一般交通方法の經濟的意義と其特質︵承前︶
D r
. E m i l S a x 著
今 野秀 輔
譯
目 次
第 一 章 交 通 方 法 せ 其 完 成 の 影 響 を つ け る 経 済 的 発 達
︒ 一
︑ 年 産 に 及 ば せ る 影 響
︒ 一
︑ 生 産 企 業 の 内 部 の 性 質 に 及 ぼ せ る 影 響
︒ 一
︑ 疎 に 土 地 生 産 に 就 与 て
︒ 一
︑ 原 料 品 加 工
︒ 一
︑ 地 方 経 済 よ り 世 界 経 済 に こ 至 る 経 過
︒ 一
︑ 生 産 上 に 及 ば せ る 電 気 動 力 の 影 響
︒ 一
︑ 商 業 の 形 態 lこ 及 ば せ 互 父 通 報 蓮 の 影 響
︒ 一
︑ 労 銀
︑ 資 本 利 子 及 び 地 代 l こ 及 ば せ る 影 響
︒ 一
︑ 完 成 せ る 交 迫 潮 煙 l こ 依 り て 種 々 な る 生 活 区 域 に 及 ぼ し お る 影 響 亡 夫 よ り 登 生 せ る 経 済 上 の 反 動
︒ 第 二 章 交 通 方 法 の 経 済 的 特 性
︒ 一
︑ 祁 互 的 経 済 関 係 に 於 け 旦 父 通 方 法 の 技 術 的 要 素
︒ 一
︑ 経 済 的 婁 嘉 の 交 通 方 法 の 完 成 上 行 は れ お る 推 移
︒
一︑現代交通方法の資本主萌的性質︒
一︑ 交通 の抜 戊法 則︒ 一︑ 交通 の集 中法 則︒
﹁交通の方向法則︒
生産に及ぼせる影響
先づ運送方法の一般的螢達よゎ︑生産の増
加に及ぼす︑全く二足の影響ある事明白なり︑ 生産品の坂東能力ビ債格構成ビに及ぼす交通
方法の作用に就きての供述は︑夫れのみにて︑
貨物の生産に封する作用の確定事たるを意味 すかのである︒前述の倍格現象は︑事賞的販
貢を前提ビし︑且共販貢は皆該貨物の製造を . 前提どす︒佳産が生産品の販貢の轄張を見た
る市場を利用する限わ︑地方的状態及び其範
一般交通方法の経済的意義ぜ特質
一七 五
商 業 さ 経 済
固にて︑生産は自ら愛子︒一部分は或地方の
生産が︑其他の地方の生産の代︑りに起って来
る︑此事たるや全国の瓶一域にも趨用せらる︒
併し乍ら叉以前高き運賃のゑに︑事実上生産
せられ宇且又︑需要地にて生産し得る能はぎ
りし如き貨物を︑今出来る丈製造しうるによ
りて︑総割合の勝賞が出現するのである︒
乍併夫を以て交通方法の完成によりて生産
に及ぼす影響は決して謹きたりごせぬ︑終局 の結果に強︿影響する間接の作用が是を詮し
︐ て
ゐ る
︒
運送可能法さ購買可能性ごは︑四方に後達
し︑生産品の市場直域は︑大なる面積に集中
する事に依
b︑麓々なる生産地問の競守は刺
戟増進せらる︒此駄に関して︑業営該貨物を
最僅少の生産費を以て︑製造し得る欣況にあ
る生産者に︑最大の見込を輿ふる舎以て︑英
生産者は.彼等の経済統態︑の恩恵営︑著しく
撲張したる需要者区域によりて︑極度に利用
するを得︒故じ目疋等の生産者は︑生産口聞をよ
一七 六
h
ッ廉偵に提供し︑夫に依
b他の生産者をして︑
生産子出来うる限り有利に行ひ︑債格の提供
に於ても︑例へ幾分薄利合以てするさも︑
同一の歩調に出づる様に全力を傾注するの徐
義なきに至らしむるのである︒斯の如︿して
競争が内包的に増加する事に依り︑最大限度
に債格を表示して︑増加せる生産品の販責に
努力するの要あるや﹄各に要求するのである︒
これによ
b債格に及ぼしたる底近は︑消費増
加の街勤を招致するに相違なく︑是は必然起
AY
来る生産増加を維持し︑事情に依りでは︑
兎に角︑生産を猶一層行ふ作用を谷川す事三な
る︒斯様なる後遣の詐に︑業競争者に勿論追
従する事を得まる者︑又は夫を欲せゴる生産
者 は
打 撃
+ 伊
岳 一
端 る
の で
あ る
︒
其他原料品購入上の廉債さいふ黙に介在す
る生産費の軽減さいふ事もある︒貨物の製造
に︑技術上必要芭する総ての材料さ入手芯缶︑
生産場所に具備してゐない︒か﹀る貨物は生産
を行はる︾に先だち︑往々場所の縫夏合要する
のである︒交通方治の完成は︑恒に加増的に
此輪以備費用を減少す︒貨物の製造上漁備費に
依りて得たる賞受の軽減は︑明かに債格上に
て表はる︑他方斯様なる貨物を︑廉僚にて輸
入する事は︑上述の補助機関のなきゑに存在
せぎりし地方にて生産するを得しな︑甲又は
乙の方法にて再び生産増加に及ばす影響が起
る の
で あ
る ︒
終
bに此影響は︑猶他の方面からも一段深
められる︑運設費は︑貨物の交換上無盆の負
擦にして︑従って葉軽減は︑他の目的の匁使
用し得らる︑力に相応せる節約さ同意義であ る
o運送の須の労働及び資本上の失費は︑ムー
や交通方法の完成に依りて相調的に減少せら
る︑完全なる交通方法は︑先づ其成立及び経
替に︑勢力さ資本ごや﹄要求するも︑複雑なる
利用効巣より見て︑比較的迄に少なき費用が
費やさる︒是先以て生産の増加におする障害
の撤排である︒不完全なる交通方法に於ては︑
運治ケ成就せしむる匁に必要であった労力ご
一般交活方訟の経泊的出品誌で特質
資本さは︑生産の増加にも免がる能はぎるも の
で あ
る ︒
的絞れざも︑交遮の完成は︑一定の給付量に
劃する人力の需要争ば︑技術的に進むにより
て減少せしむ︑又場所移特の逮皮は他の行結局︑
殊に貨物製造の忽に利用さる︑当時に於て額著
なる利盆を奥ふ︒水上及び陸上の︑運なが殊に
現代の交通方法︑下
bては自縛事に至るまで
もに依りて経験せられし︑非常に大なる速度
ケ考ふべきである︒是こぞ︑生産上供給せら
るぺき労力の増加含意味するのである︒資本
に関しては︑運誌上の積々の改善は同様の意
味にて主張せらる︑印も貨物の破壊或は損傷
を減歩るに依り︑一層大なる安令性さ運送口叩 の性質ごを考慮せられたる構造は︑部も資本
の節約ご︑多穏多用の資本又は労カを節約す
ぺき方針(損害輪以防等)に於ける放客及び逓信
の完備︑其時間中給付能力ぞ奪はれたる間定
資本さなるが放に︑貨物の聡没中及び夜庫時
間の短縮に依れる運送給付の増加的速度及び
一七
七
商 業 主 経 済
包容方も︑此種に屈するものである
o総て是
等 の
個 々
の 作
用 を
︑ 総
岨 胞
の 始
以 来
を う
る 結
局 に
質
現するならば︑労働及び資本の雨生産要素が︑
交通完成に依り︑生産の増加さな
bて表はる
べき︑あるカを経験する事に就きて︑疑を挟
まぬであらう
c交通方法の後達が︑生産より
土地を奪ふさいふ事は︑例ムザ側々の場合に於
て︑例令ば航行しうる河水の水位や調節する
がため︑大なる人潟的湖水を設置するが如き
場合に︑恐らく問題ごなりし事あるぺきも︑
障害物ごして作用するに該営するが如き事
は︑今日迄質詮されてゐない︒
目疋等の現象の終局の結果は︑連途方漆の交
通創造作用ざして︑交通形態の上に及ぼせる
反動作用の中にて合得したる慮の製造貨物の
持綾的に頴著なる増加である︒乍併勿論英作
用が漸次質施きる︑殺カに就きでは比較的
弱まる事︑並びに他の反動的経済上の原因に
依り︑一部分阻害せらる﹀事あり︑又往々過
重に又は過少に評偵せらる﹀事ケ度外視して
一七 八
の事である︒是によりて交通上に表はれたる
俊一速さ.従前費用額によりて妨げられたる︑
交通慾望の充足を生壱しめたる︑完全なる交
通方法会喚起せし夫等の交通行結局さ関連する
のである︒人は此黙仁就き︑改善せられたる
交通方訟に依りて解決せられ又は喚起せらる
¥A
潜在的交通さいふてゐる︒
生産企業の内的性質に及ぼす影響
区域に影
m m
一目する原図的連繋に於て︑生産の
特性上明白な規定がある︒販貢及び生産の範
図の慌張も︑此黙に於て規準的影響を有して
ゐる︒如何さなれば二定皮の生存力増加する
時︑及び夫に聞かれたる販寅可能性存する時
に際し︑始めて土地開拓には外延的経替方法
より︑内包的経勝目に移る経済的可能性がある︑
材料加工業に於ては︑亦生産設の軽減に間接
的作用を有する庭の大経楼を採用する勤機が
奥へらる︑のである︒併しながら交通方法ご︑
生産さの問に在る全く直接の関係は︑指摘し
たる駄に於て重きをなす︒実関係よりして︑
一般に交換の行はる︑遠隔なる経済区域間の
貨物の交換は︑不完全なる運送方法に於ては︑
其自然的性質若くは︑住民の文化の程度に依
b︑英範囲の各区域に於て︑結局特有な生産
品が制限せらる﹀結果さなる
o然るに交通方
法の次第に後述するにつれ︑古は地方的にの
み販資能力ありし諸積の一同一域にて︑生産せら
るべき貨物の生産及び交換に於て一般化し︑
又盆範岡康まる競争が開始せらるのである︒
ロハ地方的に制限せられたる販頁上の斯の如
き可能性は︑立(生産口聞におしては︑舎で奥へ
られたる生産利盆を全く奪取する事缶︑阻止
するごレふが如き成拘束含意味す︒交通制反
の後述に辿れ︑此事は止む︒完全なる交通方
法は︑一つ或は他の生産俊件の‑具陸的工夫ぞ
普及せしめ︑夫に従ひ抜大せる販責区域内に
て︑極めて有利なる係件の潟に︑他の区域よ
り有利に生産する生産部門の中にて︑共生産
手段を通用するこさ︑従って此範囲は︑最有
利に供給しうる半︑夫に反し一一階良きか若︿
一般交通方法の経済的定義さ特質
は廉債なる製造を忽しうる恩恵守︑他に奥ふ るが如き夫等の貨物をば︑其庭よち交換によ り調達し得ざいふ事堂︑各区域におし経替的 に庚告せらる
o蛍時者双方は︑自己生産に依り
て侠陥ある慾望の充足守佐川す不利盆より︑運
賃におする失費が︑より少なき問は夫により
て利盆をうるのである
o只特殊の生産利益の
優越)(此庭には一宮に天然的長所のみなら歩︑
夫々の事情に応じ︑資本若くは労力等の長所
さ解すぺし)が︑運設費以上に昇らざるが如
き生産品の種類は︑此貼に於て鐙化ない︑而
して夫等の秘類に於ては︑運送費の出来うる
限
bの回避︑されば地方的販支の或制限︑経
済主義の禁止さなってし・まうのである
o交通方法の完成につき論述せられたる影響
の行はる﹀其科皮に於て︑経済的に最良の立
場に従へる生産部門の集まる原因ざして︑其
作用は表はる︑此事を個々に槻察すれば.生
産の専門化ケ意味するのである︑却も此庭に
研究を姿せざる(関税底分)人然的珠防に依り
一七 九
商 業 さ 経 済
て︑共作用に障害を設けぎる限度にて︑交通
方法の進歩ご共に︑場所的又は物際的に俊治
し︑又相応に質現する一一利の傾向である︒
此事情ぞ命名して︑地方的分業どなす︒又筒
取に︑運送方法の完成は︑夫自身の進歩の澗何
度にて(凶際的及び大陸的形態に至る迄)地方
的介業の傾向令促進すごいふ︑実際叉始めに
指摘したる経持注の縫化に件なふ︑交替作用
も之に加はるものである︒
前述の一般的後述現象にして︑一方は土地
の耕作に於て︑他方原料品加工に於て去はる
べき︑共特性は注意を要す︒
特に土地の生産に就きて
土地生産物が︑陸の通路に依り︑九
H巾 規
の 期
間内にて只狭き匹域内のみに︑運没能力のあ
りし限
b︑内地の農業経済の形態は︑主ざし
て其産物に操るのが勝同然であった︒岡民経済
問予者にして農業家たるヨ川
y︑ハイシ
ηノ ヒ ︑
フ ォ ン
︑ チ ュ ネ Y
H・
巴・ ぐ・ 吋E
ロ
5( 西
暦 一
七 入
三年六月二十四日誕生︑一八五
O年九月二十
一入
O
二日死去)は此事を殺授的立脚地より︑恰も古
略的さ命名する研究に依
hて設問した︒街上
には車輪貨物の外に︑共他運送注存在せや'さ
の限定ケ某礎ざし︑計数上の一説明を以て︑我
等澗先の民事経済の模様守︑我山寺に提供する
事 を
得 た
︒
農業及殺百の杭々なる生産物は︑
ω・ ち
こ
般に些少の)迩対能力の異なる皮
A V
表して
?ゐる︑是或は同様なる迩設費に到して︑北一兵
なれる債格の匁さ︑或は生産品の若干のもの
が︑共自然的性質のため(例︑急に腐敗する
が怨)︑除法上特殊の要求あるに起因するので
ある︒北(運透能力及び販頁能力の多少に従ひ
て︑消費地の遠距離又は近距離にが︑て︑開墾
能力あり︑就中農業制度は︑階段費用を以て︑
生産品ケ生産するが怨︑印ち生産物の獲得上︑
其運送に必姿なる運送費の差も階段あるによ
り︑生産品の程々の偵格ゐるか﹂前提ざするの
である︒以上の如き関係に在る伺々の農業経
済的生産物︑及び経済組織の専門的研究ゃ基
礎ざして︑チユ
1ネンは﹁中心には唯一の消
費地ざして︑一都市が存在し︑其内部には馬
車の外閤道には︑他の交通方法の存せぎる全
く平均なる土地さ︑慨ね同質の土地性放さや﹂
有せる輸出入に割し︑全然閉鎖せられたる環
欣の区域ゐりごの前提の詐に︑思考せられた
る消費地の周回に︑特殊の生︐産稀.類ご一定の
農業経済組織さを表はす虎の︑多数の同心回
が集まるぺし﹂ごの結果ケ待た︒
資際に於て種々様々の一事が︑凡ての事情が︑
仮定的に等しき位置に起り来るが故に︑此抽
象的生産区域は︑各和の形態をどる地帯ごな
る︒此最後の平等性は︑標準的原凶の必要な
る影響
F e r
説明するに閲して是認
3れたのであ る︒良好なる土地の性質は︑生産地の.市要地
に一一肘近きご同様な作用をなす︒或又は同一
の経済匹域内の許多の泊費中心は︑明かに実
生産物の区域の交叉をなす作用あり︒例ヘぼ
山岳ケ辺地するが如き方向の運賃の際立は︑
地税の短縮を坊のし︑迩訟の低肢は︑地帯の披張
一般交誼方法の経拙倒的意義さ時質
を来す結川本さなる︒新絞にして遂に各農業的 生産及び生産方訟が︑其市場よりの距離によ
bて定まるぺき必要の立場な持てる︑穏々の
地帯の集令に依る錯雑関係が形成せらる︑農
業経済?支配する場所上の狭く引かれたる限
界 の
附 印
刷 性
で あ
る ︒
より完全なる交通路は︑此関係を本質的に
援じた︑銭道による漣詮が蓬に低廉なるによ
り︑一般に夫に和路せる地帯の延長ケ見る作
用ケした︑こは巳仁一︐方的に水路に依りての
み行はれたのである︒従来遠隔地にありし区
域は︑銭道によって内部の地域に迩められた︑
牧畜の代りに穀物の栽培起り︑後者の地農業
の地域内に︑外延的経済組織の代り内包的経
済組織相次で起り︑従来各大都市の周囲に︑
又は和大なる区域上に後述せる場所にして︑
多くの都市的居住地ざなり︑又工業地帯にし
て自由的経・僚たる長内部の地帯は︑諸国全般
の上に披張した︒現代的交通方法に披れる運
訟の低紋は︑依格に於て最下位にありし農業
λ
商 栄 之 経 済
経済の生産物すらも︑遠距離に運送能力ある
に至った︒共上新鮮にして試食せられねばな
らぬ如き生産物の後法子︑銭道さ般舶さが遠
︿設附しうるさいふ事情も︑之に加はり来り︑
或種類の生産が消費地に}返さを姿したる拘束
も.著しく緩和せられたのである︒
A1
や其生産口聞は︑従前運送の左右する所ざ
なりて妨げられたる白然的利盆が生産者に有
利之なる僻遠の地をも求むる子うるのであ
る︒又某反おに︑経費の苔む運法令
γ要するに
依り︑日疋迄多大なる経済的利盆により︑最も
外部の土地に運送するを拒否せられたる生産
物は︑目下其地の有利なる自然的珠備係件印
ち内包的経済により︑目下運送関係よりも一
層重要なる︑よりよき牧盆関係の生子る限度
にて一府内部の地帯ケ求むる事が出来るの
で あ
る ︒
生産地帯が夫放運送制度の俊一造によりて︑
一管に異常に慌張せられたるのみなら歩︑又往
々停止せられたのである︒故に農業関係は︑
一 八
最早市場迄の位置が︑農業を支配するに非宇
して︑寧有利なる自然的生産保件が︑現在生
産及び経済組織さして︑必子首位に置かるる
さいふ滋味にて︑根本的に改造せられたので
﹀の
る︒
原料品加工
交通後迭の影響にして︑原料品加工印も工
業の性質に奥へたる事に関しては中止せる小
規模の数多の地方的経替の代りに︑個々の大
施設が起るに依りて︑既に論述せし大経停に
移る傾向の中にて︑夫自身己に本場関係に強
大なる干渉を有したさ解すぺきである︒乍併
時制著なる意義あるは︑従前既に迄かに運送能
力を有したる製造ロ仰の聡送よりも(容積ある︑
重き︑債値低き)原始的生産品の購買及び後 遺が︑機械的運没方法によりて︑相調的に著
しき軽減をうけたる欣態ざなった事である︒
夫により原料品分布の匁めの原料及び補助材
料の牧得地の近接さドふ事は︑施設の本場関
係につき頗る重要さを失ひ︑夫に濁し其近
接 せ
る 事
は 従
前 正
に 決
定 的
で あ
っ て
別 ヰ
一 一
目 す
れ
ば︑原料品牧得上中央にあるか︑又は非常に
返さ所にあ
bし工業部門の位置の利盆は︑多
少 共
生 産
的 の
緩 和
を 見
た の
で あ
る ︒
丁 度
夫 庄
一 一
V
に 依
b
で︑他の生産利盆︑労働及び資本力又 は信用市場迄の位置上に存するもの及び其他 の如き利盆は比較的高められたのである︒此
事は工業の一部に濁しては︑大都市に集中す る事を意味するのである︒
原料の侭値が︑生産口聞の債値に於て︑より
多く関奥するか又は︑より少なく関興する
かに従ひて︑個々の工業部門に於て︑影響 は種々様々なり
3其 上
現 今
製 造
ロ 叩
の 運
賃 ご
債格さの関係に直面して︑販士貝争決定する
其他の事情にお比し製造口聞の多くのもの
の脱税法距離が︑殆無影響になり其結果債格 及び質の最少の利盆も︑最も遠き区域以内
の競争上︑個々の企業に長所優越を確保す
る に
至
b
︑都々の図の工業関係が︑相交叉
して接鰯する事も加はる
o前述の事態に悶
一般交通方法の経済的意義さ特質
聯して︑工業の車内化の傾向も増加して来 る ︒ 各地方は︑世界市場を通じての競争に依り て(従来の如︿地方的に供給せられたる原料 品企︑出来る丈多くの需要に供給する代りに) 労働部門の中にて︑共競争が穏々の周囲の原 因よ
b来る結果ごして︑生産上に最大の優越
性を表はすべき加さ労働部門ケ︑主ざして経
緯する撲に徐義なくせられた
o︑ 運
賃 の
些 細
な
事は︑生産過程の部分的現象にすらも︑制限
するを得︑業怨種々の地方にして又往々遠距 離の地方にて行はる︑街立的企業ざして遂行 せらる︑もの︑又は生産過程上其前任者の生
産品(竿製品)の加工又は仕上げに従事する経
緯口にして︑彼の締立的企業に割し︑同様に地 方的に濁立的ざなりし経緯の許多の分離せら
れたる経緯に︑一の製造は分類せらるるので
あ る
o
原料︑補助材料︑労働方注及び機械は︑
盆多︿遠方より購求せられ︑工業は交通上に 後達を来し︑夫によりて盆自由に叉活動的ご
一八 三
商 業 さ 経 済
なる︒五日人は又此脱税達をば︑只原因によりて
弊別するに止め︑諸種の副現象又は影響(其
中に喜しから︐さる現象もあり)に就きでは︑
推考するを欲しない︒債格の近似さ工業の建
設ごの後達が︑取引土繁栄すれば繁栄する程︑
極々の図及び地方問の事情に感じ︑夫々生じ
来る運賃の僅少なる差異は︑廉債なる大長生
産に於ては︑競争上盆決定的になる
Q是より
して︑是等の漸進的後述階級の迩迭債格の形
態は︑従前より非常に章一一袋ざなり︑又是は夫
におし︑過去に於て何等の必要を有せゴりし
経済的規定の結局には︑明かに規定の根披さな
るのである︒高償貨物に就きでは︑其事情は
異なるものである︒
地方的経済よ
b世界経済に至る
経過
綜合的に全般の生産に於て累逃せる胤味違現
象を︑地方的経済の従来の放態より︑債格構
成上に同様なる現象を呈する世界経済に至る
経︑過ごして表はすを得︒此意味に於て︑現在
一入 四
の完備せる交通制度は︑資本︑貨幣︑信用な
くんば︑只制限せられたる程皮にて︑共活動
性ケ後揮し得る現代の閥民経済の︑有力なる
設左ざして思惟せらる︒
設述したる事情を合得するに蛍
b︑亜米
利 加
の 閥
民 忠
一 者
ケ ア
7 1 0 5 1
が図民経済
の理想的又は普通の戒態に於ての想像は︑
如何に偏せるものなるかを明示してゐる︒
今翠げたる大家は︑運治安が質際に消滅す
る結局に︑生産は地方化するさいふ事にて︑
経済上望ましき形態が後生すごの見解守抱
いてゐた︑一定貨物の生産に調し︑自然的
設備保件が侠乏せぬ限
b︑生産地
ε消費地
さ狭き範同内に合致するごいふ結果さなる
様︑各の消費中心があらゆる需要口仰の自己
生産を業中に誘引するに至る︒人口衆凶の如
き大なる区域の詐に理解せられ︑ケア
yーが其事読み
4編みたる其事情につき考慮を挑
ふさも︑立(理論は首肯するを得ない︑如何
ごなれば其設は︑地方的分業に制刻して異り
たる貨物に関しては︑前述の如さ説謬子︑
一般化するより外に︑何等の長所がないか
らである︒然れどもゐらゆる其他の貨物に
関しては︑交通方法は︑人類経済の如斯朕 態を︑幾つも取
b
去ったのである︒銃に天
然的及び人銭的水路は︑共水路の活性宇治以
揮 し た る 区 域 間 の 世 界 的 交 通 争
︑ 古 よ り
匁すケ符穴︑鋭道は此作川川を向上し︑且は
一般化したるさ共に︑恭汽舶は︑水路の活
動性を一層高めたのである︒前述の理論
は ︑
夫 故
前 誌
や ﹂
銚 き
た る
一 膝
史 的
批 技
法 の
反 詮
ケ合
hu一平になるだらう︒石茨及び銭鉱脈
の︑漸進的中絶により︑迩没廷が銭石炭の
仲間交に依りて︑著しく高まり︑交通の完成
上の技術的要件が︑或強化ゃ永すぺき将来
に於て︑始めて此反詮は︑或桂皮迄目撃す
る 一
平 に
な る
か も
知 れ
ぬ ︒
屯力の生産上に及ぼす影響
現代の形容の一詐に究施せられたろ生産の俊
一巡方向に︑最近英外の何時化を加ふるに至ハノ
一般交拍方訟の経抗的立誌さ時質
た︑ぞは勤カケ場所移轄の謝象にすらも匁し たる︑彼技術的成功に葉原因含有するものに して︑印ら電力是
ε
ゐ
る
J
電力十遠く誘導す る問題上の経済のあらゆる見解に趨切なる解
決に依り︑勝︑範悶の数多の改造は︑多くの生
産部門に表はれてきた︑改造の一般に傍癒せ
らる其依値は︑漸く近時認められたさはいへ︑
此致果ケ買現するは︑左程困難でない︒
需要ごしての後勤カぞ生産すべき必要は︑
廃絶せられたりしち一一宮に機械的施設によ
bて
の節約のみなら子︑又燃料購入の廃止により て︑施設資本及び経持費に︑著しき節約ぞ生
壱しめたっ恰も此施設に依
hノ て
亨 ︿
る 利
金 は
︑
丁皮動力の生産に依
b︑最大の規模の大経替
に於て︑生産費ぞ北一ねんしく緩和し︑又他方炭
坑に此施設を匁し︑以て運賃の節約?なし︑
法き迩迭に堪ヘざる燃料債値の少なき︑廉債
の石炭をも利用し︑又往々動力をうる時一一尉
低廉ごなる泌の水力︑者くは他の自然カヶ利 用する貼に存するのである︒製造費及び事務
一八 五
商 業 さ 経 芳
費ケ控除しても︑動力今企業者には︑生産口問
の宵(費の低落ぜなりて表はる︑其著額の利盆
が残存するのである︒
主(上動力は︑各任意の強皮にて殊に又微荷物
の強度じて供給しえらる︒其結果勤力会微量
に︑交替的強皮に︑又往々長き休止時間を一要
する努働機関の使用も叶ヘ︑其匁には従来庭
理せられたる方注にては︑同等な経済方治に
ては其勤カケ造り得
5
りし小経勝目に就きで
は︑一層致果あり︒若し夫が一般に貫絡せら
る︑院院には︑此技術的成功が︑経緯上如何な る鎚勤
招致するかは明かである︒農業経済
' Tに於て大なる範囲の経皆上︑殺果は著しくな
らう︑原料品加工に謝しては︑一清徹底的で
占 の pりp
フ ︒
後勤カに比較的大なる需要を要し︑魚︑今
迄石茨の牧得地に極めて近き賂じ有利なる立
場を有し︾工業部門は︑石炭の牧待に関して
全く濁立的になった︑低廉なる動力が︑必然
考慮せらる︑を以て︑工業的施設守分布する
一入 六
一 平
を 圏
中 に
念 す
か 山
え た
︒ 動
力 は
今 や
随 所
に ︑
各其必要程度に於て︑又有利なる健作ぞ以て
供給せらる︑故︑小経位も亦機械的作業ぞ基
ごして設立されうる︒従来此黙に於て民嘆せ
られたる小経替の︑大経替に謝する其不利の
位置は︑例ム付金部除かれ︒さるごはいひ︑会く
夫によりて著しく緩和せらる︑に至
h J
︑他の
結にて.小経緯の有せる長所に依り︑大経替
ご競争する機能を袋持するに至ったのであ
る︒電気後勤機は︑大経替に於ても小経持に
於けるさ等しく︑其勃に於て工業的活歩に強
き街勤伝山県へたる︑労働過程の機械化及び単
純化ケ促進した︒併し乍
ι全く決定的なるは︑
電気の影響が︑結局大なる動力も又少なる勤
カも︑費用の立場より︑同一軍位債格にて供
給し得らる﹀一卒︑且又電流の道子る距離に関
しても︑或区域内にては費用の差別生中るな
︿︑共電力を各地に於ける採用者に︑同侭格
にで供給せらる︑ざいふ事にある︒経持費の
該成分は従ひて各生産者に調し︑生産範図及
ぴ立場の差別なくお等に置かれる
3此事は機
械的経持及び工業的施設の同程皮の地方的分
配ケ一般化するさいふ怠昧にて︑深き影響
を奥ヘぬ誇にはゆかぬ︑経符カの廉債ざいふ
事ケ綜令せば︑技術が︑我等の眼前に奥ふる
著大なる進歩伊賀呪し得る限り︑其闘の会範
回の工業の活動さ後達ごは︑終局の結果ざし
て起る事必然である︒立︿極めて廉債なる大な る勤カを︑瀧よ・り獲得する事︑叉例へば生産
物の運送等に関して︑製造施設に趨蛍なる板
挟 ケ
奥 へ
た る
場 所
に ︑
動 力
を 一
誘 ﹄
出 場
す る
事 は
︑
従来後見し得ぎりし生産物が︑夫により得ら
れたる新たなる虎置法ケ出来しめたのであ
る︒主例︑智利磁石を補充する炭酸克斯であ
る︑電気工業は此黙に於て︑漸く美加札果を額
は し
た に
︑ 過
ぎ ぬ
︒
商業の形態に及ぼす交通完成の
影響
前に述べたる改造が︑商業の範囲︑分類及 び客憾の滋化の上に表はる
¥Aは勿論にして︑
一般交通方法の経諮的意義さ特質
従ひて商業の進歩さ後遣さは︑交通方法の披 張さ完成さに平行してホゆる︑殊に現代の交通 方注に挨る商業運動の著大なる脱税遣は︑後這 上回匹︑のものでなく︑前に論述したる結果の外 部の現象に過ぎぬ︑交通方法の完成にして商 業の内部の性質に及ぼしたる影響は︑猶列記 す
ぺ し
︒
第一に此庭には︑互じ前提ぞ結局せる大経持
及び専門化を促す︑生産類似の現象ぞ拳げる︒
結果に於て︑此脱税達は︑商業部門の複雑化︑
一方より見れば分裂︑他面よーリ見れば集合に
して︑大多数人民の常規的需要の物口問診︑自
己の倉庫に集約する慮の最絡の︑基礎を形成
せし小頁に︑種々雑多の販寅披授ケ一不す︒総
ゆる部門におしては︑運送の安全さ速度さは︑
今一言明せる結果に就きても主張せらる︒其安
全ご速度ごは︑商事企業の危険ケ減少し︑資
本︐の回般か﹂迅速にす︑是は一方に於ては︑叉
貨物の趨営な低落をなさしめ︑他方に於ては
小資本を以て︑より大なる商事企業を替まし
一八 七
商 業 ミ 控 訴
な︑故に或は貨物量により︑或は遠距離に謝
する商戦の延長を来すのである︒人事上並び
に貨物取引上うくる︑猶深刻なる軽減は︑共
外媒介入の多数の者伝不必要ならしめし事で
あるの媒介費の底止による直接的商車関係の
此利盆は︑例ヘ媒介によりて利得ケ得る夫等
の人々は勿論︑品目日経過の許に脳む芯雄も︑総
陸経済の利盆さして記すべきである︒
個々の商業部門の或範回にて︑地方的顧
客関係のが︑商業補佐人の増加があり︑其
潟に族客交通の低廉さ逮皮さが︑共原因を
怨したのであるが︑中間取引は一般に相調
的 提
一 歩
せ る
一 準
決 定
せ ら
る ︒
一般に低廉なる通信さ関聯して︑殊にも小
取引の享受する軽減は︑小貞子﹂地方的消費者
間の関係を緩和し︑消費者は外部より︑何時
にでも希望せる商口仰を供給しえらる﹀に至っ
た︒治安者は︑小員業者が貯戒しゐる綿々の
貨物ケ車内商より購求する事が出来る
o其中
に存在する健全なる競争は︑地方取引の地税
一八 八
を︑決して奪ふごいふ事がない︒運災業ごい
ふ新たなる商業形成が︑此基礎の上に出来た
のである︒犬都市の旅客交遮の集中又は︑地
方交通の改善は︑途に小山
U(
ケ
も 大
終 答
に て
州 引
け
れU
ケ得しめた︑此一平は最近此後述より生れた
る茄芽たる商品応にて見らる︑此商底戸建怠
業さの連絡は稀の事でない︒
現代の運詮方法の給付能力は︑時処替的運気
の各般の利用ル山︑商業に充分に確保した︑併
し乍ら或限皮や・超越せる場合に︑古式の運送
方治は︑或は其任務会拒否するか︑或は舷頭
及駁者が︑其運気より来る利益子︑屡大部分
着服して︑ロハ著しく高債格や‑呈する棋に利用
せられたのである︒賀川的にして任意貨物の
貨物債格並びに事質的引渡能力の安全は︑通
信の進歩さ関一巡して︑投機商に割する刺戟性
を 包
減 せ
し は
否 む
一 平
出 来
な い
︒ 来
一 ⁝
汽 交
通 方
訟
は英関係貨物にごり︑世界的運淀能力上必要
なる前提なりじ故に
J泊 ⁝
汽 交
通 方
法 に
依 り
て ︑
原料生産ロ仰の定期取引は︑漸く一般化するに
至 っ
た ︒
電気上の通信は︑程々の取引市場に一般に
通用する商品(叉有償詮券)の債格差より︑同
時期の寅却又は賊入によりて利益を求むるさ
共に︑英作戦により殆債格の充分なる平均を
招 致
す る
姉 崎
氏 取
引
(r z g q z z E )
ケ招致し
た (
辺 貨
は 除
外 さ
る )
︒
現代の交通制度及び夫に基づける設備にし
て︑商業を助︿る華客収集の特別なる方法は︑
我等に悶係ある原因に路右すべき︑夫等の現
象の一部ケも看過せ︑ざる様︑完備の忽に考慮
せられねばなるまい︒
交通関係の上に激烈なる改援をうけたるもの
メ ヅ セ
︑容易に説明し得らる︑結果は︑定期市の衰
微である︒印も大取引の数多の原因集まり︑
或地鮎に後生したる勝良市場にして︑生産者
は其商品を以て卸商及び商人をして︑一定の
時期に集合すぺき地鮎営必一安ならしめたる不
完全なる︑交通方法に立脚せる︑歴史的立義
含有せる市場である︒目疋等の原因の狛依然ご
一般交通方法の経抗的意義さ特質
して存在する筒所は︑今日狛市場は存泣せら る︒過去に捉はれて︑時期的陳列所に外なら ︐さる見本市場により︑夫?補充せんさ努むる 者ゐりさ雄︑日疋は商業の内部の性質に就きで は︑何等の関係がないのである︒同様なる方 面にて︑思索研究の結果︑年定期市起りしも︑ こは一部分中間取引さ小取引三のゑに︑一日記只 の機曾さなるが︑共他は農産物さヱ義口仰の生 産者が︑消費者ご直接取引営なす目的を山達成 するに在りて︑商業上深甚の殺呆は乏しいの で
あ る
︒
結局完全なる運送通路の方向は︑叉商業活
路の方向ケ意味するさいふ事は︑明瞭にして︑
世界商業の大なる商品移動に閲しては︑国民
生活に︑深き怠義含有したる経済史の現象に
も密接な関係があるのである
υ従来の歴史的
時期を室せる滋勤にして︑最近の︑過去及川
υ現
在に屈するものは(只ヱズ運河︑大平洋銭港︑
西比利亜銭滋︑パナマ運河︑バクグツト銭道)
なぜ追懐せらる︒
一入 力
商 業 さ 経 沼
労銀︑資本利子及び地代に及ぼ
す影響
債格現象ごしての準設を合める交換経済的
貨物供給に於ける利盆の分配は︑山首然交通方
法の活動性に依り︑一定方向じ於て影響を蒙
4Q︒
生産の増加ご遜改さは︑第カの需要上影響
なき誇にゆかぬ︒一般に殊にも工業地を形成
する彪は︑労銀の騰交の意味じて主張せらる︒
交通制度の後迭に依りて地方的労銀は止み︑
又庭世上地方的拘束ぞうけたる賃銀上の故障
が消滅せしを以て︑労働供給さ需要の慌張が︑
遠き区域を超え︑共代りに表はる︒他の事情
にして︑般労働者ヶ一定の土地に拘束せぬ限り︑
非常に交通低廉なる時に際し︑労力の需要の
存在する筒所又は労銀の高き場所に︑職業ルパ﹄
求むか将叉︑州労働の必要止み労働の報酬の減
少せる庭より︑退去する一事は︑努働者の任意
ざなった︒極めて後建せる通信制度は︑此平
均にも著しく放験する︒被保者の移動が極め
一九
O
て盛になり︑各図より続々︑海中﹂超えて迄も︑
手績を経たる大群の移住が行はる︑程皮に旺
盛さな
bしが︑此移住は勢銀の平均上︑相応
の作用を及ぼしたのである
o併しながら人類
の相互的接近又は努働者同盟ごして表はる﹀
相互的国陸組織は︑交遮の脱税遣に依り︑著し
く良好ざなり︑共同盟よりして︑労銀関係に
徹底的援化が生十るのである︒例人的努銀よ
り国際的努銀設定に及ばしめたる︑労働階級
の組織は︑現代の交通制皮なくんば︑事も思
考するを得ないのである︒
地方的貸率の或る平均上の意味にて︑交通
方法は又夫が誘致する需要口仰の償格の平均に
よりて︑不熟練般労働さ生計費さに到する一般
的労銀賃率問に在る関係に基づくものに︑間
接に作用してゐる︒極々の原因集合して作用
せられたる蕊文化及び新文化諸閥問の労銀の
平均の傾向は︑極めて知設省ざなった︒活文化
図の諸邦に於ては︑人口の密度に依り金額は
低く且例令労働者の同政によりて︑高めらる
︑ 主
ご も
︑ 猶
経 済
的 影
響 の
念 日
用 品
の す
同 債
な る
故︑質質賃銀ごして比較的低廉である︒新た
に開かれたる諸国にありでは︑勢力の少きご
農産物の低廉なる須に︑貨倣
m賃銀も︑質質賃 銀も高し(例令質質賃銀は屡関税により︑工
業生産品が商慣ごなるを以て︑数字に表はれ たるよ
bも 高
か ら
十 ご
い ふ
さ 錐
) ︒
容易ごなれる交通に依り相互的影響に操れ る平均は︑明かである︒新世界よりの農産物
の総入に依り︑宮文明閣の各園の債格に︑質
賃貸銀の勝賞ケ意味する︑或照治一ヶ及ぼした
るご同時に︑労働者の海外移住により︑規準
的労銀は増加せられたり︒新聞の諸国に於て は︑債格勝賞の影響に就き︑農産物の総出減 少し︑又他方に於て労働者の移入並びに資質 及び貨幣賃銀は減少した︒
大都市の後迭は︑幾多の原因に綜すべきも︑
就中交通方法の完成は︑第一位じ置かれる︑
其後法は︑稲山々の原因関聯して︑交通制度ご
労銀問の関係を一見に媒介したる或深き影響
一般交担方法の経済的立読さ特質
を︑明かに努銭関係に及ぼすのである︒
資本の移動は︑勿論人間の移動よりも︑些
少なる障害に選ひ︑且貨倣市及び信用の形に於 ける資本の譲渡には経済的計算上何等賞用的
致果
通方法の平均的作用は︑会く特別に資本利子 生性︑ざる︑浪費関係生十るを以て︑交
t fの範囲に表はる︒勿論利子の清算さる︑商品
移動によ
bて︑諸国間の終局の資本譲渡が起
るのである︒併しながら此運迭の完全さ低廉 さは︑是等の商品移動をして︑あらゆる障害
より免れしめた︑資本譲渡上他の障害なき限
b︑其完成階段にある交通方法は︑遠隔なる
諸国間の利率が︑会く平等性骨招致する事に
な ら
う ︒
地代に関しては︑銃に前箇所にて此貼に接 鰯するの機曾があった︑需要匡域の供給が行
はる︑其区域へ︑新らしき区域が編入せらる
¥おに依り︑運送費低廉の忽に︑湾市場区域内 の需要に割し︑供給力増加するに従ひ︑依格
及び英中に合まれたる地代は一腿泊一せらる︾
九
商 業 さ 経 済
事︑又如何に増加的需要が︑夫に交通完成が
反封作用子及ぼす事ある地代の債格を騰貴せ
しむるを得るかか﹂︑五口人は知るのである︒新 らしく引き入れられたる国一域にて︑地代が漸
く騰貴債格
T
後生する事は︑同様に総定的の
ものである︒其総結果は恰も
A1
債格の卒均の
中に合まれたる或析の補墳であるつ今研究せ
られたる移動は︑各方面に同等の生産保件あ
るに蛍
b︑趨丸山田の債格にて充足されたる需要
の粍皮及び︑共需要を丁度実債格にて充足す
る供給区域の範悶ごに依りて︑定まるぺき英
一定貼に落附くに相違ない︒
交通低廉の影響は︑同様に銃に論議せられ
ねばならぎりし如く︑者し新広域が︑有利な
る生産保件ケ具備するならば︑共作用一局深
︿及ぶのである︒交通改善の終局の影響は︑
地代の資本化によって︑大なる経済的範同の
事貸さな
b︑又少将皮に於て︑此事は先に仮
定せられたる場合にも営成る︒資本化の結果
地代は其閣の平均的反人口にて︑土地の利子股
九
盆の不可分的部分ざして思料せらる︒此牧盆
の減少は生産者にごりては︑士地の吹盆僧位
又は市場使値(資本債佐)ざなりて︑再現する
或損失を党球す︒目下成立しつ﹀のる資本化
に依倍以せる共階段に濁し︑斯くの如き原因よ
り 脱
税 生
せ る
伺 格
の 路
一 泊
一 は
. 犬
が た
め 其
生 産
者
の全階級に︑多少共芳しき利子の損失及び資
本の損失ぜか斗来さしめ︑下落せる債格にて貝
ふ消費者の利金は犬に相反するのである
o五日人の目撃せしが如︿︑破綻に瀕せる経済的
現象は︑理論的には装容易に解秤せらるるも︑
質際的関家行政上に困難なる問題が︑此虎よ
り後生する事がある︒
大都市的居住地の地代に謝する交通方法の
関係は︑地代償によりて影響せられたる住宅
関係に於て︑特殊の趨用︒ぜ見る︑者し鋒業生
活の集人目ざしての中心すらも︑此影響を蒙ら
ぎるならば︑改善せられたる交通方法が︑居
住地の周回に新住宅診散布する守均しうるさ
共に︑中心に集まらんざする都市的住宅区域
の家屋の利盆の更に騰高するを抑制するか︑
又は砂︿も妨ぐる意味に於ける作用が行はる
る の
で あ
る ︒
吾人は同時に農業及び工業の︑交通方法の
影響の詳にて経験する改造を迫想せば︑交通
完成の影響にして︑地代の形態に表はるる其
方治に割し︑次の反濁命題・起る︑交通の完成
は︑地方的位置より後生する地代に︑卒均作
用さ一部は緩和作用を起し︑﹁夫に反し自然的
生産利盆より生子る地代をば︑高き程度に致
カあらしむ﹂ご︒
最後に交通方法の傍播によれる︑地代の地
方的泌氏生を思考すべきである︒通路の施設︑
殊に出後知︑停留地賠の土地の牧得に依
b︑
又建築地に於ける農業経済的に利用さるる土
地面積の謎形に依
b︑叉増加せる般労働者のゑ
の後利的施設ご︑住宅地さを所持せる地方に︑
移住の珠想ゐるによりて︑新らしき交通方決
の後生を促すぺき︑夫等の土地の寅買債格の
騰交は明白である︒
一般交通方訟の経済的意義之特質
完成せる交通制度に依れる様々 なる生活区域の影響及び夫より 後生せる経済上の反動
吾人の物的生活上の全般の性質の上に︑経
済的俊一遥が及ぼしたあ︑多方面の副作用及び
徐殺を細部に亙りて研究するは︑恐らく必要
ざしない︑如何に多方面に於て︑我等の欲的主
充足上の現代の形態は︑此結に規準的原因を
有する賃設守︑誰人も認なるに跨跨せないの
で あ
る
o
交通の後建によりて始めて吾人に知
らしめ︑又各地より叉各風土よ
b入りたる是
等の原因は︑如何に多︿の貨物を豊かにせし
か︒又他方に於て︑食物︑衣服︑住居の一般 の消費に於ては︑其卒等性には営然地理的︑
倫理的の特質には其限度ゐれーとも︑叉是等の
限界ケも︑部分的に超越せし卒均類似さ卒等
の方向を経たるかざいふ事を認むるのである
種々の生活区域の上に及ぼしたる交︑過の深
刻なる影響を︑個々に調査する事由は︑猶乏
しい︑滋には五日人の研究に拘はる現象さ物怯
一 九 三
商 業 主 経 済
ごの問の関係が︑買質的原因ごして略述する︒
これ終局の結果を誘起する程々ト雑多の原因結
合である
o兎に角是等の原因の集令陸に︑交 通制度の悶奥せる部分は︑著いものである︒
集合生活の補助機関ごして︑並びに五日人が文
化ざいふ名親の詐仁︑網羅するを常ごする人
類の後達
ω︑抑制々なる方面に関する交通制度
の殺果は︑此庭にては又経済上に反映する︑
その徐致の結局に五円人の興趣ケ戚悲しむるので
ある︒只二三のものは︑現象の範国より除外
して考慮すべきである︒
世界交通は︑相互的補充ご奨廟さを意味す
る其交通の中に理解せられたる︑図民経済の
或従属性ぞ賛してゐるが︑又他方面より見れ
ば︑先俊擦を獲んが匁必然戦争迄も貼附せ︒さる
程の競争を惹起した︒原始的関民生活の階段
に於ては︑長・良の狩獄地さ漁業地の争︑肥沃
なる牧地さ果貫土地の争奪である︒回取︑返の事
故は此黙に就き永く論及するは︑蛇足の成あ
る程明瞭旦印象深きものである︒此黙に闘し
一九
四
動きっ︑ある政治的範囲は︑交通の後達によ
りて共に著しく誘護せられ又促進せられてゐ
る︒五日人は只強き図家制度に到達すぺき園民
の要素の融合が︑如何に甚だしく完備せる交通
念保件ざするかを︑直ちに合得せんご思はい︑
回股史的事蹟に着服すれば足るのである︒而し
て此完全なる交通よりして︑其閥民の経済上に
最も有盆なる街勤の出づる事は勿論である︒
交通方治は︑人類相互の赴合的関係に︑如
何に改造的作用を及ぼしたるかは︑同様に容
易に洞察せらる︒一肱合関係は︑自己の思想︑
成情及び利窓口に就きでは個々人をして︑常に
か︑︾る結合には前提を要する包括的一此舎に融
合せしなる
O
疋等の要件は︑滋に始めて極々
Hの生活区域に向って︑新計劃を設定し︑実質
現が又経済を支配するのである︒
此経済的及び図家的後遠の特殊の現象は︑
都市の後迭にして︑殊に大都市の後迭である︒
交通方法さ此問係は既にち込
ro oq
官 官
︒ 勺
写
r oの(如斯理由より二個の現象の原図的関係に
関聯せる不完全なる結論の意)ざいふ句ケ以
て 示
3 る︒種々なる有利の又は不利なる附随
的現象は︑誰人さ雄も免れない︑其中にでも︑ 経済的行須の住宅問題は︑明かに新らしき問 題を呈してゐる
c其解決には︑交通方法夫自
身が寄奥すべき峨能含有してゐる︒
殊に精紳的及び良俗的生活に調し︑一般の
数百紋態(族行︑通信︑印刷物)の向上に於け る︑完成せる交通方法の影響は︑買に著し︿ 考慮せられ︑他の方面に於て亦増加的生存競 争印も我等の現代的生存の早念及び無休(焦
慮)ごが考慮せらる︒又始めに考慮せし結に 於て︑科
mA
干さ技術さは︑共部の促進守見る時
に や
回 り
︑ 各
勢 力
の 緊
張 に
よ り
︑ 康
範 固
に 一
日 一
る
経済は︑支配的生活内容に迄もなるが如く重 也られ︑其結果経済は︑其内容に向って.手
段より目的に︑殆目的其物に迄もなったので
占の る︒
交通に依りて経済及び種々の生活区域に︑ 開防署する錯雑にして又重要なる関係念︑新採
一般交担方法の結前的窓読さ特質
に包括的隊まに於て一児する時︑夫にて交遁 方法ごいふ其特性能力ゐる武器を所有する︑ 図家なるものは共闘民の経済上︑影響あるぺ き
診 察
知 し
︑ 立
( 機
闘 争
‑ ︑
閥 民
の 保
護 及
び 正
し
き法規の調象ご忽さねばならぬざいふ事は︑
自ら剣明する︒
一九 五