【先週レビュー】 既存レポートで≪引き続き米中問 題が最大の焦点。6月G20に向けた トランプ大統領や習近平主席の発言 に注意。ヘッドラインに左右される展 開が続きそう。 トランプ大統領は対中強硬姿勢で 支持率が上がっている一方、中国では6月4日には天安門事件30周年が控え、 双方、強気姿勢を崩せない時間帯。 米経済指標の下振れで利下げ観測が強まっており、ドル円の戻りは売られやす い。ドル指数は依然として年初来高値県にあるものの、国債市場で長期金利が短 期金利を下回る逆転現象が頻発する中でドル安が進行すれば、円は上昇が加速す る。28日発表の5月米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、31日 とみられる5月中国購買担当者景気指数(PMI)などを受けた株価の反応に注 意。欧州議会選は反欧州連合(EU)派がどこまで議席を伸ばすかがポイント。 ≫としたが、先週は、リスク回避の高まりから円高ドル安進行。ドル円は109 円台後半まで戻す場面があったが、週末には108円台へと下落。各国主要株式 市場は下落、米債など主要国の国債利回りは低下。 週前半は欧州議会選におけるポピュリズム勢力の台頭で、既存勢力が過半数割 れとなったことが懸念された。イタリアでは財政問題を巡り、再び伊副首相とE Uとの緊張が高まった事で、連立政権解消の可能性も浮上。 米中貿易協議は再開のメドは立たず、米中対立が長期化するとの警戒感が広が っている。5月27日の日米首脳会談での会見で、トランプ米大統領は「中国と 合意する準備はまだない」「中国製品に対する関税を大幅に引き上げることは非 常に簡単」などと述べた。28日には中国共産党系の新聞である環球時報の編集 長が「米国へのレアアースの輸出制限を真剣に検討している」とツイッターに投 稿するなど、米中対立の激化が懸念されている。 日本時間の31日にトランプ米大統領は、メキシコからの不法移民流入をメキ シコが止めるまで、メキシコからの全輸入品に対して5%の関税を課すと発表。 米GDP改定値は小幅に下方修正され、中国PMIは悪化するなど経済ファンダ メンタルズにも弱さがみられた。
ドル・円(2)
【週末のNY市場】 週末のドル円は、4営業日ぶりに反 落。一時は108円28銭と1月中旬 以来4ヶ月半ぶりの円高水準を付け た。米政府が30日、メキシコに追加 関税を課すと発表。貿易摩擦の激化が 警戒され、米連邦準備理事会(FRB)が年内に複数回の利下げに動くとの予想を 発表する米金融機関が相次いだ。米長期金利の指標である10年物国債利回りが 2.12%と1年8ヶ月ぶりの低水準をつけ、日米金利差の縮小を見込んだ円買 いが入った。CMEがFF金利先物取引から算出しているFEDウォッチでは、 年内据え置きの確率が10%まで低下している。逆に2回以上の利下げの確率を 58%まで高めている状況。 トランプ大統領は、メキシコが米国への不法移民流入を止めるまでは、同国に 対する関税を最高25%まで引き上げていく方針を打ち出した。 NAFTAに代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を脅かす行為 でもあり、米中合意の可能性にも影響するとの声も出ている。米中対立の長期化 に備えて企業はサプライチェーンを中国からメキシコにシフトするのではとの 期待感もあっただけにネガティブ・サプライズとなった。 この日発表の中国の企業景況感指標が弱い内容となったことや、中国政府がレ アアース輸出規制導入を示唆していることも嫌気された。 CFTC建玉明細(5/21 現在)によると大口投機玉は、55,777枚の売り 越し。前週(55,192枚の売り越し)から拡大。 週末のNY株式市場は、大幅に反落。トランプ米政権がメキシコからの全輸入 品に追加関税を課すと発表。貿易摩擦激化への警戒感が高まり、幅広い銘柄が売 られた。長期金利が短期金利を下回る「逆イールド」(景気後退の予兆とされる) が一段と進んだ。 NYダウ:24,815ドル04セント(前日比-354ドル84セント)。 ナスダック:7,453.148ポイント(前日比-114.568ポイント)【今週見通し・戦略】 先週末に進んだ世界 的なリスク回避の地合 いを受けた円買いドル 売り圧力の流れが継続 見通し。V=107. 31円、N=107.26円などが下 値目標としてカウント可能。週足で三 角保合いを下放れると、E=105. 58円も見えてくる。 天安門事件30周年(6/4)を通過し た後、米中貿易摩擦の激化懸念が広が る中、6月28―29日に大阪で開催 される20ヶ国・地域(G20)首脳 会議の際に予定される米中首脳会談に 対する期待値が、上がるのか下がるの かに注目したい。 米国では、利下げ観測が高まりを見 せ、日米金利差縮小が材料視されやす く、欧州では英ポンドやユーロの弱さ が続くと見られ、消去法的に円が買わ れやすい地合い。 米財務省は28日に公表した為替報告書で、実質実効ベースの円相場について 「歴史的な安値圏」との認識を改めて示した。日米通商交渉でも「円安問題」を 米国側が交渉ツールとして使う可能性。参院選挙後(W選挙?)8月がトランプ 大統領が言及した合意目標(日米貿易協議)。 4日に米製造業受注、5日に米ISM非製造業景況指数、6日に欧州中央銀行 (ECB)の理事会とドラギ総裁の会見、7日には米雇用統計が発表される予定。 3日に米5月ISM製造業景況指数、米5月ADP雇用統計、米地区連銀経済 報告(ベージュブック)、6日に米4月貿易収支、米新規失業保険申請件数。
東京金(5/31 帳入値:4,518 円)(1)
【先週レビュー】 既存レポートで≪中国国際経済交流 センターの張燕生首席研究員は、交渉 行き詰まりは米国が中国に貿易収支と 構造改革、法改正の面で直ちに大改革 を要求したためだと指摘。また「これ ら3つの点で、短期間に実現できるこ とはない」とし、米国が求める執行シ ステムは中国自身の能力を超えており、要求された法改正は「技術的ハードルが 高過ぎた」とした。~中略)。23日発表の欧米の経済指標が弱い内容となり、 CMEフェドウォッチによると、米利下げ観測が高まっている。押し目買い戦略 継続≫としたが、先週のNY金(8月限)は、ドル高に上値を抑えられる場面も 見られたが、米中の対立が長期化するとの見方を背景とした株安・米長期金利低 下を受けて押し目を買われた。 トランプ大統領が華為技術(ファーウェイ)について、中国との通商合意の一 環で問題が解決される可能性があると述べ、米中の対立に対する懸念が後退する も、中国共産党系メディア、環球時報の胡錫進編集長は、中国がレアアース(希 土類)の対米輸出規制を「真剣に検討」していると明らかにすると、米中の対立 が長期化するとの見方が浮上。米地質調査所(USGS)の調べによると、中国 には世界の埋蔵レアアースの3割程度があり、2017年時点で中国産が産出量 の8割を占める。習近平国家主席が前週、レアアース工場を視察しており、貿易 問題で対立する米国に対抗するカードに使うとの観測が広がった。 リスク回避の動きを受けて株安に振れ、米10年債利回りは2.21%と20 17年9月以来の低水準となった。 英国のメイ首相は6月7日に保守党党首を辞任すると表明。メイ氏の有力な後 任候補と目されているボリス・ジョンソン前外相はいち早く、英国は条件などで 合意がないままEUから離脱する用意を整えておく必要があるとの考えを表明。 欧州議会選挙では、英国でブレグジット党が最多議席を獲得。「合意なき離脱」 が懸念された。欧州全体では、EUの強化を訴える勢力が3分の2の議席を堅持 したが、現在大連立を組む二大会派は過半数割れとなった一方、反EUの極右お よびナショナリズム勢力が議席を大きく伸ばした。【週末のNY市場】 週末のNY金(8月限)は、続伸。高 寄り後、米大統領のメキシコに対する関 税発表や中国の製造業購買担当者指数 (PMI)悪化などを受けて堅調となっ た。米個人消費支出(PCE)価格指数 が15カ月ぶりの大幅な伸びとなり、ド ル安が一服する場面も見られたが、金の 押し目は買われた。 CFTC建玉明細(5/28 現在)によると大口投機玉は、86,688枚の買い 越し。前週(88,805枚の買い越し)から縮小。 【今週見通し・戦略】 NY金(8月限)は、株価下落に対す る「安全資産の顔」、ドル下落に対する 「通貨の顔」が再評価されてきた。 200日移動平均線の下値支持感が 確認され、1300ドル水準を固めてく ると、テクニカル面からも強気感増す。 押し目買い戦略は継続したい。 天安門事件30周年を通過後、米中双 方の歩み寄りが出るのか否かに注目。首 脳会談が開催される方向となれば、金は 一旦押し目を付ける可能性はあるもの の、下値は限定的だろう。米中貿易戦争 は、関税面で一服しても、覇権争いは長 期化する見通し。 反対に米株価がさらなる下落を見せ るなら、トランプ大統領の支持率の変化にも注意したい。大統領選挙に向けて、 「中東の地政学リスク」が高まり、原油価格が切り返してくると、金の下値支持 要因となるだろう。
東京白金(5/31 帳入値:2,781 円)
【前週レビュー】 先週レポートで≪NY白金の800ドル 以下は底値圏。株価のスパイラル的な下落が ない限り、逆張り下限では買い・噴き値利食 い戦術で≫としたが、先週のNY白金(7月 限)は、米中の対立が長期化するとの見方な どを受けて売り優勢となった。中国共産党系 メディア、環球時報の胡錫進編集長は、中国がレアアース(希土類)の対米輸出 規制を「真剣に検討」していると報じられた事が嫌気された。米地質調査所(U SGS)の調べによると、中国には世界の埋蔵レアアースの3割程度があり、2 017年時点で中国産が産出量の8割を占める。習近平国家主席が前週、レアア ース工場を視察しており、貿易問題で対立する米国に対抗するカードに使うとの 観測が広がった。またトランプ米大統領はメキシコが米国への不法移民流入を止 めるまで米国はメキシコからの輸入品に関税を課すと表明。6月10日に5%の 関税を課し、問題が解決しなければ10月1日に最高25%まで引き上げるとし た。 【GFMS「プラチナ&パラジウム・サーベイ2019」】 GFMSは「プラチナ&パラジウム・サーベイ2019」を発表。今年のプラ チナの現物需給は7.4トンの供給過剰と2018年の4.9トンから拡大予想。 供給面では鉱山生産が小幅に減少するが、二次供給の増加に相殺されると予想。 週末のNY白金(7月限)は小幅続伸。米大統領のメキシコに対する関税発表 などを受けて軟調となったが、金堅調で下値は限られた。 CFTC建玉明細(5/28 現在)によると大口投機玉は、7,891枚の買い越 し。前週(15,490枚の買い越し)から縮小。 【今週見通し・戦略】 安値売込みは避けたい値位置であるものの、株価がスパイラル的に下落し始め ると、値頃感無用の下げ相場となる可能性。新規の買いは、チャート上の底打ち を確認してから。【先週レビュー】 先週レポートで≪先週は、海外原油 安+上海安にも関わらず、東京の期近 中心が高いのは、在庫の多くが一部筋 に偏在する上、その現物が動かないた め、新たにタイ産地から現物を持ち込 もうと思っても、入庫するスペースが 少ない為、TOCOM倉庫の特殊要因 を利用したスクイーズ的なモノと言えるかもしれない。 目先のポイントは27日(月)の当限納会。いずれ積み上がった在庫は、中国や 実需筋に売却されるか、東京市場で渡されることとなるが、市場で渡されるよう なら値崩れの可能性も≫としたが、先週の東京RSS先限は、4月から産地で輸 出削減が実施されているうえ、エルニーニョ現象の影響から、生産が減少すると みられることなどから、上海ゴムも上昇基調を維持し、続伸となった。 東京ゴム市場の当先の逆鞘幅は拡大傾向を維持。産地対比の価格は期近3本で 既に上鞘水準と考えられるが、現物・倉庫スペースの確保が思うように進んでい ないとみられ、新規の入着は限られている。 【全国生ゴム営業倉庫在庫】 全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、5月10日現在15,464トン(前 旬比293トン減)。 5月上旬の入出庫は入庫401トン、出庫694トン。 【今週見通し・戦略】 東京期近2本には、タイ現物と比較して6~7円の上ザヤとなっており、価格 上昇のリード役だった期近の上値は抑えられやすい。円高進行もあり、期先も上 値は抑えられるだろう。 また、タイの輸出削減は9月28日までである為、9月限以降の上値を重くす るだろう。 米中貿易摩擦は激化の中、世界的に株価が崩れており、これが落ち着きを見せ ないと、ゴム市場もこれまでのような独歩高とはなり難いか?
東京米国産大豆(5/31 帳入値:49,000 円)
【先週レビュー】 先週レポ-トで≪作付シフト観測が 上値を抑えているが、コーンに続いて、 大豆の作付け・進捗も遅れるか否かが 焦点≫としたが、先週のシカゴ大豆(7 月限)は、作付けが大幅に遅れている 事が材料視された。米農務省(USD A)作柄報告によると、5月26日時 点の作付進捗率は29%で前年の7 4%、平年の66%に大きく遅れているほか、発芽率も11%と前年の44%、 平年の35%を大幅に下回っている。東京大豆は全限月、値動きがないまま5月 の取引を終了。6月は14日が19年6月限の納会日。 週末のシカゴ大豆(7限)は、大幅反落。トランプ大統領によるメキシコへの 制裁関税の発表をきっかけに世界経済減速懸念が強まったことで売り優勢とな った。CFTC建玉明細(5/28 現在)によると大口投機玉は、76,983枚の 売り越し。前週(99,941枚の売り越し)から縮小。 【週間純輸出制約高(5月23日までの一週間)】 47万7800トン(事前予想レンジ:30万~80万トン) 【週間作物進度報告(5月26日までの週)】 作付け:29%(前週19%、前年74%、平年66%) 発芽 :11%(前週 5%、前年44%、平年35%) 【今週の見通し・戦略】 コーンと異なり、大豆の場合、6月が作付最盛期となるため、作付の猶予期間 を残しており、今後の天候次第では高イールド実現の可能性は残っている。また、 コーンの作付が致命的に遅れているため、コーンから大豆へ作付がシフトする可 能性もある。更に、米中貿易摩擦激化に対する懸念が強まる中、米国の大豆輸出 の回復見通しが立たないことも需要面での弱材料となっている。【先週レビュー】 先週レポートで≪CFTC建玉明細で 大口投機玉は買い越しとなった。売り方の 踏み上げ相場。ここからは、生育遅れがど の程度となるのかが焦点≫としたが、先週 のシカゴコーン(7月限)は、大幅高とな った。米国産コーンの作付けの遅れが解消 できず、天候相場期入り後の高値更新が続 いた。ほとんどの限月が一代高値を更新する動きとなった。作付け進捗率は異例 の遅さで、作付けが終わっていない農地は、このまま作付け放棄、他の農産物へ 転作され、今年の作付け面積は3月末に発表された作付け意向面積9279万2 000エーカーより大幅に下方修正される可能性。 週末のシカゴコーン(7月限)は、大幅反落。深刻な作付遅延を手掛かりにし た買いが見られ、取引序盤には437.50セントに達する動きも見られたうえ、 強気な純輸出成約高報告も買いを支援する要因になったが、トランプ大統領によ るメキシコへの制裁関税の発表を受けて世界経済減速懸念が強まるなかリスク 回避の動きが見られたこと、天候回復が弱材料視され、週末を迎えたことでポジ ション修正も進んだ。CFTC建玉明細(5/28 現在)によると大口投機玉は、 109,994枚の買い越し。前週(3,245枚の買い越し)から増加。 【週間純輸出制約高(5月23日までの一週間)】 98万3300トン(事前予想レンジ:45万トン~80万トン) 【コーン週間作物進度報告(5月26日までの週)】 作付け:58%(前週49%、前年90%、平年90%) 発芽 :32%(前週19%、前年69%、平年69%) 【今週の見通し・戦略】 週末は調整が入ったものの、独立記念日前後の受粉期にホット&ドライ懸念が 残ってい間は、押し目は買われやすい。
東京原油/ガソリン/灯油(1)
【先週レビュー】 既存レポートでは≪米国では、メモリ アル・デーからレーバー・デーまでがド ライブシーズンとなる。ガソリン需要が 増加し、原油価格を下支えする時間帯。 NYは60-65ドルレンジを下放れ、 チャート形状が悪化しているが、55ド ル水準以下になるようなら、6月のOP EC総会では、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの協調減産が継 続すると思われる。ただし、ホルムズ海峡が封鎖されるような事態がなければ、 下値を支えても、噴き上げ要因とはなり難い。季節傾向からは5~6月も原油市 場は買い方有利の時間帯ではあるものの、4月程は騰勢が強くない。 目先は、米中貿易協議の行方。6月G20までに米中首脳会談の道筋が見えて こないと、株価下落に伴う需要減少観測が下げ要因となるかもしれない。ただし、 米大統領選挙前に、株価が大きく崩れるようなら、中東の地政学リスクを高める 政策をトランプ大統領が採る可能性には注意したい≫としたが、先週のNY原油 (7月限)は、大幅続落。トランプ米大統領がメキシコからの輸入品全体に関税 を課すことを発表したことで、2018年12月安値~4月23日高値までの上 げ幅の61.8%押し(52.70ドル)が意識される展開となっている。 強弱材料綱引き状態が続いていたが、米中貿易摩擦の激化で、中東の地政学的 リスクの増大やイラン制裁、石油輸出国機構(OPEC)の減産厳守による供給 懸念などの強気材料が、一旦、影を潜めた格好となっている。 一方、米イラン関係のニュースでは、米国の中東地域への追加派兵は1500 人と、事前の報道より少ないものとなった。 また、ポンペオ米国務長官は30日、アラブ首長国連邦(UAE)沖合での石 油タンカー攻撃をイランの仕業と指摘、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障 担当)は、イラン関与の証拠を来週国連に報告すると表明。【週末のNY市場】 週末のNY原油(8月限)は、大幅 続落。トランプ米大統領はメキシコが 米国への不法移民流入を止めるまで 米国はメキシコからの輸入品に関税 を課すと表明。6月10日に5%の関 税を課し、問題が解決しなければ10 月1日に最高25%まで引き上げる とした。貿易摩擦の激化が世界経済を押し下げ、原油需要が減るとの見方から売 りが膨らんだ。米株相場が大きく下げたことも一因。5月の中国の製造業購買担 当者指数(PMI)は49.4、事前予想49.9を下回った。 米国はメキシコから原油を輸入しており、メキシコ産原油に対する追加関税で 米国での原油価格が上昇すれば需要を下押ししたり、流通の混乱を招くとの見方 も材料視された。 米エネルギー情報局(EIA)月報によると、3月の国内原油生産は前月比 24万1000バレル(2.1%)増の日量1190万5000バレルと、過去 最高水準に迫リ、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に公表した米国で の石油掘削リグ稼働数は、前週比で 4 週ぶりに増えた。供給増で需給が緩むとの 見方売りが加速した。 CFTC建玉明細(5/28 現在)によると、大口投機玉は原油が、438,93 8枚の買い越し。前週(478,398枚の買い越し)から縮小。ガソリンが7 9064枚の買い越し。前週(86,970枚の買い越し)から縮小。ヒーティ ングオイルが20387枚の売り越し。前週(12,083枚の売り越し)から 縮拡大。 【米国内石油掘削リグ稼働数(米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ)】 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが31日公表した統計によると、同日 までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比3基増の800基。4週ぶり に増加したが、月ベースでは6カ月連続で減少した。前年同週の稼働数は861 基。
東京原油/ガソリン/灯油(3)
【EIA米週間在庫(エネルギー情報局)】 前週比 原油 4億7678万バレル 474万バレル増加 クッシング 4907万バレル 126万6000バレル増加 ガソリン 2億2874万バレル 371万6000バレル増加 留出油 1億2642万バレル 76万8000バレル増加 原油生産量 1220万バレル 10万バレル減少 【製油所稼働率】 石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は、31日 現在、石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は5基。 停止率は20.3%。 停止率は東日本で22.1%、西日本で17.2%。【東京ドバイ原油】(5/17 帳入値:45,000 円) 先週レポートで≪引き続き、海外原油市 場は強弱材料綱引きの状態で、逆張りが継 続見通し。米中貿易協議も、6月G20ま でまだ日があることから、すぐには結果が 見えない時間帯。NY原油が60-65ド ルのレンジ内の間は逆張り。レンジ放れた 場合は、短期的に追随する戦術で≫とした が、先週の東京ドバイ原油は、NY原油が200日移動平均線で上値を抑えられ 反落した事に追随した。一目均衡表の雲が上値抵抗に変化して、心理的節目40, 000円を試す流れ。 【NY原油見通し】 NYは60-65ドルレンジに続いて、5 5-60ドルレンジも下放れ、チャート形 状が悪化しているが、55ドル水準以下で は、6月のOPEC総会で石油輸出国機構 (OPEC)加盟国とロシアなどの協調減 産が継続となる可能性。安値売込みは避け たい。 また、株価が世界的にスパイラル的に続 落し、トランプ大統領の支持率も落ちてい くようなら、大統領選挙に向けて、国内の 不満を対外案件に刷り返るため、中東の地 政学リスク(対イランへの強硬策)が高ま る可能性も残る。季節的には、夏高パター ンが確認される。 目先は、米中貿易協議の行方が焦点。6 月G20までに米中首脳会談の道筋が見えてこないと、株価下落に伴う需要減少 観測が下げ要因となるかもしれない。一方、天安門事件30周年を通過後、双方 の妥協があれば株価の自律反発と共に、原油もリバウンドの可能性。
東京原油/ガソリン/灯油(5)
【バージガソリン】(5/31 帳入値:55,920 円) 石油連盟週報(19~25日)による と、ガソリンの週末在庫は、前週比0. 6%増の157万9450キロリット ル。週間原油処理量は、9.5%減の 282万7139キロリットル。 出荷量は、ガソリンが5.6%増の 85万3019キロリットル。 先週レポートで≪雲の下限を割り込み、三役逆転。円高もあり、チャート形状 は悪化している。短期的には下値試しが予想される。N=52,360円、V= 52,170円。季節は夏季のドライブシーズンに入るが、新甫12月限は不需 要期限月≫としたが、先週は、海外原油がレンジ下放れから下げ加速となった事 に追随安となった。 先限つなぎ足は、50,620円(5/31 安値)まで下値を切り下げた。心理的 節目50,000円を維持できないと、2018年12月安値が意識されそうだ が、短期的な売られ過ぎ感に対する自律反発的な戻りにも注意したい。 【バージ灯油】(5/31 帳入値:62,080 円) 石油連盟週報(19~25日)による と、灯油の週末在庫は、前週比2.3% 増の133万1455キロリットル。 出荷量は、灯油は11.1%増の11 万0383キロリットル。 先週レポートで≪V=58,360 円、N=58,320円などが下値目標。 季節は夏季に向かうが、新甫12月限は需要期限月≫としたが、先週は、海外 原油安に追随安。雲の下限が上値抵抗に変化し、戻りは売られて、先限つなぎ足 は、57,950円(5/31 安値)まで下値を切り下げた。心理的節目55000 円が下値支持。先限は需要期限月に掛かる限月の為、先限つなぎ足は、ガソリン と比較すると、強気になりやすい。■チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R) によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
東京白金 2,781 -53 (-1.9%) 3,166 45,681 3,279 2,762 東京パラジウム 4,698.0 +170.0 (+3.8%) 577 1,270 5,376.0 3,035.0 海外商品市場 前週末終値 NY金($/onz) 1,311.1 +27.5 (+2.1%) NY白金($/onz) 794.2 -8.7 (-1.1%) NY銀(¢/onz) 14.570 +.0 (+0.1%) LMEアルミ(3ヶ月、$/t) 1,794.5 -5.5 (-0.3%) CRB指数 175.36 -3.27 (-1.8%) 為替・株式市場 前週末終値 ドル円 108.77 -0.75 (-0.7%) ユーロドル 1.1141 -0.005 (-0.4%) 日経平均株価 20,601.19 -516.03 (-2.4%) NYダウ 24,815.04 -770.65 (-3.0%) S&P 500 2,752.06 -74.00 (-2.6%) NADAQ 7,453.15 -183.86 (-2.4%) DAX 7,453.15 -4,273.69 (-36.4%) ハンセン指数 26,901.09 -452.84 (-1.7%) 上海総合株価指数 2,898.70 +45.70 (+1.6%) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 4000 4100 4200 4300 4400 4500 4600 4700 4800 4900 2019/2/1 2019/3/18 2019/5/8 東京金先限(日足終値) 5MA 25MA 105 106 107 108 109 2018/12/21 2019/2/12 2019/3/27 2019/5/16 1150 1200 1250 1300 1350 1400 2019/2/13 2019/3/27 2019/5/9 NY金期近(日足終値) 5MA 25MA
海外商品市場 前週末終値 NY原油(ドル/バレル) 53.50 -5.13 (-8.7%) NYRBOB(ドル/ガロン) 1.7714 -0.1418 (-7.4%) NYヒーティングオイル(¢/ガロン) 1.8404 -0.1316 (-6.7%) IPEブレント(ドル/バレル) 1.84 -62.65 (-97.1%) CRB指数 175.36 -3.27 (-1.8%) 原油・石油関連統計 最新週 国内ガソリン在庫 1,788,247 +68,403 (+4.0%) 国内灯油在庫 2,805,233 +91,699 (+3.4%) 国内軽油在庫 1,482,552 +27,417 (+1.9%) 国内レギュラー価格(円/l) 150.00 -0.10 (-0.1%) 米国原油在庫 476,493 -282 (-0.1%) 米国ガソリン在庫 230,944 +2,204 (+1.0%) 米国ディスティレート在庫 124,800 -1,615 (-1.3%) 米製油所稼働率(%) 93.50 +0.50 (--) *在庫の単位は国内が(Kl)、米国が(1000B/D) 参照:石油連盟、石油情報センター、EIA(米エネルギー情報局) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 40000 45000 50000 55000 60000 65000 70000 2019/2/1 2019/3/18 2019/5/8 東京灯油先限(日足終値) 5MA 25MA 40000 45000 50000 55000 60000 65000 2019/2/1 2019/3/18 2019/5/8 東京ガソリン先限(日足終値) 5MA 25MA 30 35 40 2019/1/2 2019/2/19 2019/4/4 2019/5/17
東京コメ 13,510 +70 (+0.5%) 0 0 13,540 13,000 東京小豆 20,240 +2,040 (+11.2%) 78 768 20,240 0 海外商品市場 前週末終値 シカゴコーン(¢/Bu) 427.00 +22.75 (+5.6%) シカゴ大豆(¢/Bu) 877.75 +48.00 (+5.8%) シカゴ小麦(¢/Bu) 503.00 +13.50 (+2.8%) NYコーヒー(¢/ポンド) 104.60 +11.30 (+12.1%) NY砂糖(¢/ポンド) 104.60 +92.50 (+764.5%) CRB指数 175.36 -3.27 (-1.8%) 穀物関連統計 最新週 週間輸出成約高(コーン) 906.8 +464.8 (5/16) 週間輸出成約高(大豆) 455.7 -80.2 (5/16) 週間輸出検証高(コーン) 1,098,948.0 +258,474.0 (5/23) 週間輸出検証高(大豆) 532,881.0 +34,759.0 (5/23) 作柄(コーン、良以上) 0.0 ±0 (5/5) 作柄(大豆、良以上) 0.0 ±0 (4/7) *輸出統計の単位は(1000Bu)、作柄は全体に占める割合(%) 参照:USDA(米農務省) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 前週比/データ日付 週間変動幅(率) 45500 46000 46500 47000 47500 48000 48500 49000 49500 50000 50500 2019/2/1 2019/3/18 2019/5/8 東京一般大豆先限(日足終値) 5MA 25MA 21000 21500 22000 22500 23000 23500 24000 24500 25000 25500 26000 2019/2/1 2019/3/18 2019/5/8 東京コーン先限(日足終値) 5MA 25MA 0 5000 10000 2018/12/21 2019/2/12 2019/3/27 2019/5/16
仕組み、リスク等を十分にご理解、ご確認のうえ、ご検討下さいますようお願い致します。 ○当社の取引証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なります ので現時点では明示できませんが、通常取引では概ね20 倍~280 倍程度、損失限定取引で は概ね1~10 倍程度となります。また、お客様が最初に預託する取引証拠金の額は、各商 品により異なり、通常取引の最高額は1枚当たり 337,500 円、損失限定取引の最高額は1 枚当たり4,518,000 円です。ただし、通常取引は、その後の相場の変動によっては追加の証 拠金が必要になる場合がありますのでご注意ください。追加に必要となる証拠金の額は、 商品や相場の変動によって異なります。 ○建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道 1 枚あたりの取 引手数料(税込)は以下の通りです。 対面取引(通常取引) 1,188 円~11,664 円 対面取引(損失限定取引) 1,965 円~16,329 円 コールセンター取引 864 円~2,160 円 オンライン取引 195 円~390 円 (上記の証拠金及び手数料は2019 年 5 月 31 日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本社および日本商品先物取引協会(ホームページ)で閲覧でき ます。 お客様相談窓口 ・日産証券株式会社 CX営業管理部 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター URL:https://www.nisshokyo.or.jp/ 日産証券株式会社(〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-38-11) 関東財務局長(金商)第131 号 金融商品取引業者 商品先物取引業者 加入協会 日本証券業協会・日本商品先物取引協会・一般社団法人金融先物取引業協会