳む貯減喋充材料たる館
居中に．添加することにより、第二表A、8に示す如く約2ケ月間に亘り、或ひは粟奥の畿芽を防止し、或81 は聾者襲供せるr芽生器官の仲尾を・著しく抑制することが親察された。毎灯廟しい除草剤汽る2ヰ・− Dicblo主叩b軌0Ⅹy酪酸は従釆のd・−・Naph一九alen倍額に此して造かに抑制能力の大なるこ−とを示してゐ る羊とは、その慣格が低廉なるととと共に如す■ぺ誉尚題であると思はれる○
凡そ乗具ゎ磯芽抑制が合成生長物質使用により、その潰虔郎何によりては品質に欒化む輿へることな
く、発会にこれが牽芽む防止抑制せしめる原因は、第一一せ菜典は磯芽に懲り兜づその根む前川するため、
蓉芽抑制は即ち襲槻抑制と云うことに相草する・。然る正格物餞は地上部と地下部とにより著しく梅助ホ
ルモンに射する感受性む異にし、根は墾に比しその感受性慣る鋭敏で率ること絃、E．BuI1d（エ936）、
B9y錐nYen岳en（1936）、A可0喝（1卵6）、Tl−血血色nn（1938）等庭・より明かにせられてゐる○たまたま雫の習芽抑制はそれに相常してゐるため、襲根抑制の効鼎準顛菅紅表れるものと息はれる○欝こに
粟は植物ホルモン腐甥に射し腐敗し難叫寺徴を濁することである。タマネギや馬鈴薯む磯芽抑制のため
dニ・Napht壬1alen酷俊や、24−・Dichlo‡Ophenoxy酷酸毎で虚壊すると、濃度の高い薩・また虚瑠時間の 長い程、腐敗L易いことは層ヒ経験されているが、筆者等は昭和22年に・於いて身−Naphlhaleれ鰭酸に より多数の粟展を虚現し、吹衷に示すような閻敗革む得て：レ、る。 第七表 生長物質虚埋が究具ゎ衡枚挙に及ぼす影響 0．．2 0一3 ￠．．3 0．．1 0．1 0．．2 上表によ：ると生長物質虚習により腐敗率を増加するものとは考｛られない。これ等腐敗した粟魔の多 くは柱頭痕附近よか腐敗ム扱って居り、此の部分の機械的損傷、・路他q理由によ￣り腐敗菰■の倭人を許し たものと考へられる。凡そ雫典はその構造上、果皮及粒皮で包まれ、内容物質の大部分が圃粉であるため、容易笹腐敗し難いものと恩はれる。第三には蟄芽汲根の原頒たる胚瓜比較的粟巣の上方紅位L、柱頭
痕等む通じて生長物質が溶透し易く、タマネギに於ける卿く†抑制すべき静が球の内部に存在しな｝た
め、生長物質が有効阻作用す卑ことがあげられる。軌栄典の貯兢時期は概ね12月′∼4月の比較的低湿 の時期紅遭遇してゐることもその一因であらう○ 次に克典D貯蔵塀充材料たる鋸ノ別封こ附典L．た合成生長物質の拘束を測定してみると第四表の如くであり、12月皐り翌年3月−■・杯は此の渕軍法に・よれば殆ど生長物質としての活力に差異を示さないことが
認められた。このこ．と ものであり、葉の萄戯必抑削が顕著に行はれることの、蚤敦なる一因と云へるであらう。而して合成生88 長物質の活力が長期に豆、り安定なる理由としては、此の魔理期が冬期低温の時間に蘭凱．てゐることと、 元来合成生長物質たる成一・Napb血alもn酷黎、2−4−Diehlophenoxy薦敬は水溶液の状態に於て著しく安
定であるが、喋充材料たる鋸屑の海産は相雷鳥いものであろた臥之等の2條件が相伴って、長期間に
宜Pよく抑別効果を保有したものと息はれる。 寛具申の生長素含有量を・Wentの托atestに・よ−り測定した数値は第五表の如くであり、本質験の範囲内 では品種と生畢素食有畳との間に・差異が藩められなかった。斯くして寛典が相常長期間に宜サ合成生 哨物質0くニーNaphthalen贈酸、2−4叫Dichlorophenoxy酷酸等により魔球せられると、之等合成生長物質は、柱頭痕、典受、滋皮等む通じて次第に蓼透吸収され、或は胚の呼吸時にガス交換に伴って零具申に
汝透するものと考へられるが、本貰験の範囲内に於て最も顕著に層芽抑制の行はれてゐ鼻0．05％匠の試 料の具乾・旋盤・典肉等に吸牧されてゐた2−・4叫DidlloIOpllenOXy時政やq−・Naphthalen鰭酸の畳を 抽出して測定したもの蛛第三表の如ぐであり、相雷畳の合成生長物質の吸収せられてゐることを明かに 立謹した。街、本研究は解明すべき多数む間領む含んで居り、、その中の1．2は故に朋かになったものも ∴あるが、これらは揮発中松禽に・発表す−ることとする。 （Ⅴ）穿 約 （1）山従来行ほれたナフクレン系合成生長物質による雫果の蟄芽抑制と平行しでフエノキシイ系合成生 長物瞥たる2−4−・Dichlorophenoxy酪酸に・よる粟の蟄芽抑制に関する研究を・行ひ、後者がその慣格 重しく低廉で、その抑制力は前者より優秀であることむ夷詳した。 （2）喫果の貯戒墳充材料たる鋸屑申虹添加した合成生長物質の活性度を測定し、これらが長期間に亘 り概ねよくその抑制力む保有するものであることを認めた。 （3）合成生長物質に−・より敬芽を抑制せられた雫典申から合成生長物質を抽出し、その含盈を・測定し、 相雷魚の合成生長物質が典葵申に堺牧せられていることを知った。（ⅤⅠ）‘参 考 文 献
（l）pつyjeJensen P・（T工ar13lateこIandIeVi3ed byG．S．Avery atュd P．R：Burkholder）：GrOWthHormon−
esin‡＞1ants．1936
く2）F・W．Went：Phytohormones．N．Y．1937
（3）Gut叫e・J・D：Effec亡Of ethylen thiocyanohydrin，ethylcaさbylamicandindolacetic acidonthe
SprOutlng Ofpotato tubers・Contrib・BoyceThompsonInsヒ・9；265，一272，1938
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（5）Denny・F・E：Theuse of methylester of naphthalenacetic acid forinhibi（ing sprouting of
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（6）靡田貞次郎、玉利勤治欝：生長ホル卓ン既珪による馬鈴薯の貯済試論に就いて、日本盟整化嬰桂誌18：
89 （7）杉山蔭臥濃琴漁‥ナ7クレ欄嚢の加姻及メチ′レエ・スチルによる馬鈴琴の黎芽押掛に馴、て 廃案及 園整19（11），1944 （8）鳥潟博高：化撃究理による貯戒玉葱の儀芽防止、農業及国葬20（5）：22トー・22る，1945 （9）川田信一】儲：ア′レフアナ・ラダレン措竣の利用に閲する研究 農螢1（6）：幻7−345，1947 加）撰上泰乱流老原武士、竹路哲夫：藁芽抑制による粟の貯久力増進に野サーる研究 圃猿轡昏妊誌16（3、4）：1皇9・−136，1舛7 ・（11）鋸憎臥渡遊諭：生長ホルキンによるジャガイモの麓芳郎机割撃車魯雄誌17（3・4），128−1乳1948 （12）屋上泰儀、竹腰普天：蔓芽抑別による栗色貯久力増進に関する研究（第2報），園奉学会難詰 117（34）：121−125，1948 （13）竹訟哲夫：座長物質の新検定法RaphanusTest灯就いて、19亀9年園惑学昏講演要旨 R‘sllm占
synth9SizedFI。Wthh。rm。nSS。Chasd・NaPhthaleneacetic’acidan丘9−4・Dichlophenoxyac・・、
ctic acidwere trbated on chcstnut fruilswith thc ohject ofdelayingtheir germination・
TheごCS山ts wく汀e S11mmaIiz占d as払1lows：l■ Thc2−4−Dichlophenoxyaceti9aCidwasioundtobe morecheaperandeffective than
thec｛Naphth云1eneaceticacidastheinhibitinggrowthsubstance苧・
2．Theinhihitionoftherootgrowthoftherootsofchestnut肋itswithhormon−treatCd
＄aWdusts wasobserved andfoundtokeepratherlonguntilnextapiil・
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