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7-4-1 地域による避難所開設・運営の手引き【第Ⅰ部第Ⅱ部】

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地域による避難所開設・運営の手引き

第Ⅰ部 第Ⅱ部

平成27年7月

千葉市総務局防災対策課 7-4 地域による避難所開設・運営の手引き

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はじめに

市では、災害発生時に住民が一時的に避難する必要がある場合、「千葉市地域防災計画」に基づ き、区災害対策本部から派遣した職員が主体となって、学校等に避難所を開設します。 避難所は、被災者の住宅に危険が予想される場合や住宅が損壊した場合など、生活の場が失わ れた場合に、一時的な生活の場として宿泊滞在するための施設であるとともに、在宅避難をして いる避難者にとっても物資・情報といった支援の拠点となります。 しかし、災害の規模が大きければ大きいほど、職員の到着の遅れや被災等により、「避難所の開 設が大幅に遅れる。」、「十分に職員を派遣できずに避難所運営に支障をきたす。」「被災者である地 域住民等の細かいニーズを吸い上げる必要が出てくる。」など、現実問題として、職員だけでの避 難所の開設や運営が困難となります。 突如として発生する災害に対し、避難所を開設し、先ずは発災直後から3日間・72時間の混 乱期においては、住民自らが、生き残るための最低限のことを、自分たちで最優先に行っていく 必要があります。 そのためには、事前に避難所となる施設を中心に、地域の町内自治会、自主防災会等が一体と なった「避難所運営委員会」を設置し、災害発生時に地域住民同士が連携しながら、主体として 避難所を開設・運営を行う体制を整えておく必要があります。 こうしたことを踏まえ、地域による避難所の開設・運営に関する手引きを作成しました。 この手引きを参考に、地域が主体となって避難所運営委員会を設立し、「避難所開設・運営マニ ュアル」を作成していただきますよう、お願いいたします。 この手引きの構成は次のとおりです。 第Ⅰ部 概要(総論) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2頁 避難所の概要と開設・運営の概要を記述しています。 1 避難所の概要と役割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2頁 2 避難所開設・運営の概要と役割 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3頁 3 避難所運営委員会の設立と避難所運営までの手順 ・・・・・・・・ 5頁 4 避難所の時系列的状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6頁 第Ⅱ部 避難所運営委員会設立マニュアル ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7頁 避難所運営委員会を設立するためのマニュアルを記述しています。 1 避難所運営委員会設立の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7頁 2 避難所運営委員会結成後に行うこと ・・・・・・・・・・・・・・ 7頁 3 参考様式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8頁 第Ⅲ部 避難所開設・運営マニュアル (作成例) ・・・・・・・・・・・・ 別冊 避難所運営委員会において、避難所ごとに作成する「避難所開設・運営マニュアル」の作成例を 記述しています。(第Ⅲ部-2として様式集が別冊となっています。) この例を参考に、地域で話し合い、地域の実情に応じた「避難所開設・運営マニュアル」作成し ます。

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第Ⅰ部 概要(総論)

1 避難所の概要と役割 避難所は、災害の発生時において、地域の居住者や一時滞在者(以下「避難者」という。) の身の安全を守る場所で、一時的な宿泊可能施設です。 また、このほか、火災等からの身の安全を守る場所として、広域避難場所、避難場所を市 で指定しています。 (1) 避難所の役割 ① 災害により住宅を失った人や住宅が倒壊するおそれがある方たちへ、一時的に宿泊場 所を提供します。 ② 公共交通機関の遮断等により、帰宅が困難となった方たちへ、一時的に待機する場所 を提供します。(※別途、駅周辺の施設を一時滞在施設として指定しています。) ③ 在宅避難をしている方たちへ、必要な情報や飲料水及び食料等の物資を提供します。 (2) 広域避難場所の役割 相当程度のオープンスペースが確保された公園等で、大地震等による広域火災などから 身の安全を守るための場所です。 (3) 避難場所の役割 地震等で火災が発生したときなどに身の安全を守る場所です。 市立小・中学校、高等学校、公園、公民館、コミュニティセンター等で、避難場所うち、 避難所は一時的宿泊が可能な設備を有する施設等です。 (4) 避難方法 地震発生後、建物の倒壊や火災等の危険が迫った場合に、先ず身の安全を図り、自らの 判断や避難誘導等により避難場所等へ避難します。 建物等の危険が無くなり、自宅の被害が免れた方は自宅へ戻り、在宅避難をします。 また、倒壊や焼失等で自宅へ戻れない方については、避難所へ避難します。 なお、火災の延焼等で当該避難所が危険な状況になった場合は、広域避難場所へ誘導し、 危険要因が無くなった後は、安全性が確保された避難所へ最終避難します。 (5) 避難路 避難所等へ避難するための避難路は事前に指定せず、災害の状況に応じて安全な避難路 を任意に選ぶ避難方法としています。 ①先ず自らの判断で身の安全を図る ↓ ②避難場所等へ避難する ↓ ③広域避難場所へ避難する 地震発生 災害発生 広域火災等の発生

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2 避難所開設・運営の概要と役割 (1) 避難所開設・運営の概要と役割 予見可能な災害(台風や大雨等)や、平日の日中に災害が発生した場合の避難所の開設・ 運営は、市災害対策本部長又は区災害対策本部長が、災害の状況に応じて避難の勧告や指示 を行うほか、避難所の設置場所を定め、開設を指示し、担当職員を派遣して開設・運営を担 わせます。 一方で、災害が休日夜間等に発生するなどの緊急時に、自主的な避難が必要な場合には、 市・区災害対策本部長の指示がなくとも、施設管理者や派遣された職員が避難所の開設準備 を行い、避難者を受け入れ、避難所の開設・運営を行います。 しかし、災害の規模が大きければ大きいほど、職員の到着の遅れや被災等により避難所の 開設が困難になる場合や、避難生活の長期化により、被災者住民からの細かいニーズの吸い 上げが必要になる場合等、地域住民が避難所の開設・運営主体となることが求められます。 その際には、後述する「避難所運営委員会」が中心となって、自主的に避難所を開設し運営 を行う必要があります。 市・区の体制 市災害対策本部: 市長が災害対策本部長として、市役所庁舎内(又はポートサイドタワ ー12階)に本部を設置し、本部員会議により、災害の状況に応じた対 応方針等を決定します。 区災害対策本部: 区長を区災害対策本部長として、区役所内に本部を設置し、区域内の 必要な災害対応を行い、避難所へ担当職員を派遣します。 避難所担当職員は、避難所を開設し、住民が組織する避難所運営委員会及び施設管理者と 連携し、区災害対策本部との連絡調整等を行うとともに、地域住民が主体となった円滑な避 難所運営を促進します。 施設管理者は、緊急に避難所を開設する必要がある場合に避難所を開設し、住民が組織す る避難所運営委員会による避難所運営が軌道に乗るまでの間、児童生徒に関する業務等、 本務に支障のない範囲内で避難所運営を行うとともに、運営委員会と連携し、使用する施 設の維持管理及び円滑な避難所運営の支援を行います。 避難を予定する地域住民は、町内自治会及び自主防災会等を中心に、避難所運営委員会を 組織し、平常時から避難所生活における役割分担や避難所施設の利用方法等を定めます。 その際には、女性や障害のある方(災害時要配慮者の方)等も避難所運営委員会へ参加し てもらい、多様な意見を取り入れることのできる体制を作ります。 また、災害時においては、緊急に避難所を開設する必要がある場合に避難所を開設し、避 難所運営活動班として主体となって自主的で公平な避難所運営を行うとともに、避難所の ルールを守り、共助の精神に基づき、安全で安心な避難所の確保と避難生活を行います。 (2) 避難所運営の業務と運営委員会の組織概要 避難所運営の業務と委員会の組織は、概ね右図のとおりですが、班編成については、避難 所の状況に応じて、分割や新設を行います。 市避難所担当職員 施設管理者(学校長及び教職員) 地域住民 市及び区役所(市・区災害対策本部)

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【避難所レイアウト参考イメージ】(学校の場合) ● ● 誘導 ● ● ● 案内誘導 ● ● 避 難 所 運 営 会 議 場 物 資 積 置 場 等 授乳室更 衣室 舞台 受  付 避難者カード 記入場所 救護用 スペース 避難所 事務所 要配慮者 避難室 【校舎】 A町内自治会 代表者(組長)   30人程度 A町内自治会 代表者(組長)   30人程度 B町内自治会 代表者(組長)   30人程度 C町内自治会 代表者(組長)   30人程度 D帰宅困難者 代表者(組長)    30人程度 E帰宅困難者 代表者(組長)   30人程度 フリースペース 【 避難所(体育館)】 衣 室 更 衣 室 掲 示 板 ・ 作 業 台 等 本部・情 報通信室 要配慮者用 スペース 要配慮者用スペースへ 居住スペース(区画割) 出入り口 出入り口 出 入 り 口 正 門 情報掲示板 情 報 掲 示 板 【校庭等のオープンスペース】 避難所の安全確認が終了するまで、避難者を一旦オープンス ペースに集めます。(雨天時等は屋根のある場所へ) 避難者代表 避難者の意見を集約し、避難所運営に反映する → 食糧班 物資班 → → 食糧・飲料水の配給(在宅避難者対応含む) 組(避難者) 組(避難者) 必要物資の管理、必要数の把握、保管 物資管理班 物資の配給(在宅避難者対応含む) 物資供給班 給食給水班 救護班 負傷者の応急手当・看護 救護班 衛生管理班 要配慮者の支援 要配慮者支援班 食糧・飲料水の管理、必要量の把握、保管 食糧管理班 副委員長 避難者の健康管理 → 健康管理班 避難所の衛生管理、防疫 施設管理者 施設改善班 委員長 トイレの確保、汚物処理 トイレ対策班 避難所内の整理整頓、清掃、ごみ処理 廃棄物対策班 施設班 避難所使用スペースの決定、施設維持 施設維持班 入浴設備、その他施設修理、改善 → 避難所運営委員会 活動班(例) 市・区災害対 策本部 総務班 運営事務局、各班の調整、ボランティア対応 総務班 避難者受付、名簿作成、安否情報の集約 → 名簿班 避難所内での避難者への情報提供 情報班 市担当職員 避難所内の防犯対策・秩序維持 安全管理班 避難生活初期 避難生活が 中長期化した場合 ※被災の状況や避難の長期化等の状況の変化に応じて必要な班や役割が出てくるので、女性や 災害時要配慮者の方の意見も取り入れ、柔軟に運営体制を変えることも必要です。 (上記レイアウトは一例です)

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3 避難所運営委員会の設立と避難所運営までの手順 避難所運営委員会の設立と避難所運営までの手順として、先ず関係者が集まって「避難所 運営委員会設立準備会議」を開催し、運営委員会で行う業務内容や規約等の決定をします。 (1) 「避難所運営委員会設立準備会議」の構成メンバー ① 町内自治会連絡協議会・町内自治会・自主防災会の代表者 ② 施設管理者(学校長又は代理者) ③ ボランティア団体等その他の避難所開設・運営に携わる団体の代表者 ④ 市職員(防災対策課・区地域振興課) (2) 討議事項 ① 運営委員会を構成する構成者・団体の決定 ② 運営委員会の組織・活動班を決める(委員長・副委員長、総務班、施設班等) ③ 避難所の基礎データを確認する ④ 運営委員会規約を作成する ※運営委員会の委員には、女性や災害時要配慮者(高齢者、障害者、外国人等)、アレル ギーのある方及び要配慮者等の支援活動を行っている方、その他に PTA 等を加え、多様 な意見が反映できる体制を作ります。 (3) 避難所運営委員会の役割 避難所運営委員会の役割や行う業務について、準備会議の中で確認して決定します。 《平常時:避難所運営の準備》 ① 避難所として使用する場所・使用方法の決定 ② 避難所内の居住スペース、受付や情報を掲示する場所等の決定 ③ 避難所生活のルールの決定(事前に決めておくことができる事項) ④ 避難所の開設と運営を行う運営委員会の活動班の人員を確認 ⑤ 備蓄品、防災資機材等の避難所基礎データの確認 ⑥ 避難所開設・運営の訓練及びマニュアルの見直し 《災害時:避難所の開設と運営》 ① 地域の被害状況の把握と安否確認 ② 作成した避難所開設・運営マニュアルによる避難所の開設と運営 (4) 留意事項 ① 女性や災害時要配慮者の方については、独自のニーズがある一方、それらがきちんと反 映されず避難所の運営に支障をきたす事例が報告されています。スムーズな運営を行うた めには、多様な意見を取り入れることが必要です 。 ② 施設の利用範囲等を決める場合には、時系列的に災害発生直後(発災~2、3日)と、 避難生活期(3 日目から3~4週間)を分けることや、生徒が在校している平日と、夜間・ 休日との違い等も考慮してください。 ③ 避難所には、地元町内自治会等の住民以外にも自治会未加入者や一時的な滞在者も避難 してきますので、公平な避難所運営、避難生活が行えるよう配慮してください。 ④ 実災害時には、一般の避難者の方にも役割を振り、皆で協力し支えあいながら避難所を 運営します。一部の委員がいくつもの業務を抱たり、女性だけが炊き出しや掃除を行う・ 男性だけが物資の配給を行う等性別による偏りが出ないようにします。 ①避難所運営委員会設立準備会議の開催 ②規約等の作成 ④避難所開設・運営マニュアルの作成 ③避難所運営委員会の設立

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住み慣れた自宅での避難(在宅避難)ができるように日頃の備えを! 《自助による取組》 ・家屋の耐震化の促進 ・大型家具等の転倒防止金具の設置 ・ガス機器等の適切な取り扱い等による出火防止対策 ・食料、飲料水、生活用水等の備蓄 《共助による取組》 ・避難行動要支援者の支援体制の構築等の地域での情報伝達・安否確認・避難支援 ・自主防災組織活動・訓練への参加、地域の防災マップの作成の推進 避難所の環境は想像以上に厳しく、ストレスやプライバシーの問題が発生します。そのた め、自宅に損壊の危険等がなければ、帰宅を促しましょう。その時、在宅避難をすることが できるよう、在宅避難をしている人たちが避難所で物資の配給を受けたり情報を入手するこ とのできる体制を作ります。 4 避難所の時系列的状況 開設した避難所の状況は、発災から時間の経過とともに変化していきます。 避難所の運営を行うにあたっては、時系列的に避難所がどのような状況になっているか想 定しておくことが重要です。 大勢の避難者が避難所に一気に避難してきます。鉄道、電気、ガス、水道、通信手段など のライフラインが寸断し、都市生活が混乱する可能性が高い時期です。避難所への収容者 も一番多く、情報もスムーズに行き渡らず、また、管理運営もしっかりと決まっていない 時期でもあり避難所が混乱します。落ち着いて、冷静に状況を判断し、先ずは人命を守る ことを最優先に、できることから対応しましょう。 避難所での生活期です。混乱がある程度落ち着き、避難所の生活に慣れるに従い、水や食 料といった備蓄物資関係(粉ミルクや生理用品等生活必需品含む)、トイレ(適切な数の配 置・清掃・汚物の保管と処理等)、風呂、ゴミ処理などの衛生関係、プライバシーの問題、 健康管理など避難者から多くの要望や問題が寄せられることが予想されます。必要に応じ て避難者の代表を含めた会議を行い、そこで決定された避難所ルールを掲示するなど、情 報が全員に行き渡るよう配慮しましょう。 また、在宅避難をしている人についても、状況を把握し、物資や情報提供の対応を取りま す。 状況が安定し、在宅避難への移行・避難所の統廃合や仮設住宅の建設等により、避難所生 活が終息に向かう時期です。学校も通常の授業を開始します(並存の可能性もあります)。 避難所から退所後の生活設計や、避難所内で形成されたコミュニティが無くなることによ る問題が生じることに対しても配慮が必要です。 発災直後(混乱期)(発災から2~3日:72 時間) 避難生活期(3日から3~4週間) 終息・安定期(3~4週間以降 避難所の閉鎖まで) ポイント

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第Ⅱ部 避難所運営委員会設立マニュアル

1 避難所運営委員会設立の準備 「避難所運営委員会設立準備会議」を行い、委員会の基本的な事項を決めていきます。 なお、様式は参考ですので、各地域の状況に応じたものに変更して構いません。 (1) 設立準備会議参加者の構成【様式-1】 ① 町内自治会連絡協議会・町内自治会・自主防災会の代表者 ② 施設管理者(学校長又は代理者) ③ ボランティア団体等の代表者(任意) ④ 市職員(防災対策課・区地域振興課) (2) 討議事項 ① 運営委員会を構成する者・団体、委員等を決定する。【様式-2】 ② 運営委員会の組織・活動班を決定する。(委員長、副委員長、班等)【様式-3】 ③ 避難所の基礎データを確認する。【様式-4】 ④ 運営委員会規約を作成する。【様式-5】 運営委員会の組織構成や行う業務等を定める規約を作成します。 ※運営委員会の委員には、女性や災害時要配慮者(高齢者、障害者、外国人等)、アレルギー のある方及び要配慮者等の支援活動を行っている方、その他に PTA 等を加え、多様な意 見が反映できる体制を作ります。 ※委員長や委員、活動班長や副班長など、避難所運営には、女性が3割以上参加するように しましょう。 2 避難所運営委員会設立後に行うこと 避難所運営委員会設立準備会議を行い、避難所運営委員会を設立後、委員会では以下のことを 行います。 (1) 避難所開設・運営マニュアルの作成 第Ⅲ部の作成例を参考に避難所運営委員会で開設・運営する当該避難所の具体的なマニュ アルを作成します。 また、マニュアルを作成していく際に、施設の中で避難所として使用するスペースの割り 当てや、避難所生活のルール等について、あらかじめ決めておき、災害発生時には避難者の 状況に応じて、随時会議を開催して訂正・補遺等を行っていきます。 (2) 訓練の実施 作成した開設・運営マニュアルに沿って、実際に避難所開設・運営訓練を行います。 (3) 開設・運営マニュアル等の見直し 訓練の結果等を踏まえ、より実践的な開設・運営マニュアルとなるよう随時マニュアルの 見直しを行っていきます。

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【様式-1】 ○○○学校避難所運営委員会設立準備会議 メンバー表 ※書式等は適宜変更して作成してください。 1 町内自治会連絡協議会・町内自治会・自主防災会の代表者 町内自治会・自主防災会名 会長名 TEL/FAX/E-mail 2 施設管理者(学校長又は代理者) 施設・学校名 氏 名 TEL/FAX/E-mail 3 ボランティア団体等の代表者 団 体 名 氏 名 TEL/FAX/E-mail 4 市職員(防災対策課・区地域振興課) 所 属 名 氏 名 TEL/FAX/E-mail

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【様式-2】 ○○○学校避難所運営委員会 委員名簿(例) ※委員構成や書式は適宜変更して作成してください。 女性や、災害時要配慮者(高齢者、障害者、外国人等)の方等も加えるようにします。 委員長や委員、活動班長や副班長など、避難所運営には、女性が3割以上参加するようにしましょう。 役 職 氏 名 地域の役職 (町内自治会名等) 住所 TEL/FAX/E-mail 委員長 ○○ ○○ ○○自治会会長 ○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○ ○○○○○○ *************** 副委員長 ○○ ○○ ○○自主防災会会長 副委員長 ○○ ○○ ○○自治会会長 委 員 (幹事) ○○ ○○ ○○自治会 委員 (幹事) ○○ ○○ ○○自治会 委員 (幹事) ○○ ○○ ○○自主防災会 委員 (幹事) ○○ ○○ 委員 (幹事) ○○ ○○ 委員 ○○ ○○ PTA 代表 委員 (障害のある方または その関係者の方等) 委員 (施設管理者) ○○学校 委員 (施設管理者) ○○学校 委員 (市担当職員) 委員 (市担当職員) 委員 (市担当職員) 委員 (市担当職員)

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【様式-2】 ○○○学校避難所運営委員会 委員名簿 役 職 氏 名 地域の役職 (町内自治会名等) 住所 TEL/FAX/E-mail 委員長 副委員長 副委員長 委 員 (幹事) 委員 (幹事) 委員 (幹事) 委員 (幹事) 委員 (幹事) 委員 委員 委員 委員 委員 委員 委員 委員

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【様式-3】 ○○○学校避難所運営委員会 活動班名簿(例) ※班構成や書式等は適宜修正して作成してください。 1 本部 役 割 氏 名 所属又は住所 連絡先 担当・備考 委員長 副委員長 施設管理者 (学校関係者) 市担当職員 2 各班員名簿(◎:班長、○:副班長) 氏 名 所属 又は 住所 連絡先 担当・備考 総務班 ◎ ○ 施設班 ◎ ○ 救護班 ◎ ○ 食料班 ◎ ○ 物資班 ◎ ○

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【様式-4】 ○○○学校避難所の基礎データ(例) ※書式等は適宜変更して作成してください。 1 所在地・電話番号等 2 関係町内自治会・自主防災会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 地域人口 人 4 地域世帯数 世帯 5 鍵保管者一覧表 氏 名 所属・住所等 連絡先(電話・FAX・E-mail) 鍵の対象場所 6 関係機関等緊急連絡先一覧表 関係機関等 所在地 連絡先(電話・FAX・E-mail) 無線 【 区役所】 区災害対策本部 【 区保健福祉センター】 区保健医療班 ( )消防署 ( )出張所 ( )警察署 ( )交番 ガス事業者 電気事業者 水道事業者 電話事業者 (故障:局番なしの113) 災害伝言ダイヤル 局番なしの171 動物救護 所在地 E-mail 電話番号 地域防災無線番号 FAX番 号

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7 防災資機材等 (1)○○学校保有物資・防災資機材 No. 物資・資機材名称 内 訳 保管場所等 1 2 3 4 5 (2)周辺拠点施設保有物資・防災資機材 No. 物資・資機材名称 内 訳 保管場所等 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 8 地域の資格者等一覧表 資格・役職等 団体名・個人名 所在地 連絡先 民生委員・児童委員 ( 地区) 通訳(手話) 通訳(英語) 通訳( ) 助産師 看護師 アマチュア無線技士

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【様式-5】 ○○○学校避難所運営委員会規約(例) (趣旨) 第1条 大規模な災害の発生に備え、自助・共助・公助の役割分担と連携により、避難所の存する 地域内の住民が、主体的に当該避難所の開設及び運営を円滑に行うため、 避難所 運営委員会(以下「運営委員会」という。)を設置する。 (構成) 第2条 運営委員会は、次に掲げる者をもって構成する。 (1)避難を予定する地域住民(以下「地域住民」という。) (2)施設管理者若しくは施設管理者が指定する者(以下「施設管理者」という。) (3)区災害対策本部から派遣される避難所担当職員(以下「市担当職員」という。) (4)運営委員会で承認した地域活動団体及びボランティア団体等 (5)災害時において、避難者から互選された避難者の代表及び避難所運営に従事する者(以下 「避難者代表」という。) (地域住民の責務) 第3条 地域住民は、町内自治会及び自主防災会を中心に、平常時から避難所生活における役割 分担や避難所施設の利用方法等を定め、災害時においては運営委員会により緊急に避難所を開 設する必要がある場合に避難所を開設し、主体的に公平な避難所運営を行うとともに、避難所 のルールを守り、共助の精神に基づき、安全で安心な避難生活を行う。 (施設管理者の責務) 第4条 施設管理者は、緊急に避難所を開設する必要がある場合に避難所を開設し、避難所運営 が軌道に乗るまでの間、避難所運営を行うとともに、運営委員会と連携し、使用する施設の維 持管理及び円滑な避難所運営の支援を行う。 (市担当職員の責務) 第5条 市担当職員は、避難所を開設し、運営委員会及び施設管理者と連携して、避難所運営の 取りまとめを行うとともに、区災害対策本部との連絡調整等を行い、円滑な避難所運営を推進 する。また、必要に応じて避難所内に災害時要配慮者支援窓口の設置や、福祉避難室の開設を 行い、災害時要配慮者に対して一元的な対応と支援を行う。 (運営委員会の活動) 第6条 運営委員会は、次の事項について会議し、活動を行う。 (1)平常時の活動 ① 避難所運営委員会の組織・運営委員会の運営に関すること。 ② 避難所開設・運営マニュアルを作成し、必要に応じて訂正・補遺を行うこと。 ③ 避難所に必要な資機材、備蓄品の維持管理に関すること。 ④ 災害時要配慮者支援を含めた地域の連絡体制の確立に関すること。 ⑤ 避難所開設・運営等の訓練の実施に関すること。 ⑥ その他、運営委員会の目的達成に必要な活動に関すること。

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(2)災害時 ① 避難所開設・運営マニュアルに基づく避難所の開設と運営に関すること。 ② 地域における安否情報・被害状況の集約に関すること。 ③ その他、避難所運営及び避難に関し必要な事項に関すること。 (役員) 第7条 運営委員会には、次の各号に掲げる役員を置く。 (1)委員長 1人 (2)副委員長 2人 (3)幹事 人 2 前項に掲げる役員は、第2条に定める者のうちから互選する。 (役員の職務) 第8条 委員長は、会務を統括し、運営委員会を代表する。 2 副委員長は、委員長を補佐するとともに、委員長に事故があるとき又は欠けたときは、その 職務を代理する。なお、委員長は、あらかじめ職務を代理する副委員長を指名しておくものと する。 3 幹事は、第11条で定める活動班の班長として、班を統括する。 (役員の任期) 第9条 役員の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。 2 前項の役員の任期の期間中において、当該役員が辞任した場合、又は避難所から退所した場 合等には、後任の役員を選出するものとする。なお、後任の任期は前任者の残任期間とする。 (会議の開催) 第10条 運営委員会の会議は、委員長が招集し、その議長となる。 2 平常時は、会議を年1回以上開催するものとする。 3 災害時は、定例会議として毎日開催し、班の意見、要望等を協議し、必要と認める事項を決 定する。 (活動班の設置) 第11条 運営委員会に、災害時の活動班として次に掲げる班を設置する。(以下「活動班」とい う。)ただし、避難者の状況等により、必要に応じ、分割、増減できるものとする。 (1) 総務班 (2) 施設班 (3) 救護班 (4) 食料班 (5) 物資班 2 活動班に班長を置き、第7条第1項第3号に定める幹事が担任する。 3 班長を補佐する者として、必要に応じて活動班に副班長を置き、班長が指名する。 (活動班の業務) 第12条 前条第1項に規定する活動班の業務は次のとおりとする。 (1)総務班

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ア 区災害対策本部との連絡・調整に関すること。 イ 運営委員会の事務局に関すること。 ウ 避難者の受付及び避難者名簿に関すること。 エ 地域の安否情報・被害状況の集約に関すること。 オ 在宅避難者の状況把握に関すること。 カ 避難者への情報提供に関すること。 キ ボランティアの受入・管理に関すること。 ク 生活ルールの作成に関すること。 ケ 防火・防犯等に関すること。 コ 取材対応等報道機関への対応に関すること。 サ 在校生のうち、帰宅困難となる可能性のある生徒名簿の作成に関すること。 シ 他の班の業務に属さないこと。 (2)施設班 ア 避難所使用スペースの決定及び維持管理に関すること。 イ トイレの確保、汚物処理及びごみ処理に関すること。 ウ 生活用水の確保、管理及び使用に関すること。 エ 廃棄物、清掃及び整理整頓に関すること。 オ 施設の修理及び入浴設備等の生活環境の改善に関すること。 カ 犬、猫その他愛玩動物の避難スペース及び飼育に関する指導に関すること。 (3)救護班 ア 負傷者の応急手当及び看護に関すること。 イ 避難者の健康管理に関すること。 ウ 避難所の衛生管理及び防疫に関すること。 エ 高齢者、障害者等の要配慮者への支援に関すること。 オ 避難所内の子どもの保育活動及び支援に関すること。 (4)食料班 ア 食料及び飲料水の管理及び必要量の把握に関すること。(在宅避難者含む) イ 食料及び飲料水の配給に関すること。(在宅避難者含む) ウ 食料及び飲料水の受け入れ及び調達に関すること。 エ 炊き出しに関すること。 オ 食中毒の防止に関すること。 (5)物資班 ア 物資の管理及び必要数の把握に関すること。(在宅避難者含む) イ 物資の配給に関すること。(在宅避難者含む) ウ 物資の受け入れ及び調達に関すること。 (災害時活動の停止) 第13条 活動班は、電気、水道及び下水道等のライフラインの復旧等により、避難所内から避 難者が全員退所した場合や、避難者を移動させるなど区災害対策本部から閉鎖等の指示等があ った場合に、避難所を閉鎖し、活動を停止する。

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(経費) 第14条 運営委員会の開催及び運営に係る経費は別途定める。 (補則) 第15条 この規約に定められていない事項及び疑義が生じたときは、その都度運営委員会で協 議して決定するものとする。 附 則 この規約は、平成 年月 日から施行する。

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地域による避難所開設・運営の手引き 第Ⅲ部 【別冊】

避難所開設・運営マニュアル(作成例)

【○○○避難所】

**************************************** 「地域による避難所開設・運営の手引き第Ⅲ部」【別冊】としてのマニュアル作成例です。 この作成例を参考に、避難所運営委員会を構成する町内自治会及び自主防災会により、当 該避難所の「開設・運営マニュアル」を作成してください。 また、内容については、地域の実情に応じて変更することや、既に避難所開設・運営に ついて、独自の取り組みをされている町内自治会・自主防災会においては、既存のものを 活用することも可能です。 ****************************************

平成27年7月

【千葉市総務局防災対策課】

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目 次

【1 平常時における活動】……… 1 【2 災害時における活動】 ……… 2 1 災害発生後の避難所開設・運営に係るフロー……… 2 ① 参集と施設の安全点検……… 3 ② 避難所開設準備……… 4 ③ 避難所開設、避難者の誘導・受付 ……… 5 ④ 避難所運営会議の開催 ……… 6 ⑤ 避難者への物資の配給、情報提供等 ……… 7 ⑥ 長期避難生活への対応 ……… 8 ⑦ 避難所の閉鎖……… 9 2 避難所運営委員会の活動班等の役割 ……… 10 ① 委員長・副委員長・各班班長……… 11 ② 総務班……… 12 ③ 施設班……… 14 ④ 救護班……… 17 ⑤ 食料班……… 18 ⑥ 物資班……… 19 ⑦ 施設管理者(施設職員)……… 20 ⑧ 市担当職員 ……… 21

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【1 平常時における活動】

平常時に、あらかじめ決めておくことができる事項を決めておきます。 なお、決めておいた事項は、災害時において、状況に応じたものに変更していきます。 1 避難所の使用範囲と使用方法の決定【様式-1】 運営委員会において、避難所として使用する場所・使用方法等を決めます。 [留意事項]:①学校は教育活動の場であることに留意 ②災害の規模・状況に応じた使用範囲 ③女性や災害時要配慮者(高齢者、障害者等)、アレルギーのある方等 への配慮 2 避難所内の居住スペース等の割り振り【様式―2】 避難所内の居住スペース、受付や情報を掲示する場所等を決めます。 [留意事項]:①女性や災害時要配慮者(高齢者、障害者等)、アレルギーのある方等 への配慮 ②自治会、地域コミュニティの維持 ③プライバシーの確保 3 避難所生活のルールの作成【様式-3】 生活時間(食事・消灯等)、当番(トイレ清掃・ごみ処理等)、禁止事項等を決めます。 [留意事項]:①ペットの取り扱い ②喫煙場所 ③飲酒の扱い ④家具の持ち込み ⑤車の利用 等 4 避難所運営委員会活動班名簿【様式―4】 避難所の開設と運営を行う運営委員会の活動班の人員を確認しておきます。 ※手引き第Ⅱ部の【様式-3】を再度利用します。 5 避難所基礎データの確認【様式―5】 鍵の保管・管理方法及び備蓄品等の防災資機材などを確認しておきます。 ※手引き第Ⅱ部の【様式-4】を再度利用します。 6 訓練とマニュアルの見直し 作成したマニュアルにより、実際に避難所開設・運営訓練を行い、適宜、マニュアル を見直します。

(22)

【2 災害時における活動】

1 災害発生後の避難所開設・運営に係るフロー

避難所の開設・運営のフローは以下のとおりです。詳細は次頁以降に記述します。 【自動参集】 【召集参集】 (安全点検が完了するまで、避難者は一時待機) ※学校開校時(平日日中)は、児童生徒の 安全確保のため避難者と区別する。 (避難所使用・居住スペース等を決定) (受け入れ体制・活動班員配置) (避難所運営本部を設置) (避難者カードを配布) (居住組別避難者名簿を作成) (負傷者等へ個別に対応) (区災害対策本部からの情報・指示を伝達) (運営方針(配給、ルール等)の決定・確認) (必要な食料・物資を配給) (避難者等へライフライン等の情報を提供) (帰宅困難者へ交通機関等の情報を提供) (仮設トイレの設置、不足物資・ボランティア の要請を行うなど長期避難生活への対応を行 う) (避難者の減少・全員退所等により閉鎖する) 災害の発生の恐れがある場合等で市長が 避難所の開設が必要と判断した場合 市域で震度6弱以上の地震が発生した場合 ① 参集と施設の安全点検 ③ 避難所開設、避難者の誘導・受付 区災害対策本部へ報告 ④ 避難所運営会議の開催 ⑤ 避難者への物資の配給、情報提供等 ⑥ 長期避難生活への対応 区災害対策本部へ報告 ② 避難所開設準備 区災害対策本部へ報告 区災害対策本部へ報告 ⑦ 避難所の閉鎖 区災害対策本部からの指示等 区災害対策本部へ報告

(23)

自動参集(千葉市内で震度6弱以上の地震が発生した場合)、若しくは、召集参集(災 害の発生の恐れがある場合等で市長が避難所の開設が必要と判断し、区災害対策本部長か ら召集があった場合)により、避難所運営委員会の活動班、施設管理者、避難所担当職員 は、避難所へ参集します。 避難所を開設するにあたり、施設の被害状況を調べ、避難所として安全に使用できるか 確認し、区災害対策本部へ報告します。 確認作業は、最も早く避難所に到着した者から順次行います。 チェック欄 □ 自動参集又は召集参集により、避難所へ参集します。 【全員】 □ 避難所開設の前に、「避難所施設被害状況確認票」【様式-6】により、施設の安全 確認を行います。(屋外から確認) 【全員】 □ 安全点検が完了するまでは、避難者を一旦オープンスペースに集め、できるだけ地 区別に待機してもらいます。(雨天時等は屋根のある場所で待機) 【全員】 □ 校庭の亀裂や校舎の火災や損傷が大きい場合、又は周囲に大火災が迫っている場合 には、他の避難所・避難場所・広域避難場所へ避難するよう指示します。 【全員】 □ 入室後、「避難所施設被害状況確認票」により、施設内部の安全確認と通信設備等 の資機材の点検を行います。(※安全点検中である旨を避難者に伝えます。)【全員】 □ 確認結果を取りまとめ、「避難所施設状況報告」【様式-7】により、区災害対策本 部へ報告します。 【総務班・施設管理者・市担当職員】 ① 参集と施設の安全点検 【ポイント】 ・避難所へ参集する際は、途中の被害状況も把握しておきます。 ・避難者の状況、風雨等の気象状況等から、一旦避難者を安全な別の屋内等へ収 容し、落ち着かせて次の業務を行うなど、臨機応変に対応します。 (※ この場合は、後で移動することも伝えます。) ・学校開校時(平日日中)は、児童生徒の安全確保のため、避難者と区別します。 ・震度5強以下の地震が発生した場合で、地域の状況より避難者が生じると思わ れる時は、区災害対策本部、施設関係者と避難所開設について相談します。

(24)

避難所の開設準備として、区災害対策本部への確認、避難者を収容するスペースの決定、 避難所運営本部、避難者受付用の机や椅子、避難者カード等の避難所運営に必要な資機材 の確認と配置等の準備を行います。 チェック欄 □ 施設にあるトイレが使用可能か(下水道の状況確認含む)を確認し、使用できな い状態である場合はすぐに立ち入り禁止とします。 【施設班】 □ 事前に決めてあるレイアウトを基に、状況に応じて使用・収容するスペースを決 定します。 【施設班】 ※女性や子供、高齢者、障害者、外国人等の要配慮者に配慮した配置を 行います。(更衣室や福祉避難室を定める等) □ 避難所運営本部を設置し、机や「避難者カード【様式-8】等の受け入れに必要 な物品を配置するとともに、各班員を配置し受け入れ体制を整えます。 【総務班】 □ 目視等により避難者の概数を把握します。最初は、正確な人数よりも避難者の概 数と今後の増減などの見通しを行います。 【総務班】 また同時に、重傷者等、緊急の医療措置が必要と思われる傷病者の状況を把握し ます。 【救護班】 □ 職員室、事務室等の電話、FAX、地域防災無線等を使用し、「避難所状況報告(開 設)」【様式-10】により、区災害対策本部へ開設の報告をします。 【総務班・施設管理者・市担当職員】 ② 避難所開設準備 【ポイント】 ・「避難所運営本部」(例)の看板(白紙等で作成する)を掲げて、避難者に対し て、避難所内の運営本部の所在を明らかにしておき、要員を常時配置しておき ます。 ・避難所内の居住スペースの割り振り(避難所の区画割)は、可能な限り、町内 会ごとにまとめるなど自治会、地域コミュニティの維持に努めます。 ・一時的に滞在する帰宅困難者と長期避難生活予定者のスペースは分けておきま す。 ・他の地区(旅行者、通勤・通学者含む)からの避難も同様に受け入れ、公平に 対応します。 ・ペットは、あらかじめ決めておいたルールに基づき対応します。(取扱の修正 等は、状況に応じて避難所運営会議を行い決定します。)

(25)

開設準備が完了後、運営委員会委員長が「受け入れ開始」を宣言して、避難者の受付を 行い、避難スペースへ案内します。 なお、負傷者、女性や子ども、高齢者、外国人等の要配慮者に配慮した対応を心掛けま す。 開設にあたり、受付や誘導、避難者名簿の作成等は総務班を中心に行いますが、一時期 に相当量の業務が発生しますので、他班の班員も応援して対応してください。 □ 運営委員会委員長が「避難所の開設」を宣言します。 【委員長】 □ 避難者へ「避難者カード」【様式-8】を配布し、カード記入場所へ誘導して記入 してもらいます。 【総務班】 ※ 「避難者カード」は、避難所運営のための基礎資料となるとともに、個人情報です ので、取扱に注意しましょう。 □ 訃報、遺体等が避難所に寄せられた場合は、「死亡者カード」【様式―9】に記録す るとともに、速やかに遺族に伝達し遺体の安置など、今後の対応を検討します。 【総務班・市担当者】 □ 受付にて「避難者カード」を回収し、受付後、区画割りした居住スペースへ案内し ます。 【総務班・救護班】 □ 居住スペースの区画割ごとに代表者(組長・副組長)を選任するよう指示して、以 降の情報の連絡等についての窓口役となるよう要請します。 【総務班】 □ 回収した「避難者カード」を基に、「居住組別避難者名簿」【様式-11】を作成し ます。 【総務班・市担当者】 □ 負傷者、災害時要配慮者へ必要に応じた個別の対応を行います。 【救護班】 □緊急に必要とする物資等を把握し、本部へ報告します。 【物資班】 □ 区災害対策本部へ、「避難所状況報告」【様式-13】により報告します。 【総務班・市担当職員】 ③ 避難所開設、避難者の誘導・受付 【ポイント】 ・居住スペースは、町内自治会ごと、住所ごとにまとまるようにし、乳幼児がいる 家族や要配慮者等のニーズが同じ方々もまとまるように配慮します。また、高齢 者等はトイレに近い場所や、騒音、寒さ、暑さ等にも配慮します。 ・日本語が出来ない、或いは不慣れな外国人については、専用のスペースを設けた 方が、情報の伝達がしやすいです。 ・避難者名簿を作成する前でも、目視により避難者の概数や今後の増減等の状況を 把握し、区災害対策本部へ報告します。 ・避難してきたばかりの避難者、被災者の心情を配慮し、「避難者カード」の記入 は、一旦落ち着いてから記入してもらうことも必要です。

(26)

避難所の開設状況について区災害対策本部へ報告し、本部から今後の対応の指示やライ フラインの被害状況等の情報を受けます。また、避難所内で運営委員による運営会議を開 催して情報を共有化するとともに、今後の避難所運営の方針等を決定します。 □ 運営会議の開催場所と時間を決定します。 【委員長・副委員長・総務班】 □ 運営会議を開催し、以下の事項について会議します。 【委員長・副委員長・各班長】 《会議事項》 □ 区災害対策本部からの情報・指示の伝達 □ 避難所内の状況確認 □ 避難者の状況(人数の増減見込み、負傷者、要配慮者等) □ 施設の状況(トイレ、水道、被害の修復状況等) □ 防災資機材の状況(保有資機材、備蓄品等) □ テレビ・ラジオ等により収集した災害状況の確認 □ 今後の避難所の運営方針の決定と確認 □ 配給する物資の種類(水、食料、毛布等)、配給対象者等 □ 避難所内のルールの決定・確認等 □ 活動班の組織・役割分担・人員構成の再検討等 □ 今後の会議の開催予定(定期開催と臨時開催) □ その他必要な事項 ④ 避難所運営会議の開催 【ポイント】 ・避難者に対して配給する物資等の数量が不足している場合など、どのように対 応するかを運営会議の中で話し合い、委員の合意により決定します。 物資は公平を原則として、一切配給しないことも基本にありますが、子どもや高 齢者等の要配慮者に優先して配給するなど、避難者が納得するよう会議にて決定 します。 また、ペットについては、動物の毛などによるアレルギーや衛生上の問題が発生 するおそれも考えられるので、原則居住スペースへの同伴禁止ですが、ペットの 飼育スペースや飼育方法等についても、会議で決定します。 ・会議には委員長、副委員長、各班長等に加え多様な意見が反映できるよう女性 や障害のある方などにも参加をしてもらいます。 ・会議の開催場所は、できるだけステージ(舞台)等とし、決定過程等が公開さ れるようにします。 ・当初決めた活動班だけでなく、被災状況や要望に応じて必要な班を編成しまし ょう。(子育て支援班等)

(27)

運営会議にて決定した方針に基づき、物資等を避難者へ配給するとともに、運営会議で の決定事項(ルール等)と災害の状況等について、避難者へ情報提供します。 □ 物資を配給します。(水、食料、毛布等) 【食料班】【物資班】 □ 運営会議の決定事項を周知します。(口頭・情報掲示板に掲示) 【総務班】 □ 区災害対策本部からの情報や、テレビ・ラジオ等から収集した災害情報を情報掲示 板に掲示します。 【総務班】 □ 避難者へのライフライン等の情報提供 □ 帰宅困難者への交通機関等の情報提供 □ 市内・市外(県内・県外)被害の情報提供 ・情報を伝達する際は、音声によるほか、掲示板等を用いた文字情報による伝 達など、高齢者、聴覚障害や知的障害のある方等の災害時要配慮者に配慮して 行います。 ・外国籍の方がいる場合、掲示物はひらがな等簡単な日本語にするよう心がけ ます ・避難者の中に通訳が可能な方(手話・外国語)がいる場合は、協力をお願い します。 □ 防犯対策に関する啓発や定期的な巡回につき広報・周知します。【総務班・施設班】 □ 避難者が避難所から退所する際には、「避難所退所届」【様式-12】に記載し、避 難所運営本部へ届け出てもらいます。 【総務班】 ⑤ 避難者への物資の配給、情報提供等 【ポイント】 ・物資の配給は、避難者の組長(区画代表)等にも応援を要請します。 ・情報掲示板の内容や設置場所は、帰宅困難者用と長期避難者用等のニーズによ って分けることも必要です。 ・配給する物資が不足している場合は、区災害対策本部への要請状況等を説明し、 避難者に冷静に対応するよう呼びかけます。 ・在宅避難者等、避難所以外の場所に避難している避難者にも、物資を配給する 必要があるので、配給場所等を工夫します。 ※要配慮者への情報伝達のポイント

(28)

災害及び避難者の状況に応じて、避難所での生活が長期に及ぶことが想定されるなどの 場合に、避難所運営会議を開催し、長期避難生活への対応を図ります。 □ 避難所の運営状況を「避難所運営状況報告」【様式-13】により、区災害対策本 部へ報告します。 【総務班・市担当職員】 □ 市内被害の復旧状況等を確認します。 【総務班】 □ ライフライン機関、交通機関 □ 食品、生活必需品等の販売状況 □ 仮設住宅・応急貸付金制度等の情報提供と希望の有無の調査を行います。 【総務班・市担当職員】 □ 避難所内の状況等を確認します。 【各 班】 □ 避難者の状況(人数増減、健康状況等) □ トイレの状況(仮設トイレの設置・増設等を検討) □ 物資、食料等の在庫状況 □ 活動班の人員状況 □ 施設の設備、資機材等の状況 □ 在宅避難者等の避難所以外の避難者の状況についても確認します。 【総務班】 □ 避難所運営会議を開催して今後の見込みと対応等について会議します。 【委員長・副委員長・各班長・組長(避難者代表)】 □ 被害の復旧状況及び避難所内の状況の確認と今後の見込み □ 在宅避難者等の避難所以外の避難者の状況 □ 活動班の組織、人員の再編成 □ 区災害対策本部への要請事項等(不足食料、物資、人員等) □ 避難所内のルールの修正等 □ 生活環境の整備(水、トイレ、風呂・シャワー、ゴミ処理等) など □ 区災害対策本部へ報告・要請するとともに、避難所内で必要な対応を行います。 【総務班・施設管理者・市担当職員】 ⑥ 長期避難生活への対応 【ポイント】 ・避難所生活の長期化に伴う心身の疲労やストレスによる健康障害に注意します。 ・避難所内の衛生管理、安全管理、防犯対策に注意します。 ・特定の個人に負担がかからないように、交代制や当番制により運営します。 ・要配慮者等に対して特別の扱いを行う場合に、避難所運営会議で話し合い、避難 者全員に事前に十分な説明を行うことが必要です。

(29)

災害の危険性が無くなり、復旧が進み、避難者が減ってきたら、避難所運営会議を開催 し、活動班の組織の縮小や避難所の閉鎖について会議します。 また、避難所から避難者が全員退所した場合や、避難者を他の避難所に移動させるなど、 区災害対策本部から指示があった場合には、避難所を閉鎖します。 □ 避難者の状況を確認します。 【全員】 □ 在宅避難者等の避難所以外の避難者の状況についても確認します。 【総務班】 □ 避難所運営会議を開催し、活動班の縮小や閉鎖について会議します。 【委員長・副委員長・各班長】 □ 区災害対策本部へ状況を報告します。 【総務班・市担当職員】 □ 避難者が全員退所した場合や、区災害対策本部の指示により避難所を縮小又は統廃 合する場合は、避難者にその旨を伝達して必要な措置を取り、避難所を閉鎖します。 【全員】 □ 使用した資機材の点検や避難所の清掃等を行い、「避難所閉鎖報告」【様式-14】 により区災害対策本部へ報告します。 【委員長・総務班・市担当職員】 ⑦ 避難所の閉鎖 【ポイント】 ・避難所は臨時的・短期的な宿泊・滞在の場であり、応急仮設住宅への移動等に より、できるだけ早期の閉鎖と施設本来の機能の復旧を目指します。 避難者の減少に伴い、必要に応じて、区災害対策本部では、避難所の統合等を 行います。 ・避難者が避難所から退所する場合には、必ず、避難所事務所へ申し出るととも に、「避難所退所届」【様式-12】により届け出るよう周知します。 ・退所後の行き先等にも注意します。

(30)

2 避難所運営委員会の活動班等の役割

避難所運営委員会の活動班等の役割と主な業務内容を次頁以降に記載します。 なお、災害や避難生活の状況によって、新たな業務が加わっていきますので、随時、 避難所運営会議を行い、臨機応変に役割分担や、実施業務を決めて対応します。

委員長・副委員長

総務班

施設班

救護班

物資班

食料

避難者代表

施設管理者

市担当職員

地域住民

【ポイント】 ・災害時には、一般の避難者の方にも役割を振り、皆で協力をし支えあい避難 所を運営します。一部の委員がいくつもの業務を抱えたり、女性だけが炊き出 しや掃除を行う・男性だけが物資の配給を行う等性別による偏りが出ないよう にします。

(31)

□ 委員長は、避難所運営会議の議長として、避難所運営に係る方針等を取りまとめ、 施設管理者、市担当職員と協力して、避難所の円滑な運営を行います。 □ 副委員長は、各班との連絡調整を図り、避難所の円滑な運営を行うため、委員長を 補佐し、避難所運営会議の副議長として委員長が不在の時は、その任務を代行します。 □ 班長は、班員との連絡を密にし、班が実施すべき活動について必要な指示をすると ともに、その状況を把握して、避難所運営会議の委員として会議に参加します。 □ 委員長、副委員長及び各班長は、避難所運営において、避難者が公平に扱われるよ う特に配慮します。 □ 避難者に、有識者等(医師、看護師、保育士、通訳、アマチュア無線技士 等)がいる場合は、協力を依頼します。 ① 委員長・副委員長・各班長 特に女性や災害時要配慮者(高齢者、障害者、外国人等)、アレルギーの ある方などは独特のニーズがある一方、それらがきちんと反映され ず避難所の運営に支障をきたす事例が報告されています。多様な意見を取 り入れることが必要です 。

(32)

□ 区災害対策本部との連絡・調整 ・ 市担当職員と連携して、区災害対策本部への報告・連絡・調整を行います。 □ 市担当職員と協力して、「避難所日誌」【様式-16】を作成します。 □ 運営会議の事務局 ・ 運営会議の事務局として、会議の準備や記録を行います。 □ 避難者の受付及び避難者名簿の作成 ・ 校庭等に待機している避難者を地区単位でまとめ、避難所内に誘導します。 ・ 「避難者カード」【様式-8】を配布し回収後、「居住組別避難者名簿」【様式-1 1】を作成します。 □ 地域の安否情報・被害状況の集約 ・ 避難者の被災状況や避難所近隣の被害状況、生活情報の収集に努めます。 ・ 訃報、遺体等が避難所に寄せられた場合は、「死亡者カード」【様式―9】に記録 するとともに、速やかに遺族に伝達し遺体の安置など、市担当者と協力して今後の 対応を検討します。 □ 在宅避難者の状況把握 ・ 在宅避難者等の避難所以外の場所での避難者へも支援を行う必要があるので、そ の状況について把握します。 □ 避難者への情報提供 ・ 運営会議の決定事項や、区災害対策本部からの情報、テレビ・ラジオ等から収集 した災害情報を情報掲示板に掲示するほか、必要に応じて、ハンドマイク、校内放 送、避難所区画内回覧板等により伝達します。 ・運営会議の決定事項、生活ルール、ライフライン、交通機関等の情報 ・市内・市外(県内・県外)被害の情報、安否情報などの伝言版 ・ 設備に応じてテレビ・ラジオ等による情報提供に努めます。 □ ボランティアの要請・受入・管理 ・ 区災害対策本部へ、必要に応じてボランティアを要請し、受入・管理等を行いま す。また、避難所に直接来たボランティアについては、区災害対策本部へ連絡し、指 示を受けます。 □ 生活ルールの作成 ・ 運営会議で決定する「生活ルール」の会議資料を作成します。 ② 総 務 班

(33)

□ 防火・防犯等に関すること ・ 避難者へ協力を要請し、施設内のパトロールを行います。また、盗難防止のため、 避難者個人の持ち物に名前を書くよう呼びかけます。特に女性や子どもの安全対策に ついて徹底し、トイレや個室の安全確保・暗がりなどを立ち入り禁止にする等の措置 を取ります。(施設班と調整します。) □ 取材対応等報道機関への対応 ・ 報道機関等の取材対応の窓口となります。(市担当職員へ報告します。) □ その他避難所内の他班に属さないこと ・ 避難所生活で生じる課題への対応等、他班に属さない事項について対応するとと もに、避難所運営が長期化する場合は、活動班の増設などを検討します。

(34)

□ 避難所使用スペースの決定及び維持管理 ・ 施設管理者と連携して、避難所開設前に避難所使用スペース(居住スペースやそ の他の使用スペース)の決定と安全確認等を行うとともに、維持管理を行います。 また、必要に応じ、総務班を通じて区災害対策本部へ応急危険度判定を依頼する ほか、危険な場所や使用禁止場所にロープ、張り紙等を表示します。 ・ 高齢者、障害者等の要配慮者の居住スペースは、暖房のそばや、トイレに近い場 所となるよう配慮します。 ・ 更衣室や授乳室等が可能なスペースを確保します。 ・ 物干し場を設置するときは、男女別に分けます。 ・ 市担当職員の判断により福祉避難室を開設する場合は、職員の指示により、保健 室(ベッドのある部屋)以外の部屋を使用します。(保健室を使用すると、ベッド を要配慮者が長期間使用し続けることになり、急病者や負傷者等の看護・治療に使 用できなくなります。) □ 安全対策 ・総務班と調整し、暗がりやトイレ等犯罪が起こりそうな個所を立ち入り禁止にするな どの措置を取るようにします。 □ 廃棄物、清掃及び整理整頓 ・ 可燃物と不燃物等を分別したゴミの集積場所を指定します。 ・ 総務班を通じて、区災害対策本部へゴミの収集を要請します。 ・ ゴミの減量化を呼びかけます。 ・ ゴミの集積場所の清掃を当番制で行うよう居住区の組長に要請します。 ・ 避難者各自に周辺の清掃と整理整頓を呼びかけるとともに、当番を設け、共用部分 の清掃等を行います。 ③ 施 設 班 【避難所の区画割】 ・1人当たりの最低限必要面積は、2平方メートル/人を目安とします。 (通路等のスペースを確保する必要があるため) ・スペースの有効利用を図るため区画割は隅から順番に行います。 ・避難所内外の通路、物資搬入等の通行スペースを確保します。 ・世帯同士の区画の境界は敷物等で区別します。 ・各世帯の区画の一箇所は通路に面するように配置します。

(35)

□ トイレの確保及び汚物処理 ・ 避難所のトイレが使用できるかどうか確認します。 ・ 断水時にはトイレに汚物が溜まり過ぎ、使用不能に陥るので、早目に断水であるこ とを避難者に知らせ、下記の【処理方法の例】にある方法をとるよう呼びかけます。 また、組立式仮設トイレの備蓄や、マンホールトイレの設備がある避難所では、そ れらの設置を行います。 ・ 仮設トイレが必要な場合は、総務班を通じて区災害対策本部へ仮設トイレの要請を 行います。 ・ 仮設トイレの設置場所については、臭いと安全性に留意します。また、男女別に分 けるなど、配慮をします。 ・ トイレの清掃を当番制で行うよう居住区の組長に要請します。 □ 生活用水の確保・管理 ・ 断水時には、プールの水や雨水を汲み置きして生活用水の確保を図ります。 ・ 学校内に非常用井戸やろ過浄水装置を配備している避難所は、運転を行います。 また、近隣の公園の井戸付耐震性貯水槽や、防災井戸協力の家を活用します。 □ 施設の修理及び入浴設備等の生活環境の改善 ・ 避難所施設の被害及び故障か所について、施設管理者と協力して対応できる範囲で 修理を行います。また、対応できないものは、総務班を通じて区災害対策本部へ修理 を要請します。 ・ 避難所生活の長期化に伴い、シャワーや風呂等の入浴設備の設置やその他生活環境 の改善に努め、避難所で対応できないものは、総務班を通じて区災害対策本部へ要請 します。 □ 犬・猫その他愛玩動物の避難スペース及び飼育に関する指導 ・ 居住スペース内は、ペットの同伴は禁止していますが、ペット同伴で避難してきた 場合の取扱について、運営会議で会議し、ペットの習性等に配慮して、飼育スペース や飼育方法等について決定します。 また、上記決定事項が順守されるよう指導します。 【処理方法の例】 ・・プールの水を使用し、処理する。(下水道に被害がない場合のみ) ・備蓄にあるトイレキット(使い捨て)を用意し、記載の使用方法を守って使用する。 (袋等は廃棄場所を指定する。) ・ダンボールトイレを作製する。(※作製方法は次頁参照。材料は、事前に各家庭で も用意しておきましょう)

(36)

≪ダンボールトイレの作製成方法≫ ※資料提供:災害救援ボランティア推進委委員会千葉市SLネットワーク *用意するもの ダンボール箱・ゴミ袋・新聞紙等の水分を吸収するもの・黒いビニール袋・ガムテープ・ カッター等 *ダンボールとゴミ袋を用意 *ダンボール箱の上部を開く *ダンボール箱の上蓋を中 に折り曲げる。 *ダンボール箱の中に補強用 ダンボールを入れる。 *ゴミ袋を入れ、形を作る。 ビニール袋は二重がよい。 *便座用の上蓋を作成。 便座を上からセット。 *便袋をセットする。 *便袋の中に新聞紙等を入れ 水分を吸収させる。 *完成品(高さは調節する) 蓋をする。

(37)

□ 負傷者への応急手当及び看護 ・ 総務班と情報を共有しながら、避難所の中に負傷者や病気の方がいるかどうかを確 認し、けがや病気の軽い人に対しては、保健室などにある災害対策用備蓄医薬品の消 毒液・包帯等により、応急手当を実施します。 また、重傷者や重病者は、総務班を通じて区災害対策本部(区保健医療班)へ報告 します。 ・ 区保健医療班により救護所が設置されることとなった避難所は、スペースの確保な ど救護所の設置準備を行い、医療救護班が到着後、その指示に従い救護活動に協力し ます。 □ 避難者の健康管理 ・ 心身を含めた避難者の健康管理に留意し、個別に相談等を行います。 ・ インフルエンザなどの感染症の発生に注意します。 □ 避難所の衛生管理及び防疫 ・ 避難所内の衛生管理を徹底し、防疫活動を行います。 □ 高齢者、障害者等の要配慮者への支援 ・ 高齢者、障害者等の要配慮者の居住スペースが、暖房のそばや、トイレに近い場所 となるよう配慮します。 ・ 市担当職員の判断により福祉避難室を開設する場合は、職員の指示により、保健室 (ベッドのある部屋)以外の部屋を使用します。 (保健室を使用すると、ベッドを要配慮者が長期間使用し続けることになり、急病者 や負傷者等の看護・治療に使用できなくなりますので、保健室以外の部屋を使用し ます。) ・ 避難所での生活環境に耐えられない人は、専門施設や他の安全で受入れ体制の整っ た施設に移送できるよう、総務班を通じて区災害対策本部へ連絡します。 ・ 避難所に避難していない要配慮者について、民生委員や自治会等と協力して、支援 が必要か確認します。 □ 市・区災害対策本部または、市担当職員の判断により、避難所内に「災害時要配慮者 支援窓口」を設置した場合に、その業務に協力します。 □ 避難所内の子どもの保育活動及び支援 ・ 避難所施設内にスペースを確保し、避難している子どもの保育活動や支援を行いま す。 ④ 救 護 班

(38)

□ 食料及び飲料水の確保、管理及び必要量の把握(在宅避難者含む) ・ 避難所内や自宅避難者等の避難所以外の避難者に必要な食料や飲料水の必要量を把 握し、避難所の備蓄や現地で調達できないものについて、総務班を通じて区災害対策 本部へ供給を要請します。 ・ 食物アレルギーのある方へ対応できる食料があるかどうか確認し、無い場合は総務 班を通じて区災害対策本部へ供給を要請します。 ・ 飲料水については、水道が飲料用に使用可能かどうか確認し、断水の場合や飲料で きない場合は、学校内に非常用井戸や濾過浄水装置を配備している避難所は、装置を 運転して飲料水を確保します。 また、近隣の公園の井戸付耐震性貯水槽や、防災井戸協力の家を活用します。 ・ 上記設備が利用できない避難所は、総務班を通じて区災害対策本部へ給水を要請し ます。 □ 食料及び飲料水の配給(在宅避難者含む) ・ 飲料水・食料の配給は、各区画の組長(代表者)に人数分を渡し、公平に行き渡る ようにします。 また、子どもや要配慮者、食物アレルギーのある方等への配給を配慮します。 ・ 在宅避難者等の避難所以外の避難者へ配給する場所を別に設け、配給します。 □ 飲料水・食料の受入及び調達 ・ 飲料水・食料の到着に備えて、水の汲みおき容器の準備や食料の保管場所を確保し ます。また、配送されてきた場合は、給水場所及び荷下ろし場所を指定します。 ・ 到着した飲料水や食料を受け取った都度、「物品受け払い簿」【様式-15】に記入 します。 □ 炊き出し ・ 給食室等の設備がある場合や、屋外で炊き出しができる場合は、施設班や避難者、 ボランティア等の協力を得て炊き出しを行います。 □ 食中毒の防止 ・ 洗浄や加熱処理等をしっかり行うなど、衛生管理に留意し食中毒の防止に努めます。 ⑤ 食 料 班 【ポイント】 ・給水車や配送車の到着場所は、保管場所の近くが便利です。 ・荷下ろし作業は、避難者に協力を呼びかけます。

参照

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