は じ め に
高 齢 社 会 の 意 識 に 関 す る 基 礎 的 考 察
は じ め に I「高齢者」に対する少年の意識 l 小 学 生 の 意 識 2 高 校 生 の 意 識 Ⅱ「高齢者」に対する大学生の意識 Ⅲ 高 齢 者 自 身 の 意 識 お わ り に大 坪 宏 至
1999年8月6日、厚生省は’1998年簡易生命表」を発表した。これによ れば、H本人の平均寿命は、女性で84.01歳、男性で77.16歳ということで ある。また、男女差は過去最大の6.85歳に広がっている。これは、女性の 平均寿命が前年よりも延びているものの、男性の平均寿命が前年を下回っ たためで、その背景として、中高年の自殺の多さが指摘されている。 男性の自殺者は前年に比べ約6,500人多く、過去最高の22,338人だった ことが、厚生省の人口動態統計により明らかになったが、自殺者の年齢で は40∼60代が多く、その原因のひとつとして、経済不況があるとの見方が 強くなっている。警察庁によれば、40代、50代の「生活、経済問題」が原 因の自殺が、前年に比べて約7割も増加しているという。自殺者の増加も 含 め 、 世 界 一 の 長 寿 国 に お い て 、 今 後 も 高 齢 社 会 の 問 題 は 一 層 顕 在 化 し てくるといえよう。 そこで、本稿では高齢社会における意識に焦点を当て、高齢者の意識の みならず、高齢者に対する高齢者以外の者の意識についても、その実像を 明らかにしていきたい。 高齢社会とは高齢者の社会をいうのではなく、増加した老年人口の中心 である高齢者及び高齢者以外の者で構成する社会であることから、両者の 意識の現状を明らかにし、意識のズレを明確にしていくことは、今後の高 齢社会を検討するうえでは欠かせない研究であると考える。 今後のわが国の人口推移は、14歳以下の人口が減少し、65歳以上の人口 は増加すると予測されており、人口ピラミッドの形状も頭部が大きく下部 の小さい形へと変化していくものと思われる(2)。こうした人口構造の変化 に遅れることなく社会環境整備を進めるためにも、意識研究が具体的対策 へと展開し、明るい長寿社会の形成を目指していきたいものである。 I 「 高 齢 者 」 に 対 す る 少 年 の 意 識 1 小 学 生 の 意 識 高齢社会においては、高齢者の扶養が問題のひとつとして取り挙げられ ることが多い。その場合、老年人口131と生産年齢人口側)との対比、もしく は従属人口⑤との対比がなされるが、それらは一応の目安にはなろう(6)。 子 供 達 は 年 齢 的 に は 扶 養 さ れ る 側 に 属 し て は い る が 、 将 来 、 扶 養 す る 側 に属する可能性が極めて大きいことから、彼らの高齢者に対する意識がど の よ う な も の で あ る の か を 明 ら か に し て お く こ と は 、 非 常 に 重 要 で あ る と いえよう。そこで、ここでは現代の小学生を対象に行われた調査を基に(7)、 彼らの意識を探ってみたい。 深谷昌志教授は1991年に、小学5年生とその親1,800組を対象に調査を 実施している。その調査結果を基に、子供の意識を整理してみる。 ま ず 、 子 供 に と っ て は 8 つ の タ イ プ の 祖 父 母 が 考 え ら れ る 。 彼 ら に は 父 (53)
方、母方に祖父母4人がおり、それぞれ同居か別居かの別により、8タイ プということになる。 子供達に「祖父母を好きか」という質問をしたところ、「とても好き」 と答えた割合が最も高かったのは「母方の別居している祖_母」で66.1%、
次いで、「母方の別居している祖父」で58.4%となった。逆に、割合が最
も低かったのは「父方の同居している祖父」で40.7%となっている(表1 −1を参照)。 表1−1「とても好き」の割合 父 方 祖 父 細iリ: i:メノ丁 祝 父 柵イリ: │ : i ; 展 別 届 40.7%<47.7% 4 3 . 8 % < 罫 . 3 % 51.6%<58.4% 月 7 − 7 恥 く 6 6 1 呪 資料出所:関口礼j鋒・編│「高齢化社会への意識改革老年学入 門11、勤草書房、1996年、39頁。 表1−1から明らかになることは、次の3つの傾向である。 a母方の祖父・母の4タイプすべてが、父方の祖父母の4タイプすべて よりも、好かれていることになり、父方よりも母方を好んでいるとい うこと。 b祖父と祖母のどちらが好きかというと、父方・同居、父方・別居、 母方・同居、母方・別居の4パターンすべてにおいて祖母の方が祖父 よりも好かれているということ。また、その割合の差が最も小さいの は父方・同居のパターンで3.1%、次いで、父方・別居のパターンで 3.6%、母方・同居で6.6%、母方・別居で7.5%と大きくなっている。 つまり、父方よりも母方で、同居よりも別居でこの傾向が強いといえ る。 c 同 居 と 別 居 の 別 で は 、 父 方 ・ 母 方 を 問 わ ず 別 居 の 方 が 同 居 よ り も 好 かれていることになる。aの父方よりも母方を好み、bの祖父よりも祖母を好むという傾向の基 礎には、父よりも母を好むという傾向があるのではなかろうか。cの同居 よりも別居の祖父母を好むという傾向は、同居していれば、生活家族とし ての祖父母を知っていることから、イメージよりも実像としての印象が強 いことの現れともいえよう(表1−2を参照)。したがって、同居の祖父母 評価は実生活に結びついたものとなり、別居の祖父母評価はイメージに結 びついたものとなるのではなかろうか(表1−3を参照)。
また、この調査によれば、祖父母同居の子供は、別居の子供よりも「親
と同居して面倒を見る」と思っている割合が高くなっているが⑧、この結 果だけから同居が望ましいという安易な判断をすべきではない(9)。この調査では親達に対しても調査しているが、彼らは自分の両親については「で
きるだけ家族で世話をする」と考えているものの、自分自身の老後につい ては、老人ホームに入ることも含めて、子供達に世話をしてもらおうとは それ程考えていないようである(表1−4を参照)。 表1−2「とてもよく知っている」割合 (D、ノ 資料出所:表1−1に同じ、39頁c 祇 父 ユ . 好 き な ・ ナ レ ビ 2 . 趣 味 3 . 友 だ ち : 、 好 き な 食 べ 物 祉 戯 皇 . 好 き な テ レ ビ 2.趣味 3.友に…. ま 偽 1.好き巻食べ物 同 1 1 吟 別 I 寺 1ジンン、
33‘5%>:8.5% 18.0%>:5.2% 30.3%>26.6% 1 9 . も % > ユ資料出所:表I−lに同じ、40頁。 表1−4 2 高 校 生 の 意 識 高校生の意識についても、深谷昌志教授が調査されており('0)、ここでは
その調査結果を紹介しながら、高校生の意識を明らかにしていきたい。
高校生に対して「祖父母を好きか」と尋ねた結果を示したのが、表1−
5である。表1−5を表’一lと比較してみると、表1−1で明らかになった3つの傾向、つまり、父方よりも母方を好む(a)、祖父よりも祖母を好み、
その傾向は父方よりも母方で、同居よりも別居で強くなっており(b)、別居
の方が同居よりも好かれていること(c)は、高校生の場合にも同じように現 れていることがわかる。 しかし、表1−5に示された割合はすべて、表1−1を下回っている。小 学生の祖父母は高校生の祖父母よりも若いこと、小学生が祖父母と接する 資料出所:表1−1に同じ、44頁。 表1−3「とてもそう」の割合 ユ.できるだけ家族で仕話 2.ホ、・ムヘルパーに頼む 3.:::::縞、福祉センタ・・で 4.老人ホ、‐ムiこ催せる 自 分 の 両 親 内 分 の 若 後 高 齢 希 対 策 に 対 し と し てンくくン
ンくくく
郡.父j鑑:書裾しているy・に多い棚父蜂評慨 蔦 ル 典 ; . 別 時 : 、 お 茶 を よ く 飲 む 3 6 . 6 % > 3 2 . 7 % 2 . お 風 里 好 き 2 8 . 9 % > 2 5 . 6 % 3 . 錐 を よ く 飲 む 2 5 . 0 % > 1 9 . 二 % イ . テ レ ビ 好 き 2 4 . 0 % > 1 3 . 4 % 札父母と別居しているfは多い雄父母評価 二 . 孫 I r や さ し い 3 9 . 5 % < 6 0 . 9 % 2 . 動 植 物 が 好 き 3 0 . 1 % < 3 3 . 5 % 3.なんでもふく知っている27.7%<32.9% 4 . 散 歩 好 き ユ 7 . 忽 % < 2 6 . 6 %時間の方が高校生の場合よりも長いと思われること等がその要因として考
えられるのではなかろうか('11. 同居している高校生の方が別居している場合よりも、祖父母のことをよく知っている割合が高くなっているが('21、これは当然の結果といえる。た
だし、祖父母の支持政党や食べ物の好み等を知っている割合が高いことか ら、小学生に比べて、祖父母に対する理解がより深くなっていることはわ かる。また、別居している高校生は「高齢者」を63.8歳からと答えている のに対し、同居している高校生では66.3歳と答えていることから、高齢者 の基準年齢は同居の方が高くなっていることがわかる。 表1−5「とても好き」の割合 父 方 拙 父 f[.』シ 母 方 礼 . 父 祉 猷 歌 方 の 祖 織 司 居 別居 資料出所:表1−1に同じ、45頁く Ⅱ 大 学 生 の 意 識 │ 吋 瞬 別 屈 3ス.3%皇冒:30.8% 34.6%<36.7% 38.3%<4上.2% 42.1%<50.2% 小 学 生 高 校 生 57.7%>42.二% 66.1%>50.2%大学生の祖父母は4人とも存命であるとは限らないし、父の定年も近く
なっていることから、両親の扶養の問題も高校生に比べればより現実的な こととなってくる。そこで、ここでは大学生の高齢者に対する意識がどの ようであるのかを明らかにしたい。大学生の意識に関する調査は以外に数少なく、ここでは津井淳治教授の
調査を手掛かりにして探っていくこととする('3)。 まず、大学生が高齢者にどの程度の関心をもっており、どの程度の好意 をもっているのかについてみてみたい。 (57)高齢者に「関心がある」と答えている割合は20.8%、「ある方」と答え ているのは45.2%で、両者の合計66%が関心を示している。現代の大学生 は無関心であると一般にいわれることが多いが、この数字からは必ずしも そうとはいえないのではなかろうか。 高齢者への好意については、「好意を持っている」と答えた割合が41.2%、 「持っていない」が194%、「わからない」が39.3%となっている。関心が ある大学生は66%であったのに対して、好意を持っている大学生は41.2% と低くなっている。さらに、わからないと答えている割合が39.3%と約4 割もいることから推測すると、彼らの世帯構造から身近に祖父母が存在せ ず、高齢者に対する実感がもてないのではなかろうかということである。 大学生の解答を好意的に解釈すれば('4'、以上のような分析になろうが、 高齢者に関心がない大学生が3割以上もおり、高齢者が嫌いな大学生が約 2割、好き嫌いの判断ができない大学生が約4割もいるということにむし ろ注1-'すべきであり、これは異常ともいえるのではなかろうか(表Ⅱ−1 を参照)。 表 Ⅱ − 1 高 齢 者 へ の 関 心 ・ 好 意 耐愉粁への側,:J』、 ある ある方 ない方 ない わ か ら な い 5.3 3.3 高齢者への城曽 持っている 祷ってャ、ない わからなき目 (%) 41.2 39.3 資料出所:津井淳治稿「老人医療と健康・余暇」、中島克己、 林忠吉編著「神戸国際大学経済文化研究所叢書2 日本の高齢化を考える学際的アプローチ』、ミオ ルヴア書房、1995年279頁。
高齢者に対して「親切にしたいと思うか」という質問では、「親切にし
ようと思う」と答えた割合が59.5%、「特にそう思わない」が35.7%、「わ
からない」が15.2%となっている。これは親切観を探るものである。また、
「手を貸さなければならないとき、協力しようと思うか」という質問に対
しては、「できる限り協力したい」と答えた割合が59.2%、「あまり協力し
たくない」が6.4%、「一概にはいえない」が39.1%、「わからない」が3.8%
となっている。これは協力観をみたものである。 親切観については、親切にしようと思う割合が6割に満たず、親切にし ようと思わない割合が約4割ということで、これは悲しい状況であるとい えよう。協力観についても、6割弱の大学生しか協力しようと思っていな いのである。もちろん、高齢者側にも、頑固であったり、わがままであっ たりといった、親切、協力に対する拒否的要因もあるかもしれないが、そ れにしても親切観・協力観は低過ぎるのではなかろうか。わが国の中学生、高校生は、他国に比べて、人を思いやったりする感情が非常に乏しく、愛
他性の異常な低さは既に明らかにされてはいるが、大学生についても同様
の指摘がなされるのではなかろうか。中学生・高校生の愛他性の低さは、 家庭に原因があるといわれているが、大学生についても同様な原因探求の 研究が必要であるといえよう(表Ⅱ−2を参照)。 表 Ⅱ − 2 高 齢 者 へ の 親 切 観 。 協 力 観 閑 A L 、 ノ 高齢軒への親切 特にそう思わない わ か ら な い 59‘5 35.7 15.2 資料出所:表Ⅱ−1に同じ、279頁。 高齢者への協力 で き る 限 り 協 力 し た い あまり筋ノエ鐸たくなv ・慨にはいえない わ か ら な い (%) 39.1 3.8 大学生は高齢者が望んでいるものについて、「健康」(85.7%)、「生きがい」(42.6%)、「趣味・娯楽」(37.5%)、「愛情」(34.5%)、「友達」(33.7%)
といった答えが多く、高齢者自身の欲求ともかなり一致しているのではな (59)かろうか115)O
高齢者が気にしていることについて、大学生の理解はというと、「病気」
(55.9%)、「家族のこと」(55.4%)、「健康」(52.7%)といった答えが多
い。高齢者が最も大切に思っていることについて、大学生の印象はという
と、「家族.子供.孫のこと」(82.5%)、「友人・仲間のこと」(33.3%)、 「趣味.娯楽のこと」(22.8%)といった項目が多くなっている(161.大学生 にとって、高齢者は健康と家族に重きを置いている存在として映っている ようである。この調査では、高齢者と健康についても尋ねているが、大学 生は自分のイメージに頼って答えているようである('71. 大学生の目には、高齢者の生活がどのように見えているのであろうか。「高齢者の生活が楽しそうか」との質問に対して、大学生の解答は、「非常
に楽しそう」(6.0%)、「どちらかといえば楽しそう」(38.4%)で、44.4% が楽しそうと受け止めている。しかし、「どちらかといえば楽しそうでは ない」と答えた割合は29.2%にも昇っている。 「高齢者の生活が淋しそうか」との質問に対しては、「非常にそう見える」 が6.9%、「やや淋しそう」が50.5%で、両者の合計の57.4%が淋しそうに 見えていることになる。これらのことから、大学生にとって高齢者の生活 はどちらかというと淋しそうに見えていることがわかる(表Ⅱー3を参照)。 大学生の考える高齢者の年齢については、「70--74歳」が最も多く24.4%、 次いで「75∼79歳」が15.8%となっており、70代を高齢者と把えているこ ともわかる('8)。表Ⅱ−3高齢者の生活について (%) i苛齢着の幽活〈楽しそうか) 高齢者の雌活(淋しそうか) 非常髄楽しそう 6.0 非常にそう兄える 6.9 どちらかといえば楽しそう 38.4 や や 淋 し そ う 50.5 どららかとi,ミえば楽しそうではない 29.2 そうは思えない 38.5 楽 し そ う で は な い 9.0 全くそうは見えない わ か ら な い 16.4 わ か ら な い /,イ 資料出所:表Ⅱ一lにILilじ、280頁。 Ⅲ 高 齢 者 自 身 の 意 識
高齢者の意識調査は種々のものが報告されてはいるが、高齢者以外の意
識との比較調査は少ないようである。堀薫夫教授は1991年に高齢者、大学
生、中年層の意識調査を福井県で行っておりu9l、同様の調査を大阪府でも
実施している(20)。ここではその調査結果を踏まえて高齢者自身の意識を明
らかにしたい。この調査では14項目について(21)、「年齢についての意識をお尋ねします。
あなたは、一般的にみて、次のようなことがあてはまるのは、ふつう何歳
ぐらいのことだと思いますか。おおよその年齢(平均)を、男女別に()
の中に書いて下さい。」という質問をしている。その集計結果は表Ⅲ−1の
通りである。年齢に関する項目のうち、高齢者年齢についての大学生の意識は、男性
高齢者は64.6歳から、女性高齢者は64.0歳からということになるが、先述
した津井淳治教授の調査結果では、60∼69歳からと答えた大学生は13.8%しかおらず、70∼74歳という解答が多かった(注16を参照)。津井淳治教
授の調査対象は大学4年生775名を対象とした1995年の調査であったのに対
し、この調査は平均19.4歳(大学1.2年生)の252名を対象とした1991
年の調査である。しかし、1991年の大学1年生は1994年には4年生になっ
(61)50.74.7 水 * P 71.64.7 北 * 70.95.2 * * 39.25.] 48.57.1 * * 38.25.5 47.27.9 * *
青年とは'可歳くらいか│灘│燕寵
ら 29.25.3 * * 27.75.] * * 24.36.6 氷 水 23.15.8 pr 27.22.3 27.92.2 24.91.8 24.31.8 28.82.8 29.03.1 26.12.8 25.83.2 54.25.2 55.25.4 日や。 52.65.6 表Ⅲ−1予期される人生上の出来事(平均年齢) 42.27.5 49.46.7 47.47.] 4 4 1 7 . 6 46.27.5 21.42.3 水 弥 20.51.9 L『凸 ワい 、 63.44.2 59.05.2 * * 47.77.] 59.05.2 :k* 48.38.3 29.78.1 * * 38.47.8 44.78.6 * * 26.96.3 35.48.7 * * **p、<、01 『高齢化社 22−94.5 * * 注 ) t 検 定 は 、 高 齢 者 と 学 生 と の 間 で 行 っ て い る 。 * p 、 < 、 0 5 資料出所:堀薫夫稿「人はどのようにして『老人』になるか」、関口礼子編 会への意識改革老年学入門』、頚草書房、1996年、21頁。 青 年 と は 何 歳 く ら い か | 男 性 ら | 女 性 へ 姪 の 卿 来 亨 老人(また鰹高齢軒〉 とi‘MIJ歳くらいから :'』“」吾は何歳くらい力 レ フ チヅ モ論告“謡 f一γ男女
高齢渦 <、WL均69.:歳〉 平 均 S D .‐1f五 凸 <、f均38.2歳) 、:z均SD 69.<)4.3 68.74.9 44.36.8 43.26審9 拳と.: <、F均19.4戯) 、 F 均 S D 6'1.65.0 64.05.7 【検定 人がおとな{、呂厳るの;よ 結婚す為の;よ 親砿なるの蝿,'、 孫 が で き る の 鍬 字 育 て を 終 え 為 の は 学校を終えてイニ:亨聴診 人がf:罰でハップにな '。 kが仕堺からのbil進や 退職をしようとする 人が最噌)成果毒あ(Fる 群 人峨の菖・ク〈絶頂期〉 、﹃J PUf も っ と も 美 し く 兄 え る の:ま 男性 女性 男性 女性 芳性 女性 、半。、軽口 宅方女 一 画 ■ ■ ■ ■ 論..''.; 女性 男│''i 女性 男性 女怜 〃性 女性 一理口ロ呼里 Ⅱ 州 一 . Ⅱ 州 ・ 、 皿刀女 男‘1ヅ18 女性 男性 女性 27.22.3 24.01.s 35.510.6 30.69.8 22.85.0 22.弓4.6 29.32.0 ワ パ ' 1 ク リ 一○ハU ■■ 4−.D ooFr p■ ︻、2 二,一s 66 ■一画一 94 ■■ .今0 22 48.45.9 46.(〉6.5 62.24.0 5 8 - 3 5 43.26.鷺 58.35.2 22.45 2皇.64.8 48.4○.9 46.26.2 22.3ユ.5 20.8:、6 47.28.0 43.88.9 62.34.$ 55.b9.6 38.9 i》ひ.U9.6 33.59.1 29.86.3 生〆 2 8 2 4 . 6 0 4 . 4ていることになり、両対象者は程同世代ということができる。そうだとす れば、大学入学後間もない大学生の高齢者年齢の意識に比べ、卒業時の大 学生の方がより高い年齢を想定しているということがいえるのかもしれな い。 表Ⅲ−1の調査結果では、例えば、高齢者の解答をみてみると、男性高 齢者の高齢者年齢は71.6歳(高齢者が男性だとした場合の解答であって、 答えた人が男性であるということではない)で、女性の場合は70.6歳とい うように差が現われている。こうした男女差を比較したのが図Ⅲ−1であ る。 図Ⅲ−1からわかることは、年齢に関する項目以外について、高齢者、 大学生ともに男女差が明確に現われているということと、その男女差はす べて女性の方が若くなっているということ、言い換えれば、女性の方が長
生きするのに人生のスピードは速いということである。年齢に関する項目
では男女差は小さくなっている。男女差が大きい項目としては、引退、退 職時期と最も美しく見える時期等である。高齢者の意識を中年・大学生の意識に比べると、世代の差が明確な項H
と、世代の差がほとんど現れない項Hとがある(図Ⅲ−2を参照)。 世代の差が明確に現れている項Hとしては、最も成果をあげる時期、人 生の絶頂期、最も美しく見える時期といった人生の最盛期に関する項付と、 高齢者年齢、中年年齢といった年齢に関する項目である。逆に、世代の差 がそれ程見られない項目は、家庭生活に関する項目と仕事に関する項目で ある。 最も成果をあげる時期はどの年代でも中年年齢に近くなってはいるが、 その時期は大学生では30代後半、中年では40代前半、高齢者では40代後半 と、解答者の年齢が高くなるにつれて、その時期も遅くなってきているこ とがわかる。 この調査では高齢者に対して、「自分が年をとったと感じた(る)時」 (63)育 て 終 ( 男 性 の 場 合 〉 〈 女 性 の 場 合 〉 〈 男 ' 性 の 場 合 〉 〈 女 性 の 場 合 〉 子成トビ中
室。
一
についても質問している。その結果によれば、老年意識が芽生えるのは何 歳になったからといった生物的時間経過によるものではなく、また社会的 次元の条件によるものでもない。生理的・心理的次元の条件によるところ が大きく、心理的次元の条件は60代よりも75歳以上で、老年意識の形成に 資料出所:表Ⅲ−1に同じ、23頁 1 歳印 (歳) 20 事 に つ と 仕 事 に つ お と 美しく見え 結 親 吉一一一一
一一≦
親一一
年 30 HIH 菌 一一 美
し < 見 え ス︾ 一 果成中
一一 年 一 一 一 一 40 40 図Ⅲ−1人生の予定表の比較(<男性の場合>とく女性の場合>) a、高齢者(平均69.1歳)のみる人生の予定表b・学生(平均19.4歳)のみる人生の予定表 退 一一 フ了 ト シ 子 育 て 終 一一 50 50 孫 一 一 孫 一一職
一 一 EIU 60一
退 職 老 人 一 70 70 − 圭 人40 図Ⅲ−2人生の予定表(<男性の場合>)の比較 (歳)大学生(平均19.4歳)中年(平均38.2歳)高齢者(平均69.1歳) (65) 20 に つ く 仕 事 に つ く −
とな −−−−おとな−
仕お 一一 事 結吉美ミ.
心域=ここ:。豊三
30、
ピ成中
、哀
美 し く 見 え る − クより影響を与えていることがわかる(表Ⅲ−2を参照)。
老人意識の形成に関して、この調査によれば、平均可
自分が「老人」と呼ばれてもいいと高齢者は老支てい身 現に関して、この調査によれば、平均で71.6歳になったら、と呼ばれてもいいと高齢者は考えているようである(22)。
60 卜子 一一 育 副ロ 孫 一 孫 退職 一 丁 − 退 職
一 ∼ 老健ト:ムー
70 資料出所:表Ⅲ−1に同じ、24頁。16.0 60歳になった 体 力 が 落 ち た 自 分 の 外 見 が 変 わ っ た 病 気 を し た 他人から外見の変化を指摘された 〈その他の次元 41.0**’24.6(4.2) 7.3 70歳になった 7.7*’12.3(0.5) 表Ⅲ−2自分が年をとったと感じた(る)時(%)(複数回答) (60∼69歳の層と75∼89歳の層の比較) 全 体
年をとった産どとは思ったことはなla3
い 3.814.8(1.4) 781398(216) 206 注)・x2検定は「60-69歳」「70-74歳」「75-89歳」の3層に分けて行った。 (*p、<、05**p,<,01) 。全体の比率のうち、()内の数字は最もつよく感じた(る)時の比率を示寸 .この部分の回答には、想像による回答も含まれている。 資料出所:表Ⅲ−1に同じ、29頁。 体 力 が 落 ち た 自分の外見が変わった 病気をした 他人から外見の変化を指摘された 70歳になった 60歳になった 年をとったなどとは思ったことはな│
些
燃
6 0 6 9 歳 7 5 8 9 歳 全イイ 熊t:,いきん:お暇あ署ん:と呼ば れ た 耕しい皮人や家族がなくなったりし ズ ・ 退 職 孫 が で き た 祉公の変化i臭ついても、〃・ないと思っ 陣 坐一㎡ 子離れ 外拠がおっくう;二なった もの覚えが燕くな宅 ど忘れが多くなった 人/、弓の有張収::のl':覚 新しいものへの興味がうすれた 〈社会!!'9次完 2 - S 芝 7 . 9 u 、 7 2 6 , 9 認 1 6 . 5 1 6 . 7 5 . 3 刺 0 . 3 9 . 7 X 2 . 8 8 . 7 3 . 8 <‘:、‘,哩的次氾> ユ 8 . , 1 3 8 . 5 … 6 4 . 2 6 7 . 4 . ' r Q 範 . 1P & G U 罫 19.92ij.(』 7 . 3 2 0 . も 率 離 u〃ず出0J〃由、’9■P富、Ⅱ阜Jp ︵叩〆︺n︾︿︶︽U︵︶酔恥﹀己p■■
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0刈卯宮0洲一一・況鍋一一︵、Ⅷ叩︾ ︵叩〃﹄、紺抑一今“塞如一一︵叩〃] ).8(0.9 <生理的次元〉 6 9 . 9 7 0 . 5 5 7 . 3 5 5 . 1 2 皇 . 8 2 3 . ユ 1 5 . 0 2 ' 1 . 4 68.3<32.9) 53.<)<軍.l〉 20.4(6.9) 二6.1(2.8〉お わ り に
本稿では各年齢層の高齢者意識を取り挙げてきたが、関心度は年齢が若
い程、低くなっていることがわかった。内閣総理大臣官房広報室による1Mr
論調査でも、20代では「関心がない」とする割合が25.5%となっており、
4人に1人は無関心ということである(231。同調査では、大都市(東京都区
部と政令指定都市)で「関心がある」割合が88.4%であるのに対し、町村
では83.3%と、大都市の方でより関心が高くなっている。また、男女差で は、関心がある割合が男性で84.8%、女性で87.7%と女性の方が高くなっ ている。女性の方が両親の介護を含めた扶養問題を深刻に受け止めている現われかもしれない。これは、「身近な問題として関心がある」割合が、
男性では51.2%であるのに対し、女性では57.9%とより高くなっていることからも推測できよう。「身近な問題として関心がある」割合については、
年齢が高くなるにつれ大きくなっており、20代で28.6%、30代で47.4%、 40代で60.4%、50代では67.8%となっている。逆に、「社会的問題として 関心がある」割合は、年齢が高くなるにつれて減少し、20代で42.7%、30 代で38.8%、40代で29.2%、50代で22.3%となっている。同調査によれば、高齢社会に関するイメージについて、「暗い社会」と
思っている割合が全体で39.9%と非常に高くなっている。この傾向は女性 で41.6%、男性で37.6%と女性の方が強く、年齢別には、女性の場合、20代で47.7%、30代で43.2%、40代で41.5%、50代で37.6%と若い世代でこ
の傾向が強くなっている(表Iを参照)。「明るい社会」と感じている人の割合は、男性で49.7%、女性で45.5%
となっており、男性の方が高くなっている。年齢別には、最も低いのは20代(男性で45.9%、女性で37.3%)、次いで30代(男性で48.9%、女性で
44.5%)、40代(男性で49.2%、女性で46.8%)の順に高くなり、50代で
は最も高くなっている。こうしたことから、性別では、男性が明るい社会 67)内閣総理大臣官房広報室「長寿社会に関する世論調査」(平成3年9月)による。 調査対象は,全国20歳以上60歳未満の者5,000名。 !)東京都区部と政令指定都市を含む。 資料出所:エイジング総合研究センター編 『高齢化社会の基礎知識一今を理解し、21世紀を展望するためのキーワードー』、中央法規出版、1993年、107頁。 ①、 4 4 . 5 1 3 . 7 3 0 . 8 4 6 . 8 1 6 . 9 2 9 . 9 3.3 4 9 . 1 1 8 . 1 3 1 . 0 表 1 長 寿 社 会 に 関 す る イ メ ー ジ 総 数 都 I 竹 規 模 、 大 都 ・ 訳 人:夏0万以眠の#:. 人::10万未満の;1,. 町 村 . < 性 別 J 男 女 <性・年齢別〕 男 女 2 { 〉 ・ … 2 9 蛾 3 0 − 3 9 歳 4 0 ∼ 4 9 歳 5 0 − 5 9 歳 2 0 ∼ 2 9 歳 30,.毛39歳 4 0 . ∼ 4 9 歳 5 0 ∼ 5 9 戯 該当者数 人〉 3,688 j 1輿︺4△5 ハUlD〃1負︺ 庁fnJ”,、。 Z,589 2.099
29,.7693141390﹃ム34
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どらら ともい えなし. nひ︿U局Iハリーり﹁塁侭吋一○毎J〃弔再。nonDFD︵U │謡、松会 どちらかといえば 暗い雄会 暗い社会 8.2 ユ0.1 8.b 6.2 7.8 8.9 7.6 11.6 7.5 9.6 7.8 9.8 6.4 7.7 7.5 3 9 . 9 3 1 4 7 . 1 3 6 4 2 . 4 3 3 3 6 . 4 3 0 3 3 . 2 2 5 3 7 . 6 2 8 ′ に . 6 3 4 3 9 . 7 2 8 3 9 . 2 3 1 3 8 . 4 2 8 3 4 . 6 2 6 4 7 . 7 3 7 4 3 . 2 3 6 4 ユ . 5 3 3 3 7 . 6 3 0 わ か ら ナ津i,。9,−7.,4−6202﹃・2252
と感じている割合が比較的高いのに対して、女性では暗い社会と感じてい
る人が多いといえる。年齢別には、若い世代では暗い社会と感じる人が多
い。将来自分達にかかってくる負担に対する不安があるのかもしれない。 一方、年齢が高くなるにつれて明るい社会と思っている人が増加してくる。この傾向については、近い将来の人生設計がある程度できつつあると考え
るべきなのか、明るい社会だと自分に言い聞かせてそう思い込もうとして いるのか、解釈の分かれるところかもしれない。 高齢社会のあり方を検討するうえで、意識の問題は欠かすことのできな い重要なものである。意識には個人差があることは確かであるが、本稿で 示したように、世代別のある程度の傾向は知ることができる。意識の問題とは別に、「年齢」の意味にも注目する必要がある。平均寿命がこれだけ
伸びてきた現代では、価値観の多様化と共に、これまでの「年齢」の意味が大きく変わってきたのである。時代が変わり、文化が異なると、「年齢」
の意味も変わるのである。アメリカで既に見受けられるように(241、これまでの「年齢」の意味は失われ、新たに種々の考え方が存在しているという
現象を、わが国においても認識しなければならないのである。この点に関 しては、別の機会に検討することとする。 高齢社会の意識について、今後さらに検討すべきであり、高齢社会に関 するネガテイヴなイメージをなくし(25)、明るいイメージを作り出していか なければならない。そのためには、高齢社会の問題を高齢者だけのことと把えてならないし(26)、高齢者以外の人達の意識にも配慮すべきである。常
に意識ということを視野に入れておかなければ、高齢社会の各種政策は国
民の同意が得られないし、彼らの納得するものには成り得ないのである。 (69)E 女、 声re 14000 12000 b 女 FemaIe ︵人口一○○○につきロの﹃さgpOE−昌一0コ︶ ︹U︵UO ︵U︵UOO04123 543210’一一
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60 〈 80 65歳以上 yearsold andove「 男 Male e 男心 注 (1)わが国の総人口の推移は次のようである。 総人口の推移GROWTHOFTOTALPOPULATION 0歳 12010080604020020406080100120 万人(10thousandpersons) 1IH 14歳以下 yearsoId andundel 12010080604020020406080100120 万人(10thousandpersons) 資料.出所:同上、30頁。 副ロ 2紬.’
15∼64歳 yearsold 40 EID(3)通常、65歳以上人口を老年人口と呼び、総人11に占める老年人口の割合を 老年人口比率として表わしている。 (4)非就業者を含む15歳以上65歳未満人口を生産年齢人口と呼び、老年人口の 生産年齢人口に対する割合を老年人口指数として表わしている。 (5)15歳未満の年少人口と老年人nとの合計を従属人口と呼び、その生産年齢 人口に対する割合を従属人口指数と呼んでいる。 ( 6 ) こ こ で 一 応 の 目 安 と し た の は 、 従 属 人 口 負 担 論 に 対 す る 次 の よ う な 批 判 的 見解にも若干配慮してのことである。 「従属人1-1負担論は、その内部の経費構造の十分な解明なしには一定の限界が あるといわなければならない。」(川口弘稿「高齢化社会と『負担」」、地方財 政研究会編「セミナー税制改革を考える」、1988年、148∼149頁。) この他、高齢者危機論に対する批判的見解を述べているものとして、例えば、 次のようなものがある。 川口弘稿「「生涯設計計画」へのコメント」、「経済評論」、1975年12月、同「社 会保障財政は破綻しない」、『経済」、1981年9月。 里見賢治稿「「日本型福祉社会』論の福祉政策」、『社会問題研究』、第31巻第 2.3.4合併号、1982年1月、同「『高齢化社会』論と福祉政策」、「社会問 題研究」、第32巻第2号、1983年3月、同「経済政策における福祉政策」、『経 済学雑誌』、第86巻第4.5号、1985年11月。 古川俊之著「高齢化社会の設計」、中央公論社、1989年。 (7)深谷昌志稿「家庭内での世代交流」、関、礼子編『高齢化社会への意識改革 老年学入門」、頚草書房、1996年、38-44頁。 (8)「両親が年をとったらどうするつもりなのか」という質問に対する答えの割 合は、次のようになっている。 (71)
:、同j『.÷して向倒を兄る 2.兄弟の誰かが面倒 八1,屯 3.親の近くに住む 4.親だけで暮らす 5.老人オ、・・ムに入る 小 計 . : 芝 居 . 別 長 64.5%>54.8% 1 2 . 2 % > 6 . 5 % 76.7%>6/1.3別 15.9%<27.6% 4 . 2 % < 5 . 6 % 3 . 2 % > 2 . 5 % 23.3%<35.7% 資料出所:同上、42頁。 (9)深谷昌志教授も、この点は指摘されている。 「高齢者への理解という観点だけから同居が望ましいなどというのは視野が狭 いように思う。」(同上、44頁。) ⑩深谷昌志教授は、1994年に関東近郊の高校生1,300名を対象に調査を実施さ れている。同上、45-50頁。 (11)この調査では、高校生が祖父母とたまにしか会わない割合は60%を上回っ ており、「年に5∼6回しか会わない」のは28.9%、「年に2∼3回しか会わ ない」のは24.8%、「年に1回しか会わない」のは24.8%、「年に1回しか会 わない」のは8.3%となっている(同上、47頁。)。 ('2リ祖父母のことを「とても、かなり」知っていると答えた割合は、次のよう になっている。 ① 支 湾 政 党 ② 最 終 学 歴 食べ物の好み ④ 出 牛 . 地 ⑤ 趣 味 資料出所:同上、46頁。 Uとても」「かなり」知っている割合 礼父 別 咋 ÷ , ・ ・ 字 J に . 、 。 Q l T オ ロ ロ ロ 25.0%>冒0.2% 30.8%>20.ユ% 43.1W〉>30.2% 49.4%>28.5% 49.2%>43.8% i《::.iリ 司 峠 別 借 46.5%>33.0% 3.05%>Z、2% 47.4%>36.9% 58.8%>30.9% 48.5%>35.7% (13リ津井淳治教授の調査は、1995年度就職活動を行っている大学生775名を対象 に実施されている。
津井淳治稿「老人医療と健康・余暇」、I│喝克己、林忠吉編著「神戸国際大学
経済文化研究所叢書2日本の高齢化を考える学際的アプローチ」、ミネル
ヴア書房、1995年、254-285頁。04)津井淳治教授は大学生を理解しようとする好意的な次のような判断をされ
ている。「通常思われている無関心度は随分変化しつつあるようであり、優しさが現れ
てきている。好意度において、わからないという学生は表現の未熟さをあら
わしているのではないかと思う。」(同上ミ281頁。)('3高齢者の欲求をどう考えているのかについては、以下のような結果になっ
ている。 高齢者が望んでいるもの(複数回答可) (%) 二.瀦誉 2.愛怖 3.資格・免許 4.友達 5.お金 6.地位 7.夢 8.寿命 1.7 34.5 1.3 33.7 8.7 1.8 5.7 11.8 幸せな暮ら!‐ 』0.もの .’黒.M: 。2.能ノJ 苫3.時m 14.安雄な暮らし 15.趣味・娯楽 16.容姿 17.4 2.3 1.3 1.4 2.5 14.1 37.5 0.9 17.イl端 1.8.1':1.: 19.健康 20.と.:きがい 龍ざ 22.真心・思いやり 23.不.サニ 7.0 4.5 85.7 42.6 12.8 17.9 0.5 資料出所:同上、279頁。(16)高齢者が気にしていること、最も大切に思っていることに関する大学生の
意識は次のようである。 高齢者が気にしていること、最も大切なこと(複数回答可) (%) 高齢群が気に:_ていること ::::のz::の蝿と 流 行 お金 r:分の律齢 病気 他人のこと 外見 13.3 1.] 12.1 10.4 55.9 11.9 3.0 資料出所:同上、279頁。 k間関係 雌康 人坤観 家族の、・Zと 馬 分 の 封 体 変 化 他 人 の ] 不 秘 27.1 52.7 8.4 55.4 26.1 8.2 0.3 高齢料 二とって品も大切なこと 家族・ず供・篠のこと 宗教・儒仰の遍塑 友人・イ[::間 近班付き合い 趣味・娯楽のこと 祇会・IK・のこと 財 躍 の こ と 不l#』 82.5 7.8 33.3 13.9 22.8 4.0 8.8 1.3 (73)23.4 (%) 3.6 健康に対する気づかい 高齢者の健康状態 非常によいようだ よい方だと思う よくないようだ 非常に悪い わ か ら な い 非常に気にしている 気にしていない ほとんど気にしていない 全 く 気 に し て い な い わ か ら な い 41.4 32.8 15.2 0.7 6.8 10.2 50.8 23.9 3.0 12.0 0.2 食 生 活 に 気 を 付 け て い る 睡眠・休養をとる スポーツや散歩などをする 規 則 正 し い 生 活 を す る 酒や煙草をつつしむ 栄養剤・ビタミン剤などをとる ストレス解消・気分転換を心がける 健康診断を定期的にする そ の 他 わ か ら な い 資料出所:同上、280頁。 13高齢者の年齢等に対する大学生のイメージは次のようになっている《 学生がイメージした高齢者の年齢。性・学生との関係 (%) 8.6 36.7 (17)高齢者と健康に関する解答は次のようになっているc 高齢者と健康について 12.2 20.0 39.2 4.2 8.7 24.4 10.9 0.1 15.8 1.9 0.3 資料-出所:同上、280頁‘ 食 生 活 に 気 を 付 け て い る 睡眠・休養をとる スポーツや散歩などをする 規則正しい生活をする 酒や煙草をつつしむ 栄養剤・ビタミン剤などをとる ストレス解消・気分転換を心がける 健康診断を定期的にする そ の 他 わ か ら な い 高 齢 茜 の 俵 端 I 鋪 l i 渚 の 。 M : 60.…,64
的拠刃馴鋤馴
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95へ わ か ら な い 諺女 不 戦 高齢者と学L::.ため│粥係 家族 親 戚 知 り 合 い そ の 他 健鯉対紫密ん職ことi晶気をイ、:・けているか:襖数::『答;割 ’4ハリ写Jワーハザ7.CO⑫QワJつ⑲高齢者調査は、1991年6月に福井県今立町に住む60歳以上の町民500名を対 象に行われている。調査票の有効回収数は400,回収率80.0%である。 大学生調査は、1991年5月から6月にかけて、福井県下の大学生を対象に行 われ、有効回収数は252となっている。 中年層調査は、1991年11月から12月にかけて、今立町在住の30代・40代の者191 名を対象に行われている。 堀薫夫稿「生涯発達とライフコース」、麻生誠編『生涯発達と生涯学習」、放 送大学教育振興会、1993年、35-43頁。
堀薫夫稿「高齢者のエイジングヘの意識に関する調査研究」、『大阪教育大学
紀要」第Ⅵ部門第42巻第1号、1993年、1−10頁。 ⑳大阪府の調査結果も福井県の調査結果に似た傾向を示している。 堀薫夫・藤田綾子稿「成人期に予期される年齢規範に関する調査研究」、「社 会老年学」、第36号、東京都老人総合研究所、1992年、50-57頁。 ⑳14項目は次の4区分に分けられる。 a 年 齢 に 関 す る 項 目 ①老人(高齢者)は何歳ぐらいからか ②中年とは何歳ぐらいからか ③青年とは何歳ぐらいからか ④人が大人になるのは何歳ぐらいからか b家庭生活に関する項上I⑤結婚年齢、⑥親になる年齢、⑦孫をもつ年齢、③子育て終了年齢
c 仕 事 に 関 す る 項 目 ⑨就職年齢、⑩仕事でトップになる年齢、⑪引退・退職年齢 . 人 生 の 最 盛 期 に 関 す る 項 目⑫最も成果をあげる時期、⑬人生の絶頂期、⑭最も美しく見える時期
四「何歳くらいからなら老人と呼ばれてもいいか」という質問に対する年齢層
別の解答の平均は次のようになっている。 (75)1.3 長寿社会に対する関心 (%) な い 60代前半-69.9歳、60代後半-71.2歳、 70代前半-73.2歳、70代後半-72.4歳、 80代-74.2歳。 堀薫夫稿「人はどのようにして『老人』になるか−年齢規範と老年意識一」、 関口礼子、前掲害、28頁。 ⑳ 詳 細 に つ い て は 以 下 を 参 照 。 2.0 1.1 内閣総理大臣官房広報室「長寿社会に関する世論調査」(平成3年9月)による。 調査対象は、全国20歳以上60歳未満の者5,000名’1束京都区部と政令指定都市を含 む。 資料出所:エイジング総合研究センター編『高齢化社会の基礎知識一今を理解し、21 世紀を展望するためのキー・ワードー』、中央法規出版、1993年、107頁。 “ニューガルテン(Neugarten,B、L)らは、現代のアメリカが‘Age-Irrelevant Society'に移行しているとしている。 Neugalten,B,L、andNeugarten,,.,ChangingMeaningsofAgeintheAging Society,inPifer,A,andBronte,L、eds.,O”Ag加gSocjen),Norton,PP31-51. 総 敷 〔 祁 篭 規 模 > 榔 市 . 人i:。O刀以i・・の市 人:里(>〃未荊の:ij 町 村 声,M: 】U> h ■ 凸 ロQ■ Jノj 女 = 純 齢 別 〕 島 ■ 2 ( 〉 ∼ 2 9 誰 3 0 ∼ 3 9 歳 ' 1 0 へ 4 9 歳 5 0 ∼ 5 9 歳 該驚 者敷 (人》 3.688 7Cl ユ,358 希14 885 二,589 2.099 548 838 ユ,164 ユ,138 身正な 関心が問題f 、 頭 弄 臓 E あるきr鳥募 身正な 問題f して関 心があ #・二食的 な慨題 として 洲’:、.、が あ る 86.355.〔〕3ユ.3 88.457.331.皇 87.955,732.3 84.853.631.2 83.353.329.9 割 . 8 蝿 . 2 3 3 . 6 87.457.929.5 71.428.642.7 86.247.438.8 89.660.429.2 90.267.822.3 関‘:、.、が な い fUn号。︺勺竺7︲ワjワ﹄︻⑨Q︺﹃主0J 。 ●■●Q ■● ●■■■ ワ﹄八U︿u︺I則、J到一姉く︺︽nV貝哩の″空︽u︺ワI
その他
.︾|催3.112:1
○◆ わ か ら田高齢社会をネガティヴに把える背景には、年をとること自体に対するネガ ティヴな姿勢があるともいえる。この点に関しては以下を参照されたい。 Bultena,G、L、andPowers,E、A,,DenialofAging,JCL"71αIq/、Geノ℃"ro/ogy,Vb/、33, ノVo・ゴ,1978,PP、748-754. 田この点に関して、一番ヶ瀬康子教授は次のような指摘をされている。