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一総合的な学習 における自己評価を通 して一

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(1)

秋 田大学 教育文化学部教育 実践研 究紀要 第

23

2001

学習の整理に用いるメディアが内発的動機づけに及ぼす影響について

I

一総合的な学習 における自己評価を通 して一

佐々木典彰*

秋 田大学大学院 森 和彦 **

秋田大学教育文化学部

この論文 においては,内発的動機づけに有効 な,学習 メデ ィアのイメージと特徴 につい て議論が行われた.総合的な学習 とい う場面設定の実験で,大学生 は壁新聞, ミニ報告会, イ ンターネ ッ ト上でのホームページとい う

3

つの学習 メデ ィアを用 いて資料 の整理を行 っ

た .

そ して, それぞれの作業後 に,生徒 による自己評価が行われた. 自己評価 は自由記述形 式であ り,その内容を

3

段階の基準で分類 して得点 を与え, メデ ィア間で比較 した.

その結果,壁新聞条件では学生 は気軽 に作成で きるが,表面的な学習 に陥 りやすい こと がわか った.一方, ミニ報告会 は実行 に抵抗感があるが,高 い学習効果が得 られ ることも わか った. さらに, ホームページの作成 においては, その特性や有用性を生徒 に十分理解 させ ることが重要であることがわか った.論文 の最後では,学校で使用す る場合 の注意点 につ いて も考察 した.

キー ワー ド:総合的な学習,内発的動機づ け, 自己評価, メデ ィア

1.

は じめに

11.

背景

学習指導要領が改訂 され,小学校

3

年生か ら中学 校

3

年生 まで は

2002

年度 よ り,高等学校では

2003

年 度 よ り

,

「 総合的な学習の時間」 が ス ター トす る こ

とにな った.

その新設 の趣 旨については,① 「 生 きる力」 の育 成 と,②各学校 の特色 ある教育活動 の展開 としてお り,ね らいについては,児童生徒 の主体性 と協調制 の育成 としている.すなわち,総合的な学習を成功 させ るためには,内発的動機づ けがポイ ン トの一つ になると考 え られ る.

2001

1

23

日受理

千TheEf f e c t sofThr e eLe ar ni ngMe di aonl nt r i ns i c Mot l Vat l OnWl t hSe l f ‑ Ev al uat i onl nPe r f or manc e Pac kagedLe ar nl ng

辛Nor i akiSAS AKI , Gr aduat eSc hool , Aki t aUnl V e r ‑ s l t y,Aki t a

*

Kaz uhi koMo RI ,Fac ul t yofEduc at i onandHu‑

manSt udi e s,Aki t aUnl V e r S l t y,Akl t a

しか し,総合的な学習のカ リキュラム上での具体 的な目標や方法等 について は,文部科学省 は一切ふ れてお らず,各学校 に任せ るということである.す なわち,採 り上 げるテーマや時間の割 り当ては各学 校が設定す ることとしてお り,そ こには,各学校 の 特色 を出す とい う理 由がある. このよ うな総合的な 学習 に対す る具体的な見解 としては,問題解決的学 習や体験的 ・実践的学習 ( 児島

,1998;

他)があげ られている.つま り,課題 の設定か ら始 まり,情報 の収集,情報 の選択,情報 の整理,発表 という生徒 主体の活動が提唱 されている.

12.

問題提起

そ こで,本論で は総合的な学 習 の活動 のなかで,

情報 の整理 の場面 に注 目 して検討す る.学習の整理

が うま くで きるとい うことは,その内容をよ く理解

していることを表す ( 綿井 ・岸

,1993

;他). しか

し,学習の整理 には多様 な方法がある.中野

(1999)

は,問題解決学習 において, マルチメデ ィア活用群

とペーパーメデ ィア活用群, およびメデ ィア ミック

(2)

ス群 を設定 し,学習者 の情報活用能力が発達 的 にど のよ うに違 って くるのか について検討 している. そ の結果, メデ ィアの主効果がみ られ,授業実践 にお けるメデ ィア選択 を柔軟 に して いかなければな らな い ことを示 した.すなわち,様 々なメデ ィアの特性 はそれに対応す る各種 の内発 的動機づ け要因 に影響 を与 え る.言 い換えれば,そのメディアの特性によっ て,積極的 に整理 しよ うとす る主体 的活動が左右 さ れ ると解釈 され る.用 いたメデ ィアの特性 が内発的 動機づ けに影響 を及 ぼすのであれば, その特性 を活 かす よ うな指導 が必要 にな ることは言 うまで もない.

すなわち, 内発 的動機づ けにプラスの影響 を及 ぼす 特性 を引 き出 し, マイナスの影響 を及 ぼす特性 の問 題点 を解決 してい くよ うな指導が必要 とな る. その 結果,学習の整理 が積極的 に行 われ るとともに内容 の理解 も促進 され,主体的な活動 に結 びつ くので は ないか と考 えた. そ こで,本研究で は学習 の整理 の 場面 において用 いるメデ ィアの どのよ うな特徴 や使 用者 のイメー ジが, 内発的動機づ けに影響 を及 ぼす のか について検討す ることと した.

2.

実験

21.

日的

本実験 の設定 は,大学生 による総合的な学習 の疑 似体験 と した.学習 の整理 において,壁新聞, ミニ 報告会, ホームページの

3

つのメデ ィアを用 いる場 面 を設定 し,各 メデ ィアの持 っ特徴 や問題点 の洗 い 出 しを 目的 と した.

22.

方法

221.

実験手続 き

大学生 および大学卒業生 の 1 8 人 ( 男 女

9

人 ず つ) を被験者 と し

, 3

つのメデ ィア条件 を被験者内要 因 とす るデザイ ンであ った.

また,順序効果 を相殺す るために, カウ ンターバ ランスを行 い , 6 種類 の順序条件 に 3 人ずつ割 り当 てた.各 メデ ィア条件 の作業 が終 わ り次第, 自己評 価用紙 を配布 し,被験者 の記入後, 回収 した.

詳 しい作業内容 につ いて は, 1 人 の被験者が計

4

(4

日間) にわたって,作業 に取 り組んだ ( 表 1) . 第

1

回 目 ( 1日目) は, 秋 田県 の観 光地 , 食 べ物, 人,産業 な ど秋 田県 に関 した ことで,好 きなテーマ で好 きなよ うにまとめ るよ う教示 し,秋 田県 に関す る様 々な文献 ・資料 を手渡 した. この作業 は,総合 的な学習 における情報収集,情報選択 の場面 を想定

表 1,各順序条件の計画

回 時間 内 容

1 9 0 分以内 下書き作成

2

9 0 分以内 メディア条件 1( 8 0 分以内)+自己評価 ( l o ヵ) 3 9 0 分以内 メディア条件

2

( 8 0 分以内)+自己評価 ( l o ヵ) 4 9 0 分以内 メディア条件 3( 8 0 分以内)+自己評価 ( l o ヵ)

※ミニ報告会条件の作業時間は,原稿作成 7 0 分以内+口頭 報告1 0 分以内 ‑8 0 分以内とする.

※ホームページ条件の作業時間は,下原稿作成十コンピュー タ入力 ‑8 0 分以内とする.

※ホームページ条件は,作業の前に予備活動 ( ホームペー ジの説明と理解)を約 1 5 分間で行う.また,下原稿の作 成が終わり次第,実際にコンピュータ入力を行 うので, 被検者によっては,下原稿の作成だけで 8 0 分経過 し,作 業が終了する場合がある.

※ 1 日につき 1 メディア条件の実施とする.

※作業中断中 ( 資料見直し, トイレなど)はストップウォッ チを一時停止する.

※後日にずれた場合は,残 り時間を作業時間に当てる.

して いる.

2

回 目以降,被験者 は割 り当て られた順 序条件 で,壁新 聞, ミニ報告会, ホームペー ジの各 メデ ィアによる伝達 が可能 にな るよ うに調べ た内容 を整理 した. この作業 は,総合 的な学習 にお ける情 報 の整理 の場面,す なわち, まとめの場面 を想定 し ている. したが って,本実験 で は紙 上 で整理 す る, 話 し言葉 と して話 しなが ら組 み立 てて整理す る,電 子 メデ ィア上 で整理 す るとい うことに主眼が置かれ ているので

, 3

条件 ともオーデ ィエ ンスとの交流 を 組 み込 んだ報告会や発表会 は仮想 的な前提条件で は あ って も,実験 の中 には設定 されて いな い。ミニ報 告会条件 の口頭発表 も実際 は報告会で はな く,話 し 言葉 による整理 の時間 と して設定 されている。

222.

自己評価用紙

自己評価用紙 の内容 につ いて は, 内発 的動機づ け を測定す るための 1 0 項 目, メデ ィアの特 徴 (メデ ィ ア要因)を測定 す るための

6

項 目, お よび各作 業 の

「 完成度」

,

「 満足度」 を問 う項 目で構成 した ( 表

2).

「内発的動機づ け項 目」 の内容 について は,内発

的動機づ けの要 因 に沿 うよ うに構成 した. その要因

は, メタ認 知 ( Mc Combs, 1 984) , 達成 感, 積極

悼,承認欲求, および,楽 しさ ( 桜井 ,1 997) と し

た.項 目

1

( 反省点 ・改善点 はあ りますか.) と項 目

2

(さ らに調 べたい ことはあ ります か.) は, メ タ

認知 と関連 させ た.項 目

3

( 壁新聞 は思 ったよ うに

で きま したか∴ 壁新聞条件 の例) と項 目

4

( 壁 新

(3)

2.

自己評価用紙の項目内容 ( 壁新聞条件用)

】 1.反省点 .改善点はありますか○

メタ弧、 2.さらに調べたいことはありますか○

内発的動機づけ項目 達成感 3.壁新聞は思 ったようにできましたか○

4.壁新聞の作成 はやりがいがありましたか○

積極性 5.苦労 してがんばったところはありますか○

6.気をつけたこと .工夫 したことはありますか○

承認欲求

7.

知人や県外の人に自慢 したいことはありますか○

8.

知人や県外の人に見てもらいたいところはありますか 楽 しさ 9. この作業で驚いたり、意外だと感 じたことはありますか

10.

この作業によって、おもしろい .楽 しいと感 じたことはありますか この作業は好 きですか○( 好 き)

作業に必要 とされる労力はどのくらいだと感 じましたか○( 労力がかかる)

メディア特徴 ( 要因)の項目

i 壁新聞は人に説明するときに役立つと思いますか○( 役に立つ)

作業の時間は足 りましたか○( 時間がかかる) 作業はどのように感 じましたか○( ス トレスを感 じる)

壁新聞は、内容を修正 したり追加 しやすいと思いますか○( 修正が難 しい) 完成度 壁新聞の完成度は何%ですか○

間 の作成 はや りが いが あ りま したか∴ 壁 新 聞条 件 の例) は,達成感 と関連 させ た.項 目

5

( 苦労 して がん ば った ところ はあ りますか.) と項 目

6

( 気 を つ けた こと ・工 夫 した ことはあ ります か.) は, 積 極性 と関連 させ た.項 目

7

( 知人 や県外 の人 に 自慢 したい ことはあ ります か.) と項 目

8

( 知 人 や県 外 の人 に見 て も らい た い と ころ はあ ります か.) は, 承認欲求 と関連 させ た.項 目

9

(この作業 で驚 いた

り,意外 だ と感 じた ことはあ ります か.) と項 目

10

(この作業 によ って, お も しろ い ・楽 しい と感 じた ことはあ ります か.) は,楽 しさ と関連 させ た.

被験者 は これ らの項 目に対 して,最初 に , 「はい」

「いいえ」 のいず れか を答 え , 「はい」 と答 えた場合 にのみ, その具体 的事例や理 由を記述す る形式で行 っ た.

メデ ィア特徴項 目につ いて は,今 回取 り組 ん だ作 業 が 「好 き」 か ど うか , 「 労 力 が か か る」 と感 じた か ど うか , 「 役 に立 っ」 と思 うか ど うか , 「時間がか か る」 と思 ったか ど うか , 「ス トレスを感 じた」 か どうか , 「修正 が難 しい」 と思 ったか ど うか の

6

項 目を用意 し,被験 者 は

5

件法 によ る評定 を行 った.

223.

内発 的動 機 づ け得点

内発 的動機 づ け項 目の得点化 につ いて は,被験者 が 「はい」 を選択 し,単 に書 いてあ るか ど うか とい う基準 だ けで はな く, その記 述 内容 か ら表

3

に示 す

基準 によ って採点 した.採点 は,実験者 と実験 目的 を知 らされ ていない大学 院生 が独立 して行 い,分析 に は両者 間 の平均値 を用 いた.空欄 と該 当外, す な わ ち質 問 の答 え にな って いな い記 述 は 0点 と した.

結果 のみの記述 や , 「時間が足 りなか った」 な ど抽 象 的 ・暖味 な記述, お よび単語 のみ, また は, それ に近 い記述 ( 例 えば,単語 +助詞 +単語などであ り, 判 断 は採点者 の主観 による) を

1

点,結果 か らさ ら

に具体 的 な提案 を して い る もの, 例 え ば , 「うま く 読 め るよ うに,漢字 の読 みで 自信 のない ところを辞 書 で調 べ るべ きだ った」 や,発見,計画性 ,将来展 望,努力,感情 を具体 的 に表現 して い る記述 に対 し て は

2

点 を割 り当てた ( 表 4). 「 発見」については,

「こうい うことを知 った」・「わか った」 とい った新 たな発見 や理解 を示 す記述 を対象 と した. 「 計画性」

につ いて は, こうしたか ったのに,それがで きなか っ

た とい った作業前 の計画 や イメー ジを持 って いた こ

とを示 す記述 を対象 と した. 「 将 来 展 望 」 につ いて

は, こうい うことを調 べてみたい,実際 に行 ってみ

たい とい った見通 しが表現 されて い る記述 を対象 と

した. 「努力」 につ いて は, こ うい う工 夫 を した,

こうい うことに気 をっ けた とい った留意点 や注意事

項 をあげて い る記述 を対象 と した. 「感 情 」 につ い

て は, こん な ことを感 じた とい った心情 の記述 を対

象 と した.

(4)

表3.内発的動機づけ項目の採点基準

得点 0 1

2

・ 空欄 ・ 結果のみ ・ 結果から具体的な提案

基準 i

1 ・ 該当しない ・ 抽象的な内容 ・ 具体的な内容

・ あいまいな内容 ・ 絞った内容

・ 単語のみ,または,・ 発見. 計画性. 将来展望.

表 4 .発見,計画性,将来展望,努九 感情に分類するた めの記述形式

カテゴリー 具体的な記述例

発見 こういうことを知った,わかった.

計画性 こうしたかつたのに,それができなかった.

将来展望 こういうことを調べてみたい,実際に行いたい.

努力 こういう工夫をした .気をつけた.

224.

メデ ィア特徴項 目と内発的動 機づけとの関係 内発的動機づ けの要因 と して,桜井

(1997)が示

す挑戦,達成感,効力感,Mc

Combs (1984)

が示 す メタ認知, および, ヤーキーズ‑ ドッ ドソンの法 則 に注 目 した. そ して, メデ ィア特徴項 目と内発 的 動機づ けとの関係 につ いて検討 した.

「 好 き」 の項 目につ いて は,好 きな ほど積極的 に 学習す ると仮定 してい る. そ して, その積極性が挑 戦 と して働 き, 内発的動機づ けは高 くな ると予測 さ れ る.

「 労力がかか る」 の項 目について は,達成感 と関 連 していると仮定 した.すなわち,労力がかか らな いと達成感 を得 に くく, 内発的動機づ けが低 くな る と予測 され る. また,過度 の労力 は内発的動機づ け にはプラスの要因 とはな りに くいだろ う.

「 役 に立つ」 の項 目につ いて は,効力感 と関連 さ せた.すなわち,役 に立っ と思 うほど,効力感が高 ま り, 同様 に内発的動機づ けに もプラス要因 と して 働 くであろ う.

「 時間がかか る」の項 目につ いて は , 「 労力がかか る」 の項 目と同様 の仮定 と予測がなされた.

「ス トレスを感 じる」の項 目については,ヤーキー ズ‑ ドッ ドソンの法則 に従 うと仮定 している.すな わち,適度 なス トレスの場合 に,内発的動機づ けは 高 い と予測 され る.

そ して 「 修正 が難 しい」 の項 目について は, メタ 認知 との関連 を仮定 した.すなわち,修正 が困難 な ほど, メタ認知が効果的 に活か されず, 内発的動機

づ けは低下す るであろ う.

23,

各作業 メデ ィアと対応するメデ ィア特 徴項 目 との関係

各 々のメデ ィアの特徴 は受講者 ( 被験者) の経験 的要因や噂好 と深 く関わ って内発的動機づ けを左右 す る.本研究 で はすべての被験者 がすべての メデ ィ ア条件下 で発表製作 を行 うことで,各 メデ ィアの相 対的な特徴 が抽 出され るもの と して設定 した.以下 に各 メデ ィアの特徴 を考慮 して予想 され る結果 につ いて述 べ る。

2

31.

壁新聞

「 好 き」 の項 目は,小 さい頃か ら小学校 な どで壁 新聞を作 っていて, その経験や親 しみ,慣 れな どが 大 き く影響 を受 けるメデ ィアとして特徴づ け られ る であろ う.同様 に 「 労力がかか る」 , 「 修正が難 しい」

の項 目 も他 のメデ ィアに比べ ると経験 が豊富 である と予測 され るので,他 のメデ ィア と同 じ物理 的労力 や作業時間がかか った と して も, その受 け取 り方 は 経験 に大 き く左右 され ると思 われ る.

2

32.

ミニ報告会

ミニ報告会 の大 きな特徴 と して考 え られ るの は, 話 しなが らま とめ るとい うことにあ る。事 前 に話 す 内容 と順番 を記憶 し,失敗すれば, それを言 い直 し

とい う抵抗感 の強 い手続 きで修正 していかなければ な らない とい う状況 は緊張感 や不安 を高 める. この 緊張や不安 を低減す るためには,話す内容 を しっか りと整理 しな ければな らない. その意味で心理的な 緊張感 が最 も高 いメデ ィアであろ う. 「好 き」 の項 目は得点が低 いが, 内発 的動機づ けに対 して は正 の 影響 を及 ぼす であろ う.

233.

ホームペー ジ

このメデ ィア条件 は,現在 の ところ コンピュー タ 操作 に慣 れて いる, あるいはコ ンピュータ操作が好 き, これか らホームペー ジを作 ってみたい と思 って いるな どの, コンピュー タとの親密度 が極 めて大 き

く影響す ると予測 され る.

すなわち , 「 好 き」 の項 目は内発 的動 機 づ け と相 関 が高 い と考 え られ る. 一 方 , 「労 力 がか か る」,

「 時間がかか る」 , 「 修正 が難 しい」 の項 目 も親密 度

によ って大 き く異 な るのが このメデ ィア条件 の特徴

であ る.新奇性 と経験 の少 な さに基づ く負 のイメー

ジを考慮す ると,否定的な影響 が予測 され る.

(5)

3.

結果

31.

重回帰分析 による結果

内発的動機づ け得点 を基準変数,各 メデ ィア特徴 要因得点 を説明変数 とす る重回帰分析を行 った ( 図

1).

壁新聞条件では , 「 労力がかか る」 の項 目の影響 と内発的動機づ け との関連 が最 も大 き く出た.

(p

000000

qD42024

0.0.00.4?

影 響 慶 ( 榛 準 備 回 帰 係 数 )

000000642024

0.0.0.0..o

鹿() 0oooo0O086420246

0.0.000.‑0

影 響 慶 ( 標 準 偏 固 持 係 数 )

<.05).

ミニ報告会条件では , 「 労力がかか る」 の項 目の 影響 と内発 的動機 づ け との関連 が最 も大 きか った

(p 05).

また

,

「 好 き」 の項 目の影響 と内発 的動 機づけとの関連 も大 きか った

(p<.05).

ホームページ条件で は , 「 役 に立 つ」 の影響 と内 発的動機づ けとの関連 が最 も大 きか った

(p<.0

1 )

.

労 力 が か かる 時 間 が か か る ス ト レ ス を 感 じ る 体 正 が 難 し い

労 力 が か か る

ホームページ

時 間 が か かる ス ト レ ス を 感 じ る 修 正 が 難 し い

労 力 が か か る 時 間 が か かる ス ト レ ス を 感 じ る

図 1.各メディア特徴 ( 要因)項目の内発的動機づけ得点の影響度

修 正 が 難 し い

(6)

3 2.5 2 1.5 1 0.5

0

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ 図 2.メディア条件間で有意差が見 られた内発的動機づ

け得点 ( 積極性)

好き

5 43201

543210

543210

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ

役に立つ

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ

ストレスを感じる

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ 図

3.

メディア特徴 ( 要因)項目各々での得点比較

32.

内発 的動機 づ け項 目得点 にお ける各 メデ ィア 条件 の比較

10

項 目の合計得点 ( 内発 的動機 づ け得 点 )

, 5

つ のカテ ゴ リー別得点,各項 目別得点 のそれぞれ につ いて

,1×3

(メデ ィア) の

1

要 因 の分散分析 を行 っ た.

合計得点 ( 内発 的動機づ け得点) につ いて は, メ デ ィア間 に全体 的 な相違 はなか った

(F(2,53)

1.47,∩.S.).

カテ ゴ リ一別得点 につ いて は

,

「積 極 性 」 の カ テ ゴ リーに全体 的 な相違 が認 め られ

(F(2,53)‑4.72

, p

05)

, 多重比較 の結果, ミニ報 告 会 条 件 よ り も

労力がかかる

5 43201

543210

543210

壁新聞ミニ報告会ホームページ

時間がかかる

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ

修正が難 しい

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ

(7)

ホームページ条件 の方 が統計的 に有意 に内発的動機 づ け得点が高か った

(p 0

1 ) .その他のカテゴリー につ いて は相違 はみ られなか った ( 図

2).

「 積極性」カテ ゴ リーの下位 項 目別 得点 につ いて は,項 目

6

( 気 をつ けた こと ・工夫 した ことはあ り ますか.) に全体 的 な相違 が認 め られ

(F(2,53)

5.41

, p

<.0

1 ),多重比較 の結果, カ テ ゴ リー別 得 点 の結果 と同様 に ミニ報告会条件 とホームペー ジ条 件 に有意差がみ られた

(p

0

1 ).

33.

メデ ィア特徴項 目得点 におけるメデ ィア間 の 比較

メデ ィアの各要 因 につ いて

,1×3

(メデ ィア) の

1

要因の分散分析 を行 った. これ らの項 目はメデ ィ アの特徴 を顕著 に示すための指標 と して提示 された が,検定 の結果 , 「 役 に立っ」の項 目以外 のすべての 項 目において統計的有意差が認め られ,有効 にメディ アの特徴 を表現 で きる指標 として働 いて いることを 確認 した ( 図

3).

「好 き」 の項 目 に は全 体 的 な相 違 が認 め られ

(F(2,53)‑8.80

,p

0

1), 多重比 較 の結 果 , ミ ニ報告会条件 と壁新聞条件 の間

(p<.0

1) お よ び, ミニ報告会条件 とホームペー ジ条件 の間

(p<.0

1) に有意差がみ られ た.「 労力がか か る」 の項 目 も同 様 に全体的な相違 が認 め られ

(F(2,53)‑3.70

, p

<.05)

,多重比較 の結果,壁新聞条件 とホームペー ジ条 件 の問 に有 意 差 が み られ た

(p<.0

1). ま た

「 時間がかか る」 の項 目も全体 的 な相 違 が認 め られ

(F(2,53)‑26.83

, p く

01)

,多重比較 の結果, 全 ての条件 の組合せ につ いて有 意 差

(p<.0

1) が み られた. さ らに 「ス トレスを感 じる」 の項 目に も全 体的な相違 が認 め られ

(F(2,53)‑5.97

,p く

0

1 ) , 多重比較 の結果,壁新聞条件 と ミニ報告会条件 の間

に有意差がみ られ た ( p

く 0

1 ). 同 じく 「修 正 が難 しい」 の項 目に も全体的 な相違 が認 め られ

(F (2

,

53)‑10.12

,p

<.0

1 ),多重比較 の結 果, 壁 新 聞条 件 と ミニ報告会条件 の間

(p

0

1 ), 壁新 聞条件 と ホ‑ムペー ジ条件 の間

(p<.0

1) に有意 差 が み ら れた. 「 役 に立っ」 の項 目にお け るメデ ィア条件 間 の相違 はみ られなか った

(F(2,53)

1.20,m.S.).

34.

完成度 ・満足度

「 完成度」 , 「 満足度」各 々の 自己評 価 に よ るパ ー セ ンテー ジにつ いて

,1×3

(メデ ィア) の

1

要因 の 分散分析 を行 った. その結果 , 「完成 度」 の 自己評 価 には全体的な相違 が認 め られ

(F(2,53)‑23.20

,

0

0 0 0 0

8

6 4 2 %

80

60

% 40 20

0

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ

満足度

壁新聞 ミニ報告会 ホームページ 図

4.

完成度と満足度の各々の自己評価にみられるメディ

ア条件 間の差

p

<.0

1 ),多重比較 の結果,壁新聞条件 とホームペー ジ条件 の間 ( p

<.0

1 ) , ミニ報告会条件 とホ‑ムペー ジ条件 の間

(p<.0

1 ) に有意差 がみ られた ( 図

4).

同様 に 「 満足度」 の自己評価 に も全体的な相違が 諸 め られ

(F(2,53)‑12.85

, p

<.0

1), 多重比 較 の結果,壁新聞条件 と ミニ報告会条件の間

(p05)

, 壁新聞条件 とホームペー ジ条件 の間

(pく 0

1), ミ ニ報 告会 条 件 とホ ー ムペ ー ジ条件 の問

(p<.0

1) につ いて有意差がみ られた.

4.

考察

41.

壁新聞

「 労力がかか る」 の項 目の影響 と内発的動機づ け との関連 が最 も強 い ことがわか った. この ことは, 限 られた紙面 に対 して, 自 ら構成 を考 え, 自 ら書 い てい くとい う作業 の労力が適度 であ った と考 え られ る. また,有意で はなか ったが , 「好 き」 の項 目の 得点 が高 いほど, 内発的動機づ けは低 い とい う結果 が得 られた. これ について は,楽 しいとい うよ り要 領 がわか って いて, 作 業 Lやす い とい う意 味 で の

「 好 き」 とも受 け取 れ, 積 極 性 に結 びつ く 「好 き」

(8)

で はない ことを示 していると思 われ る. この点 は, 実際 に被験者 か ら指摘 されて いる. また

, 3

つの メ

デ ィア条件間で は,壁新聞が最 も好 まれ, ス トレス を感 じる人 も最 も少 ない ことか ら,気軽 にで きる作 業 と言 えよ う. この ことは,壁新聞条件 の完成度 と 満足度が 3つのメデ ィア条件間で最 も高 い ことか ら もわか る. さ らに,壁新聞を作 る利点 として,図 表 な ども書 きやす い面 があ ると思 われ る.樹形図や 流 れ図,義,絵 な どの複数 の図的表現 は理解 を促進 させ ることが報告 されて お り

(Hawk,1986)

, そ の理 由 として,情報 が明示的で検索が容易 な点 があ げ られている

(Larkin

&

Slm

O

n,1987).

岩槻

(19 98)

は,図表が説 明文 の理解 に有効 であ ることを示

してお り,総合的な学習 において,収集 した文献 や 資料 を もとに,図表 を用 いて整理 し直す ことは, 自 分 の取 り組 んで いるテーマにつ いて深 く理解す るた めの効果的な作業であ ると言 えよ う.以上 の ことか ら,壁新聞 は図表 を措 いて理解 を促進 させ,内発的 動機づ けを高 め ることも期待で きる.

また,予想 に反 して「 修正 が難 しい」 項 目が, 内 発的動機づ けにほとん ど影響 を及 ぼさない こともわ か った. これ は修正 ペ ンや貼 り紙で修正す ることに, ほとん ど苦痛 を感 じない ことを示 してい るのであろ うか.

42.

ミニ報告会

「 労力がかか る」 の項 目と内発的動機づ けとの関 連 が最 も大 きか った. この ことは,実際 に話 し言葉 に して発表す るとい う緊張感 や, わか りやす く伝 え るための工夫 を考 え るな どの労力が適度であ った こ とが考 え られ る. しか し一万

, 3

つ のメデ ィア条件 問で は, ミニ報告会が最 も好 まれず, ス トレスを感 じる人 も最 も多 い ことがわか った. これ は, プ レッ シャーや不安が高 まるとい うイメー ジが影響 して い ると思われ る. また , 「 好 き」 の項 目 と内発 的動 機 づ けとの関連 も大 きか った. この ことは

,

「好 き」

であれば緊張感や プ レッシャーは, や りが いや 自信 に結 びつ くと解釈す ることもで きよ う.

以上 の ことか ら,最初 は気 がすす まない面 もあ る が,実際 にや ってみ ると, や りがいや効力感 を感 じ るのであろ う.実施 中の支持的な リアクシ ョンは内 発 的動機づ けを高 め る可能性 ( 小 倉 ・松 田

,1988)

が指摘 されている.学校現場 での教育臨床 的応用 も 考慮すれば,支持的立場 で聞 き手 が反応す る ミニ報 告会 が行 われ る可能性 も高 く , 「 好 き」の項 目もこの

環境条件で は促進 的役割が期待 できるか もしれない.

43.

ホームペー ジ

「 役 に立っ」 の項 目と内発 的動機づ けとの関連 が 最 も大 きか った. この ことは,不特定多数 の人 に情 報 を発信す るとい うホームペー ジの大 きな利点 を意 識 している人 ほど,内発的動機づ けが高か った と考 え られ る. また

, 3

つのメデ ィア条件 で は, ホーム ペー ジが最 も労力がかか り,時間 もかか ると感 じる 人 が多 い ことがわか った. これ は, なかなか作業 が 進 まず に達成感 を得 られに くい とい うことも考 え ら れ る. また, ホームページには,樹形図的 にペー ジ を構成 してい くとい う他 の

2

っのメデ ィアにはない 特徴 を もっている.樹形図 は理解 に有効であ ること が報告 されてお り

(GuriRozenbl

i

t,1989)

, この 視点 か らも, ホームペー ジの作成 は理解を促進 させ,

内発的動機づ けを高 め る可能性 を もって いると言 え るか もしれない.

5.

結論

51.

壁新聞

壁新聞 は,取 り組 みやす く気軽 に作成 で きるとい

う利点 を もってい るが, その反面,作業 の過程 で簡

単 さや気楽 さが出て しまい, それが内発的動機づ け

を低下 させ る危険性があ ることが示唆 された. すな

わち,壁新聞の作成 は, その作業 を通 して,学習 の

深 い理解や新 たな 目標設定 になかなか結 びつ きに く

い危険性が考 え られ る.以上 の ことか ら,実際 の学

校場面 において,壁新聞を用 いる場合 には以下 の

2

つの注意すべ き点 があると思 われ る.

1

点 目は,気

軽 さの発生 に伴 う非参加的行動 の防止 のため,壁新

聞の作成過程で,教師 は生徒全員 が参加 しているか

どうか につ いてチ ェ ックす ることで あ る. そ して,

非参加 的な生徒 に対 しては,例えば,役割分担を行 っ

て各 自責任 を持 って作業で きる場面 を設定す るな ど

の指導 も考 え られ る.

2

点 目は,気軽 さの発生 に伴

う表面的な学習 の防止 のため,作成過程 で, 内香 を

見直す機会 を設 け指導す ること, あ るいは,生徒同

士 でチ ェ ック し合 う機会 を設 けることであ る. そ う

す ることで,壁新 聞の作成 自体 に没頭す るので はな

く,取 り組んでい るテーマの内容 について,新 たな

課題 や 目標 を持つ ことに結 びっ くで あろ う.すなわ

ち,壁新聞 を発表用 としてで はな く,報告用 と して

作成す ることであ る.具体的 には,短時間でで きる

よ うな小規模 の壁新聞を複数枚,作成 ・展示 し,作

(9)

成の都度, 自分 自身, あるいは,教師,生徒同士 に よるチェックを繰 り返す ことも考え られ る.

52.

ミニ報告会

ミニ報告会 は,最初 はあま り好 まれず実行 しくい けれ ども,実際にや ってみ ると,内発的動機づ けを 高め,理解 を深めることに結 びつ く可能性を持っ こ とが示唆 された.以上 の ことか ら,実際の学校場面 において, ミニ報告会を行 う際に留意 もしくは注意 すべ き事が

3

つあると思われる.

1

点 目は,好 まれ ないことによる内発的動機づ けの低下が考え られ る ため,学習 の初期 に は適 さず, 短 い時間 の報告会 (ブ リーフィング) はむ しろ学 習 の後半 にな るにつ れて頻繁 に行 うようにす る.

2

点 目は,実施後の効 果が大 きいことか ら, その実施 にあた って,で きる だけ生徒全員が発表で きるような計画を立て,発表 に対 して参加 した生徒がその場で支持的な コメ ン ト を出せ るような指導 を行 う.支持的な コメ ン トには 賛成意見 ばか りで はな く, もっとよ くなるための改 良案や,次の課題 の提供,提案 も含 まれ る. これ ら は効力感や満足感 を得 る機会を増やす ことにつなが る.

3

点 目は,実施後の効果をさらに引き出すため, 言 い間違 いや失敗を改善 のための肯定的なステ ップ

として生徒 自身が認識で きるように, ミニ報告会 に 取 り組む ことである. その目的のためにも支持的な

コメ ン トの適切 な提供 は欠かす ことがで きない.

53.

ホームペー ジ

ホームページは, その特徴や有用性を意識で きる ほど,内発的動機づ けがよ り高 まることが示唆 され た.そ して,不特定多数 に発信で きるとい うメ リッ トとコンピュータ操作が難 しいというデメ リッ トを 持 っている.以上 の ことか ら,実際の学校場面 にお いて, ホームページを作成す る際に留意, もしくは 注意すべ き事 は以下 の

2

点である.

1

点 目は,役 に 立っ と思 うほど内発的動機づけが高いことか ら,ホー ムページの特徴や有用性 を分か りやす く説 明 して, 生徒が理解 した後 に実施す ることである.

2

点 目は, 時間や労力がかか ることを考慮 して,作成 には十分 な時間を確保 し,教 師,生徒同士で技術的な問題点 や操作方法など随時気軽 に情報交換で きる学習形態 が望 ま しい.同時にコンピュータの操作やホームペ‑

ジの作成過程 に,小 さな進歩 をお互 い認 め合 う機会 を提供す ることも必要であろう.

6,

課題 と展望

今回 は 「 総合的な学習の時間」 における学習の整 理 の場面 に注 目 したが, これ らの学習の整理 に用 い るメデ ィアは,生徒の様子やカ リキュラムに応 じて 使 い分 け,そのプラス要因を引 き出 してい くことが 求 め られ ることは言 うまで もない.実際, これ らの メデ ィアは複合的に実施 され る. したが って,例 え ば,生徒の導入意欲 のコン トロールが難 しい初期学 習場面では,分担 し合 って壁新聞を作成 し, ある程 度軌道 に乗 って きた ら, ミニ報告会を頻繁 に実施す る.そ してある程度内容がまとま って きた段 階で, コンピュータが得意 な生徒 によりホ‑ムペ‑ジ化 し ていき,みんなで コメ ン トし合 って,修正 ・改良を 加 えてい く. このような計画を臨機応変 に立て るこ とが必要 となるであろう. なお,壁新聞, ミニ報告 会, ホームページを組 み合わせた場合の効果 につい て,今後検討が必要であると思われ る.

文 献

1

)GuriRozenbl

l

t,S.1989 Effectsofatree diagram onstudents'comprehensionofmaln ideasinanexpositorytextwithmultiplethemes. ReadlngResearchQuarter

l

y,24,p.236‑247.

2)Hawk,p.p.1986 Usinggraphicorganizers toIncreaseachievementinmiddleschoollife sclenCe.SclenCeEducatlOn,70,p.81‑87.

3)

岩槻恵子

1998

説明文理解 における要点 を表 わす図表の役割 教育心理学研究

46 p.142‑

152.

4)

児島邦宏

1998

教育 の流れを変える総合的学 習 ぎょうせい

p.114‑125.

5)Lark

l

n,J.H.,& SlmOn,H.A.1987 Whya diagram is (sometlmeS) worthtenthousand words.CognitiveScience,

ll

,p.65‑100.

6) McCombs,B.L" 1984 Processand Skill underlyingcontinuingIntrinsicmotivationto learn:Toward a definition of motivational sklllstrainlnglnterVentions.EducationalPsy‑

chologist,19(4),p.199‑218.

7)

中野正俊

1999

活用 メデ ィアと発達段階の違 いが児童 の情報活用 に及 ぼす影響 日本教育心理 学会第

41

回総会発表論文集

p.713.

8)

綿井雅康 ・岸学

1993

説明文 の図解表現 と内

容理解 との関係 日本教育心理学会第

35

回総会発

(10)

表論文集

p.35

1 .

9)

小倉泰夫 ・松 田文子

1988

生徒 の内発的動機 づ けに及 ぼす評 価 の効 果 教育 心 理学 研究

36 p.144‑151

.

10)桜井茂男 1997

学習意欲 の心 理学 自 ら学 ぶ 子 どもを育 て る 誠信書房

p.16‑30.

実験 ( 下書 き) に用 いた資料

1 )秋 田県勢要覧 平成11 年度版

1999

秋 田県統 計協会

2)秋 田県各市町村パ ンフレッ ト 2000

年度版

3)

ふ るさと通信 秋 田を味わ う

1999

武蔵 出版

4)

角館 ガイ ドブ ック

1998

無明舎 出版

5)

男鹿 ガイ ドブ ック

1999

無明舎 出版

6)

るるぶ秋 田

'00‑'01 2000 JTB

7)新全国歴史散歩 シ リーズ 新版 秋 田県 の歴史散

1989

山川 出版社

実験 (ホームペー ジ) に用 いた ソフ トウェア ・資料

・AdobePageMill3.0

日本語版

・ 川名和子

1999 AdobePageMi113.0

ガイ ドブッ ク

ForMacintosh

秀和 システム

Summary

lnthlSpap

e

r,WedlSCuSSedtheimagesandchar acteristicsofthelearnlngmediathatarethought tobeeffectiveforintrinsicmotivation.Inthis experimentwithln the settlng Of performance

packagedlearnlng,theuniversltyStudentsubjects wererequiredtoarrangedocumentsuslngthree differentkindsoflearnlngmedia:wallnewspaper

,

briefing,andhomepageontheInternet.After eachtaskwascompleted,selfevaluationbystu‑

dentswasmadeinafreedescriptionform.We classifledthecontentsbythreephasesofstan‑

dards,Scorlngandcomparlngthem amonglearn‑

1ngmedla.Asaresu

l t

,itbecameclearthata wallnewspaperconditlOnWasaneasytaskatthe beginnlng,butittendedtofalleasylntOSuperf1 ciallearnlng.Ontheotherhand,briefingwas hardtoexeCllte,butwefoundthatitprovldeda highlearnlngeffect.Fllrthermore,wefoundthat inmakingahomepage,ltWasimportanttohave studentsunderstanditscharacteristicsandusefllL nessenough.Flnal

l

y,Wediscussedthematters thatrequlrefurtherattentionwhenuslngltat schoo

l .

KeyWords:Performance Packaged Learnlng

,

ntrinsicMotivation,SelfEvalla‑

tion

,

Media

(ReceivedJanuary23,200

1 )

表 2. 自己評価用紙の項目内容 ( 壁新聞条件用) 】 1.反省点 .改善点はありますか○ メタ弧、 2.さらに調べたいことはありますか○ 内発的動機づけ項目 達成感 3.壁新聞は思 ったようにできましたか○ 4.壁新聞の作成 はやりがいがありましたか○積極性5.苦労 してがんばったところはありますか○ 6.気をつけたこと .工夫 したことはありますか○ 承認欲求 7

参照

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