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Qu'est-ce qu'un intellectuel ? : litterature et contestation dans la France des Lumieres

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Academic year: 2021

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KONAN UNIVERSITY

Qu'est‑ce qu'un intellectuel ? : litterature et contestation dans la France des Lumieres

著者(英) Didier Chiche

journal or

publication title

Language and Culture : The Journal of the Institute for Language and Culture

volume 13

page range 101‑115

year 2009‑03‑15

URL http://doi.org/10.14990/00000483

(2)

『知識人とは何か?』 115

「知識人」とは何か?

フランス啓蒙主義時代の文学と体制批判

 フランスにおける知識人とは何か?「知識人」という言葉が使われるようになったきっか けはドレフュス事件である。知識人は常に 反対 する。同時代の社会通念に反対し、常識 といわれることに異議を唱える。(常識は先入観にすぎないというわけである。) 知識人は、

理性と正義という理想の名において、確実だと思われていることに疑問を呈する。知識人は、

自らとは関係のないことにもかかわっていく。例えば、作家であっても政治にかかわってい くのだ。人間である以上、人間に関する全てのことにかかわる権利があると考えるからであ る。実際、ドレフュス事件以前にも知識人は存在していた。その起源は18世紀に遡ると言え よう。17世紀には、いわゆるデカルト主義の下に合理的思想が発展するが、社会の営みの基 本となる価値観を見直そうという動きはなかった。17世紀は、世界をあるがままに受け入れ る悲観的な保守主義の時代であった。つまり、世界を変えようなどと考えるのは徒労であり、

世界の在りようがいかに不完全であろうが、それが神の思し召しなのだと、考えられていた のだ。17世紀の作家たちが著したのは同時代の常套句であった。

 一方、18世紀になると「理性」が支配的になってくる。そして、宗教や君主制という従来 のタブーにも挑むようになり、社会の改革への期待が生まれた。啓蒙主義の哲学者たちは、

非常に重要な文学的役割を担い、彼らと共に文学の新しいジャンルが生まれた。そして、哲 学者たちの啓蒙思想は時代を追うごとに急進的になっていくが、その究極の例がルソーであ る。彼は啓蒙思想そのものまでも見直そうとしたのだ。そうなってくると、ある種の悲観論 が復活し不安が生まれる。不安とは、それ自体が既に現代的要素である。このように、18 紀の思想家たちは、現代の知識人の素質を全て持っていたと言えよう。彼らは、政党とも言 えるほどの活発なグループを成していた。しかし、次第に派閥闘争が進み、最終的には自分 たち自身にも批判の矛先を向けていった。これによって批判的思考の動きは完結し、「知識人」

の役目を完遂したといえよう。

参照

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