2010年11月 Ver 1.1
オムロン株式会社
JAMP AIS、MSDSplus 作成マニュアル
(仕入先様用)
目次
1.はじめに
・・・P3
2.情報伝達の概要
・・・P4
3.仕入先様の対応手順
・・・P5
4.個別要求事項
・・・P6
5.具体的な作成手順と作成例 ・・・P8
別紙1.MSDSplus 作成手順と作成例
・・・P9
別紙2.原部品のAIS作成手順と作成例
・・・P10
別紙3.複合アーティクルのAIS作成手順と作成例 ・・・P11
別紙4.AIS作成手順と作成例(商社の場合) ・・・P12
1.はじめに
2002年世界首脳会議(WSSD)で国際的な化学物質管理の方向性が合意され、その後具体的な取組
みを示した SAICM「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ」が採択されました。
欧州では、その戦略的アプローチを踏まえ 2007 年 6 月より REACH 規則
※1が施行されました。REACH
規則では、製品のライフサイクルを通じて含有化学物質管理を適正にするため、サプライチェーンにおけ
る含有情報の伝達を要求しています。
オムロンは、この規制への対応については業界全体で取り組むべき課題と考え、アーティクルマネジメ
ント推進協議会(JAMP
※2)の仕組み・ツールを活用することにしました。
化学物質含有情報を効率的に情報伝達するためには、サプライチェーンを構成する仕入先様のご協
力が不可欠です。仕入先様には化学物質規制対応に向けた取り組みの重要性をご理解いただき、ご協
力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
※1.REACH:Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals
EU 域内に流通する化学物質の登録・評価・認可・制限を行なうための総合的な枠組みを定めた規則
※2.JAMP:Joint Article Management Promotion-consortium
アーティクル(部品や成形品等の別称)が含有する化学物質情報等を、適切に管理しサプライチェーンの中で円滑に開
示・伝達するための具体的な仕組みを作り普及させるために設立した業界横断の自主的な活動組織
1.1 本マニュアルの目的
製品に含まれる化学物質情報をサプライチェーンの川上企業から川下企業へ情報伝達する仕組み
やツール等は、JAMPより AIS や MSDSplus の情報伝達フォーマット、各種ツール、およびその手順
書等の関連文書として提供されています。
製品の AIS や MSDSplus の情報は、基本的にはJAMPより提供される作成手順書等により作成可
能ですが、一部、企業間で取り決めなければならない事項もあります。本マニュアルでは、AIS や
MSDSplus を作成するにあたって、情報伝達の概要とその手順、オムロンと仕入先様との間で取り決
めなければならない個別要求事項を明確にすることを目的としています。
1.2 情報伝達の対象範囲
AIS や MSDSplus を作成し、情報伝達が必要な貴社製品は、オムロンと売買取引がある下記の商品
に使用される構成部材、またはその商品自体とします。
・欧州向け商品またはグローバル商品
・顧客より情報伝達要求のある商品
1.3 用語の定義
本マニュアルで「成形品(アーティクル)」とは、プラスチック成形材料を用いた成形工程で製造され
るものだけでなく、その化学組成よりも機能を決定するために、特定な形状、外面、またはデザインを
付与されたもので、電子部品、金属加工品、製品等広範囲の物体を指します。
その他の用語の定義については、JAMP 発行の解説書や手順書等の文書を参照してください。
2.情報伝達の概要
製品の含有化学物質管理では、「原材料メーカ(川上)」→「部品メーカ(川中)」→「最終セットメーカ
(川下)」のサプライチェーン(SC)で含有化学物質の情報を伝達することが重要です。
図-1に SC における製品含有化学物質の情報伝達イメージを、そして手順の概要を下記に記します。
① 原材料メーカ等の川上企業は、物質や調剤に含まれる化学物質情報を MSDSplus に記載し部品
製造等の川中企業に伝達します。(MSDS も添付)
② 部品製造等の川中企業は、MSDSplus と MSDS の情報をもとに AIS を作成し、セットメーカ等の川
下企業へ伝達します。
③ セットメーカ等の川下企業は、製品を構成する部材の AIS 情報をもとに製品の AIS を作成します。
この情報伝達に使用する伝達シート(MSDSplus,AIS)や各種作成ツール、管理対象物質等は産業界で
統一した取組みができるよう JAMP が定め、無料で利用できます。
また、このJAMP取組みは SC の各企業が「意図的に添加している」または「なんらかの方法で含有が
既知」の情報を自主的に伝達することを基本としていますが、現在の普及状況から考え、オムロンでは
各仕入先様に対し、対象とする部材の情報伝達依頼をさせていただきます。各仕入先様におかれまし
ても、貴社の仕入先に対して同様に依頼し、SC における情報伝達が円滑に行えるよう取り組みをお願
いします。
図-1.サプライチェーンにおける製品含有化学物質の情報伝達イメージ
納
品
発
注
商流
(物の動き)
オムロン
貴社
貴社仕入先
・・・
原材料メーカ
・・・
最終セットメーカ
川
上
川
中
川
下
サプライチェーン
情
報
伝
達
依
頼
製品含有化学物質の
情報伝達
MSDSplus
AIS
MSDSplus を作成する
MSDS,MSDSplus→AIS
を作成する
部材の AIS をもとに製
品の AIS を作成する
MSDS
3.仕入先様の対応手順
3.1 事前準備
①JAMP の取組み内容や AIS・MSDSplus ツールの利用方法を理解してください。
ツール類は JAMP Web サイト
http://www.jamp-info.com
より入手できます。
②SC の川上企業(貴社仕入先)へ、AIS・MSDSplus による情報伝達の準備を依頼してください。
3.2 情報伝達の手順
図-2の情報伝達の手順に従って対応してください。
図-2.情報伝達の手順
フロー
補足説明
情
報
伝
達
の
手
順
オムロンから要求がある。
(*)対象品が物質・調剤などで、貴社
保有情報で MSDSplus が作成できる
場合は貴社で作成する。「MSDSplus
入力支援ツール」を使用する。(別紙
1参照)
対象品に構成される購入部材を特
定する。
仕入先へ情報伝達を要求する。
物質・調剤・・・MSDSplus、MSDS
アーティクル(成形品)・・・AIS
を入手する。
①「MSDSplus 入力支援ツール」を使
用する。
商社の場合は、仕入先から入手した
MSDSplus を読み込み、必要に応じ
て修正する。
調 剤 メ ー カ の 場 合 は 、 複 数 の
MSDSplus の情報をもとに作成する。
(別紙1参照)
②「AIS 入力支援ツール」を使用す
る。(別紙2参照)
揮発や化学変化がある場合は生成
される物質情報を記入する。
③「AIS 入力支援ツール」を使用す
る。
仕入先から入手した AIS を読み込
み、「発行会社情報」などは貴社情
報をもとに修正する。(別紙4参照)
④「AIS 複合化・単純化ツール」を使
用する。(別紙3参照)
オムロンへ情報伝達する。
※1.アーティクルへの変換工程:
例)塗装工程、印刷工程、接着工程、エポキシ封止工程、メッキ工程、樹脂成形工程、はんだ付け工程など
※2.原部品のAIS : MSDSplus の情報からはじめて作られるAIS
※3.複合アーティクルのAIS : 複数のAISから作られるAIS
オムロンから対象品の
情報伝達要求
対象部材(納入品)を
貴社の購入部材に展開
貴社の仕入先へ
情報伝達要求
MSDSplus・AIS 等
の回答入手
MSDSplus
作成
原部品の
AIS
※2作成
AIS修正
複合アーティク
ルのAIS
※3作成
MSDSplus
AIS
アーティクルへの変換
工程
※1があるか?
オムロンへ情報伝達
①
②
③
④
ない
ある
ない
加工・組立工程
ある
があるか?
回答
フォーマット?
(加工メーカなど)
(商社など)
(*)
(加工・組立メーカなど)
(調剤メーカ、商社など)
4.個別要求事項
MSDSplus や AIS は、JAMP より提供されている各ツールや作成手順書・操作説明書に従って作成す
ることを基本としてください。しかし、企業間で取り決めなければならない事項もあることから、下記にオ
ムロンの個別要求事項を記載します。
4.1 仕入先様の情報収集先
原則、部材の購入元または部材の支給元へ対象部材の情報伝達を要求してください。ただし、オム
ロンの指定部材などで供給元より情報入手が困難な場合に限りオムロンの窓口担当部門に相談して
ください。
4.2 AIS の「報告単位」
AIS 作成時に選択が必要な「報告単位」は、表-1のオムロン品番の単位に従って設定してくださ
い。
ただし、オムロン品番の単位が PCS「個」の場合は、当社との間で売買取引のあるオムロン品番1
個あたりの量でAISを作成してください。例)コネクタのコンタクトピン1個≠リール1巻
また、対象部材を梱包する梱包材(包装材、緩衝材、テープ、ラベル等)や捨て基板などの輸送後
や生産工程で廃棄される部分はAISの情報に含めないでください。
表-1.AISの「報告単位」
例)
オムロン品番の単位
AIS の「報告単位」
PCS(個)
個
MM、CM、M、KM (電線ケーブルなど)
m
ML、L、KL、M
3m
3MG、G、KG (材料関連)
任意
4.3 報告対象物質
オムロンが報告必須とする管理対象基準は、表-2の通りです。
MSDSplus や AIS 作成時には、JAMP のルールで任意報告となっている「ESIS PBT」「JIG」を報告対
象としてください。
オムロン向け部材に使用する貴社の購入部材に対しても貴社仕入先に同様の要求をしてください。
表-2.報告管理基準(対象物質の該当法令等)リスト
MSDSplus
AIS
記号
管理対象基準(法令等)
JAMP オムロン
JAMP
オムロン
必須
必須
-
-
JP01
化審法(第一種特定化学物質)
JP02
安衛法(製造等禁止物質)
JP03
毒劇法(特定毒物)
必須
必須
EU01
RoHS 指令
EU02
ELV 指令
EU03
CLP [付属書Ⅵ Table 3.2 CMR-Cat1,2]
EU04
REACH 付 属 書 Ⅹ Ⅶ [CLP 付 属 書 Ⅵ Table 3.2
CMR-Cat1,2 を除く]
EU05
REACH 認可対象候補物質(SVHC)
任意
OT01
ESIS PBT [Fulfilled]
任意
IA02
JIG
任意
任意
IA01
GADSL
4.4 複合アーティクルの集計方法
複合アーティクルのAIS作成では、集計方法を「複合化」としてください。(原則「単純化」は使用しな
い。)
複合アーティクルのAISを作成するときに、構成部材のAISに一つでも単純化で集計されたAISが含ま
れる場合は、複合化AISを作成することができないため、貴社仕入先からも同様に複合化されたAISを
入手してください。
4.5 開示された情報の取り扱い
貴社から MSDSplus や AIS 等で提供された情報は、JAMP の定める MSDSplus や AIS 作成ルール
に基づき弊社製品の情報として作成します。この情報には機密情報はないものとし川下企業へ開示
しますことをご承知願います。(提供するデータに機密情報がないことを確認してください)
4.6 情報伝達に使用する記入フォーマット・ファイル形式 など
1)情報伝達は、JAMP 等が提供する各種ツールから出力されるファイル形式の電子ファイルを使用
してください。また物質・調剤の場合は MSDS も一緒に提供してください。
・物質、調剤 : MSDSplus(XML 形式)および MSDS(PDF 形式)
・アーティクル(成形品) : AIS(XML 形式)
2)記入フォーマットおよび物質リストは、原則、回答時の最新バージョンを使用してください。
4.7 情報提供時のファイル名
情報提供時には、下記のファイル命名規則に従ってください。
<命名規則>
①AISA・・・原部品の AIS
AISB・・・複合化で集計された部品の AIS
AISC・・・単純化で集計された部品の AIS
MSDSp・・・MSDSplus
MSDS・・・MSDS
②仕入先コード:半角8桁 例)02XXXXXX
③オムロン品番:半角9桁 例)9999999-9
④作成日:半角8桁 例)20090901
⑤型名、品名など任意の文字列
⑥AIS,MSDSplus・・・xml、MSDS・・・pdf
4.8 情報の変更管理
MSDSplus や AIS の提供後、情報の変更が判明した場合は、速やかに AIS 等を改訂しオムロンの窓
口担当部門へ連絡ください。変更は主に下記の場合が想定されます。
・情報伝達内容(物質の含有量、材質情報など)に誤りが判明した場合。
・川上企業(貴社の仕入先)からの情報伝達内容に変更が生じた場合。
・新たに管理対象物質(SVHCなど)が追加された場合。
・貴社で4M 変更(材質、形状、加工方法等の変更)が生じた場合。
など
5.具体的な作成手順と作成例
MSDSplus、AISの具体的な作成手順と作成例を別紙に記載しますので参考にしてください。
別紙1・・・MSDSplus作成手順と作成例
別紙2・・・原部品のAIS作成手順と作成例
別紙3・・・複合アーティクルのAIS作成手順と作成例
別紙4・・・AIS作成手順と作成例(商社の場合)
AISA_仕入先コード_オムロン品番_作成日_任意文字列.xml
①
②
③
④
⑤
⑥
別紙1.MSDSplus 作成手順と作成例
MSDSplus 作成手順
MSDSplus 作成には、本マニュアルおよびJAMP発行の「JAMP MSDSplus 作成手引き」「JAMP MSDSplus 入力支援ツール操作説明書」 を参照ください。 下記に概略の作成手順を記載し、左図との関連を確認ポイントとして記します。 1)物質・調剤は、この MSDSplus の帳票を使用する。 例)はんだ、接着剤、成形材(ペレット)、塗料など 2)原則、最新バージョンの入力支援ツールを使用する。(使用書式は最新のこと:JAMP Web サイト確認) ツール名:MSDSplus_Input_support_XXX.xls ・・・確認ポイント① 3) 必須項目はすべて記入する。・・・確認ポイント② 4)「1.製品情報」「2.会社情報」は原則 MSDS の記載内容と一致させる。 5)「3.製品中の管理対象物質情報」で下記のどちらかを必ず選択する。・・・確認ポイント③ 管理対象物質を含む場合 ・・・「1.~含有します。」を選択 管理対象物質を含まない場合・・・「0.~含有しません。」を選択 6)「1.含有します。」を選択している場合は、管理対象物質(物質名、CAS 番号、最大含有率)と管理対象基準 の記入が必要。ツールで物質を検索・選択すると自動的に該当する管理対象基準に設定される。 ・・・確認ポイント④ 7)「PBT を対象とする」「JIG を対象とする」を選択する。 ただし、GADSL の選択は任意とする。・・・確認ポイント⑤ 8)「XML 生成」ボタンを押し、XML ファイルを出力する。・・・確認ポイント⑥ ファイル名は、オムロンの定める命名規則に従う。 MSDSp_仕入先コード_オムロン品番_作成日_任意文字列.xml 9)下記2つの電子ファイルをオムロンへ提供する。 MSDSplus・・・XML 形式、MSDS・・・PDF 形式とする。
別紙2.原部品のAIS作成手順と作成例
原部品の AIS 作成手順
原部品の AIS 作成には、本マニュアルおよびJAMP発行の「JAMP AIS 作成手順書」「JAMP AIS 入力支援ツール操作説明書」 「AIS 材質分類説明書」「使用用途分類コード表」を参照ください。 下記に概略の作成手順を記載し、左図との関連を確認ポイントとして記します。 1)原部品のアーティクル(成形品)は、この AIS の帳票を使用する。 対象品例)樹脂成形品、板金、金属材(板材)、電子部品など 2)川上企業(貴社仕入先)より伝達された MSDSplus、MSDS の情報をもとに作成する。 アーティクルへの変換工程時に揮発や化学変化が生じる場合は、加工後に生成される情報も入手しておく。 3)原則、最新バージョンの入力支援ツールを使用する。(使用書式は最新のこと:JAMP Web サイト確認)・・・確認ポイント① ツール名:AIS_Input_support_XXX.xls 4)「1.AIS に関する情報」「2.発行者会社情報」「3.成形品情報」を記入する。 必須項目はすべて記入する。・・・確認ポイント② 5)「報告単位」はオムロン品番の単位に従って設定する。・・・確認ポイント③ オムロン品番の単位→「報告単位」 例(PCS「個」→個、M→m、L→m3、G→任意) ただし、「個」の場合は、1個あたりの量に注意する。 例)コネクタのコンタクトピン1個≠リール1巻 また、対象品を梱包する包装材や捨て基板など輸送後や生産工程で廃棄される部分は含めない。 6)「JIG を対象とする」を選択する。ただし、GADSL の選択は任意とする。・・・確認ポイント④ 7)「組成成分情報に関する宣言」で下記のどちらかを必ず選択する。・・・確認ポイント⑤ 報告物質を含まない場合・・・「0.~含有は確認されておりません。」を選択 報告物質を含む場合 ・・・「1.~含有を確認しております。」を選択 8)「部品」「材質情報」欄に記入(選択)する。「階層」欄は記入しない。・・・確認ポイント⑥ 9)「1.含有を確認しております。」を選択している場合は、報告物質(物質名、CAS 番号、含有率質量、単位)と報告物質該当法令の 記入が必要。ツールで物質を検索・選択すると自動的に該当する報告物質該当法令に設定される。・・・確認ポイント⑦
ELV 指令、RoHS 指令等の適用除外用途に該当する場合は、「ELV/RoHS 適用除外等」欄に除外用途を、 「JIG 備考」欄に使用用途分類コードを必ず記入する。・・・確認ポイント⑧ 10)すべての情報を入力後、「自動集計シートの更新」ボタンを押す。・・・確認ポイント⑨ 11)材質質量の総和が成形品質量を超えていないことを確認する。・・・確認ポイント⑩ 12)「入力内容チェック」ボタンを押し、記入モレ等の確認を行う。・・・確認ポイント⑪ 13)「XML 生成」ボタンを押し、XML ファイルを出力する。・・・確認ポイント⑫ ファイル名は、オムロンの定める命名規則に従う。 AISA_仕入先コード_オムロン品番_作成日_任意文字列.xml 14)AIS(XML 形式)の電子ファイルをオムロンへ提供する。
別紙3.複合アーティクルの AIS 作成手順と作成例
複合アーティクルの AIS 作成手順
複合アーティクルの AIS 作成には、本マニュアルおよびJAMP発行の「JAMP AIS 作成手順書」 「JAMP AIS 複合化・単純化ツール操作説明書」を参照ください。 下記に概略の作成手順を記載し、左図との関連を確認ポイントとして記します。 1)複合アーティクル(成形品)のAISは複数の AIS 情報をもとに作成する。・・・確認ポイント① 対象品例)アッシー品、ユニット品など 2)川上企業(貴社仕入先)より伝達された AIS 情報や貴社で作成した AIS 情報をもとに作成する。 3)原則、最新バージョンのツールを使用する。(使用書式は最新のこと:JAMP Web サイト確認)・・・確認ポイント②
ツール名:AIS_Integration and Simplification tool_XXX.xls 4)製品を構成する部材の AIS を読み込む。・・・確認ポイント③ 5)部材の員数を入力する。「報告単位」が「個」以外の場合は「使用量」を記入する。・・・確認ポイント④ 6)複合化を選択する。1つでも単純化された AIS が含まれていると複合化が選択できない。・・・確認ポイント⑤ 7)「集計実行」ボタンを押す。・・・確認ポイント⑥ 読み込んだ AIS(XML 形式)が古い物質リストに基づいて作成されている場合は、更新の可否に関するメッセージが表示される。 必要に応じて、仕入先から最新物質リストに基づくAISを入手するか、更新の判断を行う。 8)「1.AIS に関する情報」「2.発行者会社情報」「3.成形品情報」を記入する。 必須項目はすべて記入する。・・・確認ポイント⑦ 9)「成形品質量」に対象とする複合アーティクルの質量を記入する。・・・確認ポイント⑧ 「報告単位」はオムロン品番の単位に従って設定する。 オムロン品番の単位→「報告単位」 例(PCS「個」→個、M→m、L→m3、G→任意) ただし、「個」の場合は、1個あたりの量に注意する。 例)コネクタのコンタクトピン1個≠リール1巻 また、対象品を梱包する包装材や捨て基板など輸送後や生産工程で廃棄される部分は含めない。 10)「JIG を対象とする」となっていることを確認する。ただし、GADSL の選択は任意とする。・・・確認ポイント⑨ 11)「組成成分情報に関する宣言」で下記となっていることを確認し必要に応じ修正する。・・・確認ポイント⑩ 報告物質を含まない場合(7.成形品あたりの特定化学物質濃度情報に記載がない場合)・・・「0.~含有は確認されておりません。」 報告物質を含む場合(7.成形品あたりの特定化学物質濃度情報に記載がある場合) ・・・「1.~含有を確認しております。」 12)「XML 出力」ボタンを押し、XML ファイルを出力する。・・・確認ポイント⑪ ファイル名は、オムロンの定める命名規則に従う。 AISB_仕入先コード_オムロン品番_作成日_任意文字列.xml 13)AIS(XML 形式)の電子ファイルをオムロンへ提供する。
別紙4.AIS 作成手順と作成例(商社の場合)
AIS 作成手順(商社の場合)
商社が AIS を作成するには、本マニュアルおよびJAMP発行の「JAMP AIS 作成手順書」「JAMP AIS 入力支援ツール操作説明書」 を参照ください。 下記に概略の作成手順を記載し、左図との関連を確認ポイントとして記します。 1)川上企業(貴社仕入先)である製造メーカより入手した AIS を「AIS 入力支援ツール」で読み込む。・・・確認ポイント① 原則、最新バージョンの入力支援ツールを使用する。(使用書式は最新のこと:JAMP Web サイト確認) ツール名:AIS_Input_support_XXX.xls 2)製造メーカより入手した AIS が適切かどうか確認する。 不適切な場合は、仕入先に修正を依頼するか、自社の判断でAISを修正または作成する。主な確認ポイントは下記。 a) 読み込んだ AIS(XML 形式)が古い物質リストに基づいて作成されている場合は、更新の可否に関するメッセージが表示される。 必要に応じて、仕入先から最新物質リストに基づくAISを入手するか、更新の判断を行うこと。・・・確認ポイント② b) 記入必須項目がすべて記入されていること。・・・確認ポイント③ c)「報告単位」はオムロン品番の単位に従って設定されていること。・・・確認ポイント④ オムロン品番の単位→「報告単位」 例(PCS「個」→個、M→m、L→m3、G→任意) ただし、「個」の場合は、1個あたりの量に注意する。 例)コネクタのコンタクトピン1個≠リール1巻 また、対象品を梱包する包装材や捨て基板など輸送後や生産工程で廃棄される部分は含めない。 d) 「JIG を対象とする」が選択されていること。・・・確認ポイント⑤ e) 「組成成分情報に関する宣言」で下記のどちらかが選択されていること。・・・確認ポイント⑥ 報告物質を含まない場合・・・「0.~含有は確認されておりません。」 報告物質を含む場合 ・・・「1.~含有を確認しております。」 f) 部品、材質欄が記入されていること。・・・確認ポイント⑦ g) 「1.~含有を確認しております。」が選択されている場合は、「報告物質」、「報告物質該当法令」が記入されていること。・・・確認ポイント⑧
h) ELV 指令、RoHS 指令等の適用除外用途に該当する場合は、「ELV/RoHS 適用除外等」欄、「JIG 備考」欄が記入されていること。・・・確認ポイント⑨
3)「発行者会社情報」を自社(商社)の情報に書き換える。・・・確認ポイント⑩
4)「入力内容チェック」ボタンを押し、記入モレ等の確認を行う。・・・確認ポイント⑪
5)「XML 生成」ボタンを押し、XML ファイルを出力する。・・・確認ポイント⑫
ファイル名は、オムロンの定める命名規則に従う。 AISA_仕入先コード_オムロン品番_作成日_任意文字列.xml 6)AIS(XML 形式)の電子ファイルをオムロンへ提供する。